JPH01155319A - 液晶光シャッタとその駆動方法 - Google Patents

液晶光シャッタとその駆動方法

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JPH01155319A
JPH01155319A JP31570987A JP31570987A JPH01155319A JP H01155319 A JPH01155319 A JP H01155319A JP 31570987 A JP31570987 A JP 31570987A JP 31570987 A JP31570987 A JP 31570987A JP H01155319 A JPH01155319 A JP H01155319A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
electrodes
electrode
transparent
Prior art date
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Pending
Application number
JP31570987A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sugihara
杉原 茂雄
Tadaaki Masumori
増森 忠昭
Yuji Oba
有二 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、液晶セルの動作により、光透過面積の変調が
可能な液晶光シャッタに関するものである。
(従来の技術) 従来、液晶は文字や画像の表示装置に用いられるととも
に、光の透過を制御する光シャッタとして使用されてき
た。このうち、光の透過を制御する光シャッタとして用
いる場合は、光が透過するかまたは透過しないかの2値
として使うことが一般的であった。これに対して出願人
は、透明電極の両側に金属電極を持つネマチック液晶セ
ルを作製し、同一透明電極基板上の金属電極に電位勾配
を生じせしめることによって、液晶セルに光透過部と光
不透過部を形成させ(以下、絞り動作と称す)、前記電
位勾配を制御することにより、光透過部と光不透過部の
割合を任意に変化させ得る液晶セルの駆動方法について
提案した(特願昭61−181912号公報)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記方法によれば絞り動作を行なわせる
ためには液晶セルに少なくとも2種類の電圧信号を送る
ための配線が必要不可欠であり、このため、セルアレイ
の高密度化と図ることができず、また液晶の動作速度も
遅いという問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、強誘電性液晶から
なる光シャッタを用いることによって、配線数が少なく
、しかも高速動作が可能な液晶光シャッタとその駆動方
法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、第1の発明は、対向する2個
の透明電極と、該2個の透明電極間に挟まれた強誘電性
液晶とからなる液晶光シャッタであって、一方の透明電
極の両側に2個の光遮断性電極を設けるとともに、他方
の透明電極の周縁に少なくとも1個の光遮断性電極を設
け、前記一方の透明電極に設けた2個の電極間に光透過
性を有する窓を形成した。また第2の発明は、対向する
2個の透明電極と、該2個の透明電極間に挟まれた強誘
電性液晶とからなる液晶光シャッタの駆動方法であって
、少なくとも1個の透明電極の片面に偏光板を配設し、
一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断性電極
の各々に電圧を印加して前記2個の電極間に電位差を生
じさせるとともに、他方の透明電極の周縁に設けられた
1個の電極に所定電圧を印加し、前記2個の電極に印加
する電圧の大きさを変化させることにより該2個の電極
間に形成された光透過性の窓における光の透過できる面
積を変化させるようにした。さらに第3の発明では、対
向する2個の透明電極と、該2個の透明電極間に挟まれ
た強誘電性液晶とからなる液晶光シャッタの駆動方法で
あって、少なくとも1個の透明電極の片面に偏光板を配
設し、一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断
