JPH01113050A - 空気加圧振動式マッサージ器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、空気加圧振動式マツサージ器に関するもの
である。

「従来の技術」 従来の振動式マツサージ器は、偏心重りを装着したモー
ターまたは電磁石式バイブレータ−に接続した球状、板
状などのアタッチメントを、人体各部値に直接接触させ
て振動を伝達するものである。このような従来の振動式
マツサージ器は、人体各部値の一点またはその周囲の部
分にしか適用できず、治療部位の全周にわたり広範に容
易に振動を伝えることはできなかった。

またその機器を人体に適用するためには直接、手で持つ
か、ベルトなどで治療部位へ固定しなけばならなかった
。

また従来の空気圧マツサージ器は、治療部位に対して単
に加圧、収縮による押圧を行うのみである。

［発明が解決しようとする問題点」 従来の振動式マツサージ器では、治療部位に対して単に
一点またはその周辺部分に対する治療であって、それは
治療部位に対して広く、そして全周にはなされていない
、治療効果を挙げるにはそのような広く全周にわたって
振動が付与されることが望ましい、この発明は振動を効
率的に人体、治療部位全周にわたり伝達されるようにす
る手段を解決するものである。

さらに従来品において振動機構のモーターに、偏心重り
を取り付けているものは、それによるモーターの消耗と
、電源として電池を使用する場合、電池の消耗が甚だし
いという問題が生ずる。

この発明ではそれらの点についても改良を加えるもので
ある。

ｒ問題を解決するための手段」 空気が注入されるようにした一ないし数個の空気袋を有
する巻装袋体に、振動発生機構を取り付けたことを特徴
とする空気加圧振動式マツサージ器の構成とする。

さらに空気が注入されてその巻装袋体が加圧されたとき
に、振動発生機構が作動するようにしたことを特徴とす
る空気加圧振動式マツサージ器、それらにおいて空気の
注入、排気の繰り返しが行われるようにしたことを特徴
とする空気加圧振動式マツサージ器の構成とする。

「作用」 巻装袋体を腕、胴、足などに巻装し、空気の注入時、あ
るいは吸気、排気による加圧膨張、収縮の反復作用によ
って行う空気圧マツサージと同時に、バイブレーション
（振動）作用を人体に付与する。

巻装袋体は加圧膨張時において、一つの剛体となるので
、巻装袋体全体に等しく振動を伝達し、人体の治療部位
の周囲から振動を伝えることとなる。

つまり振動が、空気で加圧された巻装袋体を介して巻装
袋体全体に均一に伝わり人体に伝達され、このような押
圧時のバイブレーションによって、使用者に快感を与え
ながら治療を行わせるることができる。

「実施例」 第１図に示すのは、この発明のバイブレーション駆動部
（ｖ）であって、第２図示はその主要部を形成する振動
発生機構く＾）であり、適当の大きさの金属、プラスチ
ック、木製などの振動板（１）の上にモーター（２）［
たとえばＤＣ１２Ｖ］ノ回転軸（ａ）に偏心重錘（３）
を取り付けたものを固定し、モーター（２）が回転する
ことによって、偏心重錘（３）の偏心回転による力が振
動板（１）を振動させる機構となっている。（Ｌ）はリ
ード線である。なおこれは電池式としてもよいし、また
振動は電磁石式によって発生させてもよい。図中、（４
）はカバーを示し、これを第１図示のように振動板（１
）上にかぶせ、さらにこの振動板（１）の両側に振動伝
達用のフレキシブル羽根（５）、（５″）を取り付けで
あるこれらフレキシブル羽根（５）、（５’）は後述の
ように一体化してもよい。

第３図ａは内部に空気を注入できるように、気密に形成
した空気袋の構成の、加圧用の巻装袋体（６〉で、人体
の足、腕、その他胴などの周囲に巻装できるようになっ
ている。

そしてこの巻装袋体（６）の外面から前記振動発生機構
（＾）を有するバイブレーション駆動部（ｖ）を取り付
ける。この取り付けは面接着用の接合具たとえばマジッ
クテープを巻装袋体（６）とフレキシブル羽根（５）、
＜５’）部分の双方に取り付けて行うとか、縫製によっ
て巻装袋体（６）内にフレキシブル羽根（５）、（５’
）を埋め込むようにして取り付ける（７）はエアーチュ
ーブで、エアー吸排ジョイン）＜８）［既存の機構］を
介して巻装袋体（６）にとりつけられ、空気を送入し、
排出するようになっている。

このようにして巻装袋体（６）とバイブレーション駆動
部（ｖ）を連接する。　そしてこの巻装袋体（も）の中
央空間部（Ｓ）にマツサージを行う人体各部を入れる。

第３図すは巻き付けるようにして構成した巻装袋体（６
°）を足に取り付けた状態を示す。

第４図ａは第３図ａ図示の巻装袋体（６′）に空気を注
入する前の状態を示し、第４図すは人体（Ｍ）を中間空
間部（Ｓ）に挿入して空気を注入し、それが皮膚に接し
た状態を示す。

第５図ａは巻装袋体（６）にエアーコンプレッサ−（Ｃ
）を吸排機構（♂゛）を経て接続するようになし、その
途中において圧力スイッチ（９）を設けてそれをバイブ
レーション駆動部（Ｖ）に接続し、加圧した時、圧力ス
イッチ（９）が働いて、人体（Ｍ）に振動が作動するよ
うにした。第５図すはＯＦＦの状態である。

第６図ａはバイブレーション駆動部（Ｖ）の、−像構成
のフレキシブル羽根（５）下に開閉スイッチ（ｓｖ）を
取り付けた例で、第６図すに示すように空気を注入しな
いときに開閉スイッチ（５１）は巻装袋体（６）より離
れることによってＯＦＦとなり、第６図Ｃのように空気
が注入されると開閉スイッチ（Ｓ豐）はＯＮとなってバ
イブレーション駆動部（ｖ）が振動を発生し、巻装袋体
（６）に振動を伝える。

