JPH01126965A - 頭髪毛根活性化方法並びに毛根活性器 - Google Patents

頭髪毛根活性化方法並びに毛根活性器

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JPH01126965A
JPH01126965A JP28539987A JP28539987A JPH01126965A JP H01126965 A JPH01126965 A JP H01126965A JP 28539987 A JP28539987 A JP 28539987A JP 28539987 A JP28539987 A JP 28539987A JP H01126965 A JPH01126965 A JP H01126965A
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head
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hair root
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Kenzo Kato
加藤 建造
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KINESHIO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は毛根活性化方法並びに毛根活性器に係り、特
に頭髪の毛根を育成して禿の防止並びに改善をする毛根
活性化方法に関する。
〈従来の技術〉 一般に男性は中年から初老にかけて額上部と頭頂が禿で
くる。もっとも中には若禿の人もいる。
禿には中年になって額の禿げる壮年性脱毛症、頭頂の禿
げる円形脱毛症、老人性脱毛症、結髪性脱毛症(時代劇
の俳優など)、機械的脱毛症(帽子擦れ、カツラ擦れ等
)、対症性脱毛11(病気によるもの)などがあり、一
過性の円形脱毛症には、アセチルコリン、ビタミンB+
、ヘマトボルフリン、コーチシン、脳下垂体前菜ホルモ
ン等が効果があるとされており、塗付薬も市販されてい
る。
また機械的脱毛症、結髪性脱毛症、対症性脱毛症等はそ
の原因を解消することによって改善することができる。
壮年性並びに老人性脱毛症は古来より悩みの種となって
おり、頭皮の老化現象による必然的なものとして甘受さ
れて来たが最近では養毛剤、毛生え薬などが市販されて
いる。しかしながら、毛生え薬を塗ったぐらいでは禿は
改善されず、まだまだ多くの四題を残している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前記したように一過性の脱毛症はその原因を除去するこ
とによって禿の改善をすることができるが、壮年性、並
びに老年性脱毛症においては皮膚そのものが老化してい
るために、皮膚に塗薬を塗付した位いではなかなか改善
の効果はあがらず、−時的に毛が太くなったとしても薬
の使用を止めればすぐに元に戻るという難があり、また
薬剤も高価であるという問題点があった。
この発明はこれら問題点を解消し、簡単な方法で安価に
禿の改善をする方法並びに活性器を提供することを目的
としている。
〈問題点を解決するための手段〉 この発明の内容を理解しやすいように第7図をもって頭
皮の断面につき説明する。゛ 頭皮は表皮と真皮とから成っている。表皮は多層の扁平
なもので0.3s程度の厚さ、外層から角質層、中間層
(淡明震、顆粒層)、胚芽層(有線細胞層9丙柱細胞層
)から成っている。
真皮は0.5〜2al1前後の厚さの!!紺性結合組織
から成り、上部から乳頭層、網状層に分かれる。
乳頭層は乳頭部分を表皮の円柱細胞層に突入させて、表
皮細胞に栄養補給を行なう。
網状層は結合組織のam束が太く粗大な網状を呈し、皮
膚の弾力性の根源となっている。
皮下組織は疎性結合組繊がゆるい網状となっていて網目
部分に脂肪を蓄積して保温と栄養補給源となっている。
頭髪は表皮より外に出ている部分を毛幹といい、皮膚の
中に入っている部分を毛根という。毛根の外側には表皮
