JPH01106986A - 液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出装置

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JPH01106986A
JPH01106986A JP26556487A JP26556487A JPH01106986A JP H01106986 A JPH01106986 A JP H01106986A JP 26556487 A JP26556487 A JP 26556487A JP 26556487 A JP26556487 A JP 26556487A JP H01106986 A JPH01106986 A JP H01106986A
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JP
Japan
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tube
guide surface
drive shaft
pressure roller
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP26556487A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyoshi Segawa
瀬川 典義
Katsuro Kamiya
神谷 克郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikko Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nikko Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液体吐出装置に関するもので、制がん剤、飲
料水用の殺菌剤などの薬剤、接着剤などの化学液等の輸
送に利用できる。
〔従来の技術〕
定量の薬剤等を正確に輸送するため、液体吐出装置が用
いられているが、この液体吐出装置として、ローラポン
プや、ダイヤフラム等を利用したポンプが知られている
。これらのポンプの従来例は次のように構成されている
まず、ローラポンプにあっては、チューブ受けの円弧状
のガイド面に沿って配された弾性チューブを多数の押圧
ローラにて押圧挟持させながら、押圧ローラを円軌跡上
に回転移動させ、これによりチューブの押圧閉塞箇所を
駆動軸の回転方向に沿って順次移動させてチューブ内の
流体を吸引吐出するものである。この際、隣合う2つの
押圧ローラによりチューブ内の流体が計量して送られる
ため、前記ガイド面には少なくとも1つの押圧ローラが
チューブを介して当接されている。
次に、ダイヤフラム等を利用したポンプにあっては、ダ
イヤフラムまたはベローズに入口側及び出口側のチュー
ブを接続し、これら両側のチューブにそれぞれ逆止弁を
設け、偏心カム等によりダイヤフラム等を押し込んでチ
ューブ内の液体を吐出し、ダイヤフラム等の復元力によ
り液体を吸引するものである。この際、出口側逆止弁は
、ダイヤフラム等の外から加わる比較的大きい圧縮力に
より開放されるので弁の作動力は大きくできるが、入口
側逆止弁は、ダイヤフラム等の復元力により比較的小さ
い力で開放されるため、出口側逆止弁より作動力が弱く
設定されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、前述の従来のポンプでは次のような問題点が
ある。まず、ローラポンプでは、ガイド面に常時少なく
とも1つの押圧ローラがチューブを介して当接されてい
るため、ポンプでの液体輸送を休止している時でも押圧
ローラがチューブをガイド面との間で押圧していること
となり、チューブが偏平に変形したままとなる。ポンプ
休止時間が長くなると、ポンプ稼働時にチューブの復元
力が弱くなるとともに、チューブが疲労して長期にわた
り正確な吸引吐出操作が行えない。つぎに、ダイヤフラ
ム等を利用したポンプでは、ポンプ休止時間にチューブ
が偏平にされるという不都合はないものの、入口側逆止
弁の作動力が比較的弱いため、入口側逆止弁にごみ等の
異物が詰まった場合、吸引操作の不良を生じやすくなる
ここに、本発明の目的は、長期にわたって正確な吸引吐
出繰作を行うことができる液体吐出装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、本体に駆動軸を回転可能に設け、この駆動軸
の軸芯を中心とする円軌跡上を移動する1もしくは複数
の押圧ローラを配し、円弧状ガイド面を有するチューブ
受けをガイド面が前記駆動軸の円軌跡と同心上になるよ
う配置し、チューブを前記ガイド面に沿って配置し、こ
