JPH01141662A - 印象採得方法 - Google Patents
印象採得方法Info
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- JPH01141662A JPH01141662A JP62302063A JP30206387A JPH01141662A JP H01141662 A JPH01141662 A JP H01141662A JP 62302063 A JP62302063 A JP 62302063A JP 30206387 A JP30206387 A JP 30206387A JP H01141662 A JPH01141662 A JP H01141662A
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Links
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Landscapes
- Dental Prosthetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く 産業上の利用分野 〉
本発明は、印象材、更に詳しくは義歯を作製するに際し
、顎゛用印象トレイに充填して患者の顎堤に押しあて顎
堤の印象を採得する印象採得方法に関する。
、顎゛用印象トレイに充填して患者の顎堤に押しあて顎
堤の印象を採得する印象採得方法に関する。
〈 従来の技術 〉
患者の顎堤の印象採得は、一般に次のような順序を経て
行われる。
行われる。
■既製の印象用トレイ内にペースト状態とした印象材、
例えば水を加えて練和したアルギン酸塩印象材を充填し
、これを患者の顎堤に押しあてる。
例えば水を加えて練和したアルギン酸塩印象材を充填し
、これを患者の顎堤に押しあてる。
その後、押しあてた状態で印象材を硬化させる。
■印象材硬化後、印象用トレイを患者の顎堤から外し、
印象材にて形成された型内に石膏を流し込み、これを硬
化させる。これにより石膏模型が作製される。
印象材にて形成された型内に石膏を流し込み、これを硬
化させる。これにより石膏模型が作製される。
■石膏模型の歯槽堤に厚さ約1.7mmのパラフィンワ
ックスを載せ押圧する。
ックスを載せ押圧する。
■上記ワックス上にPMMA (ポリメチルメタクリレ
ート)よりなる常温即時重合樹脂を盛り上げ個人トレイ
を作製する。
ート)よりなる常温即時重合樹脂を盛り上げ個人トレイ
を作製する。
0個人トレイの内面に接着剤を塗布した後、アルギン酸
塩印象材又はラバー系印象材を水と練和I7てペースト
状とし、充填する。これを患者の口腔内に挿入し、顎堤
に圧接する(本印象と呼ばれる)。この本印象は、歯槽
堤の肉厚部分を圧迫して義歯粘膜面に及ぼす圧力を均等
にすること、頬の筋及び粘膜面を圧迫して、これらの型
を正確に採得すること、及び−頬移行部の型を生理的に
適切に採得すること等を目的としてなされるものである
。
塩印象材又はラバー系印象材を水と練和I7てペースト
状とし、充填する。これを患者の口腔内に挿入し、顎堤
に圧接する(本印象と呼ばれる)。この本印象は、歯槽
堤の肉厚部分を圧迫して義歯粘膜面に及ぼす圧力を均等
にすること、頬の筋及び粘膜面を圧迫して、これらの型
を正確に採得すること、及び−頬移行部の型を生理的に
適切に採得すること等を目的としてなされるものである
。
このようにして機能を考慮して正確に採得された印象型
に基づいて、義歯が製作される。
に基づいて、義歯が製作される。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上述のような方法にあっては、本印象の
際、ト1/イの端と粘膜面との間がおいているために、
トレイを顎堤に押圧しても、印象材がその隙間から流出
してしまい、粘膜面に押圧力が殆ど加わらない。それ故
従来は、印象材を詰めた個人トレイを押圧し、トレイと
粘膜面の間隙から印象材を食み出させ、トレイが止まっ
た時点で加圧が終了したものと判断している。しかしな
がら、これはトレイが歯槽堤の2ないし3点を圧迫して
いる場合が多くその結果作製された義歯を患者が装着し
たとき、義歯は歯槽堤の上記2ないし3点を集中的に圧
迫することになり、患者から圧痛を訴えられることが多
いのである。本印象は、このような問題点を含むことか
ら、正確な印象採得にあたっては、高度の技術と熟練を
要し、実際には術者の技量に負うところが極めて高いの