の続きをなす毛包がある。毛根の中心部に崗質があり、
外側に毛表皮がある。毛根の先端部はふくらんだ子球と
なり、子球の割目に毛包から伸びた毛乳頭が入っていて
、栄養を補給している。
このように毛は表皮の続きをなす上皮細胞が増殖して角
化したものであり、脱毛は第7図左上部に示すように毛
根部分の毛包が萎縮し子球並びに毛乳頭が消滅して生じ
る。
この発明は上記の毛包、子球、毛乳頭の活性化を図るこ
とによって脱毛を防ぎ、禿の改善をしようとするもので
あり、具体的な手段として、頭部皮膚に密接しつる形態
の中空袋中に保温保冷材を封入し、摂氏零下に保持した
状態の毛根活性器を頭部皮膚に密接して皮膚を所要時間
冷却し、後に常温に戻し、これを反復継続し、頭部皮膚
に体温との温度差が10℃以上の温度的刺激を与えて毛
根に対する自行促進を図ることを特徴とするrjA91
毛根活性化方法とこれに用いる毛根活性器という技術的
手段を講じた。この技術的手段の理論根拠を以下に述べ
る。
生体細胞は常態よりも温度を10℃上押させてやると細
胞活動を常態よりも2〜3倍活性化させることができる
ことが知られている。
例えば植物を見ると寒冷地よりも温暖地の方が成育がよ
いのはそのためである。
また例えば東京の一定地においても、一つは陽当りよい
場所、一つは一日中陽の当らない場所において成育させ
ると、同じ条件を与えても陽当りのよい場所の植物の成
育はよく、陽当りの悪い場所の植物は成育が極めて悪い
。これは根に対する温度の差によるものであることが実
験上で確認されている。一方、人体に対しても加熱する
ことが細胞の活性化を促進させることが古くから経験的
に知られている。その1つが風呂であり、懐炉である。
温泉の効果は身体を温めることによって現われる。人の
体温は一般に36℃〜31℃が標準とされているが、温
泉のmsは42℃以上(公衆浴場法の規定)であり、体
温との差は5℃ないし6℃であるが、これに浸って温た
まることによって体温を上昇させることができる。その
結果胃弱、婦人病、低面圧の改善ができ、また傷の治療
によいことが古くから知られている。
しかしながら、温泉によって体温を上昇させても限界が
あり、また熱湯をもって頭部皮膚の温度を10℃も上昇
させることは不可能である。
そこでこの発明は逆に皮膚温度を常温よりも10℃以上
の差があるように低く冷却しておいて、温度差を10℃
以上もたせて常温に戻すことによって皮膚細胞を活性化
させようとするものである。
皮膚の冷感覚は皮下的0.1allIの処で感じ、温感
覚は皮下的0.3iwの処で感じられると推定されてい
る。つまり、冷たさに対する感覚の方が早く感じ、体温
の低下を♀く防止しようとしている。鳥肌になるのはそ
の作用の1つである。
また温寒感党は現状を基準としている。すなわち、右手
を30℃の水に浸し、左手を10℃の水に浸しておき、
両手を20℃の水に浸すと、右手は冷たく感じ、左手は
温かく感じる。従って、体温よりも10℃以上低く皮膚
温度を一定時闇低くしておいて、常温に戻すことによっ
て、皮膚細胞の現有する活動能力を2〜3倍に高めて活
性化させて新陳代謝を活発に行なわせ、表皮と連続する
毛包を活性化させ、毛乳頭から子球へと栄養を充分に供
給させて毛根を活性化し、もって脱毛゛防止、禿の改善
を図ることがこの発明の骨子である。
一方で、人体は寒冷水中に5〜10分間浸しておくと、
人体の熱が奪われて体温が低下し、血管が収縮すると共
に血液の粘性が増加して血行の流通が極めて鈍くなり、
身体各部に対する栄養補給、熱量供給が低下し、心臓負
担が著しく大きくなる。
内臓の温度が30℃以下に下ると、貧自、酸欠、心臓過
労が現われて意識がもうろうとなり、更に内臓温度が2
6〜27℃(体温より10℃低下)まで低下すると、い
わゆる凍死に至るとされている。すなわち人体は体温が
10℃低下すると死に至るものであるが、顔面の皮膚だ
けにづいてみると、寒冷地に生活する人は一20℃以下
の気温の中に顔をさらしていながら凍傷にもならない。
この場合は空気が一20℃であっても、空気の熱伝導率
がo、 oooosであって顔面の体温を奪う率が小さ
