JPH01106018A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH01106018A JPH01106018A JP26275487A JP26275487A JPH01106018A JP H01106018 A JPH01106018 A JP H01106018A JP 26275487 A JP26275487 A JP 26275487A JP 26275487 A JP26275487 A JP 26275487A JP H01106018 A JPH01106018 A JP H01106018A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、高密度表示に適した液晶表示素子に関するも
のである。
のである。
[従来の技術]
従来、両電極間の液晶分子のツイスト角を大きくして、
鋭い電圧−透過率変化を起し、高密度のドツトマトリク
ス表示をする方法として、スーパーツイスト素子(T、
J、 5chefferand J、 Nehri
ng、 Appl、、 Phys、、 Lett、
45TIOI 1021−1023 (1984) l
が知られていた。
鋭い電圧−透過率変化を起し、高密度のドツトマトリク
ス表示をする方法として、スーパーツイスト素子(T、
J、 5chefferand J、 Nehri
ng、 Appl、、 Phys、、 Lett、
45TIOI 1021−1023 (1984) l
が知られていた。
しかし、この方法は用いられる液晶表示素子の液晶の複
屈折早入〇と液晶層の厚みdとの積Δrzdの値が実質
的に0.8〜1.2μmの間にあり(特開昭60−10
720号)、表示色として、黄緑色と暗青色、青紫色と
淡黄色等、特定の色相の組み合せでのみ、良いコントラ
ストが得られていた。
屈折早入〇と液晶層の厚みdとの積Δrzdの値が実質
的に0.8〜1.2μmの間にあり(特開昭60−10
720号)、表示色として、黄緑色と暗青色、青紫色と
淡黄色等、特定の色相の組み合せでのみ、良いコントラ
ストが得られていた。
このようにこの液晶表示素子では白黒表示ができなかっ
たことにより、マイクロカラーフィルターと組み合せて
、マルチカラー又はフルカラー表示ができない欠点があ
った。
たことにより、マイクロカラーフィルターと組み合せて
、マルチカラー又はフルカラー表示ができない欠点があ
った。
−・方、同様な方式を使用し、液晶の複屈折率と厚みと
の積Δn−dを0.6μm付近と小さく設定することに
より、ほぼ白と黒に近い表示が得られる方式が提案され
ている。(M、 5hadLat al、 A
ppl、 Phys、 Lett、 5G(5
)、 19B?。
の積Δn−dを0.6μm付近と小さく設定することに
より、ほぼ白と黒に近い表示が得られる方式が提案され
ている。(M、 5hadLat al、 A
ppl、 Phys、 Lett、 5G(5
)、 19B?。
9.236 )
しかし、この方式を使用した場合においては表示が暗く
、かつ、最大コントラストがあまり大きくなく、青味を
帯びるため、表示の鮮明度に欠ける欠点があった。
、かつ、最大コントラストがあまり大きくなく、青味を
帯びるため、表示の鮮明度に欠ける欠点があった。
[発明の解決しようとする問題点J
本発明の目的は、従来技術が有していた前述の特イ1色
を有する欠点なを解消して、白黒に近い表示を実現する
と共に、明るくフントラスト比が高い液晶表示素子を得
ることを目的とするものである。
を有する欠点なを解消して、白黒に近い表示を実現する
と共に、明るくフントラスト比が高い液晶表示素子を得
ることを目的とするものである。
さらに、微細なカラーフィルターをセル内部またはセル
外部に形成して、従来通常の90°ツイストのツイスト
ネマチック(TN)素子で実現されていた様な、モノカ
ラーまたはマルチカラー表示を実現しようとするもので
ある。
外部に形成して、従来通常の90°ツイストのツイスト
ネマチック(TN)素子で実現されていた様な、モノカ
ラーまたはマルチカラー表示を実現しようとするもので
ある。
【問題点を解決するための手段1
本発明は、前述の問題点を解決すべ(なされたものであ
り、ほぼ平行に配置された一対の透明電極基板間に旋光
性物質を含有した誘電異方性が正のネマチック液晶を挟
持し、その電圧無印加時における両電極間での液晶分子
のツイスト角θ、を18θ〜3006とした第1の液晶
セルの外側に一対の偏光板を設置した液晶表示素子にお
いて、一方の電極とその電極側の偏光板との間に、前記
ネマチック液晶層とツイスト角が45〜180°ずれた
ツイスト角θ、で、かつそのらせん方向が逆であるネマ
チック液晶を挟持した第2の液晶セルを設け、第2の液
晶セルのツイスト角θ、と第1の液晶セルのツイスト角
θSの差を八〇=02−01とし、第1の液晶セルの非
選択電圧印加時の液晶の複屈折率Δnlと液晶層の厚み
むとの積をΔn1・d、とした時に、第2の液晶セルの
液晶の複屈折率△θd2と液晶層の厚みd2との積Δn
8・d8が0.00067×Δθ+Δr2・d+〜0.
00200×Δθ+Δn+・dI(ただしΔθは1で表
わす)とし、かつ両液晶層の隣接した液晶分子軸をほぼ
直交するように配置し、一対の偏光板の偏光軸を60〜
120°の交差角となるように配置したことを特徴とす
る液晶表示素子を提供するものである。
り、ほぼ平行に配置された一対の透明電極基板間に旋光
性物質を含有した誘電異方性が正のネマチック液晶を挟
持し、その電圧無印加時における両電極間での液晶分子
のツイスト角θ、を18θ〜3006とした第1の液晶
セルの外側に一対の偏光板を設置した液晶表示素子にお
いて、一方の電極とその電極側の偏光板との間に、前記
ネマチック液晶層とツイスト角が45〜180°ずれた
ツイスト角θ、で、かつそのらせん方向が逆であるネマ
チック液晶を挟持した第2の液晶セルを設け、第2の液
晶セルのツイスト角θ、と第1の液晶セルのツイスト角
θSの差を八〇=02−01とし、第1の液晶セルの非
選択電圧印加時の液晶の複屈折率Δnlと液晶層の厚み
むとの積をΔn1・d、とした時に、第2の液晶セルの
液晶の複屈折率△θd2と液晶層の厚みd2との積Δn
8・d8が0.00067×Δθ+Δr2・d+〜0.
