JPH01132844A - ロックウール培地材およびその製造方法 - Google Patents

ロックウール培地材およびその製造方法

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JPH01132844A
JPH01132844A JP62288781A JP28878187A JPH01132844A JP H01132844 A JPH01132844 A JP H01132844A JP 62288781 A JP62288781 A JP 62288781A JP 28878187 A JP28878187 A JP 28878187A JP H01132844 A JPH01132844 A JP H01132844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock wool
culture medium
string
medium material
cotton
Prior art date
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Pending
Application number
JP62288781A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Asai
朝井 紀明
Masayuki Nagai
正幸 永井
Chiharu Nakamura
中村 千春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NICHIASU KOSEN KK
Nichias Corp
Original Assignee
NICHIASU KOSEN KK
Nichias Corp
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Publication date
Application filed by NICHIASU KOSEN KK, Nichias Corp filed Critical NICHIASU KOSEN KK
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Publication of JPH01132844A publication Critical patent/JPH01132844A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は植物栽培用培地として用いられるロックウール
培地材およびその製造方法に関する。
(従来の技術およびその問題点) 植物栽培用の培地として用いられるロックウールは一般
にはロックウール繊維をレジンを用いて85Kg/m3
程度の密度に固めて成るものである。このロックウール
培地はきわめて保水性かたかく、体積の70%〜90%
程度の水分を保有する能力がある。このロックウールは
、きうり、トマト等の通常の野菜を栽培している際には
問題とならないが、蘭等のように過度の湿度を嫌うよう
な植物にあっては、水分が多量に保持されるためにかえ
って培地として適さない、そのため、蘭等の過湿を嫌う
植物の栽培にロックウールを使用した際は水管理がむず
かしいという問題点があった。
このように、培地に水分が過度に含まれることを抑える
目的で、本発明者はロックウールを粒状に形成したロッ
クウール微粒綿をすでに開発している(特願昭62−2
5415号)。このロックウール微粒綿は、培地として
使用した際、ロックウールの粒子間に空隙が形成される
ことによって、含水率を減少させる効果を有するもので
あり、また。
土壌と混合して使用できる等の効果を有するものである
が、水分の含有率でみると、含水率を50%程度までは
引き下げることができるものの、十分満足できるだけ引
き下げるには至っていない。
そこで1本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、蘭等の過湿を嫌う植物に
も好適に使用することができる含水率の低いロックウー
ル培地材およびこのロックウール培地材を容易に得るこ
とのできる製造方法を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため次の構成をそなえる。
すなわち、ロックウール繊維を撚り合わせて、直径1m
m〜8 mm、長さ3cm〜15cmのひも状に形成し
たことを特徴とし、また ロックウールを固めるための熱硬化性のレジンを含んだ
所定量のロックウール綿をひも状に撚り合わせた後、加
熱して固めることを特徴とする。
(作用) 次に作用について述べる。
ロックウールを撚り合わせてひも状に形成したことによ
り、各ひも状のロックウールは水分を吸って膨潤するこ
とが少なく、ロックウール培地材自体に含有される水分
量が少なくなること、また、このロックウール培地材を
容器内に収容した際には、ロックウール培地材が複雑に
入り組んで収容されるから容器内に空間部分が多く形成
されることにより、全体として培地の含水率を低下させ
ることができる。
(実施例) 以下本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本発明に係るロックウール培地材の実施例を
示す説明図である。同図で示すように本発明のロックウ
ール培地材10はロックウールを撚り合わせて、太さ5
mm、長さ5cm程度のひも状に形成したものである。
そして、このひも状のロックウール培地材はかなり固め
に締まった状態で撚り合わせである。
前記ロックウール培地材10は所定量の綿状のロックウ
ールをレジンを混ぜて撚り合わせたもので、太さおよび
長さはまちまちであり、また、その形状も直線状でなく
湾曲しており、先端部は先細状となっている。
このロックウール培地材10はたとえば、鉢等の容器に
詰めて使用することができるが、第1図に示すように個
々のロックウール培地材10はいろいろな曲がったひも
状に形成されているから、容器内に収納した際は、複雑
に入り組んで収納され、これにより各ロックウール培地
材10間にかなりの空隙を保つようにして収納される。
