JPH01124802A - 情報読取用レンズアレイの製造方法 - Google Patents

情報読取用レンズアレイの製造方法

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JPH01124802A
JPH01124802A JP28351287A JP28351287A JPH01124802A JP H01124802 A JPH01124802 A JP H01124802A JP 28351287 A JP28351287 A JP 28351287A JP 28351287 A JP28351287 A JP 28351287A JP H01124802 A JPH01124802 A JP H01124802A
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JP
Japan
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lens
pair
frame plates
lens array
lenses
Prior art date
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Pending
Application number
JP28351287A
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English (en)
Inventor
Hisanori Otsuki
大槻 寿則
Takuji Nakamura
卓司 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタなどの情報読
取りに用いられるレンズアレイの製造方法に関するもの
である。
従来の技術 情報読取用レンズアレイとしては、特開昭53−122
426号公報、特開昭55−83071号公報などに開
示されるように、上下に球面柱状レンズを組合わせたも
のを多数配列してなるものも知られている、そして、従
来においては一般にブロックのレンズ保持孔に球面柱状
レンズを挿入固定し、このブロックを上下に重ね合わせ
ることによって前記レンズアレイを製造している(第1
従来例)。又特開昭55−83071号公報の第21図
には、枠部材の周囲及びレンズ保持孔を充填するように
透明プラスチックの成形を行ってブロックを作成し、次
いでプレス金型を用いて前記ブロックの各レンズ保持孔
の上下に位置する部分に球面をプレス形成してレンズア
レイを製造する方法が開示されている(第2従来例)。
発明が解決しようとする問題点 ところで第1従来例は、各球面柱状レンズをブロックの
各レンズ保持孔に挿入固定し、その後に上下ブロックを
重ね合わせて情報読取用レンズアレイを製造するもので
あ之ので、上下に位置する球面柱状レンズの光軸方向の
位置がブロックに対し僅かにズしている場合でも、その
ズレが合計されて、上下の球面柱状レンズ間の距離の精
度がでない場合が生じ、父上下のブロックをそれらのレ
ンズ保持孔が正確に同芯位置になるように重ね合わせる
ことが困難であるため、上下の球面柱状レンズ間におい
てその光軸がズレやずいという問題も生ずる。
又第2従来例は、プレス成形により球面柱状    −
レンズのレンズ面を形成するため、その曲率精度に問題
がある。
問題点を解決するための手段 本願における第1発明の情報読取用レンズアレイの製造
方法は、1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸
方向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プ
ラスチックで結合してレンズエレメントを形成し、次い
で1対の枠板間に多数のレンズエレメントを配列し、1
対の枠板間に遮光性プラスチ゛ツクを鋳入して、前記枠
板と前記レンズエレメントを結合することを特徴とする
本願における第2発明の情報読取用レンズアレイの製造
方法は、1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸
方向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プ
ラスチックで結合してレンズエレメントを形成し、次い
で内面に多数のレンズ位置決め凹部と接合面とを備えた
1対の枠板間に、多数のレンズエレメントを前記凹部に
よって位置決めされた状態で配列し、両枠板をこれらの
接合面で接合して、前記枠板と前記レンズエレメントを
結合することを特徴とする。
本願における第3発明の情報読取用レンズアレイの製造
方法は、1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸
方向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プ
ラスチックで結合してレンズエレメントを形成し、次い
で多数のレンズ保持孔を備えた枠部材の各レンズ保持孔
に前記レンズエレメントを挿入固定することを特徴とす
る。
作用 第1発明、第2発明及び第3発明は共に、1対の球面柱
状レンズを所定間隔を置いて光軸方向に同芯状に配し、
これらを両者間に充填した透明プラスチックで結合して
レンズエレメントを形成しているが、このレンズエレメ
ント製造工程においては、両球面柱状レンズの光軸方向
の間隔精度及び回忌精度を高レベルなものにすることが