性電極の各々に所定電圧を印加して前記2個の電極間に
電位差を生じさせるとともに、他方の透明電極の周縁に
設けられた1個の電極に電圧を印加し、前記他方の透明
電極に設けられた電極に印加する電圧の大きさを変化さ
せることにより前記2個の電極間に形成された光透過性
の窓における光の透過できる面積を変化させるようにし
た。さらにまた第4の発明では、対向する2個の透明電
極と、該2個の透明電極間に挟まれた強誘電性液晶とか
らなる液晶光シャッタの駆動方法であって、少なくとも
1個の透明電極の片面に偏光板を配設し、一方の透明電
極の両側に設けられた2個の光遮断性電極の各々に所定
電圧を印加して前記2個の電極間に電位差を生じさせる
とともに、他方の透明電極に設けられた1個の電極に電
圧を印加し、前記2個の電極に印加する電圧の印加時間
を変化させることにより該2個の電極間に形成された光
透過性の窓における光の透過できる面積を変化させるよ
うになした。
(作 用) 第1の発明によれば、両側に2個の光遮断性電極を設け
た透明電極と、周縁に少なくとも1個の光遮断性電極を
設けた透明電極を対向させ、2個の透明電極間に強誘電
性液晶を注入することにより前記2個の光遮断性電極間
に光透過性を有する窓が形成された液晶光シャッタを構
成することができる。
また、第2の発明によれば、他方の透明電極の周縁に設
けられた光遮断性電極に所定電圧を印加して、他方の透
明電極の電位を一定としておき、一方の透明電極の両側
に設けられた2個の光遮断性電極の各々に印加する電圧
の大きさを変化させて2個の電極間に電位差を生じさせ
るとともに、一方の透明電極の電位を変化させることに
より、2個の透明電極間の電位差を変化させることがで
き、これにより、一方の透明電極の両側に設けられた2
個の電極間に形成された光透過性を有する窓における光
の透過面積を変化させることができる。
さらに、第3の発明によれば、一方の透明電極の両側に
設けられた2個の光遮断性電極の各々に所定電圧を印加
して、2個の電極間に電位差を生じさせるとともに一方
の透明電極の電位を一定としておき、他方の透明電極の
周縁に設けられた光遮断性電極に印加する電圧の大きさ
を変化させて他方の透明電極の電位を変化させることに
より、2個の透明電極間の電位差を変化させることがで
き、これにより一方の透明電極の両側に設けられた2個
の電極間に形成された光透過性を有する窓における光の
透過面積を変化させることができる。
さらにまた、第4の発明によれば、他方の透明電極の周
縁に設けられた光遮断性電極に電圧を印加しておくとと
もに、一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断
性電極の各々に所定電圧を印加し、この所定電圧印加時
間を変化させて、−方の透明電極の電位を変化させるこ
とにより、2個の透明電極間の電位差を変化させること
ができ、これにより一方の透明電極の両側に設けられた
2個の電極間に形成された光透過性を有する窓における
光の透過面積を変化させることができる。
(実施例) 第1図は本発明に係る液晶セルの分解状態を示す一部省
略分解斜視図である。図中、1は液晶セル、2は一方の
透明基板(以下、下板と称す)、3は他方の透明基板(
以下、上板と称す)、4はスペーサ、5,6は前記下板
2の両側に設けられた金属電極、7は同じく前記上板3
の両側に設けられた金属電極、8.9は透明電極、A、
B、Cは各金属電極5,6.7に設けられた端子(但し
、端子Cは一方の金属電極7に設けるだけでよい)であ
る。尚、下板2の下または/及び上板3の上には偏光板
が必要となる場合があるが、ここでは図が繁雑になるた
め省略しである。これらの下板2とスペーサ4と上板3
とを互いに密着し、スペーサ4により生じた下板2と上
板3の間隙に強誘電性液晶を挿入したものが液晶セル1
である。これにより液晶セル1には金属電極で囲まれた
光透過窓(以下、セル窓と称す)が形成される。また、
一般的に透明電極8.9としては酸化インジウムまたは
酸化すず系透明導電膜からなる電極(通常ITO膜電極
またはネサ膜電極と呼ばれる)が用いられ、金属電極5
〜7にはアルミニウムAIまたはクロムCrを蒸着した
金属電極が用いられるが、これらはいずれも本例に限定
される必要はなく、金属電極5〜7としては透明電極8
,9より抵抗が小さく、光を遮断するものであれば何で
あってもよい。
次に、上記構成による液晶セル1の基本動作を図面によ
り説明する。第1図の下板2上の金属電極5.6の内側