00200×Δθ+Δn+・dI(ただしΔθは1で表
わす)とし、かつ両液晶層の隣接した液晶分子軸をほぼ
直交するように配置し、一対の偏光板の偏光軸を60〜
120°の交差角となるように配置したことを特徴とす
る液晶表示素子を提供するものである。
本発明では液晶層が2層とされる。
まず、その 1層は、従来のスーパーツイスト液晶表示
素子の液晶セルと同じ構成のセルであり、電極群が対向
しており、これにより各ドツト毎にオンオフを制御可能
とされる。この第1の液晶セルのツイスト角は約180
〜300’ とされる。
素子の液晶セルと同じ構成のセルであり、電極群が対向
しており、これにより各ドツト毎にオンオフを制御可能
とされる。この第1の液晶セルのツイスト角は約180
〜300’ とされる。
具体的には、ほぼ平行に配置された一対の透明電極基板
間に旋光性物質を含有した誘電異方性が正のネマチック
液晶を挟持し、両電極間での液晶分子のツイスト角θ1
を180〜300” とすれば良い。
間に旋光性物質を含有した誘電異方性が正のネマチック
液晶を挟持し、両電極間での液晶分子のツイスト角θ1
を180〜300” とすれば良い。
本発明では、上記第1の液晶セルに隣接して第2の液晶
セルを積層する。この第2の液晶セルのツイスト角θ、
は、第1の液晶セルのツイスト角θ、とはΔθ=08−
〇、=45〜18o0だけ差をつけられ、かつそのらせ
ん方向が逆であるネマチック液晶層とされれば良い。特
に、Δθを90°程度とすることが好ましく、コントラ
ストはスーパーツイストの液晶と同等であるにもかかわ
らず、表示色が色付しに<<1通常の90°ツイストの
液晶を使用したのと類似した表示となる。なお、このツ
イスト角θ1、θ富は、右らせんであっても、左らせん
であっても絶対値で示し、らせん方向によって正負では
示さない。
セルを積層する。この第2の液晶セルのツイスト角θ、
は、第1の液晶セルのツイスト角θ、とはΔθ=08−
〇、=45〜18o0だけ差をつけられ、かつそのらせ
ん方向が逆であるネマチック液晶層とされれば良い。特
に、Δθを90°程度とすることが好ましく、コントラ
ストはスーパーツイストの液晶と同等であるにもかかわ
らず、表示色が色付しに<<1通常の90°ツイストの
液晶を使用したのと類似した表示となる。なお、このツ
イスト角θ1、θ富は、右らせんであっても、左らせん
であっても絶対値で示し、らせん方向によって正負では
示さない。
ここで、第1の液晶セルが観察者に対して手前側に設置
されていてもよいし、あるいは第2の液晶セルが手前側
に設置されていてもよい。
されていてもよいし、あるいは第2の液晶セルが手前側
に設置されていてもよい。
また、両液晶層の隣接した液晶分子軸をほぼ直交するよ
うに配置する。即ち、3枚基板の場合には、中央の基板
の配向方向が両面でほぼ直交する°ようにされればよい
。4枚基板の場合には、積層される中間の2枚の基板の
配向処理方向がほぼ直交するようにされればよい。この
ほぼ直交とは、lO″″程度のずれは可能であるが、9
01 とすることが色、コントラスト、視野角等を総合
的に判断すると最も好ましい。
うに配置する。即ち、3枚基板の場合には、中央の基板
の配向方向が両面でほぼ直交する°ようにされればよい
。4枚基板の場合には、積層される中間の2枚の基板の
配向処理方向がほぼ直交するようにされればよい。この
ほぼ直交とは、lO″″程度のずれは可能であるが、9
01 とすることが色、コントラスト、視野角等を総合
的に判断すると最も好ましい。
この第2の液晶セルに使用されるネマチック液晶は電気
的に分子配列方向を制御する必要がないので、液晶の誘
電異方性が正でなくても使用可能である。このため、第
2の液晶層を挟持する基板には電極を形成しなくてよい
。
的に分子配列方向を制御する必要がないので、液晶の誘
電異方性が正でなくても使用可能である。このため、第
2の液晶層を挟持する基板には電極を形成しなくてよい
。
また、この第1の液晶層と第2の液晶層の2つの液晶層
に使用される液晶の複屈折率Δnと液晶層の厚みdとの
積Δn・(1は、ある特定の程度ずれた値となるように
する必要がある。
に使用される液晶の複屈折率Δnと液晶層の厚みdとの
積Δn・(1は、ある特定の程度ずれた値となるように
する必要がある。
即ち、第2の液晶セルのツイスト角θ2と第1の液晶セ
ルのツイスト角θ、との差を八〇=03−θ1とし、第
1の液晶セルの非選択電圧印加時の液晶の複屈折率Δn
lと液晶層の厚みdlとの積をΔn+ ” dIとじた
時に、第2の液晶セルの液晶の複屈折率△θd、と液晶
層の厚みd2との積Δna・dsが 0.00067×
Δθ+Δn+ ” d+〜0.002×Δθ+Δn1−
dIとされる。この場合へ〇は度(°)で表わす。
ルのツイスト角θ、との差を八〇=03−θ1とし、第
1の液晶セルの非選択電圧印加時の液晶の複屈折率Δn
lと液晶層の厚みdlとの積をΔn+ ” dIとじた
時に、第2の液晶セルの液晶の複屈折率△θd、と液晶
層の厚みd2との積Δna・dsが 0.00067×
Δθ+Δn+ ” d+〜0.002×Δθ+Δn1−
dIとされる。この場合へ〇は度(°)で表わす。
なお、ここで、第1の液晶セルのΔn−dを非選択電圧
印加時の液晶の複屈折率Δnlと液晶層の厚みd、との
積Δn、・d、としたのは、ドツトマトリックス表示の
ような高デユーテイ駆動では、非選択の画素にも成る程
度の電圧が印加された状態となっており、゛液晶分子が
ある程度立ち上がっているため、電圧を印加していない
時の液晶のΔnよりも、みかけのΔnが低下するためで
ある。これにより、非選択画素部分が思く表示されるこ
ととなる。
印加時の液晶の複屈折率Δnlと液晶層の厚みd、との
積Δn、・d、としたのは、ドツトマトリックス表示の
ような高デユーテイ駆動では、非選択の画素にも成る程
度の電圧が印加された状態となっており、゛液晶分子が
ある程度立ち上がっているため、電圧を印加していない
時の液晶のΔnよりも、みかけのΔnが低下するためで
ある。これにより、非選択画素部分が思く表示されるこ
ととなる。
これには2通りの場合があり、1つは第2の液晶セルの
ツイスト角θ2が第!の液晶セルのツイスト角θ、より
も大きい場合であり、その差Δθ=θ、−θ、が45@
≦Δθ≦180°とされた場合である。この場合には、
第2の液晶セルのΔn、・d2の値は、第1の液晶セル
のΔn1・dlの値よりも 0.00067×Δθ〜o
、 oozoo×Δθだけ大きくされる。
ツイスト角θ2が第!の液晶セルのツイスト角θ、より
も大きい場合であり、その差Δθ=θ、−θ、が45@
≦Δθ≦180°とされた場合である。この場合には、
第2の液晶セルのΔn、・d2の値は、第1の液晶セル
のΔn1・dlの値よりも 0.00067×Δθ〜o
、 oozoo×Δθだけ大きくされる。
もう1つは、第2の液晶セルのツイスト角θ2が第1の
液晶セルのツイスト角θ、よりも小さい場合であり、そ
の差Δθ=θ2−θ、が−180”≦Δθ≦−45°と
された場合である。
液晶セルのツイスト角θ、よりも小さい場合であり、そ
の差Δθ=θ2−θ、が−180”≦Δθ≦−45°と
された場合である。
この場合には、第2の液晶セルのΔn3・d2の値は、
第1の液晶セルのΔnl + ctlの値よりも小さく
され、具体的には0.00067×Δθ〜0.0020
0×Δθだけ小さくされる。
第1の液晶セルのΔnl + ctlの値よりも小さく
され、具体的には0.00067×Δθ〜0.0020
0×Δθだけ小さくされる。
これにより、スーパーツイストなみの高コントラスト比
