JPH01130794A - 水性システムににおける金属イオンおよび粒子分散体の安定化 - Google Patents

水性システムににおける金属イオンおよび粒子分散体の安定化

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JPH01130794A
JPH01130794A JP25217688A JP25217688A JPH01130794A JP H01130794 A JPH01130794 A JP H01130794A JP 25217688 A JP25217688 A JP 25217688A JP 25217688 A JP25217688 A JP 25217688A JP H01130794 A JPH01130794 A JP H01130794A
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carbons
hydrogen
carbon atoms
alkyl group
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JP25217688A
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Zahid Amjad
ザヒド アムジャド
William Frank Masler Iii
ウイリアム フランク マスラー,ザ サード
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クエン酸、グルコン酸、および他の物質は過去において
溶液中の鉄イオンを安定化し、例えば水酸化鉄および酸
化鉄(鉄は第三酸化状態にある)の形の沈殿を防ぐため
用いられてきた。クエン酸および同族物質は、水に可溶
な鉄の錯体を形成し、それにより水に溶解したままにす
ることにより、溶液中に鉄を保持する。クエン酸および
同族物質は溶液中の鉄の可溶化剤として有効であるが、
抗スケール剤ではなく、例えば炭酸カルシウム、燐酸カ
ルシウム、硫酸カルシウム、水酸化マグネシウム等のよ
うなスケールに対し効果゛がない。
米国特許筒4.575.425号は、(a)水溶性ホス
フェート、ホスホネート、並びにホスフィネート、およ
びアミノトリ(メチレンホスホン酸)より選ばれる化合
物、および(b)アクリル酸と2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンのコポ、リマーより選ばれる高分子電
解質の使用による水性システム中の蓚酸カルシウムスケ
ールの沈殿および付着を防ぐ方法に関する。ホスホネー
トの特定の例は、2−ホスホノブタン−1,2,4−ト
リカルボン酸である。
米国特許筒4,640,793号は、(a)アクリル酸
のポリマーおよび2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸助剤、および(b)ポリカルボキシレー
ト、ホスホネート、ホスフェート、ポリホスフェート、
それらの金属塩並びにスルホネートより選ばれる化合物
を含んでなる水性システム中のスケール形成塩の形成防
止および金属の腐食防止用の添加物を開示している。ホ
スホネ−1・の特定の例は、2−ホスホノブタン−1,
2゜4−トリカルボン酸である。
両方の発明者に共通のケースは同じ日に°出願されてい
る。そのケースは「スケール防止用のホスホノアルカン
カルボン酸を含む組成物」という題であり、スケール防
止用に添加物およびその使用を包含している。この添加
物はコポリマーおよびホスホノアルカンカルボン酸を重
量比10:1〜1:10、好ましくは5:1〜1:5で
含んでなる。
好ましい実施態様において、このコポリマーは重合アク
リル酸および少なくとも1種の他のモノマーを含む。こ
の添加物はスケール防止用に0.1〜200ppm、好
ましくはO−5〜10ppmのレベルで用いられる。
本発明は、重量比10:1〜1:10のコポリマーと燐
化合物の添加物の使用による金属イオンの存在下あるい
は非存在下での水性システム中の粒状物質の分散体およ
び/または水性システム中の金属イオンの安定化に関す
る。このコポリマーは3〜5個の炭素を有する少なくと
も30%の不飽和モノカルボン酸あるいはジカルボン酸
、またはその水溶性塩、例えばアクリル酸、および少な
くとも1種の他のコモノマーからなる。燐含有化合物は
