JPH0115606Y2 - - Google Patents

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JPH0115606Y2
JPH0115606Y2 JP1982122373U JP12237382U JPH0115606Y2 JP H0115606 Y2 JPH0115606 Y2 JP H0115606Y2 JP 1982122373 U JP1982122373 U JP 1982122373U JP 12237382 U JP12237382 U JP 12237382U JP H0115606 Y2 JPH0115606 Y2 JP H0115606Y2
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wire
twisting
cutting
wires
hooks
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JP1982122373U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、故紙等の圧縮したブロツクを針金
で結束する場合等に使用される結束針金の撚合わ
せ及び切断装置に関する。
(従来の技術) 従来、故紙ブロツクの梱包結束装置において、
第8図示のように、トンネル状梱包室の上側及び
下側に配置されたリールから引き出された2本の
針金W,W′を梱包室内を横切つて結合し、つい
で梱包室内に故紙圧縮ブロツクGを上記針金W,
W′をブロツク前面で引張りながら右から左へ押
し込み、それによりブロツクGの前面及び上下面
に上記針金をめぐらせ、次に上記ブロツクGの背
後(右側)において針金押し棒aを梱包室の下か
ら上へ貫通させ、該押し棒先端で両針金W,
W′を一束にして上方へ引張りながら、針金切断
装置Aの切断位置及び両針金を撚合わせて結合す
る左右の撚合わせ装置B,Bの撚合わせ位置に、
該針金W,W′を図示のようにほぼコ字状の屈曲
状態で供給し、その状態で両針金の撚合わせとほ
ぼ同時に切断を行う構造の針金撚合わせ及び切断
装置が知られている。しかし、この従来装置で
は、両針金に相当の引張力を加えた状態で切断を
行うため、切断時に両針金が弾性復元作用により
はね返り、互にばらばらに離反する傾向があり、
しかも撚合わせ装置は、回転軸に該回転軸を中心
とする渦巻状の加撚カマを突設し、該加撚カマの
回転により両針金をカマに引掛けて渦巻の基部に
保持し、回転に従つて両針金を撚合わせる構造の
もの(例えば特開昭50−139000号公報に記載のフ
ツク)であるため、上記針金の切断時のはね返り
により渦巻の基部に保持した両針金が該基部から
離脱し易く、加撚不能に至るおそれがあつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本案は、両針金を弾性復元作用によるはね返り
を起させずに切断すると共に確実に撚合わせるこ
とができる針金撚合わせ及び切断装置を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本案は、 昇降自在に配設された針金押し棒と、その下方
に設置された針金撚合わせ及び切断機構とを具備
し、 上記針金押し棒は、その下端に下向きの二又状
左右アームを有すると共に、降下時に該二又状左
右アームの先端に2本のに針金を係止しつつ降下
して該針金を両アーム先端間に張る針金水平部分
及び両アーム先端から上方へ延長する針金垂直部
分からなるほぼコ字形の屈曲状態で上記針金撚合
わせ及び切断機構に供給する位置関係にあり、 上記針金撚合わせ及び切断機構は、切断刃と左
右一対のカギ形の針金用掛けカギと、左右一対の
加撚カマとを有し、上記切断刃は、その上方に開
口する刃口で供給される針金の水平部分を受け入
れる位置に設置されており、又上記左右一対の針
金用掛けカギは、上記針金押し棒の左右アーム間
に進退可能の左右幅で配置されると共に、供給さ
れる針金の水平部分の上にそのカギ部を係脱する
方向に移動自在に支持されており、さらに上記左
右一対の加撚カマは、回転自在に垂直に支持され
た回転軸部の上端部から上記針金の垂直部分に引
掛かる長さのカマ部をほぼ水平に延出すると共
に、上記カマ部の根元に、針金径よりも若干大き
い溝幅で適宜長さの針金挾持溝を該カマ部根元に
開口して形成したものである。
構造としてある。
(作用) 本案においては、針金押し棒先端の左右アーム
に2本の針金を係止してコ字形屈曲状の緊張状態
で供給し、ついで該針金を左右一対の掛けカギに
掛け渡して上昇すると、該左右一対の掛けカギの
左右幅が上記針金押し棒の左右アームのそれより
も狭いので、残された2本の針金は緊張状態を解
かれ、それにより切断されても、はね返り等を起
すことはなく、又加撚カマの回転においては、2
本の針金を直ちに針金挾持溝内に導き、該挾持溝
内に2本の針金を一定並列状態に確実に挾持し、
それにより直ちに加撚を開始すると共に、針金の
多少の振れはね返り等があつても2本の針金を加
撚可能の状態に保つて確実に加撚を遂行する。
以下故紙ブロツクの結束装置に使用される針金
撚合わせ及び切断装置に実施した例について図面
を参照して説明する。
(実施例) 第8図に示す従来のトンネル状梱包室と実質的
に同一の梱包室の上側に針金押し棒1が該梱包室
内を横切つて梱包室下側まで突出できるように適
宜手段により垂直に向けて昇降自在に支持され、
