JPH01147875A - 赤外線検知装置 - Google Patents
赤外線検知装置Info
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- JPH01147875A JPH01147875A JP62307817A JP30781787A JPH01147875A JP H01147875 A JPH01147875 A JP H01147875A JP 62307817 A JP62307817 A JP 62307817A JP 30781787 A JP30781787 A JP 30781787A JP H01147875 A JPH01147875 A JP H01147875A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
赤外線検知装置に関し、
検知素子間のクロストークの発生を少なくし、かつ各検
知素子に印加するバイアス電圧が変動しないようにした
赤外線検知装置を目的とし、絶縁性、或いは半絶縁性基
板上に形成した化合物半導体結晶層の所定の位置にP−
N接合を設けてホトダイオードアレイを形成した装置で
あって、前記基板と素子形成用の化合物半導体結晶層の
間に、該素子形成用化合物半導体結晶よりエネルギーバ
ンドギャップの大きい化合物半導体結晶をバッファ層と
して設け、前記P−N接合部を設けた素子形成用の化合
物半導体結晶層を、該結晶層表面よりバッファ層に、或
いは素子形成用結晶層表面より基板に到達する溝を設け
、前記素子形成用結晶層、或いはバッファ層に積層され
た素子形成用結晶層をメサ状に形成したことで構成する
。
知素子に印加するバイアス電圧が変動しないようにした
赤外線検知装置を目的とし、絶縁性、或いは半絶縁性基
板上に形成した化合物半導体結晶層の所定の位置にP−
N接合を設けてホトダイオードアレイを形成した装置で
あって、前記基板と素子形成用の化合物半導体結晶層の
間に、該素子形成用化合物半導体結晶よりエネルギーバ
ンドギャップの大きい化合物半導体結晶をバッファ層と
して設け、前記P−N接合部を設けた素子形成用の化合
物半導体結晶層を、該結晶層表面よりバッファ層に、或
いは素子形成用結晶層表面より基板に到達する溝を設け
、前記素子形成用結晶層、或いはバッファ層に積層され
た素子形成用結晶層をメサ状に形成したことで構成する
。
本発明は赤外線検知装置に係り、特にアレイ状に形成し
た検知素子間に於けるクロストークの発生を少なくした
赤外線検知装置に関する。
た検知素子間に於けるクロストークの発生を少なくした
赤外線検知装置に関する。
カドミウムテルル(CdTe)のような半絶縁性基板、
或いはサファイアのような絶縁性基板上に、エネルギー
バンドギャップの狭い水銀・カドミウム・テルル(Hg
+−xcdx Te)のような化合物半導体をエピタキ
シャル法等を用いて薄層状態に形成し、該化合物半導体
結晶層に所定のパターンのP−N接合を形成してホトダ
イオードをアレイ状に形成し、このホトダイオードアレ
イを有する赤外線検知装置と、シリコン(Si)基板に
形成したマルチプレクサ等の信号処理装置とをインジウ
ム(In)金属柱を用いて接続形成して一体化して赤外
線撮像装置を形成している。
或いはサファイアのような絶縁性基板上に、エネルギー
バンドギャップの狭い水銀・カドミウム・テルル(Hg
+−xcdx Te)のような化合物半導体をエピタキ
シャル法等を用いて薄層状態に形成し、該化合物半導体
結晶層に所定のパターンのP−N接合を形成してホトダ
イオードをアレイ状に形成し、このホトダイオードアレ
イを有する赤外線検知装置と、シリコン(Si)基板に
形成したマルチプレクサ等の信号処理装置とをインジウ
ム(In)金属柱を用いて接続形成して一体化して赤外
線撮像装置を形成している。
従来の赤外線検知装置の構造を第5図に示す。
第5図に示すように、従来の赤外線検知装置はCdTe
よりなる半絶縁性基板1上にP型のHg+−x Cdx
Te結晶2が気相エピタキシャル成長法等を用いて形成
され、該結晶層2の所定位置にはレジスト膜をマスクと
して用いてイオン注入法を用いてボロン(B4)原子が
導入され、N”l’fj3が形成されてP−N接合4が
形成されている。更に該結晶N2の表面には、該結晶の
陽極酸化膜、或いは陽極硫化膜が保護膜5として形成さ
