JPH01132650A - 硬化増強剤を含有する潜在的に硬化性の結合剤組成物の製造方法 - Google Patents

硬化増強剤を含有する潜在的に硬化性の結合剤組成物の製造方法

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JPH01132650A
JPH01132650A JP24262388A JP24262388A JPH01132650A JP H01132650 A JPH01132650 A JP H01132650A JP 24262388 A JP24262388 A JP 24262388A JP 24262388 A JP24262388 A JP 24262388A JP H01132650 A JPH01132650 A JP H01132650A
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formaldehyde
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願の相互参照 本願は、1986年9月3日に米国に出願され、ボーテ
ンインコーホレーテッドに譲渡されている出願係属中の
米国特許出願第904253号(特開昭63−1531
02号)に関連している。この゛ 共に出願中の出願は
、フェノール系樹脂に硬化剤を添加する方゛法を記載し
、参考文献としてここに組み入れられる。
発明の背景 本発明は1次のものを包含する固体の網目を結合するた
めの潜在的に硬化性の結合剤組成物に関する:鋳物の製
造における鋳型及び中子等のような耐火材料;合板の製
造におけるハードボード、パーティクルボード、ファイ
バーボード、ウエーファボード、配向型ストランドボー
ド等のようなリグノセルロース性°材料;並びにガラス
繊維、金属やすり粉、セラミック粉末等のような他の固
体。本発明は又、これらの結合剤組成物の製法及びこれ
らの結合物を使用する方法に向1けられる。更に詳細に
は、この潜在的に硬化性の結合剤組成物は、固体材料を
結合する際常用されるフェノール系樹脂の硬化速度を増
強するためのエステル官能をもつ結合剤を含有する。こ
の結合剤は、迅速な攪拌下少ない有効量で樹脂中に配合
される。本発明の安定な結合剤組成物は、高水分リグノ
セルロース性材料の結合を可能にする。
発明の背景 フェノール系樹脂は1次のものを包含する多くの製品に
おいて接着剤及び結合剤として広く使用される:鋳型、
摩擦エレメント(プレーキシユーズ)、p紙、セラミッ
クス、繊維マット及び合板、パーティクルボード、ファ
イバーボード、ハードボード、クエーファボード及び配
向型ストランドボートのような構造木材製品。液状フェ
ノール−ホルムアルデヒドレゾール(PIF)結合剤は
、結合剤の硬化速度によって制限されることが多い。他
の普通使用される結合剤に比して、これらの製品の固有
におそい硬化速度のために、又硬化の間に系から水分を
除く必要性のために、このことがいえる。フェノール系
樹脂の硬化は、ホルムアルデヒド供与体、ヘキサメチレ
ンテトラミン又は種々の有機及び無機の酸を添加するこ
とによって加速することができることが知られている。
しかし、ヘキサメチレンテトラミンは、レゾールの場合
比較的効率がわるく、又酸は、処理装置及び金属ファス
ナーの腐食の問題をおこすので、これらの方法は現在の
目的には十分には適していない。
1937年、オースらは、木材の接着に適しているPF
結合剤を硬化させるためラクトン結合剤を使用すること
ができることを開示した( DABl、035,605
)。鋳型において使用するのに適しているPF結合剤を
硬化させるための硬化剤としてラクトンの使用は、米国
特許第4,426,467最中クイストらによって開示
された。
これらの方法においては、これらのラクトンが環境温度
においてpp結合剤の硬化(又はダル化)を生じるので
、2クトン及びPF結合剤は。
使用の直前2つの別々の成分として保たれる。
結合剤組成物の末端使用者は、製造操作からは別である
方法及び装置によって適当な混合を準備しなければなら
ないという点で、このような2次分系は不利である。1
986年9月5日出願され、ボーデン・インコーホレー
テッドに譲渡されている出願係属中の米国出願第90へ
253号は、製造処理と同調して硬化剤をフェノール系
樹脂と合し、かくして別々の処理工程を避ける方法を開
示している。
本発明は、使用に十分先立ってフェノール樹脂溶液に硬
化剤が添加される結合剤組成物を提供する。従って、末
端使用者は2次分を混合する必要がない。本発明の前に
は、直ちに硬化することなしにフェノール系樹脂に硬化
剤を添加することは困難であった。米国特許第3,94
9,149号中チェルビムらによって開示されているよ
うに、結合剤組成物中コロイド粒子を生成することが多
い点で、アルキレンカーボネートのよ5な、高反応性硬
化剤を添加することは特に困難であった。本発明の方法
は、コロイドの生成なしに硬化剤の迅速な分配を提供す
る。得られる硬化剤の分配は、高い安定性の結合剤組成
物を提供するのに十分である。
エステル硬化剤で改変されたフェノール系樹脂溶液は、
合板、複合ボード、パーティクルボード、ハードボード
、ファイバーボード、ウェーファボード、配向型ストラ
ンドボード等ノ製造において有用であることが知られて
いる。
合板は、バランスのとれた構成を得るため奇数のプライ
において隣接する層の木目をもつ比較的うすい層、或い
はプライより組み立てられている接着された木材のパネ
ルである。プライとして厚い木材の層が使用される場合
には、互に平行の木目方向をもつ2つの対応する層が使
用されることが多い;このように構成されている合板は
、4プ2イ又は6プライと称されることが多い。外側の
片は、面又は面及び背面プライであシ、内側のプライは
しん又は中心であシ、内側及び外側のプライの間のプラ
イはクロスパントである。しんはベニア、材木又はパー
ティクルボードであってよく、全パネルの厚さは。
典型的には%インチよシうすく、2インチ以下である。
一般に、合板パネルは、乾燥して接着処理が受は入れら
れるレベルまで水分を除く。パネルは、ダル−スプレッ
ダを用い、適当に前及び(又は)後で、液状接着剤で被
覆される。ホットプレス中熱及び圧力を施して接着剤を
硬化させ、パネルを合せて結合させて合板を形成する。
本発明の方法は、高い水分レベルをもつベニアの使用の
用意をし、既存の乾燥機からよシ大量のベニアを製造者
が製造することができるようKする。
発明の要約 本発明は、エステル官能基(θ5tar如ctiona
11ty)を有し、そして24時間を超える期間の貯蔵
が可能であるために十分安定である硬化剤を含有する潜
在的に硬化性の結合剤組成物を提供する。
用語「潜在的に硬化性J (’1atently cu
rable)とは、ここで使用される場合、貯蔵、輸送
及び固体への施用のため十分な時間の後硬化性であるこ
とを意味するものとする。
これらの安定な結合剤組成物は、硬化すると繊維の網目
