JPH01154434A - 進行波管 - Google Patents
進行波管Info
- Publication number
- JPH01154434A JPH01154434A JP62312194A JP31219487A JPH01154434A JP H01154434 A JPH01154434 A JP H01154434A JP 62312194 A JP62312194 A JP 62312194A JP 31219487 A JP31219487 A JP 31219487A JP H01154434 A JPH01154434 A JP H01154434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- helix
- supporting rods
- wave tube
- wave circuit
- traveling wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 abstract 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 10
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 6
- 108010083687 Ion Pumps Proteins 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 102000006391 Ion Pumps Human genes 0.000 description 1
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
この発明は進行波管に係り、特にその遅波回路部の改良
に関する。
に関する。
（従来の技術）
一般に進行波管は、電子ビームを使用してマイクロ波の
増幅や発振を行なわせるものであるが、従来の進行波管
は第４図に示すように構成され、電子ビームを発生する
電子銃部（図の左側に位置するが便宜上省略）と、上記
電子ビームとマイクロ波との相互作用によりマイクロ波
の増幅が行われる遅波回路部ヱと、この遅波回路部ヱに
おいてマイクロ波の増幅作用に関与し終った電子ビーム
を捕獲するコレクタ部（図の右側に位置するが便宜上省
略）とからなっている。そして遅波回路部７は、パイプ
状真空外囲器５の内側に、ヘリックス１が複数例えば３
本の誘電体製ヘリックス支持棒２により支持固定されて
いる。尚、図中の３はアッテネータ被膜、４ａは人力接
栓、４ｂは出力接栓、６は周期永久磁石である。
増幅や発振を行なわせるものであるが、従来の進行波管
は第４図に示すように構成され、電子ビームを発生する
電子銃部（図の左側に位置するが便宜上省略）と、上記
電子ビームとマイクロ波との相互作用によりマイクロ波
の増幅が行われる遅波回路部ヱと、この遅波回路部ヱに
おいてマイクロ波の増幅作用に関与し終った電子ビーム
を捕獲するコレクタ部（図の右側に位置するが便宜上省
略）とからなっている。そして遅波回路部７は、パイプ
状真空外囲器５の内側に、ヘリックス１が複数例えば３
本の誘電体製ヘリックス支持棒２により支持固定されて
いる。尚、図中の３はアッテネータ被膜、４ａは人力接
栓、４ｂは出力接栓、６は周期永久磁石である。
動作時には、電子銃部で発生された電子ビームが遅波回
路部７のヘリックス１内に入射され、磁界により発散す
ることなくコレクタ部に到達する訳であるが、その間に
入力接栓４ａからヘリックス１に伝えられたマイクロ波
は、その管軸方向の位相速度が電子ビームの速度とほぼ
等シ、＜なり、電子ビームとの相互作用によっ”Ｃ増幅
される。
路部７のヘリックス１内に入射され、磁界により発散す
ることなくコレクタ部に到達する訳であるが、その間に
入力接栓４ａからヘリックス１に伝えられたマイクロ波
は、その管軸方向の位相速度が電子ビームの速度とほぼ
等シ、＜なり、電子ビームとの相互作用によっ”Ｃ増幅
される。
このような進行波管における真空度は、１０−８〜１０
”９Ｔ ｏ ｒ ｒであり、電子ビームが進む際に管
内ガスを電離する。この時、発生するイオンによる振動
により、高周波出力及び電子ビーム透過の不安定性が生
ずる。これを避けるため、電子銃部側又はコレクタ部側
更にはその両端にイオンポンプ、ゲッタ等を設けること
により、管内の真空度を保ち、イオンの発生を防ぎ、安
定動作を得ている。
”９Ｔ ｏ ｒ ｒであり、電子ビームが進む際に管
内ガスを電離する。この時、発生するイオンによる振動
により、高周波出力及び電子ビーム透過の不安定性が生
ずる。これを避けるため、電子銃部側又はコレクタ部側
更にはその両端にイオンポンプ、ゲッタ等を設けること
により、管内の真空度を保ち、イオンの発生を防ぎ、安
定動作を得ている。
（発明が解決しようとする問題点）
ところが、従来の進行波管では、イオンポンプ又はゲッ
タ付近の真空度は高められるが、内径３〜１０ｍｍ５長
さ１００ｍｍ以上の遅波回路部においては、コンダクタ
ンスが約１０−４［１／ｓｅｅ］程度であり、イオンポ
ンプ又はゲッタ付近より２桁以上真空度が悪くなってい
る場合があり、大電流を使用する高出力管になればなる
程、イオン振動による不安定性が生じ易くなり、重大な
問題となる。
タ付近の真空度は高められるが、内径３〜１０ｍｍ５長
さ１００ｍｍ以上の遅波回路部においては、コンダクタ
ンスが約１０−４［１／ｓｅｅ］程度であり、イオンポ
ンプ又はゲッタ付近より２桁以上真空度が悪くなってい
る場合があり、大電流を使用する高出力管になればなる
程、イオン振動による不安定性が生じ易くなり、重大な
問題となる。
このように、コレクタ部側及び電子銃側から排気してい
たのでは、コンダクタンスの小さい遅波回路部を高真空
に保つのは不可能であり、高出力管において出力変動等