のチューブのガイド面配置箇所より下流側に弁を設け、
前記押圧ローラを、チューブを押圧する位置と全ての押
圧ローラがガイド面から離れてチューブをガイド面の全
長にわたって開放する位置とがあるように配置し、 前記弁を、チューブ内の液体が吐出方向に流通する際に
開放されるとともに、前記押圧ローラがチューブをガイ
ド面全長にわたって開放した際に閉塞されるように構成
したものである。
〔作用〕
これにより、本発明は、駆動軸により円軌跡上に移動さ
れる1もしくは複数の押圧ローラによってチューブを順
次押圧閉塞すると、弁を開放してチューブ内の液体を吐
出し、駆動軸がさらに回転して全ての押圧ローラがガイ
ド面から離れて押圧チューブがガイド面全長にわたって
開放されると、弁を閉じて液体の逆流を阻止し、この動
作を繰り返すことによりチューブ内の液体が間欠的に吸
引吐出される。このように構成された液体吐出装置では
、押圧ローラがガイド面との間でチューブを押圧しない
位置を確保でき、装置の吐出操作を休止しても、押圧ロ
ーラをこの位置にセットし、あるいは、押圧ローラをこ
の位置に自動的に停止させれば、チューブの長期にわた
る偏平を阻止でき、しかも、円軌跡上を移動する押圧ロ
ーラでチューブ内の液体を送るので、ダイヤフラム等を
利用したポンプに使用される入口側逆止弁を排すること
ができて長期にわたり正確な吸引吐出操作を行うことが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ここ
で、各実施例中、同一または同様構成部分は同一符号を
付し説明を省略もしくは簡略にする。
第1図から第5図には本発明の第1実施例が示されてい
る。第1実施例は弁を逆止弁としたものである。
第1図及び第2図において、ケーシング1内に設けられ
た比較的厚肉の平板状の基板2には所定径の真円状丸孔
2Aが穿設され、この丸孔2Aには略円管状の固定ガイ
ド3が嵌入されている。この固定ガイド3の図中左半分
には支柱部3Aが残され、図中右半分側面には所定の範
囲で周方向に沿って切欠かかれてなる窓部3Bが形成さ
れている。また、この固定ガイド3が丸孔2Aに嵌入さ
れた状態にあっては、窓部3Bの下端縁は基板2の上端
面と略一致するようになっているとともに、固定ガイド
3の内周面は丸孔2Aと同心状になっている。
前記丸孔2Aの下方側にはモータ4が設けられ、このモ
ータ4の出力軸4Aは、基板2に対する前記モータ4の
取付位置を正確に定めることにより、前記丸孔2Aの中
心位置に正確に固定されている。
ここで、前記ケーシング1、基板2、固定ガイド3及び
モータ4から本体10が構成されている。
前記モータ4の出力軸4Aの先端部にはカップリング6
を介して駆動軸5が取付けられ、この駆動軸5は出力軸
4Aと一体に回転されるようになっている。また、駆動
軸5は、中間部に大径部を有する円柱体状に形成され、
その下方小径部は、固定ガイド3の下端に取付けられた
支持部材7にメタル軸受を介して軸支されている。
前記駆動軸5の大径部の側面には、それぞれフランジ8
が固定され、これらのフランジ8間に1本の軸8Aが掛
は渡され、この軸8Aには押圧ローラ9が回転自在に設
けられている。この押圧ローラ9は、駆動軸3の回転に
より固定ガイド3の内周面に沿って、回転移動、すなわ
ち、駆動軸3の軸芯を中心とする円軌跡上を移動するよ
うになっている。この際、押圧ローラ9は、カラー11
によって前記窓部3Bと路間−の高さに位置されている
前記基板2上の所定位置には略肉厚長方形板状のチュー
ブ受け13が取付けられている。チューブ受け13は、
支軸ねじ12を介して回動自在に基板2に取付けられる
ようになっており、即ち、チューブ受け13は拡開可能
とされている。
このチューブ受け13の図中駆動軸5側の側面の縦方向
略中央部には前記駆動軸3の円軌跡と同心上に配置され
る円弧状のガイド面13Aが前記側面を切欠くように形
成されている。このガイド面13Aの駆動軸5の軸方向
に沿った幅は前記窓部3Bの幅と同一となるよう形成さ
れている。また、ガイド面13Aは、前記固定ガイド3
の内周径より大きくかつ外周径より小さい径を有する真
円状とされるとともに、ガイド面13Aの上端縁には断
面角型の当接縁13Bが周方向に沿って形成されている
。この当接縁13Bは固定ガイド3の外周径と同一径と
されており、当接縁13Bが固定ガイド3の窓部3Bの
上端縁の周面に嵌合されるようにして当接されることに
よりチューブ受け13の位置決めがなされている。
前記基板2の第1図下方側には前記チューブ受け13に
当接可能とされる回動軸41が回動可能に取付けられて
いる。第3図に示されるように、この回動軸41の外周
には、チューブ受け13の回動端部に形成された溝13
Cに進入可能なボルト42が一体的に取付けられ、この
