JPH0112935B2 - - Google Patents

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JPH0112935B2
JPH0112935B2 JP59235316A JP23531684A JPH0112935B2 JP H0112935 B2 JPH0112935 B2 JP H0112935B2 JP 59235316 A JP59235316 A JP 59235316A JP 23531684 A JP23531684 A JP 23531684A JP H0112935 B2 JPH0112935 B2 JP H0112935B2
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JP
Japan
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cooling fluid
deflector
cooling
plenum
flap
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JP59235316A
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English (en)
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JPS60256541A (ja
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Jooji Ueikuman Toomasu
Ooen Nashu Doyudorii
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JPS60256541A publication Critical patent/JPS60256541A/ja
Publication of JPH0112935B2 publication Critical patent/JPH0112935B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K1/00Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto
    • F02K1/002Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto with means to modify the direction of thrust vector
    • F02K1/006Plants characterised by the form or arrangement of the jet pipe or nozzle; Jet pipes or nozzles peculiar thereto with means to modify the direction of thrust vector within one plane only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガスタービンエンジン排気ノズルに関
し、特に該ノズル用の冷却系統に関する。排気ノ
ズルによつてガスタービンエンジンの排気ガスに
与えられる高速度は推力の発生に役立つ。この推
力はノズルから噴出する排気ガスの流れ方向と実
質的に平行かつ反対の方向を有する。その結果、
もし排気ガスの方向を変えれば、それに従つて推
力の方向も変わる。典型的な場合、航空機用ガス
タービンエンジンは軸方向に固定されたノズルを
備え、そして航空機の操縦は機体の操縦面によつ
てのみ達成される。
推力転向型ガスタービンエンジンを垂直/短矩
離離着陸(V/STOL)航空機に効果的に装備す
るには、離陸と着陸飛行中だけ使用される揚力用
補助エンジンと関連する不利な重量増加を無くす
るため大きな推力レベルを発生するガスタービン
エンジンが必要である。このような大きな揚力用
推力レベルを得るため、高温の推力増強(アフタ
