JPH01150177A - 静電潜像現像方法 - Google Patents
静電潜像現像方法Info
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- JPH01150177A JPH01150177A JP30992687A JP30992687A JPH01150177A JP H01150177 A JPH01150177 A JP H01150177A JP 30992687 A JP30992687 A JP 30992687A JP 30992687 A JP30992687 A JP 30992687A JP H01150177 A JPH01150177 A JP H01150177A
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- Developing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、−成分磁性トナーを用いる静電潜像の現像方
法に関し、特に電子写真法を利用した複写装置あるいは
印字装置などの静電潜像現像方法に関するものである。
法に関し、特に電子写真法を利用した複写装置あるいは
印字装置などの静電潜像現像方法に関するものである。
従来の技術
一般に像担持体上の静電潜像を現像する方法には、現像
剤がトナーとキャリアから成る二成分現像法とトナー単
体で構成される一成分現像法とがある。二成分現像法で
は、可視像となるトナーはキャリアと異なる帯電極性を
もち、現像装置内でキャリアと撹乱されることにより比
較的安定した帯電が行われ、一定の電荷量をもつ。しか
しながらキャリアに寿命があるために、一定期間後に現
像剤を交換しなくてはならず、またトナーは現像毎に消
費されるがキャリアは殆ど消費されることがないために
、常に安定した画像を得るためには新たに補給されるト
ナーとキャリアとの摩擦帯電を担う大型の撹乱装置を現
像装置内に設ける必要がある。
剤がトナーとキャリアから成る二成分現像法とトナー単
体で構成される一成分現像法とがある。二成分現像法で
は、可視像となるトナーはキャリアと異なる帯電極性を
もち、現像装置内でキャリアと撹乱されることにより比
較的安定した帯電が行われ、一定の電荷量をもつ。しか
しながらキャリアに寿命があるために、一定期間後に現
像剤を交換しなくてはならず、またトナーは現像毎に消
費されるがキャリアは殆ど消費されることがないために
、常に安定した画像を得るためには新たに補給されるト
ナーとキャリアとの摩擦帯電を担う大型の撹乱装置を現
像装置内に設ける必要がある。
近年ではこの問題点を解決するために、数多くの現像装
置で一成分現像方法が用いられている。
置で一成分現像方法が用いられている。
例えば米国特許第3.909.258号公報に見られる
ような低抵抗トナーを用いて磁気ブラシを形成し、像担
持体上の静電潜像に接触させることにより静電潜像とは
逆の電荷が誘起されることを利用して現像を行ういわゆ
るマグネダイナミック法や、あるいは英国特許第1,3
96.979号公報に見られるようなトナーを導電部材
間の高電場下において物理的に急速撹乱することにより
トナーに注入帯電が行われることを利用した現像法や、
米国特許第4.102.305号公報に記載されている
ような一定値以上の電界を印加すると抵抗値が急激に低
下する現像剤を用いて、静電潜像担持体とトナー保持部
材との間に交番電界を発生させ静電潜像を顕像化する現
像法や、米国特許第4.259.427号公報に見られ
るようなトナー相互による摩擦でトナーを帯電させ静電
潜像を現像する方式や、米国特許第4.292,427
号公報に記載されているようにトナーを保持している部
材やトナー層を規制する部材との摩擦でトナーを帯電さ
せトナー層を静電潜像に直接接触させずに非接触の状態
で静電潜像担持体とトナー保持部材の間に交番電界を印