である。又一般に、粘膜面には、部位によってその肉厚
(粘膜面表面と歯槽骨の間の歯肉の厚さ)に差があり、
肉厚が厚い部分は弾力に富み、薄い部分は硬いのである
。従って前述の如く歯槽堤に圧力が加わらない状態で印
象採得(無圧印象という)すると、食物咀噌時加わる咬
合圧により肉厚の厚い部分は大きく窪み、薄い部分は殆
ど窪まないことから、歯槽堤に局部的に圧力が加わるこ
ととなり、圧痛を生じたり或いは十分な咀噌機能が得ら
れないこととなるのである。
際、ト1/イの端と粘膜面との間がおいているために、
トレイを顎堤に押圧しても、印象材がその隙間から流出
してしまい、粘膜面に押圧力が殆ど加わらない。それ故
従来は、印象材を詰めた個人トレイを押圧し、トレイと
粘膜面の間隙から印象材を食み出させ、トレイが止まっ
た時点で加圧が終了したものと判断している。しかしな
がら、これはトレイが歯槽堤の2ないし3点を圧迫して
いる場合が多くその結果作製された義歯を患者が装着し
たとき、義歯は歯槽堤の上記2ないし3点を集中的に圧
迫することになり、患者から圧痛を訴えられることが多
いのである。本印象は、このような問題点を含むことか
ら、正確な印象採得にあたっては、高度の技術と熟練を
要し、実際には術者の技量に負うところが極めて高いの
である。又一般に、粘膜面には、部位によってその肉厚
(粘膜面表面と歯槽骨の間の歯肉の厚さ)に差があり、
肉厚が厚い部分は弾力に富み、薄い部分は硬いのである
。従って前述の如く歯槽堤に圧力が加わらない状態で印
象採得(無圧印象という)すると、食物咀噌時加わる咬
合圧により肉厚の厚い部分は大きく窪み、薄い部分は殆
ど窪まないことから、歯槽堤に局部的に圧力が加わるこ
ととなり、圧痛を生じたり或いは十分な咀噌機能が得ら
れないこととなるのである。
本発明者は、このような問題を解決し、より正確な機能
印象を採得することができる印象材を発明し、特願昭6
2−210777号により出願している。
印象を採得することができる印象材を発明し、特願昭6
2−210777号により出願している。
本発明は、上記出願に係る印象材を使用した印象採得方
法と基本的に同一思想に基づく印象採得方法を実現する
ものである。
法と基本的に同一思想に基づく印象採得方法を実現する
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明に係る印象採得方法は、患者の顎堤の陰型に略相
似しかつ該陰型より僅か大きい形状の内面を有する個人
トレイを常温即時重合樹脂等を用いて作製する工程、該
個人トレイの作製時、該個人トレイの適所に該個人トレ
イの外面から内面へ連通する孔を形成する工程、上記個
人トレイの内面に、ペースト状印象材の流動を抑制し該
印象材を歯槽堤粘膜面に均等な圧力で押圧する押圧力均
等化部材を、上記個人トレイ内部に沿って配設するとと
もに周縁を上記個人トレイ外側表面に延在させて該外側
表面部分にて上記個人トレイに接着固定する工程、上記
個人tレイを患者の顎堤に一致する形状の石膏模型上に
載置し、ペースト状印象材をシリンジに充填して該シリ
ンジの先端を上記孔にあて、線孔を介して上記印象材を
上記個人トレイ内面と上記押圧力均等化部材との間隙に
注入し、該間隙に上記印象材を略一定厚みで充填する工
程、上記個人トレイを患者の口腔内に挿入し顎堤に圧接
して上記印象材を上記押圧力均等化部材からはみ出させ
、顎堤に接触させた状態で上記印象材を硬化させる工程
よりなる。
似しかつ該陰型より僅か大きい形状の内面を有する個人
トレイを常温即時重合樹脂等を用いて作製する工程、該
個人トレイの作製時、該個人トレイの適所に該個人トレ
イの外面から内面へ連通する孔を形成する工程、上記個
人トレイの内面に、ペースト状印象材の流動を抑制し該
印象材を歯槽堤粘膜面に均等な圧力で押圧する押圧力均
等化部材を、上記個人トレイ内部に沿って配設するとと
もに周縁を上記個人トレイ外側表面に延在させて該外側
表面部分にて上記個人トレイに接着固定する工程、上記
個人tレイを患者の顎堤に一致する形状の石膏模型上に
載置し、ペースト状印象材をシリンジに充填して該シリ
ンジの先端を上記孔にあて、線孔を介して上記印象材を
上記個人トレイ内面と上記押圧力均等化部材との間隙に
注入し、該間隙に上記印象材を略一定厚みで充填する工
程、上記個人トレイを患者の口腔内に挿入し顎堤に圧接
して上記印象材を上記押圧力均等化部材からはみ出させ
、顎堤に接触させた状態で上記印象材を硬化させる工程
よりなる。
〈実施例〉
