JPH01101611A - 高温超電導線巻線の絶縁処理方法 - Google Patents
高温超電導線巻線の絶縁処理方法Info
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- JPH01101611A JPH01101611A JP62258339A JP25833987A JPH01101611A JP H01101611 A JPH01101611 A JP H01101611A JP 62258339 A JP62258339 A JP 62258339A JP 25833987 A JP25833987 A JP 25833987A JP H01101611 A JPH01101611 A JP H01101611A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高温超電導線(たとえば、Y Ba−C
u −0またはSr −Ba −Cu −0など)でな
る巻線の絶縁処理方法に関するものである。
u −0またはSr −Ba −Cu −0など)でな
る巻線の絶縁処理方法に関するものである。
第4図は、例えば特開昭60−7368号公報に示され
た従来のNb3Snなどの巻線後熱処理する超電導線(
1)にスパイラルに巻きつけられた耐熱性ガラステープ
(2)による絶縁液ふくを示している。
た従来のNb3Snなどの巻線後熱処理する超電導線(
1)にスパイラルに巻きつけられた耐熱性ガラステープ
(2)による絶縁液ふくを示している。
第5図は、第4図のものによる超電導巻線が組立てら、
さ′れた状態を示しており、(3)は超電導コイル支持
部材である。第6図は、従来の超電導線巻線の絶縁処理
プロセスであり、工ff1(11)で超電導線(1)に
耐熱ガラステープ(2)をスパイラル巻キシ、次の工程
(12)で超電導コイルの巻線組立てを行い、さらに工
程(13)で熱処理して完了(14)する。
さ′れた状態を示しており、(3)は超電導コイル支持
部材である。第6図は、従来の超電導線巻線の絶縁処理
プロセスであり、工ff1(11)で超電導線(1)に
耐熱ガラステープ(2)をスパイラル巻キシ、次の工程
(12)で超電導コイルの巻線組立てを行い、さらに工
程(13)で熱処理して完了(14)する。
次に、上記の方法による超電導線巻線、特にその絶縁の
作用について説明する。Nb3Snなどの超電導線(1
)は、耐熱性ガラステープ(2)が間隔をあけて巻かれ
ているが、これは、第5図のように巻線組立てされた場
合、この絶縁のない隙間に冷却用の液体ヘリウムが入り
、超電導ffl (11を直接冷却するように作用する
。
作用について説明する。Nb3Snなどの超電導線(1
)は、耐熱性ガラステープ(2)が間隔をあけて巻かれ
ているが、これは、第5図のように巻線組立てされた場
合、この絶縁のない隙間に冷却用の液体ヘリウムが入り
、超電導ffl (11を直接冷却するように作用する
。
以上のような従来のNb5Snなどの巻線後熱処理する
超電導線巻線のチ縁処理方法では、耐熱性ンステープの
ような絶縁部材が超電導線に接着されていないため、ず
れる可能性があること、また、導電性の異物が巻線内に
混入したとき、層間短絡の生じる可能性があることなど
の問題点があった。
超電導線巻線のチ縁処理方法では、耐熱性ンステープの
ような絶縁部材が超電導線に接着されていないため、ず
れる可能性があること、また、導電性の異物が巻線内に
混入したとき、層間短絡の生じる可能性があることなど
の問題点があった。
この発明は、巻線後熱処理の必要な高温超電導線を用い
た巻線において、上記のような問題点を解消するために
なされたもので、機械的に強固で、しかも層間短絡また
は地絡の発生しにくい巻線絶縁を形成することができる
高温超電導線巻線の絶縁処理方法を得ることを目的とす
る。
た巻線において、上記のような問題点を解消するために
なされたもので、機械的に強固で、しかも層間短絡また
は地絡の発生しにくい巻線絶縁を形成することができる
高温超電導線巻線の絶縁処理方法を得ることを目的とす
る。
この発明に係る高温超電導線巻線の絶縁処理方法は、ま
ず、超電導線に耐熱ガラステープまたは耐熱ガラスヤー
ンなどの絶縁部材を密に巻き、巻線組立て後、焼結熱処
理し、次いで、巻線全体をレジン(エポキシレジンなど
)で含浸、硬化処理する。
ず、超電導線に耐熱ガラステープまたは耐熱ガラスヤー
ンなどの絶縁部材を密に巻き、巻線組立て後、焼結熱処
理し、次いで、巻線全体をレジン(エポキシレジンなど
)で含浸、硬化処理する。
〔作 用〕
この発明においては、巻線の焼結熱処理後のレジン含浸
、硬化処理が、超電導線に対して耐熱ガラステープまた
は耐熱ガラスヤーンのような絶縁部材をしっかりと接着
するだけでなく、巻線全体がレジンにより固定される。
、硬化処理が、超電導線に対して耐熱ガラステープまた
は耐熱ガラスヤーンのような絶縁部材をしっかりと接着
するだけでなく、巻線全体がレジンにより固定される。
また、超電導コイルの層間は絶縁部材とレジンとで完全
に埋められ、超電導線の露出部をなくする。
に埋められ、超電導線の露出部をなくする。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図を参照して
説明する、第1図において、まず、工程(21)で、第
2図に示すように、高温超電導線(4)に耐熱ガラステ
ープまたは耐熱ガラスヤーン(5)を密に巻く。次に工
程(22)において、超電導コイルの巻線組立てを行い
、第3図に示すコイルを形成する。さらに、工程(23
)で焼結熱処理を旋し、工程(24)において巻線にレ
ジンを含浸し、次の工程(25)においてレジン硬化処
理を経て完了(26)する。
説明する、第1図において、まず、工程(21)で、第
2図に示すように、高温超電導線(4)に耐熱ガラステ
ープまたは耐熱ガラスヤーン(5)を密に巻く。次に工
程(22)において、超電導コイルの巻線組立てを行い
、第3図に示すコイルを形成する。さらに、工程(23
)で焼結熱処理を旋し、工程(24)において巻線にレ
ジンを含浸し、次の工程(25)においてレジン硬化処
理を経て完了(26)する。