の境界(以下、電極端と称す)を各々a、bとすると、
金属電極5に電圧Vlを印加し、金属電極6に電圧v2
を印加すると、v1≠v2であれば、金属電極5と金属
電極6との間の透明電極8中を電流が流れる。このとき
透明電極8が抵抗体として作用するため、透明電極8に
は電極端aと電極端すとの間にほぼ直線的な電位勾配が
形成される。この様子を示したのが第2図(1)であり
、図中の、実線■が電極端a、b間に形成された電位勾
配を示すものである。一方、上板3の金属電極7に電圧
vOを印加すると、上板3の電位は前面に亘って図中の
実線■で示したように一定となる。従って、2枚の透明
電極8と透明電極9の間には実線■と実線■との差、即
ち電位差分の電圧が生じ、これが2枚の透明電極8゜9
に挟まれた液晶に印加されることになる。
ここで上板3の電位が下板2の電位より高いとき、光が
遮断されるように偏光板を置いておくと、電圧が印加さ
れないときはセル窓前面が光透過または光遮断状態にあ
るが、上記のように金属電極5.6,71.:電圧Vl
、V2.VOをツレツレ印加すると、実線■と実線■が
交叉する点Kを境界として、下板2の電位が上板3の電
位より高い領域Kaだけが光透過状態となり、下板2の
電位が上板3の電位より低い領域Kbでは光遮断状態と
なる。従ってこの状態をセル窓の上面から観察すると第
2図(2)に示すようになる。同図において領域41は
セル窓の光透過部を示し、領域42はセル窓の光遮断部
を示す。このように、セル窓の一部が光を透過する液晶
の動作(状態)を以下、″絞り動作(状態)°と称し、
セル窓全面積に対する光透過面積の比を“開口率°と称
することにする。
次に、セル窓の開口率を変化させる方法について説明す
る。第1図において、金属電極5,6゜7に印加する電
圧をそれぞれV4.VB、VBにし・たとすると、この
とき第2図(3)に示すように、電圧V4.V5がそれ
ぞれ前記電圧v1.V2より高く、電圧V3が前記電圧
vOに等しい場合、(Vl <V4 、 V2 <V5
 、 VO−VB )下板2と上板3の電位が等しくな
る点、即ち実線■、■が交叉する点には前記第2図(1
)の場合より電極端す側に移動する。その結果セル窓の
絞り状態は第2図(4)に示すようになり、開口率が増
大する。或いはまた、第2図(1)、(3)において、
電圧V4.V5がそれぞれ電圧Vl、V2に等しく、電
圧V3が電圧vOより低い場合(Vl −V4 、 V
2−V5 、 VO>VB ) テも、同様に開口率が
増大し、或いは電圧V4.V5がそれぞれ電圧Vl、V
2より高く、かつ電圧v8が電圧VOより低い場合(V
l <V4 、 V2 <V5 。
VO>VB )でも、同様に開口率が増大する。従って
、下板2と上板3の電位が等しくなる点Kが適当な位置
に来るように電圧Vo、Vl、V2を設定すれば、必要
な開口率を任意に得ることができる。このように、セル
窓に絞り動作を行なわせることはセルのタイプによって
限定されることはなく、複屈折制御形セルでもゲストホ
スト形セルその他何であってもよい。
次に、上記液晶セルの絞り動作の原理に基づいて作製し
た面積変調型中間調記録用光プリンタヘッドを例にとり
、以下さらにその動作原理について詳細に説明する。
第3図は第1図の液晶セル1を横2列にアレイ化した金
属電極形状及びセル窓の配置を示す図であり、図中、■
〜■はセル窓、5.6は下板2の金属電極、7は上板3
の金属電極であり、第1図のそれぞれの番号に対応して
いる。
第4図は第3図を模式化したセル窓に信号を印加するた
めの配線の模式図で、Hn、Ln(n−1,2,3,・
・・)はそれぞれ、セル窓nの金属電極5,6に印加さ
れる信号、C1,C2はそれぞれ、上板3の第1列、第
2列の金属電極7に印加される信号を表わす。また、第
5図は第4図で印加される信号の波形図を示すものであ
る。第5図において、TIは第1列(信号C1が印加さ
れる列)、T2は第2列(信号C2が印加される列)が
選択される時間を表わし、Nl 、N2はそれぞれ第1
列、第2列のセル窓が絞り動作を行なう時間、Fl、F
2はそれぞれ第1列、第2列のセル窓が光遮断状態にな
る時間を表わす。このような信号を印加したとき、セル
窓■〜■の両端に形成される電圧波形は第6図に示すよ
うになる。
ここで、セル窓■の信号を例にとってその動作を説明す
ると、期間N1において、窓■の両端にそれぞれVHI
、 VLIの電圧が印加され、セル面に沿って電圧VH
IとvLlを結ぶ直線勾配の電位差分布が形成される。
