JPH01152803A - 展開アンテナリフレクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えば衛星又は宇宙ステーションに搭載する
展開型アンテナの構成に関するものである。

〔従来の技術〕

従来この種の展開アンテナリフレクタとしては。

第６図ないし第８図に示されるものが知られている。第
６図は従来の展開アンテナリフレクタの格納時の形状を
示す斜視図、第１図及び第８図は第６図に示す展開アン
テナリフレクタの展開後の形状を示す正面図および側面
図である。上記各図においてシυはセントラルディッシ
ュ、１２のはこのセントラルディッシュからｔ２１）に
放射状に配設された多数のリブ、（２）はこの各リブ（
２）と上記セントラルディッシュＱυを結合し、各リブ
（２）を格納時の位置から展開後の位置まで展開させる
ための１自由度のヒンジ、Ｑ４は＠シ合う２つのリブ＠
間に張られ、展開後の位置においてアンテナリフレクタ
面を形成する導電性を有するメツシュ状薄膜である。

次に動作について説明する。格納時には第６図に示すよ
うに各リブ翰はヒンジ（ハ）の個所で折シ畳まれて、セ
ントラルディッシュＱ０の面に対してほぼ垂直の位置に
あシ１図示されていない保持装置によ）折シ畳まれた状
態に保持されている。また各リブ翰の間に設けられた可
撓性薄膜Ｑ→は第６図に示す様に上記各リブ（ハ）間に
折シ畳まれている。

打ち上げ時には上記保持装置によりこの状態が保たれ１
図示されない衛星外壁あるいはスペースシャトルペイロ
ード室に固定されて軌道上まで運ばれる。軌道到達後に
保持装置が解放されて各リブ（２２はヒンジＱυに内蔵
された回転バネ（図示しない）の作用により展開し、最
終的に第７図及び第８図に示す位置に到ってヒンジｒ２
３）に内蔵された固定装置（図示しない）によりロック
される。各リブ四はこの位置において所定のパラボラ面
上にあるようにあらかじめ成形されている。また可撓性
薄膜Ｑをは各リブ（２）の展開にしたがって広がって行
き。

第６図及び第７１図に示すような最終位置では各リブ（
イ）により若干の張力が与えられて上記した形状の安定
が得られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の展開アンテナリフレクタは以上のように構成され
ているので、格納時にはアンテナリフレクタ展開直径の
約１／２程度の収納長が必要で収納性が良くなかった。

また各リブ（２）自身は所定のパラボラ面にあるがその
間に若干の張力を持つて配設された可撓性簿膜（財）は
パラボラ面上になく鏡面精度が良くないという問題点が
あった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たものでリブが伸展マストにささえられて２次元面を形
成するため９作りやすく、格納性が良いため、大型化、
軽量化が可能な展開アンテナリフレクタを得ることを目
的とする。

〔問題点を解決するだめの手段〕

本発明に係る展開アンテナリフレクタは伸展マストと、
同一形状にわん曲したカーブドリブにより張られるメツ
シュ状の可撓性薄膜とフレームによりささえられた２次
リフレクタにより反射面を形成すると共に、ヒンジを持
つフレームと持たないフレームと伸展マストにより折シ
畳むことを可能にしたものである。

〔作用〕

この発明における反射面は伸展マストとカーブドリブ間
に張られるメツシュ状の可撓性薄膜が形成する一次アン
テナ面と２次リフレクタにょシ形成される。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図において、（１）は衛星本体、（２）は衛星外壁
に取シ付けられ、衛星本体（１）と展開アンテナリフレ
クタを接続するフレーム、（３）は直線状の伸展マス）
、（４１は伸展マストをつなぎ、パラボラ面を作るカー
ブドリブ、（５）は伸展マストとカーブドリブ上に張ら
れるメツシュ状の可撓性薄膜で、アンテナの一次鏡面を
形成している。この−次鏡面により反射された電波はヒ
ンジα３により折９たたみ可能す（６）の２次リフレク
タ上に集められ、さらに２次リフレクタのカーブにより
受信機（７１に集められる。

フレーム＋８１．　（９１は２次リフレクタ（６）を伸
展マストに固定し、フレーム（９）の中央部には２次リ
フレクタを折シ畳むためのヒンジ（ｌ［Ｉが取付けられ
ている。

またフレーム（８１，（９１と伸展マスト（３）はヒン
ジαυにより結合されている。

展開時の動作について説明する。衛星本体（１）にフレ
ーム（２）により取付けられた伸展マスト（３）は格納
時には縮んだ状態にある。２次リフレクタ（６）はヒン
ジ（ＩＸ５により折シたたまれておシ、展開時に２次す
フレクタ成を形成するようあらかじめ成形されている。

またフレーム（９）はヒンジＯＧにより折シたたまれて
いる。展開時にはまず３本の伸展マストが同時に伸びて
同時に伸展マストに取付けられたカーブドリブ間の間隔
が広げられる。この時。

伸展マストとカーブドリブに張られたメツシュ状の可撓
性薄膜（５）が展開し、２次元パラボラ状の一次アンテ
ナ面が形成される。カーブドリブはパラボラ面を作るよ
うあらかじめ成形されている。次に第４図の様にヒンジ
Ｓにより折り畳まれたフレームのラッチ装置がはずれ１
回転バネの力によりフレーム（９）が直線状になる。直
線状になったフレーム（９）は対をなすヒンジを持たな
いフレームで８１と共に２次アンテナ面（６）をささえ
る。次に本発明による展開アンテナリフレクタの展開後
の動作について説明する、第５図の様に入射した電波は
伸展マスト（３）とカーブドリブ（４）により張られる
可撓性薄膜（５）が形成する一次アンテナ面によって図
の様に反射し、直線状に焦点を結ぶ。この途中に２次リ
フレクタをもうけ反射してやることにより受信機の１点
に電波を集めることができる。

なお上記実施例では２次リフレクタを設は電波を受信機
の１点に集めたものを示したが、１次アンテナ面の直線
状の焦点に複数の受信機を並べ。

電気的に増幅してもよい。

〔発明の効果〕

以上の様にこの発明によればアンテナ面を１次リフレク
タと２次リフレクタで形成するように構成したので、構
造的に作シやすく、鏡面精度の良い、また格納時に小型
化可能で大型化、軽量化可能な展開アン゛テナリフレク
タが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５図はこの発明の一実施例による展開アン
テナリフレクタで第１図は展開時の全体図、第２図およ
び第３図は展開時の側面図、第４図は展開途中のモデル
図、第５図は電波の反射方式を示す原理図である。第６
図〜第８図は従来例で第６図は格納時、第１図および第
８図は展開時の側面図である。 なお９図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 弾性バネを有するヒンジと、ヒンジにより結合されたフ
   レームと、ヒンジを持たないフレームと、これ等フレー
   ムによりささえられる伸展マストと、伸展マストとフレ
   ームをつなぐヒンジと、伸展マストにつながれた同一形
   状にわん曲した複数のリブと、各リブ間に張られてアン
   テナ鏡面を形成するメッシュ状の可撓性薄膜と、フレー
   ムによりささえられる２次リフレクタと、２次リフレク
   タの焦点に受信機とを備えた展開アンテナリフレクタ。