JPH01130774A

JPH01130774A - 石綿回収装置

Info

Publication number: JPH01130774A
Application number: JP62293033A
Authority: JP
Inventors: Hideo Tominaga; 英夫富永; Koji Takemura; 竹村　皓司
Original assignee: Morita Tokushu Kiko KK
Current assignee: Morita Tokushu Kiko KK
Priority date: 1987-11-18
Filing date: 1987-11-18
Publication date: 1989-05-23
Also published as: JPH0224593B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】弯１」４１肘」を狂この発明は、天井や壁に断熱材として使用された石綿の
回収に利用される装置に関するものである。

鴛】明り１黴従来、建物の断熱性能を良くする為、天井や壁の表面に
石綿を断熱材として被着していたが、最近、石綿に発癌
性があることが判明して大きな社会問題にまで発展し、
石綿の回収が要請されている。

ところで、このような石綿の回収はすべて手作業で行わ
れているのが現状である。

発　が　゛　しようとする間　へ前述したように、現状では石綿の回収作業がすべて人手
でもって行われている為、非常に多くの労力と時間を要
し、非能率的であるという欠点があった。

そこで、この発明は天井や壁の石綿の回収を機械化して
作業に要する労力と時間を軽減する石綿回収装置を提供
することを目的とする。

間Ｈ点を解°するための手段この発明は斯る目的を達成する為、吸引口を設けた吸引
アタッチメントと、下端が開口したレシーバタンクの上
方に当８亥レシーバタンクと連通するサイクロンを設け
ると共に、上記レシーバタンク内にシリンダにより上下
動するようになした圧縮排出プレートを設け、更に上記
レシーバタンクの下端縁にシリンダにより摺動す・るよ
うになしたスライド扉を設け、かつ、上記レシーバタン
クの下方にドラム缶を設置し得るようになした石綿圧縮
詰込装置と、レシーバタンク、サイクロン、セパレータ
、真空ポンプ、水切装置及び吐出サイレンサを上記層に
直列に接続配管してなる空気輸送装置をマウントした吸
引車とからなり、上記吸引アタッチメントと上記石綿圧
縮詰込装置とを接続配管すると共に、上記石綿圧縮詰込
装置と上記吸引車とを接続配管したという技術的手段を
講じている。

皿吸引車の空気輸送装置により石綿を吸引アタッチメント
から石綿圧縮詰込装置に空気輸送してここでドラム缶に
圧縮詰込んで回収する。

実施例以下この発明を第１図乃至第８図に示す実施例に従って
説明する。

第１図はこの発明に係る石綿回収装置の作業説明図、第
２図はそのフローシート図である。

第１図に於いて、（Ａ）は吸引アタッチメント、（Ｂ）
（Ｂ）は石綿圧縮詰込装置、（Ｃ）は吸引車を示す。

吸引アタッチメン）　（Ａ）は第３図に示すように、固
定車輪（１）（１）と自由車輪（２）（２）により移動
自在な下端を開口した吸入筺（３）内の前部に水噴霧ノ
ズル（４）及び回転ブラシ（５）を配設すると共に後部
に吸引口（６）を配設してあり、吸入筺（３）の前部に
て水噴霧ノズル（４）より床面に落下堆積した石綿に水
を噴霧し乍ら駆動モータ（７）で回転ブラシ（５）を回
転して当該回転ブラシ（５）により石綿を吸入筺（３）
内の後部に掃き入れ、ここで吸引口（６）より石綿を吸
引するように構成されている。尚、（８）は吸入筺（３
）の後端部に固設された手押しハンドルで、これで吸引
アタッチメント（Ａ）を所望の位置に移動させる。

