JPH01141321A - 可聴型音場シミュレーション装置 - Google Patents

可聴型音場シミュレーション装置

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JPH01141321A
JPH01141321A JP30078987A JP30078987A JPH01141321A JP H01141321 A JPH01141321 A JP H01141321A JP 30078987 A JP30078987 A JP 30078987A JP 30078987 A JP30078987 A JP 30078987A JP H01141321 A JPH01141321 A JP H01141321A
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sound
reverberation
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impulse response
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JP30078987A
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Kazuhiro Iida
一博 飯田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は建築物等の音響設計に利用する音場シミュレー
ション装置に関する。
従来の技術 第4図は従来の音場シミュレーション装置の構成を示し
ている。第4図においてDATA1〜3は入力データで
シミユレートする室の形状及び音源・受音点の位置等を
与える。これらのデータを用いてプログラム1〜6を実
行する。DATA4〜6は出力データである。出力結果
はグラフィックデイスプレィ、ラインプリンタ、XYプ
ロッタ等により表示される。
次に上記従来例の動作について説明する。第4図におい
てDATAIを用いてプログラム1で室形を作成する0
また、プログラム2で面ベクトルの検討を行ない、面の
表裏の誤り等をチエツクする0 さらにDATA2及び3を用いてプログラム3により室
の体積及び表面積の計算を行ない、プログラム4では残
響時間周波数特性を計算する。
また、プログラム5ではN回反射までの音線の計算を行
ない、プログラム6ではエコータイムパターン、減衰特
性、指向特性を計算する。
これらの計算より、その結果として、残響時間用データ
(DATA4) 、音線用データ(D A TA5)、
エコータイムパターン用データ (D A TA6)が
得られる。
これらの結果を効果的に表示するために、グラフィック
デイスプレィ、ラインプリンタ、XYプロッタが用意さ
れている。
このように上記従来の音場シミュレーション装置でも、
任意の形状の室において反射音線を計算して、基本的な
物理音響特性を予測することが出来る。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の音場シミュレーション装置で
は、主としてエコータイムパターンより物理音響指標を
求めるものであるため、心理量(聴感)との対応が不明
であり、特に両耳効果(音像の拡がり感、方向感、距離
感)については予測不可能であった。
本発明はこのような従来の問題を解決するものであり、
ヘッドホンでその音場を聴くことができる。即ち、全情
報が、物理音響指標という媒体を経由することなく直接
感覚に訴えることができる優れた音場シミュレーション
装置を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するだめの手段 本発明は上記目的を達成するために、虚像法による音場
シミュレーションによって得られた方向情報を含んだエ
コータイムパターンに、入射方向によって異なる頭部伝
達関数(データベース)を畳み込んだ両耳でのエコータ
イムパターンを求め、これに音楽情報を畳み込んでヘッ
ドホンで聴くようにしたものである。
作用 本発明は上記のような構成により、次のような効果を有
する。すなわち、頭部伝達関数を考慮したインパルスレ
スポンス信号に音源信号を畳み込むことにより、ヘッド
ホン受聴において、残響感や明瞭度等の音場の時間的特
性だけでなく、音像の方向感、拡がり感、距離感等の空
間的特性もシミュレートすることができるという効果を
有する〇実施例 第1図は本発明の一実施例の構成を示すものである。第
1図において、1は建築図面であり、2はそこから抽出
された室形状、材料、音源点、受音点のデータである。
3は虚像法による音場シミュレーションプログラムであ
る。4は上記音場シミュレーションプログラム3で得ら
れた受音点でのインパルスレスポンス信号であり、5は
両耳の頭部伝達関数(データベース)である。6はヘッ
ドホンの逆特性(データベース)である。7及び8はイ
ンパルスレスポンス信号4と両耳の頭部伝達関数(デー
タベース)5とヘッドホンの逆特性(データベース)6
を畳込み演算することにより得られる右耳及び左耳での
