JPH01151904A - 逆浸透膜濃縮装置 - Google Patents

逆浸透膜濃縮装置

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JPH01151904A
JPH01151904A JP31122787A JP31122787A JPH01151904A JP H01151904 A JPH01151904 A JP H01151904A JP 31122787 A JP31122787 A JP 31122787A JP 31122787 A JP31122787 A JP 31122787A JP H01151904 A JPH01151904 A JP H01151904A
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JP
Japan
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cylinder chamber
pistons
rear cylinder
chambers
front cylinder
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Application number
JP31122787A
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English (en)
Inventor
Kazuharu Takada
和治 高田
Masaaki Imai
正昭 今井
Yasushi Nishimura
靖史 西村
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Sasakura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sasakura Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被濃縮液を高圧に加圧して逆浸透膜に供給し
て、当該逆浸透膜を透過する透過液と、透過しない濃縮
液とに分離する逆浸透膜濃縮装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の逆浸透膜濃縮装置は、例えば、特公昭5
9−48122号公報等に記載されているように、逆浸
透膜槽の一端における被濃縮液出入口と、他端における
被濃縮液出入口との間を繋ぐ閉ループ管路の途中に、循
環ポンプを設ける一方、前記閉ループ管路内に、被濃縮
液を加圧ポンプにて高圧(50〜60kg/cn+)に
加圧して供給するようにしたものであったが、この装置
は、加圧ポンプと循環ポンプとの二台のポンプを必要と
して、装置が大型化すると共に、装置の重量が大幅に増
大することに加えて、消費する動力も大きい等の問題が
あった。
そこで、先行技術としての米国特許第4,432.87
6号明細書は、小型、軽量化を図るために、−台の往復
動式ポンプを使用した逆浸透膜濃縮装置を提案している
すなわち、この装置は、前記往復動式ポンプにおいてそ
のピストンを挟む両シリンダ室のうち、断面積の大きい
第1のシリンダ室を、逆浸透膜槽における被濃縮液入口
に、断面積の小さい第2のシリンダ室を、前記逆浸透膜
槽における濃縮液出口に各々接続し、前記ピストンが第
1のシリンダ室に向かう前進行程により、前記両シリン
ダ室における断面積の差によって被濃縮液を高圧に加圧
して、逆浸透膜槽に供給して透過液を製造する一方、前
記ピストンが第2のシリンダ室に向かう後退行程に際し
て、第1のシリンダ室内に新しい被濃縮液を吸入すると
同時に、第2のシリンダ室から古い濃縮液を排出するよ
うに構成したものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、この先行技術の逆浸透膜濃縮装置は、往復動式
ポンプにおけるピストンの前進行程のときにおいて透過