石綿圧縮詰込装置（Ｂ）（Ｂ）は対象に対向配置されて
おり、説明は片方についてのみ述べる。即ち、第４図乃
至第７図に示すように、枠体（９）上に貫通穴を形成し
た基板（１０）を載設し、この基板（１０）上に下端が
開口して当該基板（１０）の貫通穴より若干中さい内周
径を有する円筒形状のレシーバタンク（１１）を適宜の
手段で基板（１１）の貫通穴と対向してその下端縁を基
板（１０）の上面より若干離した状態で固設し、このレ
シーバタンク（１１）の中央部に貫通穴を形成した端板
（ｌｌａ）上に適宜の手段でサイクロン（１２）をその
下端部を端板（ｌｌａ）の貫通穴に嵌挿して立設し、ま
た、このサイクロン（１２）の両側に基部が当該サイク
ロン（１２）に枢着された一対の排出シリンダ（１３）
　　（１３）を下向きに配設し、この排出シリンダ（１
３）（１３）の下方に延びてレシーバタンク（１１）の
端板（ｌｌａ）を貫通してその内部に挿入するピストン
ロッド（１３ａ　）　　（１３ａ　）の先端部に、レシ
ーバタンク（１１）内に昇降自在に嵌入された中央部に
貫通穴を形成するドーナツ形状の圧縮排出プレー）　（
１４）を取付け、更に、基板（１０）の上面とレシーバ
タンク（１１）の下端縁の間にガイドレール（１５）　
　（１５）を介してスライド扉（１６）を摺動自在に装
設し、このスライド扉（１６）の上面一端部に軸（１７
）を支承してこの両端に基板（１０）の両側に基部が当
該基板（１０）に枢着された一対のスライド扉用シリン
ダ（１８）（１８）のピストンロッド（１８ａ　）　　
（１８ａ　）の先端部を止着してあり、吸引アタッチメ
ント（Ａ）で吸引させた石綿を含む空気流をサイクロン
（１２）に流入し、このサイクロン（１２）内で空気流
中の石綿を下部に落下してレシーバタンク（１１）に堆
積し、ここで排出シリンダ（１３）（１３）により圧縮
排出プレート（１４）で石綿を圧縮し、これを数回繰返
した後、スライド扉用シリンダ（１８）　　（１８）に
よりスライド扉（１６）を開放し、続いてレシーバタン
ク（１１）内に圧縮堆積される石綿を排出シリンダ（１
３）　　（１３）により圧縮排出プレート（１１）で下
方に排出して枠体（９）の内部にハンドリフタ（１９）
で配置されたドラム缶（２０）内に詰込むように構成さ
れている。尚、（２１）は排出シリンダ（１３）（１３
）及びスライド扉用シリンダ（１８）　　（１８）の油
圧ユニ′ット、（２２）はＩ桑作盤、（２３）は石綿圧
縮詰込装置（Ｂ）ＣＢ）の一方と吸引アタッチメント（
Ａ）とを連通ずる三方切換コック、（２４）は石綿圧縮
詰込装置（Ｂ）（Ｂ）の−方と吸引車（Ｃ）とを連通ず
る三方切換コック、（２５）　　（２５）はレシーバタ
ンク（１１）の周壁に装設された水抜きコックで、石綿
の圧縮時に滲み出る水をレシーバタンク（１１）から排
出する。レシーバタンク（１１）から排出された水は石
綿圧縮詰込袋Ｗ（Ｂ）（Ｂ）の間に配設された水タンク
（２６）に−旦回収された後、吸引車（Ｃ）に配設した
ポンプ（２７）にて吸引アタッチメン）　（Ａ）に供給
して水噴霧ノズル（５）から噴霧するようにする。（２
８）は水タンク（２６）から水ポンプ（２７）により吸
込まれる水中の異物を除去するサクションストレーナで
ある。

吸引車（Ｃ）はレシーバタンク（２９）、サイクロン（
３０）、セパレータ兼水切装置ｆ（３’ｌ）、真空ポン
プ（３２）及び吐出サイレンサ（３３）等からなる空気
輸送装置をトラック等の車体に搭載してこれらをレシー
バタンク（２９）　、サイクロン（３０）　、セパレー
タ兼水切装置　（３１）のセパレータ（３１ａ　）　、
真空ポンプ（３２）　、セパレータ兼水切装置（３１）
の水切装置（３１ｂ）、吐出サイレンサ（３３）の順に
直列に接続配管してあり、真空ポンプ（３２）により空
気流を形成し、この空気流を利用して吸引アタッチメン
ト（Ａ）で石綿を吸引してこれを石綿圧縮詰込装置（Ｂ
）（Ｂ）に輸送すると共に、石綿圧縮詰込装置（Ｂ）（
Ｂ）で回収されなかった粉面綿を含む空気流をレシーバ
タンク（２９）を経てサイクロン（３０）に流入してこ
こで空気流中の粉面綿を下部のチャンバ（３４）に落下
回収し、更にサイクロン（３０）から吐出された空気を
セパレータ（３１ａ）、真空ポンプ（３２）　、水切装
置（３１ｂ　）及び吐出サイレンサ（３３）を通し除塵
、水切り、消音を行って大気へ放出するように構成され
ている。尚、（３５）はサイクロン（３０）の人口部に
装設された水噴霧ノズルで、水ポンプ（３６）により吸
い揚げたチャンバ（３４）内の水を噴霧して粉面綿を含
む空気流に吹付け、これにより空気流中の粉面綿に水分
を付着させて重量を重くし、サイクロン（３０）内で粉
面綿が確実に落下回収されるようにする。（３７）はチ
ャンバ（３４）から水ポンプ（３６）により吸い揚げら
れる水中の異物を除去するストレーナ、（３８）はバキ
ュームブレーカ、（３９）は負荷解放弁、（４０）は真
空計である。

