JPH01122396A - ステッピングモータの停止制御方式 - Google Patents

ステッピングモータの停止制御方式

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JPH01122396A
JPH01122396A JP27690187A JP27690187A JPH01122396A JP H01122396 A JPH01122396 A JP H01122396A JP 27690187 A JP27690187 A JP 27690187A JP 27690187 A JP27690187 A JP 27690187A JP H01122396 A JPH01122396 A JP H01122396A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
drive current
coil
magnetic force
stop
Prior art date
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Pending
Application number
JP27690187A
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English (en)
Inventor
Atsushi Murakami
厚 村神
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、回転しているロータを所望する停止相で停止
させるステッピングモータの停止制御方式に関する。
[従来の技術] 一般にステッピングモータのロータは、複数の励磁相の
励磁が順次切替えられることによって回転している。そ
して回転しているロータを複数の励磁相のうちの所望す
る停止相で停止させるには、駆動電流を停止相のコイル
に通電し、停止相を比較的大きな起磁力で励磁させてお
き、駆動電流に基づく停止相の大きな磁力によってこの
期間内にロータを停止させる。次にこの所定期間の経過
後に、無用のコイルの発熱を避けるために停止相に通電
していた駆動電流を駆動電流の所定値より小さな保持電
流に切替え、保持電流に基づく停止相の小さな磁力によ
ってロータを平衡点で静止させている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した停止制御方式はロータを次のようにして停止さ
せている。
停止相が励磁されると、停止相とロータとの間には磁界
が形成され、この磁界の磁力線に基づく磁力(以下停止
磁力という)が、ロータを停止相の平衡点に引き寄せよ
うと作用している。一方回転しているロータには回転を
継続させようとする慣性力も作用している。
停止制御開始時点ではロータは平衡点に達していないた
め、停止磁力と停止制御以前の回転速度に基づき回転を
継続させようとする初期の慣性力とが同一方向にロータ
に作用してロータを高速度で引き寄せ、その結果ロータ
が平衡点を越えて回転する。ロータが平衡点を越えると
、停止磁力が初期の慣性力と逆方向にロータに作用する
のでロータは停止磁力と初期の慣性力とがつり合う位置
(第1の変位ピーク)まで回転する。その後、この停止
磁力が平衡点に向けてロータを回転させる。
こうして平衡点付近まで回転して来たロータには、停止
磁力によって生じた回転を継続させようとする新たな第
1の慣性力が作用する。この第1の慣性力によってロー
タは平衡点を越えて回転し、第1の慣性力と停止磁力と
がつり合う位置(第2の変位ピーク)まで回転する。そ
の後のロータは、停止磁力によって上記動作をくり返し
、第2、第3・・・の慣性力が生じる。停止磁力とこれ
らの慣性力とがつり合う位置(第3の変位ピーク、第4
の変位ピーク、・・・)は次第に平衡点に近づき、生じ
る慣性力も小さくなりロータは平衡点で停止する。
即ち停止制御を行なうとロータは平衡点を中心として振
動し、振動が収束されてロータが停止する。
しかしながら従来の停止制御方式では、停止制御開始時
点から所定期間の間に渡り駆動電流によって停止相を励
磁させているので停止磁力が大きく、新たにロータに作
用する第1の慣性力も大きくなる。このためロータの第
2の変位ピークは平衡点から遠ざかり、ロータの振動が
収束されてロータが停止する停止時間が長くなる問題点
があり好ましくなかった。例えばステッピングモータを
印字装置の紙送り機構に用いた場合には、紙送りが終了
し紙が停止してから印字を行なうので、ロータの停止時
間が長いと印字をスピーデイに行なうことができない。
なお、停止制御後に生じる第1の変位ピークを小さくす
るため、所定期間に渡って駆動電流の所定値より大きな
電流で停止相を励磁して停止磁力を大きくし、初期の慣
性力と早くつり合わせたとしても、停止相のコイルには
余分な発熱が生じ好ましくない。
本発明は上記問題点を解決するためになされ、その目的
は、ロータの停止を速やかに行なうことができるステッ
ピングモータの停止制御方式を提供することである。
