JPH0116009Y2 - - Google Patents

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JPH0116009Y2
JPH0116009Y2 JP1982116749U JP11674982U JPH0116009Y2 JP H0116009 Y2 JPH0116009 Y2 JP H0116009Y2 JP 1982116749 U JP1982116749 U JP 1982116749U JP 11674982 U JP11674982 U JP 11674982U JP H0116009 Y2 JPH0116009 Y2 JP H0116009Y2
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JP
Japan
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circuit
end microphone
filler tube
waveform
oil level
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JP1982116749U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は音波または超音波を利用して車両用自
動変速機の作動油のオイルレベルを検出する装置
に関する。
[従来の技術] 車両用自動変速機の下部に固着されたオイルパ
ンには側部にフイラーチユーブが突設され、自動
変速機内部の作動油量を点検するためのオイルレ
ベルゲージが差し込まれている。しかるに手動で
オイルレベルゲージを引き抜かない限りオイルレ
ベルが検出できないため何等かの理由で油量が減
少しても運転者が気付かずに車両を運転し、自動
変速機の作動不良などのトラブルや、自動変速機
の耐久性を低下させる原因になつていた。
[考案が解決しようとする問題点] このため車両用自動変速機のオイルパン内の作
動油の減少が自動的に検出できるオイルレベル検
出装置が望まれていた。
液面の自動検出装置として、フロート式、音波
式、光学式等のものが提案されていますが、いず
れも液面が所定のレベル以上か、否かしか測定で
きず、適量を入れた場合においてもオイル交換時
などの油温の低い場合の適正レベルと、通常走行
状態の油温での適正レベルとでは数センチほど異
なる自動変速機のオイルレベルを検出する装置と
しては、測定範囲が十分なものでは無いため、運
転者による適正レベルか否かの判断が十分に行な
えず、またこれを装着するために自動変速機に大
きな変更が必要であつた。
本考案の目的は、車両用自動変速機のオイルレ
ベルを、運転者による適正レベルか否かの判断が
可能な範囲で自動的に検出可能であると共に、仕
様を変更せず現行の車両用自動変速機に装着でき
るオイルレベル検出装置の提供にある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の車両用自動変速機のオイルレベル検出
装置は、車両用自動変速機のオイルパンの側部か
ら突設されたフイラーチユーブ10に該フイラー
チユーブが貫通するように取り付けられた容器1
1に液体を封入した検出箱1と、該検出箱の壁に
前記フイラーチユーブを挟むように固着された音
波送端マイク2及び音波受端マイク3と、前記送
端マイクを作動させるパルス発生回路4及び前記
受端マイクでの受信波形を予め測定されたオイル
レベルに応じた基準データと比較して表示する波
形解析回路5を有する液面検出回路6とを備える
ことを特徴とする。
[作用及び考案の効果] 本考案の車両用自動変速機のオイルレベル検出
装置は、車両用自動変速機のオイルパンの側部か
ら突設されたフイラーチユーブ10に該フイラー
チユーブが貫通するように取り付けられた容器1
1に液体を封入した検出箱1を備え、該検出箱5
の壁に音波送端マイク2及び音波受端マイク3を
前記フイラーチユーブ10を挟むように固着して
いるので、音波送端マイク2からパルスを出力す
ると、パルスは検出箱1の容器11内に封入され
た液体を介して伝達され、音波受端マイク3より
検出される。このときフイラーチユーブ内のオイ
ルレベルの高低が容器11内の液体によるパルス
伝達の減衰率に影響を与え、オイルレベルが低い
ときには検出箱1内での減衰率が大きく小さな波
形が検出され、オイルレベルの上昇に伴ない検出
箱1内での減衰率が徐々に小さくなり、音波受端
マイク3より検出される波形は徐々に大きなもの
となる。よつて本考案では、検出箱1の容器11
内に封入された液体によるパルスの伝達にフイラ
ーチユーブ内のオイルが影響を与える範囲内、す
なわち検出箱1の容器11のフイラーチユーブ1
0が延びる方向の長さにわたつて音波受端マイク
3はオイルレベルによつて変化する波形を受ける
ことができる。
本考案は、この受端マイクでの受信波形を予め
測定されたオイルレベルに応じて変化する基準デ
ータと比較して表示する波形解析回路5を有して
いるので、上記のように広い範囲にわたり、音波
受端マイク3より検出されたオイルレベルに応じ
た波形に従つて、オイルレベルを表示するので、
運転者が自動変速機内のオイルレベルが適正レベ
ルか否かの判断を行なうために十分な広い範囲で
オイルレベルを自動的に検出することが可能であ
る。
また、本考案の車両用自動変速機のオイルレベ
ル検出装置は、音波送端マイク2及び音波受端マ
イク3を取り付けた検出箱1をフイラーチユーブ
に10取り付けるのみで容易に装着できるので、
現行の車両用自動変速機に仕様の変更無しに装着
できる。
[実施例] 本考案を図に示す実施例に基き説明する。
100は車両用自動変速機の流体式トルクコン
バータ、200はトランスミツシヨン、201は
トランスミツシヨンの下部に固着されたオイルパ
ン、10は該オイルパン201の側部から斜め前
方に上向きに突設されたフイラーチユーブ、20
は該フイラーチユーブに装着された本考案にかか
る車両用自動変速機のオイルレベル検出装置であ
る。
車両用自動変速機のオイルレベル検出装置20
は、フイラーチユーブ10が貫通した状態で該フ
イラーチユーブ10に固着された直方体状の容器
11内に液体を封入してなる検出箱1、前記検出
箱の容器11に前記フイラーチユーブ10を挟む
ように対向して固着した超音波送端マイク2及び
超音波受端マイク3、及び前記送端マイク2から
間歇パルスを発生させるパルス発生回路4と前記
受端マイク3に入力された音波の波形解析回路5
とを有する液面検出回路6とからなる。
この車両用自動変速機のオイルレベル検出装置
は、第2図に示す如く検出箱1をフイラーチユー
ブ10のオイル液面との対応位置に固着して使用
され、第3図に示す如く間歇パルス発生回路4で
発生させた間歇パルス波を送端マイク2で音波に
変換し、検出箱1内を通過させて受端マイク3で