バーニング)が必要となり、そしてこのようなエ
ンジンの使用に成功する一つの方策はV/STOL
排気ノズルに有効な冷却設計をなすことである。
推力増強時のV/STOL排気装置の冷却問題は
特に厳しいものである。さらに詳述すれば、従来
の(V/STOL能力を持たない)推力増強形排気
装置では、排気流路に沿う圧力と流速の変化はわ
ずかに過ぎない。すなわち、運転状態の変化に伴
う冷却流体の流量と分布の変化はごくわずかであ
るから、冷却流体膜を送り込む一定面積のスロツ
トまたは穴の使用によつて効率的な膜冷却が可能
である。これに比べ、V/STOL排気装置は、ガ
ス流の圧力変化と冷却流の制御に関して厳しい問
題に直面している。このような装置は昇降飛行中
効率良く働く。なぜなら、その流路形状は可変で
あつて、流路ののどがデフレクタと共に回転する
ので、ガス流はのどの上流において音速よりかな
り低い速度で転向するからである。従つて、重大
な圧力損失は発生せず、その結果、高効率の性能
が得られる。この特徴は、性能向上には利益ある
が、冷却流体流の制御を困難にする。なぜなら、
流路形状の変化は流路に沿う熱ガスの流速と圧力
の大幅な変化をもたらすからである。従つて、排
気流の様々な圧力状態の下でV/STOLノズル冷
却流を調整する手段が必要となる。流路断面積が
大きく、流速が低くそして排気静圧が高い昇降運
転時にそれぞれ適する冷却流が必要である。ま
た、流路断面積が比較的小さく、流速が高く、し
たがつて排気流静圧が低い巡航運転時にも、適当
なしかし過度でない冷却流が必要である。
さらに、高温排気流を転向または偏向させる表
面の冷却は困難である。なぜなら、排気流の転向
の結果生ずる衝突によつて、排気流の圧力は好適
冷却流体であるフアン空気の圧力と同じかそれに
より高くなるからである。この状態では、膜冷却
は役に立たなくなり、そして一般的に、冷却流体
はデフレクタ・ライナの比較的低圧の低温側から
その比較的高圧の高温側へ流れることができなく
なる。冷却条件の厳しいこのような排気流そらせ
面を冷却するため、効果的で信頼性の高い手段が
必要である。
さらに、冷却流体がV/STOL運転時だけ流れ
るように回転式デフレクタに適当な冷却流体を供
給する手段が必要である。デフレクタが巡航時の
引込み位置にある時、冷却流体の供給を止めるこ
とによつて排気装置の最高の効率と航空機の最大
の巡航航続距離が得られる。
要約すれば、冷却流体流の制御は2つの理由で
非常に重要である。第1に、V/STOL運転時に
は、巡航時よりもはるかに多くの冷却すべき面積
が存在し、従つて比較的多くの冷却流体流が必要
である。第2に、排気圧力は一般に昇降運転時に
比較的高い。なぜなら、流路のすべてがノズルの
ど部の上流にあるからである。これは膜冷却用流
体圧力がそれぞれ高くなければならないことを意
味する。しかし巡航時には、のどは更に前方に存
し、その結果排気流の圧力はより低くなる。もし
巡航時に冷却流体の圧力を下げなければ、過度の
冷却流の結果、厳しい性能の低下が生ずることに
なる。その上、ノズル上流の他の高温表面(例え
ばタービンの動翼と静翼の表面)に冷却流体が行
きわたらなくなつて過熱が生ずるおそれがある。
従つて、本発明の主目的は改良された冷却性能
を有する推力転向型ガスタービンエンジン排気ノ
ズルを提供することである。
本発明の他の目的は、排気流路面積の変化と関
連する様々の排気流圧力状態の下でV/STOL冷
却流を調整する手段を提供することである。
本発明の他の目的は、排気ガスが、冷却流体源
の圧力を越える圧力で衝突する排気ガスデフレク
タに用いる冷却手段を提供することである。
本発明の他の目的は、排気ガスデフレクタが高
温排気流の衝突を受ける時だけ該デフレクタに適
量の冷却流体を供給することである。
本発明の他の目的は、排気流路のフラツプで画
成されるプレナムに入る冷却流体の調整装置と共
に、排気ガスデフレクタに用いる冷却装置を提供
することである。
これらの目的および他の目的と利点は以下の例
示的な説明から明らかとなろう。
簡単に述べると、上記の諸目的を達成するた
め、まず、排気ノズルの流路形成壁に熱ライナを