第７図は巻装袋体〈６）に手押し用ポンプ（Ｐ）を取り
付けて手動によって加圧し、バイブレーションの作用を
行うようにしたもので、圧力を開放するにはバルブ（ｌ
Ｏ）のねじ（＋１）を開く、そしてバイブレーション駆
動部（Ｖｏ）を前記の電池式とすることによって、簡易
に個人用、家庭用として用いることができる例である。

第８図ａは二個の空気袋に交互に空気を送入排出させて
行う機構の公知の空気マツサージ器（Ｂ）にこの発明を
適用したもので、二個の空気袋（ｇｔ）、同（ｇｚ）を
有する巻装袋体（６ａ）の例で、　空気袋（ｇｔ）、同
（ｇｚ）にまたがってバイブレーション駆動部（Ｖ）を
取り付けた。これは第８図ｂ、第８図Ｃ図示のように空
気袋（ｇｔ）、同（ｇｚ）に交互に空気を注入、排出し
、それを繰り返せば交互バイブレーション作用を行うこ
ととなる。

第９図ａは三個の空気袋（ｇｔ）、同（ｇｚ）、同（ｇ
ｚ）を有する巻装袋体（６ａ’）の例で、各空気袋に第
９図ｂ、第９図Ｃ５第９図ｄに示すように順次、空気が
注入されたときに、それに応じて振動部分が移動し、振
動作用が加えられることとなる。

なお、巻装袋体を第１０図示のズボン状着衣（Ｅ）、第
１１図ａ、第１１図す図示のチョッキ状着衣（Ｆ）、第
１２図示の腹巻（Ｇ）に形成し、バイブレーション駆動
部（Ｖ）あるいはバイブレーション駆動部〈Ｖｏ）をそ
れらの適当部位に取り付けることによって、それらの着
衣を着て同様に空気加圧式振動マツサージを行うことが
できる。

「発明の効果」 ０人体の各部位の形状または個体差があっても、巻装袋
体内の空気層を加圧膨張させることにより人体に適合し
、巻装袋体内側全周に振動が伝わる。

そして巻装袋体に空気を加圧する際に、各人の体格に応
じて皮膚に適合する。

■巻装袋体を使用するので、マツサージ器具そのものを
固定する手段は別個に必要ない。

■加圧空気の強弱によって振動作用の強弱が簡単に得ら
れる。

■一部分の振動作用を全体に伝えることができる。

■特許請求の範囲第２項の例によれば、空気の加圧時の
みにスイッチと連動され、常時スイ・７チをＯＮにして
おく必要がない、すなわちスイ・７チは加圧時のみにＯ
Ｎとなるので省エネルギーとなり、電池式のときは電池
の消耗を防ぎ、またモーターの無駄な回転を無くしモー
ターの寿命を延ばすことができる。

■空気圧マツサージを順次、移動させて行うと同時に、
振動作用も順次移動させて行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のバイブレーション駆動部の一視図、 第２図はこの発明の振動発生機構の斜視図、第３図ａは
この発明の空気加圧振動式マツサージ器の実施例の斜視
図、 第３図すはこの発明の空気加圧振動式マツサージ器の他
の実施例を人体に適用した斜視図、第４図ａは第３図す
の巻装袋体の空気不注入時の状態を示す説明図、 第４図すは同じく第３図すの巻装袋体の空気注入時の状
態の説明図、 第５図ａはこの発明の空気加圧振動式マ・ンサージ器に
圧力スイッチを用いた実施例の加圧時の説明図、 第５図すはこの発明の空気加圧振動式マツサージ器に圧
力スイッチを用いた実施例の収縮時の説明図、 第６図ａはバイブレーション駆動部の他の例の斜視図、 第６図すは第６図ａの実施例を施した巻装袋体の空気不
注入時の状態の説明図、 第６図Ｃは同じく空気注入時の状態の説明図、第７図は
この発明の空気加圧振動式マツサージ器の他の実施例の
斜視図、 第８図ａはこの発明の空気加圧振動式マツサージ器を、
従来の空気マツサージ器に適用した例の説明図、 第８図す、第８図Ｃは第８図ａの使用状況を説明する図
、 第９図ａは三個の空気袋の巻装袋体の実施例の斜視図、 第９図す、第９図Ｃ１第９図ｄは第９図ａの作動の説明
図、 第１０図はズボン状の着衣にバイブレーション駆動部を
適用した説明図、 第１１図ａ、第１１図すはチョッキ状の着衣にバイブレ
ーション駆動部を適用した説明図、第１２図は腹巻状の
着衣にバイブレーション駆動部を適用した説明図である
。 （Ａ）、−、−・・・・・・・・・振動発生機構（Ｖ）
、（Ｖ’）・・・・・・バイブレーション駆動部（１）
・・・・・・振動板　　　（２）・・・・・・モーター
（４）・・・・・・力１＜　−（５）、（５’）・・・
・・・フレキシブル羽根（６）、（６’）、（６ａ）、
（６ａ’）・・・・・・巻装袋体第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　空気が注入されるようにした一ないし数個の空気袋
   を有する巻装袋体に、振動発生機構を取り付けたことを
   特徴とする空気加圧振動式マッサージ器。 ２　空気が注入されてその巻装袋体が加圧されたときに
   、振動発生機構が作動するようにしたことを特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の空気加圧振動式マッサージ
   器。 ３　空気の注入、排気の繰り返しが行われるようにした
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１、２項記載の空気
   加圧振動式マッサージ器。