JPH01156864A - ディレイタイム・シミュレータ - Google Patents

ディレイタイム・シミュレータ

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Publication number
JPH01156864A
JPH01156864A JP62318202A JP31820287A JPH01156864A JP H01156864 A JPH01156864 A JP H01156864A JP 62318202 A JP62318202 A JP 62318202A JP 31820287 A JP31820287 A JP 31820287A JP H01156864 A JPH01156864 A JP H01156864A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
delay time
netlist
file
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62318202A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Hayashi
林 能昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、素子の遅延時間を計算するためのデイレイ
タイム・シミュレータに関する。
[従来の技術] 回路の検証を目的に、回路の遅延時間(タイミング)を
計算する際、従来は回路シミュレータや、論理シミュレ
ータを利用していた。
[発明が解決しようとする問題点1 ところが、回路シミュレータを利用する方法では、等価
回路として、メイヤー(Mayer)・ヤン・チャタジ
ー(Y arlg−ChaLteriee)、ワード・
デュトン(Ward−DuLton)、〃ンメル・ブー
ン(Gumgel ・Poon)、エハーズ・モル(E
bers−Moll)等のモデルを使用しているので、
計算時間がかなり長くなる上、計算結果が収束しないこ
とがあり、シュミレーシ3ン結果が出力されない等の欠
点があった。
又、論理シミュレータを利用する方法では、回路中のタ
イミングがデフォルト値(例えばOn5eeや1 n5
ec)になってしまうか、らしくは予めライブラリとし
て作成済みのフィックスした遅延時間を使用しなければ
ならず、回路に適した精度のよい遅延時間が計算できな
いという欠点があった。
この発明は、上述した問題点をなくすためになされたも
のであり、大規模な回路を高速にかつ精度良くタイミン
グの計算が行えるデイレイタイム・シミュレータを提供
することを目的とする。
[発明の概要1 この発明は、論理シミュレータ用のネットリスト中の各
トランジスタ毎に遅延時間を付していて、この遅延時間
の計算の際には、次段トランジスタの総ゲート容量9次
段トランジスタまでの配線容量・抵抗の総和、電源電圧
1周囲温度、各プロセスパラメータ等を考慮するため、
従来の論理シュミレーシコンよりも実製品に近いタイミ
ングチエツクが可能となる。
E問題点を解決するための手段] この発明のデイレイタイム・シミュレータは、タイミン
グ計算を行うための計算式を格納する計算公式ファイル
と、各プロセスパラメータが記入されるパラメータファ
イルと、論理デートに対応したトランジスタレベルでの
接続情報を示すネットリストが格納されるライブラリフ
ァイルと、ユーザーによるデータが入力されるユーザ一
定義ファイルと、タイミング計算を行うネットリストを
格納するネットリストファイルと、ネットリスト内の各
トランジスタのタイプやサイズが記入されるレイアウト
データパラメータファイルと、上記各ファイル内のデー
タを上記計算公式に入力してタイミングの計算を行う計
t[と、計算されたタイミングを付加したネットリスト
として出力するシミュレータ装置とからなることを特徴
とする。
[作用1 上記構成によれば、計算公式に、上記の各ファイル内の
データが入力され、計算機にて回路のタイミング(遅延
時間)が計算され、計算されたタイミングを付加したネ
ットリストがシミュレータ装置より出力されるようにな
っている。
【実施例1 第1図は、この発明のデイレイタイム・シミュレータの
1実施例を示すシステム構成図である。
1は、タイミング(遅延時間)を計算する計Ktfiで
あり、2は、計W、機1でなされる計算の計算公式を格
納する計算公式ファイルであり、公式としては、Pタイ
プとNタイプとの2式がある。
i)Pタイプ 1i)Nタイプ W:トランジスタのゲート幅  vth:t、きい電圧
L:トランジスタのゲート長  Vcc:電源電圧μ:
モビリティ          C:負荷容量Cox:
単位面積当たりのデージ容量 Ta:周囲温度上式にお
ける時間try trは、第4図及び$5図に示すよう
に、それぞれPタイプとNタイプとのトランジスタにお
ける出力波形立上り時の遅延時間trと、出力波形立下
り時の遅延時間trである。
3は、上記のモビリティμ、単位面積当たりのゲージ容
量Cox*L−きい電圧vthの各プロセスパラメータ
が記入されるパラメータファイルであり、4は、論理ゲ
ートに対応したトランジスタレベルにおける接続情報を
示すネッ) IJストが格納されるライブラリのファイ
ルである。5は、ユーザーに゛よる入力データとして、
計算時の電源電圧Vcc。
周囲温度Tav処理速度の高/中/低速のプロセス条件
等を入力するユーザ一定義ファイルであり、6は、タイ