で、かつ表示が白黒になり易い。
で、かつ表示が白黒になり易い。
特に、このツイスト角θ1、θ2の差を901(Δθを
90°または一90°)とすることが好ましい。
90°または一90°)とすることが好ましい。
具体的には、例えば第1の液晶セルのツイスト角θ、を
270°とした場合、第2の液晶セルのツイスト角θ2
を360°として、Δθを90”大きくした場合(八〇
を90°)、第2の液晶セルのΔn2・d、を第1の液
晶セル八〇、・d、よりも0.06〜0.18人きくす
ればよい。特に、八〇を90@大きくした場合にはΔn
8・d2をΔn、・dlよりもほぼ0.12大きくする
ことが好ましい。
270°とした場合、第2の液晶セルのツイスト角θ2
を360°として、Δθを90”大きくした場合(八〇
を90°)、第2の液晶セルのΔn2・d、を第1の液
晶セル八〇、・d、よりも0.06〜0.18人きくす
ればよい。特に、八〇を90@大きくした場合にはΔn
8・d2をΔn、・dlよりもほぼ0.12大きくする
ことが好ましい。
逆に、例えば第1の液晶セルのツイスト角θ、を270
°とした場合、第2の液晶セルのツイスト角θ2を 1
80” として、Δθを90°小さくした場合(Δθを
一90°)、第2の液晶セルのΔn2・d2を第1の液
晶セルΔn、・dlよりも0.06〜0.18小さくす
ればよい。特に、Δθを90″小さくした場合にはΔn
2・d2をΔn1・d、よりもほぼ0.12小さくする
ことが好ましい。
°とした場合、第2の液晶セルのツイスト角θ2を 1
80” として、Δθを90°小さくした場合(Δθを
一90°)、第2の液晶セルのΔn2・d2を第1の液
晶セルΔn、・dlよりも0.06〜0.18小さくす
ればよい。特に、Δθを90″小さくした場合にはΔn
2・d2をΔn1・d、よりもほぼ0.12小さくする
ことが好ましい。
なお、本発明では、第1の液晶セルの八〇、・dlはか
なり広い範囲で使用可能であり、 0.5〜2.0μm
程度が使用できる。特に、従来のスーパーツイスト液晶
表示素子で使用される0、7〜1.4μm程度が明るく
、かつコントラスト比の高い表示が容易に得られる。
なり広い範囲で使用可能であり、 0.5〜2.0μm
程度が使用できる。特に、従来のスーパーツイスト液晶
表示素子で使用される0、7〜1.4μm程度が明るく
、かつコントラスト比の高い表示が容易に得られる。
この2層の液晶セルは夫々別の基板に挟持されて、4枚
の基板を使用して2つの液晶セルを形成し、これを積層
して用いてもよいし、3枚の基板を使用して2層の液晶
層を挟持するように2つのセルを形成してもよい。
の基板を使用して2つの液晶セルを形成し、これを積層
して用いてもよいし、3枚の基板を使用して2層の液晶
層を挟持するように2つのセルを形成してもよい。
本発明では、第2の液晶セルは電極を形成しないでよい
ため、位置合わせ等の問題を生じないので、容易に3枚
の基板を使用して2層の液晶層を挟持するようにするこ
とができる。
ため、位置合わせ等の問題を生じないので、容易に3枚
の基板を使用して2層の液晶層を挟持するようにするこ
とができる。
本発明では、第1の液晶セルの液晶のツイスト角は約
180〜300°とされる。これにより、高いコントラ
スト比で、かつドメインの発生が少ない液晶表示素子が
容易に得られる。
180〜300°とされる。これにより、高いコントラ
スト比で、かつドメインの発生が少ない液晶表示素子が
容易に得られる。
また、本発明では、第2の液晶セルの液晶のツイスト角
は、11;1述の如く第1の液晶セルの液晶のツイスト
角よりも45〜180°大きく又は小さくされる。
は、11;1述の如く第1の液晶セルの液晶のツイスト
角よりも45〜180°大きく又は小さくされる。
本発明では、この第1の液晶セルと第2の液晶セルとに
よる2層の液晶層の外側に一対の偏光板が配置される。
よる2層の液晶層の外側に一対の偏光板が配置される。
これら一対の偏光板の偏光軸は、60〜120゜好まし
くはほぼ90°の交差角となるように配置される。最適
な貼り付は角は第1及び第2の液晶層のΔn−dの値及
びそれらの整合度に依存するため、実際には60〜12
0°の範囲で偏光軸の交差角を変化させて、最適化すれ
ばよい。
くはほぼ90°の交差角となるように配置される。最適
な貼り付は角は第1及び第2の液晶層のΔn−dの値及
びそれらの整合度に依存するため、実際には60〜12
0°の範囲で偏光軸の交差角を変化させて、最適化すれ
ばよい。
さらに、2つの液晶セルのツイスト角の差がほぼ90°
の場合には、観察者に対して手前側に設置された偏光板
の偏光軸の方向が観察者に最も近い液量分子軸方向に対
して、30〜60°だけ、特には35〜55°ずらして
設置されることが好ましい。この場合、裏側の偏光板も
同様に、裏側の偏光板の偏光軸の方向が観察者に最も遠
い液晶分子軸方向に対して、30〜60°だけ、特には
35〜55°ずらして設置されることが好ましい。
の場合には、観察者に対して手前側に設置された偏光板
の偏光軸の方向が観察者に最も近い液量分子軸方向に対
して、30〜60°だけ、特には35〜55°ずらして
設置されることが好ましい。この場合、裏側の偏光板も
同様に、裏側の偏光板の偏光軸の方向が観察者に最も遠
い液晶分子軸方向に対して、30〜60°だけ、特には
35〜55°ずらして設置されることが好ましい。
このような配置にすることにより、コントラスト比が高
くなり、かつ明るくなる傾向があるため好ましい。
くなり、かつ明るくなる傾向があるため好ましい。
そして、この手前側の偏光板と裏側の偏光板の、偏光軸
の交差角が60〜120°となるように配置されればよ
い。特には、この交差角が90゜程度とされることが好
ましい。
の交差角が60〜120°となるように配置されればよ
い。特には、この交差角が90゜程度とされることが好
ましい。
本発明の液晶表示素子の電圧無印加時における液晶分子
軸、及び偏光板の偏光軸の相対位置を第1図及び第2図
に示した。
軸、及び偏光板の偏光軸の相対位置を第1図及び第2図
に示した。
第1図及び第2図は、本発明による液晶表示素子夫々上
から見た上側の第2の液晶セル及び下側の第1の液晶セ
ルの液晶分子軸方向と隣接する偏光板の偏光軸の相対位
置を示した乎面図である。なお、両図において、(Δ)
は」二側の第2の液晶セルの構成を示し、(B)は下側
の第!の液晶セルの構成を示している。
から見た上側の第2の液晶セル及び下側の第1の液晶セ
ルの液晶分子軸方向と隣接する偏光板の偏光軸の相対位
置を示した乎面図である。なお、両図において、(Δ)
は」二側の第2の液晶セルの構成を示し、(B)は下側
の第!の液晶セルの構成を示している。
第1図は第2の液晶セルのツイスト角θ、が第1の液晶
セルのツイスト角θ、よりも大きい場合を示している。
セルのツイスト角θ、よりも大きい場合を示している。
第1図において1は電圧印加をしないツイスト角が大き
い第2の液晶セル、 2G:L電圧印加により具体的
に文字等を表示する第!の液晶セルを示している。3は
上側の偏光板の偏光軸、4は下側の偏光板の偏光軸、5
は第2の液晶セルの上側の液晶分子軸方向、6は第2の
液晶セルの下側の液晶分子軸方向、7は第1の液晶セル
の上側の液晶分子軸方向、8は第1の液晶セルの下側の
液晶分子軸方向を示している。
い第2の液晶セル、 2G:L電圧印加により具体的
に文字等を表示する第!の液晶セルを示している。3は
上側の偏光板の偏光軸、4は下側の偏光板の偏光軸、5
は第2の液晶セルの上側の液晶分子軸方向、6は第2の
液晶セルの下側の液晶分子軸方向、7は第1の液晶セル