水溶性ホスホネートおよびポリホスホネートより選ばれ
る。水性システムに加える添加物の■は0、1〜200
ppmの範囲である。
コポリマーおよび燐化合物の添加物である、本明細書記
載の組成物は、金属イオンおよび/または粒状物質を含
む水性システムに加えた場合、金属イオンの有効な安定
剤であり、および粒状物質の有効な分散体でもある。
この添加物はコポリマーおよび燐含有化合物を重量比1
0:1〜l:10、好ましくは5:1〜1:5で含む。
金属イオン安定化のため、この添加物を0.1〜200
ppm、好ましくは0.5〜1100ppの量で水性シ
ステムに加え、一方粒状物質の分散のためこの添加物を
0.1〜200ppm、好ましくは0.5〜1100p
pの同じ屋で加える。このコポリマーは3〜5個の炭素
を有する少なくとも30%、好ましくは50〜90重量
%の不飽和モノカルボン酸あるいはジカルボン酸あるい
はその塩、および少なくとも1種の他の共重合性モノマ
ーからなる。従って、このコポリマーは2種、3種ある
いはそれ以上のモノマーよりなる。このコポリマーは1
,000〜50.000、好ましく 2,000〜20
 、000の重量平均分子星を有する。
このコポリマーは、3〜5個の炭素を有する少なくとも
30%、好ましくは50〜90重量%の不飽和モノカル
ボン酸あるいはジカルボン酸、またはその塩からなり、
残りは′3〜5個の炭素を有する他の不飽和モノカルボ
ン酸あるいはジカルボン酸、またはその水溶性塩あるい
は置換および未置換アルキルエステル、アクリルアミド
、ビニルカルボキシレート、重合ビニルアルコール、ビ
ニルスルホン酸、アクリルアミドアルカンスルホン酸、
スチレンスルホン酸、およびそのような酸の塩より選ば
れる少なくとも1種の他の七ツマ−である。
好ましい実施態様において、このコポリマーは50〜9
0重間%のアクリル酸を含み、アクリルアミドアルカン
スルホン酸を含むコポリマーは3種あるいはそれ以上、
好ましくは3種のコモノマーからなる。従って、好まし
い実施態様において、コポリマーはアクリル酸、アクリ
ルアミドアルカンスルホン酸および上記の七ツマー基よ
り選ばれる少なくとも1種の他の共重合性モノマーから
なる。
本発明のコポリマーは、3〜5個の炭素を存する少なく
とも1種の不飽和モノカルボン酸および/またはジカル
ボン酸あるいはそれらの塩を含む少なくとも2種の共重
合性モノマーを含んでなる。
そのようなコポリマーは、以下のものより選ばれる2種
、3種あるいはそれ以上のコモノマーを含んでなる。ア
クリル酸;メタクリル酸;イタコン酸;マレイン酸;各
アルキル基に1〜6個の炭素を含むそのような酸のアル
キルエステル;アルキル鎖がカルボキシ、スルホ、ある
いはケト基を含む一不飽和アルキルエステル;窒素上に
水素、計1〜12個の炭素を含む未置換および互換アル
キル基より選ばれる置換基を含むアクリルアミド;5〜
13個の炭素原子を含むアクリルアミドアルカンスルホ
ン酸;ビニルスルホン酸;ヒドロキシル基中に2〜4個
の炭素を有するヒドロキシアルキルアクリレートおよび
メタクリレート、アルキル7J 中に1〜10個の炭素
およびアルキレン基中に2〜4個の炭素を有し、1〜5
回アルキレンオキシが繰り返すアルコキシアルキルアク
リレート;スチレンスルホン酸;計6〜8個の炭素原子
を含むアリルオキシヒドロキシアルカンスルホン酸;ビ
ニルカルボキシレート;およヒ重合ビニルアルコール並
びに本明細書に記載の酸の塩。
適当なコモノマーのあるものは構造式により規定される
。アクリルアミドは下式、 (上式中、Rは水素またはメチルを表し、R1およびR
2は独立に水素、計1〜12、好ましくは1〜8個の炭
素を含むアルキル並びに置換アルキル基より選ばれる) で規定される。R1並びにR2基上の置IA基は、アル
キル、アリール、カルボキシル、およびケト基を含む。
R’並びにR2基の特定の例は、水素、L−ブチル、イ
ソプロピル、イソブチル、メチル、2− (2、4、4
−トリメチルペンチル)、および2−(2−メチル−4
−オキソペンチル)基を含む。
アルキルアクリレートの繰り返し単位は、下式、+CI
l□−C−)−。
藝 0=C−0−R’ (上式中、Rは水素またはメチルを表し、RIは1〜6
個好ましくは1〜4個の炭素原子を有するアルキルまた
はR1がR”−Yを表す置換アルキル基を表し、R2は
1〜6個の炭素原子を含むアルキルを表し、YはSO3
X 、 C(0)R’、またはCo!Xを表し、Xは水