(network)を結合することができるフェノール
系樹脂溶液よシなる。このフェノール系樹脂溶液は、十
分く安定であって24時間を超えて貯蔵ができる。
この潜在的に硬化性の結合剤組成物は又、エステル官能
を有する硬化剤を含有する。この硬化剤は、フェノール
樹脂溶液に可溶性である。
使用される硬化剤の量は、アルカリ性縮合型フェノール
系樹脂の硬化速度を増強するために十分であるが、尚液
状のまま留まるように24時間を超える期間結合剤組成
物内のゲル化を防止するために十分少ない。
又本発明によシ、エステル官能基をもつ硬化剤を含有す
る潜在的に硬化性の結合剤組成物の製法が提供される。
この方法により、硬化剤は、約500 ape未満の粘
度を有するアルカリ縮合型フェノールーホルムアルデヒ
ド樹脂K 、 迅速す攪拌の区域において約40℃未満
の温度において導入される。硬化剤は、添加の際ゲル又
はコロイドの生成を防止するために十分高い速度で樹脂
溶液中に仕込まれる。
本発明の他の1実施態様は、高い水分の出発物質を使用
することができる、構造木材製品の製造においてリグノ
セルロース性材料を結合−t−る方法である。
好適な実施態様の詳細な説明 本発明は、固体の網目を結合することができるアルカリ
性縮合型フェノール系樹脂溶液よシなる潜在的に硬化性
の結合剤組成物に関する。
樹脂のゲル化(又は硬化)の際結合することができる固
体は、顆粒、繊維、ストランド、ウェーファ、フレーク
、ベニア及び粉末の形態のものを包含する。固体は、ア
ルミナ、マグネシア、ジルコン、クイ砂、′石英、クロ
マイトサンド、ジルコンサンド又はカンラン石サンドの
ような耐火材料であってよい。木材のようなりグノセル
ロ−ス性材料も、木材線維、木材フレーク、木材チップ
、木材子ゆずシ機くず、木材ウェー77、或いは木材パ
ーティクルの形態か又はベニアとして使用することがで
きる。他の固体は、ガラス繊維、炭素am、ナイロン繊
維、レーヨン繊維、酸化カルシウムのようなセラミック
ス及び摩擦エレメント中使用される鉄又は銅のような金
属やナシ粉を包含していてよい。
アルカリ性フェノール系樹脂溶液は5環境温度において
合成から24時間を超える期間液状のまま留まるために
十分安定であシ、かつ約100℃を超え、好適には約1
50℃を超える温度に加熱する際ゲル化するために十分
反応性でなければならない。普通使用されるアルカリ性
−金型フエノール系樹脂の大部分は、これらの判定基準
を満足する。重合が継続する結果溶液粘度が増加すると
いう点で1、アルカリ性縮合型フェノール系樹脂溶液は
、環境温度において完全には安定でないことが多い。環
境条件下反応はおそ<、シばしば粘度は、1日あたシ約
30〜40センチポアズ増加する。これらのフェノール
系樹脂溶液の粘度が増加することがあるが、それらは液
状のまま留まシ、合成から24時間を超える期間ゲル化
を経験し彦い。大部分のアルカリ性フェノール系樹脂の
場合、24時間を十分超えるまでゲル化がおこらず、若
干の場合には、望まれるまで環境温度において不可逆的
なダル化は決しておこらず、長期の貯蔵の後粘度を低下
させるために溶媒の添加が許容される。
アルカリ性縮合型フェノール系樹脂は、少なくとも約1
00℃の温度に加熱するとケ゛ル化するため十分反応性
でもなければならない。普通のアルカリ性縮合盤フェノ
ール系樹脂の大部分は、100Cよシかなシ低い温度に
おいて、又100℃を超える温度においてゲル化するこ
とがある。
多数のアルカリ性縮合型フェノール系樹脂は。
網目中の固体を結合するのに適当な結合強度を提供する
。最も普通に使用されるものは、溶液法によって測定し
て、好適には700よシ大き(、更に好適には1,00
0より大きく、そして最も好適には約1,000〜2,
200の範囲内の重量平均分子量を有する。
フェノール系樹脂を縮合させるのに使用される適当なア
ルカリ性材料は、水酸化ナトリウム。
カリウム、カルシウム及びマグネシウムを包含し、水酸
化カリウム及びナトリウムが最も好適である。フェノー
ル系樹脂は、フェノール、クレゾール、レゾルシノール
、5.5−キシレノール ビスフェノールA%他の置換
フェノール、或いはそれらの混合物をホルムアルデヒド
、アセトアルデヒド、或いはフルフルアルデヒドのよ5
なアルデヒドと反応させることによって得ることができ
る。リグノセルロース性材料を結合させるため好適な反
応剤は、1:1〜1.3:1、更に好適には1 : 2
.1〜1:2.8の範囲のフェノール対ホルムアルデヒ
ドモル比で用いられるフェノール及びホルムアルデヒド
である。
フェノール樹脂溶液は、塩基が水酸化ナトリウムである
時、樹脂溶液の重量を基にして、約1%〜約15憾、好
適には2.5%〜7%の範囲のアルカリ度含量を有する
、即ち、塩基を含有する。
異なった塩基が用いられる時には、アルカリ度含量は比
例的に当量である。ここで使用される[アルカリ度含量
J (alkalinity content)は、塩
基に関して明示しないかぎシ、当量の水酸化ナトリウム
の重量による溶液のパーセントを意味する。例えば、&
4%、の水酸化カリウムのアルカリ度含量は、水酸化ナ
トリウムの当量の重量を基にして、約9俤のアルカリ度
含量に均等である。市販の樹脂に追加の塩基を添加して
それを所望の濃度にしてよい。塩基は、水酸化物のよう
なアルカリ金属又はアルカリ土類金属化合物であってよ
い。
上記の判定基準を満足する、よシ普通に使用されるフェ
ノール系樹脂は、約40〜60重量慢、好適には約40
〜60重量sの固体含量を有する。
このような組成物は、典型的には硬化剤のよシ簡単な添
加を許容するために粘度が十分低い。
これらのフェノール系樹脂溶液の粘度は、 LVFブル
ックフィールド粘度計(2号スピンドルを使用する)に
よって、50rpmにおいて、25℃において測定して
、一般に約200〜約1,500センチポアズの範囲で
ある。好適には、粘度は、約500センチポアズ未満で
あシ、最も好適には約200〜400センチポアズであ
る。
フェノール−ホルムアルデヒド用硬化剤ハ、エステル官
能基を有し、フェノール系樹脂溶液中分散性でなければ
ならない。「分散性J (aapereible)とは
、可溶性、混和性又はさもなければ分配性(diatr
ibutable)を意味する。好適には、硬化剤は樹
脂溶液中可溶性である。硬化剤は、ラクトン類、有機カ
ーボネート類、カルボン酸エステル類又はそれらの混合
物よシなる群から選択することができる。一般に、4〜
12の炭素原子をもつ硬化剤を使用することが好適であ
る。樹脂溶液中への添加を簡単にするためプロピレンカ
ーボネートの反応性よ)小さいか又はそれに等しい反応
性をもつ硬化剤を使用することが最も好適である。硬化
剤は、樹脂溶液中分散性であるが、添加の際ゲル及びコ
ロイドの生成を防止するため特殊な装置を要することが
ある。プ9ピレン・カーボネートよシ高い分子量をもつ
硬化剤は、それよシ低い反応性を有することが多い。
フェノール系樹脂の硬化を加速するラクトン類の例は、