の上側の液晶分子軸方向、8は第1の液晶セルの下側の
液晶分子軸方向を示している。
第2図は第2の液晶セルのツイスト角θ8が第1の液晶
セルのツイスト角θ、よりも小さい場合を示している。
セルのツイスト角θ、よりも小さい場合を示している。
第2図において11は電圧印加をしないツイスト角が小
さい第2の液晶セル、12は電圧印加により具体的に文
字等を表示する第1の液晶セルを示している。13は上
側の偏光板の偏光軸、14は下側の偏光板の偏光軸、1
5は第2の液晶セルの上側の液晶分子軸方向、16は第
2の液晶セルの下側の液晶分子軸方向、17は第1の液
晶セルの上側の液晶分子軸方向、!8は第1の液晶セル
の下側の液晶分子軸方向を示している。
さい第2の液晶セル、12は電圧印加により具体的に文
字等を表示する第1の液晶セルを示している。13は上
側の偏光板の偏光軸、14は下側の偏光板の偏光軸、1
5は第2の液晶セルの上側の液晶分子軸方向、16は第
2の液晶セルの下側の液晶分子軸方向、17は第1の液
晶セルの上側の液晶分子軸方向、!8は第1の液晶セル
の下側の液晶分子軸方向を示している。
本発明では、この両液晶層の隣接した液晶分子軸がほぼ
直交する、即ち、第2の液晶セルの下側の液晶分子軸方
向6または16と、第1の液晶セルの上側の液晶分子軸
方向7または!7とのなす角ψがほぼ90°とされる。
直交する、即ち、第2の液晶セルの下側の液晶分子軸方
向6または16と、第1の液晶セルの上側の液晶分子軸
方向7または!7とのなす角ψがほぼ90°とされる。
また、一対の偏光板の偏光軸3.4または13.14は
50〜120@の交差角となるように、好ましくはほぼ
直交するようにされている。
50〜120@の交差角となるように、好ましくはほぼ
直交するようにされている。
さらにこの場合、上側の偏光板の偏光軸3.!3は、観
察者に最も近い液晶分子軸方向、即ち。
察者に最も近い液晶分子軸方向、即ち。
上側の第2の液晶セル1,1!の上側の液晶分子軸方向
5.15に対して時計回りにα1例えば48°の角をな
す方向に配置され、下側の偏光板の偏光軸4.14は、
観察者に最も遠い液晶分子軸方向、即ち、下側の第1の
液晶セル2.12の下側の液晶分子軸方向8,18に対
して反時計回りにα3例えば48°の角をなず方向に配
置されており、この上側の偏光板の偏光軸3,13と上
記例では96°の交差角となるように配置されている。
5.15に対して時計回りにα1例えば48°の角をな
す方向に配置され、下側の偏光板の偏光軸4.14は、
観察者に最も遠い液晶分子軸方向、即ち、下側の第1の
液晶セル2.12の下側の液晶分子軸方向8,18に対
して反時計回りにα3例えば48°の角をなず方向に配
置されており、この上側の偏光板の偏光軸3,13と上
記例では96°の交差角となるように配置されている。
両液晶セルでのツイスト角の差がほぼ90°の場合には
、この角度al及びa、が±30〜60゜とされる、ま
た、この説明では偏光軸で示したが、吸収軸でも全く同
様である。
、この角度al及びa、が±30〜60゜とされる、ま
た、この説明では偏光軸で示したが、吸収軸でも全く同
様である。
これにより、本発明てはほぼ白黒に近く、明るい高コン
トラスト比の表示が可能となる。
トラスト比の表示が可能となる。
本発明において、液晶セルを構成する基板は光学的に等
方的な透明基板であればよく、ガラス、プラスチック等
が使用可能である。
方的な透明基板であればよく、ガラス、プラスチック等
が使用可能である。
この内、具体的な内容の表示を行う第1の液晶セルを構
成する基板には、電極が形成され、所望の電極間に電圧
を印加することにより液晶をオンオフして表示を行う、
この電極としては通常I T O(1nsOs−3nO
*) 、Snug等の透明電極及びこれに必要に応じて
組み合わされたA1. Cr。
成する基板には、電極が形成され、所望の電極間に電圧
を印加することにより液晶をオンオフして表示を行う、
この電極としては通常I T O(1nsOs−3nO
*) 、Snug等の透明電極及びこれに必要に応じて
組み合わされたA1. Cr。
Ti等の低抵抗リードが使用でき、−所望のバターニン
グがされる。この代表的な例としては、多数の行列状の
電極が形成されたドツトマトリックス液晶表示素子があ
り、一方の基板に640本のストライブ状の電極が形成
され、他方の基板にこれに直交するように400本のス
トライブ状の電極が形成され、640X 400ドツト
のような表示がなされる。
グがされる。この代表的な例としては、多数の行列状の
電極が形成されたドツトマトリックス液晶表示素子があ
り、一方の基板に640本のストライブ状の電極が形成
され、他方の基板にこれに直交するように400本のス
トライブ状の電極が形成され、640X 400ドツト
のような表示がなされる。
液晶分子を配向させるための処理は、公知のラビング法
、斜め蒸着法等が使用でき、必要に応じて、電極上にS
iOx、Ti0i、Alヨ01等の無機材料の膜及び/
又はポリイミド、ポリアミド等の有機材料の膜を形成し
た後、配向処理されればよい。
、斜め蒸着法等が使用でき、必要に応じて、電極上にS
iOx、Ti0i、Alヨ01等の無機材料の膜及び/
又はポリイミド、ポリアミド等の有機材料の膜を形成し
た後、配向処理されればよい。
なお、本発明では、白黒表示に近い表示が得られるため
、カラーフィルターを併用してカラフルな表示が可能と
なる。特に、高デユーテイ駆動でも、コントラスト比が
高く採れるため。
、カラーフィルターを併用してカラフルな表示が可能と
なる。特に、高デユーテイ駆動でも、コントラスト比が
高く採れるため。
フルカラーによる階調表示も可能であり、液晶テレビに
も使用できる。
も使用できる。
このカラーフィルターは、セル内面に形成することによ
り、視角によるズレな生じなく、より精密なカラー表示
が可能となる。具体的には、電極の下側に形成されても
よいし、電極の1−側に形成されてもよい。
り、視角によるズレな生じなく、より精密なカラー表示
が可能となる。具体的には、電極の下側に形成されても
よいし、電極の1−側に形成されてもよい。
特に、本発明では明るい表示が可能なため、透過型でも
反射型でも適用可能であり、その応用範囲が広い。
反射型でも適用可能であり、その応用範囲が広い。
ここで、上記説明では、電圧を印加しない第2の液晶層
を上に配置したが、逆に士に配置してもよい。
を上に配置したが、逆に士に配置してもよい。
また、−f:記説明では、Lに配置した液晶層を右らせ
んとし、下に配置した液晶層を左らせんとしたが、上下
のらせんの組み合わせは、この逆としてもよい。
んとし、下に配置した液晶層を左らせんとしたが、上下
のらせんの組み合わせは、この逆としてもよい。
また、より色を完全に白黒化する必要がある場合には、
色を補正するだめのカラーフィルターを併用したり、特
定の波長分布を有する照明を用いたりしてもよい。
色を補正するだめのカラーフィルターを併用したり、特
定の波長分布を有する照明を用いたりしてもよい。
本発明の液晶表示素子は、黒い背景に白色の表示となる
ため、通常はネガ型の表示となり、透過型で使用される
ことが多いが、反射型での使用も可能である。また、反
射型の場合には背景部分を印刷により白色に近い色とし
、表示したくない部分に選択電圧を印加するように、逆
の駆動をすることもできる。
ため、通常はネガ型の表示となり、透過型で使用される
ことが多いが、反射型での使用も可能である。また、反
射型の場合には背景部分を印刷により白色に近い色とし
、表示したくない部分に選択電圧を印加するように、逆
