JPH01139533A - ビルハルツ住血吸虫に対する活性を有する免疫抗原フラクション、その製造方法及び該フラクションを含有する免疫剤 - Google Patents

ビルハルツ住血吸虫に対する活性を有する免疫抗原フラクション、その製造方法及び該フラクションを含有する免疫剤

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JPH01139533A
JPH01139533A JP62170820A JP17082087A JPH01139533A JP H01139533 A JPH01139533 A JP H01139533A JP 62170820 A JP62170820 A JP 62170820A JP 17082087 A JP17082087 A JP 17082087A JP H01139533 A JPH01139533 A JP H01139533A
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glycan
glycoprotein
klh
glycopeptide
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Jean Montreuil
ジヤン モントルイユ
Genevieve Spik
ジェヌヴィエーヴ スピク
Andre Capron
アンドレ カプロン
Colette Dissous
コレット デイスー
Jean-Marie Grzych
ジャン−マリーグルジヒ
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Institut Pasteur de Lille
Institut National de la Sante et de la Recherche Medicale INSERM
Original Assignee
Institut Pasteur de Lille
Institut National de la Sante et de la Recherche Medicale INSERM
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1986年4月30日付のフランス特許出願第8606
281号は、メガトゥーラ クレヌラータ(Megat
hura  clenulata)の如き軟体動物のヘ
モシアニンから抽出された“KLH“と略称されるグリ
コプロティン及びそのオリゴサツカライドエピトープを
記述している。
この特許出願においては、該グリコプロティンが、幼若
マンソン住血吸虫の表面から分離された38KD抗原と
同じ抗原特製を有していること、及び該幼若虫の38K
D抗原とメガトゥーラ クレヌラータのヘモシアニンと
がともに前記オリゴサツカライド性のエピトープである
同一のオリゴサツカライドを含有しており、これが、該
幼虫の38KD抗原及びKLHの抗原特性の発揮原因と
なるエピトープとして、保護性モノクローナル抗体によ
り認識されることが示されている。又、この保護性モノ
クローナル抗体が、該フランス特許において同定されて
いるIPL  Sml  ハイブリドーマから得られる
ことも明らかにされている。
本発明の目的は、前記フランス特許に開示されたグリコ
プロティン及びそのオリゴサツカライド性エピトープの
化学的構造を決定し、且つその合成を可能ならしめるこ
とにある。
本発明によれば、KLH(メガトゥーラ クレヌラータ
のヘモシアニン)から抽出されたグリコプロティンであ
って、そのグルシド性フラクション(glucidic
  fraction)がグリコプロティン分子の5〜
5.25%を占め、3マンノース残基を基準とする該グ
ルシド性フラクションのモル組成(molar  co
mposition)が実質的に下記の通りであるグリ
コプロティンが得られる: 単糖残渣 マンノース           3 ガラクトース         3〜4フコース   
        2〜3グルコース         
  2±0.2キシロース          0.5
〜IN−アセチルグルコサミン   3〜4N−アセチ
ルガラクトサミン  2±0.3KLHのグルシド性フ
ラクションを構成するモノサッカライド類は、ガスクロ
マトグラフィーと質量分析とを組み合わせることにより
、同定及び測定され、該グルシド性フラクション中には
、〇−メチルモノサッカライド類は存在しないことが明
らかとなった。
本発明によれば、更に、プロナーゼを使用する蛋白質分
解によりKLHから抽出され且つゲル濾過クロマトグラ
