JPH01150484A - 電縫管の製造方法 - Google Patents

電縫管の製造方法

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JPH01150484A
JPH01150484A JP31012887A JP31012887A JPH01150484A JP H01150484 A JPH01150484 A JP H01150484A JP 31012887 A JP31012887 A JP 31012887A JP 31012887 A JP31012887 A JP 31012887A JP H01150484 A JPH01150484 A JP H01150484A
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JP
Japan
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pipe
roll
welding
forming
plate material
Prior art date
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Pending
Application number
JP31012887A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kimiya
康雄 木宮
Kenji Haneda
羽田 憲治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は寸法的には薄肉から厚肉まで、材質的には普通
鋼から合金鋼までの広範囲で、かつ高品質の溶接管の製
造が可能な電縫管の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の電縫管の製造方法は殆んどの場合が冷間で多段の
成形ローラで連続的に成形後、電縫溶接する方法である
。この方法は高精度の熱延鋼板あるいは冷延鋼板を素材
として使用するため、表面性状および寸法精度の優れた
電縫鋼管が製造でき、用途は構造用、機械構造用、熱交
換器用等、殆んどの分野で用いられている。−方、少な
い例であるが、温間または熱間でロール成形後に電縫溶
接する方法がある。この方法は成形が容易になるため、
成形スタンド数が少なくて良い、〜、厚肉管の成形が容
易である等の特徴がある◇この例としては特開昭55−
5165号公報に示されたように高能率の鍛接管の溶接
品質を向上させる目的で行なわれる場合がある。
通常、この方法は溶接後の工程にストレッチレデューサ
−を有しており、容易に外径、肉厚の変更が可能となっ
ており、断面積の絞りによって成品は高速の造管が可能
となり、Ton/Hrが高い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
最も一般的である冷間成形〃nn後後電縫溶接する方法
は次のような問題点がある。
■ 冷開成形のため、厚肉管の成形、特にt(肉厚)/
D(外径)比の大きい鋼管、および高強度の鋼管は製造
出来ない。
■ 外径寸法毎にロールの変更が必要であり、ロール費
が高く、組替時間が長い。
■ 高融点酸化物を生成する合金鋼を溶接する際には溶
接部を不活性ガスでシールする必要があるが、冷間成形
に開用する冷却水がシール性を阻害しやすい。
一方、特開昭55−5165号公報に示されたような熱
間および温間成形後、電縫溶接する方法は次のような問
題点がある。
■ 加熱および成形時にスケールが生成し、スケールを
溶接部に噛み込み、溶接品質を悪化させる。
■ 上記の理由で高融点酸化物を生成する合金鋼の製造
は不可能である。
■ 加熱および成形時のスケールで肌が荒れやすい。
本発明は上記の如き問題点を一挙に解決し、広範囲の寸
法、材質について鍛接管並の高能率で冷開成形皿の高品
質の電縫管を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の問題点を一挙に解決する手段の要旨は、板材の誘
導加熱工程と、ファインセラミックス製の成形ロールを
用いた成形工程と、電縫溶接工程のそれぞれを、不活性
ガスでシールすることを%激とする電縫管の製造方法で
ある。
以下に本発明の詳細な説明する。第1図は本発明を実施
する装置の構成例を示す概略図である。板材1は誘導加
熱装置4によって成形容易な温度に加熱され、ロール群
から成る成形装置5により管状板材2に成形され、溶接
装置6により溶接され、外面ビード切削装置7を経て、
後工程に至る。ここで、誘導加熱装置4から溶接装置6
までの板材1、管状板材2、管3、および成形および溶
接ロールを含むその近傍は不活性ガスのシール装置8内
に包含されている。
シールガスは入口管9から吹き込まれ、出口管10から
矢印のように排出される。誘導加熱装R4は第2図に示
すように板材1の上下面に誘導子57.58を設けて訪
導刀口熱する。このタイプの装置は既に各種の製品が市
販されている0誘導子57.58は誘導加熱時の板材1
の酸化を防ぐためにシール装置8と接しており、誘導子
57.58の入口側にはシールガスの出口管10が設け
られている。ここで矢印は不活性ガスのフローを示す。
加熱温度は成形が容易になる温度以上、理屈上は再結晶
温度以上あれば良いのであるが成形中の温度降下も考慮
して実際には600℃以上が望ましい。成形装置5につ
いても多くの市販品が有り、通常、多段の成形ロールに
より成形される。成形スタンド数は板材1の変形抵抗が
大きいほど多くなる。本発明の実施例は板材1を600
℃以上に加熱するために変形抵抗は常温の約1/2以下
となるために成形装置5の成形ロールは5スタンドとし
た。
すなわち第1図に示すように板材1を水平ロールで上下
から圧下し、曲げるブレークダウンロール11,12と
サイドロール13とフィンパスロール14.15である
。もちろん本発明は板材1の材質、寸法、および加熱温
度によってはスタンド数の加減が出来る。以上の全ての
成形ロールはサイアロン等の高強度耐熱性のファインセ
ラミックス製である。この種のファインセラミックスは
耐熱性、耐李耗性に優れ、熱伝導率、熱膨張係数、摩擦
係数が小さいので冷却水、潤滑剤を全く使用せずに成形
できる。したがって成形中においても管状板材2が酸化
されることは無い。第3図に本発明の成形装置5のブレ
ークダウンロール12の場合の不活性ガス16はシャフ
ト18に軸支され、シャフト18はハウジング19.2
0内のチヲック23.24で回転可能に支えられている
。上ロール16の圧下調整はネジ21.22を手動また
は自動で回転させることにより行なわれる。シール装置
8はリアシール28とフロントシール29に接点30.
