JPH01110291A - 頂部支持体ロック - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は核燃料組立体のリフティングハンドルのための
頂部支持体を定置し、錠止するための頂部支持体ロック
に関するものである。

（背景となる技術） 燃料組立体を核反応炉内で操作出来るようにするため、
通常前記組立体にはリフティングハンドル又はその類い
が設けられている。前記組立体内の燃料棒は燃料チャン
ネルによって取囲まれている。隣接する燃料組立体間に
一定の間隙を維持するだめに、前記リフティング側にお
いて燃料チャンネルと接続して頂部支持体を設けること
が出来る。別法として、前記頂部支持体をして燃料チャ
ンネルがリフティング部品に関して保持されるよう配設
することも出来る。公報第４４５５００号（明細書ＳＥ
　　Ｂ８４０５６４０−７号）は燃料チャンネル中を通
り、燃料チャンネル及びリフティングハンドルに取付け
られた頂部支持体の構造を説明し、例示している。前記
頂部支持体のアングル片端部内にはねじのための貫通穴
が設けられている。頂部支持体が定置される時には、同
支持体は前記大中を通るねじによってハンドルにねじ込
まれる。別法として、差込みピン穴を備えたルースロッ
クピンを用いて、ハンドル内に放電機械加工した溝内に
フィツトすることも可能である。

（発明の開示） 例えば燃料検査の際における燃料組立体の操作を簡単に
し、小さな部品を失なう危険性を減少するために、差込
みピン溝の放電加工が省略出来る故に製造がより単純に
なり、より安価となる頂部支持体ロックが設計されてい
る。頂部支持休日ツク１の役割は頂部支持体２を燃料組
立体のハンドル３に取付けることである。この場合ロッ
ク１及びハンドル３は一つのユニットを形成している。

頂部支持体２が定置されると、前記ロック１は支持体２
が燃料組立体のハンドル３及び燃料チャンネル７内の凹
所４．８から滑り出すことを防止する。前記ロックはシ
ャフト１２上に装着されたばね１３によって、ロックの
錠止位置に固定される。

例えば燃料の検査のために頂部支持体２を分解する時に
は、ばね１３の作用に抗してロック１をその開口位置へ
と移動させることにより、頂部支持体は解放される。前
記ロックは４つの部品すなわち円筒１１、シャフト１２
）ばね１３及びストップ１４とを有している。前記円筒
１１はハンドル３内の穴１５における錠止作用を支配し
、シャフト１２は円筒１１をストップ１４と接続してお
り、ばね１３はシャフト１２を取囲んでいる。円筒１１
、シャフト１２及びばね１３の組立て後ストップ１４が
シャフト１２に接続されると、ロック１はハンドル３内
に取付けられた状態となる。

（実施例の説明） 本発明に係る頂部支持体ロックは核反応炉のだめの核燃
料組立体とともに用いるように設計されており、同反応
炉においては燃料組立体に燃料チャンネル、頂部支持体
及びリフティングハンドルが設けられている。

実質的に四角形の横断面を備えた燃料チャンネルの底部
は冷媒と減速水のための下向き取入れ開口を設けた底部
部分の上側四角セクションと接続している。前記底部部
分上には支持プレートも位置している。燃料チャンネル
の壁の下側部分は複数個の半径方向を向いたボルトによ
って着脱自在にて底部部分及び支持プレートに接続され
ている。

前記燃料チャンネルは十字架横断面を備えたチャンネル
部材によって四つの軸方向を向いたチューブ部分へと分
割させることが出来る。

前記チャンネル部材は例えばその四つの中空翼を介して
燃料チャンネルの四つの壁に溶接することが出来る。前
記チャンネル部材は底部において減速水の取入れパイプ
に接続されている。各チューブ部分は例えば１６個の束
の燃料棒を含んでいる。８束は又グリッド状底部プレー
トと、グリッド状頂部プレートと複数個のスペーサを含
んでいる。前記支持プレートによって四つの底部プレー
トが担持されている。８束において、燃料棒の１本には
ねじ溝を設けた比較的長い端部プラグが設けられている
。下側端部プラグは前記底部プレート中を通過し、ナツ
トが設けられており、上側端部プラグは前記頂部プレー
ト中を通過し、ナツトが設けられている。前記燃料チャ
ンネルの上側端部セクションは一つの十字形状リフティ
ングプレートを取囲んでおり、同プレートには共通の部
分から延びる４個の半径方向に向いたアームが備えられ
ている。各アームには矢形状片が最外側端部に設けられ
ており、これは燃料チャンネルの内側コーナと接続して
いる。リフティングハンドル３は前記アームに取付けら
れている。前記リフティングプレート９及びハンドル３
は例えば−片の銅鋳塊として互いに一つのリフティング
部材を形成−〇　− することが出来る。燃料チャンネル７内のアームの端部
には半径方向凹所８が設けられており、同凹所は対角面
のまわりに対称的に配列されている。

燃料チャンネルの上側端部は実質的に同一平面内に存在
している。前記アームの端部にはそれらの上側に７ラン
ジを設けることが可能であり、各フランジは燃料チャン
ネルのコーナに係止している。

燃料チャンネルを固定するためにリフティングプレート
の中央領域には４個の貫通穴が設けられている。

隣接する燃料組立体間に一定の間隙を維持するように設
計された頂部支持体２は燃料チャンネル７の上側エツジ
に配設されている。頂部支持体２は又ハンドル３を備え
たリフティングプレート９に関して燃料チャンネル７を
保持し、定置する役割も有している。前記頂部支持体２
は実質的に角形とすることが出来、端部においてリフテ
ィング部材３と接続させることが出来る。