の駆動をすることもできる。
本発明は、この外、本発明の効果を損しない範囲内で、
通常の液晶表示素子で使用されている種々の技術が適用
可能である。
通常の液晶表示素子で使用されている種々の技術が適用
可能である。
[作用1
本発明の動作原理については、必ずしも明らかではない
が、およそ次のように推定できる。
が、およそ次のように推定できる。
わかり易くするために、第1の液晶層のツイスト角θ1
を270°とし、第2の液晶層のツイスト角θ2を36
0@ とじ、2つの液晶層のツイスト角の差を90°と
した場合を例にとって説明する。
を270°とし、第2の液晶層のツイスト角θ2を36
0@ とじ、2つの液晶層のツイスト角の差を90°と
した場合を例にとって説明する。
本発明の液晶表示素子においては、2つの液晶層のΔn
1・d、とΔn8・d8が特定の関係となるようにされ
ているので、第1の液晶層に電界が印加されていない状
態において、偏光板を透過してほぼ完全に直線偏光化さ
れた光が第1の液晶層な透過すると、だ円偏光の状態と
なるが、このだ円偏光が第2の液晶層を透過することで
第1の液晶層に入射する;1?Iの直線偏光の状態に近
づけられる。
1・d、とΔn8・d8が特定の関係となるようにされ
ているので、第1の液晶層に電界が印加されていない状
態において、偏光板を透過してほぼ完全に直線偏光化さ
れた光が第1の液晶層な透過すると、だ円偏光の状態と
なるが、このだ円偏光が第2の液晶層を透過することで
第1の液晶層に入射する;1?Iの直線偏光の状態に近
づけられる。
本発明に示されるような2層の液晶層を用いた場合のこ
のような効果は、光学的に一軸異方性を有する薄層など
の媒質を、その先軸が互いに直交するように積層させた
場合、見かけ土兄学的異方性を失うという事実に基づい
ている。
のような効果は、光学的に一軸異方性を有する薄層など
の媒質を、その先軸が互いに直交するように積層させた
場合、見かけ土兄学的異方性を失うという事実に基づい
ている。
このようにほぼ直線偏光に戻された出射光に対して、そ
の入射側の偏光板の偏光軸とほぼ直交する方向に出射側
の偏光板の偏光軸を設けることにより、透過光が吸収さ
れ、黒色化する。
の入射側の偏光板の偏光軸とほぼ直交する方向に出射側
の偏光板の偏光軸を設けることにより、透過光が吸収さ
れ、黒色化する。
一方、第1の液晶層に電界が印加された状態においては
、第1の液−1層層の液晶分子の配列が変わり、常に電
界が印加されていない第2の液晶層の出射側で、入射側
の偏光方向とほぼ直交゛する方向に偏光軸が偏り、出射
側に配置された偏光板をそのまま通過することとなるの
で、電界印加部(電気的に選択されたセグメント部)が
白色化し、結果として白と黒との表示色になる。
、第1の液−1層層の液晶分子の配列が変わり、常に電
界が印加されていない第2の液晶層の出射側で、入射側
の偏光方向とほぼ直交゛する方向に偏光軸が偏り、出射
側に配置された偏光板をそのまま通過することとなるの
で、電界印加部(電気的に選択されたセグメント部)が
白色化し、結果として白と黒との表示色になる。
これにより、従来のスーパーツイスト液晶表示素子が黄
緑色と暗青色、青紫色と淡黄色等特定の色相の組み合せ
でのみ良好なコントラストを示したのに対し、本発明で
は、明るく鮮明な白黒表示で高コントラスト比の表示が
可能となる。
緑色と暗青色、青紫色と淡黄色等特定の色相の組み合せ
でのみ良好なコントラストを示したのに対し、本発明で
は、明るく鮮明な白黒表示で高コントラスト比の表示が
可能となる。
本発明では、両液晶層でツイスト角が異っているのもか
かわらず、Δn1・d、とΔn2・d2が特定の関係に
なっているので、高コントラスト比の白黒表示が得られ
る。
かわらず、Δn1・d、とΔn2・d2が特定の関係に
なっているので、高コントラスト比の白黒表示が得られ
る。
本発明では1時分割特性がスーパーツイスト液晶表示素
子と同程度であるうえ、前述したように明るく鮮明な白
黒表示が可能なため、赤、緑、青の三原色の微細カラー
フィルターをセル内面等に配置することにより、高密度
のマルチカラー液晶表示素子とすることも可能である。
子と同程度であるうえ、前述したように明るく鮮明な白
黒表示が可能なため、赤、緑、青の三原色の微細カラー
フィルターをセル内面等に配置することにより、高密度
のマルチカラー液晶表示素子とすることも可能である。
本発明の液晶表示素子は、パーソナルコンピューター、
ワードプロセッサー、ワークステージElン等の表示素
子として好適であるが、この外液晶テレビ、魚群探知器
、レーダー、オシロスコープ、各種民生用ドツトマトリ
ックス表示装置笠白黒表示、カラー表示をとわず種々の
用途に使用可能である。
ワードプロセッサー、ワークステージElン等の表示素
子として好適であるが、この外液晶テレビ、魚群探知器
、レーダー、オシロスコープ、各種民生用ドツトマトリ
ックス表示装置笠白黒表示、カラー表示をとわず種々の
用途に使用可能である。
[実施例1
次に図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
実施例1
第1図のような構成を有する液晶表示素子を作成した。
1枚口の基板として、ガラス基板上に設けられたITO
透明電極をストライブ状にバターニングし、ポリイミド
のオーバーコートをし、これをラビングして配向層を形
成した基板を使用した。
透明電極をストライブ状にバターニングし、ポリイミド
のオーバーコートをし、これをラビングして配向層を形
成した基板を使用した。
2枚口の基板として、1枚口の基板とガラス基板上に設
けられたITO透明電極を1枚口の基板と直交するよう
にストライブ状にバターニングし、ポリイミドのオーバ
ーコートをし、これをラビングして配向層を形成すると
ともに、電極の形成されていないその裏側にもポリイミ
ドのオーバーコートをし、これを表側と直交するような
方向にラビングして配向層を形成した基板を使用した。
けられたITO透明電極を1枚口の基板と直交するよう
にストライブ状にバターニングし、ポリイミドのオーバ
ーコートをし、これをラビングして配向層を形成すると
ともに、電極の形成されていないその裏側にもポリイミ
ドのオーバーコートをし、これを表側と直交するような
方向にラビングして配向層を形成した基板を使用した。
3枚目の基板として、電極の形成されていない弔、なる
ガラス基板を使用し、ポリイミドのオーバーコートをし
、これをラビングして配向層を形成した基板を使用した
。
ガラス基板を使用し、ポリイミドのオーバーコートをし
、これをラビングして配向層を形成した基板を使用した
。
この3枚の基板の周辺をシール材でシールして、液晶を
注入する層を2つ形成した。この2つの層に互いに逆ね
じれの誘電異方性が正のネマチック液晶を注入して、注
入口を封止した。
注入する層を2つ形成した。この2つの層に互いに逆ね
じれの誘電異方性が正のネマチック液晶を注入して、注
入口を封止した。
この第1の液晶セルのツイスト角は左らせんで240°
とし、その電圧非印加時のΔn−dを0.82としく非
選択電圧印加時にはΔn1−d、は0.79となる)%
第2の液晶セルのツイスト角は右らせんで330@ と
じ、そのΔn3・d2は0,9oとした。
とし、その電圧非印加時のΔn−dを0.82としく非
選択電圧印加時にはΔn1−d、は0.79となる)%
第2の液晶セルのツイスト角は右らせんで330@ と
じ、そのΔn3・d2は0,9oとした。
この場合、Δn3・d、はΔn1・d+よりも0.11
人きく 、 +liI記範囲Δni −cla= 0.