れてホトダイード6が形成されている。更にこのホトダ
イオード6上の保護膜5は窓開きされ、前記形成された
N゛層3LにはInの金属柱7が蒸着により形成されて
いる。
よりなる半絶縁性基板1上にP型のHg+−x Cdx
Te結晶2が気相エピタキシャル成長法等を用いて形成
され、該結晶層2の所定位置にはレジスト膜をマスクと
して用いてイオン注入法を用いてボロン(B4)原子が
導入され、N”l’fj3が形成されてP−N接合4が
形成されている。更に該結晶N2の表面には、該結晶の
陽極酸化膜、或いは陽極硫化膜が保護膜5として形成さ
れてホトダイード6が形成されている。更にこのホトダ
イオード6上の保護膜5は窓開きされ、前記形成された
N゛層3LにはInの金属柱7が蒸着により形成されて
いる。
そしてこの基板1の裏面側より赤外線を入射して、この
入射された赤外線が基板1および化合物半導体結晶層2
を通過し、該結晶N2内で光電変換されてキャリアとな
り、このキャリアがP−N接合部4に到達するのを、ホ
トダイオード6により検知している。
入射された赤外線が基板1および化合物半導体結晶層2
を通過し、該結晶N2内で光電変換されてキャリアとな
り、このキャリアがP−N接合部4に到達するのを、ホ
トダイオード6により検知している。
〔発明が解決しようとする問題点]
ところで従来の装置に於いて、第6図(a)に示すよう
に、各ダイオード間の距離Sが、CdTeの基板の裏面
より化合物半導体結晶内に導入された赤外線が、光電変
換されて形成された少数キャリアの拡散長dに比して充
分大きい場合、各ダイオード6A 、 6B間で発生し
た少数キャリア8は、結晶層2内の例えば×印の位置で
再結合して消滅し、隣接するダイオード6A 、 6B
に到達することがないのでクロストークを発生すること
は無い。
に、各ダイオード間の距離Sが、CdTeの基板の裏面
より化合物半導体結晶内に導入された赤外線が、光電変
換されて形成された少数キャリアの拡散長dに比して充
分大きい場合、各ダイオード6A 、 6B間で発生し
た少数キャリア8は、結晶層2内の例えば×印の位置で
再結合して消滅し、隣接するダイオード6A 、 6B
に到達することがないのでクロストークを発生すること
は無い。
然しなから、近年この裏面入射型のホトダイオードアレ
イは益々大規模化、高密度に形成することが要求されて
おり、これに伴ってダイオード間の距離Sが少数キャリ
アの拡散長dより小さくなり、この場合は第6図(b)
に示すように、ホトダイオード6A、6Bの間に発生し
た少数キャリア8は、隣接するホトダイオード6A、6
Bに到達してクロストークの現象が生じる問題がある。
イは益々大規模化、高密度に形成することが要求されて
おり、これに伴ってダイオード間の距離Sが少数キャリ
アの拡散長dより小さくなり、この場合は第6図(b)
に示すように、ホトダイオード6A、6Bの間に発生し
た少数キャリア8は、隣接するホトダイオード6A、6
Bに到達してクロストークの現象が生じる問題がある。
また化合物半導体結晶層2の厚さは、赤外線検知装置の
高感度化を図るために、結晶中で発生する拡散電流を低
減するために、薄く形成することが望ましく、このよう
に結晶層を薄く形成すると、該結晶層のシート抵抗が増
大する。この検知装置は結晶層の端部Aをアース接続し
ており、このシート抵抗が増大すると、結晶層の中央部
と両端部とでは、各ホトダイオードに印加するバイアス
電圧が変動する問題がある。ところで、各ホトダイオー
ドの動作電圧は一定であるので、各ホトダイオードを均
一に動作させようとすると、各ホトダイオードにそれぞ
れ異なったバイアス電圧を印加する必要があり、ホトダ
イオードの電源回路が複雑となる。
高感度化を図るために、結晶中で発生する拡散電流を低
減するために、薄く形成することが望ましく、このよう
に結晶層を薄く形成すると、該結晶層のシート抵抗が増
大する。この検知装置は結晶層の端部Aをアース接続し
ており、このシート抵抗が増大すると、結晶層の中央部
と両端部とでは、各ホトダイオードに印加するバイアス
電圧が変動する問題がある。ところで、各ホトダイオー
ドの動作電圧は一定であるので、各ホトダイオードを均
一に動作させようとすると、各ホトダイオードにそれぞ
れ異なったバイアス電圧を印加する必要があり、ホトダ
イオードの電源回路が複雑となる。