加しトナーを選択的に飛行させるいわゆるジャンピング
現像法などが挙げられる。
ような低抵抗トナーを用いて磁気ブラシを形成し、像担
持体上の静電潜像に接触させることにより静電潜像とは
逆の電荷が誘起されることを利用して現像を行ういわゆ
るマグネダイナミック法や、あるいは英国特許第1,3
96.979号公報に見られるようなトナーを導電部材
間の高電場下において物理的に急速撹乱することにより
トナーに注入帯電が行われることを利用した現像法や、
米国特許第4.102.305号公報に記載されている
ような一定値以上の電界を印加すると抵抗値が急激に低
下する現像剤を用いて、静電潜像担持体とトナー保持部
材との間に交番電界を発生させ静電潜像を顕像化する現
像法や、米国特許第4.259.427号公報に見られ
るようなトナー相互による摩擦でトナーを帯電させ静電
潜像を現像する方式や、米国特許第4.292,427
号公報に記載されているようにトナーを保持している部
材やトナー層を規制する部材との摩擦でトナーを帯電さ
せトナー層を静電潜像に直接接触させずに非接触の状態
で静電潜像担持体とトナー保持部材の間に交番電界を印
加しトナーを選択的に飛行させるいわゆるジャンピング
現像法などが挙げられる。
このように−成分現像剤を用いた現像方法におけるトナ
ーの帯電は、トナーが現像剤保持部材や現像剤規制部材
などの導電部材との接触帯電やこれら部材からの電荷注
入、さらにはトナー粒子相互の摩擦帯電によるものが大
部分を占める。
ーの帯電は、トナーが現像剤保持部材や現像剤規制部材
などの導電部材との接触帯電やこれら部材からの電荷注
入、さらにはトナー粒子相互の摩擦帯電によるものが大
部分を占める。
発明が解決しようとする問題点
上述したトナーの帯電方法において低抵抗トナーを用い
た方式は像担持体に現像されて付着したトナーを転写紙
(普通紙)に転写することが通常の電界を利用した方法
では困難である。
た方式は像担持体に現像されて付着したトナーを転写紙
(普通紙)に転写することが通常の電界を利用した方法
では困難である。
導電部材からの電荷注入による方法は、現像装置が複雑
化し一成分現像剤による現像装置の長所が損なわれる。
化し一成分現像剤による現像装置の長所が損なわれる。
更に、非画像部へのトナー付着(いわゆるカブリ)を防
止するためにトナー保持部材に一定のバイアスを与えて
これを防止しているが、このバイアスによる電界によっ
てトナーが所望とは逆極性に帯電され非画像部へのトナ
ー付着を招く。
止するためにトナー保持部材に一定のバイアスを与えて
これを防止しているが、このバイアスによる電界によっ
てトナーが所望とは逆極性に帯電され非画像部へのトナ
ー付着を招く。
トナー粒子相互の摩擦による帯電方法では、同種の粒子
の帯電であるためにトナー同志の比較的激しい撹乱が必
要である。このためトナー保持部材に内包される磁気ロ
ーラを高速で回転させて撹乱を発生させている。この磁
気ローラを高速で回転させることは、トナーをトナー保
持部材から飛散させ現像装置、あるいはその周辺を汚染
させメンテナンス周期を短縮することにおいて不利益が
多い。
の帯電であるためにトナー同志の比較的激しい撹乱が必
要である。このためトナー保持部材に内包される磁気ロ
ーラを高速で回転させて撹乱を発生させている。この磁
気ローラを高速で回転させることは、トナーをトナー保
持部材から飛散させ現像装置、あるいはその周辺を汚染
させメンテナンス周期を短縮することにおいて不利益が
多い。
トナー保持部材やトナー規制部材との接触による帯電法
では必然的に接触し得るトナーの量が制限されトナー層
の厚さは薄層とする必要がある。
では必然的に接触し得るトナーの量が制限されトナー層
の厚さは薄層とする必要がある。
その結果、前記トナーの薄層を形成する場合、トナー保
持部材と規制部材の間隙の変動が薄層トナーの帯電状態
を支配し易くなり、従ってトナー層保持部材あるいは規
制部材に対する機械加工精度、特にトナー保持部材が通