設け、排気流路の外側にある冷却プレナムに冷却
流体を受入れる。この冷却流体は、公知の膜冷却
方式によつて、前記プレナムから冷却流体用流路
を通つて前記熱ライナの表面上に向けられる。前
記プレナムに冷却流体を供給する冷却流体用流路
には弁のような調整装置を設ける。冷却流体の圧
力はこの弁を閉じた状態に保つよう作用する。ま
た、ノズル排気流路の面積が増加する時冷却流体
の圧力に打ち勝つて前記弁を開く(そして前記面
積が減少する時はその逆に働く)部材を設ける。
この部材はノズル流路面積調整用作動手段に作動
的に連結されてその機能を果たす。一実施例にお
いて、前記の圧力に打ち勝つ部材は、可変面積用
作動機構上に形成されたカムからなり、このカム
は前記弁の弁部材に当接してそれを開くように作
用する。
排気ガスデフレクタには圧縮流体源に連通する
内室(デフレクタプレナム)を設ける。デフレク
タ高温表面は、冷却流体源の圧力を越える圧力で
衝突する排気ガスにさらされるので、デフレクタ
は衝突冷却され、その後冷却流体は排出されて周
囲圧力に達し、これによつて冷却流体にとつて好
適な圧力勾配が確立される。デフレクタの内室
(デフレクタプレナム)は、デフレクタ支持構造
体の一体部分を構成するデフレクタ冷却流体管に
よつて冷却流体を供給される。デフレクタ冷却流
体管の入口端は内孔内に入れ子に収納され、内孔
入口と共に可変面積オリフイスを形成する。この
オリフイスの寸法(したがつて冷却流体の流量)
は前記内孔内の冷却流体管の挿入度の関数であ
り、この挿入度はデフレクタの位置によつて変わ
る。
デフレクタが引込み位置にある時、排気流の膨
張制御と飛行操縦用の推力転向(vectoring)を
なすための膨張用フラツプが設けられている場合
には、このフラツプの内部へ向かう冷却流体の流
れを制御するために他の調整手段、例えば弁を設
ける。この弁もまたノズル流路面積調整用作動機
構に連結され、ノズル面積の増加時に冷却流体の
流量を増加しそのノズル面積の減少時にはその逆
に働く。前記フラツプに入つた冷却流体は、フラ
ツプの外面に放出され、この外面を公知の膜冷却
方式によつて冷却する。
次に本発明の実施例を添付の図面によつて説明
する。全図に通じて同符号は同要素に対応する。
第1図は本発明によるガスタービンエンジン10
の概略図である。高温燃焼ガスは当業者に周知の
ようにタービン(図示せず)を通つて膨張し、そ
してベクトル14で示すように左から排気ノズル
12に流入する。第1図の実施例において、ガス
タービンエンジンは推力増強用に公知の種類のア
フタバーナ16を用いてある。排気流は、排気ノ
ズル12を通つた後、そのノズルから転向をもた
らされる。
第1図〜第3図からわかるように、図示の排気
装置は、ノズル面積変化が内側で生じる外側膨張
型のものである。このような形状は、例えば航空
機翼18との組み合せに適し、空気力学的に流線
形のパツケージをもたらし、そして同時に可変形
状排気ノズルと航空翼フラツプ装置とに一体性を
与え、かくして構造上のむだを無くする。
図示の排気ノズルは実質的に対向する2つの壁
体22,24を含み、両壁のそれぞれの内面1
6,28は排気流路30を部分的に形成する。導
体22はさらにノズル面積調整手段によつて形成
される。この手段は協働するノズルフラツプ(第
1のフラツプ)32,34からなり、両フラツプ
はそれぞれの一端36,38が壁体22にヒンジ
止めされている。両フラツプの他端は、例えば協
働するローラとカムからなる機構39によつて連
結されている。こうして排気流路30の面積はノ
ズルフラツプ32,34の位置決めによつて部分
的に調整される。
ノズルフラツプ(第1のフラツプ)32,34
の下流に設けた可変翼フラツプ(第2フラツプ)
44は飛行操縦ベクタリング(転向)と排気流膨
張制御に役立つ。図示のように、フラツプ44は
翼18の後端の一部分をなし、翼は航空機構造体
の一部をなす。しかし、他の実施例において、フ
ラツプをエンジンまたは航空機の導体に装着して
もよい。フラツプ44は公知の作動手段48によ
つて操作されうる。壁体24の下流端部を形成す
る面積調整用下側フラツプ46が、ノズルフラツ
プ32,34と協働して排気流路30の面積の部