ガンマ−ブチロラクトン、バレルラクトン、カプロラク
トン、ベータープロピオラクトン、ベーターブチロラク
トン、ベーターイソブチロラクトン、ベーターイン堅ン
チルラクトン、ガンマ−イソはブチロラクトン及びデル
タ−ペンチルラクトンを包含するが、それらに限定され
ない。ラクトンが使用される場合にはガンマ−ブチロラ
クトン(このものは、プロピレンカーボネートよシ反応
性が低い)を使用することが最も好適である。
フェノール系樹脂の硬化を加速する有機カーボネートの
例は、プロピレンカーボネート、エチレンクリコールカ
ーボネート、 f 9 セC1−/L/カーボネート、
  1.2−ブタンジオールカーボネート、1.3−ブ
タンジオールカーボネート、1.2−イン・タンジオー
ルカーボネート及び1.3−ハンタンジオールを包含す
るが、それらに限定されない。有機カーボネートが用い
られる場合には、プロピレンカーボネートを使用するこ
とが好適である。フェノール系樹脂の硬化を加速するカ
ルボン酸エステルは、酢酸n−ブチル、ジ酢酸エチレン
グリコール及びトリアセチン(トリ酢酸グリセロール)
を包含するが、それらに限定されない。カルボン酸エス
テルが使用される場合には、トリアセチンが好適である
。トリアセチンは、プロピレンカーボネートよシ低い反
応性を有する。
プロピオネート、ブチレート又はにンタネート等のよう
な他の脂肪族モノエステルが適していることがある。適
していることがあるその外の脂肪族多エステル類は、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、フロピレン
ゲリコール、ブチレングリコール、グリセロール、1,
3−プロ19ンジオール、1,3−ブタンジオール、お
よび1,4−ブタンジオールのジホルメート、ジアセテ
ート、または高級ジエステル類を包含する。
更に、マロン酸ジメチル、ゲルタール酸ジメチル、アジ
ピン酸ジメチル、およびコハク酸ジメチルのような、ジ
カルボン酸のジエステルが適している。
潜在的に硬化性の結合剤組成物中の硬化剤の量は、アル
カリ性縮合型フェノール系樹脂の硬化を加速するために
十分高い。このような樹脂の硬化を増強する際きわめて
少量の硬化剤が有効である。結合剤組成物の全固体を基
にして、CL(b1重を俤の低量が認め得る効果を与え
る。
実際には、硬化剤の量が大きい程、硬化速度の増強は大
きい。しかし、硬化剤の量は%環境温度において少なく
とも24時間、そして好適には少なくとも1週間結合剤
組成物を液状に保持するために十分低くなければならな
い。「液状」(xiqula)とは、組成物が流体又は
流動可動であシ、実質的にゲル又はコロイドを含まない
ことを意味する。このような条件においては、本発明の
結合剤組成物は、少なくとも24時間、そして好適には
少なくとも1週間のポットライフを有する。
全結合剤組成物の約5を量%(固体を基にして約11幅
)に等しいプロピレンカーボネート結合剤の量は、環境
温度において分単位内で硬化する不安定な結合剤組成物
を生じることが見出されている。
固体を基にして約5を量慢未満の硬化剤の濃度を保つこ
とが好適である。最も好適には、硬化剤の量は、結合剤
組成物の全固体を基にして約a1ft−〜1.0重量−
の範囲内にはいるように選択される。このような組成物
は比較的安定であυ、ゲル化することなしに3週間を超
える期間液状のまま留まる。
結合剤組成物の程度は、フェノール系樹脂溶液にこれら
の量が導入される場合増加し、事実、硬化剤を含有しな
い樹脂溶液よυ早い速度で増加する。しかし、粘度増加
の速度は、短期の貯蔵、輸送及び結合剤組成物の施用を
許容するためには十分低い。本発明の好適な結合剤組成
物は、生産から1週間後でさえ25℃において約1.0
00センチポアズ未満の粘度を示す。
本発明の結合剤組成物は、他の成分、改質剤、増量剤等
を含有していてよいことをノートすることが重要である
。例えば、コーンスターチ増量剤が本発明の有害な効果
なしに添加されてよく、尿素もフェノール系レゾール樹
脂の硬化速度に影響なく添加されてよい。
フェノール系レゾール樹脂への硬化剤の添加は硬化を阻
害せず、特に環境温度よシ十分上の温度において、熱を
加えると、結合剤組成物は迅速に硬化する。
100℃に保たれる本発明の結合剤組成物の場合約10
〜20分のゲル化時間が普通である。
又本発明によシ、上述した潜在的に硬化性の結合剤組成
物の製法が提供される。この方法によって製造された結
合剤組成物は、環境温度において安定性、又加熱すると
反応性を示す。
この方法の初めの工程は、アルカリ性材料によって縮合
されるフェノール−ホルムアルデヒド樹脂の製造のため
常用の技術を組み入れる。
得られた樹脂は、ゲル化の際固体の網目を結合すること
ができなければならず、又樹脂溶液は。
25℃において約500センチポアズ未満の粘度を有さ
なげればならない。このフェノールーホルムアルデヒド
樹脂は約40C未満の温度に冷却して導入される時の硬
化剤の活性を抑える。
好適には、樹脂溶液の温度を約30’Cよ〕下に保つ。
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂線、硬化剤の添加の
前迅速に攪拌される。攪拌は、便化剤の添加の際コロイ
ド又はゲルの生成を防止するために必要である。じゃま
版型反応器の中で約80〜100 rpmで運転される
かきまぜ羽根が。
フロピレンカーボネート硬化剤の添加のために適当な攪
拌を与えることが見出されている。
硬化剤は、迅速均一な分散を得るように迅速な攪拌の区
域においてフェノール−ホルムアルデヒド樹脂溶液に添
加される。常用の反応器におもては、硬化剤は、高速か
きまぜ羽根に近接して、底において導入される。
硬化剤は、添加の際ゲル又はコルイドの生成を防止する
ために十分高い速度で導入される。
このことは、一般に約30〜40psiの空気圧を用い
て硬化剤を注入することkよって行なうことができる。
樹脂溶液の重量を基にして1重量%の大量の硬化剤を要
する場合でさえ、硬化剤の全仕込が約20〜45秒以内
に導入されることが好適である。
使用される硬化剤は、少なくとも1つのエステル官能基
を有し、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂溶液に可溶
性である。好適な硬化剤は、プロピレンカーボネート、
ガンマ−ブチロラクトン及びトリアセチンから選択され
る。樹脂溶液に導入される硬化剤の量は、アルカリ土類
金属フェノールーホルムアルデヒド樹脂の硬化を加速す
るために十分高くなければならず、同時に、環境温度に
おいて結合剤組成物を液状に保持するために十分低くな
ければならない。前に論じたように、これらの効果を生
じる量は%該結合剤組成物の全固体の重量を基にして約
5重量%未満にはいる。好適な範囲は%誼結合剤組成物
の全固体の重量を基にして約α01重量%〜1重量係で
ある。
適当な安定性の結合剤組成物を得るためには、フェノー
ルーホルムアルデヒl’ 樹脂溶Hハ、1:1〜1.!
