JPH01102873A - 高速信号用コネクタ - Google Patents

高速信号用コネクタ

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JPH01102873A
JPH01102873A JP62251426A JP25142687A JPH01102873A JP H01102873 A JPH01102873 A JP H01102873A JP 62251426 A JP62251426 A JP 62251426A JP 25142687 A JP25142687 A JP 25142687A JP H01102873 A JPH01102873 A JP H01102873A
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coaxial
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ground
thin metal
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Katsuhiko Sakamoto
克彦 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえばコンピュータの高速ディジタル信号
等を中継する高速信号用コネクタの改良に関し、特に、
高速信号を伝達するのにより適した高速信号用コネクタ
に関するものである。
(従来の技術) 回路や機器の相互間を電気的に接続する手段として、接
続や取り外しの便等のために従来からコネクタがよく使
われている。このコネクタの一種として、たとえばコン
ピュータ等の高速ディジタル信号を伝達する等、高速信
号の伝達を目的とする高速信号用コネクタがある。
この高速信号用コネクタの例としては、たとえば特開昭
60−88570号公報に記載されたものがあり、以下
この例に沿って従来技術を説明する。
第8図は上記従来例の概略を示す図である。導電性の板
ao、stを縦横に格子状に組み合わせ、多数の角柱状
の深溝32が形成されている。同軸ケーブルに接続され
、周囲がこの同軸ケーブルのグランド線と接続されて内
部に信号ピンが挿入される深穴を有する円筒状の同軸ピ
ン(第1図参照)が、図の上方から深溝32に挿入され
る。これにより、この同軸ピンの外周は、接触部33に
挾持される。
一方、図の下方から孔34を通り同軸ピン内の深穴内に
信号ピンが挿入され、同軸ケーブルの信号線とこの信号
ピンが電気的に結合されるとともに、孔35からグラン
ドピンが挿入され接触部36に挾持されて、同軸ケーブ
ルのグランド線とグランドピンとが板30の図に示した
矢印Aの経路を経由して電気的に結合される。このよう
にして、図の上方から多数の同軸ピンが挿入されるとと
もに、これに対応して図の下方から交互に配列された多
数の信号ピンとグランドピンが挿入され、各同軸ケーブ
ルの信号線とこれに対応した各信号ピンとが電気的に結
合されるとともに、各同軸ケーブルのグランド線とこれ
に対応した各グランドピンとが電気的に結合され、高速
信号が伝達される。
(発明が解決しようとする問題点) 近年、コンピュータ等の超高速化が進み、これに伴い高
速信号用コネクタもより高速の信号(たとえばGHz以
上)を伝達できるものが求められてきた。
上記従来例は、ある程度の高速信号を伝達するには優れ
ているが、接地電位を形成する導電部材が多数の板を格
子状に組み合わされて形成されているため、板と板の接
触部分において接触によるインピーダンスが生ずる、ま
た、同軸ピンの外周と接触する接触部33と、グランド
ピンと接触する接触部36との間が図に示した矢印Aの
経路を経由して電気的に結合されており、固接触部間の
導電経路に距離がある等のことから、正しい波形で伝達
できる周波数に限界があり、より高速な信号を伝達でき
