JPH01139599A - 新規レクチン及びその製造方法 - Google Patents

新規レクチン及びその製造方法

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JPH01139599A
JPH01139599A JP15113688A JP15113688A JPH01139599A JP H01139599 A JPH01139599 A JP H01139599A JP 15113688 A JP15113688 A JP 15113688A JP 15113688 A JP15113688 A JP 15113688A JP H01139599 A JPH01139599 A JP H01139599A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規なレクチン及びその製造方法に関する
。この発明のレクチンは臨床診断試薬及び分離精製試薬
としての用途を有する。
[従来技術及びその欠点] 従来より、N−アセチル−D−グルコサミン(以下Gl
cNAcと記載する)に特異的に結合する一群のレクチ
ンか知られている。従来から知られているGlcNAc
特異的レクチンの多くはキチンタイプ(GlcNAcβ
l→4)nの糖鎖を識別して結合する。一方、 Glc
NAcβl →4 GlcNAcは血清中の糖タンパク
質及び細胞膜マーカーの糖鎖の根元部分の基本構造を形
成しており、生体に広く存在する。
従って、従来から知られているGlcNAc特異的レク
チンを臨床診断薬として用いることは行われていない、
また、血清、細胞又は組織に出現する病変か側鎖に存在
するGlcNAcβl→4以外の結合様式1例えばβ1
→6結合やβ1→3結合に基づく可能性もあるか、これ
らの結合を検出することに従来のβl→4結合特異的レ
クチンを用いることはできない。
[9,明か解決しようとする問題点] 従って、この発明の目的は、GlcNAcに対し高い親
和性を有し、特にGlcNAcβl→6及びGlcN八
Cβへ→3に対して高い親和性を有し、臨床#断と、こ
れらの構造を有する糖鎖の分離に用いることかできる新
規なレクチン及びその製造方法を提供することである。
[問題点を解決するための手段] 本願発明者は鋭意研究の結果、ムシナタケ(PsaLh
yrella velutina)の子実体から上記目
的を達成することかできる新規なレクチンを見出しこの
発明を完成した。
すなわち、この発明はムジナタケの子実体中に存在し、
分子i−1が約4万ダルトンのtit li1体であり
、GlcNAcに対する親和定数かK。−6,4X l
O10ff宜である結合基を4個持ち、等電点か9以上
であり、GlcNAc> (GlcNAc)*≧(Gl
cNAc)z 、 GlcNAcβ1 →6 、 Gl
cNAcβ1−= 3 > GlcNAcβ1→4、R
1→6GIc NAc >Rl−+3GlcNAc、 
R1−+4GlcNAc(ただしRはGlcNAc以外
の糖を示す)の反応性を有し、下肥大1に示すアミノ酸
組成を有する新規レクチン及びその類似体を提供する。
表1 残ノ、(モル%   残基 モル% Asx  I:1.7     Met   1.OT
t+r   7.6    11e   5.l5cr
   4.9     Leu   7.4Glx  
 6.7     Tyr   2.9Pro   4
1     Phe   6.5Gly  11.6 
    l1is   2.IAla   7.6  
   Lys   4.5Cys   O,7Trp 
  O,4Val   6.3     Arg   
5.7(ただし、Asxは^sn及びAsp 、 Gl
xはGln及びGILIを示す、) さらにまた、この9.明は、ムジナタケの子実体を水系
媒体で抽出し、キチン又はキチンをさらにN−アセチル
化したものを固定化したアフィニティークロマトグラフ
ィーに該抽出物を架け、GlcNAcて溶離し、溶離液
を二価又は三価のアルコールの存在丁で限外ろ過するこ