分的調整と排気流の膨張制御に役立つ。さらに、
下側フラツプ46はV/STOL運転時においてノ
ズルのど面積の調整に役だつ。
V/STOL運転のために、回転ボンネツト型デ
フレクタ52を展開位置に展開して排気流を下方
に向ける。デフレクタ52は、第2図に示すごと
く、実質的にU形の断面形状を有し、弧状そらせ
部分54とその両側に設けた2個のパイ形アーム
部材56からなる。巡航運転中(第1図と第3
図)、デフレクタ52は側壁22内の引込み位置
に引込まれ、従つてそれは流路30の空力的に円
滑な輪郭を損わない。すなわち、デフレクタ52
は高い巡航ノズル効率に影響を与えない。V/
STOL運転様式では、第2図に示すように、デフ
レクタ52はその連結ピポツト(1本だけを60
で示す)を中心として回転して流路30内にはい
り、これにより排気流を下方に向ける。
第2図〜第9図において、第1図の推力の推力
転向排気ノズル用の改良冷却系統を図解的に示
す。本質的に、この冷却系統は3種の部分系から
成るものと考えてよい。各部分系は特定の排気ノ
ズル構成部分の冷却に役立つ独特な冷却系であ
る。さらに詳述すれば、対向静止側壁62(第4
図)と、回転デフレクタ52と膨張フラツプ44
を冷却するためにそれぞれの冷却部分系が設けら
れている。しかし、後述のように、これらの部分
系の機能と順序立ては排気流路形状の変化と直接
関連する。
前述のように、図示の形の推力転向排気ノズル
はV/STOL運転状態において効率が良い。その
理由の一つは、ノズルののど64がデフレクタ5
2と共に回転するので、排気流がのど64の上流
において音速より低い速度で転向することであ
る。しかし、排気流路面積の変化は、側壁62に
対する排気流の影響によつて静圧分布にかなりの
変化をもたらす。流路断面積が大きくそして静圧
の比較的高い第2図のV/STOL運転様式時に
は、それに適する冷却流が必要である。大きな流
路面積は、V/STOL用の所要高推力レベルを発
生しそして補助的な昇降装置(例えばリフトフア
ン)の使用を避けるに必要な高温の推力増強運転
と関連する。V/STOLの要件に合わせて従来の
膜冷却技術を用いることは不適当である。なぜな
ら、これは第3図の巡航運転状態、すなわち、排
気流路が比較的高くそして静圧が比較的低い(従
つてこの低い排気流静圧が冷却流体源と排気流路
間に不必要に大きい冷却流体圧力差をもたらす)
状態の下では冷却流体量を過大にするからであ
る。
第2図〜第5図に側壁62冷却用の改良手段を
示す。冷却流体、例えば空気は、ガスタービンエ
ンジンのフアン(図示せず)のような好適な冷却
流体源から、ノズルの外側構造ケーシング68と
内側熱ライナ70との間に形成された流路66を
通つて供給される。熱ライナ70は重なり合つた
隣接ライナセグメント74の各対のセグメント間
にスロツト72を有する型のものである。周知の
ように、冷却流体はスロツト72を通つてライナ
の高温排気流側の面上に膜状に放出される。熱ラ
イナ70の下流端76とケーシング68の間には
スロツト75(第5図)が形成され、ケーシング
68の下流部をさらに冷却するための冷却流体膜
を放出する。ライナ70によつて形成された流路
の区域はV/STOL運転から巡航運転へ移行中形
状の変化がなく、従つて、排気ガスによる静圧の
変化はスロツト72の寸法決めに際して事実上無
視し得る。流路66内の冷却流体の圧力は常にラ
イナ70の高温排気流側の面上の冷却流体圧力よ
り高いので、スロツトの寸法を適当に定めれば、
冷却流体流が確実に生ずる。
しかし、ライナ末端76の後方における大きな
面積変化は、既に列挙した理由によつて無視でき
ない。従つて、流路66からの冷却流体がプレナ
ム78内に供給されるが、このプレナムは、一実
施例では、構造ケーシング68と先細フラツプ3
2および末広フラツプ34との間に形成されてい
る。流出装置として、中空のリブ80がケーシン
グ68(例えば板金構造のもの)を支持し且つプ
レナム78内に延びている。ケーシングと同様
に、リブはほぼU形の輪郭を有し、その「U」の
基部はプレナム78内に存しそしてその脚部は側
壁62にそつて延在する(第4図)。冷却流体は