るコネクタが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、導電部材が同電位に保たれ
易く、かつ確実に上記固接触部間が最短距離で電気的に
接続されるようにして、より高速の信号を確実に伝達す
ることができる、高速信号用コネクタを提供することを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の高速信号用コネクタは、多数の同軸ケーブルに
それぞれ接続された同軸ピンを一方向から受容し、かつ
、受容された同軸ピン内にこのピンの先端から挿入され
同軸ケーブルの信号線と電気的に接続されて高速信号を
伝達する多数の信号ピンと、同軸ケーブルのグランド線
と電気的に接続された同軸ピンの外周と導電部材を介し
て電気的に接続され接地電位を形成する多数のグランド
ピンとを上記一方向とは反対の方向から受容する高速信
号用コネクタにおいて、  。
上記導電部材が、各ピンの挿入方向と略直角な方向に延
び、重ね合わされた、1枚または数枚の同軸ピン保持用
金属薄板と、1枚または数枚のグランドピン保持用金属
薄板とにより形成されており、 同軸ピン保持用金属薄板が同軸ピンを受容する各位置に
おいて切り起こされた部分により同軸ピンを弾性的に保
持するとともに、この切り起こされた部分の中央にすべ
ての同軸ピン保持用金属薄仮およびグランドピン保持用
金属薄板を貫通する孔が設けられてなる同軸ピンコンタ
クトと、グランドピン保持用金属薄板がグランドピンを
受容する各位置において切り起こされた部分によりこの
グランドピンを弾性的に保持するように形成されてなる
グランドピンコンタクトとを備え、各同軸ピンコンタク
トと、それぞれの同軸ピンコンタクトに隣接するグラン
ドピンコンタクトの間において、互いに隣接した同軸ピ
ン保持用金属薄板とグランドピン保持用金属薄板のいず
れか一方が他方側に突出した凸部を有していることを特
徴とするものである。
(作  用) 本発明の高速信号用コネクタは、上記導電部材が、1枚
または数枚の同軸ピン保持用金属薄板と1枚または数枚
のグランドピン保持用金属薄板が重ね合わされて形成さ
れているが、前述した従来例のように多数の板を格子状
に組み合わせて導電部材を形成した場合と比べ枚数が圧
倒的に少なくて済むため、この導電部材が同電位に保た
れ易い。
また、同軸ピン保持用金属薄板とグランドピン保持用金
属薄板を切り起こしてそれぞれ同軸ピン保持用コンタク
トとグランドピン保持用コンタクトを形成し、かつ両金
属薄板は重ね合わされているため、同軸ピンの外周とグ
ランドピンとの間が最短経路で電気的に接続されること
となる。さらに、各同軸ピンコンタクトと、それぞれの
同軸ピンコンタクトに隣接するグランドピンコンタクト
の間において、互いに隣接した同軸ピン保持用金属薄板
とグランドピン保持用金属薄板のいずれか一方が他方側
に突出した凸部を有しているため、この凸部の位置にお
いて両金属薄板が確実に接触することとなり、上記最短
経路で電気的に接続されることが保証される。以上のこ
とから、本発明の高速信号用コネクタは、前述した従来
例と比較し、より高速の信号を正しい波形で確実に伝達
することができることとなる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の断
面図である。この断面図の右半分および左半分は、それ
ぞれ同軸ピン3と信号ピン7が挿入される位置、および
グランドピン8が挿入される位置の断面を示している。
この高速信号用コネクタ1は、多数の同軸ケーブル2に
それぞれ接続された多数の同軸ピン3が図の上方から挿
入される多数の深孔4を有する同軸ピン受容ハウジング
5、多数の同軸ピン3に対応して基板6に植設された多
数の信号ピン7および多数のグランドピン8をそれぞれ
受容する多数の孔9および多数の孔lOを有する信号ピ
ンおよびグランドピン受容ハウジング11.および各ピ
ンの挿入方向と略直角な方向に延び、両ハウジング5゜
11に挾持された2枚の同軸ピン保持用金属薄板12a