とを含む上記レクチンの製造方法を提供する。
[発明の効果] この発明のレクチンは、GlcNAcに対して従来のレ
クチンよりも高い親和性を示し、0にGlcNAcβ1
→4結合よりもGlcNAcβl→6結合及びGlcN
Acβl→3結合に高い親和性を有するのて、このレク
チンを酵素、ビオチン又は蛍光色素のような適当なマー
カーで標識してGlcNAcを有する特定の糖鎖構造を
有する物質の高感度検出用臨床試薬として用いることか
できる。さらにまた、この発明のt/クチンを固相化し
たアフィニティクロマトグラフイーな用いてGlcNA
cを有する糖鎖を精製することもできる。
[発明の詳細な説明] この発明の新規レクチンは、ムシナタケ(P5athy
rella veluLina)の子実体中に存在する
ムジナタケは標高100■ないし1000mの野外裸地
項七に生ニしている。
この発明のレクチンの単漬体の分子量は、ゲルろ適法、
SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法のいずれの方
法によって調べても約4万ダルトンである。また、この
発IJ1のレクチンは、等電点が9以ヒてあり、上肥大
1に示したアミノ酸組成を有する。
この発明のレクチンは、以下のような結合特異性を有す
る。
(+)オリゴ糖を用いた結合反応阻害試験から、Glc
NAc> (GlcNAc)2≧(GlcNAc)zの
順に結合性を有する。
(2)オリゴ糖を用いた結合反応阻害試験から。
GlcNAcβ1−+ 6 、 GlcNAcβ1−3
 > GlcNAcβl−+4の順に結合性を有する。
(3)オリゴ糖を用いた結合反応阻害試験から、R1→
6GlcNAc>Rl−+3GlcNAc、 R1−=
4GlcNAc  (ただしRはG 1cNAc以外の
糖を示す)の順に結合性を有する。
1−記3つの結合特異性は従来より知られているGlc
NAc特異的レクチンの結合特異性とは著しく異なるも
のである。
(4) GlcNAcに対する親和定数かに0= 6.
4 x 10’M−’である。
(5)同−糖鎖に2つの非;元末端GlcNAcか存在
すると結合か強まる。
(6)いわゆるr zone phenomenon 
J  (yonepl+enosenonとは抗体(本
願発明の場合はレクチン)又は抗原濃度が著しく高いと
きに、抗体(レクチン)と抗原の結合反応か阻害される
ことをいう0文献:「免疫化学」山村、石板、朝倉占店
)を示す、また、 GlcNAc特異的で他の糖(GI
CN112 。
Glc、 Man、Ga1NAc等)とは見かけ上全く
結合しない。
この発IJJのレクチンは以下のようにして得ることか
できる。なお、この発明のレクチンは水溶液中で不溶化
しやすいので、従来からレクチンの精製法において常用
されている塩析や透析を適用することができない、以下
に述べるこの発明のレクチンの精製方法は、この問題を
解決するために本願発明者によって開発されたものであ
り、レクチンの精製法として画期的なものである。
まず、ムジナタケの子実体を水系媒体で抽出する。水系
媒体としては生理食塩水にトリス緩衝液やリン酸M衝液
のような緩衝液を加えたものか好ましい、また、抽出は
、濃度0.1ないし0.2 mM程度のフェニルメチル
スルフォニルフルオライドの存在下で行うことが抽出液
に含まれるタンパク分解酵素による自己消化防止のため
好ましい。
一方、キチン又はキチンなN−アセチル化したものを用
いたカラム(キチンカラム)を用意する。キチンは市販
のものを用いることかてきる。
またキチンをさらにN−アセチル化したキチンカラムは
例えば市販キチンを酸、アルカリで数回洗った後、飽和
炭酸水素ナトリウム液中で無水酢酸を加えることにより
N−アセチル化し、これを適当なガラス製クロマトグラ
ム用カラムに充填することによって調製することができ
る。
このキチンカラムを前記抽出に用いた溶液で予めモ衡化
しておき、上記ムジナタケの抽出液を通す。次に、吸着
されたレクチン画分を例えば50m−の濃度のGlcN
