JPH0112814Y2 - - Google Patents

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JPH0112814Y2
JPH0112814Y2 JP1982090786U JP9078682U JPH0112814Y2 JP H0112814 Y2 JPH0112814 Y2 JP H0112814Y2 JP 1982090786 U JP1982090786 U JP 1982090786U JP 9078682 U JP9078682 U JP 9078682U JP H0112814 Y2 JPH0112814 Y2 JP H0112814Y2
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ultrasonic
circuit
signal transmission
probe
transmission line
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子走査形超音波装置における装置
本体と探触子間の信号伝送装置の改良に関するも
のである。
従来の電子走査形超音波装置は、第1図に示す
ように、超音波打出し回路1A、超音波信号受信
回路1B及び制御信号回路1Cからなる装置本体
1と、複数の振動子群21〜2nからなる探触子
2との間を、超音波送受波信号伝送線3A及び制
御信号伝送線3Bを有するケーブル3で接続し、
探触子2の超音波打出し及び受波信号の制御を行
つている。
第2図は、前記第1図の具体的な回路構成図で
あり、1B1〜1Boは受波信号増幅器、1D1〜1
Doは高電圧が入力されないようにするためのダ
イオード回路、1F1〜1Foは低帯域ろ過フイル
タ、1A1〜1Aoは振動子群21〜2oの超音波打
出し回路、1C1〜1Cnは各振動子211〜2onを駆
動させるための切換スイツチを制御する制御信号
回路、3A1〜3Aoは超音波送受波信号伝送線、
3B1〜3Bnは制御信号伝送線、S11〜Sonは各振
動子211〜2onを駆動させるための切換スイツ
チ、211〜2onは振動子、Rは抵抗、Lはマツチ
ング用コイルである。この回路の動作を説明する
と、いま、超音波打出し回路1A1から高電圧パ
ルスが発生され、超音波送受波信号伝送線3A1
を通して探触子2内の振動子群21内の切換スイ
ツチS11〜Sonに印加される。このとき、制御回路
1C1〜1Cnが順次又は同時に制御信号を発生す
ると、この制御信号は制御信号伝送線3B1〜3
Bnを通してそれぞれ切換スイツチS11〜S1nを順
次又は同時にオンして各振動子211〜21nを駆動
し、超音波が打出される。この打出された超音波
は被検体で反射されて帰えるが、この反射超音波
は各振動子211〜21nで受波され、電気信号に変
換され、切換スイツチS11〜S1n、超音波送受波信
号伝送線3A1、低帯域ろ過フイルタ1F1、ダイ
オード回路1D1を通して受波信号増幅器1B1
入力され、超音波断層像信号として表示装置(図
示していない)に送られる。以下、同様にして振
動子221〜2onは駆動される。
このような、従来の電子走査形超音波装置で
は、装置本体1と探触子2との間で超音波送受波
信号を伝送する超音波送受波信号伝送線3A1
3Aoと、制御信号を伝送する制御信号伝送線3
B1〜3Bnの多数の芯線をまとめたケーブル3の
太さは、操作上制限されるために無制限に芯線を
増加することはできなかつた。また、振動子数の
増加をはかりたい場合においても振動子数に対応
する信号線が増加してケーブルが太くなるという
問題があつた。
本考案の目的は、前記問題点を解消し、装置本
体と探触子とを接続するケーブル内の芯線の数を
減少させるとともに、操作性を向上させることに
ある。
前記目的を達成するために、本考案は、複数の
振動子を有する探触子と装置本体とをケーブルで
接続した電子走査形超音波装置において、超音波
送受波信号に前記振動子駆動等の制御信号を重ね
合わせ2つの信号を単一の伝送線で同時に伝送
し、前記各振動子側に設けられた低帯域ろ過フイ
ルタにより送られてきた超音波送受波信号と制御
信号とを分離することを特徴とするものである。
以下、実施例とともに本考案を詳細に説明す
る。
第3図は、本考案の一実施例の回路構成を示す
図であり、第2図に示す従来例の制御信号伝送線
3B1〜3Bnを除去し、超音波送受波信号伝送線
3A1〜3Aでそれを兼用したものである。第3
図において、C11〜C1nは装置本体1の超音波信
号受信回路1Bの前段に設けられた高周波結合コ
ンデンサであり、制御信号を通過させないように
するためのものである。C21〜C2oは探触子2内に
設けられた高周波結合コンデンサであり、制御信
号を通過させないようにするためのものである。