、12bおよび1枚のグランドピン保持用金属薄板12
cから構成されている(以下同軸ピン保持用金属薄板と
グランドピン保持用金属薄板の両者を指すときは、単に
「金属薄板」と称する。)。
同軸ピン保持用金属薄板12a、12bは、多数の同軸
ピン3が上方から同軸ピン受容ハウジング5の深孔4に
挿入されたときこの同軸ピン3の先端3aが金属薄板1
2a、 12b、 12cを横切る各位置において、図
に示すように同軸ピン3が挿入される方向に同軸ピン保
持用金属薄板12aが切り起こされて切り起こし片Ha
が形成され、かつ同軸ピン保持用金属薄板12bが切り
起こされて切り起こし片13bが形成され、この切り起
こされた切り起こし片13a。
13bにより所定の位置まで挿入された同軸ピン3の外
周のくぼみ3bが弾性的に保持されるように構成されて
いる。また、この切り起こ、し片13の中央には金属薄
板12a、 12b、 13cに貫通する孔14が設け
られており、同軸ピン3の先端3aが金属薄板12a。
12b、 12cを突き抜けた状態に保持されるように
構成されている。このようにして、各同軸ピン3に対応
して同軸ピンコンタクト17が形成されている。
このように2枚の同軸ピン保持用金属薄板12a。
12bを切り起こしてそれぞれ切り起こし片13a、 
13bを形成したことにより、1枚の金属薄板を切り起
こして複数枚の切り起こし片を形成し、その間に同軸ピ
ンを保持するようにした場合と比べ高密度でも充分な長
さを有する切り起こし片13a、13bを形成すること
ができるため充分な弾性力をもって同軸ピンを保持する
ことが可能となる。
同軸、ピン受容ハウジング5の深孔4は、同軸ピン3が
なめらかに挿入される程度に径が狭く設けられており、
また図に示すように切り起こし片13a、13bの高さ
と比較して、4倍以上もの深い孔に構成されている。深
孔4をこのように構成することにより、同軸ピン3は切
り起こし片taa、 tabの中央に図の上方から垂直
に挿入され、切り起こし片13a、 13bとの相対位
置がずれたまま挿入されたり、斜めに挿入されたりする
ことがなく、切り起こし片13a、 13bを損傷する
ことがない。したがって、同軸ピン3を深孔4に挿入す
ると、同軸ピン3の外周と切り起こし片13a、13b
とが確実に接触し、また同軸ピン3が切り起こし片13
a、13bにより確実に保持される。
孔14内に挿入され切り起こし片taa、tabに保持
された各同軸ピン3内に、孔9を経由して各信号ピン7
が各同軸ピン3の先端3aから挿入され、同軸ケーブル
2の信号線と信号ピン7とが電気的に接続される。
□信号ビン7が孔9に挿入されると同時に孔IOにはグ
ランドピン8が挿入される。このグランドピン8が挿入
される各位置に対応して、グランドピン8が挿入される
方向にグランドピン保持用金属薄板12cが切り起こさ
れ、この切り起こされた切り起こし片15によりグラン
ドピンコンタクト18が形成され、グランドピンがこの
切り起こし片15に弾性的に保持される。またこの切り
起こし片■5の中央には金属薄板12a、 12b、 
12cに貫通した孔16が設けられており、グランドピ
ン8の先端8aが金属薄板12a、12b、12cを突
き抜けた状態に保持される。
この金属薄板12a、 12b、 12cは、切り起こ
し片13a、 13b、 15が充分な弾性力を持って
ピンを保持できるものであるとともに、高周波に対し良
好な導電性をもつものであることが必要であり、たとえ
ばステンレスに金メツキを施した仮が用いられる。
尚、本実施例においては、同軸ピン3の先端3aが金属
薄板12a、 12b、 12cに設けられた孔14を
下方に突き抜けた状態に保持されるが、先端3aが孔1
4より上方にある状態で保持され、信号ピン7が孔14
を上方に突き抜けて同軸ピン3内に挿入されるように構
成してもよい。また、本実施例は、金属薄板12a、 
12b、 12eに孔1Bを設け、図の下方から挿入さ