常のように円筒状回転体である場合には、円筒の真円度
、円筒中心の偏心、円筒長手方向の反り、円筒軸受けの
ガタ等に厳しい精度が要求され、機械加工精度がトナー
層の帯電状態を大きく支配し、ひいては画像濃度ムラ、
地力ブリの増大など、画像品質の悪化を招くものとなる
。
持部材と規制部材の間隙の変動が薄層トナーの帯電状態
を支配し易くなり、従ってトナー層保持部材あるいは規
制部材に対する機械加工精度、特にトナー保持部材が通
常のように円筒状回転体である場合には、円筒の真円度
、円筒中心の偏心、円筒長手方向の反り、円筒軸受けの
ガタ等に厳しい精度が要求され、機械加工精度がトナー
層の帯電状態を大きく支配し、ひいては画像濃度ムラ、
地力ブリの増大など、画像品質の悪化を招くものとなる
。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、ト
ナー保持部材となる回転体に付着しているトナー層の帯
電状態に変動が生じた場合においても、最適な現像状態
を形成できる現像条件を維持し、長期間に亙って均質安
定な画像品質が得られる現像方法を提案することを目的
とするものである。
ナー保持部材となる回転体に付着しているトナー層の帯
電状態に変動が生じた場合においても、最適な現像状態
を形成できる現像条件を維持し、長期間に亙って均質安
定な画像品質が得られる現像方法を提案することを目的
とするものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明の静電潜像現像方法
は、回転体に付着搬送されている一成分磁性トナーを回
転体とトナー層規制部材との間隙を通過させてトナー層
厚を規制するとともに、トナー層を所定の帯電電圧に摩
擦帯電させ、このトナー層を静電潜像担持体と回転体の
間に直流電圧に交流電圧を重畳させたバイアス電圧を印
加しながら静電潜像担持体上の静電潜像に摺擦させ、静
電潜像を現像する方法であって、前記回転体上のトナー
層の表面電位をトナー層規制部材の下流側において検知
し、そのセンサの信号によって静電潜像担持体と回転体
の間に印加しているバイアス電圧の交流振幅成分を制御
する構成を備えたものである。
は、回転体に付着搬送されている一成分磁性トナーを回
転体とトナー層規制部材との間隙を通過させてトナー層
厚を規制するとともに、トナー層を所定の帯電電圧に摩
擦帯電させ、このトナー層を静電潜像担持体と回転体の
間に直流電圧に交流電圧を重畳させたバイアス電圧を印
加しながら静電潜像担持体上の静電潜像に摺擦させ、静
電潜像を現像する方法であって、前記回転体上のトナー
層の表面電位をトナー層規制部材の下流側において検知
し、そのセンサの信号によって静電潜像担持体と回転体
の間に印加しているバイアス電圧の交流振幅成分を制御
する構成を備えたものである。
作用
本発明は上記した構成によって、回転体上に付着搬送さ
れ規制間隙を通過したトナー層の帯電状態を表面電位セ
ンサにより検知し、その信号によって静電潜像担持体と
回転体の間に印加されているバイアス電圧の交流振幅成
分を制御するものであるから、回転体あるいは規制部材
の機械加工精度バラツキや規制間隙の振れによる帯電変
動がもたらす画像濃度変化や地力ブリは交流振幅成分に
よって補正できることから、それらを最小に押さえるこ
とを可能とし画像品質の劣化を防止できる。
れ規制間隙を通過したトナー層の帯電状態を表面電位セ
ンサにより検知し、その信号によって静電潜像担持体と
回転体の間に印加されているバイアス電圧の交流振幅成
分を制御するものであるから、回転体あるいは規制部材
の機械加工精度バラツキや規制間隙の振れによる帯電変
動がもたらす画像濃度変化や地力ブリは交流振幅成分に
よって補正できることから、それらを最小に押さえるこ
とを可能とし画像品質の劣化を防止できる。
実施例
以下、本発明の具体的な一実施例について添付した図面
に基づいて詳述する。第2図は、本発明の現像装置が適