素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、またはアンモニ
アを表し、R3は1〜3個の炭素原子を有するアルキル
を表す) で規定される。好ましい実施態様において、R’基は未
置換である。適当な七ツマーアルキルアクリレートおよ
びメタクリレートの特定の例は、エチルアクリレート、
エチルメタクリレート、スルホエチルメタクリレート、
スルホプロピルアクリレート、スル7ホプロイルアクリ
レート、およびカルボキシエチルアクリレートを含む。
ビニルスルホン酸は下式、 CHz””Cll  5(hll で規定される。また50311の水素がアルカリ金属、
アルカリ土類金属、あるいはアンモニウム基、好ましく
はアルカリ金属あるいはアンモニウム基と置換したビニ
ルスルホン酸の水溶性塩も含む。
ヒドロキシアルキルアクリレートは下式、CIl□=C 0= C(OR’ ) 、OH (上式中、Rは水素またはメチル基を表し、R1は2〜
6、好ましくは2〜4個の炭素原子を有する低級アルキ
レン基より選ばれ、アルキレンオキシ基は1〜5回繰り
返す) で規定される。適当なヒドロキシアルキルアクリレート
の特定の例は、ヒドロキシプロピルアクリレートおよび
ヒドロキシプロピルメタクリレートを含む。
アルコキシアルキルアクリレートは下式、(上式中、R
は水素またはメチルを表し、R1は2〜4、好ましくは
2〜3個の炭素原子を含むアルキレンを表し、nは1〜
5、好ましくは1〜3の整数を表し、R2は1〜10、
好ましくは1〜4個の炭素原子を含むアルキル基を表す
。アルコキシアルキルアクリレートモノマーの特定の例
は、メトキシエチルアクリレート、セロソルブメタクリ
レート、および2−(2−エトキシエトキシ)エチルア
クリレートを含む。
適当なアクリルアミドアルカンスルホン酸並びにその塩
の繰り返し単位は、下式、 (上式中、Rは水素またはメチルを表し;Xは水素、ア
ンモニウム、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属、
特に水素、アンモニウム、あるいはアルカリ金属より選
ばれ;およびR’並びにR1は独立に水素および1〜4
個の炭素原子を有するアルキル基より選ばれる。好まし
い実施態様において、Rは水素であり、R1並びにR2
は各々1〜3個の炭素原子を有するアルキル基である。
上記構造式のXは水素またはポリマーの水溶解性に悪影
否を与えないあらゆる金属陽イオン、例えばナトリウム
、カリウムおよびアンモニウム陽イオンを表す。さらに
、Xはカルシウム、マグネシウム、およびリチウムをも
表し、それは、それらがポリマーの溶解度に全く悪影習
を与えないからである。本発明において特に有効である
とわかったアクリルアミドアルカンスルホン酸モノマー
は、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸、あるいはその塩であり、下式、 薯 H3 で表される。
スチレンスルホン酸およびその塩は下式、(上式中、R
は水素または1〜6個の炭素原子を有する低級アルキル
基、好ましくは水素を表し、Xはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属あるいはアンモニア、特に水素、アンモニウ
ムあるいはアルカリ金属を表す) で規定される。特に適当なスルホン酸は、Rが水素を表
し、−5O3Xがフェニル基の3あるいは4位にあるス
チレンスルホン酸である。スチレンスルホン酸の塩は、
水溶性である。スチレンスルホン酸のナトリウム塩は、
市販入手可能である。
アリルオキシスルホン酸およびその塩は、下式、H (上式中、Rは水素またはメチルを表し、R1も水素ま
たはメチルを表し、Xは水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属およびアンモニウムより選ばれる) で規定される。
ビニルカルボキシレートは下式、 O CIl□=C−0−C−R’ (上式中、Rは水素または1〜6、好ましくは1〜4個
の炭素原子を有する低級アルキル基を表し、R’は1〜
12、好ましくは1〜8個の炭素原子を有するアルキル
基より選ばれる) ?”A’a j 東3 aビニルカ
ルボキシレートは、加水分解し、下式%式% (上式中、Rは水素または1〜6、好ましくは1〜4個
の炭素原子を有する低級アルキル基を表す)で表される
重合ビニルアルコール繰り返し単位を含む。この加水分