冷却プレナム78とリブ80の内部とに連通する
複数の開口82を通つてリブ内に流入しそして第
4図に明示のように側壁62にそつて流れる。す
なわち、リブ80はレーシング構造部材であると
とも冷却流体分配供給管路として二重に役立つ。
冷却流体はその後リブ脚部の複数の開口84を通
つて冷却流体流路86内に入り、そこで排気流路
30を部分的に形成する熱遮蔽部材88の一面と
衝突する。その後、冷却流体は隣り合う熱遮蔽部
材88間のスロツト89(第2図)から流出し
て、ベクトル90で示すように冷却流体膜を形成
する。
冷却流体の流量を排気流路面積の関数として制
御するため流路66内に冷却流体弁92のような
第1調整装置が設けられている。
先細フラツプ32の前端はヒンジ点36におけ
る駆動軸に取付けられている。すなわち、この駆
動軸の回転は、作動的に連結されたフラツプ3
2,34の変位を介して排気流路30の面積を直
接制御する。それゆえ、プレナム78へ向かう冷
却流体の流れを制御するため同一の駆動軸を利用
することが便利である。従つて、弁(第1調整装
置)92はシヤツタ(第1の弁部材)94を含
み、このシヤツタはケーシング68に枢着され、
そして軸36上に形成された突出カム96と当接
し得る。冷却流体の圧力はシヤツタ94を閉ざし
そしてカム96と係合させようとする。カム96
の軸36上の周方向位置は、先細フラツプ32が
その最も開いた位置(アフタバーニングV/
STOL運転)にある時、第2図に示すように、カ
ム96が流路66内の冷却流体圧力に打ち勝つ
て、シヤツタ94を押し開き、そしてプレナム7
8に向かう冷却流体の流量を最大にし得るような
位置である。カムは全幅(full−span)カムでは
ないので、開位置においてプレナムに向かう冷却
流体の流れを妨げない。冷却の必要度が比較的少
ない巡航運転中は、カム(流体圧力に打ち勝つ部
材)96はシヤツタ94(第1の弁部材)から周
方向に離れて、弁を実質的に閉ざし、これによつ
て弁前後間の冷却流体圧力降下を増加しそしてプ
レナム78内の圧力を下げる。これはプレナムか
ら出る冷却流体の流量を減らすことになる。この
ようにして、排気ノズルの冷却流は、排気流路面
積の変化に伴なう様々な排気流の静圧状態に対応
するよう自動的に調整される。
上記の冷却系統の別の利点は、冷却プレナムの
圧力フラツプ32,34の位置づけに必要な作動
力の増強に使用されることであり、かくて作動器
の所要寸法と重量が減少する。
V/STOLノズル冷却に関して第2の重要なこ
とは回転デフレクタ52の冷却である。デフレク
タは独特の冷却問題を有する。というのは、高温
排気流がデフレクタに衝突するので、デフレクタ
は排気流の動圧の少なくとも一部分を受け、この
動圧部分と排気流の静圧の和は好適冷却流体源の
圧力に近い圧力となる。それゆえ、膜冷却はそれ
だけではデフレクタの高温面の冷却には不適当で
ある。従つて、衝突冷却がデフレクタ用の主要冷
却方式となり、膜冷却方式は後述のように衝突冷
却の補強に役立つ。
第8図に示すように、弧状そらせ部分54はデ
フレクタ熱ライナ102を間隔をおいて支持し、
それとの間にデフレクタプレナム104を形成す
る。このプレナム内に複数の衝突カン(can)
(衝突部材)130が挿入されている。衝突カン
130はデフレクタプレナム内に冷却流体を導入
する部材106、すなわちプレナム78内のリブ
80に類似する複数の中空構造リブ106から冷
却流体流を受入れるようになつている。リブ10
6は弧状デフレクタ構造部54とアーム56の外
側を横切つて延在しそれらに剛性を与え、最後に
は共通回転継手107に収束している。衝突カン
130はそれせ部分54の開口132を介してリ
ブ106の内部と連通しており、そして衝突カン
に入つた冷却流体は各カンに設けた複数の穴13
4から流出してライナ102と衝突する。衝突後
の冷却流体は隣り合う衝突カンの間にある開口
(第2の流出装置)136を通つてデフレクタプ
レナム104を出る。開口136はデフレクタプ
レナム104とそらせ部分54の背後の周囲域と
に連通している。第8図に弧状そらせ部分を詳細
に示してあるが、アーム56も同じように形成さ
れそして冷却され得る。