ボルト42にはチューブ受け13を回動軸41とによっ
て挟持可能とするノブ43が嵌挿され、このノブ43と
ボルト42の頭部42Aとの間にはコイルばね44が介
装されている。ここで、前記回動軸41、ボルト42、
ノブ43及びコイルばね44によりロック手段40が構
成され、このロック手段40によりチューブ受け13が
適正に位置決めされて基板2に固定されるようになって
いる。
前記ガイド面13Aの周方向に沿った両端縁と支柱部3
Aとの間には所定の間隔が設けられ、この間隔には一端
開口部が図示しない液体入り容器に接続されたチューブ
15が挿通されている。このチューブ15は、ガイド面
13Aに沿って円弧上に湾曲され、湾曲されたチューブ
15の側面の外周側はガイド面13Aに当接されるとと
もに、内周側は前記押圧ローラ9に押圧されている。チ
ューブ15は、押圧ローラ9とガイド面13Aとの間で
押圧された箇所は完全に閉塞され、押圧箇所以外におい
てはチューブ15自身の有する復元力により管壁間に隙
間を生ずるように復元される。
前記チューブ15のガイド面配置箇所より下流側には、
逆止弁からなる弁30が設けられている。
この逆止弁30は、弁本体30A内にボール30Bをチ
ューブ長手方向に移動自在に設けるとともに、弁本体3
0Aに形成されたチューブ上流側開口部30Cが閉塞さ
れるようにボール30Bを付勢するばね30Dを設け、
チューブ15内の液体が吐出方向に流通されるとばね3
0Dの付勢力に抗してボール30Bが移動されることに
より開放され、チューブ15内の液体の流通が中断され
ると、ばね30Dの付勢力によってボール30Bが前記
開口部30Cを閉じることにより閉塞されるよう構成さ
れている。
前記基板2の第1図中上方側には保持手段50が設けら
れている。この保持手段50は、第4図にも示されるよ
うに、基板2の側面に取付けられた長板状の第1保持板
51と、この第1保持板51に重合されかつ第1保持板
51の長手方向に移動可能にねじ53によって取付けら
れた長板状の第2保持板52とから構成され、前記第1
保持板51の長手方向に直交する方向に形成されたチュ
ーブ外径よりやや狭い溝51Aと、第2保持板52の移
動方向に溝51Aと同一の幅の溝52Aとによりチュー
ブ15を互いに交わる方向から変形させて挟持するよう
になっている。
また、前記駆動軸5の上方小径部は、メタル軸受を介し
て固定ガイド3の上端に設けられた支持部材16に軸支
され、さらに駆動軸5の上端にはキャップ17が固定ね
じ18を介して取付けられている。固定ねじ18の先端
は前記駆動軸5の上方小径部上端に当接されており、キ
ャップ17は駆動軸5とともに回転するようになってい
る。
なお、図中、ケーシング1及びモータ4の一部が省略さ
れている。
次に本実施例の作用につき第5図も参照して説明する。
まず、吐出装置を作動させる前に、拡開されたチューブ
受け13のガイド面13Aと押圧ローラ9との間にチュ
ーブ15を配置するとともに、そのチューブ15を保持
手段50で互いに交わる2方向から挟持する。即ち、チ
ューブ150所定位置を第1保持板51に形成された溝
51Aに挟持させるとともに、第2保持板52を移動さ
せて溝52Aにより前記所定位置近傍を挟持する。その
後、チューブ受け13を押圧ローラ接近方向に移動して
ロック手段40の回動軸41と当接させ、チューブ15
をガイド面13Aと押圧ローラ9とで挟持した状態とし
た後、ノブ43をコイルばね44の付勢力に抗して引っ
張りながらポルト42を溝13Cに進入させ、コイルば
ね44の付勢力によりノブ43と回動軸41との間でチ
ューブ受け13を挟持する。
チューブ15が装着されたなら、駆動軸5を出力軸4A
により回転させる。すると、駆動軸5と一体となった押
圧ローラ9は、第5図(A)に示されるガイド面13A
から離れた位置から(B)に示されるチューブ15を押
圧する位置へ、さらに、(C)に示されるガイド面13
Aから離れてチューブ15をガイド面13A全長にわた
って開放する位置へと移動する。ここで、押圧ローラ9
は、第5図(B)に示される位置では、固定ガイド3の
内周面を転がりながらガイド面13Aに沿ってチューブ
15を押圧しているので、押圧ローラ9のこのような移
動に伴い、チューブ15の押圧箇所も移動し、その結果
、チューブ15の押圧箇所より上流側ではその復元力に
よりチューブ内の液体を吸引するとともに、押圧箇所よ
り下流側ではチューブ内流体を吐出方向に流通する。
この際、逆止弁30は、チューブ15内の液体が吐出方
向に流通する際にボール30Bがばね30Dの付勢力に
抗して移動することにより開放され、これによって液体
が弁本体30A内を通過してチューブ15の他端開口部
から吐出される。また、逆止弁30は、第5図(C)に
示される位置では、押圧ローラ9がガイド面13Aから
離れて押圧ローラ9による液体の吐出方向への流通が中