解カルボキシレートのR基はビニルカルボキシレート上
のR5に相当する。ビニルカルボキシレートの特定の例
は、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、および
2−プロペニルアセテートを含む。
七ツマ−を所望により従来の方法で製造してもよいが、
市販入手可能であり、従って購入できる。
モノマーの重合により、本質的に非架橋ランダムコポリ
マーが得られ、その分子量はほとんど誤差なしに調節可
能である。コポリマーは、好ましくはコモノマーの約5
0〜約99重量%の範囲の高収率で形成される。
またこのコポリマーは水に可溶であることが必要である
。典型的には、このコポリマーは0.5〜500ppm
の範囲で水中で用いられる。従って、水処理組成物の高
溶解度は必須ではないが望ましい。
生成物は溶液100部あたり約20〜約50重四%の固
体の範囲で含む濃縮水溶液としてドラム中で輸送するこ
とが好ましく、水100部あたり少なくとも20重量部
までの溶解度が必要である。
本明細書に規定したモノマーの重合は相互溶媒、例えば
約1〜6個の炭素原子を有する低級アルコール、あるい
は水中で許容される時間内に望む組成物を製造するに十
分な有効量の遊離基開始剤により行われる。重合前に部
分的にあるいは完全に中和形にするためモノマー酸を用
いてもよい。
この反応は従来、唯一の反応媒体として水中で約30〜
約130°Cの範囲の温度において、通常大気圧あるい
はわずかに高圧で行われる。形成されるコポリマーの濃
度は総置体の約5〜約50重量%であり、この溶液は直
接輸送してよい。
ポリマー塩の最終水溶液は、好ましくは約pH2〜約p
H8であり、その総置体含量は約5〜約50重量%であ
る。
形成されるコポリマーは、ゲル透過クロマトグラフィー
で測定したところ、約1 、000〜約50,000、
好ましくは約2,000〜約20.000の重量平均分
子量を有している。形成されるコポリマーの酸価は、従
来のKO]1による滴定により測定したところ、約23
0〜約740であり、アクリル酸と表されるC00II
基を有する30〜約95重世パーセントのモノマー単位
の重量画分に相当する。好ましいポリマーは50重量%
以上の遊離カルボキシ基および約390〜約700の酸
価を有する。
典型的重合法において、ガラスラインまたはステンレス
外被付反応器にあらかじめ決めた量のモノマーを窒素上
溶媒および遊離基重合触媒と共に加え、この反応混合物
を反応器の外被中の熱輸送液体により維持した制御温度
条件下で発熱させる。
反応がおこっている際の圧力は問題ではないが、通常大
気圧下で行われる。
上記のコポリマーに加え水性システムあるいは媒体に加
えられる他の成分は燐化合物である。この燐化合物はコ
ポリマーと別にまたは混合物として、コポリマーに対し
重量比10:1〜1:10.好ましくは5:1〜l:5
で水性システムに加える。
燐化合物は、水溶性ホスフェートおよびホスホネートか
らなる群より選ばれる。ホスフェートの例は、オルトボ
スフェート、縮合ホスフェート、例えばナトリウムへキ
サメタホスフェート、分子脱水ホスフェート、およびホ
スフェートエステルを含む。適当なホスホネートの例は
、ホスホ入アルカンカルボン酸、例えば2−ホスホノブ
タン−1゜2.4−)リカルボン酸、アミノ−トリ (
メチレンホスホン酸)、ヒドロキシェチリデンジホスホ
ン酸、ホスホスクシン酸、ヘンゼンホスポン酸、ポリヘ
キシレンポリアミンポリメチレンホスホン酸、2−アミ
ノエチルホスホン酸、ポリアミノホスホネート、等を含
む。ホスホネートは米国特許第3,837.803号に
規定されている。
好ましい燐化合物は、2−ホスホノブタン−1゜2.4
−)リカルボン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)
、ポリヘキシレンポリアミンホスホン酸、およびヒドロ
キシェチリデンジホスホン酸を含むホスホネートである
本発明は金属イオン、例えば鉄、マンガン、亜鉛、およ
びアルミニウムの安定化に関するが、この金属イオンの
群のうち最も重要なものは鉄である。
水性媒体に可溶である第一鉄イオンは第二鉄イオンに酸
化される。約3〜4までの低いpHにおいて、第二鉄イ
オンも水溶液に可溶であるが、1t5およびそれ以上の
pHにおいて、第二鉄イオンは水酸化鉄、すなわち、F
e(Off)z、あるいは酸化鉄、すなわちFe、03