前述したように電位差の極性が正のとき光透過状態、負
のとき光遮断状態をとるので、この期間のセル窓■の光
透過状態は第6図右端に示したようになる。このあとに
続く期間F1、T2においてはセル窓■全面に負の電位
差が形成されるので、光遮断状態となる。セル窓■の動
作については、期間Tlにおいて光遮断状態となり、期
間N2において図面の右端に示すように絞り状態となり
、期間F2において光遮断状態となる。即ち第1列目の
セル窓と第2列目のセル窓が交互に絞り動作を繰り返す
。期間Fl、F2においては全てのセル窓が閉じており
、信号の伝達と紙送りがこの期間に行なわれる。従って
セル窓を全期開閉じておくためにはHa、L3のような
信号を印加すればよいことがわかる。
次に信号印加のための配線数を少なくし、セルアレイの
高密度化を図るため、第1列と第2列の下板の配線を共
通化した場合の金属電極形状及びセル窓の配置とその模
式図をそれぞれ第7図、第8図に示し、さらに第8図に
示した信号Ct、C2及びSL、S2・・・の波形の一
例を第9図に示す。
また、第9図に示すような信号を印加したとき、セル窓
■〜■の両端に形成される電圧波形は第10図に示すよ
うになる。尚、第9図において、信号C1,C2の電圧
vpは期間Fl、F2において全セル窓を光遮断状態に
するためのものであり、VNは第1列目の窓が選択され
て絞り動作が行なわれるとき、第2列目の窓を光遮断状
態にし、第2列目の窓が選択されたとき、第1列目の窓
を全て光遮断状態にするためのものである。
ここで、セル窓■の信号を例にとってその動作説明する
と、期間Nlにおいて、セル窓■の両端にそれぞれVl
、Oの電圧が印加され、セル面に沿ってVlと“0”を
結ぶ直線勾配の電位差分布が形成される。電位差の極性
は正であるのでセル窓■の全面が光透過状態になろうと
するが、信号S2が印加される端゛子側は電位差が0で
あるためこの近傍は光透過状態にならず、信号S1が印
加される端子側の電圧V1と期間Nlの長さによって決
まる絞り状態が現われる。この後に続く期間Fl、T2
においては、セル窓全面に負の電位差が形成されるので
光遮断状態となる。窓■の動作については期間T1にお
いて光遮断状態となり、期間N2において絞り状態とな
り、期間F2において光遮断状態となる。即ち第1列目
のセル窓と第2列目のセル窓が交互に絞り動作を繰り返
す。
液晶セルが双安定性を示すか、単安定性であれば、S3
.S4のように信号を全く加えない限り期間N1におい
て窓は閉じたままとなる。尚、第9図の信号は全て片極
性として説明したが、両極性信号でも同様の動作が可能
なことは前述した第5図の説明から明白である。
液晶セルが単安定の場合の駆動波形の一例を第11図に
示す。このような信号を印加したとき、セル窓■〜■の
両端に形成される電圧波形は第12図に示すようになる
。液晶の安定な状態が光遮断状態になるように偏光板を
設置したとき、セル窓■の動作を例にとって説明すると
、期間N1においてセル窓■の両端にそれぞれvl、0
の電圧が印加され、セル面に沿ってvlとOを結ぶ直線
勾配の電位差分布が形成される。このとき前述の第10
図で説明したものと同様の絞り状態があられれる。この
あとに続く期間Fl、T2において、電圧は印加されな
いので、安定な光遮断状態に戻る。窓■の動作について
は、期間N2において電圧v2によって決まる絞り状態
が現われ、その他は光遮断状態となる。即ち第1列目の
窓と第2列目のセル窓■、■が交互に絞り動作を繰り返
す。
S3.S4に全く信号を加えない場合はセル窓■のよう
に全期間セル窓は閉じたままとなる。
次に第7図と同じセルアレイにおいて、信号SL、S2
.・・・が印加される端子の電圧振幅を一定にし、パル
ス幅を変化させることによって開口率を変化させる駆動
方法について説明する。第13図に示すように、SL、
S2.・・・が印加される端子の電圧をvSとし、期間
Nl、N2において印加するパルス幅をtl、t2.・
・・とする。このときセル窓■〜■の両端に形成される
電圧波形は第14図に示すようになる。尚、第13図に
おいて、信号CI、C2(7)電圧vFは期間Fl、F
21.:おいて全セル窓を光遮断状態にするためのもの
であり、VNは第1列目の窓が選択されて絞り動作が行
なわれるとき、第2列目の窓を光遮断状態にし、第2列
目の窓が選択されたとき、第1列目の窓を全て光遮断状
態にするためのものである。
ここで、セル窓■の動作を例にとって説明すると、期間
Nlにおいて、電圧vSと時間tlによって決まる開口
