JPH01148535A - 管状部片、及びその製造方法と装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光」肥ＱうＬ野− 本発明は、管状部片を製造するための方法、及びその方
法を実施するための装置に関するものである。

発」ＬＱｊＬ景□ 本発明の範囲において、管状部片は、概略的に述べるな
らば、重合可能生成物にて少なくとも面で接着される耐
久性補強材から作られるものである。このような管状部
片は、加圧液体又はガスを封入したり、流体を移送する
ために用いられ、或は機械的支持体やロケットのような
発射体の梱包材、ミサイネ発射筒として用いられる。

このような管状部片は、例えば重合可能な樹脂により接
着されるガラス繊維から作られることは知られており、
これらの繊維は、連続状にマンドレルに巻き付けられた
り、マンドレルに平行に延びるようマンドレルの回りに
連続的に並置されたりし、或は、このような材料のシー
トをマンドレルの回りに真っ直ぐに巻き付けることによ
り作られる。しかしなから、このような手段はいずれも
大量生産の観点からは完全に満足いくものではない。更
に、不可能ではないにしても、このような方法を連続し
て行うことは困難であるという問題もある。

更に、少なくとも１枚のボール紙或は同様の材料のウェ
ブから管を製造する方法が知られており、この方法にお
いては、各ボール紙製ウェブがマンドレルに螺旋状に巻
き付けられ、マンドレルに巻き付けられたウェブが、摩
擦駆動手段によりマンドレルの長手方向軸線と平行に進
められる。

このような方法により、曲げに強いボール紙管を、簡単
で且つ確実な方法で連続的に作ることができる。しかし
なから、このような方法は、重合可能な生成物にて少な
くとも面で接着される耐久性補強材により構成されるウ
ェブから管状部片を作るため等には用いることができな
い。これは、前記重合可能生成物がマンドレルと耐久性
補強材との間に介在するためである。

従って、本発明の目的は、上で定義したような管状部片
の製造に前記周知の方法を適用することにある。

欠刃１１暖贋− そこで、少なくとも１枚の可撓性材料のウェブから管状
部片を製造するための方法であって、前記各ウェブをマ
ンドレルに螺旋状に巻き付け、マンドレルに巻き付けら
れた前記各ウェブを摩擦駆動手段によりマンドレルの長
手方向軸線に平行に進める製造方法は、本発明によれば
、前記各ウニ　　・ブが、重合可能生成物にて少なくと
も面で接着されるようになっている耐久性補強材により
構成されており、前記マンドレルに付着しない支持層を
前記各ウェブと前記マンドレルとの間に設け、前記摩擦
駆動手段の近傍の区域において、前記重合可能生成物の
温度を調整して、前記摩擦駆動手段上の前記重合可能手
段の移動を防止すると共に前記摩擦駆動手段により前記
管状部片の稠密化を可能とすることを特徴としている。

このようにして、重合可能生成物にて少なくとも面て接
着される耐久性補強材により構成されている少なくとも
１枚のウェブから連続して管状部片を作ることができ、
この管状部片は良好な機械的特性を呈し、軽量て且つ安
価である。

特に、エポキシ樹脂が重合可能生成物として使用される
場合、前記区域の温度は８０〜９０℃の間に維持される
。

マンドレルの温度は、マンドレルの過度の熱膨張を防止
するために、適宜調整される。鋼製のマンドレルの場合
、マンドレルの温度は８０℃以下に維持されるのが望ま
しい。

また、本発明は、可撓性材料の少なくとも１枚のウェブ
から管状部片を製造する前記方法を実施するための装置
に関し、各ウェブが螺旋状に巻き付けられ得るマンドレ
ルと、マンドレルに巻き付けられたウェブを摩擦により
駆動するための手段とを備えている装置において、本発
明によれば、各ウェブは、重合可能生成物にて少なくと
も面で接着される耐久性補強材により構成されており、
熱調整手段が前記駆動手段の近傍の区域に設けられてい
ることを特徴としている。

前記熱調整手段は、高温空気の複数のジェット流を有効
に形成する。

本発明の他の特徴によれば、装置は、前記駆動手段の下
流側に前記生成物を重合化するための手段を有している
。

特に、前記重合化手段は、少なくとも２つの加熱区域を
有する炉により構成されている。

本発明の更に他の特徴によれば、前記マンドレルは、熱
調整流体の循環のための２重筒を構成している。

更に、前記駆動手段は、１つの継ぎ目なしベルト若しく
は連続する複数の継ぎ目なしベルトにより構成されると
良い。

また、本発明の別の特徴によれば、前記駆動手段と前記
重合化手段との間には、重合中に前記管状部片を保持す
るための膜を、前記管状部片に螺旋状に巻き付けるため
の手段が設けられている。

