JPH01145591A - 物体識別装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばトラックスケールで全重蓋を計重され
るトラックに用いられる物体識別装置に関する。

〔従来の技術及びその問題点〕

最近、少なくとも受信部、送信部及び記憶部を有し、少
なくとも自己に固有の識別信号を送信するようにした物
体識別装置が開発され、これが例えばトラックに備えら
れて、その各種運行管理が行われている。この場合、上
記の記憶部には車番や作業属、車体空重量などが書き込
まれているのであるが、この識別装置を備えたトラック
が所定の場所、例えばトラックスケールの近傍に至ると
、こ＼に付設された地上無線送受信局よシ読み出し信号
が伝送され、これをトラックに備えられている識別装置
の受信部が受けると、これに呼応してその記憶部に書き
込まれている自己識別信号としての車番や上記データな
どを送信部から上記地上無線送受信局に伝送し、これら
を必要に応じてその表示部に表示させたシ、これらに応
じて何らかの指示をこのトラックの運転手に与えるよう
にしている。しかるに上記の地上無線送受信局はトラッ
クに備えられている識別装置の記憶部の内容を書き変え
るための書き換え信号を伝送することができ、書き換え
信号が識別装置の受信部を介して記憶部に入力され、記
憶部の内容が書き変えられる。しかしながら、書き変え
る必要がない場合でも地上無線送受信局の操作者の不用
意によシ、これを書き換えてしまう場合があり、その後
の所要の運行管理に支障をきたすことがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記従来の問題に鑑みてなされ、識別装置の記
憶部の内容を不用意に書き換えられることを防止するこ
とのできる物体識別装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

以上の目的は、少なくとも受信部、送信部及び記憶部を
有し、少なくとも自己に固有の識別信号を送信するよう
にした物体識別装置において、前記記憶部に対し書き換
え禁止部と切換スイッチとを設け、前記切換スイッチを
一方の位置に切り換えているときには、前記書き換え禁
止部が作動して、前記記憶部の書き変えが禁止され、前
記切換スイッチを他方の位置ＫｔｉＪ、り換えたときに
は、前記書き換え禁止部が非作動状態にな伏前記記憶部
の書き変えが許容されるようにしたことを特徴とする物
体識別装置によって達成される。

〔作　　用〕

実際に記憶部の内容を書き変えたいときには、切換スイ
ッチを他方の位置に切り換えなければならない。従って
、地上側無線送受信局においても以上の操作がまず必要
であることから物体識別装置の記憶部の内容が不用意に
書き変えられることは未然に防止される。通常は、切換
スイッチは一方の位置にセットしておけばよい。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例による物体識別装置について図面
を参照して説明する。

図は本発明の実施例による物体識別装置のブロック図を
示すものであるが、受信用アンテナ（１）から供給され
る受信信号は、受信部（２）に供給され、これは制御部
（３）を介してメモリ回路【６）に供給されるようにな
っている。すなわち制御部（３）ではメモリ回路（６）
を駆動すると＼もに、これに所望のデータを書き換える
ための必要な処理を行なう作用、働きをする。他方、メ
モリ回路（６）の内容は制御部（３）を介して送信部（
５）に供給され、送信用アンテナ（４）から地上側の無
線送受信局に伝送されるようになっている。

本発明によればメモリ回路（６）は切換スイッチ（８）
を介して、書き換え禁止回路（７）Ｋ接続される。切換
スイッチ（８）は一方の位置に切換えると書き換え禁止
回路（７）の禁止信号はメモリ回路（６）に供給される
が、他方の位置に切換えると、その出力は遮断されるよ
うになっている。すなわち一方の切換え位置ではメモリ
回路（６）Ｋ対する書き換え禁止回路（７）の作動を許
容するが、他方の位置ではこの作用を禁止してメモリ回
路（６）の書き換えを禁止すると共に可能ともしている
。