いためと身体全体は防寒具で保護されていて体内から顔
面皮膚に熱が補給されていて、皮膚温度の低下が阻止さ
れるためである。さりながら体温の低下があって皮膚に
対する熱補給の限界を超えるときには凍傷に至り皮膚細
胞が破壊される。
一方、氷の熱伝導率はo、 oos、水は0.0014
、油脂は0.0004である。同じ0℃の氷と油脂に触
っても、油脂の方は冷たく感じず、氷の方がすごく冷た
く感じる。これは氷の熱伝導率が油脂のそれより12倍
も高く、それだけ多く体熱を奪うためである。北極の鯨
や熊は厚い皮下脂肪で身体の筋肉を覆っているため、熱
伝導率の悪い皮下脂肪を伝わって体温が外に逃げにくく
なっているから凍死しないのである。
体温そのものが10℃低下すると死に至るが、皮膚や一
部の体表組織は10℃低下するだけでは細胞が破壊され
ることはない。特に皮膚は繊維索が多(強靭であり、苛
酷な寒冷にも耐えうるし、熱伝導性が著しく悪く皮下筋
肉も一時的に5℃以下になったとしても組織が破壊され
ることはない。
一般に細胞組織は酸素の供給が10分間途絶えると破壊
されるとされ、例えば手首などを強く締めて血液の流通
を止めると手先への血液(酸素並びに熱I)の供給がな
く細胞が死んでしまう。凍傷も前記したように血管が収
縮し、かつ血液の粘度が高まって血流が長時間阻害され
ることから細胞が破壊されるために生じる。
この発明においては皮膚の冷却は10分を超えないので
、相当な冷温で皮膚を冷却しても凍傷になるおそれはな
い。
さて、氷については、0℃の氷1cdはカロリー計算上
4℃あれば溶解して水になる。今、頭部1dに対して0
℃の氷1cIIを当接し、氷全体を1℃上昇させる(溶
解)ためには皮膚の温度が約4度奪われることになる。
これに要する時間はおよ°そ3分20秒である。
従って単純計算では10分間氷を当接すると皮膚の温度
を約12℃だけ低下させることができ、体温36℃の人
の皮膚を24℃まで下げることができる。
このように、皮膚活性器で皮膚を所定時開冷却しておい
て除去すれば、皮膚は体内温度並びに室内温度で加熱さ
れ、その体温とのm*差は12℃もあるために、細胞は
老化によって活動能力が低下、していても、現有能力を
2〜3倍も活動させることとなり、活性化される。この
場合、使用前における皮膚の活動能力を100として、
冷却したことによって将来に向かって能力が低下するこ
とはなく、冷却後に100の能力が将来に向かって20
0ないし30Gとして活動する。その活動能力は経時と
共に劣化するので反復継続して補うものである。
皮膚に対しては内的に熱補給があるので前記したように
一概に24℃に下るとはいえず、氷と当接している部分
は5℃以下に低下するが、経時的に内部の筋肉も温度が
低下する。この温度低下によって皮下血管並びに筋肉も
収縮し血流の低下が見られる。これを長時間放置すると
書面して青色から紫色へと変色して細胞が凍死に至る。
しかし短時間で冷却を解除すると急激に血流がよくなり
、紅潮して来る。老化して血流の悪化していた毛細血管
も血流がよくなり、すなわち新陳代謝が活発におこなわ
れて細胞組織も活性化される。
第6図は毛根活性器の温度と体温降下の関係を示す実験
値グラフである。体136度の人に一15℃の毛根活性
器(厚さ10−)を当接したところ、5分で頭皮が6℃
まで降下した。そのまま30分間放置していたところ頭
皮WAr1には9℃まで上昇していた。これは毛根活性
器が体温を奪って温度が上昇するためで、グラフに示す
ように、当接5分の時点で−1,5℃まで上昇し、10
分後では0℃になっている。このことから、室温による
温度上昇をも見込んで皮膚温度はグラフ中の斜線で示す
部分の範囲ということがで言え、皮膚が凍傷になるほど
まで温度降下はしないし、10分で切り上げるときは、
その低温となる時間は短時間なので凍傷のおそれはない
。また5分で切り上げれば皮膚温度は6℃前後であり、
2℃まで下ったとしても苦痛を伴なう温度ではない。従
って毛根活性器の温度が一15℃より高温ならば全く問
題はないものであるし、皮膚冷却の効果を失うこともな
いものであるが、効果的に冷却させるには毛根活性器の
