JPH01121418A - 浅井戸における水中沈下拡底工法 - Google Patents

浅井戸における水中沈下拡底工法

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JPH01121418A
JPH01121418A JP27570287A JP27570287A JPH01121418A JP H01121418 A JPH01121418 A JP H01121418A JP 27570287 A JP27570287 A JP 27570287A JP 27570287 A JP27570287 A JP 27570287A JP H01121418 A JPH01121418 A JP H01121418A
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JP
Japan
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well
lowermost
earth
shoe
shallow
Prior art date
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Pending
Application number
JP27570287A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kasuga
春日 孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KASUGA SAKUSEN KK
Original Assignee
KASUGA SAKUSEN KK
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Publication date
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Publication of JPH01121418A publication Critical patent/JPH01121418A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒユーム管等の堅牢管井筒を地中へ埋設し地表
から数メートルの比較的浅い位置に存在する帯水層より
地下水を集水する浅井戸を形成する工法に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、ヒユーム管等の堅牢管井筒の埋設工法として、−
殻内に広く知られ、施行されている工法は、堅牢管井筒
を埋設する位置へ堅牢管井筒の外径より大径とした円形
状にシートパイル等を地中の所定の深さまで打ち込み、
そのシートパイルで囲んだ内部の土砂、礫等を掻き上げ
地上に搬出して縦坑を形成し、該縦坑に堅牢管井筒を挿
入し順次上方に積重し井筒を形成、又は、一体内に形成
した井筒を挿入して、外周へ打ち込んだシートパネルを
引き抜いていた。
或いは、井筒を埋設するために地表より縦坑を掘削する
が、垂直な縦坑は内壁が崩れ掘削が不可能なので、大き
めの摺り林状の穴を掘削し、その中に前述と同様に井筒
を挿入したいた。
亦、前記の工法の他に、新規な工法として本願出願人が
先願した工法は、予め設定した掘削する位置の地表にヒ
ユーム管等の堅牢管井筒を載置し、該堅牢管井筒の内部
及び胴囲の下方の土砂、礫等を掘削し井筒外に搬出し、
最初の最下井筒を略埋設させ、その上に次の堅牢管井筒
を合着させて、前記の作業を幾度も繰り返し次々と積重
して当初目的の深さまで井筒を形成し、最下井筒の胴周
へ複数個の貫通孔を穿設し多孔管とした集水管を取着し
肩囲外域の土中へ扇形に配設し集水するものであった。
〔解決すべき問題点〕
然し、前述の従来技術では、シートパイルを打ち込む際
、又は、−旦打ち込んだシートパイルを引き抜く際に大
型の機械を必要とし、危険で厄介な作業となる上、騒音
に対する問題点もあり、地中に大きな岩石等が有るとシ
ートパイルが打ち込めず掘削位置の変更を余儀無くされ
ており、作業能率が悪く工事が長期間にわたることも屡
々あった。又、大きめの摺り林状の穴を掘削するには多
大な労力を必要としていた。
亦1本出願人が先願した前記工法は、最下井筒もヒユー
ム管等の堅牢管井筒を用いており、井筒内部の砂利、礫
等を掘削排出し、土中の地下水の湧出部位に到達すると
外域の土中より地下水が井筒内部へ滲透し、水中での掘
削作業と成るが、井筒内の土砂等を井筒外へ排出すると
5井筒内部の水位が下がり井筒外部の水位と同レベルの
水位が保持できなくなり、最下井筒の胴周の下方から外
域の地下水が土砂等と共に流入してくる為、掘削した縦
坑の内壁面が崩れ、土砂、礫等が井筒と縦坑との間を埋
め井筒を垂直に沈下させる障害と成っており、その為に
、井筒内へその都度注水しながらの作業と成り問題点が
あった。
〔問題点を解決する手段〕
前記の問題点に鑑み、最下井筒の先端部を膨出させて拡
底掘削をするシューを設けると共に、該シューの上方の
へ地下水が自在に滲透するスクリーン部を設けた最下井
筒を用いた工法によって、前述の各問題点を解消したも
のである。
〔発明の目的〕
本発明は浅井戸を形成する場合、大型のシートパイル等
の打ち込み機械等の大掛かりな機械を必要とせず、又、
多大な労力も掛けず、且つ、地中の地下水が湧出する部
位より下方での掘削中でも注水を必要としないで掘削で
きる工法を提供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明の構成は、埋設井筒の最下井筒の下端部へは拡底
掘削するための胴周の外周より膨出するシューを設け、
ガシューの上方の胴囲へはスクリーン部を形成し、土中
の地下水湧出部位では井筒内の水位をスクリーン部を滲
透してくる地下水でで定に保持し乍ら井筒内部の土砂等
を掘削排出し、地下数メートルへ存在する帯水層の位置
へスクリーン部が位置するまで堅牢管井筒を上方に順次
積重し自重よって沈下させ、埋設する構成である。
〔実施例〕
次いで本発明を実施例の図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の最下井筒の斜視図であり、第2図は本