00067×Δθ+Δn+ ’ d+〜0.00200
×Δθ+Δnl −d+の範囲、即ち、 0.0603
〜0.180の範囲に入っており、かつその中央の値0
.12とほぼ等しい値とされている。
人きく 、 +liI記範囲Δni −cla= 0.
00067×Δθ+Δn+ ’ d+〜0.00200
×Δθ+Δnl −d+の範囲、即ち、 0.0603
〜0.180の範囲に入っており、かつその中央の値0
.12とほぼ等しい値とされている。
この液晶セルの両面に一対の偏光板を、第1図に示すよ
うにat=48° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに48°)及びa*=
48° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに48@)とした。これにより
、その偏光軸が丘いに96°で交差するように配置した
。
うにat=48° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに48°)及びa*=
48° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに48@)とした。これにより
、その偏光軸が丘いに96°で交差するように配置した
。
この液晶表示素子を裏側に冷陰極放電着付のバックライ
トを配置して、 I/200デユーティ。
トを配置して、 I/200デユーティ。
1715バイアスで駆動した場合、鮮明な白黒表示が得
られた。
られた。
この時、非選択電圧に相当するセグメントは黒色1選択
電圧に相当するセグメントは白色であり、コントラスト
比は約40以上が得られた。
電圧に相当するセグメントは白色であり、コントラスト
比は約40以上が得られた。
実施例2
実施例1の偏光板の貼り付は角度を変更した外は実施例
1と同様にして液晶表示素子を製造した。
1と同様にして液晶表示素子を製造した。
即ち、液晶セルの両面に一対の偏光板を、第1図に示す
ようにα、=40”(上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに40°)及びα2=
40° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに40°)とした。これにより
、その偏光軸が互いに80°で交差するように配置した
。
ようにα、=40”(上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに40°)及びα2=
40° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに40°)とした。これにより
、その偏光軸が互いに80°で交差するように配置した
。
この液、へ表示素子を実施例1と同様にして駆動したと
ころ、実施例1に比して、コントラスト比が40以−L
の領域は減少したが、明るい鮮明な白黒表示が得られた
。
ころ、実施例1に比して、コントラスト比が40以−L
の領域は減少したが、明るい鮮明な白黒表示が得られた
。
比較例1
第2の液晶セルのツイスト角を右らせんで240″′と
し、そのΔn2・d2を0.79とした外は実施例2と
同様にして製造した液晶表示素子に比較して、実施例1
、実施例2の液晶表示素子はともに白部分が明るいもの
であった。特に、実施例2の液晶表示素rはより明るい
ものであった。
し、そのΔn2・d2を0.79とした外は実施例2と
同様にして製造した液晶表示素子に比較して、実施例1
、実施例2の液晶表示素子はともに白部分が明るいもの
であった。特に、実施例2の液晶表示素rはより明るい
ものであった。
また、コントラスト比の点では、実施例の液晶表示素r
−はいずれも市面方向のコントラスト比が高く1反視角
方向でのコントラスト比の高い部分が広いものであった
。特に、実施例1の液晶表示素子はコントラスト比が高
いものであった。
−はいずれも市面方向のコントラスト比が高く1反視角
方向でのコントラスト比の高い部分が広いものであった
。特に、実施例1の液晶表示素子はコントラスト比が高
いものであった。
実施例3
第1の液晶セルのツイスト角は左らせんで240°とし
、その電圧非印加時のΔn・(Iを0゜82としく非選
択電圧印加時にはΔn、・dlは0.79となる)と実
施例1と同じにし1、第2の液晶セルのツイスト角は右
らせんで 150a とし、そのΔn2・d2は0.6
7とした。
、その電圧非印加時のΔn・(Iを0゜82としく非選
択電圧印加時にはΔn、・dlは0.79となる)と実
施例1と同じにし1、第2の液晶セルのツイスト角は右
らせんで 150a とし、そのΔn2・d2は0.6
7とした。
この場合、Δn2・d2はΔn、・dlよりも0.12
小さく 2・iil記範囲Δn2・dx= 0.00
067×Δθ+Δn+ ’ d+〜0.0020[1×
Δθ+Δn+ ’ d+の範囲、即ち、−0,0603
〜−0,180の範囲に入っており、かつその中央の値
−0,12と等しい値とされている。
小さく 2・iil記範囲Δn2・dx= 0.00
067×Δθ+Δn+ ’ d+〜0.0020[1×
Δθ+Δn+ ’ d+の範囲、即ち、−0,0603
〜−0,180の範囲に入っており、かつその中央の値
−0,12と等しい値とされている。
この液晶セルの両面に一対の偏光板を、第2図に示すよ
うにα1=48° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに48°)及びa、=
50° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに50°)とした。これにより
、その偏光軸が亙いに98°で交差するように配置した
。
うにα1=48° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに48°)及びa、=
50° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の
配向方向から反時計回りに50°)とした。これにより
、その偏光軸が亙いに98°で交差するように配置した
。
この液晶表示素子を実施例1と同様にして駆動したとこ
ろ、実施例1と同様なコントラスト比40以−ヒの明る
い鮮明な白黒表示が得られた。
ろ、実施例1と同様なコントラスト比40以−ヒの明る
い鮮明な白黒表示が得られた。
実施例4
実施例3の偏光板の貼り付は角度を変更した外は実施例
3と同様にして液晶表示素子を製造した。
3と同様にして液晶表示素子を製造した。
即ち、液晶セルの両面に一対の偏光板を、第2図に示す
ように(!l =40” (上側の偏光板の偏光軸が
最も上の液晶分子の配向方向から時計回りに40@)及
びα1=48° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液
晶分子の配向方向から反時、:1回りに40@)とした
。これにより5.その偏光軸がLLいに80°で交差す
るように配置した。
ように(!l =40” (上側の偏光板の偏光軸が
最も上の液晶分子の配向方向から時計回りに40@)及
びα1=48° (下側の偏光板の偏光軸が最も下の液
晶分子の配向方向から反時、:1回りに40@)とした
。これにより5.その偏光軸がLLいに80°で交差す
るように配置した。
この液晶表示素子を実施例3と同様にして駆動したとこ
ろ、実施例3に比して、コントラスト比が40以l二の
領域は減少したが、より明るい鮮明な白黒表示が得られ
た。
ろ、実施例3に比して、コントラスト比が40以l二の
領域は減少したが、より明るい鮮明な白黒表示が得られ
た。
実施例5
第1の液晶層のツイスト角を220’ とし、第2の液
晶層のツイスト角を310° とした外は、実施例1と
同様にして液晶表示素rを作成し、駆動したところ、実
