JPH01155677A - 分布帰還型半導体レーザ素子 - Google Patents
分布帰還型半導体レーザ素子Info
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- JPH01155677A JPH01155677A JP62314374A JP31437487A JPH01155677A JP H01155677 A JPH01155677 A JP H01155677A JP 62314374 A JP62314374 A JP 62314374A JP 31437487 A JP31437487 A JP 31437487A JP H01155677 A JPH01155677 A JP H01155677A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S5/00—Semiconductor lasers
- H01S5/10—Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region
- H01S5/12—Construction or shape of the optical resonator, e.g. extended or external cavity, coupled cavities, bent-guide, varying width, thickness or composition of the active region the resonator having a periodic structure, e.g. in distributed feedback [DFB] lasers
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は作り付けの回折格子を光フィードバックとして
利用して発振動作を行う分布帰還型半導体レーザ素子に
関する。
利用して発振動作を行う分布帰還型半導体レーザ素子に
関する。
(従来の技術)
近年、開発が盛んな分布帰還型半導体レーザ素子(DF
B−CD: Distributed Feedbac
k La5erDiode)は、その共振軸方向に同期
的な凹凸(回折格子)が形成されでおり、その回折格子
の周期に整合した縦モードのみを優先的に光フィードバ
ック(光帰還)を行い、単一縦モード発振(1本の発振
線)を可能としている。従って、このレーザ素子に寄せ
る期待は大きく、特に長距離人容?光通信用光源として
Ga InAsP/ TnP系材系材用いた分布帰還型
半導体レーデ素子が実用化されている。
B−CD: Distributed Feedbac
k La5erDiode)は、その共振軸方向に同期
的な凹凸(回折格子)が形成されでおり、その回折格子
の周期に整合した縦モードのみを優先的に光フィードバ
ック(光帰還)を行い、単一縦モード発振(1本の発振
線)を可能としている。従って、このレーザ素子に寄せ
る期待は大きく、特に長距離人容?光通信用光源として
Ga InAsP/ TnP系材系材用いた分布帰還型
半導体レーデ素子が実用化されている。
ところで、このような利点をもつ分布帰還型半導体レー
ず素子であるが、製造時において必然的に形成されてし
まう両端の反射端面の影響により単一縦モード性に関し
ては歩留り上の大きな不安がある。
ず素子であるが、製造時において必然的に形成されてし
まう両端の反射端面の影響により単一縦モード性に関し
ては歩留り上の大きな不安がある。
この反射端面と回折格子の位相との位置関係が縦モード
の発振特性に大きな影響を与え実質的に両者の位置関係
の制御が困難であるため、この問題を確率的な問題に帰
着させてしまう。
の発振特性に大きな影響を与え実質的に両者の位置関係
の制御が困難であるため、この問題を確率的な問題に帰
着させてしまう。
この問題を解決するために、分布帰還型半導体レーザ素
子の共振器中央部に導波光波長λの1/4に相当する回
折格子の不連続部(λ/4位相シフト領域)を設けると
ともに、その両端面にARコート(無反射コーティング
)を施して両端面の反射率を限りなく零に近づけるよう
に構成されている。
子の共振器中央部に導波光波長λの1/4に相当する回
折格子の不連続部(λ/4位相シフト領域)を設けると
ともに、その両端面にARコート(無反射コーティング
)を施して両端面の反射率を限りなく零に近づけるよう
に構成されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような位相シフト型分布帰還型レー