発明の工法で掘削し、完成した浅井戸の説明断面図であ
る。
本発明は、地表Aから数メートルの比較的浅い位置に存
在する帯水層りより地下水を集水する浅井戸を形成する
工法に関するもので、最下井筒1aを地表Aに載置して
、該最下井筒1aの内部及び胴囲底部の土砂等を掘削排
出し、該最下井筒1aヘヒユーム管等の堅牢管井筒1b
を順次積重し。
地表層A及び該地表層A直下の砂礫層B、粘土層C等を
貫き自重によって地中へ沈下させて埋設し。
浅井戸を掘削する工法であって、前記最下井筒1aの下
端部へは拡底掘削するために該井筒1a胴周の外周より
膨出するシュー2を設け、該シュー2の上方の井筒胴囲
は外域土中の地下水を滲透させるスクリーン部3で形成
することによって、土中の地下水湧出部位では井筒1内
の水位を前記スクリーン部3を滲透してくる地下水で一
定に保持し乍ら井筒1内部の土砂等を掘削排出し、地下
数メートルに存在する帯水層りの位置へ前記スクリーン
部3が位置するまで堅牢管井筒1bを上方に順次積重し
自重よって沈下させ、埋設したものである。
即ち、本発明の工法を実施する最下井筒1aは上方に順
次合着し積重するヒユーム管等の堅牢管井筒1bと、内
、外径ともに同径の井筒であり。
下端部へ形成した拡底掘削するためのシュー2は前記最
下井筒1aの胴周よりも膨出させて、外周は井筒1a胴
囲の外周と同心円状に膨出した垂直部4に形成し、上辺
を水平環状とした段部5を設け、下端は自重で沈下させ
やすいように下方を鋭角状に形成した逆漏斗状に内周壁
までテーパー6を形成したものである。
前記シュー2の上方の胴囲へは強度を有し不蝕部材の金
属製等のスクリーン部3を設けたもので、該スクリーン
部3は最下井筒1aの上端部とシュー2の上辺へ水平枠
体7を設け、該夫々の水平枠体7へ胴周に沿って縦枠体
7を溶着等の手段で接続し、更に、内側からサポート等
で補強されたものであり、地下水は図示の矢印の如く外
域がらスクリーン部3を通過して自在に滲透し、外域が
らの砂利、礫等の侵入は防止できる構造としたものであ
る。
本発明工法の施行は、先ず、予め設定した掘削位置へ前
記最下井筒1aを載置し、該井筒1aの内部及び胴囲の
下部の土砂等を掘削して井筒la外へ排出し、拡底させ
ながら自重によって沈下させるものであるが、井筒1が
垂直に沈下しているか否か絶えずチエツクしながら作業
を進めるものである。前記最下井筒1aを路地中に埋設
させると、最下井筒1aの上方へ次のヒユーム管等の堅
牢管井筒1bを合着させて、更に、掘削排出作業を繰り
返して次々と堅牢管井筒1bを積重し埋設していくもの
である。通常の土中は地表層Aの下へ砂礫層B、粘土層
C1帯水層り等が幾重にも重なりあった層と成っており
、いたる処に地下水を湧出する箇所が在り、掘りすすむ
につれて井筒1内へ地下水が滲透するものであり、前記
箇所より下方の作業は水中での掘削排出作業となるが、
本発明の工法によると、最下井筒1aのスクリーン部3
から外周域の地下水を通過させて流入させ、外周域の水
位と井筒1内との絶えず水位が同レベルとして作業する
ものである。
更に、前記作業を繰返すことによって、堅牢管井筒1b
を合着させて積重し一体化した各井筒1は自重よって徐
々に下降し埋設され、所定の不透水層Eの上の帯水層り
位置へ最下井筒1aが位置する迄繰返し前記の作業を行
ない浅井戸を形成し。
更に、掘削した縦坑と井筒1の間へは稍大きめの砂利F
等を充填して施行を完了するものである。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本工法は、最下井筒に膨出したシュー
を設けたことによって掘削した縦坑は井筒の外径より若
干大径と成り、垂直に沈下させるためのコントロールが
容易で、最下井筒の胴周ヘスクリーン部を設けたことに
よって、絶えず地下水の水位と井筒内部の水位を同レベ
ルに保持でき、縦坑の内壁を地下水で崩すこと無く施行
できるばかりか、掘削後も堅牢管に貫通孔を穿設して集
水管を取着する必要が無くなり、埋設後は豊富に地下水
を含有する帯水層よりスクリーン部を滲透させて直接地
下水が浅井戸内へ貯水させるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の最下井筒の斜視図である。第2図は本
工法で掘削し、完成した浅井戸の説明断面図である。 A−地表及び地表層、B−砂礫層、C−粘土層、D−帯
水層、E−不透水層、F−砂利。 1−井筒、1a−最下井筒、1b−堅牢管井筒、2−シ
ュー、3−スクリーン部、4−垂直部、5−段部、6−
テーパー、7−枠体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 最下井筒を地表に載置して、該最下井筒の内部及び胴囲
    底部の土砂等を掘削排出し、該最下井筒へヒューム管等
    の堅牢管井筒を順次積重し、地表層及び該地表層直下の
    砂礫層、粘土層等を貫き拡底し自重によって地中へ沈下
    させて埋設し、浅井戸を掘削する工法であって、 前記最下井筒の下端部へは拡底掘削するために該井筒胴
    周の外周より膨出するシューを設け、該シューの上方の
    井筒胴囲を外域土中の地下水を滲透させるスクリーン部
    で形成することによって、土中の地下水湧出部位では井
    筒内の水位を前記スクリーン部を滲透してくる地下水で
    一定に保持し乍ら井筒内部の土砂等を掘削排出し、地下
    数メートルに存在する帯水層の位置へ前記スクリーン部
    が位置するまで堅牢管井筒を上方に順次積重し自重よっ
    て拡底し沈下させ、埋設することを特徴とする浅井戸に
    おける水中沈下拡底工法。
JP27570287A 1987-11-02 1987-11-02 浅井戸における水中沈下拡底工法 Pending JPH01121418A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100782359B1 (ko) * 2007-01-12 2007-12-07 주식회사동인건설 해수 집수시설 및 그의 시공방법

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