31で分離可能に設けられる。リアシール28はモータ
ー側のハウジング19に、7ロントシール29はオペレ
ータ側のハウジング20に図に無い固定具で固定されて
おり、いずれもチョック23.24との接合は可とう性
の有るジャバラ34.35によってシールされている。
したがってシール装置5はチョック23゜240上下移
動に対応可能で、シール性も充分テアル。リアシール2
8とフロントシール29の材質は外面側が鉄皮、内面側
が断熱材となっている。ジャバラ34.35は薄鉄板で
内面側にふく射熱を軽減するための耐熱塗料を塗布しで
ある。チョック23.24は図に無い冷却水で冷却され
ている。接点30は第4図に示すようにリアシール28
に設げられたV型部36内部に貼付げられた耐熱ゴム3
7にフロントシール29を押し込んでシールする構造に
成っている。他の接点も同様の構造である。上ロール1
6と下ロール17の組替はボルト32をベツド25から
外し、フロント側のハウジング20をフロント側に引き
出すと、同時にフロントシール29も外れる。それから
上ロール16と下ロール17を外す。次に新しいロール
を入れ、フロント側のハウジング20およびフロントシ
ール29を押し込むとシール装置5の接点30,31が
閉じ、ボルト32を締めると組替完了である。上ロール
16と下ロール17の材質はファインセラミックス族で
耐熱性が良く、摩擦係数が低いため、ロールの冷却およ
び潤滑は特にしないが、シャフトのみは内部冷却部33
から冷却する。
冷却水の入口管26.出口管27付近の構造を第5図に
示す。冷却水は入口管26から入り、リング38内のシ
ャフト18の円周に設けられた円周溝39を通り、シャ
フト18内に設けられた内管41内を通り、シャフト1
8を冷却しながら内管41とシャフト18間を戻ってき
て円周溝40を介して出口管27から排出される。
ここでリング38とシャフト18間の冷却水のシールは
リングタイプのシール42で行なわれる。このようにカ
ップリングをシール装置外に置いた構造にすれば、万−
冷1却水が洩れても管状板材2の酸化には関与しない。
他のサイドロール13およびフィンバスロール14.1
5についても同様にシールされる。
溶接装置6の実施例を第6図に示す。管状板材2は、ワ
ークコイル43でエツジ部48を局部加熱され、溶接点
45で溶接ロール44によってスクイズを受けて溶接さ
れ、管3となる。
溶接時に発生した溶鋼および熱影響部はスクイズにより
外面ビード46及び内面ビード47になり、下流側の外
面ビード切削装置7で除去され、内面ビード47は、連
結材50の下流側に設けられた図にない切削装置で除去
される。連結材50は溶接熱効率を改善するインビーダ
49と図にない切削装置を連結している。溶接ロール4
4は高周波による誘導加熱を防止し、ロール疵を防止す
るために成形ロール同様のファインセラミックス族とす
る。シール族f!t、8は管状板材2、ワークコイル4
3、溶接ロール44、管2を包囲する形に成っており、
管2とのシールは耐熱ゴム52を用い、溶接ロール44
の架台51に密層固定されているのでシール性は十分で
ある。不活性ガスは入口管9から吹き込まれる。したが
ってガス流によって矢印55のようにエツジ部48およ
びワークコイル43のクリーニング、冷却を、矢印56
のように管内面側の冷却水の逆流防止を、矢印54のよ
うに溶接点45の付近のクリーニングを行なえる。
〔実施例〕
金属管  材質   0.1〜0.4%C5teel。
5TBA22. SUS 304 寸法   外径34.0〜114.3園肉厚 1.6〜
10.5喘 誘導加熱 周波数  3 kHz 加熱温度 600〜900℃ 成形   スタンド数 5(配列は前述の通り)ロール
材質市販ファインセラミックス (サイアロン) 溶接   周波数  18Q kHz 造管速度 20〜60m/分 スクイズto、5〜1. Ottxr (溶接前後の周
長差)溶接ロール 市販ファインセラミックス(サイア
ロン) シール条件 不活性ガス 窒素 流量    0.5〜2.ON??//分シール装置内