l:1のフェノール−ホルムアルデヒドモル比を有する
樹脂の場合25℃において約200〜400センチポア
ズの粘度を有することが好適である。更に安定性を確実
にするためには、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂を
約30℃未満の温度に保つことが好適である。必要な迅
速攪拌を提供するためには、じゃま版型容器、高速かき
まぜ羽根及び表面下の供給ラインのような装置を使用す
ることが助IKなる。
本発明の方法は、コーンスターチその他の増量剤の添加
の用意をするもののよ5な、追加の工程よ)なっていて
よいことが認められている。
本発明の潜在的に硬化性の結合剤組成物は、現在使用さ
れている常用の装置のいずれの形態を用いても固体に施
用することができる。このような装置は、噴霧ノズル(
spray nozzle)、噴霧ホイール(atom
isnngwheelg)、ロール塗装機(roll 
coater)、カーテン塗装機、フオーム塗布機(f
oam applicator)、混合機(mixer
)、ロールミル、浸漬タンク(di′otank)等を
含む。
又本発明によって本発明の結合剤組成物を含有する接着
剤混合物にょろりグツセルロース性材料(木材)の結合
法が提供される。この方法は、リグノセルロース性材料
に接着剤混合物を施用し、リグノセルロース性材料を合
一し、そして接着剤混合物の中で結合剤組成物を硬化さ
せることよシなる。好適な結合剤組成物は、プロピレン
カーボネート、ガンマブチロラクトン又はトリアセチン
硬化剤を用いる。
均一なリグノセルロース性材料からか又は異なった種類
のこのような材料からつくられるボードは、この方法に
よって得ることができる。
例えば、木材パーティクルから完全に、或いは木材フレ
ークから完全に、或いは木材ファイバー、平けずシ機く
ず等から、或いはこれらの混合物からボードをつ(るこ
とかできる。同様に、多層を用いて、微細な表面フレー
ク及び粗いしんフレークを用いて、ボードを形成してよ
く、或いはその表面の各々上繊維のオーバーレイと共に
粗いフレーク型のしんを有していてよい。
他の組合せも得ることができる。
リグノセルロース性材料を結合する場合本発明の方法か
ら合板を製造することが好適である。
合板は、多層の木材ベニアから組み立てられるボードで
ある。ベニアは通常、隣接する(ニアにおいて木材の木
目の方向が垂直となるように配列される。
合板法は、縦に切られ、そしてバットの加熱効率を増加
させるために水及び表面活性剤を含有する加熱されたバ
ット中コンディショニングされたまっすぐな丸太を必要
とする。次に加熱された丸太が「ひきはがされJ (p
es1θd)、丸太の直径がある点1通常3〜6インチ
に減小するまで予め定められた厚さのベニアが連続的に
取り出される。次にベニアをストリップに止め金でとめ
、選別され、乾燥される。常用の結合法においては、ベ
ニアの水分含量は、10チ又はそれ未満まで減らされる
。本発明においては、それよシ高い水分含量が許容され
る。
乾燥後、ベニアを等級別げし、合板パネルに組み合わせ
る。この製造段階においてベニアに接着剤を施用する。
。接着剤は、通常フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、
水、水酸化ナトリウムのような塩基性材料、小麦粉、木
材粉、並びに粘土のよ5な、無機及び有機の細粉よシ構
成される。接着剤は、製造装置it%接着されるべぎ木
材の型、つくられるべき製品の型、並びにパネル製造時
における外部環境条件によって、個個の使用者のミルに
ついて特定して処方される。
接着剤は、通常ロール塗装機、カーテン塗装機。
噴霧ライン又はフオーム押出機によってベニアに施用さ
れる。接着剤は、通常重量で20〜40慢のレベルにお
いてフェノール−ホルムアルデヒド樹脂を含有する。接
着剤は、普通グルーライン1000平方フイートあたシ
接着剤50〜110ポンド(ベニアが両側上塗布される
時)、或いは25〜55ボンド(片側上塗布される時)
の塗布レベルによって使用される。
接着剤が木材ベニアに施用され、パネルが組み立てられ
て後、加熱及び加圧下にそれらを組み合わせる。このこ
とは、約240°゛′〜350Fの熱板温度及び約75
〜250 pelの圧力を使用して蒸気ホット−プレス
中村なわれる。
合板を得る際、硬化のため最も決定的なグルーラインは
最も内側のものである。このグルーラインは、現在の条
件下では硬化させるのが最も困難である。即ち、他のグ
ルーラインが硬化される時、最も内側のグルーラインは
完全には硬化されないことが多い。この場合には、ボー
ドに追加のホットプレス処理を施用してこのグルーライ
ンを硬化させることが必要である。本発明の結合剤組成
物のその他の1用途は、それらを最も内側のグルーライ
ンに施用することができ、そして常用の樹脂をその他の
グルーラインに施用することである。この加速された樹
脂は、この場合には他のグルーラインを硬化させるのに
要する時間と同じ時間で最も内側のグルーラインにおい
て完全な硬化を生じることができる。
構造木材製品の製造において1本発明の結合剤組成物、
即ち、硬化剤を含有する樹脂を用いることによっていく
つかの利点が得られることが発見されている。1つの利
点は、硬化時間を短縮することができることである。例
えば、常法による4プライ−W/の厚さの合板の製造に
おいて、樹脂が硬化剤を含有しない時には、五5分サイ
クルの硬化時間(プレス及び加熱)が用いられる。耐久
性その他の重要な性質の損失なしに、固体の重量を基に
して、約035〜1重量暢の量でプロピレンカーボネー
ト硬化剤を有する結合剤組成物によってこの時間な15
分サイクルに短縮することができる。第2の有意義な利
点は、硬化剤の添加が系中水分に対する耐容な増大させ
ることである。かくして、常法によって形成された合板
がしんのシートについて0〜6重量−の水分含量を有す
る場合、硬化剤が使用される時には、しんについての水
分含量は12重量%まで、面シートについて25重ts
の水分までとすることができる。
よシ高い水分含量が使用される時でさえ、最小の数のブ
ローが生じ、厚さ、膨潤及び耐久性のようなボードの性
質社良好であり、木材破損についての試験に対して影響
はない。プレス及び加熱処理、即ち、樹脂を硬化させて
後、製品の水分は一般に比較的高い。本発明の結合剤組
成物が使用される・時、系は比較的多い水分に耐えるの
で、比較的多い等経内(on−grade )パネルを
得ることが可能である。ボートが厚い程、本発明は有効
であシ、利点がよシ有意義であることが見出されている
本発明の組成物は、構造木材製品以外の接着剤又は結合
剤を必要とする製品を製造する際使用することができる
ことが認められている。例えば、この組成物は、鋳物の
型又はしんのための結合剤として使用することができる
本発明は、次の実施例によって示される。これらの実施
例及び明細書のその他全体において、別に明示されない
かぎり、部及び百分率は重量による。用語「モル比」は
、開示しないかぎシ、ホルムアルデヒド対フェノールの
モル比をいう。
上に挙げた、又特許請求の範囲中のブルックフィールド
粘度の価はすべて、別に特定されないかぎ、り、30r
pmにおいて、25℃において2号スピンドルを使用す
るr、rvpブルックフィールド粘度計について行なわ
れている。
硬化剤を含有する高安定性の結合剤組成物の製法例  
1 じゃま板及びモーター出力かきまぜ羽根を備えた5ガロ
ンの反応器に、約80〜100−において攪拌下に、フ
ェノール約46801及びホルムアルデヒド約3285
.9 (501G水溶液)を添加した。
モル比を確認するために混合物の屈折率を測定した。こ
の価は、約1.4840〜1.48.60の範囲である
ことが見出された。
次に水約524011を添加し、屈折率を測定してモル
比を確認し、それは約1.4350〜1.4360の範
囲内にはいる仁とが見出された。
その後、攪拌下50僑水酸化ナトリウム約5409を添
加し、混合物の温度を発熱によって約95℃に上昇させ
た。この溶液の反応の間、カードナー−ホルト気はう標
準との比較によって粘度をモニターした。NaOHの添
加後約20分で、混合物はA−ル−ティング(a −1
rating )(約30センチポアズに相当する)を
有していた。
NaOHの添加後約1時間後く、粘度・はA−レーティ
ング(40センチポアズ)に増加し、この時混合物を約
80℃に冷却し、  501NaOH溶液約1080g
の第2の仕込を添加した。発熱反応の量温度を約80℃
に保った。NaOHの添加直後に、ホルムアルデヒド約
32831Iを約30分にわたって添加した。再び屈折
率を測定し、1、4700〜1.4730の範囲にはい
ることを見出した。
混合物の温度を発熱反応の熱によってホルムアルデヒド
の添加の終υ近くに約900に上昇させた。ホルムアル
デヒドの添加が完了のあとで、反応物の温度を90Cに
保ち、粘度は増加してF−レーティング(b40センチ
ポアズ)に相当した。次に混合物を約850に冷却し、
M−レーティング(320センチポアズ)に相当する粘
度が得られるまでこの温度において反応を進行させた。
次いで水約990Iを添加し、混合物を約72℃に冷却
させた。72℃において反応は進行し、粘度がF−レー
ティング(400センチポアズ)に増加した。
次に混合物を更に67℃に冷却し、50俤NaOH溶液
約540!iの追加の仕込を添加した。約67℃におい
て反応は進行した。NaOHの添加によって反応と共に
粘度はH−レーティング(240°センチポアズ)に低
下した。
J−レーティングが得られた時、混合物を約50℃ニ冷
却し、コーンスターチ増量剛的909及び尿素的901
を添加した。
約30℃に冷却した時、真空下、かきまぜ羽根に近接し
て5ガロンの反応器の底を通してプロピレンカーボネー
ト約1801を注入した。混合物を25℃に冷却させた
。このバッチの特性は、屈折率約1.4693、比重的
1.204,250において、20rpmlCおいて3
号スピンドルをもつRVFブルックフィールド粘度計に
よって測定して、25℃におけるブルックフィールド粘
度約450センチポアズであった。このバッチの試料を
100℃において硬化させ、約1&2分でゲル化して固
体となった。
約40分後、尿素(bチ溶液)約156Iを添加した。
屈折率を再測定して1.4700であシ、粘度は、上で
測定したとおシで約450センチポアズであった。この
組成物の試料を100℃において硬化させ、約1五6分
でゲ゛ル化して固体を形成した。
この組成物の残シの部分は、数時間にわたつて液状に留
った。
この例における尿素の第2の添加は、硬化速度を増強す
るのは尿素、ではないことを示している。
尿素は硬化速度を増強しない 例  2 この例は、尿素が存在する時、硬化速度は影響されない
ことを示す。
フェノール、ホルムアルデヒド及び水の初期混合物が屈
折率1.4394を有することが見出されたこと以外は
、例1の操作をくシ返した。ホルムアルデヒドの第2の
仕込の後の混合物は屈折率約1.4754を有していた
”工”のガードナー−ホルト粘度レーティング(220
センチポアズ)が得られて後混合物を50℃に冷却する
ことによって例1の方法を改変した。50℃に冷却して
後、添加されたコーンスターチ、尿素及びプロピレンカ
ーボネートの量は同じであった。
このバッチの特性は、屈折本釣1.4695.比重1.
