JPH01149743A - エチレングリコールの製造方法 - Google Patents

エチレングリコールの製造方法

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Publication number
JPH01149743A
JPH01149743A JP30696787A JP30696787A JPH01149743A JP H01149743 A JPH01149743 A JP H01149743A JP 30696787 A JP30696787 A JP 30696787A JP 30696787 A JP30696787 A JP 30696787A JP H01149743 A JPH01149743 A JP H01149743A
Authority
JP
Japan
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ethylene glycol
methanol
light
hydrogen peroxide
reaction
Prior art date
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Pending
Application number
JP30696787A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Shimizu
雄一 清水
Shunichi Sugimoto
杉本 俊一
Nobutake Suzuki
鈴木 伸武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Japan Atomic Energy Research Institute
Priority to JP30696787A priority Critical patent/JPH01149743A/ja
Publication of JPH01149743A publication Critical patent/JPH01149743A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/08Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor
    • B01J19/12Processes employing the direct application of electric or wave energy, or particle radiation; Apparatus therefor employing electromagnetic waves
    • B01J19/122Incoherent waves

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はメタノールと過酸化水素を原料として、エチレ
ングリコールを製造する新規な製造方法である。詳しく
は、本発明はメタノールを過酸化水素の共存下で光照射
し、過酸化水素の光分解で虫取する活性種によって開始
されるエチレングリコールの製造方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 現在、エチレングリコールは、工業的に最も重要な有機
合成中間体として製造されており、ポリエステル繊維、
フィルム及び樹脂の原料であるQまた、エチレングリコ
ールは、不凍剤や溶媒としても使用されている0 ソシテ、エチレングリコールは、石油化学で得られるエ
チレンを原料として、触媒の存在でエチレン酸化物に酸
化した後、水和して製造するという複雑な二段工程で製
造されている。
一方、メタノールからエチレングリコールを製造する方
法として、第3ブチルバーオキシドのような有機過酸化
物を用いる方法が知られている(例えば、K、 Sch
wetlickら、Angew、 Chem。
72.779(1960))o  この方法では、エチ
レングリコールの選択率が悪い。そのため、この方法を
改良した製造方法も提案されている。例えば、アルコー
ルの水酸基乞トリアルキルシリル基で保護して有機過酸
化物を用いる方法(特開昭53−73506号)、メタ
ノール、有機過酸化物及びホルムアルデヒドの反応によ
る方法(特開昭57−81422号)である。しかし、
これらの方法についても、有機過酸化物を用いることな
どによって反応工程が多くなり、処理が複雑であるとい
う欠点を有している。また、メタノールをケトンの共存
下で光照射してビシナルグリコールを製造する方法(特
開昭58−144331号)も提案されているが、エチ
レングリコール生成の選択率は必ずしも良くないQさら
に、ロジウム塩触媒を用いて、この方法を改良する方法
(荒用裕則ら、触媒、25.392(1983))が提
案されているが、高価な光触媒を使用している。
将来、世界的に石油資源の枯渇が予想されている状況下
では、メタノールのような石油誘導体以外の原料からエ
チレングリコールのような基礎有機化学品を製造する簡
単な方法の開発が強く望まれている。
(発明が解決しようとする問題点) エチレングリコールの従来の工業的製造方法は石油化学
で得られるエチレンを原料とした複雑な二段工程製造法
である。また、メタノールを原料とする製造方法は有機
過酸化物あるいは高価な光触媒を使用し、反応工程が複
雑であり、エチレングリコールの選択率が必ずしも良く
ない。本発明は、上述した従来の製造方法の欠点を改善
するために発明したものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、従来のメタノールからのエチレングリコ
ールの製造方法の欠点を改善するための検討を重ねた結
果、メタノールを過酸化水素の共存下で光照射すること
により、−段の反応で、有機過酸化物、光触媒を使用す
ることなく、常温、常圧でメタノールからエチレングリ
コールを選択率良く、容易に製造することができること
を見出し、本発明に至った。
本発明の反応機構は次の反応式で表わすことができる。
光 H2O2−m−→ 20H CHaOH+ OH−−CH20H+ H20CHzO
H+ GHzOH−〉 (CHzOH)2すなわち、過
酸化水素が光照射で分解し、活性種としてヒドロキシル
ラジカル(OHラジカル)を生成する。この活性種がメ
タノールから水素原子を引き抜いてヒドロキクメチルラ
ジカル(CH20Hラジカル)を生成する。このように
して生成したヒドロキシメチルラジカルが2個結合して
エチレングリコールを生成すると考える0本発明におい
ては、過酸化水素は水約27容量チ以上を含むものを用
いることができる0メタノールと過酸化水素の割合は任
意に決めることができるが、好ましくはメタノール/過
酸化水素比(容量比)で5〜200の範囲が望ましいQ
本発明においては、反応は通常、窒素雰囲気下で行うが