温度を一10℃前後として10分以内で冷却を切り上げ
ることが好ましい。毛根活性器の面積が広い場合には、
その中央部分が周囲よりも低く冷却されるので、その場
合は冷却時間を短縮することが好ましい。
もともと皮膚の老化は毛細血管の硬化による血流の低下
に基因するものであるから、上記方法により血流の改善
によって新陳代謝を高めることば皮膚の活性化につなが
り1日10分間の冷却であっても、これを毎日実施する
ことによって皮膚の活性化を高めていくことが可能であ
る。
体毛は皮膚の変化したものであって、特に第7図に示し
たように表皮の続きをなす上表細胞が角化して毛になる
ものである。禿は表皮への血行が悪くなり、下部胚芽病
の活動低下、上部の角質層の硬化によって毛根萎縮が生
じるために生じるから、皮膚の活性化によって表皮の新
陳代謝が促進されると毛を育成する上表細胞も活性化さ
れて毛の脱落が防止され、また毛の伸びも改善されて、
禿の防止、禿の改善をすることが可能となる。
特に頭皮を冷却することは皮下組織をも冷却することで
あり、皮下組織の網状組織が収縮をする。
その結果網状組織の間に蓄積されている脂肪が凝縮され
ることになり、冷却の解除によって網状組織が活性化さ
れ膨張すると、脂肪との間に空間が生じ1.その空間に
新規脂肪が蓄積され、すなわち脂肪代謝が活発化するこ
とになる。こめ脂肪代謝の活性化促進によって、皮膚に
対する栄養供給が充分にバックアップされることになり
毛根の活性化が促進されることから、白髪並びに脱毛の
防止、禿の改善ができるものである。
〈作用〉 以上述べたように、毛根活性器はこれを零下に冷却して
おいて皮膚に当接することによって皮膚並びに皮下組織
を体温より10℃差以下に冷却させる作用を有している
また本発明方法は0℃以下に冷却した毛根活性器を頭部
皮膚に所定時間当接して皮膚を体温より10℃差以下に
低くして、この冷却を解除することによって、皮膚に対
して10℃差以上の急激な温度上昇をさせる作用をもち
、その作用によって皮膚並びに皮膚の変化したm*の毛
根を活性化させ、脱毛防止並びに禿の改善作用を有して
いる。
〈実施例〉 この発明の実施例を図面基づいて説明する。まず毛根活
性器について説明する。
第1図は第1実施例を示す毛根活性器の縦i面図で第2
図は斜視図、第3図は第1図におけるA−へ線断面図で
ある。
毛根活性器1は0℃以下でも硬化しない合成樹脂材9例
えばポリエチレン系樹脂で、中空袋状の頭頂当部2と頭
周囲当部3とでキt?ツブ形状に形成されている。
前記中空袋状部の厚さは約10amとし、中に保温保冷
材4を封入してあり、前記頭周囲当部3には周面環状に
所定間隔おきに縦条状に溶着部5.5・・・を形成して
いる。該溶着部5,5・・・は二こを折り曲げることに
よって装着する人の頭の径の大小に合わせることができ
ることと、保温保冷材4を均一の厚さに維持させるため
のものである。
前記頭周囲当部3は額に当る部分を頭頂当部2と同じ厚
さに保温保冷材4を封入しである。これは額の禿の部分
の活性化を図るためである。同じく頭周囲当部3の両側
から後部は保温保冷材4の厚さを薄くしである。
頭の両側並びに後部は禿になりにくい部分であるが、こ
れは後頚部に頭部に対する動脈があるため、老化しても
血行が良好であるためである。また頭周囲当部3を形成
しているのは頭頂皮膚には下方から血液が供給されてい
るので、頭頂への血行促進を図るためである。図中符号
6は毛根活性器1が移動しないようにするための締バン
ドであり、7はパイルファスナである。
前記保温保冷材4は、0℃以下に冷却される物質なら何
でもよく、例えば水、塩水、不凍液1.油脂、油脂と水
の混合エマルジ゛ヨンゲル、等があり、これらは加熱す
ることによって保I!@ともなる。
水を用いると、O″CC以下結して硬くなるため頭に密
接しにくくかつゴツゴツ当って痛いので0℃以下でも硬
化しないものを選択する方がよい。
また氷では熱の伝導率がo、 oosであり、皮膚に当
接すると皮膚から急激に体温を奪い、凍傷その他の支障
を来たすとがある。一方、油脂では熱伝導率が0.00
