JPH01151186A - 真空放電装置 - Google Patents

真空放電装置

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JPH01151186A
JPH01151186A JP62307697A JP30769787A JPH01151186A JP H01151186 A JPH01151186 A JP H01151186A JP 62307697 A JP62307697 A JP 62307697A JP 30769787 A JP30769787 A JP 30769787A JP H01151186 A JPH01151186 A JP H01151186A
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insulating container
discharge device
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vacuum discharge
creeping
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伸一 青木
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    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/662Housings or protective screens
    • H01H33/66261Specific screen details, e.g. mounting, materials, multiple screens or specific electrical field considerations
    • H01H2033/66276Details relating to the mounting of screens in vacuum switches

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  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は真空スイッチ管、真空避雷管、真空ヒユーズ
、真空トリガトロンなどの真空放電装置、特に、絶縁容
器の端部に形成した一対のメタライズ層の電位が電極と
同電位に構成された真空放電装置の内沿面および外沿面
の絶縁耐力の向上に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は例えば、特公昭59−27050号公報に示さ
れた真空放電装置としての従来の真空スイッチ管の縦断
面図であり、図において、81はアルミナ・セラミック
製の円筒形の絶縁容器、82は絶縁容器81の内壁面中
央部に形成された帯状突出部、83a、83bは絶縁容
器81の両端部81a、81bに形成されたメタライズ
層、84a、84bはメタライズ層83a、83bにろ
う付けされた封着金具であり、この封着金具84a。
84bは絶縁容器81内を真空気密に封着する。
85は封着金具84bの中心部に取付けられた金属性の
ベローズ、86a、86bは封着金具84bおよびベロ
ーズ85に貫通支持された電極棒、87a、87bは電
極棒86a、86bの先端に設けられた電極であり、電
極87bはベローズ85゜電極棒87bを介して電極8
7aに対し接離自在に構成されている。88は電極87
a、87bを囲むように上記帯状突出部82に取付けら
れた金属製の中間シールド筒である。
上記絶縁容器81の主な機能は、■真空容器の一部を構
成すること、■電極の開極時には両電極間を電気的に絶
縁すること、■金属製中間シールド筒を画電極から電気
的に接続して支持することにある。
また、■ろう付、排気などの製作工程や短絡電流遮断時
の厳しいヒートショック(熱的衝撃)に耐えること、◎
排気中または排気後に実施されるコンディショニング工
程で沿面閃絡や絶縁容器の貫通破壊を生じないこと、O
電流遮断の繰返しにより電極物質が絶縁容器内面に付着
してくるが、それによって絶縁耐力が所要の定格耐電圧
よりも劣化しないこと、■使用環境の塩分や塵埃による
外添面の汚損に対して、所要の絶縁耐力を維持できるこ
