JPH01123725A - 管路補修工法 - Google Patents
管路補修工法Info
- Publication number
- JPH01123725A JPH01123725A JP28111087A JP28111087A JPH01123725A JP H01123725 A JPH01123725 A JP H01123725A JP 28111087 A JP28111087 A JP 28111087A JP 28111087 A JP28111087 A JP 28111087A JP H01123725 A JPH01123725 A JP H01123725A
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- Japan
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- lining material
- pipe
- tubular lining
- resin
- curable resin
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- Pending
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 55
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 48
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 48
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 12
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Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、老朽化した管路の内周面にライニングを施す
管路補修工法に関する。
管路補修工法に関する。
(従来の技術)
地中に埋設された下水道管、電気・ガス管、その他の工
業用管路が老朽化した場合、これらの管路な掘出するこ
となくその内周面にライニングを施して当該老朽管を補
修、補強等する管路補修工法が既に提案され、実用に供
されている(例えば、特開昭60−242038号公報
参照)、即ち、この管路補修工法は、その表面をフィル
ムコ−ティングした可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を
含浸せしめて成る管状ライニング材を流体圧によって老
朽管内に反転させながら挿入するとともに、これを老朽
管内周面に押圧し、その後、管状ライニング材を加温等
してこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させ、以て当該
老朽管の内周に剛性内張り管を形成してライニングを施
す工法である。
業用管路が老朽化した場合、これらの管路な掘出するこ
となくその内周面にライニングを施して当該老朽管を補
修、補強等する管路補修工法が既に提案され、実用に供
されている(例えば、特開昭60−242038号公報
参照)、即ち、この管路補修工法は、その表面をフィル
ムコ−ティングした可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を
含浸せしめて成る管状ライニング材を流体圧によって老
朽管内に反転させながら挿入するとともに、これを老朽
管内周面に押圧し、その後、管状ライニング材を加温等
してこれに含浸された硬化性樹脂を硬化させ、以て当該
老朽管の内周に剛性内張り管を形成してライニングを施
す工法である。
(9,明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記工法において硬化性樹脂として熱硬
化性樹脂を用いた場合、これを加熱して硬化させるには
高温(約90” C)の熱湯を必要とし、現場にボイラ
ー車等を設置して作業を進めなければならず、ボイラー
車で熱湯を得るには時間と費用を要し、高温の熱湯を扱
うのは容易でなく、危険を伴うという問題があった。又
1例えばコンクリート製の老朽管にライニングを施した
場合、ライニング材は高温に加熱されるが、老朽管は常
温のままであり、両者間に大きな温度差が生じ、この温
度差に加えて両者の熱膨張率差(ライニング材の熱膨張
率の方が老朽管のそれより大)によりてライニング材に
歪を生じ、この歪によってライニング材に亀裂が発生す
る等の不具合が生じる。
化性樹脂を用いた場合、これを加熱して硬化させるには
高温(約90” C)の熱湯を必要とし、現場にボイラ