第3図と第6図と第7図に示すように、デフレ
クタ冷却流体は弁92の上流において流路66か
ら中空リブ108によつて抽出される。このリブ
は、ノズルケーシング68を少なくとも部分的に
囲みそしてケーシングに設けた複数の抽気口11
0を包囲するマニホルドとして役立つ。このマニ
ホルドに捕集された冷却流体ノズルの両側にある
導管112を通り、内孔116を有する固定ハウ
ジング114に達する。内孔116はデフレクタ
冷却流体管118を入れ子に受入れており、この
管は内孔と回転継手107とに連通している。回
転継手107はデフレクタ冷却流体管118と前
述の構造リブ106とに連通しそして枢着点12
0においてデフレクタに固定されている。
デフレクタ冷却流体管の枢着点120はデフレ
クタのピボツト60と一致していないので、デフ
レクタが回転すると枢着点120はピボツト60
のまわりを回動し、デフレクタ冷却流体管118
を固定ハウジング114に対してある程度軸方向
に並進させる。ハウジング114に対するデフレ
クタ冷却流体管118の角変位は単球(uniball)
軸受によつて吸収され、この軸受はまたすべての
面における不整合を補正する。というのは、ノズ
ルを板金で作ることが便利であり、その膨張と収
縮は様々な熱荷重の下で、もし単球軸受がなけれ
ば、干渉や固着をひき起こすからである。デフレ
クタ52と並進冷却流体管118の間の境界面は
回転継手107を必要とする因子である。
冷却流体供給管118は、ノズルが巡航様式で
働いている間は閉じた状態となる弁として作用す
る。すなわち、冷却流体管118は内孔116の
入口126と協働して、可変面積オリフイスの形
をとる第2調整手段を形成する。このオリフイス
の面積は内孔における冷却流体管の挿入度の直接
的な関数である。デフレクタが引込み位置(第3
図と第7図)にある時、それは排気流路の外側に
存するのでデフレクタの冷却は不要である。従つ
て、入口126は冷却流体管118によつて閉ざ
され、この管の先端は冷却流体の流れを完全に止
めるため弾性ダイアフラム(シール部材)128
と係合する。第2図と第6図のV/STOL運転状
態では、入口126が開かれ、そして冷却流体は
デフレクタ冷却流体管118を通つてリブ106
内に流れ込むことが可能となる。リブ106内に
達した冷却流体は前述のように衝突カン130に
流入する。
上述の冷却系統では、ハウジング114の入口
126が開けばいつでも冷却流体は冷却流体源か
らデフレクタに確実に流れる。なぜなら、この冷
却回路の下流端は常に、デフレクタ背後の周囲空
気と連通する開口136で終つているからであ
る。かくて、強力な衝突冷却が利用される。とい
うのは、周囲空気は、常に好適冷却流体源の圧力
より低い圧力をもち、これにより冷却流体流にこ
のましい圧力勾配が確立されるからである。この
冷却系統はまた迅速に働き、V/STOL運転のた
めデフレクタが排気流路内に移動するとただちに
十分な冷却流体流をデフレクタに送り込む。冷却
流体の流量はデフレクタの位置に直接依存する。
なぜならデフレクタは冷却流体管118を介して
入口126のオリフイス寸法を直接制御するから
である。
冷却流体管118を通る冷却流体すなわち空気
の所要流量を制限するため、ケーシング68のす
ぐ下流にあるデフレクタ52の区域における冷却
は、ケーシング68と熱遮蔽部材68との間に形
成された後縁スロツト128′から流入する冷却
流体膜によつて補強される。この流体膜はベクト
ル138で表されている(第2図)。冷却流体を
プレナム78からスロツト128′へ導くにはリ
ブ80のうちの最後のリブを用いるのが便利であ
る。さらに、デフレクタ52の膜冷却はフラツプ
34のヒンジ38内の開口(流出装置)139に
よつて施される。プレナム78内の冷却流体はこ
の開口139から流出し、ベクトル141で示す
ようにデフレクタ52を横切つて流れる。第9図
は第3の主要構成部である膨張制御フラツプ44
用の冷却系を示す。流路66からの冷却流体は、
第2弁142のような第3調整手段と導管144
を経て膨張制御フラツプ44に供給される。弁1
42はノズル面積用駆動機構146によつて動か