断された際にばね30Dの付勢力によりボール30Bが
弁本体30Aのチューブ上流側開口部30Cを閉塞し、
これにより逆止弁30が閉じられて液体の逆流が阻止さ
れる。
このような動作が繰り返されることによって、チューブ
15内の液体が間欠的に吸引、吐出される。
また、本実施例による液体の吸引吐出操作を休止するに
は、モータ4の駆動をストップさせ、押圧ローラ9がガ
イド面13Aから離れた位置になるように駆動軸13を
セットする。
このような本実施例によれば、1本の押圧ローラ9にて
チューブ15を押圧するようにしたので、装置休止時に
押圧ローラ9をガイド面13Aから離れる位置にセット
すればチューブ15を押圧ローラ9で変形させることが
ない。従って、装置稼働時にチューブ15の復元力が弱
くなるという従来例の不都合を回避でき、長期にわたる
正確な吸引吐出操作を確保することができる。また、円
軌跡上を移動する押圧ローラ9でチューブ15内の液体
を送るので、ダイヤフラム等を利用した従来のポンプで
使用される入口側逆止弁を排することができることにな
り、よって入口側逆止弁の作動不良を回避でき、この点
からも正確な吸引吐出操作を確保することができる。ま
た、本実施例では、保持手段50によってチューブ15
を互いに交わる2方向から挟持するようにしたので、押
圧ローラ9がチューブ15に沿って移動してもチューブ
15を送ることがなく、しかも、チューブ15を保持す
るためには、溝51A、52Aの幅をチューブ15の外
径に比べてやや狭くすれば十分なので、チューブ15の
流路差を小さくできるとともに、大きな流路差に起因す
るキャビテーションの発生を阻止することができる。さ
らに、ロック手段40によってチューブ受け13をワン
タッチで基板2に固定するようにしたので、チューブ受
け13の固定が容易にできる。さらに、弁30として逆
止弁を用いたので、弁の開閉を自動的に行え、装置の構
造を簡易なものとすることができる。さらにまた、押圧
ローラ9は、その上下両側において固定ガイド3の内周
面に当接しながら回転移動するため、チューブ15が押
圧ローラ9の回転によって引っ張られてチューブ15に
位置ずれを生ずることがなく、また、押圧ローラ9が必
要以上の力でチューブ15をガイド面13Aとの間で押
圧挟持することもない。また、支持部材7,16で駆動
軸5の両端近傍を軸支しているので、駆動軸5の回転の
偏心を防止し、この偏心に伴うフランジ8の不適正な回
転を防止することができる。
次に本発明の第2実施例を第6図から第10図に基づい
て説明する。第2実施例は弁をピンチバルブとしたもの
で、他の構成は前記第1実施例と略同様である。
これらの図において、第2実施例のピンチバルブ60は
、前記ガイド面13Aの下流側で前記チューブ15が所
定長さにわたって当接されるチューブ受け13の当接面
13Dと、この当接面13Dに当接されたチューブ15
の側面を押圧してチューブ15を閉塞する押圧部材61
とから構成されている。この押圧部材61には、基板2
の長円状案内孔2Bの長手方向に進退可能とされた取付
部材62を介してアーム63の一端が取付けられている
。このアーム63は、ケーシング1内において、その他
端が前記基板2の下面に回動可能に取付けられている。
前記アーム63の押圧部材側端部とケーシング1との間
には押圧部材61をチア6 ユ ーブ いる。
前記駆動軸5にはアーム63の側面と当接されるカム6
5が取付けられ、このカム65は、第8図に示されるよ
うに、大径部65Bと小径部65Cとのカム面65Aを
有している。このカム面65Aは、その大径部65Bが
アーム63と当接される時には第6図、第7図に示され
るように、押圧ローラ9がチューブ15を押圧するとと
もに押圧部材61がばね64の付勢力に抗して後退され
るようにされ、一方、その小径部65Cがアーム63に
当接される時には第9図、第10図に示されるように、
押圧ローラ9がガイド面13Aから離れてチューブ15
をガイド面13Aの全長に沿って開放するとともに押圧
部材61がばね64の付勢力により前進してチューブ1
5を閉塞するようになっている。なお、図中、カム65
は形状を理解しやすくするため、大径部65Bと小径部
65Cとの径の比が実際よりも大きくされている。
また、第2実施例では押圧ローラ9がガイド面13Aか
ら離れた位置にあることを検知するリミットスイッチ7
0をケーシング1内に設け、このリミットスイッチ70
によって液体のワンショット毎の吐出を行ってもよい。
このように構成された第2実施例では駆動軸5を回転さ
せると、第1実施例と同様に押圧ローラ9が回転される
ほか、カム65及びばね64により回動されるアーム6
3によって押圧部材61がチューブ受け13の当接面1
3Dに向かって進退される。この際、第6図、第゛7図