この発明の石綿回収装置は空気輸送装面をマウントした
吸引車（Ｃ）により石綿を吸引アタッチメンｌ−（Ｃ）
から石綿圧縮詰込装置（Ｂ）（Ｂ）に空気輸送してここ
でドラム缶に回収するものであり、従来、人手で行って
いた石綿の回収作業を機械的に行うことができ、作業に
要する労力と時間が軽減されて作業能率の向上が図れる
。

尚、上記実施例の吸引アクッチメン）　（Ａ）は床面に
落下堆積した石綿を吸引する床面用であって、第８図に
示す如き天井壁用吸引アタッチメント（Ａ゛）を用いる
と天井、壁の石綿を掻落し乍ら吸引することが可能であ
る。

天井壁用吸引アタッチメント（Ａ゛）は複数個の車輪（
４１）　　（４１）・・・により移動自在な架台（４２
）に吸入筒（４３）を適宜の手段で上下及び仰角調整可
能に支持してこれの先端部に水噴霧ノズル（４４）と回
転破砕刃（４５）を配設してあり、吸入筒（４３）の先
端部にて水噴霧ノズル（４４）より天井、壁の石綿に水
を噴霧し乍ら駆動モータ（４６）で回転破砕刃（４５）
を回転して当該回転破砕刃（４５）で天井、壁の石綿を
掻落し、この石綿を吸入筒（４３）より吸引するように
構成されている。

発明の効果この発明によれば、空気輸送装置をマウントした在来の
吸引車により石綿を吸引アタッチメントから石綿圧縮詰
込装置に空気輸送してここでドラム缶に回収するから、
石綿の回収作業を機械的に行うことができ、作業に要す
る労力と時間が軽減され、作業能率の向上が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る石綿回収装置の一実施例の作業
説明図、第２図はそのフローシート図である。第３図はこの発明に係る石綿回収装置に使用される床綿
用吸引アタッチメントを示す斜視図である。第４図乃至第７図はこの発明に係る石綿回収装置に使用
される石綿圧縮詰込装置を示す図面で、第４図はその概
略斜視図、第５図は正面図、第６図は側面図、第７図は
平面図である。第８図は天井壁用吸引アタッチメントを示す斜視図であ
る。（Ａ）・−・床面用吸引アタッチメント、（Ｂ）・−・
石綿圧縮詰込装置、（Ｃ）・−・吸引車、　　　　　（３Ｌ−・吸入筺、（
４）　−・水噴霧ノズル、　　（５）　一回転ブラシ、
（６）−・−吸入口、　　　　　（１１）−・レシーバ
タンク、（１２）−サイクロン、　　　（−１３Ｌ−排
出シリンダ、（１４）−圧縮排出プレート、゛（１６）　−・スライド扉、（１８）−・スライド扉用シリンダ、（２９）・−レシーバタンク、（３０）・・−サイクロ
ン、（３１）・−・・セパレータ兼水切装置、（３２）
・−真空ポンプ、　　　（３３）−・・−吐出サイレン
サ、（３５）・−・水噴霧ノズル、（Ａ’）−−−・天井壁用アタッチメント、（４３）・
−・吸入筒、　　　　　（４４Ｌ−・水噴霧ノズル、（
４５）−・回転破砕刃。特　許　出　願　人　　森田特殊機工株式会社代　　　
　理　　　　人　　　江　　原　　省　　吾第３図＼第４図第５図カさ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）吸引口を設けた吸引アタッチメントと、下端が開
口したレシーバタンクの上方に当該レシーバタンクと連
通するサイクロンを設けると共に、上記レシーバタンク
内にシリンダにより上下動するようになした圧縮排出プ
レートを設け、更に上記レシーバタンクの下端縁にシリ
ンダにより摺動するようになしたスライド扉を設け、か
つ、上記レシーバタンクの下方にドラム缶を設置し得る
ようになした石綿圧縮詰込装置と、レシーバタンク、サイクロン、セパレータ、真空ポンプ
、水切装置及び吐出サイレンサを上記順に直列に接続配
管してなる空気輸送装置をマウントした吸引車とからな
り、上記吸引アタッチメントと上記石綿圧縮詰込装置とを接
続配管すると共に、上記石綿圧縮詰込装置と上記吸引車とを接続配管したこ
とを特徴とする石綿回収装置。