れたグランドピン8が金属薄板12a、12b、12c
を図の上方に貫通するように構成されているが、グラン
ドピン8の長さを短くしてその先端8aが金属薄板12
a、 12b、 12cよりも図の下方となるようにし
、孔1Bを設けないように構成することもできる。
さらに、本実施例では、切り起こし片13a、 13b
および切り起こし片15はそれぞれ同軸ピン3が挿入さ
れる方向およびグランドピン8力(挿入される方向に金
属薄板を切り起こして形成されているが、切り起こす方
向はこの方向に限られず、各々本実施例とは逆方向に切
り起こして形成することもでき、また図の上方または下
方の同一方向に切り起こして両切り起こし片13a、 
13b、 15を形成することもできる。切り起こす方
向に対応して、両ハウジング5.11の形状、各ピンの
形状、長さ等は変更される。
第2図は、第1図に示した実施例の主要部を示した断面
斜視図であり、第1図と同一の部材には同一の番号を付
しである。
第2図に示すように、重ねられた3枚の金属薄板12a
、12b、12cのうち最上位に重ねられた同軸ピン保
持用金属薄板12aにより、同軸ピンを保持するための
切り起こし片13a、 13bのうちの一片13aが形
成され、中央に重ねられた同軸ピン保持用金属薄板12
bにより他方13bが形成されている。グランドピンを
保持するための切り起こし片15は、最下位に重ねられ
たグランドピン保持用金属薄板12cにより形成されて
いる。
本実施例では上記のように2枚の同軸ピン保持用金属薄
板12a、 12bで同軸ピンを保持する切り起こし片
13a、 13bを形成しているが、2枚に限定される
ものではなく、必要ならば、たとえば3枚の同軸ピン保
持用金属薄板をそれぞれ切り起こして、切り起こされた
3片の切り起こし片により同軸ピンを保持するように構
成してもよく、同軸ピンコンタクトをやや低密度に形成
すれば、1枚のみの同軸ピン保持用金属薄板を用いて、
各同軸ピンを受容する各位置において複数片の切り起こ
し片を形成して同軸ピンを保持するように構成してもよ
い。また、本実施例では、グランドピンを保持する切り
起こし片15は、1枚のグランドピン保持用金属薄膜1
2cのみで形成されているが、さらに長い切り起こし片
を形成してより強い保持力で保持する必要がある場合等
には、同軸ピンを保持する切り起こし片と同様に複数枚
のグランドピン保持用金属薄板によりグランドピンを保
持する切り起こし片を形成してもよい(第6F図参照)
第2図に示すように同軸ピンコンタクト17とグランド
ピンコンタクト18は交互に互いに近接した位置に配置
され、同軸ピン3の外周とグランドピンとが最短距離で
電気的に接続されるように構成されている。また、金属
薄板間の電気的接触をより確実とするために、各同軸ピ
ンコンタクト17とこれに対応する各グランドピンコン
タクト18との間に凸部19a、19bが設けられてい
る。
第3図は、この凸部19a、19bの一例を示すために
、金属薄板12a、 12b、 12cの一部を拡大し
て示す断面図である。
図に示すように凸部19a、 19bがそれぞれ隣接す
る同軸ピン保持用金属薄板12bおよびグランドピン保
持用金属薄板12cを押圧し、この部分において電気的
接触が確実に行なわれるため、同軸ピン3の外周とグラ
ンドピンとが最短距離で電気的に接続されることが保証
される。
第4図は、第1図、第2図に示した本発明の一実施例の
全体の外観を同軸ピン3が挿入される深孔4を上方にし
て一部を切り欠いて示す斜視図であり、図の一点鎖線は
同一構造の深孔4が並んでいることを示している。また
、第5図は、第4図の切り欠いた部分を拡大して示す図
である。
第4図に示すように、多数設けられた深孔4に対応して
多数の同軸ピンが図の上方から挿入されるとともにこの
同軸ピンと同数の信号ピン、グランドピンが図の下方か
ら挿入され、前述したように各々電気的に結合される。
また、本実施例は、この第4図に示すように4つのブロ
ックI、  n、 III、 IVに分けられている。