と、■電極の開閉動作に伴なう機械的衝撃や振動に耐え
ること、などの性能が要求される。
近年、真空スイッチ管に対する小型化の要求は益々強ま
っており、このために電極直径や絶縁容器の内壁直径が
与えられた場合に、上述の機能。
性能を維持しつ・如何にして最小寸法で且つ最適構造の
絶縁容器を構成するか、という課題が重要になってきた
従来のセラミック製の絶縁容器81は次の手順で製作さ
れていた。一般にアルミナ粉体を調合し、ラバープレス
法により円筒を成形し、成形体を切削加工により仕上げ
た後、約1650℃の大気中で高温焼結する。外面に施
釉して焼付け、更に絶縁容器1の端部にMOとMnを主
体とするペーストを塗布し、乾燥し、1400〜150
0℃の高温で焼付ける。この焼付けによって、絶縁物で
あるセラミックの表面が金属化されて、いわゆるメタラ
イズ層83a、83bが形成される。その後、メタライ
ズ層83a、83bにはNiメツキを施し、これを焼付
ける。
このようにして製作された絶縁容器81は、メタライズ
層33a、83bに(図示せず)ろう材を配置し、封着
金具84a、84bと約800°Cの高温度でろう付け
される。前述の部品を適時に組合わせて、ろう付けや溶
接により真空スイ・ノチ管を組立てた後500℃以上の
高温度で加熱排気して真空密封する。
排気中または排気後におけるコンディショニングと称す
る製作工程では、電極間に高電圧を印加して、真空絶縁
破壊を繰返しつつ、順次、絶縁耐力を高めていく。この
際の印加電圧は、真空スイッチ管の定格耐電圧、例えば
3.3Kv用ではAC(交流)10Kv、36Kv用で
はAC70Xvよりも這かに高い値である。
従来の真空スイッチ管では、コンディショニング中に絶
縁容器81の貫通破壊がしばしば発生し、製作歩留を低
下させていた。特に、メタライズ層83a、83bの近
傍や帯状突出部82の近傍は電界が集中するので貫通破
壊を生じ易い。
真空スイッチ管は高電圧の電路において、20年以上に
わたって使用され、その間に使用環境の塵埃や塩分を含
む雰囲気によって絶縁容器81の外添面が汚損され、ま
た多数回の電流遮断によって絶縁容器81の内湯面が電
極物質で覆われてくる。
従って、製作完成時に保有していた絶縁容器81の耐電
圧性能は、使用年数とともに次第に劣化し−6= てゆき、遂には所要の定格耐電圧に耐え得なくなる。台
風や大雪による塩害や湿潤、或は襲雷や電路の開閉時に
発生する過渡的異常電圧によって、絶縁容器81の外部
閃絡または内部閃絡が発生し、これが引金となって前述
のメタライズ層83a。
83bまたは帯状突出部2の近傍で絶縁容器81に貫通
破壊を生じることがあった。この貫通破壊は真空スイッ
チ管において致命的不具合である。
以上に述べた製作段階及び使用段階における絶縁容器8
1の貫通破壊を抑制するためには、従来は次の手段が採
られてきた。■絶縁容器81の全長を長くすることによ
り、メタライズ層83a。
83b間の間隙長りを大きくする。■ラバープレス成形
後の切削加工で絶縁容器81の外面に波形ひだを設ける
ことにより、外沿面長11を長くする。■絶縁容器81
の直径を大きくすることにより、電極87a、87b、
中間シールド筒88、絶縁容器1の内壁の相互の間隙を
広げて、真空内部の閃絡電圧を高める。■コンディショ
ニングや使用環境における周囲媒体として、絶縁油やS
F6ガスを用いることにより、外部閃絡電圧を高める。
しかし、上記の貫通破壊を生じる原因を詳細に検討した
結果、閃絡電圧の強化は外沿面だけでなく内湯面も同時
に同等に強化する必要があること、および乾式成形法で
あるラバープレスではアルミナ粉体の摩擦力により粉体
の流動性が妨げられて肉厚が厚くなる程絶縁容器内にピ
ンホール欠陥が生じ易くこれに異常な電界集中を生じる
ため貫通破壊を生じることが判った。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の真空放電装置としての真空スイッチ管は以上のよ
うに構成されているので、製作段階や使用段階において
、セラミック製の絶縁容器の器壁に貫通破壊を生じる危
険があり、これを抑制するためには絶縁容器の全長や直
径を大きくしたり、ラバープレス成形後の切削加工によ
って外沿面に波形ひだを設けたり、コンディショニング
や使用環境に絶縁油やS F bガスを使わねばならず
、真空スイッチ管を小型・軽量化し、経済的に製作。
