JPH01130642A - 搬送放送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主ｌ上立程且分肚 本発明は、放送内容に対応して設定された複数の群コー
ドのうちの、少なくとも１つの群コードに対応して受信
動作を開始する受信装置を対象とし、電話回線を搬送波
の伝送手段とする搬送放送装置に関する。

止未皇肢圭 不特定多数を対象とするラジオ放送がある一方で、他方
では比較的狭い一定の限られた地域を対象とし、電話回
線を搬送波の伝送手段とする搬送放送がある。この搬送
放送では、小学生のいる家庭のみを対象とする放送、農
業を営７んでいる家庭のみを対象とする放送等の、特定
のグループ（以下では特定対象群と称する）向けの放送
が行われるとき、放送内容に一致する家庭に設けられた
受信装置のみが受信動作を行うようにする放送装置の案
が提出されている。この特定対象群を、地区毎に分割さ
れた家庭等からなるグループに限定する場合には、これ
らのグループ向けの放送はページング放送と呼ばれてお
り、既に放送が実施されている地域もある。

■　４　゛と　る口　占 上記搬送放送において、各特定対象群を構成するメンバ
ーが地区毎の住人からなる場合には、その構成メンバー
は長期にわたって一定となることが多い。しかし小学生
のいる家庭が構成メンバーとなっているときには、１年
毎に構成メンバーの変更が生じる。それは毎年３月末に
なると小学校に入学する子供のいる家庭と卒業する子供
のいる家庭があるからである。

そのため受信装置の属する特定対象群を１年毎に変更す
る必要がある。また受信装置は殆どの場合において２つ
以上の特定対象群に属しているのが普通であるため、変
更の必要はさらにしばしば生じる。それ故に受信装置の
側で、属する特定対象群の設定を行っていたのでは、変
更の必要が生じる毎に専門の係員が出向くか、または家
人の操作によって再設定を行うかする作業が必要であり
、その設定変更には手間を要する。

本発明は上記の問題点を解消するため着想されたもので
あり、その目的は、送信装置の側で特定対象群ごとの構
成メンバーを指定することのできる搬送放送装置を提供
することにある。

澗１」じ−’　　　、＋かΔ王政 上記目的を達成するため本発明の搬送放送装置は、 放送内容に対応して設定された複数の群コードのうちの
少なくとも１つ以上の群コードに対応して受信動作を開
始すると共に、互いに異なる受信装置コードが予め振り
当てられた複数の受信装置に対し、電話回線を用いるこ
とに夷り搬送波の伝送を行う構成とし、 複数の群コードの各々に対応して受信動作を開始する受
信装置により構成されるグループの各々を特定対象群と
するとき、 特定対象群毎に、この特定対象群に属する受信装置コー
ドを記憶すると共に、導入された群指定データーが示す
特定対象群に属する受信装置の受信装置コードを送出す
る受信装置コード記憶部と、少なくとも受信装置コード
記憶部から出力される受信装置コードに対応・するフラ
グデーターを有する群コードを生成する群コード発生部
と、群コードに従って変調された搬送波を送出する送信
部と、 この送信部から出力される搬送波を電話回線に送出する
方向濾波器とを備え、 一フラグデーターによって受信装置の受信動作を開始さ
せる構成とする。

狙 全ての受信装置は、各受信装置毎に振り当てられた受信
装置コードにより送信側で管理され、各特定対象群は、
麿する受信装置の受信装置コードと対応づけられている
。この対応関係を一受信装置コード記憶部に記憶させる
ことにより、受信装置コード記憶部は、群指定データー
が導かれたとき、群指定データーが示す特定対象群に属
する受信装置コードを送出する。

説明を簡明なものとするため、受信装置コード記憶部か
ら送出される受信装置コードを４つとし、それらをａ、
ｂ、ｃＳｄとする。またａ　ｗ　ｄはＡ〜Ｄによって示
される４台の受信装置の各々に対して振り当てられた受
信装置コードとする。