施例1よりコントラスト比がやや低下したことを除き、
実施例1と同様の白黒表示が得られた。
晶層のツイスト角を310° とした外は、実施例1と
同様にして液晶表示素rを作成し、駆動したところ、実
施例1よりコントラスト比がやや低下したことを除き、
実施例1と同様の白黒表示が得られた。
実施例6
第1の液晶層のツイスト角を2001とし、第2の液晶
層のツイスト角を290°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
5よりコントラスト比がやや低下したことを除き、実施
例1と同様の白黒表示が得られた。
層のツイスト角を290°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
5よりコントラスト比がやや低下したことを除き、実施
例1と同様の白黒表示が得られた。
実施例7
第1の液晶層のツイスト角を270°とし、第2の液晶
層のツイスト角を360°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
1よりコントラスト比がやや向上したことを除き、実施
例1と同様の白黒表示が得られた。
層のツイスト角を360°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
1よりコントラスト比がやや向上したことを除き、実施
例1と同様の白黒表示が得られた。
実施例8
第1の液晶層のツイスト角を220”とし、第2の液晶
層のツイスト角を130°とした外は、実施例3と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
3よりコントラスト比がやや低下したことを除き、実施
例3と同様の白黒表示が得られた。
層のツイスト角を130°とした外は、実施例3と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
3よりコントラスト比がやや低下したことを除き、実施
例3と同様の白黒表示が得られた。
実施例9
第1の液晶層のツイスト角をシ00°とし、第2の液晶
層のツイスト角を110°とした外は。
層のツイスト角を110°とした外は。
実施例3と同様にして液晶表示素子を作成し、駆動した
ところ、実施例8よりコントラスト比がやや低下したこ
とを除き、実施例3と同様の白黒表示が得られた。
ところ、実施例8よりコントラスト比がやや低下したこ
とを除き、実施例3と同様の白黒表示が得られた。
実施例10
第1の液晶層のツイスト角を270°とし、第2の液晶
層のツイスト角を180°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
3よりコントラスト比がやや向−卜したことを除き、実
施例3と同様の白黒表示が得られた。
層のツイスト角を180°とした外は、実施例1と同様
にして液晶表示素子を作成し、駆動したところ、実施例
3よりコントラスト比がやや向−卜したことを除き、実
施例3と同様の白黒表示が得られた。
実施例!l
第1の液晶セルのツイスト角は左らせんで240°とし
、その電圧非印加時のΔn−dを0゜82としく非選択
電圧印加時にはΔn1・むけ0.79となる)と実施例
1と同じにし1、第2の液晶セルのツイスト角は右らせ
んで170@とし、そのΔn2・d2は0.70とした
。
、その電圧非印加時のΔn−dを0゜82としく非選択
電圧印加時にはΔn1・むけ0.79となる)と実施例
1と同じにし1、第2の液晶セルのツイスト角は右らせ
んで170@とし、そのΔn2・d2は0.70とした
。
この場合、Δn2・d、はΔn、・d、よりも0.09
小さく、前記範囲Δnx ・d*= 0.00067×
Δθ+Δn+ ’ d+” 0.00200×Δθ+Δ
n+ ” d+の範囲、即ち、−0,0469〜−0,
140の範囲に入っており、かつその中央の値−0,0
945とほぼ等しい値とされている。
小さく、前記範囲Δnx ・d*= 0.00067×
Δθ+Δn+ ’ d+” 0.00200×Δθ+Δ
n+ ” d+の範囲、即ち、−0,0469〜−0,
140の範囲に入っており、かつその中央の値−0,0
945とほぼ等しい値とされている。
この液晶セルの両面に一対の偏光板を、第2図に示すよ
うにa+=40° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに40°)及びa、=
40@(下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の配
向方向から反時計回りに40°)とした。これにより、
その偏光軸が互いに90°で交差するように配置した。
うにa+=40° (上側の偏光板の偏光軸が最も上の
液晶分子の配向方向から時計回りに40°)及びa、=
40@(下側の偏光板の偏光軸が最も下の液晶分子の配
向方向から反時計回りに40°)とした。これにより、
その偏光軸が互いに90°で交差するように配置した。
この液晶表示素子を実施例1と同様にして駆動したとこ
ろ、実施例1とよりコントラスト比はやや低下したが、
明るい鮮明な白黒表示が得られた。
ろ、実施例1とよりコントラスト比はやや低下したが、
明るい鮮明な白黒表示が得られた。
実施例12
実施例1においては、第1の液晶セルと第2の液晶セル
との上下の関係を逆にし、観察者の手前側に表示用の第
1の液晶セルを配置したほかは、実施例1と同様にして
液晶表示素子を製造し、駆動したところ、実施例1とほ
ぼ同等のコントラスト比を有する明るい鮮明な白黒表示
が得られた。
との上下の関係を逆にし、観察者の手前側に表示用の第
1の液晶セルを配置したほかは、実施例1と同様にして
液晶表示素子を製造し、駆動したところ、実施例1とほ
ぼ同等のコントラスト比を有する明るい鮮明な白黒表示
が得られた。
実施例13
実施例1の液晶表示素子の電極上にストライブ状に3色
のカラーフィルター層を形成して駆動したところ、フル
カラーの階調駆動が可能であった。
のカラーフィルター層を形成して駆動したところ、フル
カラーの階調駆動が可能であった。
比較例2
従来のスーパーツイスト液晶表示素子として実施例1の
第1の液晶層のみの液晶表示素子を作成した。
第1の液晶層のみの液晶表示素子を作成した。
これを実施例暑と同様の条件で駆階したところ、液晶の
ツイスト角によりやや差があったが、その非選択電圧に
相当するセグメントは淡青色、選択電圧に相当するセグ
メントは暗青色であり、コントラスト比は6〜8程度で
あった。
ツイスト角によりやや差があったが、その非選択電圧に
相当するセグメントは淡青色、選択電圧に相当するセグ
メントは暗青色であり、コントラスト比は6〜8程度で
あった。
[発明の効果]
以上に説明したように本発明は、従来のスーパーツイス
ト液晶表示素子と同等乃至はそれ以上のコントラスト比
を持ちながら、より白黒に近い表示が可能となり、表示
として明るく鮮明でかつ表示品位が高い表示が得られる
。
ト液晶表示素子と同等乃至はそれ以上のコントラスト比
を持ちながら、より白黒に近い表示が可能となり、表示
として明るく鮮明でかつ表示品位が高い表示が得られる
。
特に、同じツイスト角の逆ねじれの液晶層をも1層した
スーパーツイスト液晶表示素子に比しても、明るく、か
つ正面方向でのコントラスト比の高い液晶表示素子が容
易に得られる。
スーパーツイスト液晶表示素子に比しても、明るく、か
つ正面方向でのコントラスト比の高い液晶表示素子が容
易に得られる。
また、表示が白黒に近いということから、カラーフィル
ターと組み合わせることにより、カラフルな表示が可能
となり、特に、赤、緑、青のカラーフィルターを画素ご
とに配置することにより、マルチカラーやフルカラーの
表示も実現できるという効果も認められ、より多様性の
ある応用が開ける。
ターと組み合わせることにより、カラフルな表示が可能