、および鉄が第三酸化状態(今後鉄(III)とする)
である他の鉄化合物の形で沈殿する。
鉄化合物、例えば酸化鉄、珪酸鉄、等による汚染は、有
効な工業システムの操作に対し脅威である。鉄は給水内
に生じあるいはパイプおよび金属装置の腐蝕によりシス
テム内に生ずる。1〜5 ppmのオーダーのわずかな
■の鉄(1)が再循環システム内に存在するばあい、ス
ケール調節剤、例えばポリアクリレート、ポリメタクリ
レート、アクリル酸とビニルアセテートのコポリマー等
の性能に悪影ツを及ぼす。溶液中の鉄(I[r)を含む
水性システムはキレート剤、例えばクエン酸により安定
化されるが、そのような試薬の性能は水化学性、例えば
イオン強度、pH,′fjL度等に強く依存している。
さらに、2〜20ppmのレベルのクエン酸のようなキ
レート剤はスケールに対し限界防止特性を示さず、従っ
てスケールに対し効果がない。
本発明は、本明細書に開示された組成物が溶液中の金属
イオンの安定化に有効であるだけでなく、その組成物が
可溶性金属イオンの存在下でのスケールに対しおよび粒
状物質の分散剤として有効であるという発見にある。粒
状物質の例は、酸化鉄、クレイ、アルミナ、珪酸アルミ
ニウム、およびカーボネート、スルフェート、オキサレ
ート並びにホスフェートのカルシウム並びにマグネシウ
ム付着物を含む。
適当な水性システムあるいは媒体は、冷却並びに沸騰水
、プライン水、例えば脱塩プラント、特に複蒸留器で加
工されたもの、高濃度の塩を含む汽水、例えば典型的に
は逆浸透法用の膜装置で生ずるものを含む。他の水性シ
ステムは、油田に用いられる加工水、循環水および油状
水(水が大部分存在するもの)を含む。
本発明をさらに以下の例により説明する。異なる添加物
あるいは組成物の溶液は、塩化カルシウム、塩化マグネ
シウム、硫酸ナトリウム、塩化ナトリウム、および重炭
酸ナトリウムを混合することにより製造した。この溶液
に塩化第二鉄を加えた後、そのpHを7.0に合わせた
。この溶液を1〜2.5時間後に濾過し、溶液中に残っ
ている鉄の量を原子吸光により測定した。
■−よ この例は、水性媒体中の他のイオンの存在下での金属の
安定化における本発明の添加物の有効性を示す。ポリマ
ーおよびホスホノアルカンカルボン酸の種々の添加物を
室温において以下の条件で鉄の安定化についてテストし
た。
Ca = 300ppn1 Mg =300ppm Na =1,113ppm C1=2,170ppm 鉄−1,0ppm 時間=2時間 pH=7 データの作表において、生成物Aはポリマーであり、生
成物Bは2−ホスホノブタン=1.2゜4−トリカルボ
ン酸(PCA)であり、量はppmで示し、安定化は%
安定化で示す。以下の略を用いた。
AA=アクリル酸 し−BuAm= tert−フ゛チルアクリルアミドM
AA−メタクリル酸 Am=アクリルアミド CA=カルピトールアクリレート AMPS= 2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酸 PCA=2−ホスホノブタン−1.2.4−トリカルボ
ン酸 HAMP^−ポリヘキシレンポリアミンポリメチレンホ
スホン酸 11 H D P±1−ヒドロキシエチリデン−1,1
−ジホスホン酸 鉄安定化の結果を表Aに示す。
盈−ノー1LE[ 18AA:MAA:Am:CA   54:21:  
9  :26             None19
     ^A:MAA:Am:CA  54:21:
 9 :26        11EDP20AAjM
AA:Am:CA34二21:9:26AMP21  
      AA:MAA:Am:CA   54:2
1:  9  :26               
PC^22     AA:AMPS  70 : 3
0                    None
23     AA:AMPS  70:30    
              111Eop24   
  AA : As : AMPS  60 : 20
 : 20              None25
      AA : A−: AMPS   60 
: 20 : 20                
   11EDP26A^:AMPS:L−BuAm6
0:20二2ONone27     ^A:^MPS
 + t  BuAs+  60 : 20 : 20
          )IEDP28     AA:
 AMPS : t−BuAm  60 : 20 :