ー車等を設置して作業を進めなければならず、ボイラー
車で熱湯を得るには時間と費用を要し、高温の熱湯を扱
うのは容易でなく、危険を伴うという問題があった。又
1例えばコンクリート製の老朽管にライニングを施した
場合、ライニング材は高温に加熱されるが、老朽管は常
温のままであり、両者間に大きな温度差が生じ、この温
度差に加えて両者の熱膨張率差(ライニング材の熱膨張
率の方が老朽管のそれより大)によりてライニング材に
歪を生じ、この歪によってライニング材に亀裂が発生す
る等の不具合が生じる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、工期の短縮、コストダウン及び作業性の向上
を図ることができるとともに、ライニング材に歪が生じ
るのを防ぐことができる管路補修工法を提供するにある
。
する処は、工期の短縮、コストダウン及び作業性の向上
を図ることができるとともに、ライニング材に歪が生じ
るのを防ぐことができる管路補修工法を提供するにある
。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成すべく本発明は、可撓性の樹脂吸収材に
硬化性樹脂を含浸せしめて構成される管状ライニング材
を流体圧によって老朽管内に反転させながら挿入し、そ
の後、該管状ライニング材に含浸された前記硬化性樹脂
を硬化させて老朽管内周面にライニングを施すようにし
た管路補修工法において、前記硬化性樹脂として常温硬
化性樹脂を使用し、該常温硬化性樹脂を含浸する前記管
状ライニング材を空気圧によって反転し1反転後に該管
状ライニング材に充填された圧縮空気を所定圧及び所定
温度の温水で置換し、該温水によって管状ライニング材
に含浸された前記常温硬化性樹脂を加温してこれを即硬
化せしめるようにしたことを特徴とする。
硬化性樹脂を含浸せしめて構成される管状ライニング材
を流体圧によって老朽管内に反転させながら挿入し、そ
の後、該管状ライニング材に含浸された前記硬化性樹脂
を硬化させて老朽管内周面にライニングを施すようにし
た管路補修工法において、前記硬化性樹脂として常温硬
化性樹脂を使用し、該常温硬化性樹脂を含浸する前記管
状ライニング材を空気圧によって反転し1反転後に該管
状ライニング材に充填された圧縮空気を所定圧及び所定
温度の温水で置換し、該温水によって管状ライニング材
に含浸された前記常温硬化性樹脂を加温してこれを即硬
化せしめるようにしたことを特徴とする。
(作用)
而して1本発明工法は管状ライニング材に含浸される硬
化性樹脂として約20°C以上の比較的低温度で硬化す
る常温硬化性樹脂を用いるため。
化性樹脂として約20°C以上の比較的低温度で硬化す
る常温硬化性樹脂を用いるため。
管状ライニング材を空気圧で反転した後、該管状ライニ
ング材内に充填された圧縮空気を約406C〜50′″
Cの温水で置換すれば、管状ライニング材に含浸された
前記常温硬化性樹脂が温水によって加温されて即硬化し
、従って従来要していたボイラー設備は不要てあり、タ
ンクローリ−車等によって温水を現場に供給すれば足り
、これによって工期の短縮及びコストダウンを図ること
ができる。又、常温硬化性樹脂の硬化速度を高める手段
として温水を取り扱うため、危険を伴うことがなく、極
めて作業性良く作業を進めることができるとともに、管
路と管状ライニング材との温度差も僅かとなるため、管
状ライニング材内部には問題となる程度の大きな歪は発
生しない。
ング材内に充填された圧縮空気を約406C〜50′″
Cの温水で置換すれば、管状ライニング材に含浸された
前記常温硬化性樹脂が温水によって加温されて即硬化し
、従って従来要していたボイラー設備は不要てあり、タ
ンクローリ−車等によって温水を現場に供給すれば足り
、これによって工期の短縮及びコストダウンを図ること
ができる。又、常温硬化性樹脂の硬化速度を高める手段
として温水を取り扱うため、危険を伴うことがなく、極
めて作業性良く作業を進めることができるとともに、管
路と管状ライニング材との温度差も僅かとなるため、管
状ライニング材内部には問題となる程度の大きな歪は発
生しない。
尚、管状ライニング材の加圧及び加温に使用された温水
は常温硬化性樹脂が硬化する際に発生する反応熱によっ
て加温されるため、この温水の温度低下はなく、これを
何度も使用することができて非常に合理的でもある。
は常温硬化性樹脂が硬化する際に発生する反応熱によっ
て加温されるため、この温水の温度低下はなく、これを
何度も使用することができて非常に合理的でもある。
(実施例)
以下に本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。
。
第1図は本発明工法に使用される管状ライニング材lの