Acで溶離する。
次に、得られた溶離物を低分子量の二価又は三価のアル
コールの存在下で限外ろ過し、濃縮する。この際に用い
るアルコールの好ましい例として10%ないし20%の
グリセリン又はエチレングリコールを挙げることかでき
る。限外ろ過は例えば限外ろ過膜Advantec Q
OIO口(商品名、東洋口紙社製)を用いて行うことか
てきる。
このようにして、この発明のレクチンを得ることができ
るが、レクチンの純度をさらに高めたい場合には、以下
のようにしてさらに精製を進めることができる。なお、
用いる溶液は全て10%グリセリンを含んでいる。
L記濃縮液をDEAE−セファロース(ファルマシア社
製)又はDEAE−セルロースカラムに架けて素通り画
分を集め、CM−セファロース(ファルマシア社製)に
吸着させる。カラムから例えば0.41のNaClで溶
出させ、上記と同様の限外ろ過で濃縮し、上記キチンカ
ラムで再度吸着、溶出を行い、溶出液を上記限外ろ適法
てei縮し、これに溶離剤(G l cNNa)を含ま
ない生食緩衝液を加えて濃縮することを4〜5回繰り返
して透析の目的を果たす。
このようにして得られるレクチン標品は凍結保存するこ
とかできる。
上記精製法による精製度は十分安定しており、too 
gのムジナタケから約251gのこの発明のレクチンを
得ることができる。
なお、一般に生理活性を有するタンパク質において、そ
の生理活性を示す構造は一通りに特定されるのではなく
、実質上同一の生理活性を示すためにある範囲の構造的
相違が許容されることは当業者により広く認識されてい
るところである。
従って、上記したこの発明のレクチンを4R1&するア
ミノ酸の一部が他のアミノ酸に置換され、除去され又は
他のアミノ酸が付加されたタンパク質でなおこの発明の
レクチンの上記結合特異性を有するものもこの発明の範
囲に含まれる。このようなものを特許請求の範囲におい
て「類似体」と呼んでいる。また、分子量4万のLQ体
であるこの発明のレクチンか複数個重合したものもこの
発明の範囲に含まれる。
この発明のレクチンはGlcNAcを含む糖鎖を有する
物質を検出するための臨床1診断試薬及び上記物質を精
製するための試薬としての用途を有する。この発IIの
レクチンはN−ヒトロキシルサクシンイミト基を持つゲ
ル(例えばアフィゲルIO1米国バイオラット社製)と
常温で反応させることにより容易にカップリングして固
相化てきる。また、N−ヒトロキシルサクシンイミ1へ
化したビオチンと常温で反応させることによって容易に
カップリングしてビオチン標識レクチンを得ることがで
きる。同様にタンパク質の化学修飾として一般的に知ら
れている蛍光標識、酵素標識等が可能である。従って、
この発明のレクチンは診断試薬又は分離精製試薬として
容易に用いることがてきる。また、この発11のレクチ
ンの結合特性を利用して糖鎖基部に汀遍的なGlcNA
cβl→4構造の存在にかかわりなく、末端部に露出し
たGlcNAcβl→6とGlcNAcβl−3JJi
造、  R1→6 GIcN八c構へを識別することに
応用することか可能てあり、このようなことは本発明に
より初めて[可能になったことである。
次にこの発明に関する各種特性の測定方法についてまと
めて示す。
(+)分子量(ゲルろ適法) 生化学実験講座l、タンパク賀の化学I、[1本生化学
会編、東京化学同人(+976)に記載された原理方法
に基づき、トヨバール11w55(東洋曹達製)をゲル
ろ6剤とし、10%グリセリン及び10 mM Glc
NAcを含む生食緩衝液を用いて行なった。
(2)分子r41(SDS−ポリアクリルアミドゲル電
気泳動法) ト記文献に記載された原理方法に基づき、10%ポリア
クリルアミドゲルを作製して行なった。
(:l) GlcNAcに対する親和定数K。
JH−GlcNAcを用いた平衡透析の結果を5caL
chardの式にあてはめてプロットし、グラフ上から
読み取った。(文献: piBkard。
”!1andbook  of  Experimen
tal  Ia+sunology、Vol。
