JPH0116462Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0116462Y2 JPH0116462Y2 JP1983112871U JP11287183U JPH0116462Y2 JP H0116462 Y2 JPH0116462 Y2 JP H0116462Y2 JP 1983112871 U JP1983112871 U JP 1983112871U JP 11287183 U JP11287183 U JP 11287183U JP H0116462 Y2 JPH0116462 Y2 JP H0116462Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- belt
- stored
- sides
- retractable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ベンチシートの背もたれ部にそなえ
られる格納式アームレストに関し、特に、そのベ
ルト構造に関する。
られる格納式アームレストに関し、特に、そのベ
ルト構造に関する。
一般に、車両の後部ベンチシート１のセンター
アームレスト２は、第１図に示すように、背もた
れ部１ａに格納可能に枢着されており、その格納
時におけるセンターアームレスト２の前部外周面
２ａには、手掛け用ベルト３が取付けられてい
て、センターアームレスト２を格納状態から使用
状態へ引き出すことができるようになつている。
アームレスト２は、第１図に示すように、背もた
れ部１ａに格納可能に枢着されており、その格納
時におけるセンターアームレスト２の前部外周面
２ａには、手掛け用ベルト３が取付けられてい
て、センターアームレスト２を格納状態から使用
状態へ引き出すことができるようになつている。
従来の手掛け用ベルト３としては、第２図（第
１図の−矢視断面図）に示すように、その両
端部３ａが、格納時のセンターアームレスト２の
両側面前部２ｂに取付けられたものが提案されて
いる。
１図の−矢視断面図）に示すように、その両
端部３ａが、格納時のセンターアームレスト２の
両側面前部２ｂに取付けられたものが提案されて
いる。
しかしながら、このような従来のベルト構造で
は、センターアームレスト２の側面前部２ｂに加
わる力が、止め具５および外皮６を通じて側面後
部２ｃまで伝わるので、第１図中の符号Ａで示す
センターアームレスト２の側面２ｄに、引張力が
繰り返し加えられて、側面２ｄの領域Ａにシワが
生じるという問題点がある。
は、センターアームレスト２の側面前部２ｂに加
わる力が、止め具５および外皮６を通じて側面後
部２ｃまで伝わるので、第１図中の符号Ａで示す
センターアームレスト２の側面２ｄに、引張力が
繰り返し加えられて、側面２ｄの領域Ａにシワが
生じるという問題点がある。
そこで、第３図（第１図の−矢視断面図）
に示すようなベルト構造も考えられるが、ベルト
３がアームレスト２の側面後部２ｃまで延在し
て、見栄えが悪いという欠点がある。
に示すようなベルト構造も考えられるが、ベルト
３がアームレスト２の側面後部２ｃまで延在し
て、見栄えが悪いという欠点がある。
本考案はこれらの問題点を解決しようとするも
ので、見栄えの悪化を防止しながら、引張剛性を
向上させることができるようにした、格納式アー
ムレストのベルト構造を提供することを目的とす
る。
ので、見栄えの悪化を防止しながら、引張剛性を
向上させることができるようにした、格納式アー
ムレストのベルト構造を提供することを目的とす
る。
このため、本考案の格納式アームレストのベル
ト構造は、ベンチシートの背もたれ部に格納可能
に枢着されたアームレストにおいて、格納時の同
アームレストの前部外周面に、同アームレストを
格納状態から使用状態へ引き出すための手掛け用
ベルトをそなえ、同ベルトの両端部が、格納時の
上記アームレストの両側面前部にそれぞれ取付け
られるとともに、同ベルトの両端部に連結された
左右一対の補強用薄肉部材が、それぞれ上記アー
ムレストの格能時における両側面後部に至るまで
同アームレストの外皮の内側に埋設されたことを
特徴としている。
ト構造は、ベンチシートの背もたれ部に格納可能
に枢着されたアームレストにおいて、格納時の同
アームレストの前部外周面に、同アームレストを
格納状態から使用状態へ引き出すための手掛け用
ベルトをそなえ、同ベルトの両端部が、格納時の
上記アームレストの両側面前部にそれぞれ取付け
られるとともに、同ベルトの両端部に連結された
左右一対の補強用薄肉部材が、それぞれ上記アー
ムレストの格能時における両側面後部に至るまで
同アームレストの外皮の内側に埋設されたことを
特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての格
納式アームレストのベルト構造について説明する
と、第４図は上記アームレストの斜視図、第５図
は第４図の−矢視断面図であり、第４，５図
中、第１〜３図と同じ符号はほぼ同様のものを示
す。
納式アームレストのベルト構造について説明する
と、第４図は上記アームレストの斜視図、第５図
は第４図の−矢視断面図であり、第４，５図
中、第１〜３図と同じ符号はほぼ同様のものを示
す。
第４，５図に示すように、本実施例でも車両の
後部ベンチシート１（第１図参照）のセンターア
ームレスト２は、背もたれ部１ａに格納可能に枢
着されており、その格納時におけるセンターアー
ムレスト２の前部外周面２ａには、手掛け用ベル
ト３′が取付けられていて、センターアームレス
ト２を格能状態から使用状態へ引き出すことがで
きるようになつている。
後部ベンチシート１（第１図参照）のセンターア
ームレスト２は、背もたれ部１ａに格納可能に枢
着されており、その格納時におけるセンターアー
ムレスト２の前部外周面２ａには、手掛け用ベル
ト３′が取付けられていて、センターアームレス
ト２を格能状態から使用状態へ引き出すことがで
きるようになつている。
手掛け用ベルト３′の両端部３′ａは、格納時の