圧力 1〜3間Aq 上記の条件で実施した結果、いずれの@種、寸法も酸化
物を夾雑した溶接欠陥は皆無であり、有害な疵等の発生
は無く、寸法精度の優れた鋼管が得られた。
〔発明の効果〕
本発明によれば以下の効果が得られる。
■ 温間又は熱開成形であるので厚肉管、特に高t(肉
厚)/D(外径)の鋼管が製造でき、また高強度の鋼管
も製造可能であり、スタンド数を少なく出来るので組み
替え時間が短かくて良い。
■ 不活性ガスシール中での成も、溶接であるので普通
鋼から合金鋼まで問題無く製造可能である。
■ 同上の理由により敵化による表面肌の荒れが無い。
■ 上記理由によりミルの停止回数の減少による能率、
材料歩留の向上が出来る。
また、本発明の製造方法に加えてストレッチレデエーサ
ーを使用すれば、大径厚肉の母管を製造すれば良いので
大幅な能率向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の構造例を示す概要図、
第2図は本発明における誘導加熱装置の誘導子付近の構
成例を示す断面図、第3図は本発明の成形装置を不活性
ガスシールするシール装置の一例を示す断面図、第4図
はシール装置の接点の構造例を示す断面図、第5図は成
形ロールのシャフトの冷却水受給構造例を示す断面図、
第6図は溶接の実施態様例を示す断面図を示す。 1・・・板材      2・・・管状板材3・・・管
       4・・・誘導加熱装置5・・・成形装置
    6・・・溶接装置7・・・外面ビード切削装置
 8・・・シール装置9・・・入口管     10・
・・出口管11.12・・・ブレークダウンロール13
・・・サイドロール 14.15・・・フィンパスロール 16・・・上ロール   17・・・下口−/l’18
・・・シャツ)    19.20・・・ハウジング2
1.22・・・ネジ  23.24・・・チ叢ツク25
・・・ベツド    26・・・入口管27・・・出口
管     28・・・リアシール29・・・フロント
シール 30,31・・・接点32・・・ポルト   
 33・・・内部冷却部34.35・・・ジャバラ 3
6・・・V型部37・・・耐熱ゴム   38・・・リ
ング39.40・・・円周溝 41・・・内管42・・
・シール    43・・・ワークコイル44・・・溶
接ロール  45・・・溶接点46・・・外面ビード 
 47・・・内面ビード48・・・エツジ部   49
・・・インビーダ50・・・連結材    51・・・
架台52・・・耐熱ゴム 53〜56・・・ガスフローを示す矢印57.58・・
・誘導子。 第1図 2:管状板材 3・管 4:誘導加熱装置 5:成形装置 6:溶接装置 第3図 2:管状板材 I6:上ロール 17:下ロール 32:ボルト 33:内部冷却部 34、35:ジャバラ 36:V型部 37:耐熱ゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 板材の誘導加熱工程と、ファインセラミックス製の成形
    ロールを用いた成形工程と、電縫溶接工程のそれぞれを
    、不活性ガスでシールすることを特徴とする電縫管の製
    造方法。
JP31012887A 1987-12-08 1987-12-08 電縫管の製造方法 Pending JPH01150484A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0471726A (ja) * 1990-07-10 1992-03-06 Toshiba Corp 成形用ロール
JPH0679327A (ja) * 1992-08-31 1994-03-22 Nkk Corp 搬送ラインでの高温管体の酸化防止方法
WO2022016799A1 (zh) * 2020-07-22 2022-01-27 璋全五金制品(昆山)有限公司 一种钢管生产用焊接装置

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