率の絞り状態が現われる。このあとに続く期間Fl、T
2においてはセル面全面に負の電位差が形成されるので
光遮断状態となる。
セル窓■の動作については、期間T1において光遮断状
態となり、期間N2において電圧vSと時間t2によっ
て決まる開口率の絞り状態が現われる。時間t2が時間
t1より短ければセル窓■の開口率は窓■の開口率より
小さくなる。これは光透過状態が信号VSを印加した端
子側から出現することから明白である。このように金属
電極に印加する電圧を一定にして、印加時間を制御する
ことによっても開口率を変えることができる。尚、第1
3図において、信号CL、C2の電圧VPは期間Fl、
F2において全セル窓を光遮断状態にするためのもので
あり、VNは第1列目の窓が選択されて絞り動作が行な
われるとき、第2列目の窓を光遮断状態にし、第2列目
の窓が選択されたとき、第1列目の窓を全て光遮断状態
にするためのものである。
次に共通線に電位差を設け、信号線の電位を変化させる
ことによって開口率を制御する方法について説明する。
この方法によれば、双安定性を持たない液晶セルをも駆
動でき、かつ簡単な波形信号で開口率を制御することが
できる。この場合の金属電極形状及びセル窓の配置とそ
の模式図をそれぞれ第15図、第16図に示す。第16
図においてHl、LLは第1列目のセル窓に印加される
共通信号、H2,L2は第2列目のセル窓に印加される
共通信号であり、Sl、S2.・・・はセル窓■、■、
・・・に印加される制御信号である。これらの信号波形
の一例を第17図に示す。第1列目のセル窓が選択され
る期間N1だけHl、LLに電位勾配(VH−VL)を
設け、第2列の窓が選択される期間N2だけH2,L2
に電位勾配(VH−VL)を設け、その他の期間は一律
に電圧VLを印加する。期間N1において第1列のセル
窓に信号Sl、S3.S5.・・・を印加するための端
子には必要に応じた電圧Vl、V3.V5.・・・を印
加し、期間N2において第2列のセル窓に信号S2、S
4.・・・を印加するための端子には電圧V2゜V4.
・・・・・・を印加する。このときセル窓■、■の両端
に形成される電圧波形を第18図に示す。
ここで、セル窓■の動作を例にとって説明すると、期間
Nlにおいてセル窓■の両端の電位はそれぞれ(Vl−
VH)、(Vl −VL )となり、セル面に沿って電
位勾配が形成される。電位差が正のとき光透過状態とな
り、負のとき光遮断状態となるように偏光板を設定すれ
ば第19図(1)に示すような絞り状態が出現し、その
他の期間は全て光遮断状態となる。期間N2においてセ
ル窓■は同様な原理で第19図(2)に示すようにV2
に応じた絞り状態となり、その他の期間は光遮断状態と
なる。即ち、第1列目のセル窓と第2列のセル窓が交互
に絞り動作を繰り返し、絞り動作時の開口率は制御信号
SL、S2.・・・の電圧Vl。
v2によって任意に制御できる。液晶セルが単安定の場
合はVL−0としても同様の光−断状態が現われる。
次に、上記の液晶光シャッタアレイと各駆動方法を適用
して、面積変調型光シヤツタ動作の実験を行なったので
、以下にその実験結果を詳細に説明する。
(1)第1図に示した構造の液晶セル1を以下のように
して作製した。即ち下板2、上板3として、寸法2cm
x3cmのLTOガラスを用い、金属電極5〜7をアル
ミニウムの蒸着により形成し、電極端a、b間距離を1
cmとした。ITOガラス面にはポリイミド膜を形成し
、ラビング処理を行なった後、スペーサ4を挟んで2枚
のITOガラスを貼り合わせ、スペーサ4によって形成
された空隙に液晶ZLI−3654(メルク社製)を等
方相で注入し、最後に徐冷処理を行なった。
作製した液晶セルのギャップは2.2μmであった。こ
の液晶セルの両側に偏光板を貼りつけ、−方の偏光板の
偏向軸を液晶のディレクタ方向と一致させ、他方の偏光
板は偏光軸がこれと直交するようにした。このようにし
て作製した液晶セルの金属電極7の端子Cを接地し、金
属電極5の端子Aに+10v1金属電極6の端子Bに一
10Vを印加したところ、第2図(2)に示すように、
セル窓の左半分(金属電極5側)が光透過状態となり、
右半分(金属電極6側)が光遮断状態となった。次に、
金属電極5及び金属電極6への印加電圧は前記の通りと
しく+10V)、金属電極7に一6Vを印加したところ
、第2図(4)に示すように光透過部の割合が増加し、
開口率は80%となった。この状態で金属電極7に印加
する電圧を+10Vから一10vまで変化させたところ