04であり、氷の12分の1の熱伝導率であるために、
同じilr!!Lでも急激に体温を奪うことがなく、効
率的に皮膚を冷却させることができる。
この実施例においては、油脂弁85x、水15%重量部
の混合エマルジョンゲルを使用したので熱伝導率はおよ
そ0.0011となり、通常水よりも5倍近く熱伝導率
が低くなつおり、それだけ皮膚から熱を奪う速度が遅い
ため、急速冷却による皮膚の炎症を生じさせるおそれが
なく、−10℃になっても硬化しないので柔軟性があり
、毛根活性器1を頭部に密接させることができ、かつ感
触も柔らかい。
上記構成の毛根活性1a1を冷ji庫で一10℃まで冷
却して頭にナイトキャップのようにかぶり、必要ならば
締バンド7.7をあご下に当てて固定する。
その状態で皮膚に密接するように手で押さえて整え、1
0分間放置すると頭部皮膚を5℃以下に冷却させること
によって毛根を活性化することができる。なお、この実
施例において、毛根活性器1に布又はネット等のカバー
を被せることができる。
また図中符号8は温度によって色が変化する樹脂(カメ
レオン樹脂)から成る温度計である。
第4図は第2実施例を示す毛根活性器の平面図、第5図
は第4図におけるB−B線断面図である。
第1実施例と同じ部材、同じ機能を有する部分には同じ
符号を使用した。
この毛根活性器1は上下2枚の合成樹脂シートをもって
、中央に頭頂当部2.その周囲に頴周囲当部3,3・・
・が中空状に形成され内部に保温保冷材4が封入されて
いる。
前記頭頂当部2は略楕円形とし、その周縁部に放射状に
溶着部5.5が形成されている。これは頭頂当部2を頭
の丸味に沿って曲げやすくしたものである。またllI
M1当部2の周端縁部に環状の溶着部5が形成されてお
り、頭周囲当部3.3・・・と区画されている。該頭周
囲当部3.3.・・・は頭頂当部2の周囲に複数個が連
設されており、頭頂当部2の周端部から曲げ折りして頭
の側部に密接しやすいようにしたものである。
上記構成のこの実施例による毛根活性!11はこのまま
冷却して使用しても頭部皮膚を体温より10℃以下に冷
却することができ、これによって毛根を活性化すること
ができる。また締バンド6を溶着することもできる。更
に図示しない布製のキャップ状カバー内に収容して使用
することもできる。
次に毛根活性化方法について述べる。
実験1 実験体、男性50才2頭頂部に直径約8clI程の円形
脱毛症、並びに額上の禿あがりが見られる。頂部は健全
髪を100としたときに約40駕の毛が有り、他は切毛
状の未熟成毛が見られ、毛根の活性化により養毛効果が
期待される。@ @ 3B、 1℃、毛根活性!11は
実施例2の型を使用。保温保冷材の厚さ約10麿。冷却
温度を温度計8によって約−10℃と確認して使用。
実験体の頭に日本手拭を当て、その上に毛根活性ill
を載せ、上からネットキャップをかぶせて固定し、10
分間、頭皮を冷却させた。
3分経過後、maiが25℃に低下し、5分経過後7℃
まで低下した。10分経過時に約6℃であった。
体温より10℃下げるには3分あれば充分である。
冷却5分と10分との因に温度差がないのは、室温によ
る毛根活性@1の冷却能力低下と、頭皮の冷却対応能力
(保温力)によるものといえる。因みに冷却30分開維
続させた実験結果では頭部1〜9℃であり、逆にWAm
が高くなっていた。
従って、体温より10℃下げるには3分あれば充分であ
るし、上限は10分間以上では冷部効果がないばかりか
長時間冷Wによる弊害が生じるおそれがある。この発明
においては短時間急冷の方が効果がある。この実験体は
、毛根活性器1を除去後32分経過してやっと元の頭部
に戻った。3時間経過しても、まだ冷却されているとい
う感覚が残存しているということであったが、更に翌日
になっても、まだ頭部を冷却されている感覚が残ってい
るといい、その実、体温が36.4℃なのに鍮頂温度は
36.6℃あった。それだけ頭頂皮膚の血行促進があっ
たものと思われる。
上記要領で毎日1回10分間ずつ1ケ月間反復継続した
結果初毛状の頭髪が太く黒くなり、長さも約2am+伸
長しているのが認められた。
又額上部の生え際の切毛状の頭髪も黒ずんで剛毛化が認