第1図及び第2図において(1)は前述した如き適法に
より常温即時重合樹脂にて作製された歯列弓形の個人ト
レイで、患者の顎堤の陰型に略相似しかつ該陰型より僅
かく約1− 7mm)より大きい形状の内面(2)を有
する。かかる形状の個人トレイ(1)の重合による作製
時、中央に孔(3)を有する略円筒形の金具(4)が、
個人トレイ(1)の適所例えば略中夫に埋設固定される
。
より常温即時重合樹脂にて作製された歯列弓形の個人ト
レイで、患者の顎堤の陰型に略相似しかつ該陰型より僅
かく約1− 7mm)より大きい形状の内面(2)を有
する。かかる形状の個人トレイ(1)の重合による作製
時、中央に孔(3)を有する略円筒形の金具(4)が、
個人トレイ(1)の適所例えば略中夫に埋設固定される
。
この金具(4)の孔(3)は、個人トレイ(1)の外面
から内面(2)に連通ずる。尚この金具(4)を用いず
個人トレイ(1)に直に孔(3)を形成しても良い。ま
た個人トレイにかえてその患者の旧義歯(相当期間使用
された義歯)の内面を一定の厚さ削り取ったもの又は新
義歯製作時における印象法としての口座印象法を使用す
ることもでき、かかる旧義歯及び新義歯は、本発明にお
ける個人トレイに含まれる。金具(4)は、第3図に示
すように外周に溝(5)を有しており、これにより個人
トレイ(1)を形成する樹脂に埋め込まれたとき、強固
に固定される。金具(4)を埋設された個人トレイ(1
)の内面(2)にペースト状態とされた印象材の流動を
抑制し、この印象材を鍵槽堤粘膜面(6)(第6図)に
均等な圧力で押圧する織布又は不織布よりなる押圧力均
等化部材(7)が配設され、その周縁は個人トレイ(1
)外側表面に延在せしめられて、この外側表面部分に接
着剤(8)にて固定される。ここで押圧力均等化部材(
7)は、ガーゼ等の織布、又はポリエチレン等よりなる
長繊維を不規則網状に連結又は交絡させた不織布又は繊
維よりなるメツシュが使用できる。織布及びメツシュの
場合繊維の交錯部分が結合されて、ゴム状伸縮性が阻止
されたものが望ましい。これは押圧力均等化部材(7)
に力が加わって変形した後、力が解除されてもその変形
状態を維持しておく必要があるからである。
から内面(2)に連通ずる。尚この金具(4)を用いず
個人トレイ(1)に直に孔(3)を形成しても良い。ま
た個人トレイにかえてその患者の旧義歯(相当期間使用
された義歯)の内面を一定の厚さ削り取ったもの又は新
義歯製作時における印象法としての口座印象法を使用す
ることもでき、かかる旧義歯及び新義歯は、本発明にお
ける個人トレイに含まれる。金具(4)は、第3図に示
すように外周に溝(5)を有しており、これにより個人
トレイ(1)を形成する樹脂に埋め込まれたとき、強固
に固定される。金具(4)を埋設された個人トレイ(1
)の内面(2)にペースト状態とされた印象材の流動を
抑制し、この印象材を鍵槽堤粘膜面(6)(第6図)に
均等な圧力で押圧する織布又は不織布よりなる押圧力均
等化部材(7)が配設され、その周縁は個人トレイ(1
)外側表面に延在せしめられて、この外側表面部分に接
着剤(8)にて固定される。ここで押圧力均等化部材(
7)は、ガーゼ等の織布、又はポリエチレン等よりなる
長繊維を不規則網状に連結又は交絡させた不織布又は繊
維よりなるメツシュが使用できる。織布及びメツシュの
場合繊維の交錯部分が結合されて、ゴム状伸縮性が阻止
されたものが望ましい。これは押圧力均等化部材(7)
に力が加わって変形した後、力が解除されてもその変形
状態を維持しておく必要があるからである。
(9)は患者の顎堤形状に一致する石膏模型である。押
圧力均等化部材(7)がその内面に配設接着された個人
トレイ(1)は、石膏模型(9)上に載置される。その
後第4図に示すようにペースト状印象材(10)をシリ
ンジ(11)に充填して、このシリンジ(11)の先端
を金具(4)にあて、その孔(3)を介して印象材(1
0)を、個人トレイ(1)の内面(2)側に注入し、こ
の内面(2)と押圧力均等化部材(7)との間隙に注入
し、この間隙に印象材(10)を、略一定厚みで充填す
る。この印象材(10)の充填により、個人トレイ(1
)は、石膏模型(9)から僅か浮き上がった状態となる
。ここで印象材(10)の材料としては、アルギン酸塩
印象材を使用することができる。この印象材(10)は
、第5図に示す如く粉末状のものをポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン等の可撓性プラスチックフィルムよりなる円
