JPH01131670A - 血液透析用装置 - Google Patents

血液透析用装置

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JPH01131670A
JPH01131670A JP62291630A JP29163087A JPH01131670A JP H01131670 A JPH01131670 A JP H01131670A JP 62291630 A JP62291630 A JP 62291630A JP 29163087 A JP29163087 A JP 29163087A JP H01131670 A JPH01131670 A JP H01131670A
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JP
Japan
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amount
water removal
water
pressure difference
calculating
Prior art date
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Pending
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JP62291630A
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English (en)
Inventor
Yoshimitsu Harada
原田 玩充
Akiyoshi Nakano
仲野 彰能
Kenji Kubota
久保田 謙治
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は血液透析の際に、除水速度および除水量を自動
的に調整する除水量制御手段を備えた血液透析用装置に
関するものである。
(従来の技術と問題点) 血液透析において患者の体重を減少させるための除水量
の調節は極めて正確に行なわなければならない。なぜな
ら、急激な除水を行なうと患者にショックを与えること
になり、また、総除水量も患者の健康状態を充分に加味
した量か設定されるからである。
一般の血液透析において、UP’(限外ろ過)による総
除水量は1回の透析で2ないし31であるのに対し、そ
の透析液の量は150eである。したかって、上記除水
量は透析液の量に対して1ないし296にしが相当せず
、この除水量を実用範囲(±50cc)で制側1するた
めには、透析液の量を実に0.03ないし0.04%の
誤差範囲内に収めなけrしばならない。
ところか、従来の血液透析は、透析前に患者の体重を測
り、その体重を何ha落とすかを設定した勧 のち、前回透析のデータを基に・で透析液の流量と透析
時間を設定するというもので。透析液の派量は一定にし
たままの状態であった。したかつて、上記の方法は、最
終的な除水量か透析後の患者の体重を測って透析前の体
重との差を計算すること柿 により・めて分かると0う、極めて旅始的なものであり
、除水量の正確な調整か困鶏である。
また、上記の調整方法より一歩進んだものとして、例え
ば特開昭54−27296号公報の発明の装置かある。
この装置は、透析液の排出量をシリングで逐次計測し、
その排出量り変化に基づいて透析を反の流量を調節する
構成となっている。
ところか、上記の調堅装誼においても除水量の計測はあ
まり正確とはいえず、除水速度の反動か激しくなる危険
性があり、最終的な除水量も正確なものか期待できない
。また、流路が詰まるなどの不測の事故に対しても何ら
対応策がなされていない。
また、従来の血液透析においては、患者1人に対して多
くの熟練したスタッフか付き添うことか必要であり、そ
の経費および人員確保の面で多くの問題か残されていた
ざらに、除水速度は時間的に一定にすγしば良いという
ものではなく、患者1人1人に合った除水速度の時間的
変化特性があるので、その特性に忠実に、しかも、正確
に透析を行なえる調節装置の開発か望ま几ている。
したかって本発明の目的は除水量を正確、かつ自動的に
計測制御し、安全に血液透析を行うことのでさる除水量
制御手段を備えた血液透析用装置を提供することにある
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明は、第1図に示すよ
うに透析液サプライヤニから透析液流路2を介して血液
透析器Aに導入ざ几る透析液の流量を計測する第1の流
量計3と、透析液流出路4を介して血液透析器から導出
される血液中の老廃物を含む透析液の流量を計測する第
2の流量計6と、透析液流出路4と血液循環路9に設け
らtして血液透析器Aの膜間圧力差を検出する2つの圧
力センサ7.8と患者Mからの総除水量と透析時間を設
定する透析条件設定手段15と、上記2つの流量計から
延除水量を算出する延除水量算出手段10と、前回算出
された延除水量と今回算出された延除水量との差から除
水速度を算出する除水速度算出手段11と、上記除水速