本発明は上記した問題点を除去し、クロストークの発生
を少なくし、かつ各ホトダイオードに印加するバイアス
電圧が均一になるようにした赤外線検知装置の提供を目
的とする。
を少なくし、かつ各ホトダイオードに印加するバイアス
電圧が均一になるようにした赤外線検知装置の提供を目
的とする。
上記した目的を達成する本発明の赤外線検知装置は、絶
縁性、或いは半絶縁性基板上に形成した化合物半導体結
晶層の所定の位置にP−N接合を設けてホトダイオード
アレイを形成した装置であって、前記基板と素子形成用
の化合物半導体結晶層の間に、該素子形成用化合物半導
体結晶よりエネルギーバンドギャップの大きい化合物半
導体結晶をバッファ層として設け、前記P−N接合部を
設けた素子形成用の化合物半導体結晶層を、該結晶層表
面よりバッファ層に、或いは素子形成用結晶層表面より
基板に到達する溝を設け、前記素子形成用結晶層、或い
はバッファ層に積層された素子形成用結晶層をメサ状に
形成したことで構成する。
縁性、或いは半絶縁性基板上に形成した化合物半導体結
晶層の所定の位置にP−N接合を設けてホトダイオード
アレイを形成した装置であって、前記基板と素子形成用
の化合物半導体結晶層の間に、該素子形成用化合物半導
体結晶よりエネルギーバンドギャップの大きい化合物半
導体結晶をバッファ層として設け、前記P−N接合部を
設けた素子形成用の化合物半導体結晶層を、該結晶層表
面よりバッファ層に、或いは素子形成用結晶層表面より
基板に到達する溝を設け、前記素子形成用結晶層、或い
はバッファ層に積層された素子形成用結晶層をメサ状に
形成したことで構成する。
本発明の赤外線検知装置は、該検知装置を構成するホト
ダイオードを形成する素子形成用化合物半導体結晶層と
基板との間に該素子形成用結晶層よりエネルギーバンド
ギャップの大きい結晶層をバッファー層として形成し、
また上記ホトダイオードをメサ型に形成することで、該
ダイオード間が確実に素子分離されるようにする。
ダイオードを形成する素子形成用化合物半導体結晶層と
基板との間に該素子形成用結晶層よりエネルギーバンド
ギャップの大きい結晶層をバッファー層として形成し、
また上記ホトダイオードをメサ型に形成することで、該
ダイオード間が確実に素子分離されるようにする。
このようにすれば第4図に示すように、検知すべき赤外
線が素子形成用の結晶層13で吸収され、キャリアとな
っても、そのうちの成る少数キャリア(電子)aは、該
バッファ層12のエネルギーバンドギャップ21が広い
ために伝導帯22の壁に当たって矢印B方向に移動して
バッファ層12 ([!lにキャリアが到達しない。ま
た他の成る少数キャリアbは、価電子帯24と伝導帯2
2との間のバンドギャップ21の狭い素子形成用結晶N
13の領域側に到達してP−N接合部23を通過して光
電流として検知される。
線が素子形成用の結晶層13で吸収され、キャリアとな
っても、そのうちの成る少数キャリア(電子)aは、該
バッファ層12のエネルギーバンドギャップ21が広い
ために伝導帯22の壁に当たって矢印B方向に移動して
バッファ層12 ([!lにキャリアが到達しない。ま
た他の成る少数キャリアbは、価電子帯24と伝導帯2
2との間のバンドギャップ21の狭い素子形成用結晶N
13の領域側に到達してP−N接合部23を通過して光
電流として検知される。
またこの素子形成用結晶層13はメサ型に分離されてい
るのでキャリアは隣接画素にも流れ込まないため、クロ
ストークの発生を見なくなる。
るのでキャリアは隣接画素にも流れ込まないため、クロ
ストークの発生を見なくなる。
更に検知すべき波長の赤外線が透過するバッファ層12
を素子形成用の結晶113と積層した状態で形成してい
るので結晶層全体の厚さが厚くなり、その厚さの厚く成
gことで結晶層全体のシート抵抗が低くなり、各ホトダ
イオードのそれぞれに印加するバイアス電圧は、各ホト
ダイオードの結晶層の長手方向の位置に対応させて変動
させる必要がなくなり、各ダイオードに印加するバイア
ス電圧は均一な値で良い。
を素子形成用の結晶113と積層した状態で形成してい
るので結晶層全体の厚さが厚くなり、その厚さの厚く成
gことで結晶層全体のシート抵抗が低くなり、各ホトダ
イオードのそれぞれに印加するバイアス電圧は、各ホト
ダイオードの結晶層の長手方向の位置に対応させて変動
させる必要がなくなり、各ダイオードに印加するバイア