204及び25℃においてブルックフィールド粘度44
0(例1において測定したとおシ)であった。このバッ
チの試料は、100℃において1&1分でゲル化して固
体になった。
混合下このバッチに尿素の追加の仕込(均1重量優又は
約156g)を添加した。この組成物の試料は、100
℃において約1五4分でゲル化して固体になった。
エステル官能基化硬化剤は硬化速度を増強する例  3 この例は、硬化速度を増強する場合のエステル官能基を
有する硬化剤の有効性を示す。
ホルムアルデヒド5240gと共にフェノール約432
[1を使用して初期混合物をつ<シ、続いて水約524
ONを添加したこと以外は、例1の操作をくシ返した。
NaOHの第1の仕込は558II(soIs溶液)で
あル、第2の仕込は約1260Iであった。例1におけ
るとお#)20分にわたってホルムアルデヒドの第2の
仕込(SOqb溶液約5o761 )を添加した。水の
第2の仕込は約1566Iiであj) 、 Na0Eの
第3の仕込は540Iであった。
約240センチポアズの所望の粘度が得られて後(J−
レーティング)、混合物を約30℃に冷却し、プロピレ
ンカーボネート(約54 、F、全樹脂を基にして03
6重量重量上添加した。比重1.198.屈折率1.4
610及びブルックフィールド粘度25℃において25
0センチポアズが認められた。試料は、100℃におい
て22.1分でゲル化することが見出された。
この混合物に追加のプロピレンカーボネート(約54I
I)を添加して原理合物の良度な倍増した(全混合物を
基にして約(b73重量II、或いは固体を基にして約
1.2重量多)。例1において測定したようにしてブル
ックフィールド粘度は25℃において410センチポア
ズであった。
比重は1.196であ#)、屈折率は1.4635であ
った。試料は、100℃において17.1分でゲル化し
た。
商業的規模の結合剤組成物の製造 例  4 じゃま板、冷却コイル及び25馬力のモーターによって
出力されるかきまぜ羽根を備えた11.000ガロンの
反応器の最上部を通して、約10 Orpmの攪拌下に
次の成分を添加した:7工/−tL−−約2684ガロ
ン;ホルムアルデヒド(50俤水溶液)−約1817ガ
ロン。モル比を確認するために混合物の屈折率を測定し
た。次に再循環水(約2154ガロン)を最上部を通し
て添加し、屈折率を再測定した。
その後、最上部を通してNaOH(50’A浴溶液約2
928ポンドを添加し、発熱反応が継続された。
冷却コイルによって温度を約93°〜95℃に保った。
約″IA”のガードナー−ホルト粘度レーティング(約
40センチポアズ)が約1.5時間後混合物に対して得
られた。反応器の内容物を80℃に冷却し、Na0H(
50%水溶液)約6614ボンドの第2の仕込を添加し
た。NaOHの添加直後、ホルムアルデヒド(50嘔溶
液)1737.9を添加した。
品質管理のために屈折率を測定した。”D”の粘度レー
ティング(約100センチポアズ)が得られるまで、発
熱反応によって温度を約90℃に上昇させた。混合物を
約85℃に冷却し、反応は継続した。′L″の粘度レー
ティング(約500センチポアズ)が得られた時、水9
87ガロンの追加の仕込を添加し、混合物を更に約80
℃に冷却した。混合物内で反応は継続し、粘度について
P−レーティング(400センチポアズ)が得られ、そ
の後混合物を約700に冷却し、追加のNaOH(50
%溶液)を添加した(約2832ポンド)。NaOHを
添加すると粘度がH−レーティングよυ下に減小し、約
1時間後、粘度はニーレーティング(220センチポア
ズ)に接近した。
混合物を約30℃に冷却し、コーンスターチ(約700
ボンド)、続いてプロピレンカーボネート(約700ポ
ンド)を添加した。プロピレンカーボネートは、空気圧
(30〜40psi)を用いてかきまぜ羽根の近くで1
1,000ガロン反応器の底を通して注入した。全仕込
時間は30秒未満であった。
次に混合物を約25℃に冷却し、このバッチの特性は屈
折率約1.4590、比重約1.194、ブルックフィ
ールド粘度25℃において345センチボア:X (5
0rpmにおいて2号スピンドルをもつLVFブルック
フィールド粘度計によって測定)。このバッチの試料を
100℃に加熱することによって硬化させ、約111分
でゲル化して固体になった。
残シのバッチを貯蔵タンクに移送し、72時間を超えて
液状のまま留まった。
製品の均−性 例  5 この例は、大規模な本発明の安定な結合剤組成物の生産
に使用される方法のくシ返しであり、製品の均一性を示
す。
この例において使用された反応剤及び装置は、フェノー
ル約2724ガロンが例4の2684ガロア (7) 
代j9に使用され、又フェノール:ホルムアルデヒド混
合物が屈折率約1.4850を有していたこと以外は例
4中と同じであった。その外、水2154ガロンは50
慢の再循環水及び50%の新鮮水よシなっておシ、この
混合物について屈折率は1.4455であった。
例4からの操作の改変は次のとおシであった。
NaOHの第1の添加の後、粘度をムーレーテイング(
ガードナー−ホルト)よりわずかに高く達しさせ、 N
aOHの第2の添加の後、ホルムアルデヒドを20分間
にわたって添加しく屈折率−1,4704)、粘度につ
いて?−レーティング(約140センチポアズ)が得ら
れるまで90℃において反応させた。
次に混合物を約87℃に冷却し、反応は進行してM−レ
ーティングに相当する粘度(520センチポアズ)を保
った。水の第2の仕込(約987ガロン)を添加し、混
合物を約75℃に冷却し、反応は進行してQ−レーティ
ングよシわずかに高い粘度を得た。P−レーティングが
得られた時(400センチポアズ)、混合物は約80℃
であった。
次に混合物を67℃に冷却し、続いてNa 0H(50
チ溶液)の第3の仕込を添加した。次にニーレーティン
グ(220センチポアズ)よりわずかに高い粘度が得ら
れるまで反応が進行した。
次に混合物を30℃に冷却し、この時プロピレンカーボ
ネート700ボンドを例4に記載されているとおシ添加
した。
25℃に冷却して後このバッチの特性は屈折率約1.4
595、比重約1.194、ブルックフィールド粘度2
5℃において400センチポアズ(例4において測定さ
れたとおシ)であった。この組成物の試料を硬化させ、
約100℃において約116分でケ゛ル化して固定にな
ることが見出された。残シのバッチを貯蔵タンクに移送
し、24時間を超える量減状のまま留った。
硬化剤の有効及び過剰量 例  6〜9 次の例は、過剰量の硬化剤が適当でないことを例示する
これらの例においては1例4中記載された操作に従って
樹脂が大規模に製造された。混合物の一部を11,00
0ガロン反応器から取シ出し、例1中記載されたとおシ
の装備の5ガロン反応器に移した。
例6及び7の場合には% 18,000jlの試料(約
45重f1の固体)をNaOHの第5の仕込の後攻シ出
した。これらの試料を約70℃に冷却し、粘度はN−レ
ーティング(約340センチポアズ)よシ上に増加した
。混合物を30CK冷却し1例1中記載された方式で各
混合物にプ四ピレンカーボネー)63Jj(樹脂の全重
量を基にして約α55俤)を添加した。
例6の場合には、混合物は、 20 rpmにおいて3
号スピンドルをもつRnFブルックフィールド粘度計に
よって測定して、25℃において395センチポアズの
粘度を有していた。比重1.198及び屈折本釣1.4
70が測定された。試料は%100℃において約21.