、不活性ガス雰囲気下及び空気雰囲気下で行ってもよい
0 本発明方法における光照射の照射光としては、紫外光か
ら可視光に至る広範囲の光が使用可能である。好ましく
は、紫外光の使用が望ましい0光照射は、通常、室温で
行われるが、必用に応じて、加熱もしくは冷却下で行っ
てもよい0光照射時間は特に制限なく、光源の強さ等の
照射条件によって異なるが、好ましくは短時間で反応を
行わせることが望ましい。また、光照射中は均一に反応
を行わせるために充分な攪拌が望まし(作用) 本発明によれば、光(好ましくは紫外光)によりて過酸
化水素を効率良く分解し、反応開始種であるヒドロキシ
ルラジカル(OHラジカル)を効率良く生成させる。こ
のようにして生成したヒドロキシルラジカル(OHラジ
カル)とメタノールを効率的に反応させるために、室温
あるいは加熱、冷却下で充分に攪拌を行う。その結果、
メタノールとヒドロキシルラジカル(OHラジカル)の
効率的な反応を通して、エチレングリコールが選択的に
生成する0 (実施例) 本発明を実施例に基づき詳細に説明する0実施例1 容積500m1のパイレックスガラス製内部照射型光反
応容器にメタノール225 ml (5,6mol )
、また反応容器に接続した分液漏斗に30チ過酸化水素
水25 ml (0,3mol )を仕込み、窒素雰囲
気下でメタノール液を約60分間攪拌した。次にメタノ
ール液を攪拌しながら、120Wの低圧水銀灯からの光
を照射した。光照射を開始すると同時に、分液漏斗より
過酸化水素水を1時間当り5m1(0,06mol )
の速度でメタノール液に添加した。
反応温度は25°Cに保った。照射を開始してから5時
間後に光照射を終了し、反応溶液を分析した。
その結果、エチレングリコール86.9mmol、ギ酸
メチル4.4 mmol 、エタノール0.6 mmo
l sアセトアルデヒド0.2mmolが生成している
ことがわかった。この時のエチレングリコールの生成の
選択率は約94.1%であった。
実施例2−5 容積500m1のパイレックスガラス製内部照射型光反
応容器にメタノール225 ml (5,6mol )
、また反応容器に接続した分液漏斗に30%過酸化水素
水5−5−4O(0,06−0,51mol )を仕込
み、窒素雰囲気下でメタノール液を約60分間攪拌した
。次にメタノール液を攪拌しながら、120Wの低圧水
銀灯からの光を照射した。光照射を開始すると同時に、
分液漏斗より過酸化水素水を1時間当り1,2.5及び
8 ml (0,01、0,03、0,06及ヒ0.1
0 mol )の速度でメタノール液に添加シた。反応
温度は25℃に保った。照射を開始してから5時間後及
び7時間後に光照射を終了し、反応溶液を分析した。
エチレングリコール及びギ酸メチルの生成量ならびにエ
チレングリコールの生成の選択率についての実施例2−
5の結果を表にまとめて示す。
表 実施例2−5の結果 実施例6 容積500m1のパイレックスガラス製内部照射型光反
応容器にメタノール225m1 (5,6mol )と
30−過酸化水素水25m1 (0,3mol)を仕込
み、窒素雰囲気下で約30分間攪拌した。次に反応溶液
を攪拌しながら、120Wの低圧水銀灯からの光を照射
した。反応温度は25℃に保った。
照射を開始してから7時間後に光照射を終了し、反応溶
液を分析した。その結果、エチレングリコール51.3
 mmo 1 、ギ酸メチル42.3mmolが生成し
ていることがわかった。
(発明の効果) このように本発明方法によれば、メタノールを過酸化水
素の共存下で光照射することにより、常温、常圧下で、
−段反応でエチレングリコールを選択率良く、容易に製
造することができ、しかも有機過酸化物、光触媒を用い
ることなくエチレングリコールを製造することができる
新規な製造方法としてその意義は非常に大きい。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  メタノールと過酸化水素の共存下で光照射することを
    特徴とするエチレングリコールの製造方法。
JP30696787A 1987-12-04 1987-12-04 エチレングリコールの製造方法 Pending JPH01149743A (ja)

Priority Applications (1)

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JP30696787A JPH01149743A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 エチレングリコールの製造方法

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JP30696787A JPH01149743A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 エチレングリコールの製造方法

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JPH01149743A true JPH01149743A (ja) 1989-06-12

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ID=17963422

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30696787A Pending JPH01149743A (ja) 1987-12-04 1987-12-04 エチレングリコールの製造方法

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JP (1) JPH01149743A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127749A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Japan Atom Energy Res Inst レーザー光によるエチレングリコールの製造方法
EP2316447A1 (en) 2003-09-26 2011-05-04 Japan Tobacco, Inc. Method of inhibiting remnant lipoprotein production

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03127749A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Japan Atom Energy Res Inst レーザー光によるエチレングリコールの製造方法
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