フィーにより主ピーク生成物を収得すべく行なう加水分
解生成物の精製により得られる前記グリコプロティンか
ら単離されるグリカン性フラクション(glycani
c  fraction)が得られ、そのグリシドとし
ての実質的な組成(3マンノース残基を基準として)は
、以下の通りである: 単糖残渣 マンノース           3 ガラクトース         4 フコース           1.6グルコース  
         4 キシロース          0.23N−アセチル
グルコサミン  、3.3N−アセチルガラクトサミン
  2 本発明によれば、更に、KLHがら抽出されたグリカン
及びマンソン住血吸虫の38KD抗原のグリカンに実質
的に等しい合成グリカンであって、下記に示す一次構造
の少なくとも一つを含むことを特徴とする合成グリカン
が得られる:(I) 0−グリコジルプロティンのグリカン類(νI KLHから単離された又は合成されたグリカンは、38
KD分子の特異的モノクローナル プローブ、即ち前述
のフランス特許出願で使用されたIPL  Sml抗体
を使用して、評価された。より詳細には、KLHから抽
出されたグリコプロティン及び本発明による合成グリカ
ンに対する、ヨード125でラベルされたIPL、Sm
lの固定に際しての、KLHで免疫された動物血清の抑
制により評価された。得られた結果は、第1図に示され
ており、この様な免疫過程において形成された抗体が、
感染血清、冷“(c o 1 d)” IPLSml抗
体、精製KLH及びターゲット抗原38KDの夫々につ
いて観察されると同等のレベルの阻害を引き起こすこと
を明らかにしている。
マンソン住血吸虫の38KD抗原及びメガトゥーラ ク
レヌラータに対するモノクローナル抗体に関して、本発
明により同定されたグリカンフラクションの阻害活性の
呈示は、r38KDの表面抗原のエピトープの少なくと
も一部は、グリカン性のものである」というこれまでの
研究を明確に裏付けている(F E B S  レター
ズ、ディス−及びカプロン、162 (1983)p、
355−359並びに、モレキュラー アンド バイオ
ケミカル パラシトロジー、ディス−他、16 (19
85)、p、277−288)。
従って、本発明によれば、更に、その活性成分が前述の
ようにして同定されたグリコプロティン及び/又はグリ
カンであることを特徴とするマンソン住血吸虫に対する
感染防御血清、免疫組成物、ワクチン、免疫感作剤、及
び診断剤が得られる。
本発明によれば、更に、前述のグリコプロティンの製造
方法であって、メガトゥーラ クレヌラータのヘモシア
ニンを少なくとも一回のプロナーゼによる蛋白質分解処
理に供し、分解生成物をエタノールの如き適切な析出材
を使用する析出処理により単離する前記グリコプロティ
ンの製造方法が得られる。
本発明方法の好ましい一実施態様においては、析出によ
って単離された分解生成物は、適切な精製処理、好まし
くはゲル濾過クロマトグラフィーに供され、次いで、主
ピークを有する溶出フラクションが析出により単離され
、精製されたグリコペプチドフラクションが得られる。
この様にして単離されたグリコシド類の組成は、既に述
べたように、ガスクロマトグラフィーと質量分析法とを
組み合わせて、定性的及び定量的に決定された。
本発明によれば、0−グリコシドで結合されたグリカン
は、β脱離法によりオリゴサツカライド−糖アルコール
(ol igosaccharide−alditol
s)の形態で解放され、N−グリコシド結合は、影響さ
れない。
反応は、プロナーゼ性グリコペプチド(p r 。
nasLc  glycopeptides)93mg
上で行われる。
β脱離法により最終的に得られる溶液は、水中で平衡化
されたバイオゲル(Biogel)  P2 カラム上
で分画される。バイオゲル P2の排除分子量、180
0Dを超えるアルカリ安定糖ペプチドは、カラムの死容
積で溶出され、一方0−グリカン類は、溶出遅れとなる
溶出フラクションの決定は、薄層クロマトグツフィーに
より行われる。この様にして、4つのフラクションが単
離され、その内のフラクションAは、主たる部分を占め
、アルカリ安定オリゴペプ千ド類に対応する。
このフラクションAは、Con  A  5ephar
ose  4Bのカラム上で3つのサブフラクションA
1、A2及びA3に分離され、この内でサブフラクショ
ンA1のみが、フラクションAに匹敵する生物学的活性
を維持している。メガトゥーラ クレヌターラのヘモシ
アニンから単離されたこのサブフラクションA1は、以
下の式により示される: <   リ : 口 一    リ ゴ 前記の如く同定されたメガトゥーラ クレヌターラのヘ