群コード発生部は、ａ〜ｄの各々に対応してフラグデー
ターを生成し出力する。これらのフラグデーターは全て
の受信装置によって受信される。

受信装置コードａに対応するフラグデーターは、このフ
ラグデーターを受信した受信装置のうちから、受信装置
Ａの受信動作のみを開始させ、ｂに対応するフラグデー
ターは受信装置Ｂ、ｃはＣ１ｄはＤの受信動作を開始さ
せ、その他の受信装置については受信動作を開始させな
い、。

爽施皿 第１図は本発明を搬送多重放送装置に通用した場合の電
気的構成の一実施例を示すブロック線図である。

図において、交換機２１からの複数の信号線は集配線盤
（ＭＤＦ）２２を介して、方向濾波器２３の回線用端子
２３１に接続されている。他方の回線用端子２３２には
電話回線２４の一方の端部が接続され、他方の端部は、
各家庭毎に設けられた受信装置２５ａ〜２５ｃの一方の
端子に導かれている。そしてトーンダイヤル電話機２６
ａ〜２６ｃは受信装置２５ａ〜２５ｃの他方の端子に導
かれている。

搬送放送装置本体１００は信号線２１１によって交換機
２１と接続され、送出される搬送波出力１０１は方向濾
波器２３の搬送波端子２３３に導入されている。

第２図は搬送放送装置本体１００の詳細な電気的構成の
一実施例を示すブロック線図である。

交換機２１からの信号線２１１は、スイッチ１５を介し
ては送信部１６に、直接には制御部１２に導かれている
。制御部１２は群コード発生部１２に対しては双方向性
の接続となっており、群コード発生部１４の出力は送信
部１６に導かれている。そして送信部１６の出力である
搬送波出力１０１は方向濾波器２３の搬送波端子２３３
に導入されている。また制御部１２からは、スイッチ１
５のコントロールを行う信号線の送出と、アナウンス発
生部１１のコントロールを行う信号線の送出とが行われ
ている。このアナウンス発生部１１の出力は信号線２１
１に導かれている。

受信装置コード記憶部１３は、群コード発生部１４およ
び記憶制御部１８の２つのブロックに対し双方向性の接
続となっており、記憶制御部１８にはキーボード１９か
らの出力が導かれている。また記憶制御部１８はＣＲＴ
等からなる表示部１７に信号線の送出を行っている。

第３図は受信装置２５ｃの詳細な電気的構成を示すブロ
ック線図である。

電話回線２４および電話機２６ｃは方向濾波器３１の各
々の回線用端子３１１　、３１２に導かれ、搬送波が出
力される搬送波端子３１３は、群コード受信部３２と放
送受信部３５とに導入されている。群コード受信部３２
の出力はデーター復関部３３北、データー復調部３３の
出力は受信制御部３４に、受信制御部３４の出力は放送
受信部３５に、それぞれが接続されている。そして放送
受信部３５の出力がスピーカー３６に送出されている。

この構成は受信装置２５ａ　、２５ｂについても同様で
ある。

第２図に示した送信部１６より出力される搬送波は互い
に周波数の異なる６波が用いられ、これらは、伝送路に
電話回線２４が用いられてい関係からその使用許可周波
数である５０ＫＨ２〜４３０　ＫＩＺの帯域内より選択
されている。特定対象群放送にはこの６波の内の１波（
第６ｃｈ）が当てられ、残る５波（第１ｃｈ〜第５ｃｈ
）は搬送多重放送に割当られている。また搬送波の変調
方式はＦＭ変調方式が採用されていて、８　ＫＨ２以下
の周波数帯域については伝送可能な構成となっている。

以下に本発明に係る装置の動作について説明する。

・°受信装置コード記憶部１３には、第４図に示すよう
に、３桁の数字からなる群指定データー５１の示す特定
対象群毎に、この特定対象群に属する受信装置の受信装
置コード５２を格納したテーブルが作製されている。