される駆動軸36にカム連結されたポペツト弁型
のものでよい。フラツプ32,34が最小面積位
置にある、推力増強を行わない巡航運転時には、
弁142はカム作用によつて開かれ、その結果冷
却流体はフラツプ44の内部へ流れる。膨張フラ
ツプ44内には、熱遮蔽板150からなる排気流
側フラツプ面の近くに対流仕切板148が形成さ
れている。熱遮蔽板150を効果的に冷却するた
め、対流冷却と膜冷却の組み合せを用いて向流冷
却が施される。冷却流体は対流仕切板148と熱
遮蔽板150の間を前方に流れて、熱遮蔽板の対
流冷却に役立つ。冷却流体は最後にスロツト(第
3の流出装置)152を通つて熱遮蔽板面上に冷
却流膜を形成する。
さらに、末広フラツプ34の後端ヒンジ38に
おけるスロツト139(第2図)は膨張フラツプ
44の膜冷却に役立つ。このスロツトは比較的低
温の空気である冷却流体を直接プレナム78から
フラツプ44の面上に向けるよう作用する。スロ
ツト139の断面積は末広フラツプ34の角度と
共に変る。V/STOL運転状態では、前述のよう
に、スロツト139は全開してデフレクタに所面
の膜冷却を施す。巡航運転時には、スロツト面積
はノズル面積と共に減少し、最後に、推力増強の
無い運転用の最小面積となる。これは性能向上と
膨張フラツプ44の冷却に役立つ。
かくて、推力転向排気ノズル用の高効率の冷却
系統が提供されたことになる。冷却流体流量を排
気流路面積とデフレクタ位置の関数として調整す
る各弁の使用と、冷却回路に好適な圧力勾配の設
定とによつて、高圧のV/STOL運転に十分な冷
却流路の圧力と流量が得られる。さらに、巡航運
転中に冷却流体の圧力と流量を減らすので、巡航
性能と航空機航続距離が最大となる。
当業者に明らかなように、本発明の概念を逸脱
することなく前述の実施態様に対して幾多の改変
を施すことが可能である。例えば、前述の冷却部
分系は排気ノズルの形状に応じて別個または併合
的に用い得る。また、本発明の範囲内で前述の冷
却回路を相違なるノズル外被に適合するよう再構
成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を取入れた、航空機翼に装着し
たガスタービンエンジンの部分切取概略図、第2
図は本発明の冷却系統の一作用様式を示す第1図
の排気ノズルの拡大略図、第3図は本発明の冷却
系統の他の作用様式を示す第2図に類似の拡大略
図、第4図は側壁冷却を詳細に示す第2図の線4
−4にそう部分断面図、第5図は第2図の線5−
5にそう部分断面図、第6図は第2図の作用様式
にあるデフレクタ冷却系を示す拡大部分断片図、
第7図は第3図の作用様式にあるデフレクタ冷却
系を示す第6図に類似の拡大部分断面図、第8図
は排気ノズルデフレクタ用冷却系の一部分の拡大
切取図、第9図は排気ノズル膨張フラツプ用冷却
系の拡大略図である。 32,34……ノズルフラツプ(第1のフラツ
プ)、36……軸、44……第2のフラツプ、5
2……デフレクタ、66……冷却流体流路、78
……プレナム、80……中空リブ(流出装置)、
82,84……開口、92……弁、94……シヤ
ツタ(第1の弁部材)、96……カム、102…
…熱ライナ、104……デフレクタプレナム、1
06……中空リブ、107……回転継手、108
……中空リブ、110……抽気口、114……固
定ハウジング、116……内孔、118……冷却
流体管、122……単球軸受、126……入口、
128……弾性ダイアフラム、130……衝突カ
ン(衝突部材)、134……開口、136……開
口(第2の流出装置)、144…導管、152…
…スロツト(第3の流出装置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 排気流路の一部を画定する位置可変のフラツ
    プと、該フラツプの位置を決める作動装置と、排
    気流路の外側の引込み位置と流路の一部を画定す
    る展開位置との間で位置決め可能な回転デフレク
    タとを有するガスタービンエンジン排気ノズル用
    の冷却装置において、排気流路の外側で前記フラ
    ツプによつて一部が画定されるプレナムと、前記
    プレナムに冷却流体を導入する流路と、前記プレ