使用する上で重大な障害となるという問題点かあった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、絶縁容器の外沿面および内湯面における閃
絡電圧を同時に同等に強化するとともに、均質、かつ、
胸肉でピンホール欠陥を生しない絶縁容器を有する真空
スイッチ管を提供すること、および、電極直径や絶縁容
器内壁の最小直径が与えられた場合に、真空スイッチ管
の製作段階で熱衝撃やコンディショニング、電圧に耐え
て、使用段階では開閉時の機械衝撃や電極物質による内
面汚損や塩分の付着による外面汚損に耐えて、しかも最
小寸法で最軽量の絶縁容器で構成された経済的な真空ス
イッチ管を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る真空放電装置は、絶縁容器を内面および
外面に波形ひだを有する肉厚のは\・均一なセラミック
筒で構成するとともに、内添面長および外沿面長を該セ
ラミック筒の両端部に設けた一対のメタライズ層の間隙
長しよりも長くしたも一9= のである。
〔作用〕
この発明における真空放電装置は、絶縁容器の内面およ
び外面に波形ひだを設けたことにより、内外両沿面の沿
面長をセラミック筒の両端部に設けた一対のメタライズ
層の間隙長よりも長くでき、従って一対のメタライズ層
間の表面漏洩電流を減小させ、内外両面における沿面閃
絡電圧を向上させることができる。また、内外面の波形
ひだを肉厚かは\゛均一なるように構成したことにより
、ピンホール欠陥が無く均質でヒートショックに強い絶
縁容器が得られ、その絶縁耐力が向上するとともに、所
要の電極直径や絶縁容器の内壁直径に対して、最小寸法
で且つ最小重量で絶縁容器を構成することが可能となり
、真空放電装置の一層の小形化、軽量化を可能とする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1は泥漿鋳込法で成形され、内面および外
面に波形ひだ2を設けたアルミナ・−10= セラミック製の絶縁容器で、その器壁の肉厚は全長にわ
たってほぼ均一である。
3a、3bは絶縁容器lの両端部1a、lbに形成され
たメタライズ層、4a、4bはメタライズ層3a、3b
にろう付けされた封着金具であり、この封着金具4a、
4bによって絶縁容器内を真空気密に封着する。5は封
着金具4bの内面中央部に設けられたステンレス製のベ
ローズ、6はベローズ5の上端に取けた保護カバー、7
a、7bは封着金具4aおよびベローズ5に貫通支持さ
せた電極棒、8a、8bは電極棒7a、7bの先端に対
向的に設けた電極であり、電極8bは電極棒7bおよび
ベローズ5を介して電極8aに対し接離自在に構成され
ている。9は電極8a、8bを囲むように絶縁容器1内
に設けられた金属製の中間シールド筒であり、この中間
シールド筒9は一端部外面に設けられた金属部材10と
外面膨出部9aとで絶縁容器1の内壁面のひだ部を挾持
して取付けられている。この場合、挾持される内壁面の
ひだ部は他の内壁面のひだ部より内側への突出量が大き
く形成されている。
第1図の実施例では、アルミナの泥漿を作成し、鋳込み
成形して乾燥した後、約1650℃の大気中で高温焼成
して絶縁容器1とした。この絶縁容器1の最大肉厚は例
えば4.7顧、外壁の谷部ICで生じる波形ひだの最小
曲率半径rは例えば5璽1、山部1dに対する谷部IC
の深さ、すなわち外壁のひだの深さeは12〜18tm
、波形ひだの直線部の面と絶縁容器1の軸に平行な面と
の挾む角度θは60度である。
このような波形ひだ2の構成によって、絶縁容器1の端
部の一対のメタライズ層3a、3b間の間隙長L=95
m、内沿面長1内添よび外沿面長11は何れもβz=l
、−125m璽となり、沿面長増倍率α−β+/L=x
z/L=1.32が得られた。
所要の工程を経て、7.2Kv用真空スイツチ管を20
個製作し、排気した後、AC30にνを印加してコンデ
ィショニングを実施した。コンディショニングにおいて
、絶縁容器1の貫通破壊を生じるものは皆無であった。
メクライズ層3a、3b間の外部閃絡電圧は従来よりも
1.2倍以上に向上していることが判った。また、等価
霧中法による塩分汚損時の外部閃絡電圧の値は、従来の
間隙長し=95Nの場合に比べて1.2倍に向上した。
一方、電流遮断を繰返すことにより電極物質が内湯面に