いま受信装置２５ａに受信装置コード００００．２５ｂ
に０００１．２５ｃに０１００が振り当てられていると
すると、受信装置２５ｂが設置された家庭には、中学生
と老人のいることが知れる。

群指定データー０００は全ての受信装置を含むグローブ
であり、緊急放送等のときに指定される。

このテーブルの内容に関しては、キーボード１９からの
措示によって、記憶制御部１８によりテーブルの内容を
表示部１７に示しつつ編集が行われる。

本装置は電話機２６ａ〜２６ｃによって特定対象群放送
を行うことが可能な構成となっているので、そのときの
動作を以下に説明する。

トーンダイヤル電話機２６ａを用いて信号線２１１に対
応する電話番号をダイヤルすることにより、受信装置２
５ａ、電話回線２４、方向濾波器２３、集配線盤２２、
交換機２１を介して、トーンダイヤル信号機２６ａは制
御部１１に接続される。このときスイッチ１５はオフ状
態に設定されている。

制御部１１はこの接続を検出するとアナウンス発生部１
１に信号の出力を行い、アナウンス発生部１１からトー
ンダイヤル電話機２６ａにメツセージの送出を行わせる
。そのメツセージは、群指定コードの受付が可能であり
、群指定コードを示す３桁の数字の入力を促す内容とな
っている。

このメツセージの送出が終了すると、トーンダイヤル電
話１２６ａの押されたスイッチに対応するトーンダイヤ
ル信号に従い、制御部１２は、トーンダイヤル信号に対
応する３桁の数字信号を群コード発生部１４に出力する
。

群コード発生部１４は、この３桁の数字を受信装置コー
ド記憶部１３に出力する。３桁の数字が例えば００３で
あるとき受信装置コード記憶部１３は、００３に対応す
る受信装置コード５３を群コード発生部１４に送り出す
、第４図のテーブルに従えば、０００１．０１００．０
３００と、これ以後に続く受信装置コードの送出が行わ
れる。

第５図は群コごドの詳細な構成を示す説明図である。

群コードは、前置データー６１と、フラグデーター６２
、およびエラー検出のための後置データー６３によって
構成され、受信装置コードはフラグデーター６２に変換
される。

フラグデーター６２の各データービット６９−９９〜６
９−２０２は、各ビットが１つの受信装置コードに対応
している。ビット６９−９９はフラグデーター６２の９
９番目（０番から始まる）のビットであり、受信装置コ
ード００９９に対応している。ビット６９−１００は受
信装置コード０１００に対応し、受信装置２５ｃに対応
する。

群コード発生部１４は、各ビットに対して、受信装置コ
ードが送出されたビットについてはその値を１とし、送
出されなかったビットについては０とすることにより、
ビット列であるフラグデーター６２を生成する。

そして前置データー６１、フラグデーター６２、後置デ
ーター６３の集まりからなるデー、ター列は、ＦＳＫ信
号である副信号となって送ｆ酋部１６に出力され、搬送
波の変調を行う。

搬送波は、方向濾波器２３、電話回線２４、方向濾波器
３１を経て群コード受信部３２に導かれる。そして群コ
ード受信部３２によって副信号が取り出された後、デー
ター復調部３３によってフラグデーター等からなるデジ
タル信号に変換され、受信制御部３４に導かれる。

受信制御部３４は、フラグデーター中のビットの、各受
信装置２５ａ〜２５ｃ毎に設定されたビット（２５ａは
ビット０，２５ｃはビット１００）の値の監視を行ない
、そのビットの値が１であるなら、制御信号により、放
送受信部３５が第６ｃｈの受信を行うように設定する。

設定されたビットの値が０であるときには、放送受信部
３５の動作に変化は生じず、スイッチ等により第１ｃｈ
〜第５ｃｈのうちの任意のチャンネルの受信、または停
止状態を続ける。