に示されるように押圧ローラ9がガイド面13Aとの間
でチューブ15を押圧しながら移動する際には、押圧部
材61が後退してチューブ15から液体が吐出され、一
方、第9図、第10図に示されるように押圧ローラ9が
ガイド面13Aから離れてチューブ15がガイド面13
Aの全長にわたって開放される際には、押圧部材61が
前進してチューブ15を閉塞して液体の逆流が阻止され
る。
このような第2実施例によれば、前記第1実施例と同様
な効果を奏することができるほか、チューブ15内に逆
止弁で使用されるボール等の異物を排することができる
ため、吐出される液体の種類がボール等の異物の材質に
より制限されることがないという効果も奏することがで
きる。
なお、前記各実施例では、押圧ローラ9を1個としたが
、本発明の押圧ローラは、チューブ15を押圧する位置
とガイド面13Aがら全ての押圧ローラが離れてチュー
ブ15をガイド面13Aの全長にわたって開放する位置
とがあるように配置されるものであるならば、複数個で
あってもよい。
この場合、ガイド面13Aの円弧の中心角に応じて押圧
ローラ9の個数が決定される。即ち、押圧ローラ9を2
個とする場合は、中心角は180度以下に、押圧ローラ
9を3個とする場合は中心角は120度以下に、押圧ロ
ーラ9を4個とする場合は中心角は90度以下に決定さ
れる。さらに、本発明では、チューブ15が接続された
容器(図示せず)内の液体をより円滑に送るために、そ
の容器を可撓性に形成するとともに、この容器を外側か
ら押圧し、あるいは、容器内に気体を注入して容器から
強制的に液体をチューブ15へ送る構成としてもよい。
また、本発明では、本体1oに駆動軸5の角度を検知す
るセンサを設け、このセンサからの信号を受けて押圧ロ
ーラ9をガイド面13Aから離れた位置に停止させる信
号をモータ4に送る制御手段を設けてもよい。さらにま
た、本発明では、前記各実施例のようなロック手段40
、保持手段50を必ずしも設けることを要せず、さらに
、チューブ受け13は基板2に対して拡開可能にしない
で固定させたものでもよい。さらに、押圧ローラ9は2
枚のフランジ8間に固定したものでもよい。
〔発明の効果〕
前述のような本発明によれば、長期にわたって正確な吸
引吐出操作を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明に係る第1実施例を示すもの
で、第1図はその一部を破断した平面図、第2図、第3
図はそれぞれ第1図の■−■線、■一■線に沿う矢視断
面図、第4図は第1図の■−■線に沿う矢視図、第5図
は第1実施例の動作説明図、第6図から第10図は本発
明の第2実施例を示すもので、第6図は弁が開かれた状
態の平面図、第7図は第9図中X−X線に沿う矢視断面
図、第8図はカムの平面図、第9図は弁が閉じられた状
態の平面図、第10図は第9図中X−X線に沿う矢視断
面図である。 5・・・駆動軸、9・・・押圧ローラ、10・・・本体
、13・・・チューブ受け、13A・・・ガイド面、1
5・・・チューブ、30・・・弁としての逆止弁、60
・・・弁としてのピンチバルブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本体に回転可能に設けられた駆動軸と、この駆動
    軸の軸芯を中心とする円軌跡上に配されるとともに駆動
    軸の回転によりその円軌跡上を移動する1もしくは複数
    の押圧ローラと、前記駆動軸の円軌跡と同心上に配置さ
    れる円弧状ガイド面を有するチューブ受けと、前記ガイ
    ド面に沿って配置されるチューブと、このチューブのガ
    イド面配置箇所より下流側に設けられる弁とを備え、前
    記押圧ローラは、チューブを押圧する位置とガイド面か
    ら全ての押圧ローラが離れてチューブをガイド面の全長
    にわたって開放する位置とがあるように配置され、 前記弁は、チューブ内の液体が吐出方向に流通する際に
    開放されるとともに、前記押圧ローラがチューブをガイ
    ド面全長にわたって開放した際に閉塞されるように構成
    されたことを特徴とする液体吐出装置。
JP26556487A 1987-10-21 1987-10-21 液体吐出装置 Pending JPH01106986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02145681U (ja) * 1989-05-16 1990-12-11

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5130642U (ja) * 1974-08-27 1976-03-05

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