この針金押し棒1の垂直下方における梱包室の下
側に針金撚合わせ及び切断機構が配置されてい
る。
第1,2,3図において、針金押し棒1は、そ
の下端アーム2,2を下向きの二又状に突設する
と共に両アームの下端部に滑車3,3をそれぞれ
取付けてあり、この押し棒1が降下時に2本の針
金W,Wを一束にして両滑車3,3に係止して第
2図示のようにほぼコ字形屈曲状態で引張りなが
ら梱包室内を横切つて針金撚合わせ及び切断機構
へ供給するように配置されている。
撚合わせ及び切断機構は次のようである。第
1,2,3図において、台盤4上の前後両側部
(第3図左右両側部)に支柱5,5を起立し、両
支柱5,5の上端部に2本のビーム6,6を互に
左右に間隔をあけて平行に且水平に固定支架し、
両ビーム6,6の間に一対の切断刃7,7の中間
部を軸8により揺動自在に支持させると共に、両
ビーム6,6上に長方形の作動板9を前後方向に
摺動自在に支持させ、該作動板9に開設した長窓
14から上記一対の切断刃7,7の刃部を上方へ
突出させ、又上記作動板9上における上記切断刃
7,7のほぼ左右両側位置に針金用掛けカギ1
0,10を突設し、さらにその左右側方に加撚カ
マ11,11を起立させてある。
上記切断刃7,7は互に重ね合わせてハサミ状
をなし、刃部12,12によつて剪断を行うもの
で、該一対の切断刃7,7を左右に位置させてそ
の刃口を上方へV字状に開口し、そして第3図示
のように両切断刃7,7の下端に連結したアーム
13,13を油圧シリンダ等の駆動手段(図示
略)によつて互に反対方向へ作動することにより
両切断刃7,7の開閉を行うようにしてある。
上記作動板9は、第1図示のようにその左右両
側部に前後方向へ延びる案内長孔15,15を2
個づつ開設し、これら各長孔15…に摺動自在に
挿入したピン16…を上記ビーム6,6に固定
し、該長孔15…及びピン16…により作動板9
の摺動方向(前後)及び摺動範囲が規制されて
い。作動板9の摺動駆動手段として、台盤4の前
端部(第1,3図左端部)に起立した柱17に油
圧シリンダ18を水平に支持させ、該シリンダの
ラム19を上記作動板9の一端に連結してある。
上記針金用掛けカギ10,10は、作動板9面
から垂直に起立する垂直基部と、該垂直基部の上
端から前方(第1,3図左方)へほぼ直角に延出
する水平部とからなるカギ形のもので、互に上記
針金押し棒1下端の左右滑車3,3間に進退でき
るような左右間隔もしくは左右幅で突設されてお
り、そして上記作動板9が第1,3図における右
方へ後退した時、左右方向からみて掛けカギ1
0,10の先端が第3図示のように開放切断刃
7,7の刃口より後方に位置し、又作動板9が左
方へ前進した時、掛けカギ10,10の水平部で
第5図示のように左右方向からみて開放切断刃の
刃口を閉成する位置に至る関係にある。
上記加撚カマ11,11は棒材を屈曲した互に
対称的形状のもので、第4図示のように垂直回転
軸部11aの上端部分を逆U字状に屈曲して、該
U字形内に、針金1本の径よりも若干大きい巾で
適宜長の針金挾持溝11bを形成し、さらに上記
U字形部の一部からカマ部11cを水平に延出
し、延出端に爪部11dを突設してあり、これら
両カマ11,11の垂直軸部11a,11aを、
台盤4上に設置した軸受20,20に支承された
回転軸21,21にそれぞれ接続し、そしてモー
タ(図示略)の回転を上記回転軸21,21にそ
れぞれ伝達し、両カマ11,11のカマ部11
c,11c先端が上記針金用掛けカギ10,10
の上方を通る水平軌道上を回転し、且その正回転
方向は上記掛けカギ10,10上において該掛け
カギの先端から垂直基部へ向く方向をとるように
してある。
本装置の作用は次のようである。まず、第2図
のように2本の針金W,Wを一束にして滑車3,
3に係止している針金押し棒1を降下させ、該針
金W,Wを引張りながらコ字状に屈曲させつつそ
の二又状アーム2,2を第2図鎖線のように上記
切断刃7,7及び針金用掛けカギ10,10を両
滑車3,3間にはさんだ状態で作動板9上面に近
接する位置まで降下させ、それにより滑車3,3
間に水平に張つた針金水平部分Wa,Waを切断
刃7,7の刃口内に供給すると共に、滑車3,3
から2つ折り状態で左右上方へ延長する針金垂直
部分Wb,Wb、Wb,Wbを加撚カマ11,11
の近くでそれとほぼ平行に位置させる。
次に、油圧シリンダ18の駆動により作動板9
を前進させると、第5図示のように針金用掛けカ
ギ10,10の各水平部が上記切断刃の刃口内に
位置する針金水平部分Wa,Waの上に進出し、
それにより図示のように、左右方向からみて両切
断刃7,7及び掛けカギ10により針金水平部分
Wa,Waを包囲する状態となる。
次に、針金押し棒1を上昇させると、第6図示
のように針金W,Wがその水平部分Wa,Waを
上記の掛けカギ10,10に係止させたコ字形屈
曲状態で残留する。この場合、左右掛けカギ1
0,10の左右幅が上記針金押し棒の左右滑車
3,3のそれよりも狭いので針金W,Wは引張力
から解放され、適宜弛緩状態となる。
次に、加撚カマ11,11をそれぞれ上述の方
向へ正回転させると、まずそのカマ部11c,1
1cで針金垂直部分Wb,Wbを引掛けて引寄せ
て直ちに挾持溝11b,11b内に導入させ、各
溝11b内に2本の針金を一定並列状態に確実に
挾持し、ついでその状態でさらに回転すると、該
針金の上記挾持溝11bから下の部分を垂直軸部
11a,11aに巻きつけると同時に、針金の上
記挾持溝11bから上の部分に撚を加えていく