受信し、AM(振幅変調方式)復調回路51で受
信波を電気信号に変換し、さらにA−D変換回路
52でデイジタル信号に変換し、このデイジタル
波形をマイクロコンピユータを用いた波形解析回
路53で予め測定しておいたオイル面のレベルに
応じて変化するデータと比較し、表示回路54で
表示する。パルス発生回路4で第4図に示す間歇
パルスを発生させた場合、フイラーチユーブの液
面位置により検出箱1内での減衰率が変化し、
AM復調回路52で出力される波形は第5図に示
す如く、液面が検出箱1内の上方aにあるときに
は減衰率が小さく波形Aの如くなり、液面が検出
箱1の下方bにあるときには減衰率が大きく波形
Bの如くなる。よつてこのAM復調回路での出力
波形をそれぞれの被測定液体について予め測定し
て波形解析回路53に記憶させておき、測定時の
A−D変換回路52の出力データと比較して表示
回路54で表示する。
第6図はパルス発生回路及び波形解析回路を含
み、一定のサイクルで連続的に被測定液体の特性
を検出できる連続検出装置を示す。
発進部8 マイコン当波形解析回路81は、測定系に超音
波を発振するため、P1ポートから発振コントロ
ール回路82に、発振スタート信号を出力する。
発振コントロール回路82は、波形解析回路8
1から出力された発振スタート信号を入力すると
パルス数設定回路83から送端マイク2に出力す
べきパルス数を入力し、発振器84が“ロー”レ
ベルになつているのを確認してゲート回路85に
“ハイ”レベルの信号を出力する。そして、発振
器84からのパルス数をカウントし、パルス数設
定回路83から入力したパルス数に達した時、ゲ
ート回路85に出力していた“ハイ”レベルの信
号を“ロー”レベルにする。
パルス数設定回路83は、測定に際して予め定
められたパルス数を常時発振コントロール回路8
2に出力する。
発振器は、送端マイク2の発振周波数のパルス
を発振コントロール回路82と、ゲート回路85
に常時出力している。
ゲート回路85は、発振コントロール回路82
から出力されている信号が“ハイ”レベルの間、
発振器84からのパルスを増幅回路86に出力
し、“ロー”レベルのときは、増幅回路86に
“ロー”レベルを常時出力する。
増幅回路86は、ゲート回路85から出力され
る信号を電力容量を増幅して送端マイク2に出力
する。
このようにして、送端マイク2に予め定められ
たパルス数を出力し、測定系に超音波を発振す
る。なお、発振コントロール回路82から、ゲー
ト回路85まで(発振コントロール回路82、パ
ルス数設定回路83、発振器84、ゲート回路8
5)の動作は、波形解析装置81のプログラムで
行なうことも可能である。
受信部9 増幅回路91は、受端マイク3から出力される
信号を直線的に増幅し、検波回路92に出力す
る。
検波回路92とLPフイルタ回路99で増幅回
路91から出力された信号を入力し、AM復調し
た信号をA−D変換回路94に出力する。A−D
変換回路94は、LPフイルタ回路93から入力
されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、波
形解析回路81に出力する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の車両用自動変速機のオイルレ
ベル検出装置の取付状態図、第2図はその要部拡
大斜視図、第3図は液体の特性検出装置のブロツ
ク図、第4図は出力パルス波形図、第5図は作動
油の液面の位置に応じて検出されるAM復調後の
波形図、第6図は連続検出装置のブロツク図を示
す。 図中、1……検出箱、2……送端マイク、3…
…受端マイク、4……間歇パルス発生回路、5…
…波形解析回路、6……液面検出回路、10……
フイラーチユーブ、200……トランスミツシヨ
ン、201……オイルパン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両用自動変速機のオイルパンの側部から突設
    されたフイラーチユーブに該フイラーチユーブが
    貫通するように取り付けられた容器に液体を封入
    した検出箱と、該検出箱の壁に前記フイラーチユ
    ーブを挟むように固着された音波送端マイク及び
    音波受端マイクと、前記送端マイクを作動させる
    パルス発生回路及び前記受端マイクでの受信波形
    を予め測定されたオイルレベルに応じた基準デー
    タと比較して表示する波形解析回路を有する液面
    検出回路とを備える車両用自動変速機のオイルレ
    ベル検出装置。
JP11674982U 1982-07-31 1982-07-31 車両用自動変速機のオイルレベル検出装置 Granted JPS5921731U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11674982U JPS5921731U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 車両用自動変速機のオイルレベル検出装置

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JP11674982U JPS5921731U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 車両用自動変速機のオイルレベル検出装置

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Publication Number Publication Date
JPS5921731U JPS5921731U (ja) 1984-02-09
JPH0116009Y2 true JPH0116009Y2 (ja) 1989-05-12

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ID=30269014

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JP11674982U Granted JPS5921731U (ja) 1982-07-31 1982-07-31 車両用自動変速機のオイルレベル検出装置

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4867761U (ja) * 1971-11-29 1973-08-28
JPS54183378U (ja) * 1978-06-15 1979-12-26
JPS55155933U (ja) * 1979-04-26 1980-11-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5921731U (ja) 1984-02-09

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