液の製造を行い、ピストンの後退行程のときにおいて新
しい被濃縮液の吸入と古い濃縮液の排出とを行うもので
、透過液の製造、つまり、被濃縮液の濃縮は、ピストン
の前進行程のときのみに限られるから、濃縮の処理能力
が低いのである。
従って、所定の処理能力を得るには、それだけ往復動式
ポンプにおける容量を大きくしなければならないから、
装置全体の小型・軽量化が未だ不十分であり、しかも、
透過液の製造が往復動式ポンプにおけるピストンの前進
行程に限られることに加えて、当該往復動式ポンプの容
量を大きくすることは、これだけ濃縮処理量に対する消
費動力が増大し、濃縮処理のための運転経費が嵩むので
あった。
本発明は、この先行技術の問題を解消することを目的と
するものである。
〔問題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、透過液取出管路を備
えた逆浸透膜槽と、往復動式ポンプとから成る逆浸透膜
濃縮装置において、前記往復動式ポンプにおけるシリン
ダ内を、同時に往復動する二つのピストンにより四つの
シリンダ室に構成して、この四つのシリンダ室のうち、
両ピストンの前進行程のとき容積が縮小される二つのシ
リンダ室を前部シリンダ室に、両ピストンの後退行程の
とき容積が縮小される二つのシリンダ室を後部シリンダ
室に各々に構成し、前記両前部シリンダ室のうち第1の
前部シリンダ室を、前記両後部シリンダ室のうち第2の
後部シリンダ室よりも大きい断面積に、また、前記両後
部シリンダ室のうち第1の後部シリンダ室を、前記両前
部シリンダ室のうち第2の前部シリンダ室よりも大きい
断面積に各々構成し、これら第1の前部シリンダ室及び
第1の後部シリンダ室からの循環管路を前記逆浸透膜種
における被濃縮液入口に接続し、前記第1の前部シリン
ダ室からの循環管路には両ピストンの前進行程のとき開
く前部シリンダ室用循環弁を、前記第1の後部シリンダ
室からの循環管路には両ピストンの後退行程のとき開く
後部シリンダ室用循環弁を各々設け、前記第1の前部シ
リンダ室に接続した被濃縮液供給管路中には両ピストン
の後退行程のとき開く前部シリンダ室用供給弁を、前記
第1の後部シリンダ室に接続した被濃縮液供給管路中に
は両ピストンの前進行程のとき開く後部シリンダ室用供
給弁を各々設け、更に、前記第2の前部シリンダ室及び
前記第2の後部シリンダ室に、前記逆浸透膜槽における
濃縮液出口からの戻循環管路を各々接続し、前記第2の
前部シリンダ室への戻循環管路には両ピストンの後退行
程のとき開く前部シリンダ室用戻循環弁を、前記第2の
後部シリンダ室への戻循環管路には両ピストンの前進行
程のとき開く後部シリンダ室用戻循環弁を各々設け、且
つ、前記第2の前部シリンダ室に接続した濃縮液排出管
路には両ピストンの前進行程のとき開く前部シリンダ室
用排出弁を、前記第2の後部シリンダ室に接続した濃縮
液排出管路には両ピストンの後退行程のとき開く後部シ
リンダ室用排出弁を各々設ける構成にした。
〔作  用〕
この構成において、両ピストンの前進行程のとき、第1
の前部シリンダ室からの循環管路中における前部シリン
ダ室用循環弁が開で、第1の後部シリンダ室からの循環
管路中における後部シリンダ室用循環弁が閉じているこ
とにより、第1の前部シリンダ室内における被濃縮液は
、循環管路を介して逆浸透膜槽内に送出される一方、逆
浸透膜槽から第2の後部シリンダ室への戻循環管路中に
おける後部シリンダ室用戻循環弁が開いていることによ
り、逆浸透膜槽内における濃縮液は、第2の後部シリン
ダ室内に流入するように流動する。
この流動中において、前記逆浸透膜槽への被濃縮液には
、第1の前部シリンダ室と第2の後部シリンダ室とにお
ける断面積の差により高い圧力に加圧されるから、逆洗
X3膜槽における透過液取出管路からは、前記断面積の
差に相当する量の透過液が取り出されるのである。また
、この両ピストンの前進行程のとき、第1の後部シリン
ダ室への被濃縮液供給管路中における後部シリンダ室用
供給弁、及び他方の前部シリンダ室からの濃縮液排出管