本発明の実施例は以上のように構成されるのであるが、
次にこの作用について説明する。

図に示したような識別装置を備えたトラックが例えはト
ラックスケールの近傍に至ったとする。

そうすると、地上無線送受信局から読み出し信号が、こ
の識別装置のアンテナ（１）に送らり８、これが受信部
（２）を介して制御部（３）でメモリー回路（６）の内
容を読み出すべく処理し、この制御部（３）から読み出
した信号を送信部（５）及びアンテナ（４）を介して、
地上側無線送受信局に伝送する。この地上側無線送受信
局では、この読み出した信号に基ずいて、必要に応じて
生じるこれら各種データを表示すると＼もに、該トラッ
クの運転手に表示部を介して各種データを確認させ、場
合によっては必要な指令を発するようになっている。更
に場合によっては、この識別装置のメモリ回路（６）の
内容の一部又は全部を書き換えたい場合がある。この場
合には地上無線送受信局から、この新しい情報を含んだ
書き換え信号をアンテナ（１）　Ｋ伝送し、これら受信
部（２）及び制御部（３）を介してメモリ回路（６）の
内容を部分的又は全体的に書き換えることができる。こ
のときには切換スイッチ（３）は、他方の位ＲＫ切換え
られており、書き換え禁止回路（７）の出力はメモリ回
路（６）に供給されないようになっている。すなわち書
き換え可能としている。

しかしながらメモリ回路（６）′に書き込まれている情
報は一般に、そのトラックに固有のデータであって頻繁
には書き換える必要のないデータであるので、切換スイ
ッチ（８）は通常は、一方の位置に切換えられており、
書き換え禁止回路（７）の出力は、メモリ回路（６）に
供給されている。これによってメモリ回路（６）の内容
はたとえアンテナ（１）から、書き換え信号が受信部（
２）及び制御部（３）を介して供給されたとしても、書
き換えを不能としている。これによって地上側無線送受
信局の操作者が、この識別装置のメモリ回路（６）の内
容を書き換える必要はないのに、不用意に書き換え信号
を送ったとしても、上述のような作用により、仁れを禁
止して、以前に書き込まれている内容が保護される。切
換スイッチ（８）はブロックで示したが、通常のＯＮ−
ＯＦｍスイッチであってもよく、あるいはトランジスタ
などで成る切換スイッチ回路を適用してもよい。

以上述べたように本実施例によれば、地上側無線送受信
局の操作者が不用意に物体識別装置側に記憶の内容を書
き換える信号を送信したとしても、切換スイッチが書き
換え禁止側に切換えられている限り、未然にメモリ回路
（６）の内容が書き換えられるのを防止している。ある
いは地上無線送受信局の誤作動によシ、何らかの書き換
え信号を送りたとしても、メモリ回路（６））はやはシ
その書き換えが防止される。

しかしながら本実施例によれば、例えばトラックの空重
量が何らかの理由で変化する場合があるが、この場合に
はトラックスケールにおいて、その空重量を計重するこ
とにより所定の範囲以上に変っていた場合には、切換ス
イッチ（８）を書き換え可能な側に切換えて、地上側無
線送受信局よυトラックスケールよシ受けた重量信号を
アンテナ（１）に伝送し、よってメモリ回路（６）にお
けるこのトラ１　ツクの空重量を書き換えることもでき
る。その他の各種データについても同様である。

以上、本発明の実施例について説明したが、もちろん本
発明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に
基すいて、種々の変形が可能であ・　る。

例えば以上の実施例では、書き換え禁止回路を切換スイ
ッチ（８）を介してメモリ回路（６）に接続するように
したが、回路構成によってはこの禁止回路を切換スイッ
チを介して、制御部（３）に接続するようにしてもよい
。

また、以上の実施例では、切換スイッチを人が作動する
ように説明したが、これに換えて地上側無線送受信局よ
り切換スイッチを作動するための信号を発生するように
してもよい。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の物体識別装置によれば、その
記憶部の内容が不用意処置き換えられることが未然に防
止され、又書き換える必要のある場合には、これを許容
するものである。これによって従来よシ、この物体識別
装置を用いて人又は物体の管理を確実に行なうことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例による物体識別装置のプロツク図
である。 なお図１ＩＣおいて、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 少なくとも受信部、送信部及び記憶部を有し、少なくと
   も自己に固有の識別信号を送信するようにした物体識別
   装置において、前記記憶部に対し書き換え禁止部と切換
   スイッチとを設け、前記切換スイッチを一方の位置に切
   り換えているときには、前記書き換え禁止部が作動して
   、前記記憶部の書き変えが禁止され、前記切換スイッチ
   を他方の位置に切り換えたときには、前記書き換え禁止
   部が非作動状態になり前記記憶部の書き変えが許容され
   るようにしたことを特徴とする物体識別装置。