ザ素子においても、結合係数にと共振器長しとの積κL
(回折格子による光のフィードバック量に対応する)の
値が1.25付近にないと軸方向のホールバーニングが
発生し、単一縦モード特性を損うことが指摘されている
(隻田他 電子情報通信学会、光m子エレクトロニクス
研究会0QE86−7ρp、 49−56.1981年
)。
ザ素子においても、結合係数にと共振器長しとの積κL
(回折格子による光のフィードバック量に対応する)の
値が1.25付近にないと軸方向のホールバーニングが
発生し、単一縦モード特性を損うことが指摘されている
(隻田他 電子情報通信学会、光m子エレクトロニクス
研究会0QE86−7ρp、 49−56.1981年
)。
また、λ/4位相シフト部は共振器長方向の中央部に正
確に設定する必要があり、さらには両端面を完全無反射
となるようにARコート施さなくてはならず、その製作
工程は極めて複雑であった。
確に設定する必要があり、さらには両端面を完全無反射
となるようにARコート施さなくてはならず、その製作
工程は極めて複雑であった。
例えばλ/4位相シフト部の製作においては、ポジレジ
ストとネガレジストの両方を用いて回折格子を基板に転
写する方法(宇高他 昭和60年春季応用物理学会 講
演会 予稿、講演番号29p−ZB−15)や、位相マ
スクを通して露光する方法(白崎他、昭和60年度 電
子通信学会半導体材料部門 全国大会(秋)講演番号3
11)等が知られている。
ストとネガレジストの両方を用いて回折格子を基板に転
写する方法(宇高他 昭和60年春季応用物理学会 講
演会 予稿、講演番号29p−ZB−15)や、位相マ
スクを通して露光する方法(白崎他、昭和60年度 電
子通信学会半導体材料部門 全国大会(秋)講演番号3
11)等が知られている。
このように、従来の分布帰還型半導体レーザ素子では、
その作製において単一縦モード歩留りおよび製作工程が
複雑であるという問題点を有していた。
その作製において単一縦モード歩留りおよび製作工程が
複雑であるという問題点を有していた。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
で、比較的製作が容易でかつ単一縦モード特性が得られ
、歩留りを極めて高くして製造できる分布帰還型半導体
レーザ素子を提供するものである。
で、比較的製作が容易でかつ単一縦モード特性が得られ
、歩留りを極めて高くして製造できる分布帰還型半導体
レーザ素子を提供するものである。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
本発明の分布帰還型半導体レーザ素子は、共振器軸方向
に均一な回折格子と均一な導波路構造を具備し、一方の
端面がほぼ30%の光パワーの反射率を有している分布
帰還型半導体レーデ素子において、少なくとも他方の端
面の端面反射率を5〜15%とするとともに結合係数に
と共振器長りとの積κLの値を0.4≦κL≦1.3と
して構成したことを特徴とするものである。
に均一な回折格子と均一な導波路構造を具備し、一方の
端面がほぼ30%の光パワーの反射率を有している分布
帰還型半導体レーデ素子において、少なくとも他方の端
面の端面反射率を5〜15%とするとともに結合係数に
と共振器長りとの積κLの値を0.4≦κL≦1.3と
して構成したことを特徴とするものである。
即ち、比較的製作の容易な内部に位相シフト部を持たな
い−様な回折格子および導波路構造を有する分布帰還型
レーザ素子において、その回折格子の深さと共振器長等
に比例する規格化結合係数κLの範囲と端面の反射率の
範囲を最適化することにより単一縦モード歩留りを大き
くすることができるものである。これらのパラメータは
外観により目立つものではないが、この種のレーザ素子
が反射率とκLの値等でその特性が決定する意味から、
これらのパラメータの相違は1% 3i7上の大きな違
いとみなすことができる。
い−様な回折格子および導波路構造を有する分布帰還型
レーザ素子において、その回折格子の深さと共振器長等
に比例する規格化結合係数κLの範囲と端面の反射率の
範囲を最適化することにより単一縦モード歩留りを大き
くすることができるものである。これらのパラメータは
外観により目立つものではないが、この種のレーザ素子
が反射率とκLの値等でその特性が決定する意味から、
これらのパラメータの相違は1% 3i7上の大きな違
いとみなすことができる。
(作 用)
本発明の特徴は端面の反射率とκL値の最適値を決定す
るに際し、レーザ素子内部の光強度分布を考虫した点に
あり、共振器軸方向におりるホールバーニングの現象に