路中における前部シリンダ室用排出弁が共に開いること
により、第1の後部シリンダ室内に新しい被濃縮液が吸
入される一方、第2の前部シリンダ室内における古い濃
縮液が排出される。
そして、両ピストンが、前進行程から後退行程に移行す
ると、第1の後部シリンダ室からの循環管路中における
後部シリンダ室用循環弁が開で、第1の前部シリンダ室
からの循環管路中における前部シリンダ室用循環弁が閉
じていることにより、第1の後部シリンダ室内における
被濃縮液は、循環管路を介して逆浸透膜槽内に送出され
る一力、逆浸透膜槽から第2の前部シリンダ室への戻循
環管路中におけるi:1部シリンダ室用戻循環弁が開い
ていることにより、逆浸透膜槽内における濃縮液は、第
2の前部シリンダ室内に流入するように流動する。この
流動中において、前記逆浸透膜槽への被濃縮液には、第
1の後部シリンダ室と第2の前部シリンダ室とにおける
断面積の差により高い圧力に加圧されるから、逆浸透膜
槽における透過液取出管路からは、前記断面積の差に相
当する量の透過液が取り出されるのである。また、この
両ピストンの前進行程のとき、第1の前部シリンダ室へ
の被濃縮液供給管路中における前部シリンダ室用供給弁
、及び第2の後部シリンダ室からの濃縮液排出管路中に
おける後部シリンダ室用排出弁が共に開いることにより
、第1の前部シリンダ室内に新しい被濃縮液が吸入され
る一方、第2の後部シリンダ室内における古い濃縮液が
排出される。
以下、前記作用を繰り返すことにより、両ピストンの前
進行程、及び後退行程の両方において透過液の製造、つ
まり、濃縮処理を行うのである。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面について説明するに、第1図
は第1の実施例を示すもので、この図において符号1は
、逆浸透膜2を内蔵し、且つ、透過液取出管路3を備え
た逆浸透膜槽を示し、該逆浸透膜槽1には、その一端部
に被濃縮液人口4を、他端部に濃縮液出口5を各々備え
ている。
符号6は、往復動式のポンプを示し、該往復動式ポンプ
6は、第1シリンダ7と、第2シリンダ8とを、その間
に仕切体9を挟んで一直線状に接合したものに構成され
、両シリンダ7.8内には、前記仕切体9を貫通するロ
ッドlOにて互いに連結したピストン11.12を各々
設けて、当該両シリンダ7.8内を四つのシリンダ室1
3,14゜15.16に8成する。
前記両ピストン11.12にロッド17aを介して一体
的に連結したねじ軸17に、ナツト18を螺合し、該ナ
ツト18を、モータ19にて正逆回転することにより、
両ピストン11.12を同時に往復動するように構成す
る。この場合、他方のピストン12に、二点鎖線で示す
ように、補助ロッド17bを連結しても良い。
前記四つのシリンダ室13,14.15.16のうち、
前記両ピストン11.12の矢印A方向への前進行程の
とき容積が縮小される二つのシリンダ室13.15を前
部シリンダ室に、両ピストン11.12の点線矢印B方
向への後退行程のとき容積が縮小される二つのシリンダ
室14.16を後部シリンダ室に構成する一方、前記第
1シリンダ7の直径を第2シリンダ8の直径よりも大き
くすることにより、前記両前部シリンダ室13゜15の
うち第1の前部シリンダ室13を、前記両後部シリンダ
室14.16のうち第2の後部シリンダ室16よりも大
きい断面積に、前記両後部シリンダ室14.16のうち
第1の後部シリンダ室14を、前記両前部シリンダ室1
3.15のうち第2のシリンダ室15よりも大きい断面
積に各々構成する。
そして、前記第1の前部シリンダ室13及び前記第1の
後部シリンダ室14には、前記逆浸透膜槽1における被
濃縮液人口4への循環管路20゜21と、被濃縮液供給
管路22.23を各々接続し、前記再循環管路20.2
1中には、前部シリンダ室用循環弁及び後部シリンダ室
用循環弁としての一つの実施例であるところの逆止弁2
4.25を各々設け、前記両波濃縮液供給管路22.2
3中には、前部シリンダ室用供給弁及び後部シリンダ室