これらの動作と並行して、制御部１２はアナウンス発生
部１１から特定対象群放送の内容を送るようにとのメツ
セージを出力させる。そして送信側ではスイッチ１５が
制御部１２からの信号によって閉じられる。トーンダイ
ヤル電話機２６ａからは、メツセージに従って特定対象
群放送の内容が送出される。

この放送は受信装置２５ｃにより受信され、受信装置２
５ａ　、　２５ｂよっては受信されない。

なお本発明は上記実施例に限定されず、副信号について
はＦＳＫ信号に限定されることなく、デジタル信号に対
応するその他の信号として、例えばＰＳＫ信号等を採用
した構成とすることが可能である。

末た実施例においては本発明を搬送多重放送に適用した
場合について説明したが、第６ｃｈのみからなる放送と
することが可能である。

また受信装置２５ａ〜２５ｃに接続される電話機につい
てはトーンダイヤル電話機の場合について説明したが、
特定対象群放送の送出の必要がない電話機についてはロ
ータリーダイヤル電話機とする構成が可能である。

また群コードに対応する番号としてトーンダイヤル電話
機２６ａ〜２６ｃからダイヤルされる番号が３桁の場合
について説明したが、その他の桁数、例えば２桁、ある
いは４桁等の桁数とする構成が可能である。

また受信装置コードについては４桁以外の数字の組合せ
、あるいは記号を含むデーターの組合せ等とする構成が
可能である。

また搬送放送装置本体１００からの特定対象群放送を行
うにあたって、電話機２６ａにより行う場合について説
明したが、搬送放送装置本体１００の設置場所より行う
′ことが可能となっている。

ｌ朋り劾且 本発明に係る搬送放送装置は、特定対象群に属する受信
装置コードを出力する受信装置コード記憶部と、受信装
置コードに対応するフラグデーターからなる群コードを
生成する群コード発生部とを備え、入力された群指定デ
ーターが示す特定対象群に属する受信装置を指し示すフ
ラグデーターを生成し、送出するようにしたので、送信
装置の側で特定対象群ごとの構成メンバーを指定するこ
とが可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を搬送多重放送装置に適用した場合の電
気的構成の一実施例を示すブロック線図、第２図は搬送
放送装置本体の詳細な電気的構成の一実施例を示すブロ
ック線図、第３図は受信装置の詳細な電気的構成を示す
ブロック線図、第４図は受信装置コード記憶部にあり、
群指定データー　　。 と受信装置コードとの関係を示すデーターテーブルの説
明図、第５図は群コードの詳細な構成を示す説明図であ
る。 １３・・・受信装置コード記憶部 １４・・・群コード発生部 １６・・・送信部 ２１・・・交換機 ２３・・・方向濾波器 ２４・・・電話回線 ５１・・・群指定データー ５２・・・受信装置コード ６２・・・フラグデーター。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）放送内容に対応して設定された複数の群コードの
   うちの少なくとも１つ以上の群コードに対応して受信動
   作を開始すると共に、互いに異なる受信装置コードが予
   め振り当てられた複数の受信装置に対し、電話回線を用
   いることにより搬送波の伝送を行う搬送放送装置におい
   て、 前記複数の群コードの各々に対応して受信動作を開始す
   る受信装置により構成されるグループの各々を特定対象
   群とするとき、 前記特定対象群毎に、この特定対象群に属する前記受信
   装置コードを記憶すると共に、導入された群指定データ
   ーが示す特定対象群に属する受信装置の受信装置コード
   を送出する受信装置コード記憶部と、 少なくとも前記受信装置コード記憶部から出力される受
   信装置コードに対応するフラグデーターを有する群コー
   ドを生成する群コード発生部と、前記群コードに従って
   変調された搬送波を送出する送信部と、 この送信部から出力される搬送波を前記電話回線に送出
   する方向濾波器とを備え、 前記フラグデーターによって前記受信装置の受信動作を
   開始させることを特徴とする搬送放送装置。