インパルスレスポンス信号である。9は無響室で録音さ
れた音源音楽で、A/Dコンバータ10によりディジタ
ル化される。
11及び12は音源音楽9とインパルスレスポンス信号
7及び8との畳込み演算により得られる右耳及び左耳で
の反射音を付加した音楽データである。
13ハ音場シミユレーシヨンプログラム3により計算さ
れた残響時間用データである。14は残響付加装置であ
り、15は音源音楽9を残響付加装置14に通して得ら
れた後続残響音である。16.17はそれぞれ右耳及び
左耳における反射音と後続残響音を付加した音楽データ
である。音楽データ16.17はD/Aコンバータ18
によりアナログ信号に変換さ°れ、バンドパスフィルタ
19を通り、テープデツキ20に録音される。21は受
聴用ヘッドホンである。
次に上記実施例の動作について説明する。上記実施例に
おいて、建築図面1より室形状、材料、音源点、受音点
のデータ2を抽出する。データ2を用いて虚像法による
音場シミュレーションプログラム3を実行し、受音点で
のインパルスレスポンス信号4及び残響時間用データ1
3を算出する。
インパルスレスポンス信号4よシ各入射音の方向情報を
抽出し、その方向に対応する両耳の頭部伝達関数5とヘ
ッドホンの逆特性6の畳込み演算を行ない、さらにイン
パルスレスポンス信号4との畳込み演算を行なうと右耳
でのインパルスレスポンス信号7及び左耳でのインパル
スレスポンス信号8が得られる。音源音楽9をA/Dコ
ンバータ10によりディジタル化した信号と右耳と左耳
のインパルスレスポンス信号7及び8の畳込み演算を行
なうことにより、右耳での反射音を付加した音楽データ
11及び左耳での反射音を付加した音楽データ12が得
られる。
一方、音源音楽9を残響付加装置14を通すことにより
、計算された残響時間用データ13を満足する後続残響
音15を得る。後続残響音15と頭部伝達関数5及びヘ
ッドホンの逆特性6を畳込み演算し、その結果を音楽デ
ータ11及び12に付加することにより、右耳での反射
音と後続残響音15を付加した音楽データ16及び左耳
での反射音と後続残響音15を付加した音楽データ17
が得られる。音楽データ11び17t−D/Aコンバー
タ18でアナログ信号に変換し、バンドパスフィルタ1
9を通した信号をテープデツキ20に録音する。テープ
デツキ20で録音された信号を再生し、ヘッドホン21
で聴くと、シミュレートした音場での音楽を聴くことが
できる。
このように上記実施例によれば、建築図面1より室形状
、材料、音源点、受音点のデータ2を抽出するため、任
意の形状の室の音響特性を設計段階で予測可能であると
いう利点を有する。また、上記実施例によれば、虚像法
による音場シミニレ−ジョンプログラム3により残響時
間用データ13を算出し、残響付加装置14により後続
残響音15を作成するため残響感がシミュレートできる
という利点を有する。また、上記実施例によれば、虚像
法による音場シミニレ−ジョンプログラム3により受音
点でのインパルスレスポンス信号4を計算し、入射音線
1本毎にその入射方向の両耳の頭部伝達関数5とヘッド
ホンの逆特性6を畳込んだ右耳及び左耳でのインパルス
レスポンス信号7.8を計算し、さらに音楽信号9をA
/Dコンバータ10でディジタル化したものを畳込むた
め、残響感や明瞭度等の時間的特性に加えて、音像の方
向感、拡がり感、距離感等の゛空間的特性をシミーレー
トできるという利点を有する。さらに、上記実施例によ
れば、シミニレ−ジョン結果はDATやカセットテープ
に録音できるので、テープデツキ20とヘッドホン21
だけで手軽に聴くことができるという利点を有する。
第2図は他の実施例の構成を示すものである。
第2図において22は建築図面であり、23はそこから
抽出された室形状、材料、音源点、受音点のデータであ
る。24は虚像法による音場シミュレーションプログラ
ムである。25は音場シミュレーションプログラム24
で得られた受音点でのインパルスレスポンス信号であり
、26は計算された残響時間用データである。27は残
響時間用データ26より作られた残響波形信号である。
28は両耳の頭部伝達関数(データベース)であり29
はヘッドホンの逆特性(データベース)である。30及
び31はインパルスレスポンス信号25と頭部伝達関数
(データベース)28とヘッドホンの逆特性(データベ
ース)29を畳込み演算した後、残響波形信号を加えた
、右耳及び左耳におけるインパルスレスポンス信号であ
る。32は無響室で録音された音源音楽で、A/Dコン
バータ33によりディジタル化される。34及び35は
、音源音楽32と右耳及び左耳のインパルスレスポンス
信号30及び31との畳込み演算により得られる右耳及
び左耳における反射音と後続残響音を付加した音楽デー
タである。36はD/Aコンバータであり37はバンド
パスフィルタである。38はテープデツキであり39は
ヘッドホンである。この実施例では残響付加装置を使用
せずに、残響波形信号27を直接インパルスレスポンス
信号25に加えている。したがって、この実施例では任
意の残響をシミュレーションできるという利点を有する
なお、2つの実施例では、音源音楽と右耳及び左耳のイ