用供給弁としての一つの実施例であるところの逆止弁2
6.27を各々設ける。
また、前記逆浸透膜槽1における濃縮液出口5からの戻
循環管路28.29を、前記第2の前部シリンダ室15
と第2の後部シリンダ室16とに接続し、この両肩循環
管路28.29中には、前部シリンダ室用戻循環弁と後
部シリンダ室用戻循環弁との両方の実hfI!例を兼ね
た電磁式の三方切換弁30を設け、該三方切換弁30を
、前記両ピストン11.12の往復動に、両ピストン1
1.t2の前進行程のとき濃縮液出口5を第2の後部シ
リンダ室16に連通し、両ピストン11.12の後退行
程のとき濃縮液出口5を第2の前部シリンダ室15に連
通ずる如く切換え作動するように関連する。
更にまた、前記第2の前部シリンダ室15及び第2の後
部シリンダ室1、二6に、濃縮液排出管路31.32を
各々接続し、この両濃縮液排出管路31.32中には、
前部シリンダ室用排出弁と後部シリンダ室用排出弁との
両方の実施例を兼ねた電磁式の三方切換弁33を設け、
該三方切換弁33を、前記両ピストン11.12の往復
動に、両ピストン11.12の前進行程のとき第2の前
部シリンダ室15における濃縮液排出管路31を開き、
両ピストン11.12の後退行程のとき第2の後部シリ
ンダ室16における濃縮液排出管路32を開く如く切換
え作動するように関連する。
この構成において、両ピストン11.12が矢印A方向
に移動する前進行程のとき、第1のAiJ部シリンダ室
13内における被濃縮液は、循環管路20中における逆
止弁24を開き、循環管路20を介して逆浸透膜槽l内
に送出される(このとき、第1の後部シリンダ室14に
対する循環管路21中の逆止弁25は閉じているから、
第1の前部シリンダ室13から送出される被濃縮液が、
第1の後部シリンダ室14内に入ることはない)一方、
逆浸透膜槽lからの両肩循環管路28.29中における
三方切換弁30は、両ピストン11.12のii1進行
進行色きには、濃縮液出口5を第2の後部シリンダ室1
6に連通してい、ることにより、逆浸透膜槽1内におけ
る濃縮液は、第2の後部シリンダ室16内に流入するよ
うに流動する。この流動中において、前記逆浸透膜槽1
への被濃縮液には、第1の前部シリンダ室13と第2の
後部シリンダ室16とにおける断面積の差により高い圧
力に加圧されるから、逆浸透膜槽lにおける透過液取出
管路3からは、前記断面積の差に相当する量の透過液が
取り出されるのである。また、この両ピストン11.1
2の前進行程のとき、第1の後部シリンダ室14内には
、新しい被濃縮液が逆止弁27付き被濃縮液供給管路2
3を介して吸入される一方、再濃縮液排出管路31.3
2中における三方切換弁33は、他方の前部シリンダ室
15における濃縮液排出管路31を開いているので、第
2の前部シリンダ室15内における古い濃縮液が排出さ
れる。
そして、両ピストン11.12が前進行程から、点線矢
印B方向への後退行程に移行すると、第1の後部シリン
ダ室14内における被濃縮液は、循環管路21中におけ
る逆止弁25を開き、循環管路21を介して逆浸透膜槽
1内に送出される(このとき、第1の前部シリンダ室1
3に対する循環管路20中の逆止弁24は閉じているか
ら、第1の後部シリンダ室14から送出される被濃縮液
が、第1の前部シリンダ室13内に入ることはない)一
方、逆浸透膜槽lからの両肩循環管路28,29中にお
ける三方切換弁30は、両ピストン11゜12の後退行
程のときには、濃縮液出口5を第2の前部シリンダ室1
5に連通していることにより、逆浸透膜槽l内における
濃縮液は、第2の前部シリンダ室15内に流入するよう
に流動する。この流動中において、前記逆浸透膜槽1へ
の被濃縮液には、第1の後部シリンダ室14と第2の前
部シリンダ室15とにおける断面積の差により高い圧力
に加圧されるから、逆浸透膜槽1における透過液取出管
路3からは、前記断面積の差に相当する量の透過液が取
り出されるのである。また、この両ピストン11.12