、以上の絶縁処理方法によりば、耐熱ガラステープまた
は耐熱ガラスヤーン(5)が高温超電導線(4)に密に
巻かれており、かつ、熱処理後巻線全体がエポキシなど
のレジンにより含浸硬化処理されるため、巻線全体が一
体として固着されるだけでなく、レジンが耐熱ガラステ
ープまたは耐熱ガラスヤーン(5)の中に°充填される
ため、超電導コイルの層間には隙間がなくなる。高温超
電導線(たとえば、Y−Ba−Cu−0、Sr −Ba
−Cu−0など)では、Nb5Snなどの超電導線と異
なり、超電導線の表面を直接冷却する必要がないため、
超電導コイルの層間がガラステープやレジンで隙間なく
完全に充填されても、冷却上の問題は生じない。
は耐熱ガラスヤーン(5)が高温超電導線(4)に密に
巻かれており、かつ、熱処理後巻線全体がエポキシなど
のレジンにより含浸硬化処理されるため、巻線全体が一
体として固着されるだけでなく、レジンが耐熱ガラステ
ープまたは耐熱ガラスヤーン(5)の中に°充填される
ため、超電導コイルの層間には隙間がなくなる。高温超
電導線(たとえば、Y−Ba−Cu−0、Sr −Ba
−Cu−0など)では、Nb5Snなどの超電導線と異
なり、超電導線の表面を直接冷却する必要がないため、
超電導コイルの層間がガラステープやレジンで隙間なく
完全に充填されても、冷却上の問題は生じない。
なお、上記実施例では、絶縁部材として耐熱ガラステー
プまたは耐熱ガラスヤーンを用いたが、超電導線の焼結
熱処理作業に耐えるセラミックなどの絶縁材料を用いて
もよい。
プまたは耐熱ガラスヤーンを用いたが、超電導線の焼結
熱処理作業に耐えるセラミックなどの絶縁材料を用いて
もよい。
以上のように、この発明によれば、高温超電導線の焼結
熱処理後、巻線全体をレジンで含浸硬化処理するので、
超電導線と耐熱ガラステープなどがずれることがなく、
また超′@4酬の露出部がないため、導電性異物の混入
による短絡の危険性も少ないという効果がある。また、
巻線全体が一体化されるため、遠心力や電磁力などの機
械的ストレスに対し【強(なる効果もある。
熱処理後、巻線全体をレジンで含浸硬化処理するので、
超電導線と耐熱ガラステープなどがずれることがなく、
また超′@4酬の露出部がないため、導電性異物の混入
による短絡の危険性も少ないという効果がある。また、
巻線全体が一体化されるため、遠心力や電磁力などの機
械的ストレスに対し【強(なる効果もある。
第1図はこの発明の一実施例の工程図、第2図は当該実
施例で用いる高温超電導線の斜視図、第3図は同じく超
電導巻線の横断面図、第4図は従来の超電導線の斜視図
、第5図は第4図のものを用いた超電導巻線の横断面図
、第6図は従来の超電導巻線の絶縁処理方法の工程図で
ある。 (3)拳・超電導コイル支持部材、(4)・[相]高温
超電導線、(5)ψ拳耐熱ガラステープまたは耐熱ガラ
スヤーンなどの絶縁部材。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
施例で用いる高温超電導線の斜視図、第3図は同じく超
電導巻線の横断面図、第4図は従来の超電導線の斜視図
、第5図は第4図のものを用いた超電導巻線の横断面図
、第6図は従来の超電導巻線の絶縁処理方法の工程図で
ある。 (3)拳・超電導コイル支持部材、(4)・[相]高温
超電導線、(5)ψ拳耐熱ガラステープまたは耐熱ガラ
スヤーンなどの絶縁部材。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 高温超電導線に耐熱ガラステープおよび耐熱ガラスヤ
ーンのいずれかでなる絶縁部材を密に巻き、次に巻線組
立てを施し、焼結熱処理後、前記絶縁部材にレジンを含
浸処理して硬化させる高温超電導線巻線の絶縁処理方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258339A JPH01101611A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 高温超電導線巻線の絶縁処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62258339A JPH01101611A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 高温超電導線巻線の絶縁処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01101611A true JPH01101611A (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=17318869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62258339A Pending JPH01101611A (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | 高温超電導線巻線の絶縁処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01101611A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065431A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-03 | 株式会社フジクラ | 超電導コイル及び超電導コイルの製造方法 |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP62258339A patent/JPH01101611A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011065431A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-03 | 株式会社フジクラ | 超電導コイル及び超電導コイルの製造方法 |
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