斜視図であり、該管状ライニング材1は管状の可撓性樹
脂吸収材2に常温(約206C)で硬化する常温硬化性
樹脂を含浸せしめて構成される。尚、この常温硬化性樹
脂は本発明工法の施行時に樹脂吸収材2に含浸されるよ
うにしてもよく、特に気温の高い夏期には常温硬化性樹
脂が硬化する虞があるため、これを冷却しながら樹脂吸
収材2に含浸せしめる必要がある。
斜視図であり、該管状ライニング材1は管状の可撓性樹
脂吸収材2に常温(約206C)で硬化する常温硬化性
樹脂を含浸せしめて構成される。尚、この常温硬化性樹
脂は本発明工法の施行時に樹脂吸収材2に含浸されるよ
うにしてもよく、特に気温の高い夏期には常温硬化性樹
脂が硬化する虞があるため、これを冷却しながら樹脂吸
収材2に含浸せしめる必要がある。
次に本発明工法を第2図及び第3図に基づいて説明する
。
。
先ず1本発明工法を実施するための設備を第2図に基づ
いて説明するに、同図中、3はマンホール4に垂設され
た反転ガイドであり、該反転ガイド3の下端開口部3a
は図示の如く下水管等の老朽管5に開口している。又、
この反転ガイド3の上面中央部には長円形に開口する挿
通ガイド6が設けられており、該挿通ガイド6の内部に
はゴム製のパツキン7が挿通しており、該パツキン7の
上端部は外側へ折り返されて挿通ガイド6の上端部外周
にバント8にて固定され、下端部は反転ガイド3の内部
に垂下突出している。そして、このパツキン7の反転ガ
イド3内に臨む部分の外周側には、その上端部が挿通ガ
イド6の下部外周にバントlOにて固定された別のパツ
キン9が設けられており、これらパツキン7.9はシー
ル機構を構成している。尚、反転ガイド3内の下部折曲
部にはガイドローラ11が設けられている。
いて説明するに、同図中、3はマンホール4に垂設され
た反転ガイドであり、該反転ガイド3の下端開口部3a
は図示の如く下水管等の老朽管5に開口している。又、
この反転ガイド3の上面中央部には長円形に開口する挿
通ガイド6が設けられており、該挿通ガイド6の内部に
はゴム製のパツキン7が挿通しており、該パツキン7の
上端部は外側へ折り返されて挿通ガイド6の上端部外周
にバント8にて固定され、下端部は反転ガイド3の内部
に垂下突出している。そして、このパツキン7の反転ガ
イド3内に臨む部分の外周側には、その上端部が挿通ガ
イド6の下部外周にバントlOにて固定された別のパツ
キン9が設けられており、これらパツキン7.9はシー
ル機構を構成している。尚、反転ガイド3内の下部折曲
部にはガイドローラ11が設けられている。
一方、地上には圧縮空気供給装置であるエアーコンプレ
ッサー12が設置されており、該エアーコンプレッサー
12の吐出側から導出するパイプ13は反転ガイド4内
に開口しており、このパイプ13には圧力計14及びバ
ルブ15が設けられている。又1反転ガイド3内には別
のパイプ16が開口しており、該パイプ16には反転ガ
イド3の内圧が所定値(本実施例では、 I Kg/
cm”g )に達すると開ぐリリーフバルブ17が設け
られている。
ッサー12が設置されており、該エアーコンプレッサー
12の吐出側から導出するパイプ13は反転ガイド4内
に開口しており、このパイプ13には圧力計14及びバ
ルブ15が設けられている。又1反転ガイド3内には別
のパイプ16が開口しており、該パイプ16には反転ガ
イド3の内圧が所定値(本実施例では、 I Kg/
cm”g )に達すると開ぐリリーフバルブ17が設け
られている。
而して、前記管状ライニング材lは第2図に示すように
折り畳まれて地上に準備されており、その一端はガイド
ローラ18を経て反転ガイド3の挿通ガイド6の内側に
設けられたパツキン7内を通って反転ガイド3内に導入
され、更に外側に反転されて反転ガイド3の開口部38
周縁にバンド19にて固定されている。
折り畳まれて地上に準備されており、その一端はガイド
ローラ18を経て反転ガイド3の挿通ガイド6の内側に
設けられたパツキン7内を通って反転ガイド3内に導入
され、更に外側に反転されて反転ガイド3の開口部38
周縁にバンド19にて固定されている。
斯かる状態において、エアーコンプレッサー12を駆動
して所定圧力の圧縮空気をパイプ13からバルブ15を
経て反転ガイド3内に供給すれば、管状ライニング材l
はこの圧縮空気の圧力を受けて反転しながら老朽管5内
に挿入されると同時に老朽管5の内周壁に押圧される。
して所定圧力の圧縮空気をパイプ13からバルブ15を
経て反転ガイド3内に供給すれば、管状ライニング材l
はこの圧縮空気の圧力を受けて反転しながら老朽管5内
に挿入されると同時に老朽管5の内周壁に押圧される。
これと同時に、地上に準備された管状ライニング材1は
ガイドローラ18を経てパツキン7内を通って反転ガイ
ド3内に挿入されるが、該管状ライニング材1のパツキ
