JPH01151956A - 電気集じん装置 - Google Patents

電気集じん装置

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Publication number
JPH01151956A
JPH01151956A JP30753587A JP30753587A JPH01151956A JP H01151956 A JPH01151956 A JP H01151956A JP 30753587 A JP30753587 A JP 30753587A JP 30753587 A JP30753587 A JP 30753587A JP H01151956 A JPH01151956 A JP H01151956A
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JP
Japan
Prior art keywords
discharge
electrodes
electrode
dust
dust collection
Prior art date
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Pending
Application number
JP30753587A
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English (en)
Inventor
Tsugita Yukitake
雪竹 次太
Norio Arashi
紀夫 嵐
Noboru Tsukamoto
塚本 登
Hiroshi Asano
弘 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気集じん装置に係り、特に、捕集性に優れ
コスト低減を図るに好適な電気集じん装置に関する。
〔従来の技術〕
電気集じん装置(以下EPと略す)はボイラや各種燃焼
炉から排出されるダストの除去用として広く採用されて
いる。その代表的なEP主要部の電極構成は、−例とし
て静電気ハンドブック(オーム礼服、P475)より引
用すると、第4図に示すように放電極支持枠4に支持さ
れた多数の放電極1と、該放電極1とは所定間隔をもっ
て対設された集じん極2とから成っている。実機EPは
これら電極群がガス流方向に3〜4室に分けて設置され
る。放電極支持枠4に直流負極の高電圧を印加し、集じ
ん極2を正極(接地極)にすると両電極間にコロナ放電
が生起し、このコロナ放電場を通過する排ガス中のダス
トは負イオンの衝突によって帯電され、クーロン力によ
って集じん極2へ捕集される。
放電極lと集じん極2との間隔は狭いほど、ガス中のダ
ストの集じん極へ向う距離が短くなるのでダストの捕集
率は高くなるが、安定荷電を行うには経験的におのずと
その間隔が定まり、集じん極間隔は250mないしは3
00mに定着している。しかし、特殊な場合として集じ
ん極間隔が400mgを越える広幅電極の採用もある。
一方、放電極間隔は集じん極間隔に応じて定められ、集
じん極間隔が狭いと狭く、広いと広く配設される。
第2図は、放電極1と集じん極2の配列および放電極1
と集じん極2間の電気力線を表わす平面図である。放電
極の間隔をP、集じん極の間隔をDとするとP/Dと集
じん極単位面積当りの電流密度の関係は第3図に示すよ
うになる。印加電圧が一定の条件のもとでは、P/Dが
0.6〜0.8附近において前記電流密度が最高となる
。すなわち、最大の放電電流が流れ、P/Dがそれより
小さくても大きくても放電電流は減少する。P/Dが0
.5より小さい場合には放電極とその左右隣りの放電極
との電界の干渉作用による放電電流抑制が生じ、一方、
P/Dが1.0を超えると、集じん極面に対して全面に
わたる放電を成し得ない部分、すなわち、互いに隣接す
る放電極からの距離がほぼ等しい位置の集じん極の電流
密度が低くなるため放電電流が減少するのである。これ
らの現象はすでに知られており、この結果に基づいて現
在使用されているEPの放電極間隔は、例えば集じん極
間隔が300mmでは200III11前後が用いられ
ている。
しかしながら、ばいじん排出規制の強化によりEPの高
性能化が要求され、更には小形化、省エネルギー化や低
コスト化など市場のニーズは幅広く求められている。特
にEPは捕集性は優れているが他のバクフィルタやサイ
クロンなどの機械式集じん機に比ベコストが高いのが唯
一の欠点である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、EPの捕集機構をダストの帯電作用と
集じん作用に分けて考えると、集じん極単位面積当りの
電流密度の最大点でダストへの帯電作用は必ずしも最大
ではなく、EPの高性能化及び低コスト化について配慮
がなされていないという問題点があった。
本発明の目的は、前記の集じん極単位面積当りの電流密