度から残りの透析時間における延除水量を算出し、該算
出された延除水量と今回算出ざlした延除水量の和から
予想総除水量を算出する予想総除水量算出手段12と、
上記予想総除水量と総除水量の設定値および前回演算ぎ
rした膜間圧力差から所定のプログラムにしたがって膜
間圧力差を演算する膜間圧力差設定手段13と、上記膜
間圧力差設定手段で設定さ几た膜間圧力差と圧力センナ
で検出さnた膜間圧力差を比較しながら両者の偏差値が
零となるまでポンプの回転数を制御する膜間圧力差制御
手段14とを備えた構成とし、上記透析条件設定手段1
5の設定値に合致した透析がなざtしるように除水速度
を制御している。
(作  用) この発明では、一定時間毎に計測さfした延除水量から
除水速度を算出し、次いでこの除水速度から残りの透析
時間における除水量を算出し、この残りの透析時間にお
ける除水量と、前回算出された除水量を加算して予想総
除水量とし、上記予想総除水量と総除水量の設定値およ
び前回演算された膜間圧力差から所定の演算式にしたか
って膜間圧力差を算出し、この値を次回の膜間圧力差の
設定値とすることにより、血液透析中に変化する患者の
状態に適応した正確な除水量を得ることかでき、かつ不
測の事故に対しても敏速に対応することができる。
(実 施例) 第2図はこの発明の一実施例にかかる血液透析用装置を
示す構成因である。第2図においてサブライヤ20では
水と透析原液を混ぜて適度な透析液が作らtしる。この
透析液はバッファータンク30にME人する。該バッフ
ァータンクには透析液供給バルブ31と連動制御ざrし
る液面検出手段32か設けられており、バッファータン
クの液面か設定レベルより低下するとバルブ31を開い
て透析液をバッファータンクに流入させるようにしてい
る。このバッファータンク30はタンクの上部に大気開
放口33を有しているので、常時タンク内は大気圧に保
たtしている。そのためサプライヤからの透析液供給圧
力が変動したとしてもこの変動した圧力か直接血液透析
器Aへ及ぶことかないため膜間圧力差を正偽に検出でき
る。バッファータンク30円の透析液は透析液循環路2
1に設けられた加熱器22で体温近くに加熱され、かつ
真窒ポンプ23の脱泡作用で透析液中に溶存する磁気か
除去ざtしる。24は脱旧作動を促進するためのバルブ
である。バッファータンク内の透析液は加圧ポンプ34
によって昇圧ざ几て、矢印F1の方向に流rし、流量調
節バルブ35で一定の流量に調整されたのち、オーバル
メータ(第1の流fi計)3を通って血液透析+aAに
流入する。一方血液透°析器の内部で老廃物を吸収した
透析液はこの血液透析器を流出し、オーバルメータ(第
2の流量計〕6を通ってポンプ5で排出ざrしる。
一方、人体Mから取り出された血液は血液ポンプ25に
よって矢印上゛2の方向に流f’して血液透析器へに送
り込まれる。血液透析器で透析ざ几た血液は窒素ディテ
クタ26を通って人体Mに戻される。27はヘパリンポ
ンプで、血液中に尿成分を少量だけ混入させ、血液透析
中の血液凝固を防止する。28はピロースインチで血液
を採取する注射針か詰まったりしたときに直ちに血液の
Meれをしゃ断する。7.8は透析液流出路及び血液流
路に設けられた圧力センサであり、この2つの圧力セン
ナにより膜間圧力差が算出できる。
上記オーバルメータ3.6で透析液の流入量と光出量が
周期的、例えば1分間毎に検出ざ几、そのデータは延除
水量算出手段10ヘパルス信号として送らrしる。この
延除水量算出手段10では第4図にボすように上記オー
バルメータ3によって検出ざnたパルス数(Can (
tn ))とオーバルメータ6によって検出されたパル
ス数(Coui(tn))からその差(CD(tn )
=Oout(tn )−Uin(to))を演算し、次
いでパルス数の差(CD(tn ) )にレートを乗じ
て延除水量を算出している。このレートは例えば第3図
に示すように容積式流量計(ルーツ式流量計、ロータリ
ーピストン式乳量計、オーバル式流量計など]例えばオ
ーバルメータの一方の回転子50の対称位置にそrしぞ
tし磁石51を埋没し、この磁石をオーバルメータの筐
体52の表面に取着した磁気感応センサ(図示せず)で
検出する場合には、回転子50が一回転すると2個のパ
ルスか発信ざrしる。この回転子が一回転につぎ1ml
の流体を流出させるとするとオーバルメータのレートは
0.5m1l/パルスとなる。したがって例えば1時間
後のパルス数の差(CD (t6o ))が1800パ
ルスであれば透析開始1時間後の延除水量は0.5X1
800=900rrJとして算出される。上記延除水量
算出手段10からの信号は次いで除水速度算出手段11
に発信される。該除水速度算出手段では前回算出された
延線水its CLIF B(tn−1) )と今回算
出された延除水量(OFB(tn ) )の差(((J
l’E(tn ))−(UFJtn−+) :l  )
を算出し、上記算出された値を前回と今回までの時間(
tn−tn−1)で削ることにより除水速度t Vtn
 )が算出される。上記除水速度算出手段11からの信
号は予想総除水量算出手段12に送出される。予想総除
水量算出手段12では透析時間fTl内で除水される量