められた。
実験2 実験体、男性45才、額上部の生え際頭髪の後退、禿部
分に約4履の初手状柔毛あり。体@ 36.8℃。
毛根活性器は実施例2の型を使用。保温保冷材は油脂と
水のエマルジョンゲル、厚さ約10m、冷凍室で一5℃
まで冷却して頭部に直に当て使用。
前記実験1と同様に10分間、頭部を冷却し、毛根活性
器1を除去後に、蒸し器で40℃まで保温しておいた別
の毛根活性!11を冷却されている頭部にかぶせて5会
同保温させた。これを除去して2時間後に前頭部を検温
したところ37.2℃あり、前頭部の血行が良好となっ
ていることが確認された。
以上の頭部冷却、保温を毎日1@、1力月問反復継続し
たところ、額上部の頭髪生え際にあった切毛状の柔毛が
眉毛(o、oos膳)並に著しくかたく、かつ約3■は
ど伸長しているのが認められ、毛根が活性化されている
ことが確認された。
〈発明の効果) この発明は上記したように毛根活性器は、これを零度以
下に冷却しておいて、頭部皮膚に密接させることによっ
て、皮膚並びに毛根を体温より10℃以上の差があるよ
うに低く冷却させることができ、これを除去し、更に冷
却を反復継続させることによって毛根を活性化させるこ
とができる効果がある。
また毛根活性化方法は、毛根活性器を零下以下に冷却し
ておいて頭部皮膚に所定時間密接させて冷却し、常温に
戻し冷却するという反復継続によつて頭部皮膚を活性化
させ、表皮に対する血行を改善して毛根に対する栄養供
給と新陳代謝を促進させ、もって毛根を活性化させて脱
毛、禿の改善を高めることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明に係り、第1図は第1実施例を示す毛根
活性器の縦断面図、第2図は斜視図、第3図は第1図に
おけるA−All断面図、第4図は第2実施例を示す毛
根活性器の平面図、第5図は第4図におけるB−B線断
面図、第6図は毛根活性器のli度と体温との関係を示
す実wAIitiグラフ、第7図は頭皮の断面図である
。 1・・・毛根活性器、    2・・・頭頂当部、3・
・・頭周囲当部、    4・・・保温保冷材、5・・
・溶着部、      6・・・締バンド、7・・・パ
イルファスナ、  8・・・温度計。 特許出願人    株式会社 キネジオ第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)頭部皮膚に密接しうる形態の中空袋中に保温保冷
    材を封入し、摂氏零下に保持した状態の毛根活性器を頭
    部皮膚に密接して皮膚を所要時間冷却し、皮膚活性器を
    除去して皮膚温度を常温に戻し、しかる後に再度皮膚活
    性器を皮膚に所要時間当接させて冷却後、常温に戻すこ
    とを反復継続し、頭部皮膚に体温との温度差が10℃以
    上の温度的刺激を与えて毛根に対する血行促進を図るこ
    とを特徴とする頭髪毛根活性化方法。
  2. (2)合成樹脂材をもって袋状の頭頂当部と頭周囲当部
    とを形成し、かつ中に保温保冷材を封入し、一体に形成
    して成ることを特徴とする毛根活性器。
JP28539987A 1987-11-13 1987-11-13 頭髪毛根活性化方法並びに毛根活性器 Pending JPH01126965A (ja)

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JP2019514637A (ja) * 2016-04-25 2019-06-06 アンターティク−メディカル 冷却機能を有する材料を備える物品

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JPS5922132B2 (ja) * 1978-05-08 1984-05-24 株式会社東芝 蒸気発生器付高周波加熱装置
JPS618014B2 (ja) * 1980-10-10 1986-03-11 Degussa

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