頂部支持体２を組立てる時には、そのアングル片端部す
なわち頂部支持体フィンガ５は燃料チャンネル内の半径
方向凹所である開口８中に挿入される。これらの開口は
その中を通過するアングル片と良くフィツトするよう配
設されている。前記頂部支持体は前記アングル片端部内
の取付は穴６がリフティング部材３内の対応する穴４並
び手段装置１と整合し、一方頂部支持体２の残りが燃料
チャンネルの外側とフィツトするよう配置される。

頂部支持体２が定置されると、同支持体はリフティング
部材３にしつかり取付けられる。かくして支持体が燃料
チャンネル７の外側と接触し、その内部の開口８中を通
過すると、同支持体は又燃料チャンネル７にもしっかり
と固定される。前記頂部支持体が定置されて、リフティ
ングハンドル、リフティングプレート及び燃料チャンネ
ルに固定されると、燃料組立体全体を前記ハンドルによ
って持ち上げることが出来る。

頂部支持体とハンドルの間に信頼出来、しかも容易に分
解、組立てが出来る接続部分を実現するために、ハンド
ル３内に頂部支持体ロック１が配設されている。頂部支
持体フィンガ５（アングル片端部）内には穴６が設けら
れており、ハンドルａ内の対応するピン形状の可動部分
とフィツトしている。このピン形状の部品は基本的に一
つの開口端部と一つの閉鎖端部を備えた円筒からなって
いる。開口端部にはシャフト１２が配設され、閉鎖端部
に接続されている。シャフト１２のまわりには圧縮ばね
１３が配列されている。シャフトの反対側端部はハンド
ル内の対応するハンドル３内の案内穴１６及びピン形状
部品の円筒状部品１１のためのハンドル内反対側穴１５
中を通るようにされている。

前記ビン形状部品１１がハンドル３内の穴１５内に定置
され、圧縮ばね１３がシャフトのまわりで、ビン形状部
品の円筒側とハンドル内案内穴１６の間に配設された時
には、シャフトの自由端部にはハツト状ストップ装置１
４が設けられる。シャフト１２のまわりの圧縮ばね１３
はピン形状部　　・品１１を頂部支持体フィンガ５のた
めの開口凹所４に向けて移動させ、頂部支持体２が定置
されるとこれをハンドルに錠止し、固定する。前記頂部
支持体フィンガ内の穴の寸法並びにビン形状部品の寸法
は前述の固定及び錠止がすぐれたものになるような最良
のはめ合いが得られるよう選定されるべきである。前記
ピン形状の円筒部品１１のための穴は頂部支持体フィン
ガのための開口４の両側に設けられ、円筒部品１１の端
部はそれを挿入した位置において、頂部支持体フィンガ
を定置させた時前記開口の両側上の穴内に位置決めされ
るとともに、前記端部間の領域は頂部支持体フィンガ５
内の穴６内にくる。

頂部支持体２を組立てる時には、頂部支持体ロック１が
前記ハツト状ストップ装置１４とともに持ち上げられ、
頂部支持体フィンガ５はハンドル３内の対応する開口４
内に挿入される。頂部支持体フィンガ内の開口６が頂部
支持体ロック１のビン形状部品１１と相対した時には、
圧縮ばね１３はピン１１をハンドル内のフィンガの他方
の剥土の穴に（相当する）頂部支持体フィンガ５内の開
口６を通って、ハンドル３内の穴１５から出すことが許
容される。頂部支持体２を分解する時には、頂部支持体
ロック１がその完全収縮位置迄持ち上げられ、その後支
持体フィンガ５がハンドル３内の開口４から引き出し可
能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ハンドルが燃料組立体にフィツトする状態を
示す側面図、 第２図は、ハンドルを取り付けた状態で頂部支持体が燃
料組立体にフィツトする状態を示す上面図、 第３図は、本発明に係る頂部支持体ロックが燃料組立体
のハンドル内に組み立てられた状態を示す断面図である
。 ３・・・ハンドル、４・・・開口、５・・・アングル片
、２・・・頂部支持体、１５・・・開口、１１・・・円
筒部分、６・・・穴。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）核燃料組立体のリフティングハンドルのための頂
   部支持体を定置し、錠止するための頂部支持体ロックに
   おいて、前記リフティングハンドル（３）は頂部支持体
   （２）の組立中同頂部支持体のアングル片端部（５）を
   収めるよう配設された開口（４）を備えており、更に前
   記リフティングハンドル（３）には各前述の開口（４）
   と垂直をなす開口（１５）が設けられており、該開口に
   は前記頂部支持体（２）のアングル片端部（５）内の対
   応する穴（１６）にフィットするようにされた可動の、
   ばね負荷された円筒状部分（１１）が備えられ前記アン
   グル片の錠止及び位置決めを確実なものとしていること
   を特徴とする頂部支持体ロック。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載のロックにおいて、
   前記円筒状部分（１１）は一つの開口した端部と一つの
   閉鎖された端部を備えており、前記閉鎖された端部は圧
   縮ばね（１３）によつて部分的に取囲まれたシャフト（
   １２）に結合されており、同ばねは円筒（１１）とハン
   ドル（３）の端部壁の間で作用しており、前記シャフト
   （１２）はハンドル（１３）内の穴（１６）中を案内さ
   れて通過しており、シャフト（１２）はハンドルの外側
   においてストップ装置（１４）が設けられていることを
   特徴とする頂部支持体ロック。