1、  [:hapter  17.  Blackw
ell  5cienLiric  Publ。
(4) GlcNAcに対する結合基数GlcNAcに
対する結合ノ^数はL記(3)て得られたグラフl―か
ら読み取った。(文献は(3)と同じ) (5)等゛心意 上記生化学実験講座に記載された原理方法に基づき、ポ
リアクリルアミドゲルLで等電点電気泳動を行なった。
(6)オリゴ糖を用いた結合阻害反応試験J、L、Gu
esdon、 T、Ternynck and S、 
Avramcas。
”J、 1lisLochea、 Cytochem、
” 27. 11:1l−1139(1979)に記載
され、たアビジン−ビオチン結合反応を利用した酵稟抗
体法(ELIS^)を応用して行なった。すなわち、固
相化した抗原にビオチン化該レクチン、アビジンとビオ
チン化酵素の混合溶液、蛍光性酵素基質を逐次加えて、
蛍光強度(結合した該レクチン罎に相当)を測定する。
このとき、2倍系列希釈した阻害オリゴ糖(下記表2)
と該レクチンとを反応させてから加えると蛍光強度か変
化する。そこで、オリゴ糖を含まない対照実験に対する
相対蛍光強度を、オリゴ糖濃度に対してプロウドするこ
とにより、該レクチン結合を50%阻害するのに必要な
濃度を知ることかできる。
これは、該レクチンの各種糖trJ4R造に対する結合
特性を反映した値で、小さい数はど結合が強い。
(7)アミノ酸組成 続生化学実験講座2 タンパク質の化学上。
日本生化学全編、東京化学同人、に記載された方法によ
り行なった。すなわち、該レクチンの6M1t!酸加水
分解物を高速液体クロマトグラフィー(品性製作所、L
C6^)で分離し、ボストカラム法で同定、定量した。
また、トリプトファンについては非加水分解試料の分光
学的測定により(文献Edelhoch、 If、  
1967 Biochemistry ’g 1948
〜+954)同定、定量した。
[発明の実施例] 群馬県榛名山及び赤城山の標高500■〜6υOmの地
上に生りしているムシナタケの子実体を採取し、これを
濃度0.1−Mのフェニルメチルスルフォニルフルオラ
イド 衝液(pH7、5 )で1時間,4℃で抽出した。
一方、市販キチン(生化学T業社製)を酸。
アルカリで数回洗った後、飽和炭酸水素ナトリウム液中
で無水酢酸を加えることによりN−アセチル化し、これ
を適当なガラス製クロマトグラム用カラムに充填するこ
とによってキチンをN−アセチル化したものを用いてカ
ラム(キチンカラム)を調製した。
このキチンカラムを上記抽出に用いた溶液て予め平衡化
し、ムジナタケの上記抽出液をカラムに通した。カラム
に吸着したレクチン画分を50mMGlcNAcで溶出
し、レクチンを含む溶出液を限外ろ過膜( Advan
tec QO100東洋口紙社製)を用いた限外ろ過に
より濃縮した.濃縮液をDEAE−セファロース(ファ
ルマシア社製)に架け、素通り画分を集め.CM−セフ
ァロース(ファルマシア社製)に吸着させた。カラムか
ら0.4 M NaCIで溶出させ、上記限外ろ過膜を
用いて濃縮し、上記キチンカラムを用いて上記と同様に
吸着、溶出を行なった.溶出液を上記限外ろ過膜で限外
ろ過して濃縮し,この濃縮液に溶離剤を含まない溶液を
加えてざらにC縮することにより透析し,この発明のレ
クチンを得た。
レクチンの物理化学的性質 上記のようにして得られたレクチンの?l’. ffi
体の分子着を上記したゲルろ適法及びSDS−ポリアク
リルアミドゲル電気泳動法てそれぞれ測定したところい
ずれも約4万ダルトンであった.また、上記した方法に
より等重点を測定したところ9以してあった.さらに、
上記方状によりアミノ酸組成を調べたところ下記表1に
示すアミノ酸組成を有していた.さらに、上記方法によ
りGlcNAcに対する親和定数を測定したところ K
。−6.4×to’M−’であった。また、アミノ酸分
析により。
ヘキソサミンを含まないこと、及び中性納金1もKWA
程度であることから、レクチンか実質的にアミノ糖を含