4分でゲル化した。
例7の場合には、混合物は、例6中測定されたようにし
て% 25℃において370センチポアズのブルックフ
ィールド粘度、1.200の比重及び1.4701の屈
折率を有していた。試料は、100℃において22.0
分でゲル化して固体になった。
例7からのパッチの約9. OOO,9を5ガロンの反
応器に添加し、例1中記載されたとおシ、プロピレンカ
ーボネートの第2の仕込(約16g)を添加して樹脂の
全重量を基にして約153重量%(約1.78重量慢の
固体)を得た。この混合物は、屈折率1.4697s例
6中測定されたようにして、ブルックフィールド粘度2
5Cにおいて550センチポアズ及び比重1.153を
有していた。試料は、100℃において19.6分でゲ
ル化して固体になった。
11.000ガロン反応器中混合物の一部(約250.
9)を、NaOHの第3の仕込の直後、又プロピレンカ
ーボネートの添加の前に取シ出した。
例8の場合この250Iの部分から95Jlの試料を取
シ、例9の場合250Iiの試料から第2の99gの試
料を得た。各試料を250−のビーカーに入れ、約30
℃に冷却した。木製スノーチルを使用して手で迅速に攪
拌しながら各々にプロピレンカーボネートを添加した。
例8においては、樹脂の試料にプロピレンカーボネート
約311(全樹脂を基にして約5重量Is)を添加し、
又例9においては、樹脂の試料にプロピレンカーボネー
ト約ll1(全樹脂を基にして約1重量優)を添加した
。攪拌30〜60秒後、各試料を環境温度(約25℃)
に放置した。例8の試料は、3分未満でゲル化して固体
になっていた。同時に。
例9の試料は、数時間粘稠液のまま留っていた。
長期安定性 例  10〜12 これらの例は、本発明の結合剤組成物の長期安定性を示
す。
例4中記載された装置を使用して例10.11及び12
について大容積の結合剤組成物をつくった。
例10〜12の一各々において、フェノール約2898
ガロン及びホルムアルデヒド(SOS水溶液)約186
7ガロンが使用された。屈折率を調べると1.4835
と1.4855の間であった。例10及び11において
新鮮水約2074.9を使用し、一方例12に諸いて同
容の再循環水を使用した。再び屈折率を調べ、Na0H
(50%溶液)約2880ポンドを添加した。73°〜
95℃において反応が進行して粘度(ガードナー−ホル
ト)についてA−レーティングを得、その後反応混合物
を80℃に冷却し、各側について混合物KNaOH37
60ポンドの第2の仕込、続いてホルムアルデヒド19
87ガロンを添加した。反応を90℃において進行させ
た。粘度について例10の場合ムーレーテイング、例1
1の場合G−レーティングそして例12の場合r−レー
ティングが得られた。次に反応混合物を約85℃に冷却
し、粘度は1例10の場合に一レーティング、例11の
場合L−レーティングそして例12の場合G−レーティ
ングに増加した。各反応混合物に水約621ガロンを添
加した。各混合物を80℃に冷却し、各々粘度について
P−レーティングを得た。70℃の温度が得られて後追
加のNa0H(50暢溶液)を添加した(約2880ポ
ンド)。各混合物において粘度についてJ−レーティン
グまで反応が進行し、その後約50℃においてコーンス
ターチ240ボンド及び尿素720ポンドを添加した。
次に各混合物を30℃に冷却し1例10.11及び12
の各々にプロピレンカーボネート約700ポンドを添加
した。
35℃に冷却した時各混合物の特性を調べた。
例10は、屈折率1.4678及び比重1.202を示
し、初期試料は、30rpmにおいて2号スピンドルを
もつLVFブルックフィールド粘度計によって測定して
、ブルックフィールド粘度25℃において430センチ
ポアズを示した。試料は、100℃において16分でゲ
ル化した。他の1試料を保留した(約1001d)。8
日後、この保留試料は、 20 rpmにおいて4号ス
ピンドルをもつRVIPブルックフィールド粘度計によ
って測定して、25Cにおいて約750センチポアズの
ブルックフィールド粘度を有することが見出された。こ
の試料の一部を100℃において硬化させ、約14.4
分でゲル化することが見出された。
例11は、屈折率1.4670、比重1.200及び例
10の初期試料について測定されたようにして、ブルッ
クフィールド粘度25℃において約345ポアズを示し
た。試料を100℃において硬化させ、16.6分でゲ
ル化することが見出された。他の1試料を2日間保留し
た。この保留試料は、第2日日に、例10の保留試料に
ついて測定されたようにして、25℃において440セ
ンチポアズのブルックフィールド粘度を有していた。
例12は、屈折率について1.4663の価、比重1.
