JPH0114409B2 - - Google Patents

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JPH0114409B2
JPH0114409B2 JP12292083A JP12292083A JPH0114409B2 JP H0114409 B2 JPH0114409 B2 JP H0114409B2 JP 12292083 A JP12292083 A JP 12292083A JP 12292083 A JP12292083 A JP 12292083A JP H0114409 B2 JPH0114409 B2 JP H0114409B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
pressure
turbine
blast furnace
dust
Prior art date
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Expired
Application number
JP12292083A
Other languages
English (en)
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JPS6013927A (ja
Inventor
Hideo Kawahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP12292083A priority Critical patent/JPS6013927A/ja
Publication of JPS6013927A publication Critical patent/JPS6013927A/ja
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  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、高炉ガスエネルギ回収タービンの
静翼洗浄装置に関するものである。
高炉ガスエネルギ回収タービンは、タービン翼
に流入する高炉ガスが多量のダストを含んでいる
ため、タービン翼、とくに入口側の静翼に付着す
るダストの量は夥しいものがあり、そのためガス
の通路面積が減少してガス流入が妨げられる。ま
た、高炉ガスエネルギ回収タービンのうち特に静
翼の傾斜角を変更してガス流量を制御する方式の
タービンでは、静翼に付着するダストの堆積によ
つて、静翼間に形成されるガス流路としてのすき
まの制御が困難となり、円滑な運転が阻害される
などの弊害がある。
静翼の表面に付着するダストの除去作業を行う
ためには、タービンの運転を停止し、ケーシング
を開放して行わねばならず、このため装置として
の継続稼動が中断されることになり、円滑なプラ
ントの運営が阻害されることになる。したがつ
て、ケーシングの開放などをせずに静翼表面のダ
ストの除去が行われ、さらに望ましくは、タービ
ンの稼動中において該除去作業を実施することの
できる装置の開発が望まれていた。
この発明は、上記の要望を満足するためになさ
れたもので、簡単な装置の付設により、該タービ
ンの運転中に、静翼の表面に付着したダストをき
わめて簡単な操作によつて、静翼表面上の広範囲
に亘つて除去しうる装置を提供することを目的と
する。
本発明装置はそのための手段として、静翼の表
面に高圧流体を噴射するためのノズルと、該高圧
流体の圧力を変化させることによつて該流体に連
通する可動体に対して長さ方向の移動を発動さ
せ、これに連動してノズルの噴射方向をスイング
させる連動装置とをそなえることを特徴とする。
つぎに、本発明装置の一実施例につき、具体的
に説明する。第1図において、高炉ガスはタービ
ン車室1から矢印A方向に進み、静翼2、動翼
3、静翼4、動翼5、…を順次経てタービンロー
タ6に回転力を与えたのち、矢印B方向に流出す
る。7は、静翼2の傾斜角を変更するために静翼
2に固着された駆動レバー、8は駆動レバー7の
端部に枢着されたスライダ、9は駆動リングであ
り、10は駆動リング9に設けられるスライダ8
用の溝である。駆動リング9は、タービン車室1
内のリング状のガイド11内にあつて、ガイド1
1に沿つて回動せしめることにより、円周方向に
沿つて配置された多数の静翼2に対して一斉に傾
斜角の変動を行わせる。
12はノズルで、別置の高圧水供給源から導入
された高圧水を静翼2の表面に向つて噴射し、そ
の吹出力によつて表面に堆積するダストに衝撃を
与え、これを剥離して吹き飛ばすためのものであ
る。ノズル12は角度θの範囲に亘つてスイング
せしめられ、それによつて静翼2の高さ方向の高
位から低位に至る広範囲に亘つて洗浄作業を行う
ことができる。ノズル12は、望ましくは直進ノ
ズルを使用することにより、堆積するダストに対
する衝撃力を集中的に与えるのがよい。
第2図は、ノズル12の噴射方向をスイングさ
せる連動装置の一実施例を示す。軸13はその一
端にノズル12をそなえ、その他端に槓桿14を
付設され、軸受15に支承されて中心軸O―Oの
まわりに角度θのスイングが可能である。槓桿1
4は一端をばね16によつて支持され、他端を水
室ベロー17によつて支持される。高圧水は別置
の高圧水供給源から矢印C方向に導かれ、軸13
に穿設された通路18を経て、通路19と通路2
0とに分れ、通路19の高圧水はノズル12から
噴出する。通路20の高圧水は、槓桿14に穿設
された通路21を経て水室ベロー17内に導かれ
る。すなわち本実施例における水室ベロー17
は、連通する高圧水の圧力変動に応じてその高さ
の変化する可動体として適用されるものである。
軸13は、ばね16の弾発力Fsと、水室ベロ
ー17の反力Fwとがバランスしたとき、軸13
のスイングは起こらず、ノズル12の噴射方向は
一定方向に保持される。通路18に導入される高
圧水の圧力Pwを、たとえばその上流側に設置し