ン7との摺動摩擦を減するために噴射器20から噴霧状
の潤滑油が管状ライニング材lの外周に噴射される。
ガイドローラ18を経てパツキン7内を通って反転ガイ
ド3内に挿入されるが、該管状ライニング材1のパツキ
ン7との摺動摩擦を減するために噴射器20から噴霧状
の潤滑油が管状ライニング材lの外周に噴射される。
斯くて、第3図に示すように管状ライニング材lの反転
、挿入が老朽管5の全長に亘って完了すると、地上に設
置されたタンクローリ−車21から約40@C〜506
Cの温水が給水ポンプ22によってパイプ23から反転
ガイド3内に供給されるが、温水は給水ポンプ22によ
って所定圧(リリーフバルブ17の設定圧(I Kg/
cm”g )以上の圧力)に昇圧される。すると、今ま
で反転ガイド3及び反転後の管状ライニング材l内に充
填。
、挿入が老朽管5の全長に亘って完了すると、地上に設
置されたタンクローリ−車21から約40@C〜506
Cの温水が給水ポンプ22によってパイプ23から反転
ガイド3内に供給されるが、温水は給水ポンプ22によ
って所定圧(リリーフバルブ17の設定圧(I Kg/
cm”g )以上の圧力)に昇圧される。すると、今ま
で反転ガイド3及び反転後の管状ライニング材l内に充
填。
されていた圧縮空気はリリーフバルブ17から大気に放
出され、該圧縮空気は温水によって置換されるが、この
置換が終了して反転ガイド3及び反転後の管状ライニン
グ材l内が温水で満たされた時点においては、反転ガイ
ド3及び管状ライニング材l内の圧力はリリーフバルブ
17の設定圧、(I Kg/cs”g )に保たれてい
て管状ライニング材lは図示のように老朽管5の内周壁
に押圧されたままである。然るに、管状ライニング材l
には前述のように常温(約20@C)で硬化する常温硬
化性樹脂が含浸されているため、この常温硬化性樹脂は
温水によって加温されて短時間(約2〜3時間)で硬化
し、老朽管5の内周は剛性内張り管によってライニング
されることとなる。
出され、該圧縮空気は温水によって置換されるが、この
置換が終了して反転ガイド3及び反転後の管状ライニン
グ材l内が温水で満たされた時点においては、反転ガイ
ド3及び管状ライニング材l内の圧力はリリーフバルブ
17の設定圧、(I Kg/cs”g )に保たれてい
て管状ライニング材lは図示のように老朽管5の内周壁
に押圧されたままである。然るに、管状ライニング材l
には前述のように常温(約20@C)で硬化する常温硬
化性樹脂が含浸されているため、この常温硬化性樹脂は
温水によって加温されて短時間(約2〜3時間)で硬化
し、老朽管5の内周は剛性内張り管によってライニング
されることとなる。
以上のように本発明工法においては、硬化性樹脂の硬化
に比較的温度の低い40@C〜50”Cの温水が使用さ
れるため、従来要していたボイラー設備等が不要であり
、熱湯を得るための時間及びエネルギーを節約すること
ができ、これによって工期の短縮及びコストダウンを図
ることができる。又、常温硬化性樹脂の硬化速度を高め
る手段として温水を取り扱うため、危険を伴うことがな
く、極めて作業性良く作茎な進めることができるととも
に、老朽管5と管状ライニング材lとの温度差も僅かと
なるため、管状ライニング材lの内部には問題となる程
度の大きな歪が発生せず、従って、該管状ライニング材
lに亀裂が発生する等の不具合が生じることがない、尚
、管状ライニング材1の加圧及び加温に使用された温水
は、常温硬化性樹脂が硬化する際に発生する反応熱によ
りてその温度が僅か(約5″C)上昇するため、この温
水の温度低下はなく、これを何度も使用することができ
て合理的である。
に比較的温度の低い40@C〜50”Cの温水が使用さ
れるため、従来要していたボイラー設備等が不要であり
、熱湯を得るための時間及びエネルギーを節約すること
ができ、これによって工期の短縮及びコストダウンを図
ることができる。又、常温硬化性樹脂の硬化速度を高め
る手段として温水を取り扱うため、危険を伴うことがな
く、極めて作業性良く作茎な進めることができるととも
に、老朽管5と管状ライニング材lとの温度差も僅かと
なるため、管状ライニング材lの内部には問題となる程
度の大きな歪が発生せず、従って、該管状ライニング材
lに亀裂が発生する等の不具合が生じることがない、尚
、管状ライニング材1の加圧及び加温に使用された温水
は、常温硬化性樹脂が硬化する際に発生する反応熱によ
りてその温度が僅か(約5″C)上昇するため、この温
水の温度低下はなく、これを何度も使用することができ
て合理的である。
(発明の効果)
以上の説明で明らかな如く本発明によれば、管状ライニ
ング材に含浸される硬化性樹脂として約20°C以上の
比較的低温度で硬化する常温硬化性樹脂を用いるため、