ンパルス信号との畳込み演算をコンピュータで行なって
いるが、例えば第2図の構成において、第3図に示すよ
うにディジタルフィルタ40を用いてもよい。この場合
には更に、音源音楽をリアルタイムで処理してシミュレ
ーション音場を提示できるという利点を有する。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、以下に示す効
果を有する。
(1)建築図面より室形状、材料、音源点、受音点のデ
ータを抽出しているので、設計段階で音場を聴くことが
できる。
(2)両耳の頭部伝達関数を考慮しているので、残響感
や明瞭度等の音場の時間的特性だけでなく、音像の方向
感、拡がり感、距離感等の空間的特性もシミュレートで
きる。
(3)  シミュレーション結果はDATやカセットテ
ープに録音できるので、テープデツキとヘッドホンだけ
で手軽に聴くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例における可聴型音場シミ
ュレーション装置の概略ブロック図、第2図は本発明の
第二の実施例における可聴型音場シミュレーション装置
の概略ブロック図、第3図は第三の実施例における可聴
型音場シミュレーション装置の概略ブロック図ご第4図
は従来の音場シミュレーション装置の概略ブロック図で
ある。 1・・・建築図面、2・・・室形状・材料・音源点・受
音点データ、3・・・音場シミュレーションプログラム
、4・・・インパルスレスポンス信号、5・・・頭部伝
達関数(データベース)、6・・・ヘッドホンノ逆特性
(データベース)、7.8・・・右耳・左耳のインパル
スレスポンス信号、9・・・音源音楽、10・・・A/
D変換器、11.12・・・反射音を付加した音楽デー
タ、13・・・残響時間、14・・・残響付加装置、1
5・・・後続残響音、16.17・・・右耳・左耳の反
射音と後続残響音を付加した音楽データ、18・・・D
/A変換器、19・・・バンドパスフィルタ、20・・
・チーフチツキ、21・・・ヘッドホン、■・・・畳込
み演算部(コンピュータ)、■・・・加算部(コンピー
タ)、22・・・建築図面、23・・・室形状・材料・
音源点・受音点データ、24・・・音場シミュレーショ
ンプログラム、25・・・インパルスレスポンス信号、
26・・・残響時間用データ、27・・・残響波形信号
、28・・・両耳の頭部伝達関数(データベース)、2
9・・・ヘッドホンの逆特性(データベース)、30.
31・・・右耳・左耳のインパルスレスポンス信号、3
2・・・音源音楽、33・・・A/D変換器、34.3
5・・・右耳・左耳の反射音と残響を付加した音楽デー
タ、36・・・D/A変換器、37・・・バンドパスフ
ィルタ、38・・・テープデツキ、39・・・ヘッドホ
ン、40・・・ディジタルフィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  虚像法による音場シミュレーションプログラムにより
    、任意の形状の室の任意の受音点におけるインパルスレ
    スポンス信号と残響時間を計算し、その結果に基づいて
    両耳の頭部伝達関数とヘッドホンの逆特性とA/D変換
    器によってディジタル化した音源音楽を畳込み演算処理
    プログラム又はディジタルフィルタで畳込み演算を行な
    い、さらに残響付加装置によって残響を付加した後、D
    /A変換器とバンドパスフィルタを通してアナログ信号
    に変換し、録音再生手段を介して設計音場を聴くことが
    できるようにした可聴型音場シミュレーション装置。
JP30078987A 1987-11-27 1987-11-27 可聴型音場シミュレーション装置 Expired - Lifetime JPH0656322B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317357A (ja) * 1989-06-15 1991-01-25 Kajima Corp シミュレーションルーム
EP0593228A1 (en) * 1992-10-13 1994-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sound environment simulator and a method of analyzing a sound space

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JPH06100029B2 (ja) * 1989-06-15 1994-12-12 鹿島建設株式会社 シミュレーションルーム
EP0593228A1 (en) * 1992-10-13 1994-04-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Sound environment simulator and a method of analyzing a sound space

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