の後退行程のとき、第1の前部シリンダ室13内には、
新しい被濃縮液が逆止弁26付き被濃縮液供給管路22
を介して吸入される一方、再濃縮液排出管路31.32
中における三方切換弁33は、第2の後部シリンダ室1
6における濃縮液排出管路32を開いているので、第2
の後部シリンダ室16内における古い濃縮液が排出され
る。
以下、前記作用を繰り返すことにより、両ピストン11
.12の矢印A方向への前進行程、及び点線矢印B方向
への後退行程の両方において透過液の製造、つまり、濃
縮処理を行うのである。
第2図は、第2の実施例を示すもので、この実施例は、
両シリンダ7.8を同径にし、ねじ軸17に対するロッ
ド17a及び補助ロッド17bを、両ピストン11.1
2間のロッド10よりも大径に形成することによって、
両前部シリンダ室13゜15のうち第1の前部シリンダ
室13を、前記両後部シリンダ室14.16のうち第2
の後部シリンダ室16よりも大きい断面積に、前記両後
部シリング室14.16のうち第1の後部シリンダ室1
4を、前記両前部シリンダ室13.15のうち第2のシ
リンダ室15よりも大きい断面積に各々構成したもので
あり、その他の構成は、前記第1の実施例と同様であり
、前記第1の実施例と同様に、両ピストン11.12の
矢印A方向への前進行程、及び点線矢印B方向への後退
行程の両方において透過液の製造、つまり、濃縮処理を
行うのものである。
また、第3図は、第3の実施例を示すもので、この実h
(!!例は、両シリンダ7.8を同径にし、両ピストン
11.12を連結するロッド10を、他のo ラド17
a、17b (但し、17bは、第1図に実線で示すよ
うに省略して良い)よりも大径に形成することによって
、両前部シリンダ室13゜15のうち第1の前部シリン
ダ室13を、前記両後部シリンダ室14.16のうち第
2の後部シリンダ室16よりも大きい断面積に、前記両
後部シリンダ室14.16のうち第1の後部シリンダ室
14を、前記両前部シリンダ室13.15のうち第2の
シリンダ室15よりも大きい断面積に各々構成したもの
であり、その他の構成は、前記第1の実hb例と同様で
あり、前記第1の実施例と同様に、両ピストン11.1
2の矢印A方向への前進行程、及び点線矢印B方向への
後退行程の両刀において透過液の製造、つまり、濃縮処
理を行うのものである。
更にまた、第4図は、第4の実施例を示すもので、この
実施例は、二つのシリンダ7.8を直列状に配設するこ
とに代えて、二つのシリンダ7゜8を並列状に配設して
、その各々に同時に往復動するピストン11.12を設
けたものであり、この場合においても、両前部シリンダ
室13.15のうち第1の前部シリンダ室13を、前記
両後部シリンダ室14.16のうち第2の後部シリンダ
室16よりも大きい断面積に、前記両後部シリンダ室1
4.16のうち第1の後部シリンダ室14を、前記両前
部シリンダ室13.15のうち第2のシリンダ室15よ
りも大きい断面積に各々構成することについては、前記
と同様に、両シリンダ7.8の直径を大小にすること、
各ロッドの直径を大小にすること等の手段を採用できる
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によると、往復動式ポンプにおける前
進行程及び後退行程の両方について、透過液の製造、つ
まり、濃縮処理を行うことができて、往復動式ポンプの
行程に無駄がなく、濃縮処理を略連続的に行うことがで
きるから、装置全体の大型化及び重量の増大を招来する
ことなく、処理能力の向上を図ることができるのであり
、しかも、濃縮処理量に対する消費動力が低減できるか
ら、運転経費を可成り節減できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1の実施例を
示す図、第2図は第2の実施例を示す図、第3図は第3
の実施例を示す図、第4図は第4の実施例を示す図であ
る。 l・・・・逆浸透膜槽、2・・・・逆浸透膜、3・・・
・透過液取出管路、4・・・・被濃縮液入口、5・・・
