JPH01113085A

JPH01113085A - ライン引き装置

Info

Publication number: JPH01113085A
Application number: JP27133087A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Morimoto; 寛森本
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-10-27
Filing date: 1987-10-27
Publication date: 1989-05-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、例えば地上にラインを引くだめの、ライン
引き装置に関するものである。

（従来の技術）従来のライン引き装置は、車輪付台車の上部に設けられ
た容器に、ライン引きのための粉末を入れておき、台車
を前方または後方に移動させて、台車下部の排出口よシ
扮末を落下散布させることにより、線を引くものである
。

（発明が解決しようとする問題点）前記した従来のライン引き装置は、容器に粉末を入れる
際、粉末が浮遊する。そのため、簡単に着衣や身体表面
に粉末が付着したシ、使用者自身および周辺者の呼吸時
に身体内に吸入されるという他康上の問題点がある。

さらに粉末は空中の湿度により固形化したり、その自重
によって容器下部の排出口に詰まったりするために、ス
ムーズに線引きが行なえなかった。

この発明はこれらの問題点を解決しようとするものであ
る。

（問題点を解決するための手段）以下図面を参照しつつ、前記の問題点を解決するための
手段を説明する。

この発明のフィン引き装置１は、ライン引きのための粉
末を固形化した固形材料２を供給する供給手段３と、供
給手段３によって供給される固形材料２を粉砕する粉砕
手段４と、粉砕手段４によって粉砕された粉末を落下さ
せる排出口５と、これら構成が備えられた車輪付台車６
とよシなる。

（作用）次に前記のライン引き装置１につき、その作用を説明す
る。

供給手段３によって供給される固形材料２は、粉砕手段
４によって粉砕され、ライン引きのための粉末となる。

この粉末は、排出口５よシ落下し、車輪付台車６の移動
に従って地上に線状に散布される。

（実施例）第１図および第２図に示す実施例につき説明する。

車輪付台車６は、その下部後側に車輪６ａが回転自在に
軸支されている。一方、この車輪６ａに接近して、台車
６内に粉砕手段４が設けられる。粉砕手段４は１周囲に
粉砕歯４ａを突設した円筒４ｂによって形成され、台車
６内に回転自在に軸支されている。さらに車輪６ａには
一体的に内歯歯車が６ｂが形成されており、一方円筒４
ｂと一体に設けられたピニオン歯車４ｃは、前記内歯歯
車６ｂとアイドラ歯車７を介して回転が伝達されるよう
に構成され、さらにアイドラ歯車７はその吻合が保合、
または離脱が可能に構成されている。また台車６の下部
前側には排出口５が開口されている。

台車６の粉砕手段４の上部の容器６ｃ内に固形材料２が
収納され、この固形材料２のさらに上部には圧縮ばね３
ａが設けられ、この圧縮ばね３ａは、台車６最上部の蓋
６ｄと粉砕手段４との間に圧縮して取シ付けられて供給
手段３が構成されている。

台車６の上部には、この台車６を前後動させるだめの取
手６ｅが設けられている。

次にこの実施例のフィン引き装置１０作用を述べる。

取手６ｅを持って台車６を前後させると、車輪６ａが回
転する。この回転は内歯歯車６ｂからアイドラ歯車７お
よびピニオン歯車４Ｃ１すなわち円筒４ｂに伝達され、
円筒４ｂが回転することにより、突設された粉砕歯４ａ
は、これに圧縮ばね３ａによって押し付けられている固
形材料２を削る。この削シ作用により固形材料２は粉末
となり、排出口５より地上に落下し、ライン引きが行な
われる。台車６を前後させるときに、線引きを行なわせ
たくなければ、アイドラ歯車７の吻合を外せばよい。

この発明は前記の実施例にかぎることは無い。

例えば、粉砕手段４と車輪６ａとの回転伝達は、他の歯
車方式、またはベルト方式等の手段に変えることができ
る。さらに粉砕手段４は車輪６ａから回転力が伝達され
るのではなく、台車６に別の動力を搭載して、この動力
によって粉砕手段４が駆動されるようにしてもよい。ま
た固形材料２は、柱状にする他、ベレット状とし、粉砕
手段４は相互に噛み合うクラッシャーとし、ベレット状
の固形材料２を粉末化するようにしてもよい。

（発明の効果）この発明のライン引き装置は、ライン引きのための粉末
をそのまま使用するのではなく、固形化した固形材料を
使用し、これを粉砕手段で粉砕して粉末とし、線引きを
するようにしたものであるから、使用者の健康を害した
り、着衣が汚れることも無く、また固形材料のため、材
料の運搬、保管、充てんが容易である。また空中湿度に
よる障害も無い。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれもこの発明の実施例を示し、第１図は要部
破断正面図、第２図は要部破断側面図である。１・・・フィン引き装置、２・・・固形材料、３・・・
供給手段、４・・・粉砕手段、５・・・排出口、６・・
・車輪付台車。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ライン引きのための粉末を固形化した固形材料の
供給手段と、この供給手段によって供給される前記固形
材料を粉砕する粉砕手段と、この粉砕手段により粉砕さ
れた粉末を落下させる排出口と、これら各構成が備えら
れた車輪付台車とよりなる、ライン引き装置。
（２）前記粉砕手段は、前記車輪の回転により駆動され
る、特許請求の範囲第１項に記載の、ライン引き装置。