 20          PCA29     AA
 : MAA : AMPS : t−BuA+i  
60 : 20 : 10 : 10     Non
e30     AAiM^^: AMPS : t−
BuAm  60 : 20 : 10 : 10  
  11EDP−生m〜 A(ppm)   A(ppm)    実−及エー豊
用JUL肚1.1     0        1  
    1       NA1.1     1.1
     85    31     +541.1 
   1.1     44     10     
+341.1    1.1     28     
 2     +261.1     0      
  2      2       NA1.1   
 1.1     75    32     +43
1.1     0      60    60  
     NA1、1   1.1  100   9
0    士100.75   0       5 
     5      NAO,750,75502
0+30 1.1    1.1     73    53  
   +201.1     0        1 
     1       NA1.1     1.
1     99    31     +68上記結
果は、例外なしにポリマーをポリホスフェートと組み合
わせた場合相乗作用が得られることを示している。燐化
合物あるいはポリマーのいずれかが無い全屈イオン安定
化組成物を用いた場合の例におけるrNAJとは「認め
られない」ことを表す。テストしたポリマーは、不飽和
モノカルボン酸として約50〜80重量%のアクリル酸
および約20〜約50重量%の異なるモノマーを含んで
いた。このポリマーは2種あるいは3種のコモノマーか
らなり、コポリマーと呼んでよい。好ましいポリマー中
のコモノマーは少なくとも1種の一不飽和カルボン酸、
特にアクリル酸、および3〜5個の炭素を有する一不飽
和モノあるいはジカルボン酸、例えばメタクリル酸、置
換アクリルアミド、例えばL−ブチルアクリルアミド、
グリコールエーテルアクリレート、例えばカルピトール
アクリレートあるいはジエチレングリコールエチルエー
テルアクリレート、およびアクリルアミドアルカンスル
ホン酸、例えば2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸からなる群より選ばれる少なくとも1種の
他のコモノマーを含む。
テストした燐化合物はホスホネートより選ばれ、アミノ
アルキル並びにアルキレンホスホン酸、ヒドロキシアル
キルジホスホン酸、およびホスホノアルカンカルボン酸
を含む。テストシたホスホネートの特定の例は、アミノ
トリ(メチレンホスホン酸)、ポリへキシレンポリアミ
ンポリメチレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン
−1,1−ジホスホン酸、および2−ホスホノブタン−
1゜2.4−トリカルボン酸を含む。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水性システム中の金属イオンの安定化法であって、
    前記水性システムに水溶性コポリマーおよび水溶性燐化
    合物を重量比10:1〜1:10で加えることを含んで
    なり;前記コポリマーが3〜5個の炭素原子を有する不
    飽和モノカルボン酸あるいはジカルボン酸またはそれら
    の水溶性塩より選ばれる少なくとも1種のカルボン酸を
    少なくとも30重量%含み;前記コポリマーが1,00
    0〜50,000の重量平均分子量を有し;および前記
    燐化合物がホスホネート、ホスフェート、およびそれら
    の混合物より選ばれる方法。 2、前記コポリマーのコモノマーが、3〜5個の炭素を
    有する不飽和モノカルボン酸並びにジカルボン酸、アク
    リルアミド、置換並びに未置換アルキルアクリレート、
    ヒドロキシアルキルアクリレート、アルコキシアルキル
    アクリレート、アリルオキシヒドロキシアルカンスルホ
    ン酸、スチレンスルホン酸、アクリルアミドアルカンス
    ルホン酸、ビニルカルボキシレート、加水分解カルボキ
    シレート、そのような酸の水溶性塩、アルキル基中に1
    〜6個の炭素を有するそれらのアルキルエステル、およ
    びそれらのコモノマーの混合物より選ばれる、請求項1
    記載の方法。 3、前記コポリマーの前記コモノマーが、アクリル酸、
    メタクリル酸、イタコン酸、並びにそれらの酸の水溶性
    塩;各アルキル基中に1〜6個の炭素原子を含むアルキ
    ルアクリレート、メタクリレート、並びにイタコネート
    ;カルボキシ、スルホ並びにケト基で置換し、各アルキ
    ル基中に1〜6個の炭素原子を含むアルキルアクリレー
    ト、メタクリレート並びにイタコネート;窒素原子上に
    水素、1〜12個の炭素を有する未置換アルキル基並び
    に計1〜12個の炭素原子を含む置換アルキル基より選
    ばれた置換基を含むアクリルアミド;アクリルアミドア
    ルカンスルホン酸;ビニルスルホン酸;アルキレン基中
    に2〜4個の炭素を含み、アルキレンオキシ基が1〜5
    回繰り返すヒドロキシアルキルアクリレートリアルキル
    基中に1〜6個の炭素および繰り返しアルキレン基中に
    2〜4個の炭素を含むアルコキシアルキルアクリレート
    (アルキレンオキシ基は1〜5回繰り返す);スチレン
    スルホン酸;計6〜8個の炭素原子を含むアリルオキシ
    ヒドロキシアルカンスルホン酸;重合ビニルアルコール
    基:そのような酸の塩;およびそのようなモノマーの混
    合物より選ばれ、前記ポリホスホネートがホスホネート
    より選ばれる、請求項1記載の方法。 4、前記コポリマーのコモノマーが、アクリル酸;メタ
    クリル酸;イタコン酸;各アルキル基中に1〜6個の炭
    素を含むジアルキルイタコネート;窒素原子上の1個あ
    るいは両方の置換基が独立に水素、1〜12個の炭素を
    有するアルキル基、計1〜12個の炭素原子を含む置換
    アルキル基、下式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、R^1並びにR^2は水素および1〜4個の