用される電子写真法を利用した印字装置の一例を示す内
部構造図である。第2図において、12は印字装置本体
であって、その略中央部に静電潜像担持体、具体的には
感光体ドラム1が矢符方向へ回転駆動されるように設け
られている。ドラム1の周囲には、帯電用チャージャ1
3、本発明に従う現像装置26、転写用チャージャ14
、分離除電用チャージャ15、クリーニング装置16が
感光体ドラム1の矢符で示されている回転方向に順次配
設され、ドラム1の回転に伴って動作し、ドラム1の回
転と同期して搬送される転写紙17上に、トナー像を転
写させる作像部を構成している。
に基づいて詳述する。第2図は、本発明の現像装置が適
用される電子写真法を利用した印字装置の一例を示す内
部構造図である。第2図において、12は印字装置本体
であって、その略中央部に静電潜像担持体、具体的には
感光体ドラム1が矢符方向へ回転駆動されるように設け
られている。ドラム1の周囲には、帯電用チャージャ1
3、本発明に従う現像装置26、転写用チャージャ14
、分離除電用チャージャ15、クリーニング装置16が
感光体ドラム1の矢符で示されている回転方向に順次配
設され、ドラム1の回転に伴って動作し、ドラム1の回
転と同期して搬送される転写紙17上に、トナー像を転
写させる作像部を構成している。
この作像部は、感光体ドラム1をクリーニング装置16
によりクリーニングした後、帯電用チャージャ13によ
り帯電させる。ドラム1のこの帯電表面には、例えば半
導体レーザダイオードと多面回転体、及びレンズ光学系
からなる露光系18により露光され、静電潜像が形成さ
れる。次に、この静電潜像を本発明に従う現像装置26
によってトナー現像し、現像後のトナー像を、同期を取
って送られてくる転写紙17上へ転写用チャージャ14
によって転写させる。さらに、転写後の転写紙17は分
離除電用チャージャ15によってドラム1の表面から分
離される。転写紙17が分離された転写後のドラム1の
表面は、クリーニング装置16により残留トナーをかき
落とされ最初の状態に戻る。
によりクリーニングした後、帯電用チャージャ13によ
り帯電させる。ドラム1のこの帯電表面には、例えば半
導体レーザダイオードと多面回転体、及びレンズ光学系
からなる露光系18により露光され、静電潜像が形成さ
れる。次に、この静電潜像を本発明に従う現像装置26
によってトナー現像し、現像後のトナー像を、同期を取
って送られてくる転写紙17上へ転写用チャージャ14
によって転写させる。さらに、転写後の転写紙17は分
離除電用チャージャ15によってドラム1の表面から分
離される。転写紙17が分離された転写後のドラム1の
表面は、クリーニング装置16により残留トナーをかき
落とされ最初の状態に戻る。
作像部の左側には、前記転写紙17を運ぶベルト帯電用
チャージャ20によって帯電され、転写紙17を静電力
によって吸着する搬送ベルト19、及び転写紙17上の
転写トナー像を加熱融着させる加熱定着器21が配設さ
れて通常の電子写真印字装置を構成している。給紙部は
、給紙カセット22が印字装置本体12の一方の側面へ
張り出す状態で装着され、給紙ローラ23を駆動するこ
とによって給紙カセット22から転写紙17をタイミン
グローラ24へ送りだし、ガイド板25によって案内さ
れて、前記作像部へ感光体ドラム1上のトナー像の移動
と同期を取って送り込む。
チャージャ20によって帯電され、転写紙17を静電力
によって吸着する搬送ベルト19、及び転写紙17上の
転写トナー像を加熱融着させる加熱定着器21が配設さ
れて通常の電子写真印字装置を構成している。給紙部は
、給紙カセット22が印字装置本体12の一方の側面へ
張り出す状態で装着され、給紙ローラ23を駆動するこ
とによって給紙カセット22から転写紙17をタイミン
グローラ24へ送りだし、ガイド板25によって案内さ
れて、前記作像部へ感光体ドラム1上のトナー像の移動
と同期を取って送り込む。
以上は、本発明に伴う現像装置が適用される印字装置の