として今回算出された延除水量〔UFll(tn)〕に
透析残時間算出手段19で算出された残りの透析時間(
T−tn)内に除水される量、すなわち上記除水速度(
Vtn )に残りの透析時間(’1′−jn  )を乗
じた値を加算することにより予想総除水量(UF H(
etn ) )が算出され、膜間圧力差設定手段13に
送出される。膜間圧力差設定手段13では上記予想縁除
水41 (OF 11(etn ) )と総除水量の設
定値(UFE)および前回演算された膜内圧力差(TP
AP (tn−t ) )から次の演算式にしたがって
膜間圧力差(TMP(tn>)が設定される。
そして、その演算された膜間圧力差(TM、P(tn 
) )が次回の膜間圧力の設定値とされる。
透析洲始時には前回の膜間圧力差として20wnng以
上の任意の値をプリセットしておくと1回目の膜間圧力
差設定値として異常な値が算出されることを防止できる
このように膜間圧力差の設定値は予想総除水量が設定総
除水量に一致するように周期的に変更されることになる
。上記膜間圧力差設定手段13から発信された信号(T
MP (tn ) )は次に1JZA変換器16でアナ
ログ信号に変換されて膜間圧力差制御手段14に送出さ
れる。この膜間圧力差制御手段14の回転数指令信号生
成手段17では、上記膜間圧力差の設定値と2つのセン
サ7.8より検出される信号から膜間圧力差を算出する
膜間圧力差算出手段18からの検出値とを比較して両者
の差分から比例積分微分演算を行ない回転数指令信号を
生成する。この回転数指令信号はポンプ5のドライバ部
に印加される。つまり、回転数指令信号電圧〉回転数検
出信号電圧の状態であれば、ドライバ部からモータへの
電力供給が増大してモータの回転数、換言すればポンプ
5の回転数は増大し、逆に回転数指令信号電圧く回転数
検出信号電圧の状態であれば、モータの回転数は減少す
るもので、上記ポンプ5の回転数は上記回転数指令信号
に追従するように自動制御される。したがって、膜間圧
力差を常時膜間圧力差設定手段13で設定された値に追
従させることができ、除水量を正確にコントロールでき
る。
(発明の効果) 以上のように本発明装置は除水量設定手段の設定値に合
致した透析がなされるように除水量を制御するため患者
に不快感を与えることなく正確な除水量を得ることかで
さ、不測の事故に対する処置を敏速に行うことができる
とともに、作業が簡単で初心者も容易に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の構成を示す系統図であり、
第3図は流量計の構造を示す断面図であり、第4図は本
発明の詳細な説明するためのグラフである。 3.6 ・・・ 第1及び第2の流量計7.8 ・・・
 圧力センサ 10 ・・・ 延線水固算出手段 11 ・・・ 除水速度算出手段 12 ・・・ 予想総除水量算出手段 13 ・・・ 膜間圧力差設定手段 14 ・・・ 膜間圧力差制御手段 15 ・・・ 透析条件設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 血液透析器への透析液流入路および透析液流出路を流れ
    る透析液の流量を計測する容積式流量計と、透析液流出
    路に設けられたポンプと、血液透析器の膜間圧力差を検
    出する圧力センサと、総除水量と透析時間を設定する透
    析条件設定手段と、上記2つの流量計から一定時間毎に
    延除水量を算出する延除水量算出手段と、前回算出され
    た延除水量と今回算出された延除水量との差から除水速
    度を算出する除水速度算出手段と、上記除水速度から残
    りの透析時間における除水量を算出し、該算出された残
    りの透析時間における除水量と今回算出された延除水量
    から予想総除水量を算出する予想総除水量算出手段と、
    上記予想総除水量と総除水量の設定値および前回演算さ
    れた膜間圧力差から所定の演算式にしたがつて膜間圧力
    差を演算する膜間圧力差設定手段と、上記膜間圧力差設
    定手段で設定された膜間圧力差と圧力センサで検出され
    た膜間圧力差を比較しながら両者の偏差値が零となるま
    でポンプの回転数を制御する膜間圧力差制御手段とを備
    えたことを特徴とする血液透析用装置。
JP62291630A 1987-11-17 1987-11-17 血液透析用装置 Pending JPH01131670A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100342277B1 (ko) * 1994-06-10 2002-12-26 니프로 가부시키가이샤 투석장치용수-제거제어시스템
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JP2017527390A (ja) * 2014-09-12 2017-09-21 イージーダイアル インク 携帯型血液透析装置及び流量センサを備えた使い捨てカートリッジ

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