ス電圧は均一な値で良い。
以下、図面を用いて本発明の一実施例につき詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の赤外線検知装置で10μm帯の波長に
感度を有する検知装置の断面図である・図示するように
本発明の装置は、半絶縁性のCdTe基板11−ヒにエ
ネルギーバンドギャップが0.25eVのHg1− v
Cd y Te (y =O−3)の結晶Ji12が
30μmの厚さで形成され、その上にはエネルギーバン
ドギャップが0.11eVのHg1−、 Cd、 Te
(x=0.2)の結晶層13が形成され、該結晶層13
の所定位置には、B゛原子イオン注入されてN″層14
が形成され、該P−N接合が形成された結晶層13がメ
サ型にエツチング形成されている。そしてこのメサの側
壁部を含む結晶層12の表面には該結晶層の陽極硫化膜
が保護膜15として形成されている。またメサの頂部に
はInの金属柱16が蒸着により形成されている。
感度を有する検知装置の断面図である・図示するように
本発明の装置は、半絶縁性のCdTe基板11−ヒにエ
ネルギーバンドギャップが0.25eVのHg1− v
Cd y Te (y =O−3)の結晶Ji12が
30μmの厚さで形成され、その上にはエネルギーバン
ドギャップが0.11eVのHg1−、 Cd、 Te
(x=0.2)の結晶層13が形成され、該結晶層13
の所定位置には、B゛原子イオン注入されてN″層14
が形成され、該P−N接合が形成された結晶層13がメ
サ型にエツチング形成されている。そしてこのメサの側
壁部を含む結晶層12の表面には該結晶層の陽極硫化膜
が保護膜15として形成されている。またメサの頂部に
はInの金属柱16が蒸着により形成されている。
このような本発明の装置の基板11の底部より赤外線を
導入すると、結晶層12は5μm帯以下の波長の光は吸
収するが、5μm帯以上の波長の光は透過するので、5
μm以下の波長の光は結晶層12に吸収され、光電変換
されてキャリアとなる。
導入すると、結晶層12は5μm帯以下の波長の光は吸
収するが、5μm帯以上の波長の光は透過するので、5
μm以下の波長の光は結晶層12に吸収され、光電変換
されてキャリアとなる。
一方、5μm以上の光は、結晶層12を透過して結晶層
13に到達する。結晶層13は10μm帯より短い光を
吸収するので、5μ+1〜10μmの波長の光が結晶j
li13で光電変換されてキャリアとなり、P−N接合
部17へ到達して、ホトダイオード18にて検知される
。そしてこの結晶層13で光電変換されたキャリアは、
ホトダイオードがメサ状に確実に素子分離されているの
で、クロストークを発生することはない。またバッファ
層との間にはバンド障壁が形成されているので、該結晶
層13で発生した少数キャリアがバッファ層を介して隣
接画素に流入することもない。
13に到達する。結晶層13は10μm帯より短い光を
吸収するので、5μ+1〜10μmの波長の光が結晶j
li13で光電変換されてキャリアとなり、P−N接合
部17へ到達して、ホトダイオード18にて検知される
。そしてこの結晶層13で光電変換されたキャリアは、
ホトダイオードがメサ状に確実に素子分離されているの
で、クロストークを発生することはない。またバッファ
層との間にはバンド障壁が形成されているので、該結晶
層13で発生した少数キャリアがバッファ層を介して隣
接画素に流入することもない。
また結晶[12を厚く形成しても・、10μm帯の波長
の光は結晶N12を透過するので、検知装置の感度が低
下することがなく、またこのように結晶層12を厚くす
ることで、化合物半導体結晶F!i 12.13の厚さ
が厚くなるので、結晶層12.13のシート抵抗が増加
することがなくなり、従って結晶層13の長手方向の位
置によって、シート抵抗の増加によってホトダイオード
に印加するバイアス電圧を変動させる必要もなくなる。
の光は結晶N12を透過するので、検知装置の感度が低
下することがなく、またこのように結晶層12を厚くす
ることで、化合物半導体結晶F!i 12.13の厚さ
が厚くなるので、結晶層12.13のシート抵抗が増加
することがなくなり、従って結晶層13の長手方向の位
置によって、シート抵抗の増加によってホトダイオード
に印加するバイアス電圧を変動させる必要もなくなる。
