JPH01150041A - 伸縮性接続材およびその製造方法 - Google Patents
伸縮性接続材およびその製造方法Info
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- JPH01150041A JPH01150041A JP30557187A JP30557187A JPH01150041A JP H01150041 A JPH01150041 A JP H01150041A JP 30557187 A JP30557187 A JP 30557187A JP 30557187 A JP30557187 A JP 30557187A JP H01150041 A JPH01150041 A JP H01150041A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 6
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 8
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 2
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 12
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は金属製の鎖環とゴムとよりなる緩衝効果を有す
る伸縮性の接続材およびその製造方法に関する。
る伸縮性の接続材およびその製造方法に関する。
例えば、船の係留や重量物の牽引等のように可動物の支
持部や接続部等には、金属製の鎖環が用いられている。
持部や接続部等には、金属製の鎖環が用いられている。
これは、可撓性があるために互いの物体の引張方向の動
きに対して対応ができるために広く用いられているもの
である。
きに対して対応ができるために広く用いられているもの
である。
ところが、上記の金属製の鎖環によると、支持部や接続
部が緊張しているときはよいが、緊張状態になる直前の
衝撃や急激な弛緩と緊張の繰り返しに対しては極めて対
応性が無く、それらの衝撃を直接互いの物体に伝えてし
まう問題があり、さらにこの衝撃によって金属製の鎖環
自体が切断してしまう問題がある。
部が緊張しているときはよいが、緊張状態になる直前の
衝撃や急激な弛緩と緊張の繰り返しに対しては極めて対
応性が無く、それらの衝撃を直接互いの物体に伝えてし
まう問題があり、さらにこの衝撃によって金属製の鎖環
自体が切断してしまう問題がある。
さらに、圧縮方向の作用に対しては何も対応することが
できない問題がある= 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明は、側板の内側にそれぞれ鎖環の一部を固着して
向かい合わせにし、その両鎖環を1個もしくは数個の鎖
環で連結し、それぞれの鎖環の連結箇所が互いに接触す
ることのないように引張方向および圧縮方向に間隔を形
成し、この間隔内および鎖環の周囲を覆うように側板間
にゴムを設けたことを特徴とする。
できない問題がある= 〔問題点を解決する為の手段〕 本発明は、側板の内側にそれぞれ鎖環の一部を固着して
向かい合わせにし、その両鎖環を1個もしくは数個の鎖
環で連結し、それぞれの鎖環の連結箇所が互いに接触す
ることのないように引張方向および圧縮方向に間隔を形
成し、この間隔内および鎖環の周囲を覆うように側板間
にゴムを設けたことを特徴とする。
以上の構成によると、可動する物体間の接続部に用いる
ことにより圧縮、引張および曲げ等のあらゆる方向の力
に対して常にゴムの圧縮によって対応することができて
緩衝作用が働くと共に伸縮性があり、しかも鎖環はゴム
で覆われているために礼み音等の異常音が発生すること
が無く錆びることも無い。
ことにより圧縮、引張および曲げ等のあらゆる方向の力
に対して常にゴムの圧縮によって対応することができて
緩衝作用が働くと共に伸縮性があり、しかも鎖環はゴム
で覆われているために礼み音等の異常音が発生すること
が無く錆びることも無い。
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は断面図であり、図において1は側板であり、内
側にそれぞれ鎖環2の一部が固着されており、外側には
連結環3が固着しである。
側にそれぞれ鎖環2の一部が固着されており、外側には
連結環3が固着しである。
上記鎖環2は一個もしくは複数個の鎖環2で連結されて
おり、それぞれの鎖環2の連結箇所および側板1とは互
いに接触することなく引張方向には間隔S1、圧縮方向
には間隔S2およびS3が形成されている。
おり、それぞれの鎖環2の連結箇所および側板1とは互
いに接触することなく引張方向には間隔S1、圧縮方向
には間隔S2およびS3が形成されている。
4はゴムであり、両側板1を接着すると共に鎖環2を覆
いしかも鎖環2の間の間隙にも充填して接着しである。
いしかも鎖環2の間の間隙にも充填して接着しである。
以上の構成によると、以下に述べるような作用がある。
−
通常、ゴムにおいては同一歪率での引張応力(σt)と
圧縮応力(σC)の関係は、圧縮応力が高いことが知ら