比較的低温度(40°C〜50′″C)の温水によって
上記常温硬化性樹脂を加温すればこれを短時間で硬化せ
しめることができ、従来要していたボイラー設備等が不
要となって工期の短縮及びコストダウンを図ることがで
きるという効果が得られる。
ング材に含浸される硬化性樹脂として約20°C以上の
比較的低温度で硬化する常温硬化性樹脂を用いるため、
比較的低温度(40°C〜50′″C)の温水によって
上記常温硬化性樹脂を加温すればこれを短時間で硬化せ
しめることができ、従来要していたボイラー設備等が不
要となって工期の短縮及びコストダウンを図ることがで
きるという効果が得られる。
又1本発明によれば、常温硬化性樹脂の硬化速度を高め
る手段として取り扱いの容易な温水を用いるため、安全
であり1作業性を高めることができるとともに、管路と
管状ライニング材との温度差も僅かとなるため1両者の
熱膨張差に基づく歪が管状ライニング材に発生するのを
防止することがてきるという効果も得られる。
る手段として取り扱いの容易な温水を用いるため、安全
であり1作業性を高めることができるとともに、管路と
管状ライニング材との温度差も僅かとなるため1両者の
熱膨張差に基づく歪が管状ライニング材に発生するのを
防止することがてきるという効果も得られる。
第1図は本発明工法に使用される管状ライニング材の斜
視図、第2図及び第3図は本発明工法を示す断面図であ
る。 1・・・管状ライニング、2・・・樹脂吸収材、5・・
・老朽管(管路)、12−・・エアーコンプレッサー、
21・・・タンクローリ−車、22−・・給水ポンプ。
視図、第2図及び第3図は本発明工法を示す断面図であ
る。 1・・・管状ライニング、2・・・樹脂吸収材、5・・
・老朽管(管路)、12−・・エアーコンプレッサー、
21・・・タンクローリ−車、22−・・給水ポンプ。
Claims (1)
- 可撓性の樹脂吸収材に硬化性樹脂を含浸せしめて構成さ
れる管状ライニング材を流体圧によって老朽管内に反転
させながら挿入し、その後、該管状ライニング材に含浸
された前記硬化性樹脂を硬化させて老朽管内周面にライ
ニングを施すようにした管路補修工法において、前記硬
化性樹脂として常温硬化性樹脂を使用し、該常温硬化性
樹脂を含浸する前記管状ライニング材を空気圧によって
反転し、反転後に該管状ライニング材に充填された圧縮
空気を所定圧及び所定温度の温水で置換し、該温水によ
って管状ライニング材に含浸された前記常温硬化性樹脂
を加温してこれを即硬化せしめるようにしたことを特徴
とする管路補修工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111087A JPH01123725A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 管路補修工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28111087A JPH01123725A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 管路補修工法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01123725A true JPH01123725A (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=17634493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28111087A Pending JPH01123725A (ja) | 1987-11-09 | 1987-11-09 | 管路補修工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01123725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533385A (ja) * | 2000-05-16 | 2003-11-11 | ソード・テクノロジーズ・リミテッド | 通路をライニングする装置および方法 |
-
1987
- 1987-11-09 JP JP28111087A patent/JPH01123725A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003533385A (ja) * | 2000-05-16 | 2003-11-11 | ソード・テクノロジーズ・リミテッド | 通路をライニングする装置および方法 |
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