JPH01124377A - 育苗ボックスのガス濃度測定制御装置 - Google Patents

育苗ボックスのガス濃度測定制御装置

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Publication number
JPH01124377A
JPH01124377A JP28378387A JP28378387A JPH01124377A JP H01124377 A JPH01124377 A JP H01124377A JP 28378387 A JP28378387 A JP 28378387A JP 28378387 A JP28378387 A JP 28378387A JP H01124377 A JPH01124377 A JP H01124377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
concentration
box
controlling
environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28378387A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Watanabe
優 渡辺
Yukihito Katsumi
雪人 勝見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATANABEYASUSHI KK
Fujikin Inc
Original Assignee
WATANABEYASUSHI KK
Fujikin Inc
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Publication date
Application filed by WATANABEYASUSHI KK, Fujikin Inc filed Critical WATANABEYASUSHI KK
Priority to JP28378387A priority Critical patent/JPH01124377A/ja
Publication of JPH01124377A publication Critical patent/JPH01124377A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、植物組織培養におけるクローン等の生長、順
化の過程で、育苗ボックスの環境調整用ガスの濃度を測
定し制御する装置に関する。
〔従来技術〕
近時、植物組織培養の研究が活発に行われるようになっ
てきた。このような植物組織培養においてはガス環境の
調節が大切であり、特にクローン苗の生長、順化の過程
では、ガスの温・湿度のコントロールと共に、炭酸ガス
その他の環境調整用ガスの濃度調節が重要となる。
即ち、植物組織培養の初期の段階では、主に培養液中の
糖分をエネルギー源として従属栄養的生長を行うのでガ
ス環境はそれほど問題にならないが、光合成による光独
立栄養的生長を行えるようになった段階において、炭酸
ガスの濃度が低いと充分な光独立栄養的生長を行えなく
なり、その後の順化過程における生長速度や環境ストレ
ス耐性が低下して枯死率が高くなるので、ガス環境の調
節は不可欠である。
このようなガス環境の調節は、最近話題になった種苗工
場の場合、成育室に設けた炭酸ガス濃度計で成育室内の
炭酸ガス濃度を測定し、炭酸ガスボンへから成育室へ供
給する炭酸ガスの流量を制御することによって行われて
いる。けれども、成前室内の炭酸ガス濃度は場所によっ
て異なるため、上記のように成育室内に炭酸ガス濃度計
を設置して測定しても、その周辺の局部的な炭酸ガス濃
度を測定したに過ぎず、成育室内全体の平均的な炭酸ガ
ス濃度を測定したことにはならない、従って、そのよう
な不正確な測定値に基づいて炭酸ガス濃度を調節しても
、充分とは言えない。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、育苗ボックス内の炭酸ガスその他の環境
調整用ガスの平均的な濃度をより正確に測定して自動的
に制御することができる装置を提供することにある。
〔目的を達成するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明装置は、育苗ボック
ス内のガスを導出し再び育苗ボックスへ戻すガス循環路
の途中に、上記ガスに含まれている環境調整用ガスの濃
度を測定するガス濃度計を設け、環境調節用ガスを育苗
ボックスへ供給するガス供給路の途中にガス流量調節弁
を設けると共に、上記ガス濃度計の測定値が設定値と一
致するように上記ガス流量調節弁を制御するコントロー
ラを設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する−0 第1図は本発明の一実施例に係る育苗ボックスのガス濃
度測定制御装置の全体構成を示す概略説明図である。
図において、■はポリカーボネートやポリエステルサル
コン等の無色透明な合成樹脂又はガラスで形成された育
苗ボックスであり、その内部下方には苗床2が設けられ
ている。この育苗ボックスlの天板には、育苗ボックス
1内のガスを導出して再び育苗ボックス1へ戻すガス循
環路3が接続されている。このガス循環路3の途中には
、育苗ボックス内のガスに含まれている酸素、炭酸ガス
、エチレンガス等の環境調整用ガスの濃度をそれぞれ測
定する酸素濃度計4、炭酸ガス濃度計5、エチレンガス
濃度計6が設けられ、更に、循環するガスの温度を調節
するチラーユニット7と異物を除去するフィルタ8が設
けられている。上記のガス濃度計はポンプユニット(不
図示)を有し、該ポンプユニットによって育苗ボックス
1内のガスが循環されるようになっている。また、育苗
ボックス1の内部には、上下に適当間隔をあけて複数の
吸気孔(不図示)を穿孔した有孔筒9が、育苗ボックス
1の天板の導出口より垂下して取付けられ、その下端が
苗床2の近くまで達している。
ICは、環境調整用ガスである炭酸ガス及びエチレンガ
スを育苗ボックスlに供給するガス供給路で、このガス
供給路10は途中の三方向切換弁11からガス供給源側
が二股に分岐し、それぞれ減圧弁1 ’1 B、12b
を介して炭酸ガスボンベ13とエチレンガスボンベ14
に接続されている。そして、このガス供給路10の三方
向切換弁11より育苗ボックス側には、ガス流量調節弁
15と異物を除去するフィルタ16が設けられている。
尚、上記の炭酸ガスボンベ13としてはエアのベースに
炭酸ガスを5%混合したものが、エチレンガスボンベ1
4としてはエアのベースにエチレンガスを0.1〜0.
9%混合したものが、好適に使用される。
また、17はスイッチ18の切換えにより炭酸ガス濃度
計5又はエチレンガス濃度計6から信号を受けて上記の
ガス流量調節弁15を自動的に制御するコントローラで
あり、このコントローラ17はガス流量調節弁15と共