となり、特に、赤、緑、青のカラーフィルターを画素ご
とに配置することにより、マルチカラーやフルカラーの
表示も実現できるという効果も認められ、より多様性の
ある応用が開ける。
特に、本発明では白黒に近い表示が可能であるにもかか
わらず、明るい表示可能であり、透過型のみならず、反
射型の表示も可能であり、その応用範囲が広いものであ
る。
わらず、明るい表示可能であり、透過型のみならず、反
射型の表示も可能であり、その応用範囲が広いものであ
る。
本発明は1本発明の効果を損しない範囲内で今後とも種
々の応用が可能なものである。
々の応用が可能なものである。
第1図(A)(13)及び第2図(A)(B)は、本発
明による液晶表示素子の夫々−Lから見たl−側の第2
の液晶セル及び下側の第1の液晶セルの液晶分子軸方向
と隣接する偏光板の偏光軸の相対位置を示した平面図で
ある。 1.11は電圧印加をしない第2の液晶セル、2.12
は電圧印加をする第1の液晶セル、3.13はに側の偏
光板の偏光軸、 4.14は下側の偏光板2の偏光軸、 5.15は第2の液晶セルの−L側の液晶分子軸方向、 6.16は第2の液晶セルの下側の液晶分子軸方向、 7.17は第1の液晶セルの」二側の液晶分子軸方向、 8.18は第1の液晶セルの下側の液晶分子軸方向 第1区
明による液晶表示素子の夫々−Lから見たl−側の第2
の液晶セル及び下側の第1の液晶セルの液晶分子軸方向
と隣接する偏光板の偏光軸の相対位置を示した平面図で
ある。 1.11は電圧印加をしない第2の液晶セル、2.12
は電圧印加をする第1の液晶セル、3.13はに側の偏
光板の偏光軸、 4.14は下側の偏光板2の偏光軸、 5.15は第2の液晶セルの−L側の液晶分子軸方向、 6.16は第2の液晶セルの下側の液晶分子軸方向、 7.17は第1の液晶セルの」二側の液晶分子軸方向、 8.18は第1の液晶セルの下側の液晶分子軸方向 第1区
Claims (12)
- (1)ほぼ平行に配置された一対の透明電極基板間に旋
光性物質を含有した誘電異方性が正のネマチック液晶を
挟持し、その電圧無印加時における両電極間での液晶分
子のツイスト角θ_1を180〜300゜とした第1の
液晶セルの外側に一対の偏光板を設置した液晶表示素子
において、一方の電極とその電極側の偏光板との間に、
前記ネマチック液晶層とツイスト角が45〜180゜ず
れたツイスト角θ_2で、かつそのらせん方向が逆であ
るネマチック液晶を挟持した第2の液晶セルを設け、第
2の液晶セルのツイスト角θ_2と第1の液晶セルのツ
イスト角θ_1の差をΔθ=θ_2−θ_1とし、第1
の液晶セルの非選択電圧印加時の液晶の複屈折率Δn_
1と液晶層の厚みd_1との積をΔn_1・d_1とし
た時に、第2の液晶セルの液晶の複屈折率△θd_2と
液晶層の厚みd_3との積Δn_2・d_2が0.00
067×Δθ+Δn_1・d_1〜0.00200×Δ
θ+Δn_1・d_1(ただしΔθは°で表わす)とし
、かつ両液晶層の隣接した液晶分子軸をほぼ直交するよ
うに配置し、一対の偏光板の偏光軸を60〜120°交
差角となるように配置したことを特徴とする液晶表示素
子。 - (2)第2の液晶セルを挟持する基板には電極が設けら
れていない特許請求の範囲第1項記載の液晶表示素子。 - (3)第2の液晶セルのツイスト角θ_2を第1の液晶
セルのツイスト角θ_1よりも45〜180゜大きくし
、Δn_2・d_2をΔn_1・d_1よりも0.00
067×Δθ〜0.00200×Δθ大きくした特許請
求の範囲第1項または第2項記載の液晶表示素子。 - (4)第2の液晶セルのツイスト角θ_2を第1の液晶
セルのツイスト角θ_1よりもほぼ90゜大きくし、Δ
n_2・d_2をΔn_1・d_1よりも0.06〜0
.18大きくした特許請求の範囲第3項記載の液晶表示
素子。 - (5)Δn_2・d_2をΔn_1・d_1よりもほぼ
0.12大きくした特許請求の範囲第4項記載の液晶表
示素子。 - (6)第2の液晶セルのツイスト角θ_2を第1の液晶
セルのツイスト角θ_1よりも45〜180゜小さくし
、Δn_2・d_2をΔn_1・d_1よりも0.00
067×Δθ〜0.00200×Δθ小さくした特許請
求の範囲第1項または第2項記載の液晶表示素子。 - (7)第2の液晶セルのツイスト角θ_2を第1の液晶
セルのツイスト角θ_1よりもほぼ90゜小さくし、Δ
n_2・d_2をΔn_1・d_1よりも0.06〜0
.18小さくした特許請求の範囲第6項記載の液晶表示
素子。 - (8)Δn_2・d_2をΔn_1・d_1よりもほぼ
0.12大きくした特許請求の範囲第7項記載の液晶表
示素子。 - (9)観察者に対して手前側に設置された偏光板の偏光
軸の方向が観察者に最も近い液晶分子軸方向に対して、
30〜60゜だけずらして設置され、かつ観察者に対し
て裏側に設置された偏光板の偏光軸の方向が観察者に最
も遠い液晶分子軸方向に対して、30〜60゜だけずら
して設置されている特許請求の範囲第4項、第5項、第
7項、第8項のいずれか一項記載の液晶表示素子。 - (10)カラーフィルターを各電極に対応して形成した
特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか一項記載の液
晶表示素子。 - (11)カラーフィルターがセル内部に形成されている
特許請求の範囲第10項記載の液晶表示素子。 - (12)カラーフィルターが赤、緑、青のカラー層であ
り、マルチカラー表示をする特許請求の範囲第10項ま
たは第11項記載の液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26275487A JPH01106018A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26275487A JPH01106018A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01106018A true JPH01106018A (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=17380124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26275487A Pending JPH01106018A (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01106018A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5559157A (en) * | 1992-05-26 | 1996-09-24 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Ophthalmic compositions containing vitamin E or ester thereof as an active ingredient |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP26275487A patent/JPH01106018A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5559157A (en) * | 1992-05-26 | 1996-09-24 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | Ophthalmic compositions containing vitamin E or ester thereof as an active ingredient |
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