よるモードの不安定性をも考慮している。従来はしきい
値の一番低い縦モード(主モード)と次にしきい値の低
いモード(副モード)とのゲイン差Δα(=α1−α0
)のみに首目し、その値が大きければ良いとされていた
。従って内部光分布にも着目してより現実に近いものと
し、従来とは異る最適値を見出したことに本発明の特徴
がある。
るに際し、レーザ素子内部の光強度分布を考虫した点に
あり、共振器軸方向におりるホールバーニングの現象に
よるモードの不安定性をも考慮している。従来はしきい
値の一番低い縦モード(主モード)と次にしきい値の低
いモード(副モード)とのゲイン差Δα(=α1−α0
)のみに首目し、その値が大きければ良いとされていた
。従って内部光分布にも着目してより現実に近いものと
し、従来とは異る最適値を見出したことに本発明の特徴
がある。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図を参照して説明する。
本発明はその原理および作用に重点のある根源的なもの
であるため、それを中心に説明する。
であるため、それを中心に説明する。
第1図は分布帰還型半導体レーザ素子の発振モード特性
の一例を示す図面である。
の一例を示す図面である。
横軸原点はブラッグ(Braaa )条件での発振を示
し、横軸は伝搬定数のブラッグ条件からのずれ(δ=β
−βo1β0はブラッグ条件での伝搬定数)と共振器り
の積でプロットしている。また、縦軸はミラー損失分に
対応するしきい値ゲインαと共振器長しとの積である。
し、横軸は伝搬定数のブラッグ条件からのずれ(δ=β
−βo1β0はブラッグ条件での伝搬定数)と共振器り
の積でプロットしている。また、縦軸はミラー損失分に
対応するしきい値ゲインαと共振器長しとの積である。
図中の白丸は各縦モードを示し、最低しきい値ゲインα
0を有するのが主モード(単一縦モード発振する)であ
る。
0を有するのが主モード(単一縦モード発振する)であ
る。
規格化しきい値ゲイン差Δαしは、主モードの規格化し
きい値ゲインαoLと次にしきい値ゲインの小さい一1
モードの規格化しきい値ゲインαILとの差である。従
来はこの値が大きければそれだけ単一縦モード性が良い
とされ、規格化結合係数κLが大きければ大きいほどΔ
αLが大きくなるため、κLを大きくすることが望まれ
ていた。
きい値ゲインαoLと次にしきい値ゲインの小さい一1
モードの規格化しきい値ゲインαILとの差である。従
来はこの値が大きければそれだけ単一縦モード性が良い
とされ、規格化結合係数κLが大きければ大きいほどΔ
αLが大きくなるため、κLを大きくすることが望まれ
ていた。
また片端面の反射率を下げることで大きいΔαLを得る
確率を増やすことが推奨されており、この場合、片面の
反射率は2%程度まで落さなければならないとされてい
た。
確率を増やすことが推奨されており、この場合、片面の
反射率は2%程度まで落さなければならないとされてい
た。
しかしながら、前述したように11発振以後の単−縦モ
ードの安定性はΔαのみによるものではなく、その共振
器軸方向における内部光強度分布の影響を強く受けるこ
とが指摘されており、この現象は軸方向のホールバーニ
ングと呼ばれている。
ードの安定性はΔαのみによるものではなく、その共振
器軸方向における内部光強度分布の影響を強く受けるこ
とが指摘されており、この現象は軸方向のホールバーニ
ングと呼ばれている。
即ち、共振器側方向で光強度の強い領域があると、その
領域の注入主11リア密度は他の領域と比較して減少す
る。このキャリア密度の軸方向の分布はプラズマ効果、
バンドギt・ツブの変化を通じて軸方向の屈折率分布を
不均一なものとする。分布帰還型レーデ素子の場合は等
価屈折率の変化は光波の位相が回折格子に対して部分的
に変化することを意味し、等測的な位相シフトを形成し
たことになる。このような構造上の変化は、分布帰還型
レーザ素子の発振条件の連続的な変化を誘起する原因と
なる。これが軸方向ホールバーニングと呼ばれるもので
ある。
領域の注入主11リア密度は他の領域と比較して減少す
る。このキャリア密度の軸方向の分布はプラズマ効果、
バンドギt・ツブの変化を通じて軸方向の屈折率分布を
不均一なものとする。分布帰還型レーデ素子の場合は等
価屈折率の変化は光波の位相が回折格子に対して部分的
に変化することを意味し、等測的な位相シフトを形成し
たことになる。このような構造上の変化は、分布帰還型
レーザ素子の発振条件の連続的な変化を誘起する原因と
なる。これが軸方向ホールバーニングと呼ばれるもので
ある。
この変化は、△αが大きければ△αが零になるまで連続