発明の構成 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の用いた手段は、 所定値の駆動電流を複数の励磁相に順次切替えて通電し
てロータを回転させ、袢≠啼所望する停止相まで、該ロ
ータが回転すると上記駆動電流を前記所定値以下の値の
保持電流に切替え、上記停止相における平衡点で上記ロ
ータの停止状態を保持するステッピングモータの停止制
御方式において、前記停止相に前記駆動電流を通電し、
該通電によって励磁している前記停止相まで前記ロータ
が回転すると、前記停止相の平衡点に対する前記ロータ
の変位に応じて前記駆動電流を前記所定値以下に減少制
御し、前記ロータの変位が所定量以下となると、前記保
持電流を前記停止相に通電することを特徴とするステッ
ピングモータの停止制御方式をその要旨とする。
[作用] 本発明のステッピングモータの停止制御方式は、ロータ
に働く2つの力、即ちロータを平衡点に引き奇せようと
する停止磁力とロータを回転させようとする慣性力との
相互関係を平衡点に対するロータの変位に関連づけて制
御する。より詳説するならば、停止相に通じる駆動電流
値を、ロータの平衡点からの変位に応じて減少制御する
ことで、平衡点から遠ざかるロータには従来同様の強い
停止磁力を作用させてその慣性力を打ち消し、かつ平衡
点に向けて近づきつつあるロータには弱い停止磁力を作
用させて、平衡点を越えて回転し続けようとする慣性力
を小さくする。そして、その駆動電流の減少制御により
ロータの撮動が所定値以下となったとき、駆動電流から
保持電流へと切替えてロータの停止状態を維持するので
ある。
駆動電流の所定値を減少させる減少制御は、高電圧源か
らの駆動電流を遮断あるいは保持電流に切替えたり、可
変抵抗などによって連続的に減少させることなどによっ
て実現できる。また、ロータの変位は、回転エンコーダ
等の回転位置検出器によって直接検出したり、回転速度
検出器によって検出したロータの回転方向をも考慮した
回転速度をロータの変位に置換したり、ロータを停止さ
せたときのロータの変位と停止制御を行なってからの時
間との関係をロータの回転速度毎に実験的に求め、停止
制御を行なってからの時間をロータの変位に置換したり
することなどによって求めることができる。
[実施例] 次に本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は七ノフフイラ巻の4相PM形ステッピングモー
タ10を、第2図はその回転制御を行なう駆動回路1を
示している。
ステッピングモータ10は、中央に円筒形の永久磁石の
ロータ11を回転自在に配置し、ステータ12からはロ
ータ11に向けて適正なギャップを保ちつつ4つの相A
ないしDが突設されている。
そして各相には各々コイルLASLB、LCおよびLA
が巻装されている。駆動回路1は、各コイルLA、1B
、LCおよびLDに駆動電流11を通電するため、図示
しない高電圧源と接続される電源端子THとアースとの
間にコイルLAないしLDを並列に配置している。即ち
、各コイルLAないしLDの一端はPNP型トランジス
タ2のコレクタと接続され、トランジスタ2のエミッタ
は電源端子THと接続されている。一方各コイルLAな
いしLDのイ也端は、それぞれNPN型トランジスタ3
ないし6のコレクタと接続され、各トランジスタ3ない
し6のエミッタはアース接続されている。そして、各コ
イルLAないしL[)に駆動電流の所定値[111より
小さな値の保持電流12を通電するための、図示しない
低電圧源に接続される電源端子TLには抵抗7の一端が
接続され、抵抗7の他端にはダイオード8のアノードが
接続され、ダイオード8のカソードがトランジスタ2の
コレクタと接続されている。また各トランジスタ2ない
し6のベースは、トランジスタ制御部9に接続されてい
る。このトランジスタ制御部9は電源端子T[から電力
の供給を受け、所要のタイミングで各トランジスタ2な
いし6にベース電圧を印加し、各トランジスタの後述す
る0N10FFIyl@を行なう。このトランジスタの
0N10FFによって駆動回路1は、駆動電流11によ
るコイルLAないしL()の励磁を順次切替えロータ1
1を回転させる、−相励磁の所謂ユニポーラ運転を行な
っている。
上記構成の駆動回路1に行なわせるステッピングモータ
10の停止制御方式について、第3図に示す各素子の動
作状態等のタイミングチャートを   。
用いて説明する。
図は1例としてトランジスタ制御部9が(a)ないしく
e)に示す如くのベース電圧信号S2ないしS6を出力
し、相Aを停止相として時刻TOから停止制御を行なう
場合について記述している。
時刻TOにおいてベース電圧信号S3をハイレベする。
第3図(f)はコイルLAに印加される電圧Vであり、
図示するように電圧Vは時刻TOにおいてOから高電圧
源の電圧VHに変化する。停止相Aは電圧VHに基づく
駆動電流11によって励磁され、ロータ11には、従来
の停止制御方式と同様にして大きな停止磁力と時刻TO
以前の回転速度に基づく初期の慣性力とが作用する。こ
のため停止磁力と初期の慣性力とが時刻T1でつり合い
その位置(第1の変位ピーク)は、ロータ11の変位(
Q)に示す如く、従来と同一の位置である。そこで時刻