これはハウジング5.11の成形の誤差および金属薄板
12a、 12b、 12cの切り起こし、孔あけ等の
加工誤差により、たとえば同軸ピン4が切り起こし片1
3a、13bの中央に挿入されなくなる等の不良を防止
するためのものである。ブロックに分けず金属薄板12
a、 12b、 12cも長尺の連続したものとすると
、上記誤差が累積されてコネクタ1の一部で上記のよう
な不良が生ずるおそれがある。そこで、本実施例のよう
に複数のブロックに分け、このブロックに対応して金属
薄板12a、 12b、 12cの寸法も短かくするこ
とにより、上記のような不良を防止することができる。
本実施例では4つのブロックに分割したが、この数は4
つに限定されるものではなく、上記誤差および必要な取
付精度等により求められる長さより1つのブロックの長
さが短かくなるようにすればいくつでもよい。
信号ピンおよびグランドピン受容ハウジング11の内側
は、上記各ブロック毎に、金属薄板L2a、 12b、
12cの大きさに対応した凹部20が形成されており、
この凹部20に金属薄板12a、 L2b、 12cを
重ねて図の上方から落とし込み、さらにその上から、こ
の凹部20と嵌合する形状の凸部21を有する同軸ピン
受容ハウジング5が嵌合される。信号ピンおよびグラン
ドピン受容ハウジング11の内壁11aには突起22が
設けられており、また金属薄板20a、20b。
20cの側部には、この突起22に対応した切り欠きが
設けられていて金属薄板12a、 12b、 12cを
この凹部20に落とし込む際にその方向が一義的に定ま
るように規制されている(第7A図〜第7C図参照)。
金属薄板12a、 12b、 12cが凹部20に落と
し込まれその上から同軸ピン受容ハウジング5の凸部2
1が嵌合されて、金属薄板12a、 12b、 12c
が両ハウジング5.11に挾持されたとき、第3図に示
す同軸ピン保持用金属薄板12a、 12bの凸部19
a、19bの部分またはその近傍の部分が、凹部20内
の下部に設けられた突起23と凸部21の先端に設けら
れた突起24に挾持されて押圧され、同軸ピン保持用金
属薄板12a、12bの凸部19a、 19bの位置で
金属薄板12a、12b、12cが確実に導通すること
となる。
第6A図〜第6F図は、本発明のそれぞれ異なる実施例
の、金属薄板の一部のみを示す断面図である。前述した
実施例と変更を要しない部分については第3図と同一の
番号を付し説明を省略する。
また各実施例間で同一の部分についても同一の番号を付
しである。
第6A図に示す実施例が前述した実施例(第3図参照)
と異なる点は、切り起こし片13a、 13bの上部の
一部がさらに切り起こされ、それぞれ爪部25a、 2
5bが形成されていることである。第1図の金属薄板1
2a、 12b、 12eを第6A図の金属薄板12a
12b、 12c、に置き換えると、第1図に示す同軸
ピン3の外面のくぼみ3bに爪部25a、25bがはい
り込み、この同軸ピン3を強く引き抜かない限りこのコ
ネクタ1から引き抜くことができなくなる。すなわち、
このように爪部25a、 25bを設けることにより、
この爪部25a、25bを設けない場合と比べて一旦挿
入され保持された同軸ピン3が抜は落ちてしまうことが
より確実に防止されるとともに、引き抜く必要があると
きは容易に引き抜くことができることとなる。
第6B図に示す実施例は、第6A図に示す実施例と比較
して凸部19a ’ 、19b’の形状か異なっている
。このように凸部はかならずしも第6A図のように切り
曲げる必要はなく、隣接する両金属薄板がこの凸部の位
置で確実に導通されるように突出していればよい。
第6C図に示す実施例は、同軸ピン保持用金属薄板には
、第6A図に示す凸部19aに対応する凸部が設けられ
ていない。しかしながら同軸ピンの外周とグランドピン
は切り起こし片13b、突部19b。
切り起こし片15を経由して電気的に確実に導通される
第6D図に示す実施例は、同軸ピン保持用金属薄板12