度とダストへの帯電作用の関係を考慮して、ダストに高
密度の電荷を与え捕集性を優れコスト低減が図れるEP
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
互いに平行配置された平板の集じん極と、該集じん極の
中間に該集じん極と平行に、かつ、所定間隔をもって互
いに平行に配列された複数の放電極とを有する電気集じ
ん装置において、前記放電極の間隔を前記集じん極の間
隔より広くしたことを特徴とする電気集じん装置により
、上記問題は解決される。
〔作用〕
EPの原理は、前記の従来の技術の項で述べているが、
放電極支持枠に直流負極の高電圧を印加し、集じん極を
正極(接地極)にすると、放電極と集じん極の間にコロ
ナ放電が生起し、このコロナ放電場を通過する排ガス中
のダストは負イオンの衝突によって帯電され、クーロン
力によって集じん極に捕集される。
いま、EPの消費電力を一定として、そのEPに設けら
れた放電極の間隔を従来用いられている集じん極間隔の
0.7倍程度から本発明のように放電数を減じて集じん
極間隔と同等もしくはそれ以上としても、放電極1本当
りの放電電力が増加して、EPのダストの捕集率は、従
来のものとほぼ等しく維持できることを実験により確認
した。
この理由は、放電極の間隔を広くした場合、互いに隣接
する放電極から距離がほぼ等しい位置の集じん極面に弱
い電界強度の部分が生じてその部分のダスト捕集性能が
低下したとしても、各放電極近傍には放電極1本当りの
放電電力の増加により、より高い電界が生起してダスト
により高密度の電荷を与え、また放電極に近い集じん極
面により強い電界強度の部分が生じて、その部分のダス
ト捕集性能が向上するため、前記のダスト捕集性能を補
っているものと推察される。
なお、EPの集じん性能評価は、EPへ荷電される消費
電力で通常表わされる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第5図〜第7図によ
り説明する。第1図はEPの電極構成を表わす平面図で
ある。1は放電極、2は集じん極、3は放電極1と集じ
ん極間の電気力線である。放電極の形状は高濃度ダスト
においても放電電流を十分に流しうろことが必要である
。そのためには、放電極に所定のコロナ発生部を有する
突起付や針材線を用いるのが、本発明方式を実施するの
に効果的である。放電極の形状の一例を静電気ハンドブ
ック(オーム礼服、P478)より引用すると第5図に
示すような各種の形状があり、このうち本発明方式には
いわゆる突起付あるいは針材の電極である。(c)、(
d)、(e)、(f)、(i)または(j)等が好まし
い。
EPの定格容量における放電電力は、通常11W/rn
’程度で運転されるが、もしも、放電電流が流れにくい
放電極を用いると、所定の放電電力に達するまでに火花
放電に至り、十分な集じん性能を発揮できない現像を呈
することになる。
以下、実験用EPを用いて行った実験のデータに基づい
て実施例を説明する。実験用EPは集じん極間隔を30
0aa、ダクト数を1ダクトとし、放電極は突起付線を
用いた。処理風量は600r&/h、北東じん面積は2
3.2rrr/rrr/Sである。供試ダストは、サブ
ミクロン粒子を対象にして、半自動溶接機により発生さ
れたヒユームを用いた。ヒユームを運ぶガスは大気とし
、湿度の影響をなくすためにガス温度を40℃一定とし
た。この時のヒユームの電気抵抗は3X1010Ω−1
である。
第6図は、放電極間隔Pと集じん極間隔りとの比P/D
と放電極1本当りの放電電力の関係を示す図である。実
験条件はEPへ供給する放電電力を一定とした。この結
果P/Dが大きくなるほど放電極1本当りの放電電力は
大きくなっている。
このように放電極間隔Pを大きくして、放電極1本当り
の放電電力、すなわち電界強度を高くすると、電界強度
に比例した電荷量をダストへ与えることができる。
第7図は、EPへ供給する放電電カ一定条件におけるP
/Dと集じん率の関係を示す。P/Dが0.5から1.
5までは集じん率はほとんど変りないが、P/Dが2で
はやや低下する傾向にある。
すなわち、実用的にはP/Dが1.5までは十分使用で
きることを明らかにした。このように、従来用いられて
いるP/Dの0.7の約2倍に当る1、5でも同等の集
じん率を維持できる理由は次のように考えられる。粒子
の帯電量qは電界強度Eに比例し、さらに帯電粒子を集
じん極へ運ぶ力は(IEで表わされる。すなわち、集じ
ん極へ向う粒子速度ω=KE2となり(Kは定数)、電
界強度の2乗に比例する。したがって、第1図に示した
ように広い放電極間隔にすると、放電極と放電極の中間
附近に位置する集じん極面上の弱い電界強度の部分が生
じてその部分のダストの捕集性能が低下したとしても、
放電極近傍に位置する集じん極面上の強い電界強度の部
分の捕集性能が向上して前記の低下分を補っているもの
と推察される。
以上のようにこの実験によりP/Dを従来の0.8から