柱形状の袋体(12)に密封されており、使用直前に注
射器にて所定量の水が注入され、袋体(12)ごと指で
揉むことにより練和し、ペースト状とされる。然る後袋
体(12)ごと、シリンジ(11)内に入れられ、下端
の開口部のみ袋体(I2)が破られ、ここからべ〜スト
状印象材(10)が押し出されるのである。このように
印象材(10)を、湿気を透過しないプラスチ。
圧力均等化部材(7)がその内面に配設接着された個人
トレイ(1)は、石膏模型(9)上に載置される。その
後第4図に示すようにペースト状印象材(10)をシリ
ンジ(11)に充填して、このシリンジ(11)の先端
を金具(4)にあて、その孔(3)を介して印象材(1
0)を、個人トレイ(1)の内面(2)側に注入し、こ
の内面(2)と押圧力均等化部材(7)との間隙に注入
し、この間隙に印象材(10)を、略一定厚みで充填す
る。この印象材(10)の充填により、個人トレイ(1
)は、石膏模型(9)から僅か浮き上がった状態となる
。ここで印象材(10)の材料としては、アルギン酸塩
印象材を使用することができる。この印象材(10)は
、第5図に示す如く粉末状のものをポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン等の可撓性プラスチックフィルムよりなる円
柱形状の袋体(12)に密封されており、使用直前に注
射器にて所定量の水が注入され、袋体(12)ごと指で
揉むことにより練和し、ペースト状とされる。然る後袋
体(12)ごと、シリンジ(11)内に入れられ、下端
の開口部のみ袋体(I2)が破られ、ここからべ〜スト
状印象材(10)が押し出されるのである。このように
印象材(10)を、湿気を透過しないプラスチ。
クフイルムの袋体(12)に一定量密封することにより
、保存期間を長くすることが可能となり、また使用後硬
化した状態で袋体(12)ごとシリンジから出すことが
でき、清掃等取り扱いが簡単になるという利点がある。
、保存期間を長くすることが可能となり、また使用後硬
化した状態で袋体(12)ごとシリンジから出すことが
でき、清掃等取り扱いが簡単になるという利点がある。
さらに水との練和撹拌時、粉末が分散せず、また袋体(
12)を透明とすることにより練和状態を容易に確認す
ることができる。また袋体(12)には、一定量の粉末
印象材が入っているから、これに注入する水の量も一定
であり、従って最適の練和状態とすることができる。
12)を透明とすることにより練和状態を容易に確認す
ることができる。また袋体(12)には、一定量の粉末
印象材が入っているから、これに注入する水の量も一定
であり、従って最適の練和状態とすることができる。
上記工程を経た後、個人トレイ(1)は、石膏模型(9
)から外され、患者の口腔内に挿入され、顎堤に圧接さ
れる。かくするとペースト状印象材(10)は押圧力均
等化部材(7)を通り抜けるとき抵抗を受け、その流動
が抑制され、押圧力は印象材全体に均等に分散される。
)から外され、患者の口腔内に挿入され、顎堤に圧接さ
れる。かくするとペースト状印象材(10)は押圧力均
等化部材(7)を通り抜けるとき抵抗を受け、その流動
が抑制され、押圧力は印象材全体に均等に分散される。
これにより印象材(10)は粘膜面全面に均等な圧力で
圧接せしめられた状態で硬化するのである。即ち第6図
に示す如(、個人トレイ(1)を顎堤(13)に押圧す
ると、ペースト状印象材(10)は、押圧力均等化部材
(7)からはみ出し、歯槽堤粘膜面(6)に密着する。
圧接せしめられた状態で硬化するのである。即ち第6図
に示す如(、個人トレイ(1)を顎堤(13)に押圧す
ると、ペースト状印象材(10)は、押圧力均等化部材
(7)からはみ出し、歯槽堤粘膜面(6)に密着する。
尚このとき、金具(4)の孔(3)は、指等で押さえて
或はゴム栓などにて封鎖しておけばよい。個人トレイ(
1)から加えられる圧力は、印象材(10)を介して押
圧力均等化部材(7)に、例えば風船の一部分を押すと
、その圧力が風船全体に分散される如く、均等に分散せ
しめられ、均等圧力をもって、粘膜面(6)を押圧する
のである。これにより粘膜面(6)全面に均等な押圧力
が加えられることとなり、顎骨(14)が深い位置にあ
り、歯肉が厚い部分では、僅か窪んだ状態(通常0.3
mm)で、また顎骨(14)が浅い位置にあり歯肉が薄
い部分では殆ど変化しない状態で印象採得される。この
ようにして採得された印象に、石膏が流し込まれ、以後