れている。
圧縮応力(σC)の関係は、圧縮応力が高いことが知ら
れている。
Δ50=σC/σt = 6.5
上記式の通りであり、第2図のグラフに示す如くであり
、引張(+)側と圧縮(−)側のバネ定数は太き(異な
ることが一般である。
、引張(+)側と圧縮(−)側のバネ定数は太き(異な
ることが一般である。
本発明では、接続材にがかる引張(+)と圧縮(−)の
両方とも、鎖環2間のゴムの圧縮を利用することになる
ため、第3図に示す如く引張(+)と圧縮(−)の両方
の変位に対して同じバネ定数を与えることになり、動揺
に対しても不連続性が無(なることになる。
両方とも、鎖環2間のゴムの圧縮を利用することになる
ため、第3図に示す如く引張(+)と圧縮(−)の両方
の変位に対して同じバネ定数を与えることになり、動揺
に対しても不連続性が無(なることになる。
また、通常、ゴムは圧縮側では80%程度、引張側では
300〜400%の変位領域が可使限度(破壊強度)と
されている。そのため、2物体間の接続にゴムを用いた
場合は変位を制御することが必要である。
300〜400%の変位領域が可使限度(破壊強度)と
されている。そのため、2物体間の接続にゴムを用いた
場合は変位を制御することが必要である。
本発明では、引張および圧縮の極限時には鎖環2同志も
しくは鎖環2と側板1とで支持するために自動的に制御
されることになる。
しくは鎖環2と側板1とで支持するために自動的に制御
されることになる。
同時に、限界強度も鎖環の強度がそのまま限界強度とな
る。
る。
以下に製造方法の1実施例を図面を用いて説明する。
(1)鎖環2と側板1の表面の錆や油分を除去して表面
に塩化ゴムを含有した接着材を塗布する。
に塩化ゴムを含有した接着材を塗布する。
(2)第4図に示す如く鎖環2の外径を内径とした第1
型枠5によって鎖環2を支持し、ゴム4を充填して加圧
・加硫を行う。この際、上記した如く中間の鎖環2は連
続する鎖環2とは互いに接触しないように間隔をあけた
状態にしておく。
型枠5によって鎖環2を支持し、ゴム4を充填して加圧
・加硫を行う。この際、上記した如く中間の鎖環2は連
続する鎖環2とは互いに接触しないように間隔をあけた
状態にしておく。
第1型枠5の内径が鎖環2の外径より大きい場合には、
第5図に示す如く第1型枠5内面に鎖環2を支持するピ
ン6を取り付けておく。
第5図に示す如く第1型枠5内面に鎖環2を支持するピ
ン6を取り付けておく。
(3)第6図に示す如く製品とする外径の第2型枠7に
未加硫ゴムを充填し、側板1を型枠の一部として加圧・
加硫を行って製品とする。
未加硫ゴムを充填し、側板1を型枠の一部として加圧・
加硫を行って製品とする。
以上詳細に説明した本発明によると、側板の内側にそれ
ぞれ鎖環の一部を固着して向かい合わせにし、その両鎖
環を1個もしくは数個の鎖環で連結し、それぞれの鎖環
が連結箇所および側板に接触することがないように引張
力向および圧縮方向に間隔を形成し、この間隔内および
鎖環の周囲を覆うように側板間にゴムを設けたことによ
り、引張、圧縮および曲げ等のあらゆる方向の力に対し
て常にゴムの圧縮によって対応することができて緩衝作
用が働くと共に伸縮性があり、可動する物体間の接続部
に用いて好適であり、しかも鎖環はゴムで覆われている
ために礼み音等の異常音が発生することが無く錆びるこ
とも無い効果を有する。
ぞれ鎖環の一部を固着して向かい合わせにし、その両鎖
環を1個もしくは数個の鎖環で連結し、それぞれの鎖環
が連結箇所および側板に接触することがないように引張
力向および圧縮方向に間隔を形成し、この間隔内および
鎖環の周囲を覆うように側板間にゴムを設けたことによ
り、引張、圧縮および曲げ等のあらゆる方向の力に対し
て常にゴムの圧縮によって対応することができて緩衝作
用が働くと共に伸縮性があり、可動する物体間の接続部
に用いて好適であり、しかも鎖環はゴムで覆われている
ために礼み音等の異常音が発生することが無く錆びるこ
とも無い効果を有する。
第1図は本発明の1実施例を示す断面図、第2図ははゴ
ムの圧縮応力と引張応力を示すグラフ、第3図は圧縮側
止引張側の変位を示すグラフ、第4図は第1型枠を示す
断面図、第5図は他の第1型枠を示す断面図、第6図は
第2型枠で成形した状態の断面図である。 11・・・側板 2・・・鎖環3・・・連結環
4・・・ゴム 5・・・第1型枠 6・・・ピン 7・・・第2型枠
ムの圧縮応力と引張応力を示すグラフ、第3図は圧縮側
止引張側の変位を示すグラフ、第4図は第1型枠を示す
断面図、第5図は他の第1型枠を示す断面図、第6図は
第2型枠で成形した状態の断面図である。 11・・・側板 2・・・鎖環3・・・連結環
4・・・ゴム 5・・・第1型枠 6・・・ピン 7・・・第2型枠
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、側板の内側にそれぞれ鎖環の一部を固着して向かい
合わせにし、その両鎖環を1個もしくは複数個の鎖環で
連結し、それぞれの鎖環の連結箇所が互いに接触するこ
とがなく引張方向および圧縮方向に間隔を形成し、この
間隔内および鎖環の周囲を覆うように側板間にゴムを設
けたことを特徴とする伸縮性接続材。 2、特許請求の範囲第1項において、複数個の鎖環を連