200及び例10の初期試料について測定されたように
して、25℃において340センチポアズのブルックフ
ィールド粘度を有していた。
試料を100℃において硬化させ、約17.5分でゲル
化することが見出された。他の1試料を5日間保留した
(約1oov)。この保留試料は、例10の保留試料に
ついて測定されたようにして、第5日日に25℃におい
て約560センチポアズのブルックフィールド粘度を有
していた。
これらの例は、貯蔵の間に粘度のわずかな増加があるこ
とを示す;しかじ、この液体はゲル化しておらず、尚有
用であった。これらの混合物の粘度は、24時間を超え
て貯蔵した後でさえ、常用のv?、mの中で容易な取扱
いがでとるのに十分低いままに留まる。
高水分固体の場合の高強度硬化 例  13 この例は、本発明の結合剤組成物が高水分固体を結合す
るために適当な強度を与えることを示す。
高ぜん断(速度)混合機に次の成分を添加することKよ
って例31C従って製造された結合剤処方物から合板用
接着剤ミックスをつくった:結合剤組成物(接着剤の全
重量 140oIi 5&8重量優を基にして) フラフイル(Furafil) (5%   2001
1   五4重量%mcにおいて)増量剤 小麦粉(b1*mcにおいて)増  1so11 11
5重量係量剤 水酸化ナトリウム(508011&3重量4俤溶液) 238[[’  100重量重 量−ド製造 約イ“のベニアを切って12“x 1211のパネルと
し、それらの水分含量を調べた。表面は一般に14慢の
平均水分を有し、しんは一般に8係の平均水分を有する
。合板の製造に普通使用される標準ダル−スプレッドを
使用するローラー塗装器によって接着剤を施用した。ダ
ル−スプレッド約58〜60ポンド/ダブルグルー2イ
ン1000平方フイートが一般に使用された。
パネルをレイ−アップ(合板作業)シ、約4〜6分間プ
レプレス、続いて25〜&5分間ホットープレス処理し
た。次の接着条件が使用された。
厚   さ       残インチ プライの数    4 プレス温度    315″F(b37℃)−) (M
DGL) 組み合せ時間      10〜60分ミックス固体 
     5a3重量慟ばツクス中樹脂固体   24
5重量%ミックス粘度      3000〜7000
0ps施用装置     ロールコーター ベニア水分含量 表   面       平均水分14チ、範囲9〜2
2僑し   ん       平均水分8t111範囲
5〜11憾ボードをホット−プレス処理して後、それら
を環境温度に冷却した。プライの隅において、又縁の中
間において角ナイフを用いて接着されたパネルを分離す
ることによって接着を試験した。ベニアプライのダルー
ラインの分離は、すべて少なくとも85悌の木材破損を
含んでいた。
例4及び5の大規模パッチから合板ボードをつくり、試
験されたボードはすべて、ザ・アメリカン・プライウッ
ド・アソシエーションによる商業標準及び承認をパスし
た。
他の有効な硬化剤 例  14及び15 これらの例は、プロピレンカーボネート以外の硬化剤の
効果を示すために述べられる。
プロピレンカーボネートの代シにガンマ−ブチロラクト
ン及びトリアセチン(夫々例14及び15 )180I
Iが使用されること以外は、例1の操作を実質的にくシ
返す。例1中測定された各パラメーターについて使用可
能な効果が期待され、結合剤組成物は使用可能な安定性
を有することが期待される。
カリクムフェノールホルムアルデヒド樹脂例  1に の例は、水酸化カリウム縮金型樹脂が本発明に関連して
使用されてよいことを示す。
水酸化ナトリウムの仕込の代シに3回の水酸化カリウム
仕込が使用されることの外は、再び実質的に例1の操作
に従う。各々の場合、水酸化ナトリウムに比して約50
慢多い水酸化カリウムが使用される。再びプロビレ〉カ
ーボネートが使用される。例1中測定された各パラメー
ターについて使用可能な価及び結合剤組成物の使用可能
な安定性が再び期待される。
本発明がその特定の実施態様に関連して説明されている
が、更に改変することが可能であると理解される。本出
願は、一般に、本発明の原理に従い、かつ本発明が関係
する技術内の既知及び慣用の実地の中にはいるような本
開示からの解離を含むいずれの改変、用途又は適用も含
むものである。
特許出顯人  ボーデン・インコーポレイテッド外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)混合状態で (a)ゲル化すると固体の網目を結合することができる
    アルカリ性縮合型フェノール系樹脂溶液(ただしこのフ
    ェノール系樹脂溶液は (i)その合成から24時間を越える期間環境温度にお
    いて液状のまま留まるために十 分安定であり、かつ (ii)約100℃を越える温度に加熱するとゲル化す
    るために十分反応性である)、および(b)フェノール
    樹脂溶液中分散性である、少なくとも1つのエステル官
    能基を有する硬化剤(ただし硬化剤の量は、アルカリ性
    縮合型フェノール系樹脂の硬化速度を加速するために十
    分高く、かつ該硬化剤の量は、環境温度において24時
    間を越える期間結合剤組成物を液状に保持するために十
    分低い) よりなる潜在的に硬化性の結合剤組成物。 2)アルカリ性縮合型フェノール樹脂がフェノールとホ
    ルムアルデヒドとの反応生成物である請求項1に記載の
    結合剤組成物。 3)該樹脂がフェノールとホルムアルデヒドとの縮合生
    成物であり、フェノール:ホルムアルデヒドモル比が1
    :1〜1.3:1の範囲内にはいる請求項2に記載の結
    合剤組成物。 4)フェノール系樹脂溶液の固体含量が約40〜75重
    量%であり、該フェノール系樹脂溶液の粘度が25℃に
    おいて約1500センチポアズ未満である請求項3に記
    載の結合剤組成物。 5)フェノール系樹脂を、水酸化カリウム、水酸化ナト
    リウム及びそれらの混合物よりなる群から選択されるア
    ルカリと縮合させ、水酸化ナトリウムを基にして、アル
    カリ度含量が該樹脂溶液の重量で1%〜15%である請
    求項1に記載の結合剤組成物。 6)アルカリ性縮合型フェノール系樹脂が約700〜約
    2200の重量平均分子量を有する特許請求の範囲第5
    項記載の結合剤組成物。 7)アルカリ性縮合量フェノール系樹脂が顆粒状耐火材
    料及びリグノセルロース性材料よりなる群から選択され
    る固体を結合することができる請求項1に記載の結合剤
    組成物。 8)顆粒状耐火材料がアルミナ、マグネシア、ジルコン
    、ケイ砂、石英、クロマイトサンド、ジルコンサンド及
    びカンラン石サンドよりなる群から選択され、リグノセ
    ルロース性材料が木材ベニヤ、木材繊維、木材ウェーハ
    、木材平削り機くず、木材チップ、木材フレーク、並び
    に木材パーティクルよりなる群から選択される請求項7
    に記載の結合剤組成物。 9)混合状態で (a)1:1〜1.3:1の範囲内のフェノール:ホル
    ムアルデヒドモル比、約40〜75重量%の固体含量、
    25℃において約1500センチポアズ未満の粘度、水
    酸化ナトリウムを基にして、該樹脂溶液の重量で約1〜
    15%のアルカリ度含量(ただし該アルカリは、水酸化
    カリウム、水酸化ナトリウム及びそれらの混合物よりな
    る群から選択される)を有するアルカリ性縮合型フェノ
    ール−ホルムアルデヒド樹脂、および (b)該アルカリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒ
    ド樹脂溶液中に分散性である、少なくとも1つのエステ
    ル官能基を有する硬化剤(ただし該硬化剤の量は、アル
    カリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂の硬化
    を加速するために十分大で、かつ該硬化剤の量は、環境
    温度において24時間を超える期間結合剤組成物を液状
    に保持するために十分小さい) よりなる潜在的に硬化性の結合剤組成物。 10)硬化剤がラクトン類、カルボン酸エステル類、有
    機カーボネート類及びそれらの混合物よりなる群から選
    択される請求項1に記載の結合剤組成物。 11)硬化剤が4〜12の炭素原子を有する請求項10
    に記載の結合剤組成物。 12)硬化剤が4〜12の炭素原子を有する請求項9に
    記載の結合剤組成物。 13)硬化剤の反応性がプロピレンカーボネートの反応
    性と等しいか又はそれより小さい請求項11に記載の結
    合剤組成物。 14)硬化剤の反応性がプロピレンカーボネートの反応
    性と等しいか又はそれより小さい請求項12に記載の結
    合剤組成物。 15)硬化剤がプロピレンカーボネート、トリアセチン
    及びガンマーブチロラクトンよりなる群から選択される
    請求項1に記載の結合剤組成物。 16)硬化剤がプロピレンカーボネート、トリアセチン
    及びガンマーブチロラクトンよりなる群から選択される
    請求項9に記載の結合剤組成物。 17)該組成物中硬化剤の量が、結合剤組成物の全固体
    を基にして、約5重量%より下にはいる請求項1に記載
    の結合剤組成物。 18)該組成物中硬化剤の量が、結合剤組成物の全固体
    を基にして、約5重量%より下にはいる請求項9に記載