適法に従って義歯が作製される。かくして作製された義
歯の内面は咬合圧が加わった状態の歯槽堤粘膜面に一致
しており、それ故食物を咀噌したとき加わる咬合圧は、
歯槽堤全面に均等に加わることとなり、快適な咀明動作
が可能となるのである。
或はゴム栓などにて封鎖しておけばよい。個人トレイ(
1)から加えられる圧力は、印象材(10)を介して押
圧力均等化部材(7)に、例えば風船の一部分を押すと
、その圧力が風船全体に分散される如く、均等に分散せ
しめられ、均等圧力をもって、粘膜面(6)を押圧する
のである。これにより粘膜面(6)全面に均等な押圧力
が加えられることとなり、顎骨(14)が深い位置にあ
り、歯肉が厚い部分では、僅か窪んだ状態(通常0.3
mm)で、また顎骨(14)が浅い位置にあり歯肉が薄
い部分では殆ど変化しない状態で印象採得される。この
ようにして採得された印象に、石膏が流し込まれ、以後
適法に従って義歯が作製される。かくして作製された義
歯の内面は咬合圧が加わった状態の歯槽堤粘膜面に一致
しており、それ故食物を咀噌したとき加わる咬合圧は、
歯槽堤全面に均等に加わることとなり、快適な咀明動作
が可能となるのである。
また上記実施例にあっては、印象材としてアルギン酸塩
印象材につき説明したが、このほかシリコンゴム印象材
、ポリサルファイドゴム印象材、熱可塑性印象材例えば
寒天印象材、モデリングコンパウンド、ティシニコンデ
ショナー等を使用することができる。更にこれらの印象
材の単独若しくは複合による連合印象も可能である。
印象材につき説明したが、このほかシリコンゴム印象材
、ポリサルファイドゴム印象材、熱可塑性印象材例えば
寒天印象材、モデリングコンパウンド、ティシニコンデ
ショナー等を使用することができる。更にこれらの印象
材の単独若しくは複合による連合印象も可能である。
上記アルギン酸塩印象材にかえて2液性シリコン印象材
を使用する場合次のような装置が用いられる。尚2液性
シリコン印象材とは、ベースペーストとキャタリストペ
ーストを印象採得直前に混ぜ合わせて患者の顎堤に押し
あて、硬化させるタイプのものであり、例えばエグザフ
レックス(EXAFLEX)(商品名、而至歯科工業株
式会社製造)が使用できる。
を使用する場合次のような装置が用いられる。尚2液性
シリコン印象材とは、ベースペーストとキャタリストペ
ーストを印象採得直前に混ぜ合わせて患者の顎堤に押し
あて、硬化させるタイプのものであり、例えばエグザフ
レックス(EXAFLEX)(商品名、而至歯科工業株
式会社製造)が使用できる。
第7図は、ポリエチレンフィルム等フレキシブルなプラ
スチックフィルムにて密封形成されたチューブ(15a
)(15b)を示し、2本のチューブ(15a)(15
b)は、分割部分(16)を介して並列につながれてい
る。(17)は、チューブ(15a)(15b)後端に
形成された耳である。一方のチューブ(15a)には、
ベースペースト(18a)が、他方のチューブ(15b
)には、キャタリストペースト(18b)が封入されて
おり、両者合わせて一部分の量とされ、また各々の量は
架橋反応が最適となるよう設定されている。
スチックフィルムにて密封形成されたチューブ(15a
)(15b)を示し、2本のチューブ(15a)(15
b)は、分割部分(16)を介して並列につながれてい
る。(17)は、チューブ(15a)(15b)後端に
形成された耳である。一方のチューブ(15a)には、
ベースペースト(18a)が、他方のチューブ(15b
)には、キャタリストペースト(18b)が封入されて
おり、両者合わせて一部分の量とされ、また各々の量は
架橋反応が最適となるよう設定されている。
第8図は、上記チューブ(15a)(15b)から絞り
出された印象材が充填されるシリンジ(19)を示し、
透明な外筒体(20)及び内挿体(21)よりなり、内
挿体(21)の先端にはゴム栓(22)が固定されてい
る。(23)は、内挿体(21)ζε支持された撹拌部
材で、ゴム栓(22)を貫通して外筒体(20)とゴム
栓(22)にて仕切られた空間、即ち印象材が充填され
る空間(24)に延びている。この撹拌部材(24)は
ゴム栓(22)部分を摺動し、空間(24)内を前後に
移動可能である。撹拌部材(23)は、2本のコ字型針
金(25a) (25b)にて形成され、これらは、
第9図に示す如(シリンジ(19)の中心軸に対し偏心
しており、従ってこれを回転することにより、印象材は
効率よく撹拌される。尚コ字型針金(25a) (2