一例を示したものである。
一例を示したものである。
第1図は、本発明を前述の電子写真印字装置に適用した
場合の静電潜像現像方法の実施例を示す説明図である。
場合の静電潜像現像方法の実施例を示す説明図である。
第1図において、静電潜像担持体1の表面は、アクリル
、スチロール、ポリエステル等の樹脂中に、フェライト
等の磁性粉を主成分として混合分散し粉砕した平均粒径
が10μ程度の高抵抗−成分磁性トナーの薄層2で摺擦
される。
、スチロール、ポリエステル等の樹脂中に、フェライト
等の磁性粉を主成分として混合分散し粉砕した平均粒径
が10μ程度の高抵抗−成分磁性トナーの薄層2で摺擦
される。
この磁性トナー層2は、回動自在に支持されて矢符方向
に回転駆動されている非磁性円筒状の回転体3の周面に
付着されて静電潜像担持体1の表面に搬送される。一方
、回転体上に近接されたトナー除去部材27に゛よって
トナーが一旦掻き落とされ、その後回転体上に再度トナ
ーが搬送されこの動作を繰り返している。回転体3の周
面外近傍には磁性トナーを貯留し回転体3の周面に所定
の量ずつトナーを補給するためのホッパ4が配設されて
いる。ホッパ4の一端部にはトナー補給口5が設けられ
、他端部には回転体3の周表面に近接して磁性トナー2
を薄層化するための規制部材6が配役されている。規制
部材6の規制面と回転体3の周表面との規制間隙は要求
されるトナー層2厚や規制部材6が磁性か非磁性かによ
って異なるが一般的には0.1〜0.5mである0回転
体3の円筒周面内には、回転体3の周表面に付着されて
いる磁性トナー層2をブラシ状に起毛させるために多極
永久磁石7が内包固定されている。その磁極は、通常の
この種の現像装置と同じ様に静電潜像担持体1と相対し
てブラシ状トナー層2で静電潜像担持体1を摺擦できる
位置に加えて、規制部材6と相対してトナー層2をブラ
シ状に穂立ちさせてトナー層2厚を規制できる位置に配
置されている。磁性トナーは、通常磁場中では磁力線に
そって羽毛状に各粒子が連なり、その層密度が小さくな
るので、この状態で回転体3に保持され磁場中を通過搬
送されることは、トナー粒子が動き易いために容易に撹
乱され、この時回転体3あるいは規制部材6と急速に衝
突・摺擦を繰り返すことによって摩擦帯電が促進される
ことになる。本発明の静電潜像現像方法においては以上
に記した公知の現像方法に加えて次のような構成が本質
的に付加される。即ち、規制部材6の下流側に回転体3
に付着しているトナー層表面の電圧を測定するためのセ
ンサ8が配設されている。このトナー層表面電圧測定セ
ンサ8は、振動容量型あるいはシャッタ型などの非接触
表面電位センサであれば何れの方式のものでもよい、こ
のセンサで検知されたトナー層表面電圧は、−互生導体
メモリ素子より成る信号記憶回路9にメモリされ、被検
知トナー層が回転体3上に付着搬送されて静電潜像担持
体1に達して現像に寄与する時タイミング回路10の動
作によってバイアス電圧発生回路11の制御信号として
送られる。バイアス電圧発生回路11は、静電潜像担持
体1と回転体3の間に直流の電圧と、これに交流の電圧
を重畳して、静電潜像担持体1上の非画像部にトナーが
付着していわゆるカブリ現象を防止したり、画像部にお
ける現像濃度を設定するために印加されるものであるが
、本発明においては回転体3上のトナー層の帯電状態に
あわせてバイアス電圧発生回路の交流振幅成分を制御し
、前記したように回転体3と規制部材6の間の規制間隙
の振れや機械加工精度バラツキによる帯電能変動がもた
らす画像濃度変動・地力ブリの増加は交流振幅成分で補
正できるように構成されている。
に回転駆動されている非磁性円筒状の回転体3の周面に
付着されて静電潜像担持体1の表面に搬送される。一方
、回転体上に近接されたトナー除去部材27に゛よって
トナーが一旦掻き落とされ、その後回転体上に再度トナ
ーが搬送されこの動作を繰り返している。回転体3の周
面外近傍には磁性トナーを貯留し回転体3の周面に所定
