JPH01130704A - 分離膜装置 - Google Patents
分離膜装置Info
- Publication number
- JPH01130704A JPH01130704A JP28838087A JP28838087A JPH01130704A JP H01130704 A JPH01130704 A JP H01130704A JP 28838087 A JP28838087 A JP 28838087A JP 28838087 A JP28838087 A JP 28838087A JP H01130704 A JPH01130704 A JP H01130704A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separation membrane
- piezoelectric body
- composite piezoelectric
- piezoelectric material
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
Ａ、産業上の利用分野
この発明はシート状の複合圧電体を振動体として利用し
た分離膜装置に関するものである。
た分離膜装置に関するものである。
Ｂ１発明の概要
この発明は多孔質の分離膜の周囲にシート状複合圧電体
をバイモルフ若しくはユニモルフ構成で取り付け、分離
膜の物質透過率を良好ならしめたものである。
をバイモルフ若しくはユニモルフ構成で取り付け、分離
膜の物質透過率を良好ならしめたものである。
Ｃ９従来の技術
物質を粒径別に分離する場合は、分離する物質の大きさ
の程度こそ違え、多孔質膜からなる分離膜（通常の篩も
含む）が使用されている。この場合、分離膜は物質の分
離と透過の道具として機能している。そして、分離され
る物質の粒径は分離膜の空孔の径で決まり、分離される
物質の透過速度は外的振動の強度、圧力差、濃度差、空
気ポテンシャル等のエネルギー強度によって決まる。従
来は分ｍ膜の透過速度を高めるために、上記エネルギー
強度をその透過速度に比例させて高めるようにしていた
。
の程度こそ違え、多孔質膜からなる分離膜（通常の篩も
含む）が使用されている。この場合、分離膜は物質の分
離と透過の道具として機能している。そして、分離され
る物質の粒径は分離膜の空孔の径で決まり、分離される
物質の透過速度は外的振動の強度、圧力差、濃度差、空
気ポテンシャル等のエネルギー強度によって決まる。従
来は分ｍ膜の透過速度を高めるために、上記エネルギー
強度をその透過速度に比例させて高めるようにしていた
。
Ｄ１発明が解決しようとする問題点
しかし、上記エネルギー強度を高めるためには周辺機器
および付帯設備を大型化しなければならないが、周辺機
器および付帯設備を大型化したとしても使用しているう
ちに分離膜の空孔が目詰まりしてくるので、この目詰ま
りを解消しない限り分離膜装置の分離能率が著しく低下
してしまうという問題点があった。
および付帯設備を大型化しなければならないが、周辺機
器および付帯設備を大型化したとしても使用しているう
ちに分離膜の空孔が目詰まりしてくるので、この目詰ま
りを解消しない限り分離膜装置の分離能率が著しく低下
してしまうという問題点があった。
Ｅ０問題点を解決するための手段
この発明に係る分離膜装置は、多孔質の分離膜の周囲に
シート状複合圧電体をバイモルフ若しくはユニモルフ構
成で取り付けて上記問題点を解決したものである。
シート状複合圧電体をバイモルフ若しくはユニモルフ構
成で取り付けて上記問題点を解決したものである。
Ｆ６作用
この発明においてシート状複合圧電体に繰り返し振幅の
取れる高周波（超音波領域）側の電圧を印加すると、該
圧電体は振動して分離膜を振動させ、分離膜に付着して
いる物質はこの振動によって除去される。
取れる高周波（超音波領域）側の電圧を印加すると、該
圧電体は振動して分離膜を振動させ、分離膜に付着して
いる物質はこの振動によって除去される。
Ｇ、実施例
第１図はこの発明の一実施例を示す説明図であり、図に
おいて（２） は多孔質の分離膜、（４）はこの分ｗｉ
膜の外周部を支持している支持体、（６）、（６）は分
離膜（２）の外周部近傍をドーナツ状に挟持している一
対のシート状の複合圧電体である。
おいて（２） は多孔質の分離膜、（４）はこの分ｗｉ
膜の外周部を支持している支持体、（６）、（６）は分
離膜（２）の外周部近傍をドーナツ状に挟持している一
対のシート状の複合圧電体である。
分離膜（２）は高分子系メツシュを含む高分子薄膜から
なる。複合圧電体（６）は−例としてポリフッ化ビニリ
デン（ＰＶＤＦ）をマトリックスとし、これに圧電性セ
ラミックス粒子とカーボンブラックとを混練してなるも
の、たとえば特願昭６２−６５７６９に示されているも
のを使用することができる。複合圧電体（６）は柔軟性
、薄膜性及び加工性が良いので、シート状に形成可能で
ある。分離膜（２）の膜厚は薄くて機械強度が小さいの
で、複合圧電体（６）で分離膜（２）を挟んで補強した
構造としている。複合圧電体（６）はバイモルフ構成若
しくはユニモルフ構成のいずれでもよいが、バイモルフ
構成の場合、複合圧電体（６）の分極は振動を最も大き
く、しかし配線を容易にするため同一方向とするのがよ
い。
なる。複合圧電体（６）は−例としてポリフッ化ビニリ
デン（ＰＶＤＦ）をマトリックスとし、これに圧電性セ
ラミックス粒子とカーボンブラックとを混練してなるも
の、たとえば特願昭６２−６５７６９に示されているも
のを使用することができる。複合圧電体（６）は柔軟性
、薄膜性及び加工性が良いので、シート状に形成可能で