5b)にかえて、板状のものを使用することも出来る。
出された印象材が充填されるシリンジ(19)を示し、
透明な外筒体(20)及び内挿体(21)よりなり、内
挿体(21)の先端にはゴム栓(22)が固定されてい
る。(23)は、内挿体(21)ζε支持された撹拌部
材で、ゴム栓(22)を貫通して外筒体(20)とゴム
栓(22)にて仕切られた空間、即ち印象材が充填され
る空間(24)に延びている。この撹拌部材(24)は
ゴム栓(22)部分を摺動し、空間(24)内を前後に
移動可能である。撹拌部材(23)は、2本のコ字型針
金(25a) (25b)にて形成され、これらは、
第9図に示す如(シリンジ(19)の中心軸に対し偏心
しており、従ってこれを回転することにより、印象材は
効率よく撹拌される。尚コ字型針金(25a) (2
5b)にかえて、板状のものを使用することも出来る。
(26)は、コ字型針金(25a) (25b)を外
筒体(20)の後端付近で連結する針金よりなるリング
である。
筒体(20)の後端付近で連結する針金よりなるリング
である。
(27)は外筒体(20)先端に位置する注入孔である
。
。
上記シリンジ(19)の使用に際しては、まず内挿体(
21)を外筒体(20)から外し、チューブ(15a)
(15b)を第10図に示すように折り重ねた状態でそ
の先端Aを切り取り、開封する。続いて、′f−L−ブ
(15a)(15b)を開封した先端から外筒体(20
)に挿入し、チューブ(15a)(15b)を指で押え
て耳(17)を引張ると、チューブ(15a)(15b
)内のベースペースト(18a)及びキャタリストベー
ス)(18b)が並行して外筒体(20)内に押し出さ
れる。然る後内挿体(21)を外筒体(20)に差し込
み、撹拌部材(23)を内挿体(21)ごと回転し、或
は撹拌部材(23)を前後に移動させて、2種のペース
ト(18a)(18b)を撹拌し混ぜ合わせる。その後
、シリンジ(19)先端の注入孔(27)を個人トレイ
(1)に固定L、た金具(4)にあて、内挿体(21)
を押圧して、印象材を押し出すのである。かかるシリン
ジ(19)及びチューブ(15a)(15b)を使用す
れば、最適混合割合の2液性印象材を得ることができ、
硬化を確実かつ効率よく行うことができ、また印象材の
量も印象採得に最適の量とすることができる。さらに2
種のペースト状印象材は、シリンジ内で撹拌され、その
殆ど全量が個人トレイ(1)へ押し出されるから、印象
材の無駄を最小限とすることができる。
21)を外筒体(20)から外し、チューブ(15a)
(15b)を第10図に示すように折り重ねた状態でそ
の先端Aを切り取り、開封する。続いて、′f−L−ブ
(15a)(15b)を開封した先端から外筒体(20
)に挿入し、チューブ(15a)(15b)を指で押え
て耳(17)を引張ると、チューブ(15a)(15b
)内のベースペースト(18a)及びキャタリストベー
ス)(18b)が並行して外筒体(20)内に押し出さ
れる。然る後内挿体(21)を外筒体(20)に差し込
み、撹拌部材(23)を内挿体(21)ごと回転し、或
は撹拌部材(23)を前後に移動させて、2種のペース
ト(18a)(18b)を撹拌し混ぜ合わせる。その後
、シリンジ(19)先端の注入孔(27)を個人トレイ
(1)に固定L、た金具(4)にあて、内挿体(21)
を押圧して、印象材を押し出すのである。かかるシリン
ジ(19)及びチューブ(15a)(15b)を使用す
れば、最適混合割合の2液性印象材を得ることができ、
硬化を確実かつ効率よく行うことができ、また印象材の
量も印象採得に最適の量とすることができる。さらに2
種のペースト状印象材は、シリンジ内で撹拌され、その
殆ど全量が個人トレイ(1)へ押し出されるから、印象
材の無駄を最小限とすることができる。
〈発明の効果〉
本発明にあっては以下の効果が奏せられる。
■個人トレイ内面に印象材の押圧力均等化部材を配設し
、個人トレイ外側からトレイ内面に連通ずる孔を介して
トレイ内面と押圧力均等化部材の間隙にペースト状印象
材を注入充填し、これを患者口腔内に挿入し顎堤に押圧
するものであるから、硬軟異なる状態の表面を有する歯
槽堤粘膜面に咬合圧が加わった状態の粘膜面形状を採得
することが可能となる。それ故、かかる印象に基づいて
作製された義歯は、食物咀嘴時、加わる咬合圧を歯槽堤
粘膜面全面に均等に分散する内面を有することとなり、
局所的に圧力が加わることに伴う圧痛を防ぎ、咀噌機能
を最大限発揮させることができる。