本発明の1.5に変えたとしても、従来と同等の捕集性
能を維持できることを明らかにし、放電極の数を従来よ
り約半減することが可能であることを確認した。本実験
では、放電極形状は突起付のほかの針材線で実施しても
変りはなく、ノまた放電電力を変えても本発明の効果を
発揮できることを確認した。この成果を例えば火力発電
用ボイラに用いられる実機EPに適用した場合、このE
Pはボイラ1本当り15℃長の放電極が数千本配列され
ているので、約半減する放電極の加工。
取付けなどを考慮すると大巾なコスト低減となりその効
果は非常に大きい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、EPへ供給する放電電力を従来のEP
と同じとし放電極間隔を従来より広くし、すなわち、集
じん極間隔と同等もしくはそれ以上とし、放電極1本当
りの放電電力を増加して、放電極はその近傍に高電界を
生起し、その高電界を通過するダストに従来より高密度
の電荷を与え、集じん極はそのダストを捕集することに
より、従来のEPとほぼ同等の捕集性能を維持できる。
したがって、同一性能としても従来のEPよりも放電極
の数を減することができ、放電極の加工、据付のコスト
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るEPの電極構成を示す平面図、第
2図は放電極と集じん極の配列を示す平面図、第3図は
放電極間隔Pと集じ元種間隔りとの比P/Dに対する放
電電流の関係を示す図、第4図はEPの電極主要部を示
す斜視図、第5図は各種放電極の形状を示す図、第6図
はP/Dと放電極1本当りの放電電力の関係を示す図及
び第7図はP/Dと集じん率の関係を示す図である。 茅 10 竿2図 ’4 3 口 経 ’10  (−) *5(2) k’Tff fllk   ’−pr入5/IF  %
1NfML%Tn円絹 χ乃グ任0ゲド       
 ロヴV第 6 (2) 茅 7m P/4)(−ン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、互いに平行配置された平板の集じん極と、該集じん
    極の中間に該集じん極と平行に、かつ、所定間隔をもつ
    て互いに平行に配列された複数の放電極とを有する電気
    集じん装置において、前記放電極の間隔を前記集じん極
    の間隔より広くしたことを特徴とする電気集じん装置。 2、前記放電極のコロナ発生部が、先端の尖つた突起に
    より構成されていることを特徴とする特許請求範囲第1
    項記載の電気集じん装置。
JP30753587A 1987-12-07 1987-12-07 電気集じん装置 Pending JPH01151956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30753587A JPH01151956A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 電気集じん装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30753587A JPH01151956A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 電気集じん装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01151956A true JPH01151956A (ja) 1989-06-14

Family

ID=17970261

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30753587A Pending JPH01151956A (ja) 1987-12-07 1987-12-07 電気集じん装置

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JP (1) JPH01151956A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08112549A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Masuda Yoshiko 炭素繊維を放電極としたコロナ放電ユニットとそれを用 いた電気集塵装置、ガス浄化装置ならびに除電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08112549A (ja) * 1994-10-17 1996-05-07 Masuda Yoshiko 炭素繊維を放電極としたコロナ放電ユニットとそれを用 いた電気集塵装置、ガス浄化装置ならびに除電装置

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