JPH01143300A

JPH01143300A - 電子部品リード矯正機構

Info

Publication number: JPH01143300A
Application number: JP62301069A
Authority: JP
Inventors: Kouji Mitoori; 見通　光持
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1987-11-28
Filing date: 1987-11-28
Publication date: 1989-06-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明はリードが並設された電子部品挿入フィンガで
挟圧保持してプリント基板に挿入する電子部品自動挿入
装置における電子部品リード矯正機構に関するものであ
る。

［従来の技術］一般に、電子部品のプリント基板への挿入は、自動挿入
装置によって行なわれている。この自動挿入装置には、
挿入フィンガで電子部品本体下部に並設されたリードを
挟圧保持して挿入する形態のもの（以下、前者という）
と、挿入フィンガで電子部品本体を挟圧保持して挿入す
る形態のもの（以下、後者という）との２種類がある。

これらの自動挿入装置を比較してみると、前者の自動挿
入装置にあっては、挿入フィンガの開閉動作に要する移
動域が後者の自動装置のそれよりも大きくなるため、プ
リント基板に多数挿入される電子部品の配置間隔を同一
の間隔に設定するものとすると、電子部品の挿入後、挿
入フィンガを開動作して電子部品の保持を解除する際に
、挿入フィンガが先に挿入した電子部品に接触するとい
う事態を招来するおそれがある。このため、前者の自動
挿入装置を用いる場合は、後者の自動挿入装置を用いる
場合に比べて、電子部品の配置間隔を大きく設定する必
要があり、電子部品装着の高密度化を図る上で不利なも
のとなる。このような理由により、電子部品装着の高密
度化が望まれる現状では、後者の自動挿入装置が多用さ
れる傾向にある。

［発明が解決しようとする問題点］しかしながら、後者の自動挿入装置にあっては、リード
に曲がりが存在する場合には、プリント基板の正しい位
置に電子部品を挿入することが困難になるという問題点
があった。本発明は上記のような問題点を解決するため
になされたもので、リード線の曲がりを確実に矯正でき
るようにして、電子部品本体を挟圧保持する形態の自動
挿入装置を用いて電子部品をプリント基板に挿入する場
合に、挿入作業が迅速、確実に行なえる、電子部品リー
ド矯正機構を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明は、リードが並設された電子部品を挿入フィン
ガで挟圧保持してプリント基板に挿入する電子部品自動
挿入装置において、上記電子部品に並設された上記リー
ドの並設方向における曲がりを矯正するための矯正手段
と、上記リードのピッチに合わせた穴が設けられ、該穴
の中に上記リードを挿通させて上記挿入フィンガに上記
電子部品を挟圧保持させる、挿入フィンガへの部品供給
手段と、を備えたことを特徴とする電子部品リード矯正
機構に係るものである。

［作用コ電子部品に並設されたリードの並設方向における曲がり
を矯正するための矯正手段を備えているのでミリードの
曲がりを確実に矯正することができ、電子部品本体を挟
圧保持する形態の自動挿入装置を用いて電子部品をプリ
ント基板に挿入する場合に、挿入作業が迅速、確実に行
なえるようになる。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図について説明するが、こ
の発明はこれに限定されるものではない。

第１図は本発明に係る電子部品リード矯正機構の正面図
であり、第２図は第１図のＡ−Ａ’線に沿う断面図、第
３図および第４図は第１図のＡ−Ａ′線に沿う断面図で
あり、本発明に係る電子部品リード矯正機構の動作を説
明するための図、第５図は第１図におけるＢ−Ｂ’線に
沿う断面図である。

これらの図において、１はシリンダ、２は補強具、３は
押棒、４ａおよび４ｂはクツション、５は取付アングル
、６はシリンダ、７は部品ガイド、８ａおよび８ｂはス
ペーサ、９ａおよび９ｂはクツション、１０はレール、
１１ａおよび１１ｂは押ピン、１２ａおよび１２ｂはス
プリング、１３ａおよび１３ｂはロッド、１４はスペー
サ、１５はスペーサ、１６は矯正手段であるＶ字山矯正
具、１７は矯正手段であるＶ字谷矯正具、１８はハウジ
ング、１９ａおよび１９ｂは調整ナツト、２０ａおよび
２０ｂはロックナツト、２１はストッパ、２２はスライ
ダ止め、２３はベース、２４はジヨイント、２５はアン
グル、２６はシリンダ、２７ａおよび２７ｂはフック、
２８ａおよび２８ｂはスライドピン、２９ａおよび２９
ｂはスプリング、３０ａおよび３０ｂはレバー止め、３
１ａおよび３１ｂはレバー、３２はストッパ、３３ａお
よび３３ｂはスライドピン、３４ａおよび３４ｂはフッ
ク、３５ａおよび３５ｂはフック、３６ａおよび３６ｂ
はスプリング、３７ａおよび３７ｂはスペーサ、３８は
部品供給手段であるスライダ、３９はシリンダ、４０は
プレート、４１はスライダ、４２はスライダ受け、４３
ａおよび４３ｂはピン、４４ａおよび４４ｂはフック、
４５ａおよび４５ｂはピン、５０は電子部品、５０ａは
リード、６０はリード矯正穴である。■〜■は電子部品
５０の位置を表わす。