また本実施例の他の実施例として第3図に示すように、
素子形成用結晶層12よりバッファ層13を貫通して基
板11に到達する溝25を形成し、該溝25でバッファ
N13上に素子形成用結晶層12を積層した状態で、バ
ッファ層と共に素子形成用結晶層12をメサ状に形成し
ても良い。
素子形成用結晶層12よりバッファ層13を貫通して基
板11に到達する溝25を形成し、該溝25でバッファ
N13上に素子形成用結晶層12を積層した状態で、バ
ッファ層と共に素子形成用結晶層12をメサ状に形成し
ても良い。
このような赤外線検知装置の第1実施例の製造方法に付
いて述べると、第2図(a)に示すようにCdTe15
板11上にエネルギーバンドギャップが0.25eVの
l1g+−y Cdy Te(y=0.3)のバッファ
N12を30μmの厚さで気相エピタキシャル成長して
形成する。
いて述べると、第2図(a)に示すようにCdTe15
板11上にエネルギーバンドギャップが0.25eVの
l1g+−y Cdy Te(y=0.3)のバッファ
N12を30μmの厚さで気相エピタキシャル成長して
形成する。
次いでその上に、第2図(b)に示すように、エネルギ
ーバンドギャップが0.11eVのHg+−x Cdx
Te(x=0.2)の素子形成用結晶層13を気相エ
ピタキシャル成長により形成する。
ーバンドギャップが0.11eVのHg+−x Cdx
Te(x=0.2)の素子形成用結晶層13を気相エ
ピタキシャル成長により形成する。
次いで第2図(C)に示すように該素子形成用結晶層1
3にB′″原子をイオン注入してN1層14を形成する
。
3にB′″原子をイオン注入してN1層14を形成する
。
更に第2図(d)に示すように、該P−N接合が形成さ
れた素子形成用結晶層13を、ホトレジスト膜をマスク
として用いてバッファ層12に到達するまでメサ型にエ
ツチング形成後、前記第1図に示したように、素子形成
用結晶層12のメサの側壁部とバッファ層13の表面に
、該結晶層12.13の陽極硫化膜を陽極硫化膜液を用
いて、保護膜15として形成する。また第3図に示すよ
うに基板11に到達するまで溝25を形成し、素子形成
用結晶層13とバッファ層12がエツチングされたメサ
の側壁部と基板11の表面に該結晶層12.13の陽極
硫化膜15を形成するようにしても良い。
れた素子形成用結晶層13を、ホトレジスト膜をマスク
として用いてバッファ層12に到達するまでメサ型にエ
ツチング形成後、前記第1図に示したように、素子形成
用結晶層12のメサの側壁部とバッファ層13の表面に
、該結晶層12.13の陽極硫化膜を陽極硫化膜液を用
いて、保護膜15として形成する。また第3図に示すよ
うに基板11に到達するまで溝25を形成し、素子形成
用結晶層13とバッファ層12がエツチングされたメサ
の側壁部と基板11の表面に該結晶層12.13の陽極
硫化膜15を形成するようにしても良い。
以上の説明から明らかなように本発明によれば、クロス
トークの発生の少ない、高画素密度の検知アレイを構成
でき、また各ホトダイオードに印加するバイアス電圧が
均一となる高品質な赤外線検知装置が得られる効果があ
る。
トークの発生の少ない、高画素密度の検知アレイを構成
でき、また各ホトダイオードに印加するバイアス電圧が
均一となる高品質な赤外線検知装置が得られる効果があ
る。
第1図は本発明の赤外線検知装置の第1実施例の断面図
、 第2図(a)より第2図(d)迄は第1実施例の装置の
製造方法を示す断面図、 第3図は本発明の第2実施例の赤外線検知装置の断面図
、 第4図は本発明の装置に於けるキャリアの状態の説明図
、 第5図は従来の赤外線検知装置の断面図、第6図(a)
および第6図(b)は従来の装置の不都合な状態の説明
図である。 図において、 11はCdTe基板、12はHg+−y Cdy Te
の結晶層、13はHg+−X CdXTeの結晶層、J
4はN″層、15は保護膜、16はIn金属柱、17は
P−N接合部、18はホトダイオード、21はエネルギ
ーバンドギャップ、22は伝導帯、23はP−N接合部
、24は価電子帯、25は溝条あ明/l赤外線禮知暮1
5断面m 第1図 (bン す完eE−i44想遺λ忠料哲酌m 第 2 図 (d) 杢櫻gハ蓼!め嬰遺か迂を釘針面口 第2図 第3図 第4図 65東、、、??−己(羽起犬l]セ叱16壓牛1石G
ゴ第5図
、 第2図(a)より第2図(d)迄は第1実施例の装置の