容易である。又このように形成されたレンズエレメント
は、両球面柱状レンズと透明プラスチックとが一体結合
されているので、高精度を維持した状態で、次の工程で
の作業に供しえ、又部品としての取扱いに便利である。
更に精度のよい球面柱状レンズを用いることができるの
で、第2従来例におけるレンズ面をプレス成形する方法
に比較し、精度の良い情報読取用レンズアレイを提供す
ることができる。
そして第1発明では、次の工程において1対の枠板間に
多数の前記レンズエレメントを配列し、1対の枠板間に
遮光性プラスチックを鋳入するという簡単な方法でレン
ズアレイを製造することができ、高精度のレンズアレイ
を能率良く製造することができる。
又第2発明では、次の工程において、1対の枠板のレン
ズ位置決め凹部の夫々に前記レンズエレメントを配列し
、両枠板を接合するという簡単な方法でレンズアレイを
製造することができ、高精度のレンズアレイを能率良く
製造することができる。
更に第3発明では、次の工程において、枠部材の各レン
ズ保持孔に前記レンズエレメントを挿入固定するという
簡単な方法でレンズアレイを製造することができ、高精
度のレンズアレイを能率良く製造することができる。
実施例 第1図ないし第11図は第1発明の実施例を示している
本実施例において用いられる球面柱状レンズ1は第7図
に示す球体1aを光軸方向に円柱状又は角柱状にカッテ
ィングしてなるものである。
球体1aはガラス、合成樹脂(CR−39、アクリル樹
脂、ポリスチレンなと)を素材として、所謂光学レンズ
球としたものを用いることができる。この光学レンズ球
の製造法として確立されているのは、ボールベアリング
と同様の製造工程によるものであって、例えば次のよう
な製造工程を経て製造されるものである。すなわち、ガ
ラスブロックをサイコロ状にカットする工程→円筒状の
回転容器に入れてサイコロ状のガラスを互いに摺り合わ
せて角部を取る工程→粗研磨→中研磨→仕上げ研磨→検
査である。この光学レンズ球の精度は直径0.8 ms
+−1,8ff1mのものに対して±2μm、表面仕上
げ1.5マイクロインチ(A^)位までが可能となり、
大量生産ができるにもかかわらず高精度を維持できるの
である。
前記球体1aを円柱状レンズ1に形成する方法としては
、第8図に示す研削法を用いることが大量生産に適して
いる。この研削法は、レンズ面となる2箇所を回転治具
2.3で支持し、回転砥石4を用いて球体1aを光軸方
向に沿ってカッティングする方法である。この研削法は
、円柱部の直径りが漸次小になるように、何工程にも分
けて研削が行なわれ、最後に仕上げ研磨が行なわれて、
第9図に示すような円柱状レンズ1が形成される。角柱
状に研削すると第10図に示す角柱状レンズlが形成さ
れる。
次に上記のように形成した1対の球面柱状レンズ1、l
を第11図に示す成形金型20内に、所定間隔を置いて
光軸方向に同芯状に配し、両者間に充填されるよう透明
プラスチック30を鋳入して、両球面柱状レンズl、1
が透明プラスチック30で結合されてなるレンズエレメ
ント31が得られる。前記成形金型20は、固定型21
、Y方向に動く可動型22、着量23とからなり、固定
型21及び可動型22は前記球面柱状レンズ1の底面及
び側周面を支持する支持凹部28a 、28bを備える
と共に、透明プラスチック結合部を形成するための成形
空間24a 、24bを有している。又前記蓋壁23及
び可動型22には透明プラスチック30を成形空間24
a 、 24bに導くための通路27a、27bが形成
されている。前記透明プラスチック30としては、アク
リル樹脂、PPSなどを用いることができる。
このようにして、第1図に示すレンズエレメント31が
得られるが、両球面柱状レンズ1、■の結合部のみなら
ず、これらの側周面をも覆うように透明プラスチック3
0を前記成形金型20に鋳入して、第2図に示すような
レンズエレメント31を得るようにしてもよい。
次に第3図に示すように、左右1対の平板状の枠板5a
、 5a間に、多数のレンズエレメント31を一列に配
し、両枠板5a、5aをレンズエレメント31に接する
ように配置固定した後、両枠板5a、sa間に遮光性プ
ラスチック29を鋳入することにより、第4図及び第5
図に示す、両枠板5a、5aとレンズエレメント31が
結合したレンズアレイAを得ることができる。
前記遮光性プラスチック29としては、遮光性及び光吸
収性を備えた黒色又は暗色の半透明プラスチック、例え
ばアクリル樹脂、PPSなどを用いると好適であるが、
不透明プラス・チックを用いてもよい。
かくして球面柱状レンズ1の屈折率、両レンズ面の曲率
半径、光軸方向の長さ、レンズエレメント31における
上下球面柱状レンズ1.1間の間隔、透明プラスチック
30の屈折率についての相互関係を適切に選ぶことによ
り、正立等倍実像を得るためのレンズアレイAが完成さ
れる。
このレンズアレイAは、例えば第6図に示すように、原
稿10の画像をイメージセンサ(スリットと感光体とを
組合せたものを用いることも可能である。)11上に結
像させ、画像情報をイメージセンサ11に読取らせるの
に用いられ、原稿lO又はイメージセンサ11をS方向
にスキャンさせることにより、原稿lOの全面について
の画像情報がイメージセンサ11によって読取られる。
第12図及び第13図は第2発明の実施例を示す。本実
施例においてのレンズエレメント31は、第1発明の場
合と同様に製造される。
次いで、第12図に示すように、内面に多数のレンズ位
置決め凹部33と接合面34とを備えた1対の枠板5b
、 5b間に、多数のレンズエレメント31を1列に配