、個人トレイ外側からトレイ内面に連通ずる孔を介して
トレイ内面と押圧力均等化部材の間隙にペースト状印象
材を注入充填し、これを患者口腔内に挿入し顎堤に押圧
するものであるから、硬軟異なる状態の表面を有する歯
槽堤粘膜面に咬合圧が加わった状態の粘膜面形状を採得
することが可能となる。それ故、かかる印象に基づいて
作製された義歯は、食物咀嘴時、加わる咬合圧を歯槽堤
粘膜面全面に均等に分散する内面を有することとなり、
局所的に圧力が加わることに伴う圧痛を防ぎ、咀噌機能
を最大限発揮させることができる。
■一般にアルギン酸塩印象材は、大変形を与えると永久
歪が残り易いため、深いアンダーカットがある場合には
不適であること、離液や乾燥で寸法変化が起こり易いこ
と、さらに模型の表面形状を損ない易いこと等の欠点が
ある。しかしながらこの印象材に本発明における押圧力
均等化部材を付加することにより、全体として強固なも
のとなり、深いアンダーカットの採得も可能となり、寸
法変化、損傷のおそれも改善される。
歪が残り易いため、深いアンダーカットがある場合には
不適であること、離液や乾燥で寸法変化が起こり易いこ
と、さらに模型の表面形状を損ない易いこと等の欠点が
ある。しかしながらこの印象材に本発明における押圧力
均等化部材を付加することにより、全体として強固なも
のとなり、深いアンダーカットの採得も可能となり、寸
法変化、損傷のおそれも改善される。
■残存歯がある場合、これに対応する部分の押圧力均等
化部材例えば織布にスリットを形成しておくと、歯がこ
のスリットに入り、この歯が印象採得時、邪魔になるお
それはない。またスリットから食み出した印象材が残存
歯周囲を囲むから、これにより精密な印象採得が可能と
なるのである。
化部材例えば織布にスリットを形成しておくと、歯がこ
のスリットに入り、この歯が印象採得時、邪魔になるお
それはない。またスリットから食み出した印象材が残存
歯周囲を囲むから、これにより精密な印象採得が可能と
なるのである。
またクラウンブリッジの印象時にも、同様の効果が得ら
れる。即ち、この場合寒天印象材との連合印象がなされ
、支台形成歯を包む如く寒天印象材が盛り上げられる。
れる。即ち、この場合寒天印象材との連合印象がなされ
、支台形成歯を包む如く寒天印象材が盛り上げられる。
そしてその上からアルギン酸塩印象材が押圧される。こ
のとき支台形成歯部分に対応する押圧力均等化部材にス
リットが形成されるのである。かくすれば寒天印象材及
び支台形成歯は、スリット内に入り込み印象材はスリッ
トから流出しにくくなり、内部圧力は高くなる。これに
より支台形成歯表面に印象材を強(密着させることがで
き、得に必要な歯頚部マージン部に印象材を圧入するこ
とができ、より精密な印象を採得することが可能となる
。
のとき支台形成歯部分に対応する押圧力均等化部材にス
リットが形成されるのである。かくすれば寒天印象材及
び支台形成歯は、スリット内に入り込み印象材はスリッ
トから流出しにくくなり、内部圧力は高くなる。これに
より支台形成歯表面に印象材を強(密着させることがで
き、得に必要な歯頚部マージン部に印象材を圧入するこ
とができ、より精密な印象を採得することが可能となる
。
■従来個人トレイに充填する印象材の量は術者が勘によ
って判断していたため、これが多過ぎた場合、印象採得
時、患者の喉に詰まる危険があり、或は患者が嘔吐感を
催すおそれがあったが本発明によれば、トレイに合わせ
て適量の印象材を使うことが出来るから、このような問
題はない。
って判断していたため、これが多過ぎた場合、印象採得
時、患者の喉に詰まる危険があり、或は患者が嘔吐感を
催すおそれがあったが本発明によれば、トレイに合わせ
て適量の印象材を使うことが出来るから、このような問
題はない。
第1図は、本発明実施例を説明するための斜視図、第2
図は、第1図I−I断面図、第3図は金具の斜視図、第
4図は、印象材の注入状態を示す断面図、第5図は、粉
末状印象材を袋体に密封した状態を示す斜視図、第6図
は、印象採得時の状態を説明するための断面図、第7図
は、2液性印象材のチューブを示す斜視図、第8図及び
第9図は、シリンジを示す一部断面図、第10図は、チ
ューブを折り重ねた状態を示す斜視図である。 (1)・・・個人トレイ (2)・・・内面(3
)・・・孔 (4)・・・金具(6)・
・−歯槽堤粘膜面 (7)・・・押圧力均等化部材 (8)・・・接着剤(
9)・・−石膏模型 (10)・−・印象材(
11)(19)・・・シリンジ(12L−・袋体(15