モシアニンから抽出されたグリコペプチド性のフラクシ
ョンの抗原活性並びに、式I〜■の一次構造のいずれか
一つに対応する合成グリカン類の抗原活性を前述の阻害
テスト法により評価した。
前述の用途以外にも、本発明のKLHの蛋白質分解生成
物から単離されたグリコペプチド類、KLHの化学的又
は酵素的加水分解により放出された或いは有機合成によ
り製造されたグリカン類は、これらグリコペプチド類又
はグリカン類と天然または合成ペプチドとの縮合による
新たな糖蛋白質(ネオグリコプロティン)の製造に使用
可能である。
上記方法の好ましい実施態様においては、グリコペプチ
ド類またはグリカン類と適当なペプチド類との縮合は、
オリゴサツカライドと蛋白質とのカプリングにより行わ
れる。
上記方法の他の好ましい実施態様においては、ネオグリ
コプロティンの製造は、グリコペプチド類と蛋白質との
カプリングにより、行われる。
本発明方法によりグリカン類と縮合され得るペプチドと
しては、破傷風 アナトキシン(tetanic  a
natoxin)及び/又は28KDa蛋白質から得ら
れる合成ペプチドが挙げられる。
この様にして得られるネオグリコプロティンは、単一の
化学構造中に二つの相補的抗原活性、即ち、本発明によ
るグリカンの抗原活性と該グリカンと組み合わされたペ
プチドフラクションの抗原活性とを兼ね備えているとい
う利点を有する。
本発明は以下の記載からよりよく理解されるであろう。
以下の記載は、KLHからの抽出による本発明のグリカ
ンの製造例、該グリカンの抗原活性の試験例及び本発明
のネオグリコプロティンの製造例を示すものである。
しかしながら、これ等製造例、試験例は、本発明を説明
するためのものであって、本発明を限定するものではな
い。
実施例 I KLHからの抽出による本発明のグリコペプチドの製造 1、メガトウーラ・クレヌラータのヘモニジアン(K 
L H)とプロナーゼとを酵素/基質比が1150のオ
ーダーとなるように接触させ、該KLHの蛋白質加水分
解(proteolysis )を行なう。
該反応は、40℃の温度下、pH8,2にて48時間行
なう。加水分解生成物をエタノールによる沈澱により単
離する。
上記蛋白質加水分解に続いて沈澱させる操作を2回繰り
返す。
2、第3回目の蛋白質加水分解終了後に得られた最終生
成物を、[バイオゲル(Biogel ) J P−2
上でのゲル濾過クロマトグラフィーにより精製する。
3、主ピーク(major peak)として溶出され
た生成物には、単ペプチド鎖に尚結合している活性グリ
カンが含まれている。
そのグルシド組成をガスクロマトグラフィー及びマスス
ペクトロメトリーにて測定する。
また、その抗原活性を、前記フランス国特許出願第86
06281号記載のKLH及び抗原38KDについての
方法に従い、グリカンへのモノクローナル抗体IPL 
 Smlの固定の阻害についての放射免疫手法により測
定する。
実施例 2 KLHからのまたはKLHグリコペプチドからの抽出に
よる本発明のグリカンの製造 N−グリコシド的(N −glycosidlcall
y)に結合したグリカンを、リー(L ee)及びスコ
ツ力(S cocca )の方法〔ジャーナル・オブ・
バイオロジカル・ケミストリー(J、  Biol 、
  Chem、、 )247 (1972)5753−
5758)により遊離させる: KLHまたはそのグリ
コペプチドのNaOHM  KBHz溶液を100℃に
6時間保持する。該反応を、pH4となるまでギ酸を0
℃にて添加することによって停止させる。グルシド フ
ラクション(glucidic  fraction)
をバイオゲル(Bioget ) P−2上でのゲル濾
過により精製する。溶出は水により行なう。飽和重炭酸
ナトリウム溶液中でのオリゴサツカライドのN−再アセ
チル化を、無水酢酸を用いてこれを2時間作用させるこ
とにより行なう。次いでグルシドフラクションを、バイ
オゲルP−2上でのクロマトグラフィーにて精製する。
0−グリコシド的(0−glycosldical I
y)に結合したグリカンは、0.1M  NaOH−I
MKBH,の存在下、45℃にて24時間行なわれるナ
トリウム攻撃(sodic attack)の条件を用
いる以外は前記と同様の方法に従いKLH又はそれから
誘導されたグリコペプチドを処理することによりβ−説
離により特異的に遊離される。
実施例 3 本発明のグリカンの抗原活性特性試験 この固相での放射線免疫的手法は、異なる抗体又は抗原
性組成物により、ヨウ素125で標識化されたI PL
Sml抗体のその標的抗原への固定を阻害することに基