、開口率は0%から100%まで変化した。また金属電
極7の端子Cを接地し、金属電極5及び金属電極6に印
加する電圧をそれぞれOV、−20Vから+20V、O
Vまで変化させたところ、開口率は0%から100%ま
で変化した。
(2)透明導電基板上に第3図に示す金属電極パ・ター
ンを形成し、前記(1)と同様の方法で液晶光シャッタ
アレイを作製した。ただし、液晶のセル窓■、■の寸法
は125μmX125μmであり、セル窓のピッチを2
50μmとした。この液晶光シャッタアレイの金属電極
5.6.7+、:、第5図に示す波形の信号を印加した
。ここでTl−T2−500us、  Nl  −N2
−200us。
Fl =F2−300usとし、電圧VF−+10V、
 VHI−+15V、 VLI−−5V、 VH2−+
10V、  VL2−−10V、  VH3−−5V、
  VL3−−5V、・・・等とした。このときのセル
窓をストロボ法によって観察したところ、第6図中の右
端側に示すような絞り状態が形成され、セル窓■、■。
■の開口率はそれぞれ72%、48%、0%であった。
また第1列目の窓■、■、■、・・・と第2列目の窓■
、■、■、・・・とは交互に開閉動作を繰り返した。ま
た各セル窓ともVH,VLの値をそれぞれ一5V、−5
Vから+20V、+5Vまで変化させたところ、開口率
は0%から100%まで変化した。
(3)透明導電基板上に第7図に示す金属電極パターン
を形成し、前記(1)と同様の方法で液晶光シャッタア
レイを作製した。セル窓の寸法は125μmX125μ
mであり、セル窓のピッチを250μmとした。この液
晶光シャッタアレイの金属電極5,6.7に第9図に示
す波形の信号を印加した。ここでTI −T2−500
μs、N1 =N2−200μs、Fl −F2−30
0μsとし、共通電極電圧VN−+22V、VF−+1
0Vとし、信号電圧Vl−+20V、V2−+1ov、
va−OV、V4−OV、−、とした。このときのセル
窓をストロボ法によって観察したところ、各セル窓に絞
り状態が形成され、セル窓■。
■、■の開口率はそれぞれ96%、58%、0%であっ
た。また第1列目の窓■、■、■、・・・と第2列目の
窓■、■、■、・・・とは交互に開閉動作を繰り返した
。また各セル窓に印加する信号電圧V1、V2.・・・
をOvから+20Vまで変化させたところ、開口率は0
%から96%まで変化した。
(4)前記(3)と同じパターン電極基板を用いて、液
晶光シャッタアレイを作製した。ただし、セルギャップ
を3.0μmとし、一方の基板のみにラビング配向処理
を行なった。このようにして作製した液晶光シャッタア
レイは単安定であり、この状態が、光遮断状態になるよ
うに偏光板を貼りつけた。この液晶 シャッタアレイの
金属電極5.6.7に第11図に示す波形の信号を印加
した。ここでTl =T2−500us、Nl −N2
−200μs、Fl =F2 =300μsとし、共通
電極7を接地し、(VN −0) 、信号電圧Vl−+
20V、V2−+10V、V3−OV、V4−OV、・
・・とした。このときのセル窓をストロボ法によって観
察したところ、各セル窓に絞り状態が形成され、セル窓
■、■、■の開口率はそれぞれ91%、52%、0%で
あった。また第1列目の窓■、■、■、・・・と第2列
窓■、■、■、・・・とは交互に開閉動作を繰り返した
。また各セル窓に印加する信号電圧V1.V2.・・・
を0■から+30Vまで変化させたところ、開口率は0
%から95%まで変化した。
(5)前記(4)で作製した液晶光シャッタアレイを用
い、その金属電極5,6.7に第13図に示す波形の信
号を印加した。ここでTl −T2−500μs、 N
l =N2−200μs、FixF2 =300psと
し、共通電極電圧VN −+22V、VP−+10V、
信号電圧VS −+20Vとし、信号パルス幅tl−2
00μs、t2−100μs、t3−50μs、・・・
とじた。このときのセル窓をストロボ法によって観察し
たところ、各セル窓に絞り状態が形成され、セル窓■、
■、■の開口率は91%、66%、36%であった。ま
た第1列目の窓■、■、■、・・・と第2列目の窓■、
■。
■、・・・とは交互に開閉動作を繰り返した。また各セ
ル窓に印加する信号電圧のパルス幅を0μSから200
μsまで変化させたところ、開口率は0%から91%ま
で変化した。
(6)透明電極基板上に第15図に示す金属電極パター
ンを形成し、前記(1)と同様の方法で液晶シャッタア
レイを作製した。セル窓の寸法は62.5μmX62.