に制御ボックス19に内蔵される。
尚、20は昼光色を発する蛍光灯等の人工光源20aを
支持体20bに取付けて該支持体20bごと揺動させる
ことにより均一な光照射を行わせるように構成した照明
装置であり、また21は培養液供給路、22は培養液排
出路である。
上記構成の装置では、育苗ボックス1内のガスが前記ポ
ンプユニットにより有孔筒9の各吸引孔から吸引されて
ガス循環路3へ導出され、その中に含まれている酸素、
炭酸ガス、エチレンガスの濃度がそれぞれのガス濃度計
4.5.6によって測定される。そして、測定が終わっ
たガスはチラ−ユニット7で調温され、フィルタ8で異
物が除去されて再び育苗ボックス1へ戻される。このよ
うにガス濃度計4.5.6を育苗ボックス1内に設けな
いで、外部のガス循環路3に組み込んであると、ガス循
環によって育苗ボックス1内のガスが攪拌されほぼ均一
化されること、および有孔筒9の各吸引孔を通じて育苗
ボックスl内の上下数箇所のガスを吸引、導出できるこ
とから、育苗ボックス1の内部全体にわたる環境調整用
ガスの平均的濃度をより正確に測定することができる。
次に、三方向切換弁11を炭酸ガスボンベ13の方に切
換え、スイッチ18を図示のように炭酸ガス濃度計5の
方に切換えると、測定した炭酸ガス濃度について炭酸ガ
ス濃度計5から信号がコントローラ17に送られる。こ
のコントローラ17では、炭酸ガス濃度の測定値と予め
入力した設定値との比較が行われ、両者が一致するよう
にガス2t1m1節弁15の開度を制御する信号がガス
流量調節弁15へ送られる。これによってガス流量調節
弁15の開度が自動的に制御され、炭酸ガスボンベ13
から育苗ボックスlへ供給される炭酸ガスの流量が調節
されて、育苗ボックス1内の炭酸ガス濃度が設定値に調
節、維持される。従って、コントローラ17の設定値を
変えるだけで、育苗ボックスl内の炭酸ガス濃度を所望
の濃度に自動・調節することができる。同様に、三方向
切換弁11をエチレンガスボンベ14の方へ切換え、ス
イッチ18をエチレンガス濃度計6の方へ切換えると、
育苗ボックス1内の炭酸ガス濃度が設定値にm節、維持
される。
以上の実施例では炭酸ガスとエチレンガスの濃度を制御
するように構成したが、更に亜硫酸ガス、亜酸化窒素ガ
ス、オゾン等の環境調整用ガスの濃度を測定するガス濃
度計をガス循環路3に追加して設けると共に、これらの
環境調整用ガスのボンベを切換弁を介してガス供給路1
0に接続することにより、多種類の環境調節用ガスの濃
度を測定し制御nするように構成してもよいことは言う
までもない。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明装置は育苗ボッ
クス内の炭酸ガス、エチレンガスその他の環境調整用ガ
スの平均的な濃度をより正確に測定し、環境調整用ガス
の供給量を自動的に制御して、育苗ボックス内の環境調
節用ガスの濃度を所望の濃度に調節、維持できるといっ
た効果を奏し、従って種々のガス環境下で育苗試験を行
うような場合に頗る有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体構成を示す概略説明図
である。 1・・・育苗ボックス、 3・・・ガス循環路、 4・・・酸素濃度計、 5・・・炭酸ガス濃度計、 6・・・エチレンガス濃度計、 9・・・有孔筒、 10・・・ガス供給路、 12・・・炭酸ガスボンベ、 13・・・エチレンガスボンベ、 15・・・ガス流量調節弁、 17・・・コントローラ。 特許出願人   渡辺 泰 株式会社 株式会社 フジキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)育苗ボックス内のガスを導出し再び育苗ボックス
    へ戻すガス循環路の途中に、上記ガスに含まれている環
    境調整用ガスの濃度を測定するガス濃度計を設け、環境
    調節用ガスを育苗ボックスへ供給するガス供給路の途中
    にガス流量調節弁を設けると共に、上記ガス濃度計の測
    定値が設定値と一致するように上記ガス流量調節弁を制
    御するコントローラを設けたことを特徴とする育苗ボッ
    クスのガス濃度測定制御装置。
JP28378387A 1987-11-10 1987-11-10 育苗ボックスのガス濃度測定制御装置 Pending JPH01124377A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28378387A JPH01124377A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 育苗ボックスのガス濃度測定制御装置

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JP28378387A JPH01124377A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 育苗ボックスのガス濃度測定制御装置

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JPH01124377A true JPH01124377A (ja) 1989-05-17

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ID=17670073

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JP28378387A Pending JPH01124377A (ja) 1987-11-10 1987-11-10 育苗ボックスのガス濃度測定制御装置

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JP (1) JPH01124377A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000022A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Showa Tansan Co Ltd 植物の育成装置
JP2010158236A (ja) * 2008-12-09 2010-07-22 Naoshi Monma もやし生育システム及び該システムにより育成されたもやし

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010000022A (ja) * 2008-06-19 2010-01-07 Showa Tansan Co Ltd 植物の育成装置
JP2010158236A (ja) * 2008-12-09 2010-07-22 Naoshi Monma もやし生育システム及び該システムにより育成されたもやし

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