づくものである。
a)固相の製造 各ポリビニルプレート槽(alveole 、以下「ウ
ェル」という)を、C3109モノクローナル抗体(I
PLSml抗体のエピトープと交差反応しないIgMア
イソタイプの抗マンソン住血吸虫抗体)の10μg/m
Q溶液100μQで処理する。
この方法によって、その後の3”8 K D抗原の固定
が可能になる。20℃で2時間接触させた後、プレート
をウシ血清アルブミン(BSA)0.1%を含有する1
0mM燐酸緩衝液200μQで3回洗い、燐酸緩衝液中
の2%BSA溶液200μQにより20℃で30分間飽
和させる。次にプレートを0.1%BSA含有10mM
燐酸緩衝溶液で3回洗い、7’イス−(DI 5SOU
S)らがMol 、 B 1ochem。
P arasitol、(1981年)、3巻215〜
225頁に記載している方法で得た幼若住血吸虫の膜抽
出液100μQで処理する(各ウェル当り100μg 
/ mQの抗原溶液100μΩ)。37℃で2時間培養
し、0.1%BSA含有10mM燐酸緩衝液200μQ
で3回洗ったのち、プレートを阻害反応に供する。
b)阻害反応 +25I標識IPLSml抗体50ttQ (50tt
 Q中10100000cpと、KLHオリゴサツカラ
イド、天然KLHの各種抗原性フラクション(0,02
℃g/ウェルで50)又は脱グリコジル化KLH対照物
(DKLH) 、冷I PLSm1抗体(cold  
I P L S m 1  antibody)を37
℃で1時間、次いで4°Cで一夜インキユベートする。
次いで、プレートを0.1%BSA含有10mM燐酸緩
衝液で3回洗い、それぞれのウェルをガンマ−カウンタ
ーでカウントした。
C)結果の表現 抗体IPLSml固定阻害率(%)を、0.1%BSA
含有10mM燐酸緩衝液50μΩの存在下に標識PIL
Sml  50μQを培養した陰性対照と比較して評価
する。結果を第1図に示す。
この固相での放射線免疫的手法は、I PLSm1抗体
のその38KD抗原標的への固定阻害を評価する方法に
直接ヒントを得てのものである。この特別な場合には、
固相は、前も、ってKLHで処理されたポリビニルプレ
ートによって構成される。
a)固相 ポリビニルプレートの各ウェルを、0.1%BS’A含
有10mM燐酸緩衝液中の1OuQ/mf2KLH溶液
100μQにより20℃で2時間処理する。次にプケレ
ートを0.1%BSA含有10mM燐酸緩衝液で3回洗
い、10mM燐酸緩衝液中の2%BSA溶液で20℃に
て30分間飽和させる(ウェル当り200μQ)。0.
1%BSA含有10mM燐酸緩衝液(ウェル当り200
μQ)で3回洗って過剰のBSAを除去する。
b)阻害反応 本実施例の上記1に記載したIPLSml抗体のその3
8KD抗原への固定阻害試験の場合と同一の条件下に行
ない、その結果を第2図に示す。
実施例 4 本発明のネオグリコプロティンの製造 ■ オリゴサツカライドと蛋白質とのカップリングによ
る方法 オリゴサツカライド−蛋白質カップリング反応は、下記
実験操作により行なうことができ、使用蛋白質はテタヌ
ス性アナトキシン(tetanicanatoxin)
であってもよいし、また38KD抗原の合成ペプチドフ
ラグメントであってもよい。
1)グレイ(Gray)の方法〔グレイ・ジー・アール
(Gray c、Ro) 、メゾッズ・イン・エンザイ
モロジ−(Methods in Enzymolog
y )、1979、コロウィック(Colowick 
)及びカブラン(Kaplan )編、アカデミツク・
プレス(A cad、 P ress) 、第155−
162頁〕本方法の原理は、ナトリウム シアノボロハ
イドライドが、オリゴサツカライドと第一級アミンとの
縮合により生ずるシッフ塩基を容易に還元する一方でカ
ルボニル官能基に影響を与えないという事実に基づくも
のである。
RI  CH2NHR2 実験プロトコールは、下記工程を含む:0.5μモルの
蛋白質(protlde ) 、150 aモルのオリ
ゴサツカライド及び0.8ミリモルのナトリウム シア
ノボロハイドライドを0.2Mリン酸カリウム緩衝液(
pH8)2.’5m12に溶解させ、この溶液を37℃
に10日間保持する。
次いで、該溶液を蒸留水に対し透析し、次いでバイオゲ
ル(Bio−gel ) P−6上でのクロマトグラフ
ィーに付す。
蛋白質に結合したオリゴサツカライド残基の数を、比色
定量分析により測定する。その数は、−般に、蛋白質分
子当り15〜20グリカンのオーダーで得る。
2)ゾップフ(Zopf)らの方法〔ゾップフ・デイ−
・ニー(Zopf 、 D、A、) 、ツァイ・シー・