2F1〜2Foは低帯域ろ過フイルタであり、この
低帯域ろ過フイルタ2F1〜2Foは、各超音波送
受波信号伝送線3A1〜3Aoのそれぞれの探触子
2側に設けられ、超音波送受波信号と制御信号を
分離するためのものである。
次に、本実施例の動作を第3図において説明す
る。
超音波打出し回路1A1から発生された高電圧
パルスは、高周波結合コンデンサC11、超音波送
受波信号伝送線3A1、高周波結合コンデンサC21
を通して切換スイツチS11〜S1nに印加される。こ
のとき、低帯域ろ過フイルタ2F1は高電圧パル
スを通過させない。これと同様にして、超音波打
出し回路1A2〜1Aoから発生された高電圧パル
スは、切換スイツチS21〜Sonに印加される。
一方、制御回路1C1〜1Cnは、順次または同
時に制御信号を発生し、この制御信号は、順次ま
たは同時に超音波送受波信号伝送線3A1〜3Ao
を通り、低帯域ろ過フイルタ2F1〜2Foを通し
て切換スイツチS11〜Sonの制御端子に入力され、
それぞれをオンにする。このとき、制御信号は高
周波結合コンデンサC21〜C2oによつて遮断され、
高電圧パルス印加回路には流れ込まない。
なお、本考案は、前記実施例に限定されること
なく、その要旨を変更しない範囲において種々変
更し得ることは勿論である。
以上説明した如く、本考案によれば、多数の振
動子を駆動させる切換スイツチの制御を行うため
の制御信号伝送線を省略したので、ケーブルを細
くすることが可能となり、探触子等の操作性を向
上させることができる。また、探触子の振動子の
増加を容易にでき、装置の性能向上を容易にはか
ることができる。また、芯線等の材料が節約で
き、コストの低減がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の電子走査形超音波診断装置の
概要構成を示すブロツク図、第2図は、第1図の
具体的な回路構成図、第3図は、本考案の一実施
例の回路構成図である。 1A……超音波打出し回路、1B……超音波信
号受信回路、1C……制御信号回路、C11〜C1n,
C21〜C2o……高周波結合コンデンサ、2F1〜2Fo
……低帯域ろ過フイルタ、S11〜Son……切換スイ
ツチ、211〜2on……振動子、3A1〜3Ao……
超音波送受波信号伝送線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の振動子を有する探触子と装置本体とをケ
    ーブルで接続した電子走査形超音波装置におい
    て、超音波送受波信号に前記振動子駆動等の制御
    信号を重ね合わせ2つの信号を単一の伝送線で同
    時に伝送し、前記各振動子側に設けられた低帯域
    ろ過フイルタにより送られてきた超音波送受波信
    号と制御信号とを分離することを特徴とする超音
    波診断装置。
JP9078682U 1982-06-16 1982-06-16 超音波診断装置 Granted JPS58191005U (ja)

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JP9078682U JPS58191005U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 超音波診断装置

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JP9078682U JPS58191005U (ja) 1982-06-16 1982-06-16 超音波診断装置

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Publication Number Publication Date
JPS58191005U JPS58191005U (ja) 1983-12-19
JPH0112814Y2 true JPH0112814Y2 (ja) 1989-04-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5558938B2 (ja) * 2010-06-30 2014-07-23 日立アロカメディカル株式会社 超音波診断装置の受信入力保護回路
JP5756377B2 (ja) * 2011-09-07 2015-07-29 富士フイルム株式会社 超音波診断装置および超音波画像生成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57103631A (en) * 1980-12-20 1982-06-28 Ito Kenichi Ultrasonic diagnostic apparatus

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