本発明は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を読む
ことにより更に理解されるであろう。

・・　に＼う＠　ｔ＝日 以下、図面について説明するが、図示の装置１は、−例
として、エポキシ樹脂が含浸されたガラス織布から成る
複数のウェブ（本実施例では３枚）と、耐久性のある紙
若しくはボール紙である２枚のウェブと、ポリプロピレ
ンから作られた隔離膜である１枚のウェブとから、管状
部片を製造するために適用されるものであることに注意
すべきである。固定されたマンドレルと接しているボー
ル紙のウェブは、他のウェブと置き換えることができる
。隔離膜は、予め樹脂が含浸されたガラス織布の第１の
ウェブと、最後のボール紙のウェブとを隔離し、ガラス
織布がボール紙に付着しないようにしている。

管状部片を構成する色々な種類の材料のウェブは、マン
ドレル・ホルダー３に固定されているマンドレル２の回
りに巻き付けられる。そのために、ボール紙ウェブ４ａ
、５ａのリール４．５、隔離膜ウェブ６ａのリール６、
及び予め樹脂で含浸されたガラス織布ウェブ７ａ、８ａ
、９ａのリール７．８．９が配分リール１０上に取り付
けられ、この配分リール１０はマンドレル２の長手方向
軸線ｘ−ｘ’に対して、マンドレル２の直径とウェブの
幅とに応じて決められたリード角を呈しており、こうし
て、連続的な巻付けが可能となる。更に、リール４〜っ
は、各ウェブについて互いに対して幾分がの重なりを得
るために、互いに位置をずらして配分リールｌＯに取り
付けられている。

２つの駆動プーリ１２ａ、１２ｂに巻き掛けられた継ぎ
目なしベルト１１は、マンドレル２に巻き付けられたウ
ェブ４ａ〜９ａを、マンドレル２の長手方向軸線Ｘ−Ｘ
′に平行に矢印Ｆの方向に進める。更に、例えば高熱空
気のジェット流を形成する熱調整手段１３が、ベルト１
１の近傍の区域に設けられている。こうして、ガラス織
布から成るウェブに含浸された重合可能な生成物（樹脂
）の温度が調整され、ベル１〜１１上での前記重合可能
生成物の移動を防止すると共に、前記ベルト１１によっ
て管状部片の稠密化を特徴とする特に、エポキシ樹脂の
場合、前記区域の温度は８０〜９０℃に保たれる。

駆動用の継き目なしベルト１１の下流側には、重合類１
４が配置されているが、他の手段、特に紫外線照射によ
っても重合は得られることは明らかである。

重合類１４は°、熱的衝撃を与えることなく樹脂の重合
を果たすために、少なくとも２つの加熱区域を有するよ
う作られると好適である。エポキシ樹脂の場合には、生
成物は第１の区域で１１０〜１２０℃とされ、第２の区
域で１３０〜１４０℃とされ、表示される調整温度はそ
れぞれ２２０℃と２７０℃である。

更に、継ぎ目なしベルト１１と重合類１４との間には、
隔離膜６ａと同一のリール１５から巻き戻された保持膜
１５ａが管状部片上に螺旋状に巻かれ、重合中に該管状
部片を保持し、直径のばらつきを防止している。

更にまた、マンドレル２の過度の熱膨張を防止すべくマ
ンドレル２の熱調整を可能とするために、マンドレル２
の第１部分２ａは、外壁１６ａと内壁１６ｂとにより構
成された二重筒を呈し、これらは熱調整流体の循環用の
スペース２５を形成している（第２図）。マンドレル２
のこの第１部分２ａが鋼材により作られている場合、そ
の温度は８０’Ｃよりも低く維持されなければならない
。重合類１４の出口を越えたところにあるマンドレル２
の部分２ｂは、例えばアルミニウムのような軽合金によ
り作られると良い。

重合化、が終了したならば、管状部片は部分１７に切断
される。そのためには、非接触切断、例えば流体ジェッ
ト、レーザービーム、電子ビーム等の方法を実施するこ
とが望ましい。

図示実施例においては、レーザービーム（例えば二酸化
炭素）が用いられている。レーザー装置１８には入れ予
成チューブ１９が設けられ、このチューブ１９は、管状
部片の矢印Ｆ方向への変位と同期してマンドレル２の長
手方向軸線ｘ−ｘ’と平行に移動するようになっている
。こうして、チューブ＝１１− １９の端部１９ａから発するレーザービームは、管状部
片を円形に切断する。調整可能な光学セル２０がチュー
ブ１９の変位を制御する。