エム(Tsai C−M)及びギンスバーグ・ヴイ(G
insburg、V、 ) 、メソッズ・イン・エンザ
イモロジー(Methods  in  Enzymo
logy)1978  :lC7ウィック(Colow
lck )及びカブラン(Kaplan ) ’Ila
、アカデミツク・プレス(Acad 、 Press)
 、第163−169頁〕この方法は、基質が少量の場
合に適用できるという利点がある。オリゴサツカライド
は、まず、ナトリウム ボロハイドライドの存在下にβ
−(p−アミノフェニル)エチルアミンに結合される。
得られるオリゴサツカライド−フェネチルアミンは、次
にジアゾ化合物により蛋白質に結合される。
a)オリゴサツカライド−フェネチルアミンの製造 オリゴサツカライド10mgをβ−(p−アミノフェニ
ル)エチルアミン0. 111112に添加し、得られ
た溶液を封管中室温下で15時間攪拌する。
ナトリウム ボロハイドライド3mgを含有するアルコ
ール0.2−を添加してアルキルグリコシドを得、次い
で、これをバイオゲルP−2上でのクロマトグラフィー
により単離する。
水2戒中に10μモルのオリゴサツカライド−フェネチ
ルアミンを溶解させた溶液に、0.INHCQo、8m
Q及び亜硝酸ナトリウム2mg/m12の溶液0.6−
を順次添加する。
30分間反応後、混合物を、0.05NNaOH中に蛋
白質を溶解させた溶液(0,8μモル)6醇に徐々に添
加する。4時間反応後、カップリング生成物を透析し、
次いでバイオ−ゲルP−6上で精製する。
糖:蛋白質比は、15〜20となる。
■、グリコペプチドと蛋白質とのカップリングによる方
法 蛋白質100mgをpH9,5のホウ酸塩緩衝液10m
Qに溶解させる。0℃に冷却後、この溶液にトルエン−
2,4−ジイソシアネート(TD I C)0、 21
11Qを添加する。この混合物を0℃にて30分間攪拌
し、4℃で一夜放置し、遠心分離により過剰のTDIC
を沈澱させる。
上清を集め、更に0℃で1時間攪拌し、必要に応じ遠心
分離し、次いでグリコペプチド10〜20マイクロモル
を含有するpH9,5のホウ酸塩緩衝液10或に添加す
る。この混合物を37℃にて1時間攪拌し、0.1M炭
酸アンモニウムに対して透析しく48時間)、次いで蒸
留水に対して透析し、凍結乾燥する。
蛋白質に結合したグリコペプチドの量をグリシドの比色
定量分析により測定する。
この方法は、シック・ニー・エフ(Schick A。
F、)及びシンガー・ニス・ジエイ(Singer S
J、)〔ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミスト
リー(J、  Biol、Chem、) 236 (1
961) 、2477−24853の方法から採用され
たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例3で得られた各生成物による抗体38
KD抗原に対する抗体I PLSmlの固定阻害能(%
)を示すグラフ、第2図は、KLHに対する同様の結果
を示すグラフである。 (以 上)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メガトウーラクレヌラータの如き軟体動物のヘモ
    シアニン(KLH)から抽出されたグリコプロテインで
    あって、そのグルシド性フラクションがグリコプロテイ
    ン分子の5〜5.25%を占め、該グルシド性フラクシ
    ョンのモル組成(3マンノース残基を基準として)が実
    質的に下記の通りであるグリコプロテイン: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイン
    から単離されたグリコペプチドフラクションであって、
    蛋白質分解によりKLHから抽出された後、ゲル濾過ク
    ロマトグラフィーによる加水分解生成物の精製により得
    られ、そのグルシドとしての組成(3マンノース残基を
    基準として)が実質的に以下の通りであるグリコペプチ
    ドフラクション: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載のKLHから単離さ
    れたグリカン性フラクションであって、KLHまたはそ
    のグリコペプチドのアルカリ処理及びN−アセチル化並
    びにバイオゲルP−2上での精製により得られるグリカ
    ン性フラクション。
  4. (4)特許請求の範囲第3項に記載のグリカン性フラク
    ション及びマンソン住血吸虫の38KD抗原のグリカン
    に実質的に等しく、下記に示す一次構造の少なくとも一