ミングを計算したいネットリスト(または回路図)を格
納するネットリストファイルであり、7は、ネットリス
ト内の各ノードの容量値。
各トランジスタのゲート幅W、ゲート長し及び負荷容量
C等の、トランジスタのタイプやサイズなどが記載され
ているレイアウトデータパラメータファイルである。こ
れらのファイル1〜7は、RAM(ランダム・アクセス
・メモリ)を用いた記憶装置からなっている。
上述した各ファイル2〜7に基づき計算機1でタイミン
グが計算され、そのタイミングを付加したネットリスト
(*たけ回路図)がシミュレータ装置8で出力さ紅るよ
うになっていて、この出力されたネットリストを論理シ
ミユレータの入力データにすれば、全回路のタイミング
のチエツクが可能となる。
以下、このシステムを用いた計算方法をCMOSタイプ
のプロセスを使用した実例により詳細に説明する。
まず、ユーザ一定義として、ユーザ一定義ファイル5に
、例えば次のようなデータを入力する。
電源電圧:  Vf!e=5.OV 周囲温度:Ta=27℃ プロセス条件: 高速 次にタイミングを計算するネットリストをネットリスト
ファイル6に入力する。第2図に入力する論理シミエレ
ータ用のネットリストを示しており、同図におけるイン
バータINVを、各論理ゲートを持つ下位階層のトラン
ジスタレベルで捕らえたネットリストとして第3図に示
す。レイアウトデータパラメータファイル7における各
データは、レイアウト後のデータが入るファイルであり
、レイアウトデータが既に存在する場合にはこのデータ
を用い、一方、レイアウト作成前でレイアウトデータが
存在しない場合は予め設定されたデフォルト値が用いら
れる。
以上のデータ入力が行なわれると、計算機1にてタイミ
ングの計算が行なわれる。このタイミング計算において
は、出力波形の立上り時の遅延時間としては上記のPタ
イプの公式による遅延時間trが用いられ、出力波形の
立下り時の遅延時間としてはNタイプの遅延時間Lfが
用いられる。
求められた遅延時間trは、Pタイプトランジスタ31
のドレインノードopに付加され、遅延時間【「は、N
タイプトランジスタ32のドレインノードDnに付加さ
れる。
ここではP、Nタイプトランジスタが各1個の場合につ
いて述べたが、次に複数個のトランジスタが直列あるい
は並列に接続されている場合の遅延時間を述べる。尚、
第6図のようにP、Nタイプトランジスタが複数個接続
されている場合、Pl 、P 2 、P 3のPタイプ
トランジスタにおいては、電源側Vccに近い方の端子
機を、又、Nl、N2゜N3のNタイプトランジスタに
おいては、グランドGNDに近い方の端子n+それぞれ
ソースノードとする。
第7図は、3個のトランジスタPi、P2.P3が直列
接続された例を示しており、各トランジスタPi、P2
.P3の遅延時間Lr7.trzeLr3の中で最も遅
い値を、Nタイプトランジスタにつながるノードに付加
する。ここでは−例として3個のトランジスタの場合を
考えたが、他の個数の場合であっても最も遅い遅延時間
をNタイプトランジスタにつながるノードに付加する。
第8図は、3個のトランジスタPi、P2.P3が並列
に接続された例を示しており、この場合も最も遅い値を
、Nタイプトランジスタにつながるノードに付加する。
更に、直列と並列とが混ざった回路でも、上述した直列
の場合と並列の場合との考え方を組み合わせればよく、
又、Nタイプトランジスタの遅延時WItrを求める場
合もPタイプトランジスタの場合と同様である。
第2図のように、全体が論理ゲートレベルのネッ)リス
トの場合、つまり、第3図に示したようなトランジスタ
レベルのネフ)リストがない場合、各論理デートに対応
したトランジスタレベルのネットリストをライブラリフ
ァイル4に予めライブラリとして持っているので、この
システムではこのライブラリを利用するようにしている
。第9図には、ライブラリファイル4に定義されている
一例としてNANDゲートの回路図を示している。
この場合の遅延時間の付加方法を説明すると、ライブラ
リ中のトランジスタレベルのネットリストをもとに遅延
時間Lr* tfを求める。その後、これらの値を論理
ゲートレベルの出力部にOに付加する。この時、論理シ
ミユレータの機能として出力部Oには、t「とtfとの
2値が付加できるエリアを持っている。このような方法
をとることにより、論理ゲートばかりのネットリストで
もこのシステムを利用すれば、各論理ゲートの出力に遅
延時間を付加することができる。
このようにしてシミュレータ装置8より出力された遅延
時間を付加したネッ・トリストを論理シミュレータにか
ければ、ユーザーの望むタイミングを得ることができる
[発明の効果] この発明によれば、次段トランジスタの総ゲート容量9
次段トランジスタまでの配線容量・抵抗の総和、電源電
圧9周囲温度、各プロセスパラメータ等を考慮して各ト
ランジスタ毎にタイミングを計算するようにしたので、
従来の論理シュミレー 。
シタンよりも実製品に近い正確なタイミングチエツクが
可能となる。又、周囲温度等の諸条件を随意に変化させ
た状態でのシュミレーションも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデイレイタイム・シミュレータの1
実施例を示すシステム構成図、第2図は、論理シミュレ
ータ用のネットリストの一例を示す回路図、第3図は、
第2図におけるインバータにおけるトランジスタレベル
でのネットリストの一例を示す回路図、第4図、第5図
は、遅延時間を説明するための入出力波形図、第6図及