5μmであり、セル窓のピッチを125μmとした。こ
の液晶光シャッタアレイの金属電極5,6.7に第17
図に示す波形の信号を印加した。ここでTl −T2−
400μs、NL =N2 =200μs、Fl −F
2−200μsとし、共通電極電圧Vl(−+20V、
VL−+5■とし、信号電圧Vl−+15V、V2−+
8v、・・・とじた。このときのセル窓をストロボ法に
よって観察したところ、各セル窓に絞り状態が形成され
、セル窓■、■の開口率はそれぞれ6596.19%で
あった。また第1列目の窓■、■。
■、・・・と第2列目の窓■、■、■、・・・とは交互
に開閉動作を繰り返した。また各セル窓に印加する信号
電圧Vl、V2.・・・を+5Vから+25Vまで変化
させたところ、開口率は0%から96%まで変化した。
(7)透明電極基板上に第15図に示す金属電極パター
ンを形成し、前記(4)と同様の方法で液晶光シャッタ
アレイを作製した。このようにして作製した液晶光シャ
ッタアレイは単安定であり、この状態が光遮断状態にな
るように偏光板を貼りつけた。この液晶光シャッタアレ
イの金属電極5゜6.7に第17図に示す波形の信号を
印加した。
ここで共通信号電圧VL−OVとしたほかは前記(6)
と同じ電圧信号を印加した。このときのセル窓をストロ
ボ法によって観察したところ、各セル窓に絞り状態が形
成され、セル窓■、■の開口率はそれぞれ60%、16
%であった。また第1列目の窓■、■、■、・・・と第
2列目の窓■、■。
■、・・・とは交互に開閉動作を繰り返した。また各セ
ル窓に印加する信号電圧Vl、V2.・・・を+5Vか
ら+30Vまで変化させたところ開口率は0%から10
0%まで変化した。
(発明の効果) 以上説明したように、第1の発明によれば、光透過面積
を変化させるための液晶セルの配線数が従来より半減で
き、このため、液晶セル窓を高密度に形成することがで
き、高解像度記録、高解像度表示が可能となる。さらに
強誘電性液晶を使用するため、光シャッタの高速動作が
可能となるとともに、−次元セルアレイを用いて、高速
で中間調記録を可能とする面積変調型光プリンタ用ヘッ
ドとして使用することができ、二次元セルアレイを用い
て面積変調型の中間調表示デイスプレィパネルとして使
用することができる。
また、第2の発明によれば、従来のネマチック液晶を用
いた光シャッタに比べ、簡単な直流駆動信号を印加する
ことにより、セル窓の開口面積を変えることができ、し
かも強誘電性液晶はメモリー性がある、ないに係わらず
使用することが可能である。
さらに第3の発明によれば、液晶光シャッタの配線数を
大幅に削減することができる。また強誘電性液晶はメモ
リー性がある、ないに係わらず使用することが可能であ
る。
さらにまた、第4の発明によれば、セル窓の開口面積を
ディジタル制御することが可能となる。
その結果、開口面積を精度よく制御することができ、か
つ簡単な駆動回路で動作させることができる利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液晶セルの一部省略分解斜視図、
第2図は絞り動作の原理を説明するための図、第3図は
金属電極形状及びセル窓の配置例を示す図、第4図は第
3図によるセル窓に信号を印加するための配線の模式図
、第5図は第4図で印加される信号の波形図、第6図は
第4図のセル窓の両端に形成される電圧波形を示す図、
第7図は配線数削減を実現した金属電極形状及びセル窓
の配置を示す図、第8図は第7図によるセル窓に信号を
印加するための配線の模式図、第9図は第8図で印加さ
れる信号の波形図、第10図は第8図のセル窓の両端に
形成される電圧波形を示す図、第11図は単安定液晶セ
ルの駆動波形を示す図、第12図は第11図の場合にセ
ル窓の両端に形成される電圧波形を示す図、第13図は
第8図で印加される信号の他の例を示す波形図、第14
図は第13図の場合にセル窓の両端に形成される電圧波
形を示す模式図、第15図は金属電極形状及びセル窓の
配置の他の例を示す図、第16図は、第15図によるセ
ル窓に信号を印加するための配線を示す模式図、第17
図は、第16図で印加され16図におりる動作状態を示
す図である。 図中、1・・・液晶セル、2・・・一方の透明基板(下
板)、3・・・他方の透明基板(上板)、4・・・スペ
ーサ、5〜7・・・金属電極、8〜9・・・透明電極、
41・・・光透過部、42・・・光遮断部、■〜■・・
・セル窓。 特 許 出 願 人   日本電信電話株式会社代理人
