JPH01135482A - 仕上工具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マシニングセンタ、プラノミラ、形彫機、プ
ロファイラ等の仕上加工に使用する工具に関する。

〔従来の技術〕

従来金型の加工に使用するボールエンドミルは、ポール
本体外形がフレキシブルに変形可能になるものは存在せ
ず、いずれも剛体のボール本体により構成し被加工物表
面を倣い切削加工を行々つてｌた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで従来のボールエンドミルによる金型加工では、
ボール本体が剛体で構成されているため送シ目やピック
フィードによるカプス量が発生し良好な仕上面粗度が機
械加工では得られず、手仕上げで磨いておシ多くの工数
を要する不具合がある。

本発明は機械加工だけで良好な仕上面粗度が得られ前記
不具合を解決した新たな仕上工具を提供しようとするも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

このため本発明の仕上工具は、工作機械の回転主軸にシ
ャンクを介して取付け、回転させながら被加工物表面に
押し付け被加工物の表面に倣わせ仕上げ加工するボール
エンドミル用仕上工具に於て、ボール本体を弾性体材質
により外皮を球状に構成し、球内部を空洞とし、ボール
本体の球状表面に研削砥石の砥粒例えばポラゾン砥粒を
コーティングしたことを特徴としている。

〔作用〕

上述の本発明の仕上工具は、ボール本体をこれと一体的
に結合したシャンクを介して工作機械の主軸に装着し、
主軸を回転することにより工具を回転しながら、被加工
物に工具を押し付けると、ボール本体は弾性体材質によ
り外皮が構成されているためボール本体は被加工物の表
面に倣い先端が平らに変形し、被加工物を広い接触面で
ボール本体の球状表面にコーティングした砥粒により平
らに研削する。

なお本発明に於てはさらにボール本体の内部に流体を注
入する設計変更も包含し、このようにボール本体内に注
入する流体注入量を調整することによりボール本体の弾
性力を変化させ被加工物の表面に倣って出来る工具先端
の当り面の大きさを調整でき平らな研削を可能としてい
る。

〔実施例〕 以下図面により本発明の仕上工具の一実施例について説
明すると、第１図及び第２図は本発明の第１の実施例の
仕上工具の要部縦断正面図及び加工状態説明図、第３図
及び第４図は本発明の第２の実施例の仕上工具の要部縦
断正面図及び加工状態説明図である。

第１図及び第２図に於て、ボールエンドミル千Ｘ に於けるボール本体１は弾性体の倭質により外皮を球状
に構成し球内部は空洞にしている。ボール本体１の球状
表面には研削砥石の砥粒たとえばポラゾン（ＣＢＮ）砥
粒２がコーティングされている。又ボール本体１はシャ
ンク３と一体的に結合されており、該シャンク３を介し
て工作機械の主軸５に装着され回転するように構成され
る。加工作業に際しては、回転されるボール本体ｌを第
２図に示すように被加工物４に押し付けると、弾性体材
質製のボール本体１は被加工物４の表面に倣い、その先
端が平らに変形し被加工物を広い面で砥粒２により平ら
に研削する。

第３図及び第４図に示すものは本発明の第２の実施例の
仕上工具を示しておシ、第１の実施例と同様にボール本
体１は弾性体の材質で外皮を球状に構成しその球形外皮
表面には研削砥石の砥粒例えばポラゾン（ＣＢＮ）砥粒
２がコーティングされており、又シャンク３とボール本
体１とは一体的に結合され、工作機械の主軸５に装着さ
れ回転するように構成される。

第２の実施例に於ては更疋シャンク３には弁座６を設け
、シャンク３の中空内部に弁１０をバネ１１により支持
するよう装着する。シャンク３上部に穿設した連結孔７
よシ液体８を注入すると、ボール本体１の空洞内部に液
体８は流入し、弁１０及びバネ１１の作用により液体８
の注入量が自由に調整できると共にポール本体１内の液
体８及び気体９がボール本体１の外へ洩れないように構
成されている。加工作業に際しては、ンヤンク３を介し
て工作機械の主軸に装着し回転されるボール本体１を第
４図に示すように回転しながら被加工物４に押し付ける
とボール本体１は内部に注入された液体８と気体９の量
に比例して弾性力を変えながら被加工物４の表面に倣い
、工具先端の当シ面を調整し、被加工物４を広い当シ面
で砥粒２により平らに研削する。

本発明は上述の実施例だ限定されることなく本発明の技
術思想の範囲内に於て種々設計変更できることは云う迄
もない。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の仕上工具によれば次に示す効
果が得られる。

（１）金型加工の手仕上げ工数が大巾に削減され良好な
面粗度が得られる機械加工を可能とした。

（２）本工具を採用出来る機械・装置に取付け使用する
ことによυ金型加工時間の大巾削減が可能となり従来技
術と比較して非常に優れた性能を発揮できる。

【図面の簡単な説明】 第１図及び第２図は本発明の第１の実施例の仕上工具の
要部縦断正面図及び加工状態説明図、第３図及び第４図
は本発明の第２の実施例の仕上工具の要部縦断正面図及
び加工状態説明図である。 １・・・ボール本体、２・・・砥粒、３・・・シャンク
、４・・・被加工物、５・・・主軸、６・・・弁座、７
・・・連結孔、８・・・液体、９・・・気体、１０・・
・弁、１１・・・バネ。 為１周 垢２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 工作機械の回転主軸にシャンクを介して取付け、回転さ
   せながら被加工物表面に押し付け被加工物の表面に倣わ
   せ仕上げ加工するボールエンドミル用仕上工具に於て、
   ボール本体を弾性体材質により外皮を球状に構成し、球
   内部を空洞とし、ボール本体の球状表面に研削砥石の砥
   粒例えばポラゾン砥粒をコーティングしたことを特徴と
   する仕上工具。