    の結合剤組成物。 19)混合状態で (a)1:1〜1.3:1の範囲内のフェノール:ホル
    ムアルデヒドモル比、重量で約40%〜75%の固体含
    量、水酸化ナトリウムを基にして、該樹脂溶液の重量で
    約1%〜15%のアルカリ度含量、25℃において約1
    500センチポアズ未満の粘度(ただし該アルカリは、
    水酸化カリウム、水酸化ナトリウム及びそれらの混合物
    よりなる群から選択される)を有するアルカリ性縮合型
    フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、 (b)4〜12の炭素原子を有する、プロピレンカーボ
    ネートと等しいか又はそれより小さい反応性をもつ硬化
    剤(ただし該硬化剤は、ラクトン類、カルボン酸エステ
    ル類、有機カーボネート類及びそれらの混合物よりなる
    群から選択され、該硬化剤の量は、結合剤組成物の全固
    体を基にして、約5重量%よりも下の範囲にはいる) よりなる潜在的に硬化性の結合剤組成物。 20)硬化剤がブチロラクトン、トリアセチン及びプロ
    ピレンカーボネートよりなる群から選択され、その量が
    、結合剤組成物の全固体を基にして、約0.1重量%〜
    1.0重量%の範囲にはいる請求項19に記載の組成物
    。 21)1000センチポアズ未満の粘度において、少な
    くとも約72時間液状のまま留まる請求項1に記載の組
    成物。 22)外にコーンスターチ及び尿素よりなる請求項19
    に記載の組成物。 23)環境温度において少なくとも24時間液状のまま
    留まるために十分安定であり、かつ約100℃を超える
    温度に加熱するとゲル化するために十分反応性である潜
    在的に硬化性の結合剤組成物の製法であつて (a)水性アルカリの存在下にフェノール及びホルムア
    ルデヒドを反応させて溶液状態で樹脂(樹脂溶液は、2
    5℃において約500cpe未満の粘度を有する)を生
    成させ; (b)約40℃未満の温度に該樹脂溶液を冷却し; (c)樹脂溶液を迅速に撹拌し;そして (d)該樹脂溶液に、迅速撹拌の区域内で、添加の際ゲ
    ル又はコロイドの形成を防止するために十分高い添加速
    度で樹脂溶液のための硬化剤(ただし添加される硬化剤
    の量は、アルカリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒ
    ド樹脂の硬化を加速するために十分大で、かつ環境温度
    において結合剤組成物を液状に保持するために十分小さ
    く、又該硬化剤は、少なくとも1つのエステル官能基を
    有し、かつ樹脂溶液中分散性である)を添加する 工程を特徴とする方法。 24)硬化剤が約30〜40psiの圧力において樹脂
    溶液に注入される請求項23に記載の方法。 25)迅速な撹拌がじやま板型反応器の中のかきまぜ羽
    根装置によつて提供される請求項23に記載の方法。 26)硬化剤が樹脂溶液の表面の下で迅速な撹拌の区域
    に添加される請求項25に記載の方法。 27)硬化剤がかきまぜ羽根装置に近接して添加される
    請求項26に記載の方法。 28)硬化剤が約20〜45秒間にわたつて添加される
    請求項23に記載の方法。 29)樹脂溶液が約30℃未満の温度に冷却される請求
    項23に記載の方法。 30)水性アルカリの存在下にフェノールとホルムアル
    デヒドとを反応させて溶液状態の樹脂を生成させ、この
    溶液が25℃において約 200〜約400cpsの範囲の粘度を有する請求項2
    3に記載の方法。 31)硬化剤の添加の前に更にコーンスターチを添加す
    る工程よりなる請求項23に記載の方法。 32)フェノールとホルムアルデヒドとを反応させて約
    1:1〜1.3:1のフェノール:ホルムアルデヒドモ
    ル比を有する樹脂を得、該溶液が重量で約40%〜75
    %の固体よりなり、25℃において約200〜400セ
    ンチポアズのブルックフイールド粘度を有し、そして樹
    脂溶液の重量を基にして、約2.5%〜7%のアルカリ
    度含量(水酸化ナトリウムを基にして)を有し、該アル
    カリが水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムから選択さ
    れる請求項23に記載の方法。 33)硬化剤がプロピレンカーボネート、ガンマブチロ
    ラクトン及びトリアセチンから選択される請求項23に
    記載の方法。 34)環境温度において少なくとも24時間液状のまま
    留まるために十分安定であり、かつ約100℃を超える
    温度に加熱するとゲル化するために十分反応性である潜
    在的に硬化性の結合剤組成物の製法であつて (a)水酸化カリウム及び水酸化ナトリウムから選択さ
    れる水性アルカリの存在下にフェノール及びホルムアル
    デヒドを反応させて溶液中で樹脂〔樹脂溶液は、樹脂溶
    液の重量を基にして、約2.5〜7%のアルカリ度含量
    (水酸化ナトリウムを基にして)、40〜60重量%の
    範囲の固体含量及び25℃において250〜400セン
    チポアズの粘度を有する〕を生成させ、未満の粘度を有
    する)を生成させ; (b)約30℃未満の温度に該樹脂溶液を冷却し; (c)樹脂溶液を迅速に攪拌し;そして (d)該樹脂溶液に、該結合剤組成物中固体の重量を基
    にして、約0.1重量%〜1重量%の量の、プロピレン
    カーボネート、トリアセチン及びガンマブチロラクトン
    よりなる群から選択される硬化剤を添加する(該硬化剤
    の添加は、約20〜45秒以内に完了する) ことを特徴とする方法。 35)加熱及び加圧下にリグノセルロース性材料を結合
    させる方法であつて (a)該リグノセルロース性材料に接着剤〔ただし該接
    着剤は混合状態で (i)アルカリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒド
    樹脂溶液(樹脂は、約1;1〜1.3:1のフェノール
    :ホルムアルデヒドモル 比を有し、溶液は、25℃において約1500センチポ
    アズ未満の粘度、重量で約40%〜75%の固体含量、
    水酸化ナトリウムを基 にして、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ ム、およびそれらの混合物から選択される アルカリの樹脂溶液の重量の約1%〜15%のアルカリ
    度含量を有する)、および (ii)該樹脂溶液の固体含量を基にして、約5重量%
    未満の量の、ガンマブチロラクト ン、トリアセチン及びプロピレンカーボネ ートよりなる群から選択される硬化剤 よりなる〕を施用し;そして (b)、該リグノセルロース性材料を合一し、そしてア
    ルカリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂を硬
    化させる ことを特徴とする方法。 36)リグノセルロース性材料が木材フレーク、木材パ
    ーティクル、木材繊維、木材平削り機くず、木材ベニヤ
    及びそれらの混合物よりなる群から選択され、該リグノ
    セルロース性材料を合一させてボードとする請求項35
    に記載の方法。 37)該リグノセルロース性材料が少なくとも5つの木
    材ベニヤよりなり、それを合一させて少なくとも3つの
    プライの合板ボートする(しんプライは12重量%まで
    の水分を有し、表面プライは25重量%までの水分を有
    する)請求項35に記載の方法。 38)リグノセルロース性材料が1/2″の合板に合一
    された木材ベニアよりなり、アルカリ性縮合型フェノー
    ル−ホルムアルデヒド樹脂が約2.5分以内に硬化され
    る請求項37に記載の方法。 39)加熱及び加圧下に顆粒状耐火材料を結合させる方
    法であつて (a)該顆粒状耐火材料に接着剤〔ただし該接着剤は混
    合状態で (i)アルカリ性縮合型フェノール−ホルムアルデヒド
    樹脂溶液(樹脂は、約1:1〜1.3:1のフェノール
    :ホルムアルデヒドモル 比を有し、溶液は、25℃において約1500センチポ
    アズ未満の粘度、重量で約40% 〜75%の固体含量、水酸化ナトリウムを基にして、水
    酸化ナトリウム、水酸化カリウ ム、およびそれらの混合物から選択される アルカリの樹脂溶液の重量の約1%〜15%のアルカリ
    度含量を有する)、および (ii)該樹脂溶液の固体含量を基にして、重量で約0
    .05%〜5%の量の、ガンマブチロラクトン、トリア
    セチン及びプロピレンカー ボネートよりなる群から選択される硬化剤 よりなる〕を施用し;そして (b)該顆粒状耐火材料を合一し、そしてアルカリ性縮
    合型フェノール−ホルムアルデヒド樹脂を硬化させる ことを特徴とする方法。 40)顆粒状耐火材料がアルミナ、マグネシア、ジルコ
    ン、ケイ砂、石英、クロマイトサンド、ジルコンサンド
    、ガンラン石サンド、およびそれらの混合物よりなる群
    から選択される請求項39に記載の方法。
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