的に発生し続け、外微分m子効率の変化、過渡現象波形
への悪影響、両端面からの光出力の非対称な増減関係等
のリニアではない不都合な現象を示す。△αが零になれ
ば、モードが次の縦モードにジャンプし電流−光出力特
性にも折れ曲り(キンク(Kink) )を生じる。
的に発生し続け、外微分m子効率の変化、過渡現象波形
への悪影響、両端面からの光出力の非対称な増減関係等
のリニアではない不都合な現象を示す。△αが零になれ
ば、モードが次の縦モードにジャンプし電流−光出力特
性にも折れ曲り(キンク(Kink) )を生じる。
従って、△αの小さい素子では余裕がないため、発振後
は容易にモードジャンプを起す。しかし、△αが小さく
てもこのボールバーニングが起らなければ単一縦モード
性は保持される。逆にΔαが大きい素子では軸方向ホー
ルバーニングによる電流−光出力特性に強い非直線性を
生じた後にモードジャンプを起こして単一縦モード性が
破壊されることがある。勿論、△αも大きく、内部光強
度分布も平坦で軸方向ホールバーニングが起らなければ
、それが最も好ましい。
は容易にモードジャンプを起す。しかし、△αが小さく
てもこのボールバーニングが起らなければ単一縦モード
性は保持される。逆にΔαが大きい素子では軸方向ホー
ルバーニングによる電流−光出力特性に強い非直線性を
生じた後にモードジャンプを起こして単一縦モード性が
破壊されることがある。勿論、△αも大きく、内部光強
度分布も平坦で軸方向ホールバーニングが起らなければ
、それが最も好ましい。
このように分布帰還型半導体レーザ素子のレーザ発振後
の振舞いが実験、運命の両面から解明されつつある。
の振舞いが実験、運命の両面から解明されつつある。
本発明はこのような現状を背景にΔαも大きく、また軸
方向ホールバーニングの彩管も少ない構造パラメータを
求めることにより、実際に安定な単−縦モード動作を実
現する分布帰還型半導体レーザ素子を歩留り良く作製す
ることが可能となる。
方向ホールバーニングの彩管も少ない構造パラメータを
求めることにより、実際に安定な単−縦モード動作を実
現する分布帰還型半導体レーザ素子を歩留り良く作製す
ることが可能となる。
本発明の数値的限定は以下のSI算によるものである。
即ち、規格化モードゲイン差△αLが0.05以上であ
り、共振器軸方向の光強度分布の最小値と最大値の比F
R= lm1n / Imaxが0.6以上である(F
Rの値が1に近づけば近づくほど、光分布が平坦で軸方
向ホールバーニングも小さい。例えば、へき開面を用い
た通常のファプリーペロー型レーザ素子ではFRは約0
.8強である)。
り、共振器軸方向の光強度分布の最小値と最大値の比F
R= lm1n / Imaxが0.6以上である(F
Rの値が1に近づけば近づくほど、光分布が平坦で軸方
向ホールバーニングも小さい。例えば、へき開面を用い
た通常のファプリーペロー型レーザ素子ではFRは約0
.8強である)。
この二つの条件を同時に満足する分布帰還型半導体素子
は、比較的単一縦モード特性に優れているものと考えら
れる。尚、FRの定濃を第2図に例示した。
は、比較的単一縦モード特性に優れているものと考えら
れる。尚、FRの定濃を第2図に例示した。
上記二つの条件を満足するレーザ素子が、任意のへき開
面位相で得られる確立を、κLの値a3よび片面の反射
率の値をパラメータとして等確率線図として表したもの
が、第3図および第4図である。第3図は、もう一方の
端面の反射率が30%(へき開面)として固定したもの
を示し、第4図は、もう一方の端面の反射率が10%と
して求めたものを示している。
面位相で得られる確立を、κLの値a3よび片面の反射
率の値をパラメータとして等確率線図として表したもの
が、第3図および第4図である。第3図は、もう一方の
端面の反射率が30%(へき開面)として固定したもの
を示し、第4図は、もう一方の端面の反射率が10%と
して求めたものを示している。
この計算は結合波動方程式を用いた分布帰還型半導体レ
ーザ素子の基礎的な理論に基づいている。
ーザ素子の基礎的な理論に基づいている。
第3図から片端面がへき開面である場合には0.5〈に
l<1.0でもう片面の反射率が10%前後であれば4
0%以上の歩留りでFRと△αLの両方の条件を満す素
子が得られる。
l<1.0でもう片面の反射率が10%前後であれば4
0%以上の歩留りでFRと△αLの両方の条件を満す素
子が得られる。
また、両・面の反射率を変化させた場合には、両面の反
射率が共に10%であるときが最も高い歩留りが得られ
、1.0≦κL≦12で60%もの伯が19られる。
射率が共に10%であるときが最も高い歩留りが得られ