が、上記垂直軸部11a,11aに針金を1〜2
回巻きつけた時切断刃7,7を閉じて水平部分
Wa,Waを切断し、そしてカマ11,11の回
転を継続すると、第7図示のように針金の上記挾
持溝11bから上の部分への加撚のみを継続す
る。上記針金切断において、針金W,Wは弛緩状
態にあるから切断時のはね返りの危険はない。
所定数の加撚がなされたら、加撚カマ11,1
1を停止し、ついで逆回転し、それにより該カマ
の垂直軸部11a,11aに巻きついた針金部分
を解き、もしくは解き易い状態にする。通常、故
紙ブロツクの結束装置においては上記針金W,W
を上方へ引き戻すから、この引き戻しにより針金
W,Wは加撚カマ11,11から完全に離脱す
る。
なお、上記加撚カマ11,11の回転数及び針
金押し棒1の降下に支障を来さない位置での停止
等を制御するための電気的又は機械的制御装置を
装備してある。
(考案の効果) この考案の梱包結束等における針金撚合わせ及
び切断装置によれば、針金押し棒で供給した2本
の針金を掛けカギに係止して該針金押し棒を上昇
させることにより、該2本の針金を切断位置に弛
緩状態で残留させることができ、それにより切断
刃による切断時に針金の弾性復元作用によるはね
返りを解消することができ、又加撚カマの回転に
おいて2本の針金を挾持溝内に一定並列状態に確
実に挾持して速やかに且確実に加撚を開すること
ができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は平面
図、第2図は第1図の−断面図、第3図は第
1図の−断面図、第4図は加撚カマの拡大斜
面図、第5図は掛けカギによる針金係止状態の一
部の拡大切断側面図、第6図は同上正面図、第7
図は加撚切断状態の一部の拡大切断正面図、第8
図は従来のブロツク結束装置の要部の略線図であ
る。 1……針金押し棒、2……アーム、7……切断
刃、10……針金用掛けカギ、11……加撚カ
マ、11a……垂直回転軸部、11b……針金挾
持溝、11c……カマ部、W……針金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 昇降自在に配設された針金押し棒と、その下方
    に設置された針金撚合わせ及び切断機構とを具備
    し、 上記針金押し棒は、その下端に下向きの二又状
    左右アームを有すると共に、降下時に該二又状左
    右アームの先端に2本の針金を係止しつつ降下し
    て該針金を両アーム先端間に張る針金水平部分及
    び両アーム先端から上方へ延長する針金垂直部分
    からなるほぼコ字形の屈曲状態で上記針金撚合わ
    せ及び切断機構に供給する位置関係にあり、 上記針金撚合わせ及び切断機構は、切断刃と、
    左右一対のカギ形の針金用掛けカギと、左右一対
    の加撚カマとを有し、上記切断刃は、その上方へ
    開口する刃口で供給される針金の水平部分を受け
    入れる位置に設置されており、又上記左右一対の
    針金用掛けカギは、上記針金押し棒の左右アーム
    間に進退可能の左右幅で配置されると共に、供給
    される針金の水平部分の上にそのカギ部を係脱す
    る方向に移動自在に支持されており、さらに上記
    左右一対の加撚カマは、回転自在に垂直に支持さ
    れた回転軸部の上端部から上記針金の垂直部分に
    引掛かる長さのカマ部をほぼ水平に延出すると共
    に、上記カマ部の根元に、針金径よりも若干大き
    い溝幅で適宜長の針金挾持溝を該カマ部根元に開
    口して形成したものである、 梱包結束等における針金撚合わせ及び切断装
    置。
JP12237382U 1982-08-12 1982-08-12 梱包結束等における針金撚合わせ及び切断装置 Granted JPS5928003U (ja)

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JP12237382U JPS5928003U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 梱包結束等における針金撚合わせ及び切断装置

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JPS5928003U JPS5928003U (ja) 1984-02-21
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JP12237382U Granted JPS5928003U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 梱包結束等における針金撚合わせ及び切断装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139000A (ja) * 1974-04-23 1975-11-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50139000A (ja) * 1974-04-23 1975-11-06

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JPS5928003U (ja) 1984-02-21

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