これによって、容器内で空間部分が占める体積を大きく
することができる。
また、前記ひも状のロックウール培地材10は前述した
ように締まった状態に密に撚り合わせであるから、ロッ
クウール培地材10が水分を吸って膨潤せず、その結果
1本1本のひも状のロックウール培地材それぞれに保有
される水分量も少なくなる。
第2図はこのロックウール培地材10と他の培地材料の
保水力を検定するために、各種培地材に対して土柱法(
PF 1.5)によって保水力を検定した結果を示すグ
ラフである。このグラフでa −iは異なる9種の培地
材に対するグラフであり、各曲線は以下の培地材に対応
する。a=ピートモス(100Kg/m’ ) 、b 
=水苔< 15にg/m3) 、c=ロックウール培地
材、キュア済み(76,4Kg/m’ ) 、d=ロッ
クウールポット(85Kg/m’ ) 、e =鹿沼土
(410Kg/m” ) 、f =パーライト(300
Kg/m:l) 、 g=バーミキュライト(216に
g/m’ ) 、h=ロックウール微粒綿<180Kg
/m’ ) 、 i = D yフラール培地材、未キ
ユア(111Kg/m’ )。
このグラフかられかるようにキュア処理がなされた前記
ロックウール培地材10を使用することにより、最大飽
水量を30〜40%W/V程度にまで下げることができ
た。
そして、このように含水率を下げることができた結果、
蘭等の過湿を嫌う植物であってもこのロックウール培地
材10を使用することによって良好に生育させることが
容易に可能となる。
とくに、このロックウール培地材は常に60%程度の空
気相を保有しているので、根腐れ等の問題を回避するこ
とができ、菌等の生育に好適に使用できる。
なお、上述したロックウール培地材10を製造する際は
、所定量の綿状のロックウールを撚り合わせて形成され
るが、第3図に示すように、たとえば、上下に並置され
たコンベヤベルト間にロックウールを通過させて撚り合
わせることができる。
第3図で12および14はコンベヤベルトであり、16
はコンベヤベルト12上に載置されるロックウール綿で
ある。このロックウール綿16はあらかじめ、適宜長さ
の細長い形状に形成され、ロックウール綿を固めるため
のレジンが含浸されている。このロックウール綿16は
コンベヤベルト12上を移送され、コンベヤベルト14
との間で挟圧され、コンベヤベルト12.14間の摩擦
によって撚り合わされて前方に移送される。こうして、
撚り合わされたひも状に形成されたロックウールを加熱
して固めることにより、前記ロックウール培地材10を
得ることができる。なお、第3図の例では、コンベヤベ
ルト12と14とは進行方向が逆方向にセットされ、コ
ンベヤベルト12の移送速度はロックウール綿16を前
方に移送するためにコンベヤベルト16の循環速度より
も大きく設定しである。
なお、ロックウール培地材10の太さは撚り合わせる際
に使用するロックウール綿16の量を調節することによ
って簡単に変えることができ、また、ロックウール綿1
6の長さを変えることによってロックウール培地材10
の長さを変えることができる。
このように、ロックウール培地材10の太さあるいは長
さを変えることによって、水分の含有率を適宜変えるこ
とができるので1種々の栽培植物に適したロックウール
培地材10を提供することができる。これによって、さ
らに水管理を容易にすることができる。
なお、ロックウール綿を撚り合わせる方法は上述した例
に限定されるものではなく、公知の種々の方法が使用可
能である。
以上、本発明について好適な実施例を挙げて種々説明し
たが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、
発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得る
のはもちろんのことである。
(発明の効果) 本発明のロックウール培地材は、上述したように、ロッ
クウールを撚り合わせたひも状に形成されているので、
このロックウール培地材を容器に収容した場合の水分の
含有率が従来のロックウール培地に比較して大きく低下
させることができる。
これにより、菌等の過湿を嫌う植物の栽培にこのロック
ウール培地材を好適に使用することができる。
また、このロックウール培地材はロックウール綿を撚り
合わせるだけできわめて容易に製造することができ、容
易に量産することができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロックウール培地材を示す説明図
、第2図は種々の培地についての含水率を示すグラフ、
第3図はロックウール培地材の製造方法を示す説明図で
ある。 10・・・ロックウール培地材、 12.14・・・コンベヤベルト、 16・・・ロックウール綿。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ロックウール繊維を撚り合わせて、直径1mm〜8
    mm、長さ3cm〜15cmのひも状に形成したことを
    特徴とするロックウール培地材。 2、ロックウールを固めるための熱硬化性のレジンを含
    んだ所定量のロックウール綿をひも状に撚り合わせた後
    、加熱して固めることを特徴とするロックウール培地材
    の製造方法。
JP62288781A 1987-11-16 1987-11-16 ロックウール培地材およびその製造方法 Pending JPH01132844A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007209234A (ja) * 2006-02-08 2007-08-23 Agritecno Yazaki Co Ltd 水性ゲル培地、水性ゲル培地乾燥体、及び、植物の栽培方法
JPWO2008102909A1 (ja) * 2007-02-23 2010-05-27 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 自動変速機

Cited By (3)

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