    つを含むことを特徴とする合成グリカン: ¥N−グリコシル蛋白質のグリカン類¥ ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼(V)
  5. (5)フコース、ガラクトース、キシロース、マンノー
    ス、N−アセチルグルコサミン及びN−アセチルガラク
    トサミンからなり、下記の一次構造を有するグリカン: ▲数式、化学式、表等があります▼(VI)
  6. (6)38KD分子の特異的モノクローナル抗体により
    認識される特許請求の範囲第1項に記載のグリカン。
  7. (7)特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイン
    フラクション又は特許請求の範囲第2項乃至第6項のい
    づれかに記載のグリカン性エピトープにより免疫化され
    た動物の血清により構成されるマンソン住血吸虫に対す
    る感染防御血清。
  8. (8)活性物質として、特許請求の範囲第1項に記載の
    グリコプロテインフラクション又は特許請求の範囲第2
    項乃至第6項のいづれかに記載のグリカン性エピトープ
    の有効量を含有し、好ましくは適当なアジュバントを更
    に含有する免疫源。
  9. (9)活性物質として、特許請求の範囲第1項に記載の
    グリコプロテインフラクション又は特許請求の範囲第2
    項乃至第6項のいづれかに記載のグリカン性エピトープ
    の有効量を含有するビルハルツ住血吸虫に対するワクチ
    ン。
  10. (10)特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイ
    ンフラクション又は特許請求の範囲第2項乃至第4項の
    いづれかに記載のグリカンエピトープに対する、モノク
    ローナル抗マンソン住血吸虫の特異的抗イディオタイプ
    抗体のカプリングにより形成された免疫源。
  11. (11)特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイ
    ン又は特許請求の範囲第2項乃至第4項のいずれかに記
    載のそのグリカン性エピトープを有効成分とするビルハ
    ルツ住血吸虫症診断試薬。
  12. (12)特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイ
    ン又は特許請求の範囲第2項乃至第4項のいずれかに記
    載のそのグリカン性エピトープを使用するネオグリコプ
    ロテインの製造方法。
  13. (13)メガトウーラクレヌラータのヘモニシアンをプ
    ロナーゼを使用する少なくとも1回の蛋白質分解に供し
    た後、析出剤を使用する析出処理により分解生成物を精
    製する特許請求の範囲第1項に記載のグリコプロテイン
    の製造方法。
  14. (14)特許請求の範囲第13項に記載の方法により精
    製された分解生成物をゲル濾過クロマトグラフィーによ
    る精製工程に供した後、主ピークを有する溶出フラクシ
    ョンを析出せしめて、精製されたグリコペプチド性フラ
    クションを得る特許請求の範囲第2項に記載のグリコペ
    プチドの製造方法。
  15. (15)KLH又はそのグリコペプチドのアルカリ加水
    分解を行なった後、N−アシル化及びモレキュラーシー
    ブを使用するクロマトグラフィーによる精製を行なう特
    許請求の範囲第3項に記載のグリカンの製造方法。
  16. (16)特許請求の範囲第2項、第3項又は第4項に記
    載のグリコペプチド又はグリカンをこれ等の活性と相補
    性のある抗原活性を有する天然又は合成ペプチドと縮合
    させる特許請求の範囲第12項に記載のネオグリコプロ
    テインの製造方法。
  17. (17)グリコペプチド又はグリカンとペプチドとの縮
    合をカプリングにより行なう特許請求の範囲第16項に
    記載の方法。
  18. (18)ペプチドが、破傷風アナトキシン及びプロテイ
    ン28KDから得られた合成ペプチドの少くとも1つで
    ある特許請求の範囲第16項又は第17項に記載の方法
  19. (19)特許請求の範囲第16項乃至第18項に記載の
    方法のいずれかを使用して特許請求の範囲第12項の方
    法により得られたネオグリコプロテイン。
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