の不安定性が生じてしまう。
たのでは、コンダクタンスの小さい遅波回路部を高真空
に保つのは不可能であり、高出力管において出力変動等
の不安定性が生じてしまう。
この発明は、上記従来の問題点を解決し、安定動作が可
能な進行波管を提供することを目的とする。
能な進行波管を提供することを目的とする。
［発明の構成コ
（問題点を解決するための手段）
この発明は、複数のヘリックス支持棒間に、少なくとも
１本の低温ゲッタ材がヘリックスの軸方向に沿って配設
されてなる進行波管である。
１本の低温ゲッタ材がヘリックスの軸方向に沿って配設
されてなる進行波管である。
（作用）
この発明によれば、進行波管の排気時にゲッタを活性化
することが可能であり、遅波回路部での真空度を高める
ことが出来、その結果、イオン振動による動作の不安定
性をなくすことが＝Ｊ能となる。
することが可能であり、遅波回路部での真空度を高める
ことが出来、その結果、イオン振動による動作の不安定
性をなくすことが＝Ｊ能となる。
（実施例）
以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明するが、この発明は進行波管のうち遅波回路部を改良
したもので、遅波回路部についてのみ述べることにする
。
明するが、この発明は進行波管のうち遅波回路部を改良
したもので、遅波回路部についてのみ述べることにする
。
即ち、この発明の進行波管における遅波回路部は第１図
及び第２図に示すように構成され、従来例（第４図）と
同一箇所は同一符号を付すと、パイプ状真空外囲器５の
内部には軸に沿ってヘリックス〕が配設され、このヘリ
ックス１は複数例えば３本の誘電体製ヘリックス支持棒
２により支持固定されている。更に、３本の各ヘリック
ス支持棒２には、夫々、所定抵抗パターンのアヅテネー
タ被膜３が形成されている。
及び第２図に示すように構成され、従来例（第４図）と
同一箇所は同一符号を付すと、パイプ状真空外囲器５の
内部には軸に沿ってヘリックス〕が配設され、このヘリ
ックス１は複数例えば３本の誘電体製ヘリックス支持棒
２により支持固定されている。更に、３本の各ヘリック
ス支持棒２には、夫々、所定抵抗パターンのアヅテネー
タ被膜３が形成されている。
又、この発明では、３本の各ヘリックス支持棒２の間に
、少なくとも１本の例えば帯状の低温ゲッタ材８が、ヘ
リックス１の軸方向に沿って付設されている。この低温
ゲッタ材８は、Ｚｒ−Ｖ−Ｆｅ合金からなり、４００〜
５００℃で活性化し、動作中には１００℃になる。
、少なくとも１本の例えば帯状の低温ゲッタ材８が、ヘ
リックス１の軸方向に沿って付設されている。この低温
ゲッタ材８は、Ｚｒ−Ｖ−Ｆｅ合金からなり、４００〜
５００℃で活性化し、動作中には１００℃になる。
このような遅波回路部を用いることにより、電子銃部及
びコレクタ部にゲッタ又はイオンポンプを使用した従来
例に比べ、遅波回路部の真空度が上がり、イオン振動に
よる不安定動作を防ぐ効果がある。
びコレクタ部にゲッタ又はイオンポンプを使用した従来
例に比べ、遅波回路部の真空度が上がり、イオン振動に
よる不安定動作を防ぐ効果がある。
尚、この発明の進行波管は、上記以外は従来例（第４図
）と同様構成ゆえ、詳細な説明は省略する。
）と同様構成ゆえ、詳細な説明は省略する。
（変形例）
第３図は、この発明の変形例を示したもので、上記実施
例と同一効果が得られる。即ち、この変形例では、３本
のヘリックス支持棒２間に、それぞれ補強角棒９が設け
られ、この補強角棒９には例えば帯状の低温ゲッタ材８
が埋め込まれて付設されている。
例と同一効果が得られる。即ち、この変形例では、３本
のヘリックス支持棒２間に、それぞれ補強角棒９が設け
られ、この補強角棒９には例えば帯状の低温ゲッタ材８
が埋め込まれて付設されている。
この場合、補強角棒９はステンレス、Ｔａ。
Ｔｉなど非磁性体金属又は表面に金属層が形成された誘
電体からなり、不要モード伝播抑制のためにもなる。又
、低温ゲッタ材８を埋設しないで、補強周枠９に被覆し
て付設しても良く、或いは、この補強角棒９自体をＴａ
ｓ Ｔｉ、Ｚｒなどのゲッタ材で形成しても良い。更に
、上記実施例及び変形例では、低温ゲッタ材８は帯状で
あったが、帯状に限らず棒状であっても良い。
電体からなり、不要モード伝播抑制のためにもなる。又
、低温ゲッタ材８を埋設しないで、補強周枠９に被覆し
て付設しても良く、或いは、この補強角棒９自体をＴａ
ｓ Ｔｉ、Ｚｒなどのゲッタ材で形成しても良い。更に
、上記実施例及び変形例では、低温ゲッタ材８は帯状で
あったが、帯状に限らず棒状であっても良い。
［発明の効果］
この発明によれば、複数のへワックス支持棒間に、少な
くとも１本の低温ゲッタ材がヘリックスの軸方向に沿っ
て付設されているので、遅波回路部を高真空に保つこと
が可能となり、大電流を使用する高出力管においてもイ
オンの発生を可能な限り防止し、イオン振動による不安
定動作を緩和し、高出力進行波管を得ることが出来る。
くとも１本の低温ゲッタ材がヘリックスの軸方向に沿っ
て付設されているので、遅波回路部を高真空に保つこと
が可能となり、大電流を使用する高出力管においてもイ
オンの発生を可能な限り防止し、イオン振動による不安
定動作を緩和し、高出力進行波管を得ることが出来る。
又、この発明では、従来のようなイオンポンプを使用す
る必要はない。
る必要はない。
第１図はこの発明の一実施例に係る進行波管における遅
波回路部を示す軸方向断面図、第２図は第１図の要部を
拡大して示す径方向断面図、第３図はこの発明の変形例
を示す径方向断面図、第４図は従来の進行波管の遅波回
路部を示す軸方向断面図である。 １・・・ヘリックス、２・・・ヘリックス支持棒、５・
・・真空外囲器、８・・・低温ゲッタ材、９・・・補強
用棒。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 １１３５Ａ Ｗｉ４ｒＪ！Ｊ