の量ずつトナーを補給するためのホッパ4が配設されて
いる。ホッパ4の一端部にはトナー補給口5が設けられ
、他端部には回転体3の周表面に近接して磁性トナー2
を薄層化するための規制部材6が配役されている。規制
部材6の規制面と回転体3の周表面との規制間隙は要求
されるトナー層2厚や規制部材6が磁性か非磁性かによ
って異なるが一般的には0.1〜0.5mである0回転
体3の円筒周面内には、回転体3の周表面に付着されて
いる磁性トナー層2をブラシ状に起毛させるために多極
永久磁石7が内包固定されている。その磁極は、通常の
この種の現像装置と同じ様に静電潜像担持体1と相対し
てブラシ状トナー層2で静電潜像担持体1を摺擦できる
位置に加えて、規制部材6と相対してトナー層2をブラ
シ状に穂立ちさせてトナー層2厚を規制できる位置に配
置されている。磁性トナーは、通常磁場中では磁力線に
そって羽毛状に各粒子が連なり、その層密度が小さくな
るので、この状態で回転体3に保持され磁場中を通過搬
送されることは、トナー粒子が動き易いために容易に撹
乱され、この時回転体3あるいは規制部材6と急速に衝
突・摺擦を繰り返すことによって摩擦帯電が促進される
ことになる。本発明の静電潜像現像方法においては以上
に記した公知の現像方法に加えて次のような構成が本質
的に付加される。即ち、規制部材6の下流側に回転体3
に付着しているトナー層表面の電圧を測定するためのセ
ンサ8が配設されている。このトナー層表面電圧測定セ
ンサ8は、振動容量型あるいはシャッタ型などの非接触
表面電位センサであれば何れの方式のものでもよい、こ
のセンサで検知されたトナー層表面電圧は、−互生導体
メモリ素子より成る信号記憶回路9にメモリされ、被検
知トナー層が回転体3上に付着搬送されて静電潜像担持
体1に達して現像に寄与する時タイミング回路10の動
作によってバイアス電圧発生回路11の制御信号として
送られる。バイアス電圧発生回路11は、静電潜像担持
体1と回転体3の間に直流の電圧と、これに交流の電圧
を重畳して、静電潜像担持体1上の非画像部にトナーが
付着していわゆるカブリ現象を防止したり、画像部にお
ける現像濃度を設定するために印加されるものであるが
、本発明においては回転体3上のトナー層の帯電状態に
あわせてバイアス電圧発生回路の交流振幅成分を制御し
、前記したように回転体3と規制部材6の間の規制間隙
の振れや機械加工精度バラツキによる帯電能変動がもた
らす画像濃度変動・地力ブリの増加は交流振幅成分で補
正できるように構成されている。
次に、上記実施例について具体的なデータを付は加えて
さらに説明する。静電潜像担持体1は、感光体としてセ
レンドラムあるいは有機感光体ドラムや有機感光体ベル
トでも良く、ここでは直径が88mの機能分離型有機感
光体ドラムを用いた。
さらに説明する。静電潜像担持体1は、感光体としてセ
レンドラムあるいは有機感光体ドラムや有機感光体ベル
トでも良く、ここでは直径が88mの機能分離型有機感
光体ドラムを用いた。
表面帯電電圧は一800■であり、周速は120m/S
ec。
ec。
である。磁性トナーは、−例としてポリエステル樹脂5
7.5部、マグネタイト35部、電荷制御剤3部、カー
ボン4部、ステアリン酸0.5部の比率で周知の方法に
より混合分散し粉砕し、表面性改善のために疏水性シリ
カを0.5%後添加した平均粒径8.5μのマイナス帯
電のものを利用した。なお、トナーとしては上記組成に
限定されるものではない。
7.5部、マグネタイト35部、電荷制御剤3部、カー
ボン4部、ステアリン酸0.5部の比率で周知の方法に
より混合分散し粉砕し、表面性改善のために疏水性シリ
カを0.5%後添加した平均粒径8.5μのマイナス帯
電のものを利用した。なお、トナーとしては上記組成に
限定されるものではない。
回転体としては、第1図に従う状態において、直径30
m、長さ330鶴の非磁性ステンレス円筒材を用い、こ