次に動作について説明する。

実施例に係る電子部品リード矯正機構の動作を要約する
と、電子部品が部品供給部より矢印の方向から導かれ、
レール１０の上を■〜■の位置へと滑動され、そして■
の位置より■の位置に上昇移動し、■の位置において挿
入フィンガ（図示せず）に挟圧保持される工程において
、■と■の位置で、電子部品に並設されたリードの並設
方向における曲がりを矯正するというものである。なお
、最初に供給された■〜■の位置にある電子部品のリー
ドはリード矯正が行なわれないため、予めリードピッチ
を矯正しておかなければならない。また、■の位置にあ
る電子部品は、予めリードビ・ソチを開き気味にして供
給される必要がある。

次に、実施例に係る電子部品リード矯正機構の動作をさ
らに詳細に説明する。

最初に、リードが既に矯正された電子部品が挿入フィン
ガに挟圧保持されるまでの動作について説明する。

第２図は、第１図において電子部品が■の位置にあると
きのＡ−Ａ’　に沿う断面図である。電子部品５０の下
部はスライダ止め２０により支えられている。

次に、第３図を参照して、シリンダ３９により、スライ
ダ４１上を滑動するスライダ３８の上端は、スライダ止
め２２の下端まで滑動する。この過程において、スライ
ダ３８上面にあるリード矯正穴６０に、リード５０ａは
挿通される。このとき、リード５０ａの中間部には段差
が設けられており、スライダ３８のリード矯正穴６０よ
りも太くなっているために、リードはそれ以上は挿通さ
れず、■の位置にある電子部品５０は上方へと押し上げ
られる。

このとき、上方へと押し上げられた電子部品５０は、レ
バー３１ａ、３１ｂによってそれ以上の上昇が止められ
、それと同時に、スライダ３８のそれ以上の上昇も止め
られる。

さらに、第４図を参照して、シリンダ３つによりスライ
ダ３８が押し上げられると、スライダ受け４２の上を滑
動するスライダ４１は、スプリング２９ａおよび２９ｂ
によって下方へと押し付けられているが、それ以上の力
で、スライダ３８はスライダ止め２２を押し上げる。こ
のため、スライダ４１に固定されているスライダ止め２
２によって、スライダ４１はスライダ３８によって上方
へと押し上げられることとになる。このとき、レバー３
１ａおよび３１ｂは、スプリング３６ａおよび３６ｂで
下方へ引き付けられている状態において、スライダ受け
４２に固定されたストッパ３２．２１により回転運動を
制限されているが、スライダ４１が上方に移動すると、
レバー３１ａおよび３１ｂの支点であるビン４３ａおよ
び４３ｂはこれに固定されているため、レバー３１ａ、
３１ｂも上方に移動する。すると、レバー３１ａ。

３１ｂの回転を制限していたストッパ３２．２１の位置
よりも上方にレバー３１ａ、３１ｂが移動するので、レ
バー３１ａ、３１ｂはスプリング３５ａ、３６ｂの縮む
方向へとそれぞれ回転する。

なお、レバー３１ａ、３１ｂはレバー止め３０ａ。

３０ｂによってその回転量が制限される。このようにし
て、電子部品５０はレバー３１ａ、３１ｂより解除され
て、挿入フィンガ（図示せず）によって挟圧保持され、
当該電子部品リード矯正機構から抜き取られる。

挿入フィンガにより電子部品５０が挟圧保持されて上方
に抜き取られると、シリンダ３９は下方に引き付けられ
、シリンダ３つの先端に固定しであるスライダ３８は上
方に引き付けられる。このとき、スライダ３８に固定し
であるビン４５ａ。