波回路部を示す軸方向断面図、第２図は第１図の要部を
拡大して示す径方向断面図、第３図はこの発明の変形例
を示す径方向断面図、第４図は従来の進行波管の遅波回
路部を示す軸方向断面図である。 １・・・ヘリックス、２・・・ヘリックス支持棒、５・
・・真空外囲器、８・・・低温ゲッタ材、９・・・補強
用棒。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第１図 第２図 １１３５Ａ Ｗｉ４ｒＪ！Ｊ
Claims (2)
- （１）パイプ状真空外囲器の内側に、ヘリックスが複数
の誘電体製ヘリックス支持棒により支持固定されてなる
遅波回路部を備えた進行波管において、 上記複数のヘリックス支持棒間に、少なくとも１本の低
温ゲッタ材が上記ヘリックスの軸方向に沿って付設され
てなることを特徴とする進行波管。 - （２）上記低温ゲッタ材は、上記複数のヘリックス支持
棒間に位置する補強用棒に付設されている特許請求の範
囲第１項記載の進行波管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312194A JPH01154434A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 進行波管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312194A JPH01154434A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 進行波管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01154434A true JPH01154434A (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=18026343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62312194A Pending JPH01154434A (ja) | 1987-12-11 | 1987-12-11 | 進行波管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01154434A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018151253A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | Ｎｅｃネットワーク・センサ株式会社 | マイクロ波電子管、ゲッタ、マイクロ波増幅装置及び電源 |
-
1987
- 1987-12-11 JP JP62312194A patent/JPH01154434A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018151253A1 (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-23 | Ｎｅｃネットワーク・センサ株式会社 | マイクロ波電子管、ゲッタ、マイクロ波増幅装置及び電源 |
| US11270863B2 (en) | 2017-02-20 | 2022-03-08 | Nec Network And Sensor Systems, Ltd. | Microwave amplification device including a microwave electron tube having a getter that can be controlled |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2594262B2 (ja) | マグネトロン | |
| JPH01154434A (ja) | 進行波管 | |
| JPS61283185A (ja) | 放電管 | |
| US3466493A (en) | Circuit sever for ppm focused traveling wave tubes | |
| Lin et al. | Peniotron forward wave self‐oscillations | |
| JP3499534B2 (ja) | 進行波管 | |
| JP3096273B2 (ja) | 進行波管 | |
| JPS62131Y2 (ja) | ||
| JP3083109B2 (ja) | クロスフィールド増幅管 | |
| JPS62261125A (ja) | 乾式薄膜加工装置 | |
| US3046444A (en) | Magnetrons | |
| JPS63110528A (ja) | 進行波管 | |
| JP3401821B2 (ja) | 中空電子ビーム放出用電子銃 | |
| JPH0855582A (ja) | 進行波管 | |
| JP2698612B2 (ja) | マイクロ波管 | |
| JP3412625B2 (ja) | 中空電子ビーム放出用電子銃 | |
| JP2679377B2 (ja) | 電子ビーム管用コレクタ | |
| JPH0498732A (ja) | マイクロ波管装置 | |
| JPS63218123A (ja) | 進行波管 | |
| JPH01286232A (ja) | 進行波管 | |
| JPH03222240A (ja) | ヘリックス型進行波管 | |
| JPS5842142A (ja) | ピアス形電子銃 | |
| JPH01187737A (ja) | ジャイロトロン | |
| JP2006093041A (ja) | マイクロ波管 | |
| JPH0419944A (ja) | ミリ波発生装置 |