JPH01132383A - プラスミド組換え体 - Google Patents

プラスミド組換え体

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JPH01132383A
JPH01132383A JP28933287A JP28933287A JPH01132383A JP H01132383 A JPH01132383 A JP H01132383A JP 28933287 A JP28933287 A JP 28933287A JP 28933287 A JP28933287 A JP 28933287A JP H01132383 A JPH01132383 A JP H01132383A
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JP
Japan
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egf
gene
plasmid
fusion type
promoter
Prior art date
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Pending
Application number
JP28933287A
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English (en)
Inventor
Akiko Matsui
暁子 松井
Yoshinori Harada
義則 原田
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Hitachi Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/485Epidermal growth factor [EGF], i.e. urogastrone

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遺伝子工学的手法による表皮増殖作用を有す
る蛋白質の合成法に係り、特にその高効率生産、生産蛋
白質の安定性、生産蛋白質の分離精製に好適なプラスミ
ド組換え体に関する。
〔従来の技術〕
一般に遺伝子工学的手法により、微生物体に、それが本
来生産していない蛋白質を生産させる場合、その合成効
率を向上させるためには、主に下記の要因を満たす必要
がある。これらは、(1)転写効率、翻訳効率の高いク
ローニングベクターの使用、(2)ベクターの特性を有
効に発揮させる宿主の選択、(3)生産蛋白質の安定性
、(4)組換え大腸菌培養液からの生産蛋白質の高効率
回収法の確立である。
表皮増殖活性を有す蛋白質性因子(以下EGFと略記)
の遺伝子工学的手法による生産に関し、ウルデア等(U
rdea、 M、S、etal)、プロシーデイング 
イン ナショナル ア力デエミツク サイエンス(Pr
oc、 Natl、 AcadSci) U、S、A、
 80. Na 24 。
p p 、 7461−7465 (1983) ;フ
ロック等(Flock。
J、1.etal) 、Mo1. Gen、 Gene
t、、 195. Nal/2pp、246−251、
(1984)  ;特開昭57−122096号公報、
北澤利記ほか:日本生化学会大会講演要旨、P 、 8
53 (1985)があり、いずれも53個のアミノ酸
からなる天然型EGFの生産を目積したものである。融
合型EGFに関しては、t rpEタンパクのN端部分
とEGFとを連結したプラスミド組換え体が報告されて
いるスミス等(Smith、 J、 etal)ニュー
クリーク エイシトリサーチ(Nucleic Ac1
ds Re5)、 Vol、 10 、 Na15 、
 p p 、 4467−4482 (1982))。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記の天然型EGFを大腸菌で生産させる際にEGF遺
伝子の上流に1 a cUV5.t rPytacなど
の強力なプロモーターを連結し、生産量の増大をはかっ
たが、EGFの生産を確認出来なかったと報告している
(北澤利記ほか:日本化化学会大会講演要旨、 p、 
853 (1985) )。また、これまで報告されて
いる天然型EGFの大腸菌体内での生産量は、比較的少
ない。これは、蛋白質の安定性を考慮しておらず、小さ
なペプチドのため効率よく合成されても大腸菌のプロテ
アーゼによりすみやかに分解されてしまうためと思われ
る(イタクラ等(K 、 Itakura et al
) :サイエンス(Science) 、 198 、
1056 (1977) )。
また、スミスらのtrpEタンパクのN末端全部とEG
Fを連結した融合型EGFは、蛋白質の安定性という点
は考慮されているが、大腸菌菌体内で融合型として生産
されるため、生産量に限界があること、又、分離・精製
操作の困難さが考慮されていない。
本発明の目的は、大腸菌菌体内で安定に存在する融合型
EGFを生産させる能力があり、かつ生産された融合型
タンパク質は分泌型のため分離・精製が簡便でEGFの
高効率生産をも可能とするプラスシト組換え体pAMP
UGを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ラスミドpBR322に存在するアンピシ
リン耐性遺伝子上の制限酸素Hi n c n部位にE
GF遺伝子のN末端を連結することにより達成される。
この場合、アンピシリン耐性遺伝子のプロモーター、及
びSD配列を利用すること、及び、Hi n c n部
位にEGF遺伝子が連結した場合、アンピシリン耐性遺
伝子の産物であるぺ二シリナーゼが分泌酵素であるため
に、アンピシリン耐性遺伝子の持つ23個のシグナルペ
プチドをコードする遺伝子により、融合型タンパク質が
大腸菌のペリプラズムと呼ばれる細胞壁と細胞膜との間