た調圧弁(図示せず)の操作によつて変化させる
と、水室ベロー17の反力Fwが変化し、ばね1
6の弾発力Fsとのバランスが崩れて軸13が回
転し、その結果ノズル12がスイングする。
22は、ノズル12をスイングさせるための連
動装置一式を載置する旋回板で、矢印D方向の旋
回が可能である。すなわち、第2図例のノズル1
2は、角度θのスイングと、矢印D方向の旋回と
の両方向の運動により、きわめて広範囲の洗浄作
用を行い得るものである。
第3図および第4図は、第2図の矢印D方向の
旋回運動を、静翼の傾斜角制御装置と連動して行
わせるようにした例を示し、第1図にその関連装
置の配置要領が示される。
ふつうこの種の旋回装置は、静翼の形状、ある
いはダスト付着の傾向などによつて、必ずしも設
置を必要としない場合がある。また、旋回装置の
付設を必要とする場合、該旋回操作を外部から手
動によつて行うことができるようにすることも可
能である。しかし、高炉ガスエネルギ回収タービ
ンのガス通路の制御を、静翼の傾斜角の制御によ
つて行う方式のタービンでは、ノズルの旋回操作
を該静翼の傾斜角変動装置に連動させることによ
つて、きわめて簡単に該操作を行わせることがで
き、第1図、第3図および第4図は、いずれもか
かる連動方式の構造を示すものである。図におい
て、23は、静翼2の延長軸2aに固着される駆
動レバー、24は旋回板22上の偏心位置に立設
されるピンであり、駆動レバー23の端部はフオ
ーク(肉叉)状に形成されてピン24をその中に
挾んでいる。
いま、駆動リング9(第1図)の回動によつ
て、静翼2を第3図の位相から角度αだけ傾斜さ
せて第4図の状態にすると、駆動レバー23も角
度αだけ移動し、それにともないピン24の移動
が強制されて、その結果旋回板22は角度の旋
回を強制される。すなわち、噴射方向を示す矢印
Eが角度だけ旋回するので、静翼2の表面に付
着したダスト25に対して広範囲の洗浄作用を行
うことができる。
この発明装置は以上のように構成されるので、
簡単な装置の付設によつて、該タービンの運転中
に、静翼の表面に付着するダストの除去を、噴射
用の高圧流体の圧力を変化させるという極めて簡
単容易な操作によつて、静翼表面上の広範囲に亘
つて遂行することができるというすぐれた効果が
ある。
なお、上記の説明において、ノズルをスイング
させる連動装置として、ばねと水室ベローとを槓
桿の両翼に並設する構造のものを例に挙げて説明
したが、もとより上記連動装置はかゝる構造に限
定されるものではなく、たとえば、水室ベローの
代りにピストンを内蔵するシリンダを使用するな
ど、およそ流体に連通して該流体の圧力変化の影
響を受け、それに応じて長さ方向の移動を発動す
る機構であれば、本発明の連動装置として適用が
可能であることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置とその周辺機器の関連配置
を示す断面図、第2図は本発明装置の要部の斜視
図、第3図および第4図はいずれも本発明装置の
それぞれ異なる作用経過を示す説明図である。 1…タービン車室、2…静翼、2a…延長軸、
7,23…駆動レバー、8…スライダ、9…駆動
リング、10…溝、11…ガイド、12…ノズ
ル、13…軸、14…槓桿、15…軸受、16…
ばね、17…水室ベロー、18,19,20,2
1…通路、22…旋回板、24…ピン、25…ダ
スト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高炉ガスエネルギ回収タービンのガス通路に
    配設される静翼に付着するダストを除去する装置
    において、静翼の表面に高圧流体を噴射するため
    のノズルと、該高圧流体の圧力を変化させること
    によつて該流体に連通する可動体に対して長さ方
    向の移動を発動させこれに連動してノズルの噴射
    方向をスイングさせる連動装置とをそなえること
    を特徴とする高炉ガスエネルギ回収タービンの静
    翼洗浄装置。
JP12292083A 1983-07-05 1983-07-05 高炉ガスエネルギ回収タ−ビンの静翼洗浄装置 Granted JPS6013927A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292083A JPS6013927A (ja) 1983-07-05 1983-07-05 高炉ガスエネルギ回収タ−ビンの静翼洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12292083A JPS6013927A (ja) 1983-07-05 1983-07-05 高炉ガスエネルギ回収タ−ビンの静翼洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6013927A JPS6013927A (ja) 1985-01-24
JPH0114409B2 true JPH0114409B2 (ja) 1989-03-10

Family

ID=14847868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12292083A Granted JPS6013927A (ja) 1983-07-05 1983-07-05 高炉ガスエネルギ回収タ−ビンの静翼洗浄装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0614874D0 (en) 2006-07-27 2006-09-06 Rolls Royce Plc Aeroengine washing system and method

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JPS6013927A (ja) 1985-01-24

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