T1でベース電圧信号S2をハイレベルに切替え、トラ
ンジスタ2をOFFとしコイルLAに印加される電圧V
を低電圧源の電圧VLに切替える。すると停止相は電圧
VLに基づく保持電流12によって励磁され、停止磁力
は減少させられる。時刻T1以後には、減少した停止磁
力によってロータ11が平衡点に引き寄せられるので、
時刻T1以後に再びロータ11が平衡点に達する時刻T
2はロータの変位(g)に点線で表わした従来の停止制
御方式によるロータの変位とする新たな第1の慣性力は
停止磁力の減少に伴って小さくなる。ロータ11が再び
平衡点に達した時刻T2でベース電圧S2をロウレベル
に切替え、トランジスタ2をONとしコイルLAに印加
される電圧■を(f)に示す如く電圧V[から電圧VH
に切替える。こうして停止相Aを電圧VHに基づく駆動
電流11によって励磁させ、時刻T2以後に再び大きな
停止磁力をロータ11に第1の慣性力とは逆向きに作用
させる。つまり時刻T2以俊、小ざな第1の慣性力と大
きな停止磁力とがつり合う位置(第2の変位ピーク)ま
で回転したロータの変位が、ロータの変位(Cl>に示
す如く点線の従来の変位に比べて小さくなる。しかも第
2の変位ピークが小さくなるにつれてロータ11を再び
平衡点を越えて回転させようとする新たな第2の慣性力
が小さくなるのに対し、停止磁力は駆動電流11による
励磁によって大きいままである。このため第2の慣性力
と停止磁力とは早期につり合いそのつり合う位置(第3
の変位ピーク)まで回転したロータの変位は極めて小ざ
くなり、ロータ11の振動は急速に収束する。そしてロ
ータ11の振動が充分収束した時刻T3にベース電圧信
号S2をハイレベルに切替え、その状態を継続して、ト
ランジスタ2をOFFとする。するとコイルLAに印加
される電圧Vが(f)に示す如く電圧VHから電圧VL
に切替わる。時刻T3以前に充分ロータ11の撮動は収
束されているので、時刻T3以後では保持電流12をコ
イルLAに通電する。
このように本実施例の停止制御方式では、時刻T1、T
2およびT3をロータ11の振動と関連づけて実験的に
定め、各時刻をロータの変位に置換し、その各時刻に基
づき駆動電流11を通電すること、駆動電流を所定値[
11]以下に減少制御すること、および保持電流を通電
することを行なっているので、ロータ11の停止を速や
かに行なうことができる。そしてコイルに流れる電流を
減少制御しているのでコイルの発熱を抑制できる。
また本実施例では、停止制御開始時からの経過時間をロ
ータ11の変位に置換して用いたために、駆動回路の単
純化が可能である。
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、そ
の“要旨を逸脱しない限り何様な態様で実施してもよい
。例えばVR形ステッピングモータの停止制御に用いる
ことができるのはもちろん、ロータの変位を回転位置検
出器等によって検出して停止相のコイルに通電する電流
の分解能を向上させ、ロータの変位に適合した多段階の
電流で停止相を励磁すれば、より短時間でロータを停止
させることができる。
発明の効果 以上実施例をも含めて詳述した如く、本発明のステッピ
ングモータの停止制御方式によれば、停止相のコイルに
通電されていた駆動電流が停止相の平衡点に対するロー
タの変位に応じて減少制御されるので、ロータを速やか
に停止相で停止させることができる。またコイルの発熱
の抑制およびロータの停止後に行なう各種操作のスピー
ドアップが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のステッピングモータの電気的
な概略構成を説明するために用いた概略構成図、第2図
はそのステッピングモータの駆動回路の回路図、第3図
は駆動回路の構成素子の動作状態等および本実施例の効
果を説明する斥めの説明図である。 1・・・駆動回路 9・・・トランジスタ制御部 10・・・ステッピングモータ 11・・・ロータ 代理人  弁理士  定立 勉(はが1名)第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  所定値の駆動電流を複数の励磁相に順次切替えて通電
    してロータを回転させ、所望する停止相まで該ロータが
    回転すると上記駆動電流を上記所定値以下の値の保持電
    流に切替え、上記停止相における平衡点で上記ロータの
    停止状態を保持するステツピングモータの停止制御方式
    において、前記停止相に前記駆動電流を通電し、 該通電によって励磁している前記停止相まで前記ロータ
    が回転すると、前記停止相の平衡点に対する前記ロータ
    の変位に応じて、前記駆動電流を前記所定値以下に減少
    制御し、 前記ロータの変位が所定量以下となると、前記保持電流
    を前記停止相に通電する ことを特徴とするステッピングモータの停止制御方式。
JP27690187A 1987-10-30 1987-10-30 ステッピングモータの停止制御方式 Pending JPH01122396A (ja)

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