の空間に分泌されることは公知である[パセク等(Pa
sek et al) 、ネエーチャー(Nature
) 。
282、575 (1979) ]。
〔作用〕
大腸菌が本来生産している蛋白質(ペニシリナーゼ)と
EGFと融合型タンパク質にすることにより、大腸菌体
内での安定性をはかった。さらに、アンピシリン耐性遺
伝子のプロモーター、SD配列、シグナルペプチドのた
めの配列を利用することにより、大腸菌内で生産された
融合型EGFは分解されることなくすみやかに、ペリプ
ラズムに移行し、ゆがて菌体外に出される。そのために
分離・精製が簡便で、しかも、大腸菌体内での生産物に
よるフィードバックによる生産制限を回避し、大量生産
を望めるようになった。
〔実施例〕
以下、プラスミド組換え体pAMUG作製の1実施例を
第1図により説明する。
プラスミドpBR322を制限酵素Hi n c Hに
より切断し、0.8 %アガロースゲル電気泳動で11
06塩基対のDNA断片を分離し、1106塩基対に担
当するゲルを切り出し、透析キューブに入れ、電気的に
1106bpのDNA断片をゲルから泳出させ精製した
。一方、pBR322UG’は、PBR322のE c
 o RI −B a m Hn部位に第2図に示した
EGF遺伝子を持つプラスミドである。これをXbaI
で切断し、常法に従って、Kleno%lFragme
ntにより接着末端を平滑末端にした。さらにこのプラ
スミドの末端のリンをバクテリアのアルカリフォスファ
ターゼで除去し、このプラスミド同士の結合の回避をは
かり、先に得た1106塩基対のDNAとT 4 D 
N A  リガーゼを用いて連結した。この連結は、平
滑末端のDNA断片間で行なわれるため、この反応では
、図のA、Bの他、1106塩基対のDNA断片が何個
か入ったもの、又、連結がおこなわれていないもとの断
片が存在した。この反応で生ずるDNA形態を考慮し、
連結で生じた全ての試料をEcoRl、HinclIで
二重切断し、6%ポリアクリルアシドゲル電気泳動、透
析チューブを用いた電気溶出法により、約900bpの
融合型EGF遺伝子を持つDNA断片を得た。これを新
たなpBR322をDral、EcoRIで二重切断し
、アルカリフォスファターゼ処理をした3231塩基対
のベクターにT 4 D N A リガーゼにより連結
し、組換えプラスミドpAMPUGを得た。次いでルビ
ジウム・カルシウム法で大腸菌HB 101をpAMP
UGで形質転換しくモレキュラー クローニング(Mo
lecular Cloning)、マニアチス(ed
 byManiatis etal)コールド スプリ
ングハーバ−(Cold Spring Harbar
)、 pp250−253 (1982)) 。
テトラサイクリン含有寒天プレート培地でテ゛I〜ラサ
イクリン耐性になったコロニーを選択した。これを液体
培地中で培養し増殖させた後、菌体より組換えプラスミ
ドpAMPUGを回収した(モレキュラー クローニン
グ(Mole−cular Cloning) 。
pp366−369 (1982) )。
さらに、上記回収したプラスミドをEcoRI、Bam
HIで二重切断し、662塩基対のDNA断片を得、こ
れをM13ファージmp8のEcoRI−B a m 
HI部位に挿入し、アマジャム社のマニュアルに従い、
塩基配列決定を行ない、アンピシリン耐性遺伝子とEG
F遺伝子が蛋白質の読み取りわ<1のずれなく結合して
いることを確認した。
融合遺伝子の結合部位は以下のようになっていた。
pAMPUGを含む組換え大腸菌を培養し、大腸菌の生
産する蛋白質を抽出し、ラジオレセプタアッセイ、ウェ
スタンブロッティング−ELISA法で検定したところ
、EGFの存在が確認出来た。
さらに24時間の培養液中すなわち菌体外にEGFが分
泌されていることが確認出来た。
〔発明の効果〕
本発明により作製されたプラスミドベクターpAMPU
Gを含む組換え大腸菌を培養することにより、生理活性
を持つEGFを簡便かつ大量に得ることが出来る。
さらに、pAMPUGのアンピシリン耐性遺伝子のプロ
モータの上流に、tacプロモータ。
1acプロモータ、trpプロモータなど強力なプロモ
ータを1ケないし数個連結することにより、生産量の拡
大がはかれる。
以上、ここで得られた知見は汎用性を持っており、EG
F以外の構造遺伝子を組込み、それの発現を図る場合に
も応用が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、プラスミドp A M P U Gの作製法
を示す図、第2図は、今回使用した合成EGFの全塩基
配列を示す図である。 A・・・アデニン、C・・・シトシン、G・・・グアニ
ン、T・・・チミン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アンピシリン耐性遺伝子上の制限酸素HincII部
    位に表皮増殖作用を有すポリペプチド(EGF)をコー
    ドする構造遺伝子を連結した融合型EGF遺伝子を持つ
    プラスミド組換え体。 2、特許請求の範囲第1項記載のプラスミド組換え体に
    おいて、プロモータ、SD配列はアンピシリン耐性遺伝
    子のものを使用し、大腸菌本来の転写・翻訳機構を利用
    したことを特徴とするプラスミド組換え体。 3、特許請求の範囲第2項記載のプラスミド組換え体に
    おいて、アンピシリン耐性遺伝子の上流に、tacプロ
    モータ、1acプロモータ、trpプロモータの少なく
    とも一つを1ケあるいは数個連結したプラスミド組換え
    体。 4、第3項記載のプラスミド組換え体において、アンピ
    シリン耐性遺伝子のプロモータ、SD配列を変化させた
    プラスミド組換え体。
JP28933287A 1987-11-18 1987-11-18 プラスミド組換え体 Pending JPH01132383A (ja)

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