し、両枠板5b、5bを接合面34.34で接合し、同
時に前記凹部33.33間にレンズエレメント31を位
置決め固定することにより、第13図ニ示す、両枠板5
b、 5bとレンズエレメント31が結合したレンズエ
レメントBを得ることができる0両枠板5b、5bを接
合する方法としては、超音波溶着、接着材などを用いる
とよい。
第14図及び第15図は第3発明の実施例を示す。本実
施例においてのレンズエレメント31も、第1発明の場
合と同様に製造される。
次いで、第14図に示すように、多数のレンズ保持孔6
を備えた枠部材5cの各レンズ保持孔6に前記レンズエ
レメント31を挿入固定することによって、第15図に
示すレンズアレイCを得ることができる。レンズエレメ
ント31の固定方法としては、圧入による固定法や接着
材による固定法を採用すればよい。
発明の効果 本発明(第1発明、第2発明、第3発明)によれば、高
精度の情報読取用レンズアレイを、大量に低コストで製
造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例に用いるレンズエレメントの
斜視図、第2図は他の態様のレンズエレメントの斜視図
、第3図は製造工程の斜視図、第4図はその縦断平面図
、第5図は完成品の斜視図、第6図はその使用例を示す
斜視図、第7図はレンズ球体の正面図、第8図は球面柱
状レンズの製造法を示す概略図、第9図は球面柱状レン
ズの正面図、第1O図は他の態様の球面柱状レンズの斜
視図、第11図はレンズエレメントの製造法を示す断面
図、第12図は第2発明の実施例における製造工程の斜
視図、第13図はその完成品の平面図、第14図は第3
発明の実施例における製造工程の斜視図、第15図はそ
の完成品の平面図である。 ■・−・・・・・−・・−・・・・−・−・・−・・−
・−・・・〜球面柱状レンズ5a、 5b−・・−・−
・−・−・−・・・・・・−枠板5cm・−・・・・・
・−−−−−−一・−・−・−・−・・−・−・枠部材
6−・−・・・・・−−−−−−・−・・・・−・−−
一−−−−−−レンズ保持孔29−・−・・・−・−・
−・・−・−・−−−−−一−・−・遮光性プラスチッ
ク30−・−・・−・・−・−・−・−・・−・−・・
・−−−一−・−透明プラスチック31−−−−−・−
−−−−−−−・・・・−・−・−・・−・・−レンズ
エレメント33−−−−−−−−−・・−・−・−・・
・−・−・−・・・レンズ位置決め用凹部3t−−−−
−−−−・−−−−−−−−・−・・・−・−−一一一
−−−・・接合面。 代理却嶋弁理士 中足 敏男 はか1名第1図  第2
図 第9図    第10図 5c  31    31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸方
    向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プラ
    スチックで結合してレンズエレメントを形成し、次いで
    1対の枠板間に多数のレンズエレメントを配列し、1対
    の枠板間に遮光性プラスチックを鋳入して、前記枠板と
    前記レンズエレメントを結合することを特徴とする情報
    読取用レンズアレイの製造方法。
  2. (2)1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸方
    向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プラ
    スチックで結合してレンズエレメントを形成し、次いで
    内面に多数のレンズ位置決め凹部と接合面とを備えた1
    対の枠板間に、多数のレンズエレメントを前記凹部によ
    って位置決めされた状態で配列し、両枠板をこれらの接
    合面で接合して、前記枠板と前記レンズエレメントを結
    合することを特徴とする情報読取用レンズアレイの製造
    方法。
  3. (3)1対の球面柱状レンズを所定間隔を置いて光軸方
    向に同芯状に配し、これらを両者間に充填した透明プラ
    スチックで結合してレンズエレメントを形成し、次いで
    多数のレンズ保持孔を備えた枠部材の各レンズ保持孔に
    前記レンズエレメントを挿入固定することを特徴とする
    情報読取用レンズアレイの製造方法。
JP28351287A 1987-11-10 1987-11-10 情報読取用レンズアレイの製造方法 Pending JPH01124802A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022260102A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15
WO2022260108A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 三菱電機株式会社 光学部材および画像読取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022260102A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15
WO2022260102A1 (ja) * 2021-06-09 2022-12-15 三菱電機株式会社 光学部材および画像読取装置
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