    炭素を有するアルキル基より選ばれ;Mは水素、アンモ
    ニウム、アルカリ金属、およびアルカリ土類金属より選
    ばれる) で規定されるアクリルアミドアルカンスルホン酸および
    それらの塩より選ばれるアクリルアミドおよびメタクリ
    ルアミド;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、R^1は水素およびメチルより選ばれ、R^
    2は1〜6個の炭素を有するアルキル基より選ばれ、X
    は水素、−SO_3M、−CO_3M、およびC(O)
    −R^3より選ばれ、Mは水素、アンモニウム、アルカ
    リ金属あるいはアルカリ土類金属を表し、R^3は1〜
    3個の炭素原子を有するアルキル基を表す)で規定され
    るアルキルアクリレート;下式、CH_2=CH−SO
    _3X (上式中、Xは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属
    、およびアンモニウムより選ばれる)で規定されるビニ
    ルスルホン酸並びにそれらの塩;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1は
    2〜4個の炭素を有するアルキル基より選ばれ、nは1
    〜5の整数を表す) で表されるヒドロキシアルキルアクリレート;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1は
    2〜4個の炭素を有するアルキレン基より選ばれ、R^
    2は水素並びに1〜10個の炭素を有するアルキル基よ
    り選ばれ、nは1〜5の整数を表す)で表されるアルコ
    キシアルキルアクリレート;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素および1〜6個の炭素原子を有する
    アルキル基より選ばれ、Xはアルカリ金属、アルカリ土
    類金属、およびアンモニウムより選ばれる) で表されるスチレンスルホン酸;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、RおよびR^1は水素およびメチルより選ば
    れ、Xは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、およ
    びアンモニウムより選ばれる) で表されるアリルオキシヒドロキシアルカンスルホン酸
    ;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素および1〜6個の炭素原子を有する
    アルキル基より選ばれ、R^1は1〜12個の炭素を有
    するアルキル基より選ばれる) で表されるビニルカルボキシレート;および下式、▲数
    式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素および1〜6個の炭素原子を有する
    アルキル基より選ばれる) で表される重合ビニルアルコール基、 より選ばれる、請求項1記載の方法。 5、前記アクリルアミドが、窒素原子上の1個あるいは
    両方の置換基が独立に水素、1〜8個の炭素を有するア
    ルキル基、計1〜12個の炭素を含む置換アルキル基、
    下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1は
    1〜6個の炭素を有するアルキル基より選ばれるかまた
    はR^1がR^2−Yを表し、R^2が1〜6個の炭素
    原子を含むアルキル基を表し、Yが−SO_3X、C(
    O)R^3、あるいは−CO_2Xを表し、Xが水素、
    アルカリ金属、アルカリ土類金属、あるいはアンモニア
    を表し、R^3が1〜3個の炭素原子を有するアルキル
    を表す置換アルキル基より選ばれる)で規定されるアル
    キルアクリレートより選ばれるアクリルアミドおよびメ
    タクリルアミド;下式、CH_2=CH−SO_3X (上式中、Xは水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属
    、およびアンモニウムより選ばれる)で規定されるビニ
    ルスルホン酸並びにそれらの塩;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1は
    2〜4個の炭素を有するアルキル基より選ばれ、nは1
    〜5の整数を表す) で表されるヒドロキシアルキルアクリレート;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1は
    2〜4個の炭素を有するアルキレン基より選ばれ、R^
    2は水素並びに1〜10個の炭素を有するアルキル基よ
    り選ばれ、nは1〜5の整数を表す)で表されるアルコ
    キシアルキルアクリレート;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素および1〜6個の炭素原子を有する
    アルキル基より選ばれ、Xはアルカリ金属、アルカリ土
    類金属、およびアンモニウムより選ばれる) で表されるスチレンスルホン酸;下式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (上式中、Rは水素およびメチルより選ばれ、R^1並
    びにR^2は独立に水素および1〜4個の炭素を有する
    アルキル基より選ばれ;Mは水素、アンモニウム、アル
    カリ金属、およびアルカリ土類金属より選ばれる) で表されるアクリルアミドアルカンスルホン酸並びにそ
    れらの塩より選ばれる請求項2記載の方法。 6、前記コポリマーの前記コモノマーが、 イタコン酸、アクリル酸、メタクリル酸、および各アル
    キル基中に1〜6個の炭素を含むそのアルキルエステル
    ;各アルキル基中に1〜6個の炭素原子を含むジアルキ
    ルイタコネート;窒素原子上の1個あるいは両方の置換
    基が水素および1〜12個の炭素を含む未置換アルキル
    基、および1〜12個の炭素を含む置換アルキル基より
    選ばれるアクリルアミド並びにメタクリルアミド、各ア
    ルキル基中に1〜6個の炭素を含むスルホアルキルアク