付着してくるが、従来に比べて、特に、インパルス耐電
圧の劣化が殆んど無く、内部沿面閃絡を生じるまでの電
流遮断回数寿命は、従来の3倍に改善できることが判っ
た。
内外面に波形ひだ2を有する肉厚のは\・均一なセラミ
ック筒は、絶縁容器1の両端部、山部、谷部、ひだの直
線部の各部分の材料特性が均質で、密度、抗折力などの
バラツキが少なく、従来のラバープレス法によるセラミ
ック筒よりもピンホール欠陥が極めて少なく、均質性が
優れている。
次に、内外面に波形ひだを有しない従来の絶縁容器1で
は、真空中に金属製の中間シールド筒が存在すると、そ
れが無い場合に比べて、大気側の外部沿面閃絡電圧が低
下する現象、すなわち背面電極効果を生じる。
−12= しかし、第1図の実施例では、外部閃絡電圧Vは外沿面
長!1に対して■oCβ1″3の関係があり、この式は
絶縁碍子における関係式と一致しており、背面電極効果
が無視できることから、メタライズ層3a、3b間で外
部閃絡が生じたとしても、第1図の実施例では、外部閃
絡の放電通路は、3a−1d−1d−3bを連ねた経路
を通り、中間シールド筒の支持部である谷部ICを経由
しないから、中間シールド筒の支持部IC附近で絶縁容
器1の貫通破壊が起り難い。
従来の内外面に波形ひだを有しない絶縁容器1で構成さ
れた真空スイッチ管では、絶縁容器の内湯面に電極物質
が付着すると、AC耐電圧の低下よりも特にインパルス
耐電圧の低下が著しかった。
上記第1の実施例でも電流遮断の繰返しにより絶縁容器
の内湯面に電極物質が付着してくることは避けられない
が、それでもインパルス耐電圧の低下が殆んど起らない
ことである。
このように、内湯面に電極物質が付着してもインパルス
耐電圧が低下しない原因は、中間シールド筒の先端部か
ら内添面までの真空間隙が大きいことが考えられる。し
たがって、中間シールド筒の高さを従来よりも大幅に短
くできる利点が生じる。
上記の実施例では、波形ひだの最小曲率半径rが約5龍
、外壁におけるひだの深さeが12〜18龍、ひだの直
線部の面と絶縁容器軸に平行な面との挾む角θが60度
の場合について説明したが、波形ひだの形状は第1図の
実施例に限らず、先に〔従来の技術〕の項で述べた絶縁
容器の具備すべき性能条件を満足する範囲で且つ小型・
軽量化に適する形状に構成することができる。
第2図は、この発明の特徴部分である波形ひだの谷部1
c、山部1dの拡大図を示す。この図では、絶縁容器の
肉厚tと波形ひだの最小半径rとはばパ等しい場合を示
したが、t>rなる関係に構成すると、前述の性能条件
■、@が満足できず、ヒートショックや機械衝撃により
クラックを生じる危険があるので、t≦rなる関係を満
足する必要がある。
第2図に示す波形ひだの直線部の面と絶縁容器の軸に平
行な面との挾む角度θは45°≦θ≦90’の範囲が望
ましい。θ〈456の範囲では、内外沿面長7!2.β
1とメタライズ層の間隙りとの比、α=1!、2/Lま
たはβ1/Lで定義される沿面長増倍係数αが余り太き
(できず、前述の背面電極効果が無視できなくなるから
である。またθ〉90゜になると泥漿鋳込法が困難とな
り、前述の性能条件■、@を満足できない。
絶縁容器1の外壁における波形ひだの深さeは、波形ひ
だの最小曲率半径rに対して1.5倍以上にするのが望
ましい。e<1.5rの範囲では、θ2値が適当であっ
ても背面電極効果が無視できないからである。
最後に容器肉厚を全長にわたってはパ均一に構成するた
めには、内添面長12と外温面長β1とははパ等しくな
ければならず、外沿面閃絡電圧を少なくとも10%向上
するためには#2#j2.≧1.2Lなる条件を満す必
要がある。
第3図は上記第2図で述べたひだの最小曲率半径r、外
壁におけるひだの深さe、内・外温面長βZ+721、
メタライズ層の間隙長しおよび波形ひだの直線部の面と
絶縁容器1の軸に平行な面との挾む角度θなどの相互の
関係図を示したものである。但し、外壁における波形ひ
だの深さeは、各ひだについて均一の場合を示しである
。第3図において、横軸の値は1.5以上、縦軸の値は
1.2以上であるのが望ましい。
第4図は、他の実施例を示すもので、絶縁容器1の端面
にメタライズ層3a、3bを形成し、そのメタライズ層
3a、3bに封着金具4a、4bを平板状にろう付し、
その一方の封着金具4aに金属製のシールド筒11を片
持的に取付けた真空スイッチ管の断面側面図である。