４５ｂはスライダ４１の中心に位置する部分に設けられ
た２カ所の長穴によりガイドされており（第２図参照）
、スライダ３８が下方に引き付けられたとき、ビン４５
ａ、４５ｂは長穴下端に当たるため、これにつれてスラ
イダ４１も下方に移動し、初期の状態である第２図の位
置にスライダ３８．４１とレバー３１ａ、３１ｂは戻る
。

次に、第１図で■の位置にある電子部品５０は供給部よ
り矢印の方向に押し出される。すると電子部品５０はレ
ール１０の上を滑動し、■の位置にある電子部品５０は
■の位置に押し出され、■の位置にある電子部品５０は
■の位置に押し出され、■の位置にある電子部品は・・
・という具合に、それぞれ右へ１個分移動する。

次に、電子部品に並設されたリードの並設方向における
曲がりを矯正するための矯正機構の動作について説明す
る。

第１図および第５図を参照して、上述のようにして、■
の位置にあった電子部品５０は■の位置に滑動する。ア
ングル２５に固定されたシリンダ２６が、ジヨイント２
４を介して、Ｖ字画矯正具１６を上方に押し上げる。す
ると、クツション９ａは上昇し、■の位置にある電子部
品５０を部品ガイド７に押し付ける。さらに上昇すると
、スプリング１２ａにより、電子部品５０が部品ガイド
７に押し付けられたまま、クツション９ａが固定されて
いるロッド１３ａと同軸上のＶ字画矯正具１６は上昇す
る。このとき、電子部品５０の下部に並設されているリ
ード５０ａの内側の面はＶ字画矯正具１６のテーパ部分
と摺接する。これにより、内側に折曲していたり−ド５
０ａは、互いに外側に矯正される。

次に、ジヨイント２４を介してシリンダ２６に固定され
たＶ字画矯正具１６はシリンダ２６により下方に引き付
けられる。その後、前述したように、■の位置にある電
子部品５０は■の位置へと押し出される。次に、シリン
ダ２６によりジヨイント２４を介してＶ７谷矯正具１７
を上方に押し上げる。すると、クツション９ｂは上昇し
、■の位置にある電子部品を部品ガイド７に押付ける。

Ｖ字画矯正具１６とＶ７谷矯正具１７は互いに固定され
ているため、Ｖ字画矯正具１６が前述の動作を行なうと
同時に、Ｖ７谷矯正具１７も上昇し、テーバ部分はリー
ド外側の面に摺接し、外側に折曲していたリード５０ａ
は互いに内側に矯正される。このＶ字画矯正具１６とＶ
７谷矯正具１７の矯正により、リード５０ａは矯正され
る。上述の動作は繰返し行なわれる。これによって、電
子部品に並設されたリードの並設方向における曲がりが
矯正された電子部品が、■の位置に送られ、挿入フィン
ガによって挟圧保持され、プリント基板に挿入される。

［発明の効果］以上説明したとおり、この発明に係る電子部品リード矯
正機構はリードの曲がりを確実に矯正できるので、電子
部品本体を挟圧保持する形態の自動挿入装置を用いて電
子部品をプリント基板に挿入する場合に、挿入作業が迅
速、確実に行なえるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電子部品リード矯正機構の正面図
である。第２図は第１図におけるＡ−Ａ′線に沿う断面
図である。第３図および第４図は折曲げが矯正されたリ
ードの上昇移動を示す、第１図におけるＡ−Ａ’線に沿
う断面図である。第５図は第１図におけるＢ−Ｂ’線に
沿う断面図である。図において、１６はＶ７山矯正具、１７はＶ字谷矯正具
、３８はスライダ、３１ａ、３１ｂはレバー、５０は電
子部品、５０ａはリード、６０はリード矯正穴である。第１図１６：ｖ字１．Ｌ、Ｉ矯正具３１ｃＬ；レバー１ワ：Ｖ
字浴→亀ｊジ町　　　　　３ｇニスライ９−ＳＯ：電子
卯品第２図６０：リード＾釣任！（３１０Ｌ、３１ｂ：レノぐ− 第３図８４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】　リードが並設された電子部品を挿入フィンガで挟圧保
持してプリント基板に挿入する電子部品自動挿入装置に
おいて、前記電子部品に並設された前記リードの並設方向におけ
る曲がりを矯正するための矯正手段と、前記リードのピ
ッチに合わせた穴が設けられ、該穴の中に前記リードを
挿通させて、前記挿入フィンガーに前記電子部品を挟圧
保持させる、挿入フィンガへの部品供給手段と、を備えたことを特徴とする電子部品リード矯正機構。