、1.0≦κL≦12で60%もの伯が19られる。
このように本発明は理論的に最も単一縦モード性の良い
分布帰還型半導体レーザ素子の構造を定義したものであ
る。
分布帰還型半導体レーザ素子の構造を定義したものであ
る。
ところで、現実の分布帰還型半導体レーザ素子の製作工
程においてはκLの値を自在に制御し、また反射端面の
反!l)1率を制御−づることちその精度において限界
がある。しかし、大雑把にはその傾向をみることができ
る。
程においてはκLの値を自在に制御し、また反射端面の
反!l)1率を制御−づることちその精度において限界
がある。しかし、大雑把にはその傾向をみることができ
る。
Ga InAsP/ InP材料を用いた分布帰還型半
導体レーザ素子の両面へき開のものでは、κLが1を越
えると第3図から甲−縦モード歩留りは落ち、レーザ発
振後、キンクの発生が多発するものがれ“6 !J:す
るものと予想されるが、視ににし値が1.5以上あると
思われたウェファからはキンクによるブー■ツタアウト
により、その歩留りは数%と極めて低かった。しかしな
がら、κLが1より僅かに小さいと思われる素子では、
数10%の歩留りで8mWの光出力までl −Lカーブ
にキンクのみられない素子が得られた。
導体レーザ素子の両面へき開のものでは、κLが1を越
えると第3図から甲−縦モード歩留りは落ち、レーザ発
振後、キンクの発生が多発するものがれ“6 !J:す
るものと予想されるが、視ににし値が1.5以上あると
思われたウェファからはキンクによるブー■ツタアウト
により、その歩留りは数%と極めて低かった。しかしな
がら、κLが1より僅かに小さいと思われる素子では、
数10%の歩留りで8mWの光出力までl −Lカーブ
にキンクのみられない素子が得られた。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の分布帰還型半導体レーデ素
子によれば、単一縦モード発振の得られるレー+7素子
を著しく高歩留りで製作することが可能となる。本発明
は分布帰還型半導体レーデ素子の木質的特性に立脚した
ものであり、レーデ素子のm産生を可能とするものであ
る。従って、そのコストダウンと普及に対し大きく貢献
することができる。
子によれば、単一縦モード発振の得られるレー+7素子
を著しく高歩留りで製作することが可能となる。本発明
は分布帰還型半導体レーデ素子の木質的特性に立脚した
ものであり、レーデ素子のm産生を可能とするものであ
る。従って、そのコストダウンと普及に対し大きく貢献
することができる。
第1図は、△αLを説明するためのαL−δLダイアグ
ラム、第2図はFRの定義を説明するための分布帰還型
半導体レーザ素子の内部光強度分布の一例を示す図、第
3図は片面の反射率が30%(へき開面)の場合のもう
一方の端面反rJJ率(縦軸)とκLの値(横軸)を変
化さけたとき、△αLの値が0.05以上でFR(内部
光強度分布の平坦性を示すパラメータ)が0.1以上で
ある素子の得られる歩留りを等高線表示した図、第4図
は第3図において片端面の反射率を10%と固定した場
合の等高線表示を示す図である。 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 〈 1
ラム、第2図はFRの定義を説明するための分布帰還型
半導体レーザ素子の内部光強度分布の一例を示す図、第
3図は片面の反射率が30%(へき開面)の場合のもう
一方の端面反rJJ率(縦軸)とκLの値(横軸)を変
化さけたとき、△αLの値が0.05以上でFR(内部
光強度分布の平坦性を示すパラメータ)が0.1以上で
ある素子の得られる歩留りを等高線表示した図、第4図
は第3図において片端面の反射率を10%と固定した場
合の等高線表示を示す図である。 出願人 株式会社 東芝 代理人 弁理士 須 山 佐 − 〈 1
Claims (3)
- (1)共振器軸方向に均一な回折格子と均一な導波路構
造を具備し、一方の端面がほぼ30%の光パワーの反射
率を有している分布帰還型半導体レーザ素子において、 少なくとも他方の端面の端面反射率を5〜15%とする
とともに結合係数κと共振器長Lとの積κLの値を0.
4≦κL≦1.3として構成したことを特徴とする分布
帰還型半導体レーザ素子。 - (2)他方の端面反射率を5〜15%とし、このときの
結合係数κと共振器長Lとの積κLの値を0.4≦κL
≦1.0として構成したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の分布帰還型半導体レーザ素子。 - (3)両端面の反射率を共に5〜15%とし、このとき
