JPH01159112A - 工具ヘッド群を有する工作機械における工具ヘッドの交換方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、付設する工具ヘッド群より必要な工具ヘッ
ドを自在に交換できる形式の工作機械に関する。

（従来の技術） 従来工作目的の異なる工具を区区に支持する工具ヘッド
を必要に応じて選択し、駆動ユニットへの連結交換を容
易に成し得る公知の機構は、工具ヘッド群を周回軌道上
で旋廻させながら必要とする工具ヘッドをワーク方向に
対峠させ、該工具ヘッドに連結する駆動ユニットと工具
ヘッド群全体とをワーク方向に移動させて工作を行なう
形式、あるいは周回軌道上に複数個安置する工具ヘッド
群から必要な工具ヘッドを摘出するにあたり、駆動ユニ
ットを装備する架台周辺に工具ヘッド群を枢支しながら
旋廻させ、架台の上下動に依って具現する段差を巧みに
利用しながら工具ヘッド群の中から必要工具ヘッドの摘
出を実現しワーク方向へ水平移動させていた。

〈発明が解決しようとする問題点） しかし、このようなヘッド交換式１作機械に於いては、
工具ヘッド群を旋廻させ、しがも工具ヘッド群を含む全
体をワーク方向に送り出すため大掛りな装置となるだけ
でなく、一つの工具ヘッド使用中にはその他の工具ヘッ
ド群を同時には区区に手入れができず利用上の機能低下
は避は得す、或いは他の工具ヘッド群団との連合システ
ムに対して閉鎖的であるという問題があった。

後者に於いては駆動ユニットを装備する架台を前後・上
下に及んで送り動作を駆使するため構成する機構全体が
複雑になるばかりか、区区の工具ヘッドの安置状態、あ
るいは架台と工具ヘッドとが連結するまでの各々の姿勢
を正確に管理する配慮が必要であった。

本発明の課題は従来から公知のギヤングヘッド交換式の
工作機械の持つ合理性に簡略性・確実性・安定性・他の
工具ヘッド群との連合発展性・機敏性を加味する方法を
提供するものである。

〔発明の構成〕

（問題を解決するための手段） 上述の問題・課題を解決する方法を説明するとベッド上
に、ジグ方向に移動可能であり、駆動ユニットを搭載し
たキャレッジを設け、該キャレッジの進行方向を除く駆
動ユニットの周囲には支持台を設け、これらキイレッジ
上には割譲軌道を、支持台上には本体軌道を設け、これ
ら軌道は必要時に一本に繋がるよう構成し、作動時にキ
イレッジ上の割譲軌道だけがキャレッジの移動に伴い本
体軌道と離れるよう構成され、これらの割譲軌道、本体
軌道には複数個に分割されたヘッド搬送保持部材を旋回
可能に保持され、これら各ヘッド搬送保持部材上には支
柱を介して工具ヘッドをそれぞれ係止し、必要な工具ヘ
ッドを有するヘッド搬送保持部材をキイレッジ上の割譲
軌道に移動させ、該キイレッジ上の工具ヘッドと共に駆
動ユニットをジグまで移動させることを特徴とする工具
ヘッド群を有する工作機械における工具ヘッドの交換方
法である。

（作用） 一実施例にもとすいて本発明の詳細な説明すると、敷設
された周回軌道上を工具ヘッド群（Ａｌ−Ａ４　　）が
障害なく自在に周回移動し得るよう駆動ユニット（１）
と割譲軌道（２）を有するキャレッジ（３）は送りユニ
ット（４）を介してワーク位置より後方へ移動を続は最
終的に工具ヘッド群の周回軌動最小内径範囲内に駆動ユ
ニット（１）を配置し、該位置に配置されると同時に割
譲軌道（２）は本体軌道（５）と合体し工具ヘッド群を
障害なく周回させる周回軌道を形成し、加工工程に必要
な工具ヘッドを選び駆動ユニット（１）の前方に対峠さ
せる準備を完了させる。

続いて駆動ユニット（１）をワーク方向へ所定の位置だ
け移動させると、該駆動ユニットの前面に有するパイロ
ットビン（６）は工具ヘッドのパイロット受け（７）に
臨み、掛は金具（８）によりクランプすることで工具ヘ
ッドの交換が完了する。

次に、送りユニット（４）を介してキャレッジ（３）を
ワーク方向へ引続き移動させることで工具ヘッド群から
必要な工具ヘッドのみを所定のワーク位置へ移動できる
。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したように工具ヘッド群の周回用の
軌道と必要工具ヘッドのみをワーク位置へ移動させる軌
道とを同水準に設置することで工具ヘッド交換機構を水
平方向の駆動系統のみに簡素化して統″−でき、異種軌
道系統の交点上の問題を軌道の割譲という方法を以て解
消することで、更に他の工具ヘッド群団との連合システ
ムを容易に成し得るという多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は工具ヘッド群周回可能時の平面図であり第２図
は駆動ユニットがワーク位置に構える時の平面図であり
、第３図はその一部欠斂正面図でり、第４図・第５図は
工具ヘッド群のその他の配置実施例を示す平面図である
。 １・・・・駆動ユニット、２・・・・割譲軌道、３・・
・・キャレッジ、４・・・・送りユニット、５・・・・
本体軌道、６・・・・パイロットビン、７・・・・パイ
ロット受け、８・・・・掛は金具、９・・・・ベッド、
１０・・・・ジグ、１１・・・・ヘッド搬送保持部材、
Ａｌ、Ａ２゜Ａ３．　Ａ４．　Ａ５．Ａ６．　Ａ７．　
Ａ８．　Ａ９．　ＡＩＯ、Ａｌｌ　　、　Ａ１３　、Ａ
１４　　、Ａ１５　、Ａ１６　、Ａ１７　、Ａ１８　、
Ａｌ９　、Ａ２０、Ａ２１　　・・・−工具ヘッド。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 「ベッド上に、ジグ方向に移動可能であり、駆動ユニッ
   トを搭載したキャレッジを設け、該キャレッジの進行方
   向を除く駆動ユニットの周囲には支持台を設け、これら
   キャレッジ上には割譲軌道を、支持台上には本体軌道を
   設け、これら軌道は必要時に一本に繋がるよう構成し、
   作動時にキャレッジ上の割譲軌道だけがキャレッジの移
   動に伴い本体軌道と離れるよう構成され、これらの割譲
   軌道、本体軌道には複数個に分割されたヘッド搬送保持
   部材を旋回可能に保持され、これら各ヘッド搬送保持部
   材上には支柱を介して工具ヘッドをそれぞれ係止し、必
   要な工具ヘッドを有するヘッド搬送保持部材をキャレッ
   ジ上の割譲軌道に移動させ、該キャレッジ上の工具ヘッ
   ドと共に駆動ユニットをジグまで移動させることを特徴
   とする工具ヘッド群を有する工作機械における工具ヘッ
   ドの交換方法。」