第5図は別の実施例を示すもので、絶縁容器1の端部側
面にメタライズ層3a、3bを形成し、そのメタライズ
層3a、3bに封着金具4a、4bをろう付し、上記絶
縁容器1の内部に波形ひだを利用して金属製の中間シー
ルド筒9を取付けるとともに金属製のホッパ状中間シー
ルド12a。
12bの一対を、その細径端部を中間シールド筒9内に
位置させて、絶縁容器1内に波形ひだを利用して取付け
た真空スイッチ管の断面側面図である。第1図の実施例
では、波形ひだ2は第6図に示すように複数個の山と谷
とに分離されているが、第7図に示すように内・外面共
通の1本の山谷、つまり螺旋形に構成してもよい。
上記の各実施例では、真空スイッチ管の場合について説
明したが、先に述べた絶縁容器の具備すべき機能・性能
要件は、真空避雷管、真空ヒ、ユーズ、真空トリガトロ
ンなどの真空放電装置においても同様であり、これらに
適用して上記実施例と同様の効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、絶縁容器を内面およ
び外面に波形ひだを有する肉厚のは・・均一なセラミッ
ク筒で形成するとともに、その内添面長および外温面長
を何れも該セラミック筒の両端部に設けた一対のメタラ
イズ層の間隙長よりも長く構成したので、コンディショ
ニングにおける製造歩留を向上でき、また小形で安価な
真空放電装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による真空放電装置を示す
縦断面図、第2図はこの発明の特徴部分である波形ひだ
の山部、谷部の拡大を示す縦断面図、第3図は波形ひだ
の諸定数と沿面長増倍率との関係図、第4図、第5図は
他の実施例を示す縦断面図、第6図は波形ひだを水平分
離ひだとしたこの発明の真空放電装置を示す正面図、第
7図は波形ひだを螺旋状に形成した同上図、第8図は従
来の真空放電装置を示す縦断面図である。 1は絶縁容器、2は波形ひだ、3a、3bはメタライズ
層、4a、4bは封着金晶、8a、8bは電極、eは外
壁におけるひだの深さ。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁容器の両端部に形成した一対のメタライズ層
    と、前記メタライズ層を介して前記絶縁容器の両端にろ
    う付けされ、該絶縁容器内に設けられた電極と同電位の
    封着金具を有する真空放電装置において、前記絶縁容器
    を内面および外面に波形ひだを有する肉厚のほぼ均一な
    セラミック筒で形成するとともに内沿面長および外沿面
    長を前記一対のメタライズ層の間隙長よりも長く構成し
    たことを特徴とする真空放電装置。
  2. (2)絶縁容器の波形ひだの最小曲率半径(r)を器壁
    の最大肉厚(t)以上に構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の真空放電装置。
  3. (3)波形ひだの直線部の面と絶縁容器の軸に平行な面
    とで挾む角度θを45度≦θ≦90度の範囲にしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の真空放電
    装置。
  4. (4)波形ひだの深さeを該波形ひだの最小曲率半径(
    r)に対して1.5倍以上としたことを特徴とする特許
    請求の範囲第(1)項記載の真空放電装置。
  5. (5)内沿面長(l_2)および外沿面長(l_1)を
    l_2≒l_1とし、かつ、一対のメタライズ層の間隙
    長(L)に対してl_2=l_1≧1.2Lとしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の真空放電
    装置。
  6. (6)絶縁容器の内面および外面の波形ひだを螺旋状に
    構成したことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記
    載の真空放電装置。
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JPH0719516B2 (ja) 1995-03-06

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