まないことか確かめられた。
レクチンの結合特異性 下記表2に示す種々のオリゴ糖を用い、上記したようビ
して結合反応阻害試験を行なった。結果を同表に示す。
なお、表中の「活性」はレクチン結合を50%阻害(×
■は40%)するオリゴ糖の濃度を示す。
この実験から該レクチンの糖結合特性として以下のこと
かわかる。
(1)実験1.V、■の比較からGlcNAc>(GI
CN八C)へ≧(GlcNAc):+であること。
(2)実験V、■、■、■、■、X、X[、■、 XV
Iの比較からGlcNAcβ1→6 、 GlcNAc
βl→3>GlcNAcβl→4であること。
(3)実験■、店、Xll1.XV、XVI[(7)比
較からR1→6 GlcNAc> R1−3GlcNA
c、 R1−4GlcNAc (ただしRはGlcNA
c以外の糖)であること。
(4)実験・×■、 X■から、同−鎖に2測置りのG
lcNAcか存在するとZしく結合が強まること。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ムジナタケの子実体中に存在し、分子量が約4万
    ダルトンの単量体であり、GlcNAcに対する親和定
    数がKo=6.4×10^3M^−^1である結合基を
    4個持ち、アミノ糖を含まず、等電点が9以上であり、
    GlcNAc>(GlcNAc)_2≧(GlcNAc
    )_3、GlcNAcβ1→6,GlcNAcβ1→3
    >GlcNAcβ1→4、R1→6G1cNAc>R1
    →3GlcNAc、R1→4GlcNAc(ただしRは
    GlcNAc以外の糖を示す)の反応性を有し、下記ア
    ミノ酸組成を有する新規レクチン及びその類似体。 残基:モル%:残基:モル% Asx:13.7:Met:1.0 Thr:7.6:Ile:5.1 Ser:4.9:Leu:7.4 Glx:6.7:Tyr:2.9 Pro:4.3:Phe:6.5 Gly:11.6:His:2.1 Ala:7.6:Lys:4.5 Cys:0.7:Trp:0.4 Val:6.3:Arg:6.7 (ただし、AsxはAsn及びAsp、GlxはGln
    及びGluを示す。)
  2. (2)ムジナタケの子実体を水系媒体で抽出し、キチン
    又はキチンをさらにN−アセチル化したものを用いたア
    フィニティークロマトグラフィーに該抽出物を架け、G
    lcNAcで溶離し、溶離液を二価又は三価のアルコー
    ルの存在下で限外ろ過することを含むレクチンの製造方
    法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998016825A1 (fr) * 1996-10-15 1998-04-23 Seikagaku Corporation PROCEDE DE DOSAGE D'UNE AGALACTO-IgG ET TROUSSES DE DOSAGE, POLYPEPTIDES DE LECTINES ET ADN CODANT CEUX-CI
CN107629110A (zh) * 2017-10-31 2018-01-26 苏州博进生物技术有限公司 一种用于糖蛋白分离纯化的亲和层析介质

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WO1998016825A1 (fr) * 1996-10-15 1998-04-23 Seikagaku Corporation PROCEDE DE DOSAGE D'UNE AGALACTO-IgG ET TROUSSES DE DOSAGE, POLYPEPTIDES DE LECTINES ET ADN CODANT CEUX-CI
CN107629110A (zh) * 2017-10-31 2018-01-26 苏州博进生物技术有限公司 一种用于糖蛋白分离纯化的亲和层析介质

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