抜取り機２１が、切断された部分１７を受は取り、これ
を受は器２２に排出する。この後、ボール紙製゛のウェ
ブ４＆、５ａ、隔離Ｍ６ａ及び保持Ｊｌ（１５ａが除去
される。

この実施例で用いられる異なる材料の多数のウェブは、
上で示されたものに限られないことは明らかである。更
に、エポキシ樹脂に代えて、例えばポリエステル樹脂の
ような他の重合可能樹脂が用いられても良い。同様に、
ガラス織布の代わりに、例えば重合可能な粘着物で被覆
された１以上の金属帯材のような他の耐久性補強材が用
いられても良い。

更に、管状部片は、金属処理薄箔をそこに加えることに
より、シール性を向上させることができ、或は、電磁気
による侵害に対して保護するために若しくは特定のスト
レスの下で複数の地点を補強するために金属ワイヤ・ラ
チス（ｌａｔｔｉｃｅ）を加えても良い。

めの装置の概略図、第２図は第１図の装置におけるマン
ドレルの拡大断面図である。図中、１・・・装置　　　
　　　　２・・・マンドレル４ａ、５ａ・・・ボール紙
のウェブ ６ａ・・・隔離膜のウェブ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも１枚の可撓性材料のウェブから管状部片
   を製造するための方法であって、前記各ウェブをマンド
   レルに螺旋状に巻き付け、前記マンドレルに巻き付けら
   れた前記各ウェブを摩擦駆動手段によりマンドレルの長
   手方向軸線に平行に進める製造方法において、 前記各ウェブが、重合可能生成物にて少なくとも面で接
   着されるようになっている耐久性補強材により構成され
   ており、前記マンドレルに付着しない支持層を前記各ウ
   ェブと前記マンドレルとの間に設け、前記摩擦駆動手段
   の近傍の区域において前記重合可能生成物の温度を調整
   して、前記摩擦駆動手段上の前記重合可能手段の移動を
   防止すると共に前記摩擦駆動手段により前記管状部片の
   稠密化を可能とすることを特徴とする管状部片の製造方
   法。 ２、エポキシ樹脂を前記重合可能生成物として使用し、
   前記区域の温度を８０〜９０℃の間に維持することを特
   徴とする請求項１記載の管状部片の製造方法。 ３、前記マンドレルの温度を、該マンドレルの過度の熱
   膨張を防止するために適宜調整することを特徴とする請
   求項１記載の管状部片の製造方法。 ４、前記マンドレルが鋼製の場合、該マンドレルの温度
   を８０℃以下に維持することを特徴とする請求項３記載
   の管状部片の製造方法。 ５、少なくとも１枚の可撓性材料のウェブから管状部片
   を製造するために、請求項１記載の管状部片の製造方法
   を実施するための装置であって、前記各ウェブが螺旋状
   に巻き付けられ得るマンドレルと、該マンドレルに巻き
   付けられた前記各ウェブを摩擦により駆動するための手
   段とを備えている装置において、 前記各ウェブが、重合可能生成物にて少なくとも面で接
   着される耐久性補強材により構成されており、熱調整手
   段が前記駆動手段の近傍の区域に設けられていることを
   特徴とする管状部片の製造装置。 ６、前記熱調整手段が、高温空気の複数のジェット流を
   形成することを特徴とする請求項５記載の管状部片の製
   造装置。 ７、前記駆動手段の下流側に前記重合可能生成物を重合
   化するための手段を有していることを特徴とする請求項
   ５記載の管状部片の製造装置。 ８、前記重合化手段が、少なくとも２つの加熱区域を有
   する炉により構成されていることを特徴とする請求項７
   記載の管状部片の製造装置。 ９、前記マンドレルが熱調整流体の循環のための２重筒
   を構成していることを特徴とする請求項５記載の管状部
   片の製造装置。 １０、前記駆動手段が、支持層を形成する継ぎ目なしベ
   ルトにより構成されていることを特徴とする請求項５記
   載の管状部片の製造装置。 １１、前記駆動手段と前記重合化手段との間には、重合
   中に前記管状部片を保持するための膜を、前記管状部片
   に螺旋状に巻き付けるための手段が設けられていること
   を特徴とする請求項７記載の管状部片の製造装置。 １２、請求項５記載の製造装置を用いて請求項１記載の
   製造方法を実施することにより作られる管状部片。