センターアームレスト２の両側面前部２ｂに取付
けられており、この両端部３′ａは、ベルト３′と
同じ幅の補強用薄肉部材としてのポリエチレン製
ベルトホルダー布７に止め具５によつて連結され
ている。
センターアームレスト２の両側面前部２ｂに取付
けられており、この両端部３′ａは、ベルト３′と
同じ幅の補強用薄肉部材としてのポリエチレン製
ベルトホルダー布７に止め具５によつて連結され
ている。
このベルトホルダー布７は、外皮６の内側に埋
設されており、その一端はベルト３′の端部３′ａ
に連結され、その他端はセンターアームレスト２
の側面後部２ｃに止め具５により連結されてい
る。
設されており、その一端はベルト３′の端部３′ａ
に連結され、その他端はセンターアームレスト２
の側面後部２ｃに止め具５により連結されてい
る。
上述の構成により、センターアームレスト２が
後部ベンチシート１の背もたれ部１ａに格納され
た状態から、これを引き出す際に、手掛け用ベル
ト３′を引張しても、その引張力は、センターア
ームレスト２の側面前部２ｂからベルトホルダー
布７により側面後部２ｃへ伝わるので、外皮６に
シワが発生することはない。
後部ベンチシート１の背もたれ部１ａに格納され
た状態から、これを引き出す際に、手掛け用ベル
ト３′を引張しても、その引張力は、センターア
ームレスト２の側面前部２ｂからベルトホルダー
布７により側面後部２ｃへ伝わるので、外皮６に
シワが発生することはない。
以上詳述したように、本考案の格納式アームレ
ストのベルト構造によれば、手掛け用ベルトの両
端部に連結された左右一対の補強用薄肉部材が、
それぞれアームレストの格納時における両側面後
部に至るまで同アームレストの外皮の内側に埋設
されるという簡素な構成で、外観の改善をはかり
ながら、引張剛性を向上させる利点がある。
ストのベルト構造によれば、手掛け用ベルトの両
端部に連結された左右一対の補強用薄肉部材が、
それぞれアームレストの格納時における両側面後
部に至るまで同アームレストの外皮の内側に埋設
されるという簡素な構成で、外観の改善をはかり
ながら、引張剛性を向上させる利点がある。
第１図は車両の後部ベンチシートの斜視図、第
２，３図はいずれも第１図の−矢視線に沿つ
て示す従来のベルト構造の断面図であり、第４，
５図は本考案の一実施例としての格納式アームレ
ストのベルト構造を示すもので、第４図は上記ア
ームレストの斜視図、第５図は第４図の−矢
視断面図である。 １……後部ベンチシート、１ａ……背もたれ
部、２……センターアームレスト、２ａ……前部
外周面、２ｂ……側面前部、２ｃ……側面後部、
２ｄ……側面、３′……手掛け用ベルト、３′ａ…
…両端部、５……止め具、６……外皮、７……補
強用薄肉部材としてのポリエチレン製ベルトホル
ダー布。
２，３図はいずれも第１図の−矢視線に沿つ
て示す従来のベルト構造の断面図であり、第４，
５図は本考案の一実施例としての格納式アームレ
ストのベルト構造を示すもので、第４図は上記ア
ームレストの斜視図、第５図は第４図の−矢
視断面図である。 １……後部ベンチシート、１ａ……背もたれ
部、２……センターアームレスト、２ａ……前部
外周面、２ｂ……側面前部、２ｃ……側面後部、
２ｄ……側面、３′……手掛け用ベルト、３′ａ…
…両端部、５……止め具、６……外皮、７……補
強用薄肉部材としてのポリエチレン製ベルトホル
ダー布。
Claims (1)
- ベンチシートの背もたれ部に格納可能に枢着さ
れたアームレストにおいて、格納時の同アームレ
ストの前部外周面に、同アームレストを格納状態
から使用状態へ引き出すための手掛け用ベルトを
そなえ、同ベルトの両端部が、格納時の上記アー
ムレストの両側面前部にそれぞれ取付けられると
ともに、同ベルトの両端部に連結された左右一対
の補強用薄肉部材が、それぞれ上記アームレスト
の格能時における両側面後部に至るまで同アーム
レストの外皮の内側に埋設されたことを特徴とす
る、格納式アームレストのベルト構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983112871U JPS6020426U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 格納式ア−ムレストのベルト構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983112871U JPS6020426U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 格納式ア−ムレストのベルト構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6020426U JPS6020426U (ja) | 1985-02-13 |
| JPH0116462Y2 true JPH0116462Y2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=30261497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983112871U Granted JPS6020426U (ja) | 1983-07-20 | 1983-07-20 | 格納式ア−ムレストのベルト構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020426U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017136983A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社タチエス | 車両用シート |
-
1983
- 1983-07-20 JP JP1983112871U patent/JPS6020426U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6020426U (ja) | 1985-02-13 |