の結合係数κと共振器長Lとの積κLの値を0.6≦κ
L≦1.3として構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の分布帰還型半導体レーザ素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314374A JPH01155677A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 分布帰還型半導体レーザ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314374A JPH01155677A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 分布帰還型半導体レーザ素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01155677A true JPH01155677A (ja) | 1989-06-19 |
Family
ID=18052570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62314374A Pending JPH01155677A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 分布帰還型半導体レーザ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01155677A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06204607A (ja) * | 1993-01-08 | 1994-07-22 | Nec Corp | 分布帰還型半導体レーザ |
US5469459A (en) * | 1993-01-08 | 1995-11-21 | Nec Corporation | Laser diode element with excellent intermodulation distortion characteristic |
EP1089407A1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-04-04 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Gain-coupled distributed-feedback semiconductor laser device |
US6788725B2 (en) | 2001-11-14 | 2004-09-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP62314374A patent/JPH01155677A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06204607A (ja) * | 1993-01-08 | 1994-07-22 | Nec Corp | 分布帰還型半導体レーザ |
US5469459A (en) * | 1993-01-08 | 1995-11-21 | Nec Corporation | Laser diode element with excellent intermodulation distortion characteristic |
US5568505A (en) * | 1993-01-08 | 1996-10-22 | Nec Corporation | Laser diode element with excellent intermodulation distortion characteristic |
EP1089407A1 (en) * | 1999-09-30 | 2001-04-04 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Gain-coupled distributed-feedback semiconductor laser device |
US6788725B2 (en) | 2001-11-14 | 2004-09-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor laser device |
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