ある。分離膜（２）の膜厚は薄くて機械強度が小さいの
で、複合圧電体（６）で分離膜（２）を挟んで補強した
構造としている。複合圧電体（６）はバイモルフ構成若
しくはユニモルフ構成のいずれでもよいが、バイモルフ
構成の場合、複合圧電体（６）の分極は振動を最も大き
く、しかし配線を容易にするため同一方向とするのがよ
い。
この分離膜（２） に複合圧電体（６）の変形量は小さ
いが、繰り返し振幅の取れる高周波（超音波領域）側の
電圧を印加すると、分離膜（２）の全体的若しくは部分
的に縦振動が生じ、物質の透過率が高まり、目詰まりが
防止される。また、分離膜（２）の機械的強度に適合し
た複合圧電体（６） を選択すれば分離膜の破損が防止
される。
いが、繰り返し振幅の取れる高周波（超音波領域）側の
電圧を印加すると、分離膜（２）の全体的若しくは部分
的に縦振動が生じ、物質の透過率が高まり、目詰まりが
防止される。また、分離膜（２）の機械的強度に適合し
た複合圧電体（６） を選択すれば分離膜の破損が防止
される。
なお、上記実施例では分離膜（２）を複合圧電体（６）
で上下から挟持する構成としたが、第２図に示すように
分離膜（２）の片側に複合圧電体（６）を取り付けても
同様の作用効果を期待することができる。
で上下から挟持する構成としたが、第２図に示すように
分離膜（２）の片側に複合圧電体（６）を取り付けても
同様の作用効果を期待することができる。
Ｈ１発明の効果
この発明は以上説明したように分離膜の周囲にシート状
の複合圧電体を取り付けたので、この複合圧電体を振動
させることにより分離膜の空孔の目詰まりが防止され、
分離膜の透過率が向上し、しかも装置全体が軽量化、小
型化されるという効果がある。
の複合圧電体を取り付けたので、この複合圧電体を振動
させることにより分離膜の空孔の目詰まりが防止され、
分離膜の透過率が向上し、しかも装置全体が軽量化、小
型化されるという効果がある。
第１図はこの発明の一実施例を示す説明図、第２図はこ
の発明の他の実施例を示す説明図である。 図において、（２）は分離膜、（４）は支持体、（６）
、（６）は複合圧電体である。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年
の発明の他の実施例を示す説明図である。 図において、（２）は分離膜、（４）は支持体、（６）
、（６）は複合圧電体である。 代理人 弁理士 佐 藤 正 年
Claims (4)
- （１）多孔質の分離膜の周囲にシート状複合圧電体をバ
イモルフ若しくはユニモルフ構成で取り付けたことを特
徴とする分離膜装置。 - （２）前記複合圧電体を分離膜を挟んで配置してなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の分離膜装
置。 - （３）前記複合圧電体を分離膜の片側にバイモルフ構成
で取り付けてなることを特徴とする特許請求の範囲第１
項に記載の分離膜装置。 - （４）前記複合圧電体をバイモルフ構成で取り付け、分
極方向を同一方向に揃えたことを特徴とする特許請求の
範囲第１項に記載の分離膜装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28838087A JPH01130704A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 分離膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28838087A JPH01130704A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 分離膜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01130704A true JPH01130704A (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=17729452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28838087A Pending JPH01130704A (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | 分離膜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01130704A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355536A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-10 | Kyocera Corp | 流体分離セル及び流体分離装置 |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP28838087A patent/JPH01130704A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002355536A (ja) * | 2001-05-29 | 2002-12-10 | Kyocera Corp | 流体分離セル及び流体分離装置 |
| JP4711544B2 (ja) * | 2001-05-29 | 2011-06-29 | 京セラ株式会社 | 流体分離セル及び流体分離装置 |
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