a、 12bには、第6A図に示す凸部19a、 19
bに対応する凸部は設けられておらず、グランドピン保
持用金属薄板12cに、同軸ピン保持用金属薄板12b
の方向に突出した凸部19cが設け6れている。この場
合も同軸ピンの外周とグランドピンとは、切り起こし片
1(b、凸部19c、切り起こし片15を経由して電気
的に確実に導通される。
第6E図に示す実施例は、同軸ピンを保持する切り起こ
し片13a、 Hbが1枚の同軸ピン保持用金属薄板1
2aに設けられている。このように同軸ピン保持用金属
薄板は、切り起こし片13a、13bの高さ、同軸ピン
コンタクトの密度等により1枚で構成することもできる
。同軸ピンの外周とグランドピンとは、切り起こし片1
3a、 13b、凸部19a、切り起こし片15の経路
で導通する。
第6F図に示した実施例は、グランドピン保持用切り起
こし片15a ’ 、15b’を長くするために2枚の
グランドピン保°持用金属薄板12c、12dを用いて
いる。このようにグランドピン保持用金属薄板も同軸ピ
ン保持用金属薄板と同様、複数枚用いることもできる。
同軸ピンの外周とグランドピンとは、切り起こし片13
b、凸部19b、切り起こし片15a′を経由して確実
に導通する。
第6C図〜第6F図に示すように、金属薄板どおしを確
実に導通させるための凸部は、すべての金属薄板を導通
させるように設ける必要はなく、互いに隣接する同軸ピ
ン保持用金属薄板とグランドピン保持用金属薄板のいず
れか一方を他方側に突出させればよい。
第7A図、第7B図、第7C図は、ひとつのブロックの
みを有する本発明の一実施例のそれぞれ同軸ピン受容ハ
ウジング5′、信号ピンおよびグランドピン受容ハウジ
ング11’ および重ね合わされたひと組の金属薄板1
2a ’ 、12b’ 、12c’の斜視図である。第
7A図の一点鎖線は、同軸ピンが挿入される深孔4′が
連続していることを示し、第8C図の一点鎖線は同軸ピ
ンコンタクト17′が連続していることを示している。
第7B図に示す信号ピンおよびグランドピン受容ハウジ
ング11′の凹部20′下部には、信号ピンが挿入され
る孔9′およびグランドピンが挿入される孔10’が設
けられている。凹部20′の側面には突起22a ’ 
、22b’ 、22c’ 、22d’ 、22e’が設
けられ、これに対応して第7A図の同軸ピン受容ハウジ
ング5′の凸部21′には溝26a ’ 、26b’ 
、26c’、 28d’ 、 26e’が設けられ、ま
た金属薄板12a ” 、12b’ 、12c’には切
り欠き27a ’ 、27b’ 、27e’ 、27d
’ 、27e’が設けられている。このような構造とす
ることにより、金属薄板12a ’ 、12b’ 、1
2c’を凹部20′内に落とし込むとき、および凹[2
0’ に凸部21’を嵌合させるときに逆向きに落とし
込み、嵌合が行なわれることが確実に防止され、誤った
組み立てによる不良の発生を防止することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明の高速信号用コネク
タは、互いに重ね合わされた、1枚または数枚の同軸ピ
ン保持用金属薄板を切り起こして同軸ピンコンタクトを
形成するとともに1枚または数枚のグラン、ドピン保持
用金属薄板を切り起こしてグランドピンコンタクトを形
成し、さらに、各同軸ピンコンタクトと、それぞれの同
軸ピンコンタクトに隣接するグランドピンコンタクトの
間において、互いに隣接した同軸ピン保持用金属薄板と
グランドピン保持用金属薄板のいずれか一方が他方側に
突出した凸部を有しているため、上記複数の金属薄板が
同電位に保たれ易く、かつ同軸ピンの外周とグランドピ
ンとが最短距離で確実に電気的に接続されることとなり
、より高速の信号を正しい波形で確実に伝達することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の高速信号用コネクタの一実施例の断