結した場合、ゴム外径/鎖環≧4かつ0.6≧ゴム外径
/ゴム長≧0.4としたことを特徴とする伸縮性接続材
。 3、(1)鎖環と側板の表面の錆や油分を除去して表面
に塩化ゴムを含有した接着材を塗布し、(2)鎖環の外
径を内径とした型枠によって鎖環を支持し、ゴムを充填
して加圧・加硫を行い、この際、上記した如く中間の鎖
環は連続する鎖環および側板とは互いに接触しないよう
に間隔をあけた状態にしておき、型枠の内径が鎖環の外
径より大きい場合には、形枠内面に鎖環を支持するピン
を取り付けておき、 (3)製品とする外径の型枠に未加硫ゴムを充填し、側
板を型枠の一部として加圧・加硫を行って製品とする伸
縮性接続材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30557187A JPH0633801B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 伸縮性接続材およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30557187A JPH0633801B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 伸縮性接続材およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01150041A true JPH01150041A (ja) | 1989-06-13 |
JPH0633801B2 JPH0633801B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=17946749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30557187A Expired - Lifetime JPH0633801B2 (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 伸縮性接続材およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0633801B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612792U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-18 | 石垣機工株式会社 | 水中ポンプの配設装置 |
WO1999030962A1 (en) * | 1997-12-12 | 1999-06-24 | I.P.R. Co. (21) Limited | Safety chain |
JP2013013366A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Showa Kikai Shoji Kk | 漁網支持索、漁網支持システム及び漁網支持ロープ集結具 |
JP2017036839A (ja) * | 2016-11-24 | 2017-02-16 | 株式会社ブリヂストン | 防振構造体 |
US9903433B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-02-27 | Bridgestone Corporation | Anti-vibration structure |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP30557187A patent/JPH0633801B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612792U (ja) * | 1992-07-21 | 1994-02-18 | 石垣機工株式会社 | 水中ポンプの配設装置 |
WO1999030962A1 (en) * | 1997-12-12 | 1999-06-24 | I.P.R. Co. (21) Limited | Safety chain |
JP2013013366A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Showa Kikai Shoji Kk | 漁網支持索、漁網支持システム及び漁網支持ロープ集結具 |
US9903433B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-02-27 | Bridgestone Corporation | Anti-vibration structure |
JP2017036839A (ja) * | 2016-11-24 | 2017-02-16 | 株式会社ブリヂストン | 防振構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633801B2 (ja) | 1994-05-02 |
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