れに内包されている多極永久磁石には円筒表面上から計
測して1000ガウスの表面磁束密度のものを使用した
。規制部材には厚さ4fiの非磁性ステンレス板を用い
、回転体との規制間隙は0、18mである。静電潜像担
持体、即ち有機感光体ドラムと回転体との間隙は0.3
5mであり、この条件において感光体表面をトナー薄層
は磁界の作用によりブラシ状に起毛し摺擦できる状態に
ある。
m、長さ330鶴の非磁性ステンレス円筒材を用い、こ
れに内包されている多極永久磁石には円筒表面上から計
測して1000ガウスの表面磁束密度のものを使用した
。規制部材には厚さ4fiの非磁性ステンレス板を用い
、回転体との規制間隙は0、18mである。静電潜像担
持体、即ち有機感光体ドラムと回転体との間隙は0.3
5mであり、この条件において感光体表面をトナー薄層
は磁界の作用によりブラシ状に起毛し摺擦できる状態に
ある。
回転体の周速は、感光体と同方向に等速とし、規制部材
下流側に回転体に搬送されているトナー層の表面電圧を
測定するために振動容量型のセンサを取り付けた。セン
サから得られた信号は半導体メモリに記憶された後タイ
ミング回路の動作によってバイアス電圧発生回路に送ら
れ、バイアス電圧を制御するために供された。この時表
面電圧センサによるトナー層の表面電圧を測定した結果
、−40〜−30Vであり、これはトナー層規制間隙が
設定値0.18mに対して回転体の長さ方向における略
25μの振れによる帯電量の変化によるものと推定され
た。この電圧信号をタイミング回路を通してバイアス電
圧発生回路に供して、バイアス電圧は直流電圧が一63
0V、交流電圧がQ−speak値でセンサ電圧−30
Vに対応して800■、−40■に対応して1200V
迄変化するように設定した。以上の条件にてA3判転写
写に全面にわたって反転現像によって黒ベタ像(感光体
ドラム表面電位−250V )を出力させた結果、その
黒濃度はMacbethRD914型濃度計にて1.4
3〜1.47であり、解像度の高い地力ブリの少ない画
像が得られた。一方、センサからの信号によるバイアス
電圧の制御を中止し、通常行われているようにバイアス
電圧として直流電圧−650V、交流バイアス1000
Vを印加して同様の黒ベタ像を出力した結果、黒濃度
は1.25〜1.43となり回転体の振れによる略94
鶴ピツチの濃度ムラが視認された。
下流側に回転体に搬送されているトナー層の表面電圧を
測定するために振動容量型のセンサを取り付けた。セン
サから得られた信号は半導体メモリに記憶された後タイ
ミング回路の動作によってバイアス電圧発生回路に送ら
れ、バイアス電圧を制御するために供された。この時表
面電圧センサによるトナー層の表面電圧を測定した結果
、−40〜−30Vであり、これはトナー層規制間隙が
設定値0.18mに対して回転体の長さ方向における略
25μの振れによる帯電量の変化によるものと推定され
た。この電圧信号をタイミング回路を通してバイアス電
圧発生回路に供して、バイアス電圧は直流電圧が一63
0V、交流電圧がQ−speak値でセンサ電圧−30
Vに対応して800■、−40■に対応して1200V
迄変化するように設定した。以上の条件にてA3判転写
写に全面にわたって反転現像によって黒ベタ像(感光体
ドラム表面電位−250V )を出力させた結果、その
黒濃度はMacbethRD914型濃度計にて1.4
3〜1.47であり、解像度の高い地力ブリの少ない画
像が得られた。一方、センサからの信号によるバイアス
電圧の制御を中止し、通常行われているようにバイアス
電圧として直流電圧−650V、交流バイアス1000
Vを印加して同様の黒ベタ像を出力した結果、黒濃度
は1.25〜1.43となり回転体の振れによる略94
鶴ピツチの濃度ムラが視認された。
発明の効果
以上のように本発明は、−成分高抵抗磁性トナーを用い
る静電潜像現像方法であって、上記トナーが回転体に付
着搬送される間におけるトナー層規制間隙の振れや機械