び第7図は、直列接続されたトランジスタの一例を示す
図、第8図は、並列接続されたトランジスタの一例を示
す図、第9図は、ライブラリファイルに格納されたNA
ND回路に対するトランジスタレベルのネットリストの
回路図である。 1・・・計算機、2・・・計算公式ファイル、3・・・
パラメータファイル、4・・・ライブラリファイル、5
・・・ユーザ一定義ファイル、6・・・ネットリスト7
フイル、7・・・レイ7ウトデータパラメータフアイル
、8・・・シミュレータ装置。 特許出願人  株式会社 リコー 代理人 弁理士  前出 葆 他1名 第1図 第2.!I         第37 第5rM IE61!1 第7図         第、。 第9図 手続補正書(自発) 特許庁長官段   昭和63年 2月 15日1、事件
の表示 昭和 62年特許願第 318202   号2、発明
の名称 デイレイタイム・シミュレータ 3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 オオタ り ナヵマゴメ 住所東京都大田区中馬込1丁目3番6号名称 (674
)  株式会社 リ  コ  −4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61
号(1)明細書、5頁9行のrii)Nタイプ」の前に
、rW:Pタイプトランジスタのゲート幅LAPタイプ
トランジスタのゲート長 μ:PタイプトランジスタのモビリティCox:Pタイ
プトランジスタの単位面積当たりσゲート容量 Vth:Pタイプトランジスタのしきい電圧Vcc:電
源電圧 C:負荷容量 Ta:周囲温度(改行)」を挿
入する。 (2)同、5頁12行ないし15行に「W:トランジス
タの・・・Ta:周囲温度」とあるを、rW:Nタイプ
トランジスタのゲート幅LANタイプトランジスタのゲ
ート長 μ:NタイプトランジスタのモビリティCox:Nタイ
プトランジスタの単位面積当たりVゲート容量 Vth:Nタイプトランジスタのしきい電圧Vcc:電
源電圧 C:負荷容量 Ta:周囲温度」ζ、補正する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイミング計算を行うための計算式を格納する計
    算公式ファイルと、各プロセスパラメータが記入される
    パラメータファイルと、論理ゲートに対応したトランジ
    スタレベルでの接続情報を示すネットリストが格納され
    るライブラリファイルと、ユーザーによるデータが入力
    されるユーザー定義ファイルと、タイミング計算を行う
    ネットリストを格納するネットリストファイルと、ネッ
    トリスト内の各トランジスタのタイプやサイズが記入さ
    れるレイアウトデータパラメータファイルと、上記各フ
    ァイル内のデータを上記計算公式に入力してタイミング
    の計算を行う計算機と、計算されたタイミングを付加し
    たネットリストとして出力するシミュレータ装置とから
    なることを特徴とするディレィタイム・シミュレータ。
JP62318202A 1987-12-14 1987-12-14 ディレイタイム・シミュレータ Pending JPH01156864A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318202A JPH01156864A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 ディレイタイム・シミュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62318202A JPH01156864A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 ディレイタイム・シミュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01156864A true JPH01156864A (ja) 1989-06-20

Family

ID=18096578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62318202A Pending JPH01156864A (ja) 1987-12-14 1987-12-14 ディレイタイム・シミュレータ

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JP (1) JPH01156864A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0390360U (ja) * 1989-12-25 1991-09-13
JPH0540801A (ja) * 1991-08-06 1993-02-19 Mitsubishi Electric Corp タイミングシミユレーシヨンシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0390360U (ja) * 1989-12-25 1991-09-13
JPH0540801A (ja) * 1991-08-06 1993-02-19 Mitsubishi Electric Corp タイミングシミユレーシヨンシステム

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