    リレート並びにメタクリレート、各アルキル基中に1〜
    10個の炭素および各繰り返しアルキレン基中に2〜4
    個の炭素を含むアルコキシアルキルアクリレート並びに
    メタクリレートより選ばれ;1〜5個の繰り返しアルキ
    レンオキシ基;繰り返しアルキレン基中に2〜4個の炭
    素を含みおよび1〜5個の繰り返しアルキレンオキシ基
    を含むヒドロキシアルキルアクリレート並びにメタクリ
    レート;アルキレン基中に2〜6個の炭素を含むアクリ
    ルアミドアルカンスルホン酸並びにメタクリルアミドア
    ルカンスルホン酸およびそれらの水溶性塩;そのような
    コモノマーの混合物が存在し;アクリルアミドアルカン
    あるいはメタクリルアミドアルカンスルホン酸またはそ
    れらの塩を含むコポリマーが少なくとも3種のコモノマ
    ーを含む、請求項1記載の方法。 7、前記燐化合物が、1〜2個のホスホノ基および2〜
    3個のカルボン酸基を含むカルボン酸であり(カルガン
    基は2〜6個の炭素原子を含む);前記ホスホノアルカ
    ンカルボン酸に対する前記コポリマーの重量比が10:
    1〜1:10であり;前記コポリマーの重量平均分子量
    が2,000〜20,000である、請求項6記載の方
    法。 8、前記ホスホノアルカンカルボン酸に対する前記コポ
    リマーの重量比が5:1〜1:5であり;前記コポリマ
    ーが50〜90重量%の3〜5個の炭素原子を有する重
    合不飽和モノカルボン酸あるいはジカルボン酸またはそ
    の塩および3〜5個の炭素を有する他の不飽和モノカル
    ボン酸あるいはジカルボン酸またはそれらの塩;各アル
    キル基中に1〜6個の炭素を有するアルキルアクリレー
    ト、メタクリレート、およびイタコネート、カルボキシ
    、スルホ、並びにケト基で置換し、各アルキル基中に1
    〜6個の炭素を含むアルキルアクリレート、メタクリレ
    ート、並びにイタコネート;アルコキシ基中に1〜4個
    の炭素および繰り返しアルキレン基(1〜5個のアルキ
    レン基が存在する)中に2〜4個の炭素を含むアルコキ
    シアルキルアクリレート並びにメタクリレート;繰り返
    しアルキレン基中に2〜4個の炭素を含むヒドロキシア
    ルキルアクリレート並びにメタクリレート;未置換およ
    び窒素原子上に少なくとも1種の置換基を含む置換アク
    リルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロピル
    スルホン酸、2−メタクリルアミド−2−メチルプロピ
    ルスルホン酸;ビニルアセテート;ビニルアルコールよ
    り選ばれる少なくとも1種のコモノマーを含み;2−ア
    クリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸または2
    −メタクリルアミド−2−メチルプロピルスルホン酸の
    いずれかあるいは両方を含むコポリマーが少なくとも3
    種のコモノマーを含む請求項7記載の方法。 9、前記コポリマーが2,000〜20,000の重量
    平均分子量を有し、前記ホスホノアルカンカルボン酸が
    2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸であ
    る、請求項8記載の方法。 10、前記金属イオンが鉄、マンガン、アルミニウム、
    亜鉛、およびそれらの混合物より選ばれる、請求項5記
    載の方法。 11、前記金属イオンが鉄、マンガン、アルミニウム、
    亜鉛、およびそれらの混合物より選ばれる、請求項9記
    載の方法。 12、前記金属が鉄イオンである、請求項9記載の方法
    。 13、水性媒体に請求項5記載のコポリマーおよび燐化
    合物を加えることによる、水性媒体中の金属イオンを安
    定化しおよび水性媒体中の粒状物質を分散する方法。 14、前記粒状物質が酸化鉄、シルト、クレイ、アルミ
    ナ、珪酸アルミニウム、カルシウム並びにマグネシウム
    堆積物、およびそれらの混合物より選ばれる、請求項1
    3記載の方法。 15、前記水性媒体中の鉄イオンの量が少なくとも1p
    pmである、請求項14記載の方法。 16、前記一不飽和モノカルボン酸あるいはジカルボン
    酸がアクリル酸であり、前記コポリマーの分子量が2,
    000〜20,000であり、前記ホスホノアルカンカ
    ルボン酸が2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカル
    ボン酸である、請求項14記載の方法。 17、前記コポリマーが3種あるいはそれ以上のコモノ
    マーからなる、請求項16記載の方法。 18、前記燐化合物がアミノアルキル並びにアルキレン
    ホスホン酸、ヒドロキシアルキルジホスホン酸、ホスホ
    ノアルカンカルボン酸、およびそれらの混合物より選ば
    れ、前記コポリマーが以下の重量比のコポリマー (a)AA:MAA:t−BuAm60:20:20(
    b)AA:MAA:Am:CA54:21:9:16(
    c)AA:Am:AMPS60:20:20(d)AA
    :MAA:AMPS:t−BuAm60:20:10:
    10(AA=アクリル酸、MAA=メタクリル酸、t−
    BuAm=t−ブチルアクリルアミド、AMPS=2−
    アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、CA
    =カルビトールアクリレート) より選ばれる、請求項16記載の方法。 19、前記燐化合物がアミノトリ(メチレンホスホン酸
    )、ポリヘキシレンポリアミンポリメチレンホスホン酸
    、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−二燐酸、および
    2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸より
    選ばれる、請求項18記載の方法。 20、前記粒状物質が酸化鉄およびその混合物より選ば
    れる、請求項19記載の方法。
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