 弁理士  吉 1)精 孝 4)虱電不セ汗須X’jig%、Y!4列乞示す図H2
L2   H4L4   H6 第3図1:J6t’ル宮に轄号乞卯加するための配線の
棲弐図第4図 !6図 第7訊L:Jるセjし室【;イ諷号Σ丘p力りまための
内己糸紳1嬰デX1図第8図 54−−−−−一遁二−−−−−−−−−−第8図7・
印加される住居の漕形ス 第9図 m10図 C+ −−−−−− 53−、i3−−− 第16図 第16図【;お【了う動作朕總五示1図第19図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する2個の透明電極と、該2個の透明電極間
    に挟まれた強誘電性液晶とからなる液晶光シャッタであ
    って、 一方の透明電極の両側に2個の光遮断性電極を設けると
    ともに、他方の透明電極の周縁に少なくとも1個の光遮
    断性電極を設け、 前記一方の透明電極に設けた2個の電極間に光透過性を
    有する窓を形成した ことを特徴とする液晶光シャッタ。
  2. (2)前記他方の透明電極の全周に亘る1個の光遮断性
    電極を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項記載の液晶光シャッタ。
  3. (3)対向する2個の透明電極と、該2個の透明電極間
    に挟まれた強誘電性液晶とからなる液晶光シャッタの駆
    動方法であって、 少なくとも1個の透明電極の片面に偏光板を配設し、 一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断性電極
    の各々に電圧を印加して前記2個の電極間に電位差を生
    じさせるとともに、 他方の透明電極の周縁に設けられた1個の電極に所定電
    圧を印加し、 前記2個の電極に印加する電圧の大きさを変化させるこ
    とにより該2個の電極間に形成された光透過性の窓にお
    ける光の透過できる面積を変化させる ことを特徴とする液晶光シャッタの駆動方法。
  4. (4)対向する2個の透明電極と、該2個の透明電極間
    に挟まれた強誘電性液晶とからなる液晶光シャッタの駆
    動方法であって、 少なくとも1個の透明電極の片面に偏光板を配設し、 一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断性電極
    の各々に所定電圧を印加して前記2個の電極間に電位差
    を生じさせるとともに、 他方の透明電極の周縁に設けられた1個の電極に電圧を
    印加し、 前記他方の透明電極に設けられた電極に印加する電圧の
    大きさを変化させることにより前記2個の電極間に形成
    された光透過性の窓における光の透過できる面積を変化
    させる ことを特徴とする液晶光シャッタの駆動方法。
  5. (5)対向する2個の透明電極と、該2個の透明電極間
    に挟まれた強誘電性液晶とからなる液晶光シャッタの駆
    動方法であって、 少なくとも1個の透明電極の片面に偏光板を配設し、 一方の透明電極の両側に設けられた2個の光遮断性電極
    の各々に所定電圧を印加して前記2個の電極間に電位差
    を生じさせるとともに、 他方の透明電極に設けられた1個の電極に電圧を印加し
    、 前記2個の電極に印加する電圧の印加時間を変化させる
    ことにより該2個の電極間に形成された光透過性の窓に
    おける光の透過できる面積を変化させる ことを特徴とする液晶光シャッタの駆動方法。
JP31570987A 1987-12-14 1987-12-14 液晶光シャッタとその駆動方法 Pending JPH01155319A (ja)

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DE3853271T DE3853271T2 (de) 1987-12-14 1988-12-08 Flüssigkristallzelle und deren Steuerungsverfahren.
EP88120565A EP0321797B1 (en) 1987-12-14 1988-12-08 Liquid crystal cell array and method for driving the same

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