    ナムから冷却流体を排出する流出装置と、前記プ
    レナムに入る冷却流体の圧力を調整するため前記
    作動装置に接続した第1調整装置と、前記回転デ
    フレクタによつて支持される熱ライナと、前記デ
    フレクタと前記熱ライナの間に配置されたデフレ
    クタプレナムと、デフレクタプレナム内に冷却流
    体を導入するようにデフレクタと共に回転する部
    材と、前記熱ライナに冷却流体を衝突させる衝突
    部材と、圧力レベルが冷却源より低くて、前記デ
    フレクタプレナムから前記排気流路の外側の場所
    に冷却流体を排出する第2の流出装置と、デフレ
    クタの位置の関数として、デフレクタプレナムへ
    の冷却流体の流れを制御する第2調整装置とから
    なる冷却装置。 2 前記第2調整装置が、冷却流体源とデフレク
    タプレナムの間に配置され、内孔を有する剛性の
    ハウジングと、該内孔内に冷却流体を導入する入
    口と、内孔の出口と、デフレクタ冷却流体管を有
    し、デフレクタ冷却流体管の一端が前記ハウジン
    グ内に入れ子形に入つて、前記入口と共に可変面
    積のオリフイスを形成し、デフレクタ冷却流体管
    の他端がデフレクタプレナムに冷却流体を導入す
    る装置と作動的に連結している、特許請求の範囲
    第1項記載の冷却装置。 3 前記デフレクタプレナムに冷却流体を導入す
    る装置が、中空構造リブからなり、該中空構造リ
    ブの内部がデフレクタプレナムと前記デフレクタ
    冷却流体管の他端と連通している、特許請求の範
    囲第2項記載の冷却装置。 4 前記可変面積オリフイスが、前記デフレクタ
    が展開位置にあるとき開くと共に前記デフレクタ
    が引込み位置にあるとき閉じるようになつてい
    る、特許請求の範囲第3項に記載の冷却装置。 5 前記第2調整装置が、デフレクタが引込み位
    置にあるときに前記デフレクタ冷却流体管の一端
    をシールして冷却流体の流れを阻止するシール部
    材を内孔内に有している、特許請求の範囲第4項
    に記載の冷却装置。 6 排気流路の一部を画定する位置可変の第1フ
    ラツプと、該第1フラツプの位置を決める作動装
    置と、第1フラツプの下流で排気ガスの膨張を制
    御する位置可変の第2フラツプとを有するガスタ
    ービンエンジン排気ノズル用の冷却装置におい
    て、前記排気流路の外側にあつて、第1フラツプ
    によつて一部が画定されるプレナムと、前記プレ
    ナムに冷却流体を導入する流路と、前記プレナム
    から冷却流体を排出する流出装置と、前記プレナ
    ムに入る冷却流体の圧力レベルを調整するために
    前記作動装置に接続した第1調整装置と、前記第
    2フラツプの内部に冷却流体を導入する導管と、
    第2フラツプの内部から冷却流体を排出し、前記
    排気流路を部分的に画定する第2フラツプ面上に
    冷却流体を導く第3の流出装置と、前記作動装置
    の位置の変化に応答し、第2フラツプへの冷却流
    体の流れを制御する第3調整装置とからなる冷却
    装置。 7 前記第3調整装置が冷却流体源と前記導管の
    間に配置された第2の弁を有し、該第2の弁が作
    動装置と作動的に連結している特許請求の範囲第
    6項に記載の冷却装置。 8 前記第2の弁が、前記排気流路が減少するに
    つれて開くと共に前記排気流路が増加するにつれ
    て閉じるようになつている特許請求の範囲第7項
    に記載の冷却装置。
JP59235316A 1975-07-28 1984-11-09 推力転向型ガスタ−ビンエンジン排気装置用冷却装置 Granted JPS60256541A (ja)

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US599644 1990-10-18

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