面図、 第2図は第1図に示した実施例の主要部を示した断面斜
視図、 第3図は第1図に示した実施例の金属薄板の一部を拡大
して示す断面図、 第4図は第1図〜第3図に示した本発明の一実施例の全
体の外観を一部を切り欠いて示す斜視図、第5図は、第
4図の切り欠いた部分を拡大して示す図、 第6A図〜第6F図は、本発明のそれぞれ異なる実施例
の、金属薄板の一部のみを示す断面図、第7A図、第7
B図、第7C図は、ひとつのブロックのみを有する本発
明の一実施例の、それぞれ同軸ビン受容ハウジング、信
号ピンおよびグランドピン受容ハウジング、重ね合わさ
れた一組の金属薄板の斜視図、 第8図は、従来例の概略を示す図である。 1・・・高速信号用コネクタ 2・・・同軸ケーブル     3・・・同軸ピン4・
・・深  孔 5.5′・・・同軸ビン受容ハウジング6・・・プリン
ト基板     7・・・信号ピン8・・・グランドピ
ン     9. lO,14,1B・・・孔11.1
1 ’・・・信号ピンおよびグランドピン受容ハウジン
グ 12a、12a ’ 、12b、12b’ −・・同軸
ピン保持用金属薄板12c、12c ’ 、12d・・
・グランドピン保持用金属薄板13a、13b、15.
15a’  、15b’ −・・切り起こし片17.1
7 ’・・・同軸ビンコンタクト18・・・グランドピ
ンコンタクト 19a、19a ’ 、19b、19b’ 、19cm
・・凸  部20.20 ’・・・凹  部   21
.21 ’・・・凸  部22.22a’ 、22b’
 、22c’ 、22d’ 、22e’ 、23.24
−・・突起25a、25b −・・爪  部 26a ’ 、28b’ 、−28c’ 、28d’ 
、26e’ ・・・溝27a ’  、27b’  、
27c’  、27d’  、27e’ −・・切り欠
き第1図 第6A l’R1 1コ 第68図 第6C図 第6D図 第6E図 第6F図 150’   J5b’

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多数の同軸ケーブルにそれぞれ接続された同軸ピンを一
    方向から受容し、かつ、受容された前記同軸ピン内にこ
    のピンの先端から挿入され前記同軸ケーブルの信号線と
    電気的に接続されて高速信号を伝達する多数の信号ピン
    と、前記同軸ケーブルのグランド線と電気的に接続され
    た前記同軸ピンの外周と導電部材を介して電気的に接続
    され接地電位を形成する多数のグランドピンとを前記一
    方向と反対の方向から受容する高速信号用コネクタにお
    いて、 前記導電部材が、前記各ピンの挿入方向と略直角な方向
    に延び、重ね合わされた、1枚または数枚の同軸ピン保
    持用金属薄板と、1枚または数枚のグランドピン保持用
    金属薄板とにより形成されており、 前記同軸ピン保持用金属薄板が前記同軸ピンを受容する
    各位置において切り起こされた部分により前記同軸ピン
    を弾性的に保持するとともに、この切り起こされた部分
    の中央にすべての前記同軸ピン保持用金属薄板および前
    記グランドピン保持用金属薄板を貫通する孔が設けられ
    てなる同軸ピンコンタクトと、前記グランドピン保持用
    金属薄板が前記グランドピンを受容する各位置において
    切り起こされた部分によりこのグランドピンを弾性的に
    保持するように形成されてなるグランドピンコンタクト
    とを備え、 前記各同軸ピンコンタクトと、それぞれの同軸ピンコン
    タクトに隣接する前記グランドピンコンタクトの間にお
    いて、互いに隣接した前記同軸ピン保持用金属薄板と前
    記グランドピン保持用金属薄板のいずれか一方が他方側
    に突出した凸部を有していることを特徴とする高速信号
    用コネクタ。
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