a)(15b)−−チューブ (17)・・−耳 (18a)・・・ベースペースト(
18b)・−・キャタリストペースト(20)・・・外
筒体 (21)−・・内挿体(22)・・・ゴ
ム栓 (23)・・・撹拌部材(24)・・・空間
図は、第1図I−I断面図、第3図は金具の斜視図、第
4図は、印象材の注入状態を示す断面図、第5図は、粉
末状印象材を袋体に密封した状態を示す斜視図、第6図
は、印象採得時の状態を説明するための断面図、第7図
は、2液性印象材のチューブを示す斜視図、第8図及び
第9図は、シリンジを示す一部断面図、第10図は、チ
ューブを折り重ねた状態を示す斜視図である。 (1)・・・個人トレイ (2)・・・内面(3
)・・・孔 (4)・・・金具(6)・
・−歯槽堤粘膜面 (7)・・・押圧力均等化部材 (8)・・・接着剤(
9)・・−石膏模型 (10)・−・印象材(
11)(19)・・・シリンジ(12L−・袋体(15
a)(15b)−−チューブ (17)・・−耳 (18a)・・・ベースペースト(
18b)・−・キャタリストペースト(20)・・・外
筒体 (21)−・・内挿体(22)・・・ゴ
ム栓 (23)・・・撹拌部材(24)・・・空間
Claims (1)
- (1)患者の顎堤の陰型に略相似しかつ該陰型より僅か
大きい形状の内面を有する個人トレイを常温即時重合樹
脂等を用いて作製する工程、該個人トレイの作製時、該
個人トレイの適所に該個人トレイの外面から内面へ連通
する孔を形成する工程、上記個人トレイの内面に、ペー
スト状印象材の流動を抑制し該印象材を歯槽堤粘膜面に
均等な圧力で押圧する押圧力均等化部材を、上記個人ト
レイ内部に沿って配設するとともに周縁を上記個人トレ
イ外側表面に延圧させて該外側表面部分にて上記個人ト
レイに接着固定する工程、上記個人トレイを患者の顎堤
に一致する形状の石膏模型上に載置し、ペースト状印象
材をシリンジに充填して該シリンジの先端を上記孔にあ
て、該孔を介して上記印象材を上記個人トレイ内面と上
記押圧力均等化部材との間隙に注入し、該間隙に上記印
象材を略一定厚みで充填する工程、上記個人トレイを患
者の口腔内に挿入し顎堤に圧接して上記印象材を上記押
圧力均等化部材からはみ出させ、顎堤に接触させた状態
で上記印象材を硬化させる工程、よりなる印象採得方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302063A JPH01141662A (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 印象採得方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62302063A JPH01141662A (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 印象採得方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01141662A true JPH01141662A (ja) | 1989-06-02 |
Family
ID=17904467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62302063A Pending JPH01141662A (ja) | 1987-11-29 | 1987-11-29 | 印象採得方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01141662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101391038B1 (ko) * | 2012-07-04 | 2014-04-30 | 최홍철 | 치과용 인상 트레이, 및 치과용 인상 트레이의 인젝션 모듈 |
-
1987
- 1987-11-29 JP JP62302063A patent/JPH01141662A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101391038B1 (ko) * | 2012-07-04 | 2014-04-30 | 최홍철 | 치과용 인상 트레이, 및 치과용 인상 트레이의 인젝션 모듈 |
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