JPH0113231Y2 - - Google Patents

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JPH0113231Y2
JPH0113231Y2 JP1983064710U JP6471083U JPH0113231Y2 JP H0113231 Y2 JPH0113231 Y2 JP H0113231Y2 JP 1983064710 U JP1983064710 U JP 1983064710U JP 6471083 U JP6471083 U JP 6471083U JP H0113231 Y2 JPH0113231 Y2 JP H0113231Y2
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JP
Japan
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pit
garbage
furnace chamber
waste
damper
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JP1983064710U
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JPS59170732U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ごみピツトと炉室とを隣接して設け
られ、ごみピツトから押込送風機により吸引する
空気を炉室で用いる燃焼用空気に供する構成とさ
れたごみ燃却場設備におけるごみピツト気圧調整
ダンパーに関する。
従来から、ごみ燃却場設備においては、ごみピ
ツトの臭気が外部に拡散するのを防ぐため、ピツ
ト内の空気を押し込み送風機で吸引し、ごみピツ
ト内を常に負圧に保つよう図られている。吸引し
た空気はごみピツトに隣接して設けられた炉室の
燃焼用空気として用いられている。しかしなが
ら、ごみピツト内がある程度以上の負圧になる
と、ごみピツト内から炉室内の燃焼炉にごみを投
入するごみ投入ホツパから煙が逆流したり、ごみ
ピツトと炉室の境界壁に設けられたドアーが開き
にくくなつたりする問題が起こつていた。このた
め、例えば昼間は、ごみ搬入車が出入りするたび
に開閉するごみピツトのごみ投入扉から外部の空
気を流入せしめることによつて、夜間は、前記ご
み投入扉および燃却場設備のシヤツターの一部を
開けて外部の空気を流入せしめることによつて、
ごみピツトをある程度の負圧に保つよう操作され
ているが、夜間シヤツターを開けておくことは外
部者が設備内に入つて事故を起こす虞れがあつ
た。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とし、ごみピツトと炉室とを隣接して設けられ、
ごみピツトから押込送風機により吸引する空気を
炉室で用いる燃焼用空気に供する構成とされたご
み燃却場設備において、前記ごみピツトと炉室の
境界壁の適当箇所に貫通孔を設け、該貫通孔に一
端の軸を中心に回動してごみピツト側に開動可能
であるとともに常時は閉じる方向に付勢され、ご
みピツトと炉室とが所定気圧差以上になつたとき
開くようにしたダンパーを設けた構成のごみピツ
ト気圧調整ダンパーを提供することによつて、そ
の目的を達成するものであり、これにより、自動
的にごみピツト内の負圧を調整することができ、
もつて、ごみ投入ホツパからの煙の逆流の防止、
境界壁のドアーの容易な開閉および夜間のシヤツ
ターの閉鎖をそれぞれ可能にすることができるも
のである。
以下本考案の構成をその一実施例を示す図面に
基づいて詳細に説明する。
第1図にごみ燃却場設備の全体構成を説明す
る。図において、1はごみピツト、2は該ごみピ
ツト1に隣接して設けられた炉室で、ごみ燃却設
備は大きくこれらごみピツト1と炉室2とで構成
されている。3はごみ搬送車の出入りするプラツ
トホーム、4は該プラツトホーム3の出入り口に
設けられたシヤツター、5はプラツトホーム3の
奥部床面に設けられたごみ投入口、6は該ごみ投
入口5に設けられたごみ投入扉で、ごみ投入口5
から投入されたごみピツト1の側部から入つてご
みピツト1の底に集積せしめられる。7はごみピ
ツト1の上部に設けられたクレーンで、ごみピツ
ト1の底に集積されたごみをつかんで持ち上げ、
炉室2内の焼却炉8にごみを投入するごみ投入ホ
ツパ9上に運ぶ働きをなす。10は炉室2内に設
けられた押込送風機で、図示矢印で示すように、
ごみピツト1内の空気を吸引して焼却炉8に燃焼
用空気として供給する働きをなす。11は焼却炉
8の上に設けられたボイラ、12は該ボイラ11
と接続された電気集じん機である。このような概
要全体構成で、図中、イで示す部分に、すなわち
ごみピツト1と炉室2の境界壁13上部に、本考
案に係るごみピツト気圧調整ダンパーが設けられ
ている。
第2図にごみピツト気圧調整ダンパーを拡大し
て示す。図において、14は境界壁13に設けら
れた貫通孔、15は該貫通孔14に設けられたア
ルミまたは鋼製のダンパーで、該ダンパー15は
その上端の軸16を境界壁14のごみピツト側面
に軸支せしめられ、軸16を中心に回動してごみ
ピツト1側に開動可能に構成されている。17は
ダンパー15の軸16に介装されたスプリング
で、ダンパー15を常時閉じる方向に付勢する働
きをなし、ごみピツト1と炉室2とが所定気圧差
以上になつたときダンパー15を開くようにその
力を調整されている。18は貫通孔14周部から
ごみピツト1側に突設されたダンパー受け台、1
9は該受け台18の平面部に当接するべくダンパ
ー15炉室側面に取付けられたパツキンである。
係る構成で、次に動作を説明する。先ず、ごみ
ピツト1と炉室2とが所定気圧差以内にあると
き、ダンパー15はスプリング17により閉状態
に保持される。すなわち、ごみピツト1内の負圧
の程度が、ごみ投入ホツパ9から煙が逆流せずま
た境界壁13に設けられたドアー(図示せず)が
容易に開くことのできる程度であるときは、ダン
パー15は閉状態に保持される。そして、ごみピ
ツト1と炉室2とが所定気圧差以上となつたと
き、ダンパー15は開かれることとなる。これに
より、炉室2内の空気がごみピツト1内に流入
し、ごみピツト1内の負圧は所定の負圧まで下げ
られることとなる。ごみピツト1内に流入した空
気はその後押込送風機10で吸引せしめられ、焼
却炉8の燃焼用空気に供せしめられる。
以上本考案によれば、自動的にごみピツト内の
負圧を調整することができる。したがつて、ごみ
投入ホツパからの煙の逆流の防止、境界壁のドア
ーの容易な開閉および夜間のシヤツターの閉鎖を
それぞれ可能にすることができる。また、ごみピ
ツト内に流入する空気は炉室内の空気であるの
で、炉室の換気を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はごみ
燃却場設備の全体構成図、第2図はごみピツト気
圧調整ダンパーの側面図である。 1……ごみピツト、2……炉室、10……押込
送風機、13……境界壁、14……貫通孔、15
……ダンパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ごみピツトと炉室とを隣接して設けられ、ごみ
    ピツトから押込送風機により吸引する空気を炉室
    で用いる燃焼用空気に供する構成とされたごみ焼
    却場設備において、前記ごみピツトと炉室の境界
    壁の適当箇所に貫通孔を設け、該貫通孔に一端の
    軸を中心に回動してごみピツト側に開動可能であ
    るとともに常時は閉じる方向に付勢され、ごみピ
    ツトと炉室とが所定気圧差以上になつたときに開
    くようにしたダンバーを設けたことを特徴とする
    ごみピツト気圧調整ダンパー。
JP1983064710U 1983-04-28 1983-04-28 ごみピツト気圧調整ダンパ− Granted JPS59170732U (ja)

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JP1983064710U JPS59170732U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ごみピツト気圧調整ダンパ−

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Publication Number Publication Date
JPS59170732U JPS59170732U (ja) 1984-11-15
JPH0113231Y2 true JPH0113231Y2 (ja) 1989-04-18

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JP1983064710U Granted JPS59170732U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 ごみピツト気圧調整ダンパ−

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