加工精度バラツキ等によるトナー帯電状況の変化を検知
しながら、これに基づいて現像条件を支配するバイアス
電圧を最適画像が得られる条件に制御するものであるか
ら、画像濃度ムラの少ない、かつ印字品質の変動が少な
い優れた画像を提供するものである。
る静電潜像現像方法であって、上記トナーが回転体に付
着搬送される間におけるトナー層規制間隙の振れや機械
加工精度バラツキ等によるトナー帯電状況の変化を検知
しながら、これに基づいて現像条件を支配するバイアス
電圧を最適画像が得られる条件に制御するものであるか
ら、画像濃度ムラの少ない、かつ印字品質の変動が少な
い優れた画像を提供するものである。
第1図は、本発明の静電潜像現像方法の一実施例を示す
構成図、第2図は、本発明の現像方法が適用される電子
写真法を利用した印字装置の一例を示す内部構成図であ
る。 3・・・・・・回転体、6・・・・・・トナー層規制部
材、7・・・・・・多極永久磁石、8・・・・・・トナ
ー層表面電圧測定センサ、9・・・・・・信号記憶回路
、11・・・・・・バイアス電圧発生回路、27・・・
・・・トナー除去部材。
構成図、第2図は、本発明の現像方法が適用される電子
写真法を利用した印字装置の一例を示す内部構成図であ
る。 3・・・・・・回転体、6・・・・・・トナー層規制部
材、7・・・・・・多極永久磁石、8・・・・・・トナ
ー層表面電圧測定センサ、9・・・・・・信号記憶回路
、11・・・・・・バイアス電圧発生回路、27・・・
・・・トナー除去部材。
Claims (1)
- 回転体に付着搬送されている一成分磁性トナーを回転体
とトナー層規制部材との間隙を通過させてトナー層厚を
規制するとともに、前記トナー層を所定の帯電電圧に摩
擦帯電させ、前記トナー層を静電潜像担持体と回転体の
間に直流電圧に交流電圧を重畳させたバイアス電圧を印
加しながら静電潜像担持体上の静電潜像に摺擦させ、前
記静電潜像担持体の摺擦位置の下流側にトナー除去部材
を配設し、静電潜像を現像する方法であって、前記回転
体上のトナー層の表面電位をトナー層規制部材の下流側
において検知し、そのセンサの信号によって静電潜像担
持体と回転体の間に印加しているバイアス電圧の交流振
幅成分を制御することを特徴とする静電潜像現像方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30992687A JPH01150177A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 静電潜像現像方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30992687A JPH01150177A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 静電潜像現像方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150177A true JPH01150177A (ja) | 1989-06-13 |
Family
ID=17999003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30992687A Pending JPH01150177A (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 静電潜像現像方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01150177A (ja) |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP30992687A patent/JPH01150177A/ja active Pending
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