製造方法を示す断面図、 第3図は本発明の第2実施例の赤外線検知装置の断面図
、 第4図は本発明の装置に於けるキャリアの状態の説明図
、 第5図は従来の赤外線検知装置の断面図、第6図(a)
および第6図(b)は従来の装置の不都合な状態の説明
図である。 図において、 11はCdTe基板、12はHg+−y Cdy Te
の結晶層、13はHg+−X CdXTeの結晶層、J
4はN″層、15は保護膜、16はIn金属柱、17は
P−N接合部、18はホトダイオード、21はエネルギ
ーバンドギャップ、22は伝導帯、23はP−N接合部
、24は価電子帯、25は溝条あ明/l赤外線禮知暮1
5断面m 第1図 (bン す完eE−i44想遺λ忠料哲酌m 第 2 図 (d) 杢櫻gハ蓼!め嬰遺か迂を釘針面口 第2図 第3図 第4図 65東、、、??−己(羽起犬l]セ叱16壓牛1石G
ゴ第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 絶縁性、或いは半絶縁性基板(11)上に形成した化
合物半導体結晶層(13)の所定の位置にP−N接合を
設けてホトダイオードアレイを形成した装置であって、 前記基板(11)と素子形成用の化合物半導体結晶層(
13)の間に、該素子形成用化合物半導体結晶よりエネ
ルギーバンドギャップの大きい化合物半導体結晶層(1
2)をバッファ層として設け、前記P−N接合部を設け
た素子形成用の化合物半導体結晶層(13)を、該結晶
層(13)表面よりバッファ層(12)に、或いは素子
形成用結晶層(13)表面より基板(11)に到達する
溝を設け、前記素子形成用結晶層(13)、或いはバッ
ファ層(12)に積層された素子形成用結晶層(13)
をメサ状に形成したことを特徴とする赤外線検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307817A JPH01147875A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 赤外線検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62307817A JPH01147875A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 赤外線検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01147875A true JPH01147875A (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=17973567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62307817A Pending JPH01147875A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | 赤外線検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01147875A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5177580A (en) * | 1991-01-22 | 1993-01-05 | Santa Barbara Research Center | Implant guarded mesa having improved detector uniformity |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP62307817A patent/JPH01147875A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5177580A (en) * | 1991-01-22 | 1993-01-05 | Santa Barbara Research Center | Implant guarded mesa having improved detector uniformity |
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