・濃縮液出口、6・・・・往復動式ポンプ、7.8・・
・・シリンダ、9・・・・仕切体、IO・・・・ロッド
、11.’12・・・・ピストン、13・・・・第1の
前部シリンダ室、14・・・・第1の後部シリンダ室、
15・・・・第2の前部シリンダ室、16・・・・第2
の後部シリンダ室、17・・・・ねじ軸、18・・・・
ナツト、19・・・・モータ、20.21・・・・循環
管路、22.23・・・・被濃縮液供給管路、24.2
5・・・・前部シリンダ室用循環弁及び後部シリンダ室
用循環弁としての逆止弁、26.27・・・・前部シリ
ンダ室用供給弁及び後部シリンダ室用供給弁としての逆
止弁、28゜29・・・・戻循環管路、30・・・・前
部シリンダ室用戻循環弁及び後部シリンダ室用戻循環弁
としての三方切換弁、31.32・・・・濃縮液排出管
路、33・・・・前部シリンダ室用排出弁及び後部シリ
ンダ室用排出弁としての三方切換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、透過液取出管路を備えた逆浸透膜槽と、往復動
    式ポンプとから成る逆浸透膜濃縮装置において、前記往
    復動式ポンプにおけるシリンダ内を、同時に往復動する
    二つのピストンにより四つのシリンダ室に区成して、こ
    の四つのシリンダ室のうち、両ピストンの前進行程のと
    き容積が縮小される二つのシリンダ室を前部シリンダ室
    に、両ピストンの後退行程のとき容積が縮小される二つ
    のシリンダ室を後部シリンダ室に各々に構成し、前記両
    前部シリンダ室のうち第1の前部シリンダ室を、前記両
    後部シリンダ室のうち第2の後部シリンダ室よりも大き
    い断面積に、また、前記両後部シリンダ室のうち第1の
    後部シリンダ室を、前記両前部シリンダ室のうち第2の
    前部シリンダ室よりも大きい断面積に各々構成し、これ
    ら第1の前部シリンダ室及び第1の後部シリンダ室から
    の循環管路を前記逆浸透膜槽における被濃縮液入口に接
    続し、前記第1の前部シリンダ室からの循環管路には両
    ピストンの前進行程のとき開く前部シリンダ室用循環弁
    を、前記第1の後部シリンダ室からの循環管路には両ピ
    ストンの後退行程のとき開く後部シリンダ室用循環弁を
    各々設け、前記第1の前部シリンダ室に接続した被濃縮
    液供給管路中には両ピストンの後退行程のとき開く前部
    シリンダ室用供給弁を、前記第1の後部シリンダ室に接
    続した被濃縮液供給管路中には両ピストンの前進行程の
    とき開く後部シリンダ室用供給弁を各々設け、更に、前
    記第2の前部シリンダ室及び前記第2の後部シリンダ室
    に、前記逆浸透膜槽における濃縮液出口からの戻循環管
    路を各々接続し、前記他方の前部シリンダ室への戻循環
    管路には両ピストンの後退行程のとき開く前部シリンダ
    室用戻循環弁を、前記第2の後部シリンダ室への戻循環
    管路には両ピストンの前進行程のとき開く後部シリンダ
    室用戻循環弁を各々設け、且つ、前記第2の前部シリン
    ダ室に接続した濃縮液排出管路には両ピストンの前進行
    程のとき開く前部シリンダ室用排出弁を、前記第2の後
    部シリンダ室に接続した濃縮液排出管路には両ピストン
    の後退行程のとき開く後部シリンダ室用排出弁を各々設
    けたことを特徴とする逆浸透膜濃縮装置。
JP31122787A 1987-12-09 1987-12-09 逆浸透膜濃縮装置 Pending JPH01151904A (ja)

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JP31122787A JPH01151904A (ja) 1987-12-09 1987-12-09 逆浸透膜濃縮装置

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